JPS61263954A - 不飽和ニトリル化合物の製造法 - Google Patents

不飽和ニトリル化合物の製造法

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JPS61263954A
JPS61263954A JP60104777A JP10477785A JPS61263954A JP S61263954 A JPS61263954 A JP S61263954A JP 60104777 A JP60104777 A JP 60104777A JP 10477785 A JP10477785 A JP 10477785A JP S61263954 A JPS61263954 A JP S61263954A
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acrylonitrile
isobutylene
methyl
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Hirosuke Wada
和田 啓輔
Yasuyuki Sasaki
康之 佐々木
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  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は不飽和ニトリル化合物の製造法に関するもので
ある。詳しくは、本発明は触媒の存在下にアクリロニト
リルと一般式(1)(式中、R”tiメチル基または3
−シアノ−プルピル基を表わす) で示されるイソブチレンまたはその誘導体とを反応させ
て、一般式(II) (式中、Hlけ前記定義に同じ) で示される不飽和ニトリル化合物を製造する方法に関す
る。
〔従来の技術〕
一般式(It)で示される不飽和ニトリル化合物は、各
種の有機合成反応の中間体として有用であり、殊にジニ
トリル化合物は線錐グレードのポリアミドを製造するた
めの重要な中間体である。
従来、一般式(II)で示される不飽和ニトリル化合物
がアクリロニトリルと一般式(1)で示されるイソブチ
レンあるいはその誘導体との反応により合成し得ること
に関しては公知である。
米国特許2.にダ/、≦07にはコ/j〜330℃の高
温1.2 j −/、θ2 j atmの高圧条件で、
該反応が進行することが記述されている。米国特許J、
J’?J’、2t/には、該反応を触媒量のホウ酸類の
存在下に実施する方法が記述されている。
さらに、米国特許3,99g、2g−には、周期律表■
ム族の有機誘導体促進剤の共存下に実施する方法が記述
されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記の諸法においては、反応速度が十分
でない故に高温の条件を採用する必要性があり、またそ
れ故に圧力的にも苛酷な条件を採用することが要請され
てきた。
〔間輪点を解決するための手段〕
本発明者らは、該反応を穏和な反応条件下でも十分に高
い反応速度で実施することによって、工業プロセス的に
有利に不飽和ニトリル化合物を製造する方法について研
究した結果、ルイス酸触媒の存在下にアクリロニトリル
とイソブチレンまたはその誘導体とを反応させることに
よって、その目的が達成されるという新規な事実を見出
し、本発明に到達したものである。
以下に、本発明の詳細な説明する。
本発明方法においてアクリロニトリルは通常の工業純度
のものが使用される。
一般式(1)で示されるイソブチレンt7’cはその誘
導体は、具体的には、イソブチレンおよび!−メチルー
!−ヘキセノニトリルである。イソブチレンとしてはそ
れ自身単独でもよく、また/−ブテンおよび/あるいは
一−ブテン等の炭化水素との混合物の形でも使用可能で
ある。さらにまた、♀素、ヘリウム、アルゴン、炭酸ガ
ス等の該反応に害を及ぼさない希釈体の共存も可能であ
る。j−メチル−ターヘキセノニトリルは、本発明方法
のアクリロニトリルとイソブチレンとの反応で、7次生
成物として合成される。
ニトリル !−メチレンノナンジニトリル j−メチル−ターヘキセノニトリルはそれ自身単独でも
、その原料であるイソブチレンとの混合物の形態でも、
