JPS61265049A - 中空スナツク菓子の製造方法 - Google Patents

中空スナツク菓子の製造方法

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JPS61265049A
JPS61265049A JP60105557A JP10555785A JPS61265049A JP S61265049 A JPS61265049 A JP S61265049A JP 60105557 A JP60105557 A JP 60105557A JP 10555785 A JP10555785 A JP 10555785A JP S61265049 A JPS61265049 A JP S61265049A
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JP
Japan
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dough
added
starch
fatty acid
acid ester
Prior art date
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Pending
Application number
JP60105557A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Harima
播磨 実
Kunihiro Shiomi
塩見 訓弘
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SHISUKO KK
Original Assignee
SHISUKO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は穀類澱粉を使用した菓子の製造方法、特に、膨
潤力の大きい澱粉のみを使用して製造する中空スナック
菓子の製造方法に関するものである。
本発明の目的は、使用する澱粉原料に添加すべき乳化剤
の種類及び添加時期並びに添加量を特定することにより
、製造に際してのドウ生地の粘着性を損なうことがなく
しかもシーテイング性に優れ、厚さの均一な生地を得る
ことができるとともに、焼成された製品も均一に膨大し
た中空状態を呈する中空スナック菓子の製造方法を提供
しようとするものである。
また、本発明の他の目的は使用をする生地素材に膨潤力
の大きい澱粉原料のみを使用し小麦粉その他の穀粉を用
いないようにすることにより食感に粉っぽさがなくきわ
めて優れた食感を有することのできる中空スナック菓子
の製造方法を提供せんとするものである。
従来より澱粉質原料に穀類の粉を混合したものを用いて
中空スナック菓子を製造することは特開昭51−764
61号公報、或いは特開昭57−125656号公報等
に記載の発明によって公知となっている。しかしながら
これら公知の方法の場合には使用すべき素材として、膨
潤力の大きい澱粉質原料に小麦粉その他の膨潤力の小さ
い粉を混合して使用するので食感に粉っぽさがあるとい
う欠点を有しているほか、製造に際しても、前記した使
用原料である澱粉質原料を水等で捏和する際に熱湯或い
は蒸気を加えることにより澱粉原料の一部を一旦α化さ
せたものとしなからドウ生地のα化率を調節し、次いで
これらの生地を所定の均一な厚さのシートとするという
方法を講じるという方法であったためにα化率の調節に
煩雑な手段を要する等の問題を抱えていた。
本発明はこれらの問題に対処できる新規な方法を提供す
ることを目的としたものであり、以下に記載する方法の
開発により完全にその目的を達成することができたもの
である。
即ち本発明は、予めα化した膨潤力の大きい澱′FA質
原料に、必要に応じて適量の生澱粉原料及び調味料を添
加したものに吸水を行いながら所定時間の撹拌混合を施
しである程度までまとまった餅状生地としたのち、この
餅状生地に少量のグリセリン脂肪酸エステルを添加し更
にこれを再度混合撹拌して前記グリセリン脂肪酸エステ
ルを有する餅状生地としたものを伸展して薄い均一なシ
ート状の生地としたのち所望形状の小片に打抜き形成し
たものを焼成することを特徴とする中空スナック菓子の
製造方法に関するものである。
以下に、本発明の配合例及び実施例を詳細に説明する。
配合例1 α化澱粉(タピオカのα化スターチ)  100gタピ
オカ澱粉(生)           150g馬鈴薯
澱粉 (生)           30g砂    
  [38g 食       塩                
   5gショートニング             
60gポテトグラニユール          3gg
調   味   料                
  1gし  シ  チ  ン           
         0.4 5  gシュガーエステル
          0.90 g加       水
               165gグリセリン脂
肪酸エステル      0.50 g配合例2 配合例1の配合材料中グリセリン脂肪酸エステルの量を
0.60 gに増量したもの。
配合例3 α化澱粉(ポテトのα化スターチ)    105gタ
ピオカ澱粉(生)           ’180 g
砂       糖                
38g食       塩             
      5gショートニング          
  60gポテトグラニユール          3
gg調   味   料              
    1gし  シ  チ  ン         
            (1,45gシュガーエステ
ル          0.90 g加       
水               168gグリセリン
脂肪酸エステル      0.45g配合例4 α化澱粉(ポテトのα化スターチ)   105g馬鈴
薯澱粉(生)            18og砂  
     糖                38g
食       塩                
 5gショートニング             60
g調   味   料               
   1gし  シ  チ  ン          
          0.4 5  g加      
 水               168gグリセリ
ン脂肪酸エステル      0.45 g実施例 上記した配合例1〜4に例示する配合材料のうちグリセ
リン脂肪酸エステル及び加水を除く配合材料全部をミキ
サーに投入して1分〜1分30秒間予備混合を行う、こ
の予備混合したものに約85℃の温水を加水したのち約
4〜5分間撹拌しである程度までまとま゛った餅状生地
を得る、この餅状4を地に残る配合材料であるグリセリ
ン脂肪酸エステルを混合して再び撹拌を行い餅状生地を
得る。
この際、いったん餅状にまとまった生地は前記モノグリ
セリンの添加によってバラバラの状態を呈するがそのま
ま撹拌混合を継続すると約30分〜35分で再び餅状生
地にまとまってくる。この時の生地の煉り」−がり温度
は50°C〜55℃であった。このようにして得られた
餅状生地はそのままシーテイングマシンに供給してl 
m*〜2璽謹の薄い板状生地に伸展した後所望形状の小
片に切断し、これを焼成温度約160 ’c〜300℃
のオーブン中で4程度度焼成したところ極めて膨潤力に
優れた中空のスナック菓子を得ることができた。
本実施例によって得られた餅状生地はグリセリン脂肪酸
エステルを使用しないで製造した餅状生地或いはこれ以
外の乳化剤を添加して製造した餅状生地に比較して生地
表面の粘着性が少なく生地の伸展性に優れており、また
焼成品の膨潤性(中空状体の形成)も優れたものであっ
た。
なお、比較のために、前記配合例1〜4記載の配ン脂肪
酸エステルの使用量はα化澱粉の使用量及びα化澱粉の
粘度と関係があることが判明した。
α化澱粉の粘度450BU〜550 B Uのものを使
用する場合配合例1のα化澱粉の使用量においてはグリ
セリン脂肪酸エステルの使用範囲は0.2〜0.7g(
重量比0.2〜0.7)であった。前記した使用範囲を
超えた場合、グリセリン脂肪酸エステルの使用量が多い
場合には餅状生地の粘度が弱くなって焼成した場合に中
空になりにくく、また使用量が少ない場合には餅状生地
の粘度が非常に強くなって均一な薄いシートに伸展する
ことが困難になってきた。
配合例3及び配合例4は、配合例1記載の使用原料のう
ちα化澱粉をポテトスターチに変更し、また添加材料の
生澱粉質の品質差を見るためにタピオカ澱粉(生)を省
略した例(配合例3)或いは馬鈴薯澱粉(生)を省略し
た例(配合例4)として実施してみたが結果的には配合
例1によって得られた中空スナック菓子と特にその差異
は認められなかった。また、配合例1〜4における加水
は常温でもよいが、実験の結果によれば50℃〜90℃
の温水を使用した場合の方が製品のより良い結果を得る
ことができた。
なお、配合材料中に記載した「α化澱粉」は例示したタ
ピオカのα化スターチやポテトスターチのほかα化され
た澱粉であれば特にその種類は限定しないが、予備混合
され加水混合撹拌された配合材料に添加すべき乳化剤と
してその効果を有効に発揮することができたものは「グ
リセリン脂肪酸エステル」だけであり、同様の性質を有
するその他の乳化剤を添加した場合には理由は不明であ
るが本願発明の効果は全く発揮できなかった、ただし配
合原料であるショートニングを乳化させることを目的と
するための乳化剤としてはレシチンやシュガーエステル
のような乳化剤を用いることは差支えなかった。
」二記のように構成した本発明の特徴を述べれば以下の
通りである。
fl)  従来の製造方法と異なり、配合原料に当初か
ら予めα化した澱粉質原料を用いたので従来のように製
造の途中において使用すべき澱粉の一部をα化させるた
めの作業を行う必要が全くなくなりドウ生地のα化率の
調節という煩雑な作業を完全に省略することができるよ
うになった。
(2)配合原料を予備混合及び加水混合した後にグリセ
リン脂肪酸エステルを混合撹拌することによって生地表
面に粘着性の少ない適度の粘性を与えることができると
ともに生地が餅状にまとまり、しかも薄く伸展しても均
一性を損なうことなく伸展を行うことができる。この効
果はグリセリン脂肪酸エステルの添加、特にいったん予
m撹拌及び加水撹拌を行った後の生地原料に添加した場
合にのみ効果を発揮するものであること、及び添加する
乳化剤がグリセリン脂肪酸エステルを用いた場合にのみ
有効なものであるがその理論的な根拠は不明である。
(3)生地原料の配合手段及び撹拌に特別の技術を必要
としないばかりでな(、製造方法が簡単でありしかもこ
れによって製造された菓子はきわめてウキのよい食感に
優れた中空スナック菓子とすることができる。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)予めα化された澱粉質原料に、ショートニング、
    所望とする調味料及び必要に応じてその他の生澱粉を加
    えたものを加水混合撹拌して第一次の餅状生地を調整し
    、次いでこれにグリセリン脂肪酸エステルを添加撹拌し
    て第二次の餅状生地を調整し、この餅状生地を薄い板状
    生地に伸展したのち所定大きさの生地小片として焼成す
    ることを特徴とする中空スナック菓子の製造方法。
  2. (2)添加するα化澱粉が、タピオカのα化スターチ、
    ポテトスターチ等のα化された膨潤力の大きい澱粉であ
    る特許請求の範囲第1項記載の中空スナック菓子の製造
    方法。
  3. (3)添加するグリセリン脂肪酸エステルの添加量がα
    化澱粉の重量に対して0.2〜0.9の範囲である特許
    請求の範囲第1項記載の中空スナック菓子の製造方法。
  4. (4)配合原料を混合撹拌する際に使用する加水が50
    ℃〜90℃の温水である特許請求の範囲第1項記載の中
    空スナック菓子の製造方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005000027A1 (ja) * 2003-06-26 2005-01-06 Ezaki Glico Co., Ltd. 焼菓子

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5176461A (en) * 1974-12-26 1976-07-02 Japan Maize Prod Denpuno shugenryotosuru chukujokashino seizoho
JPS57125656A (en) * 1981-01-27 1982-08-05 Morinaga & Co Ltd Preparation of hollow snack

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