あるいはまたそれとアクリロニトリルの一次反応生成物
である!−メチレンノナンジニトリルとの混合物の形態
でも、いずれも、使用可能である。該反応に害゛を及ぼ
さない希釈体も適宜併用され得る。
 4一 本発明方法による反応は、ルイス酸触媒の存在下にて、
行なわれる。本発明方法におけるルイス酸の尺度として
は、S、J、Bnyan 、 P、G。
Huggstt 、 K、Wada 、 J、A、Da
niels and、 J、R。
Jennings、 0oond、Ohem、Rev、
、 W41 、  /lり(/り、rz)に記載される
△ν。、値を採用する(式(1)) %式%) (ここに、ν。!lJ (OH!=OH−ON )  
はアクリロニトリルの赤外線吸収スペクトルにおける0
E−N 結合の伸縮振動数、ν。!N(OH2= 0R
−ON @ MLn)はアクリロニトリルとルイス酸M
Lnとの錯合体の赤外線吸収スペクトルにおけるOWN
結合の伸縮振動数、α−1単位) 本発明者らが研究した結果、このように定義されたルイ
ス酸の尺度と触媒反応速度との間には良い相関関係があ
り、強いルイス酸、即ち△ν。、値の大きな触媒を使用
すると反応速度が大きくなる事実が見出された。本発明
方法における反応を工業的に実施することを考慮すると
、十分な反応速度を実現する力を持った「強い」ルイス
酸は、式(1)の表視に従うと、△ν。□値が01 以
上のものである。
強いルイス酸の例としては、周期律表mA〜vA、uB
〜■Bおよび■■族の金属ハロゲン化合物が挙げられる
。具体的には、MrFm (△ν。□j4t>−’)等
の■A族化合物、5cF6 (同j、tcIn−’)等
のIIIB族化合物、TIIF、 (同!?cm−’)
、’I’104゜Zr1F4 (同jrcm−’)、Z
r0t4 (同t7cIn−’)等のIVB族化合物、
nby、 (同jjcm−’)郷のVB族化合物、0r
IF1 (同!jcm−”)等のMB族化合物、MnF
l (同!jcm−’)等の■B族化合物、’FeFB
(同j/>−’)、0071 (同、tJm−’)、0
oF3(同jOcm−’)04のvm族化合物、Zn1
l (同j/an−” )、Zn01g (同j / 
m−’)、ZnF諺(同j/m−”)、oap、 (同
4t/c11I−’)尋の■B族化合物、Al01s(
同4/cII−’)、mtlAzoz (同1fcrI
I−”)、A47g(同j !cm−” ) Iffの
m、化合物、snp、 (同t/cm−’)等のIVA
族化合物、5by3(同jOcm−1)等ノvA族化合
物等が挙げられる。
ルイス酸の使用量は、アクリロニトリルの使用量1モル
に対して、000007〜1モル、好ましくは0900
7〜1モルの範囲である。
本発明方法を実施するにあ九り、反応溶媒はとくに使用
しなくても支障はないが、操作を円滑に行うために場合
により適当な不活性溶媒を使用することができる。
このような溶媒としては例えば、ジエチルエーテル、ア
ニソール、テトラヒドロフラン、エチレングリコールジ
メチルエーテル、ジオキサン等のエーテル類、アセトン
、メチルエチルケトン、アセトフェノン叫のケトン類、
メタノール、エタ/−ル、n−ブタノール、ベンジルア
ルコール、フェノール、エチレングリコール、ジエチレ
ングリコール等のアルコールa、ギ酸、酢酸、プロピオ
ン酸、トルイル酸等のカルボン酸類、酢酸メチル、酢酸
n−ブチル、安息香酸ベンジル勢のエステル類、ベンゼ
ン、トルエン、エチルベンゼン、テトラリン等の芳香族
炭化水素、n−ヘキサン、n−オクタン、シクロヘキサ
ン等の脂肪族炭化水素、ジクロロメタン、トリクロロエ
タン、クロロベンゼン等のハロゲン化炭化水素、ニトロ
メタン、ニトロベンゼン等のニトロ化合物、N、N−ジ
メチルホルムアミド、N、N−ジメチルアセトアミド、
N−メチルピルリドン勢のカルボン酸アはド、ヘキサメ
チル燐酸トリアミド、N、N、N’、N’−テトラエチ
ルスルファミド勢のその他のアきド類、 N、N’−ジ
メチルイ建ダシリドン、 N、)J、N、N−テトラメ
チル尿素岬の尿素類、ジメチルスルホン、テトラメチレ
ンスルホン等のスルホン類、ジメチルスルホキシド、ジ
フェニルスルホキシド等のスルホキシド類、r−ブチロ
ラクトン、C−カプロラクトン尋のラクトン類、テトラ
グライム、/1−クラウン−ご等のポリエーテル類、ア
セトニトリル、ベンゾニトリル等のニトリル類、ジメチ
ルカーボネート、エチレンカーボネート尋の炭酸エステ
ル類等である。
 8一 本発明方法の反応を実施するにあib、反応は回分方式
あるいは連続方式のいずれでも実施可能である。反応温
度は!θ〜3!θ℃好ましくは/θθ〜、2jθ℃の範
囲から選択される。
反応圧力については限定的ではなく、反応基質、溶媒、
希釈剤および反応温度等の選択条件によって決められる
反応生成液からは、蒸留、抽出等の通常の分離精製手段
により、目的生成物と反応原料および触媒成分とが分離
される。
〔実施例〕
以下に、実施例により、本発明方法をさらに具体的に説
明するが、本発明はその要旨を超えない限り、以下の実
施例に限定されるものではない。
実施例/ 耐圧3θθkf//cd1内容積33mのハステロイ0
.27J製オートクレーブにアクリロニトリルコjmm
oj、イソブチレン//♂mm0t%ダ塩化チタン/、
、2 j mmojおよびベンゼン10Jを充填し、/
/θ℃で3 hneの反応を実施した。反応終了後、生
成液をガスクロマトグラフィーで分析した結果、!−メ
チルー!−ヘキセノニトリル/、2 j mmolが生
成しているのが確認された。
実施例コ アクリロニトリルタθmmoj 1イソブチレン23ダ
mmot、ダ塩化チタンコ、jmmojおよびベンゼン
/θM/を使用して、720℃で4 hasの反応を実
施例/と同様に実施した結果、!−メチルーj−ヘキセ
ノニトリル!、/θmmo4の生成が確認された。
比較例/ アクリロニトリル、2 j mmol、  イソブチレ
ン♂7 mmo11ベンゼン/θN/をオートクレーブ
に充填して、触媒を使用することなく、720℃で3 
hFsの反応を実施例/と同様に実施した結果、!−メ
チルーj−ヘキセノニ) IJルの生成量けθ、θθm
molであった。
実施例3 アクリロニトリルj Ommot、  イソブチレンJ
/9mmol、ジエチル−アルミニウムクロリド2、!
 mmollおよびベンゼン/1glを使用して、/と
0℃で3 bylBの反応を実施例/と同様に実施した
結果、j−メチル−!−ヘキセノニ) IJル3.30
 mmotおよび!−メチレンノナンジニトリル0./
 3 mmojの生成が確認された。
実施例ダ アクリロニトリル! Ommol、  イソブチレンJ
 t t mmol、ジエチルアルミニウムクロリド2
、j mmol、およびベンゼン/≦rigを使用して
、−00℃で!hγeの反応を実施例/と同様に実施し
た結果、!−メチルーj−ヘキセノニトリル/θ、θm
mo!および!−メチレンノナンジニトリルθ、j m
motの生成が確認された。
実施例! アクリロニトリル!θmm01.  インブチレン、2
/≦mm01.  ジエチルアルミニウムクロリド、2
.t mmoj 、  およびベンゼン/ご1を使用し
て、.2夕θ℃で3 hrsの反応を実施例/と同様に
実施した結果、オーメチル−オーヘキセノニトリル?、
り0mm01および!−メチレンノナンジニトリルθ、
2 ? mmotの生成が確鮫された。′実施例ご アクリロニトリル!θmmot、  イソブチレン、;
+/?mmol、  ジエチルアルミニウムクロリドコ
、t mmol、  およびベンゼン/4mlを使用し
て1.2oo℃で/ 、2 h)’!sの反応を実施例
/と同様に実施した結果、j−メチル−!−ヘキセノニ
トリル/ 2.t mmolおよびj−メチレンノナン
ジニトリル0.xi j mmojの生成が確認された
実施例7 アクリロニトリルj Ommoj 、  イソブチレン
コ/θmmoz、  ジエチルアルミニウムクロリドj
、Ommo1% およびn−ヘキサン/θwlを使用し
て、−00℃で3h?sの反応を実施例/と同様に実施
した結果、!−メチルーj−ヘキセノニトリルタ、/ 
Ommolおよび!−メチレンノナンジニトリルθ、2
3 mmolの生成が確認された。
12一 実施例♂ アクリロニトリルrOmmoz、  イソブチレン23
θmm0t、  ジエチルアルミニウムクロリド2、j
 mmol、  およびアセトニトリル/lagを使用
して、−00℃で3hy+aの反応を実施例/と同様に
実施した結果、!−メチルー!−ヘキセノニトリルλ、
t Omrnolの生成が確腎された。
実施例? アクリロニトリルj Ommot、  インブチレン2
.2jrnmo1.、  ジエチルアルミニウムクロリ
ド!、θmmoz、門地化チタン!、θmmo!および
ベンゼン76扉lを使用して、/L!′θ℃で3 hy
tsの反応を実施例/と同様に実施した結果、!−メチ
ルー!−ヘキセノニトリル/ /、7 mmotおよび
オーメチレンノナンジニトリル0.3 r mmotの
生成が確認された。
実施例/θ アクリロニトリルj Ommol 、  インブチレン
J、2rminoj、フッ化亜鉛j、Ommoj 、お
よびベンゼン/θ−を使用してコθθ℃でJ hneの
反応を実施例/と同様に実施した結果、オーメチル−!
−ヘキセノニトリル2.90mmo4の生成が確Vシさ
れた。
実施例// アクリロニトリルj Ommol 、  イソブチレン
、2/、2mmoL、ヨウ什亜鉛j、Ornrnot 
mおよびベンゼン/θmlを使用して、200℃でj 
hnsの反応を実施例/と同様に実施した結果、!−メ
チルーj−ヘキセノニトリルダ、♂mmozおよびj−
メチレンノナンジニトリルθ、23 mmolの生成が
確認された。
実施例7.2 アクリロニトリル!θmm0t1 イソブチレン、2.
2 / mmol、塩化亜鉛!、Ommol、およびベ
ンゼン/θm、lを使用して、−00℃で/にhl′?
8の反応を実施例/と同様に実施した結果、!−メチル
ー!−ヘキセノニトリルF、20 mmotおよびj−
メチレンノナンジニトリルθ、% 3 mmotの生成
が確認された。
実施例/3 アクリロニトリルj Ommot、  インブチレン2
 / ′ltmmo!、四塩化ジルコニウムj、Omm
olよびベンゼン/θmlを使用して、20θ℃で3h
r8の反応を実施例/と同様に実施した結果、!−メチ
ルー!−ヘキセノニトリル/、Ommotの生成が確認
された。
〔発明の効果〕
本発明によれば、アクリロニトリルと一般式(1)で示
されるイソブチレンあるいはその誘導体との反応系に新
規な触媒であるルイス酸を共存させることにより、反応
温度および圧力条件を大巾に緩和プすることが可能であ
り、その意鰺は大きい。
出 願 人  三菱化成工業株式会社 代 理 人  弁理士 長谷用   −ほか/名

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)ルイス酸触媒の存在下に、アクリロニトリルと一般
    式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^1はメチル基または3−シアノ−プロピル
    基を表わす) で示されるイソブチレンまたはその誘導体とを反応させ
    ることを特徴とする一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^1は前記定義に同じ) で示される不飽和ニトリル化合物の製造法。
JP60104777A 1985-05-16 1985-05-16 不飽和ニトリル化合物の製造法 Granted JPS61263954A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007291044A (ja) * 2006-04-27 2007-11-08 Nagoya Institute Of Technology 含フッ素アルコール誘導体の製造方法
KR101323189B1 (ko) * 2011-08-10 2013-10-30 주식회사 한서켐 루이스산 촉매를 이용한 고순도 알릴시아나이드의 제조방법

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US3898268A (en) * 1973-07-26 1975-08-05 Phillips Petroleum Co Preparation of unsaturated nitriles using a boron oxide promoter

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