JPS61263669A - 塗装用マスキングカバ− - Google Patents

塗装用マスキングカバ−

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Publication number
JPS61263669A
JPS61263669A JP10486985A JP10486985A JPS61263669A JP S61263669 A JPS61263669 A JP S61263669A JP 10486985 A JP10486985 A JP 10486985A JP 10486985 A JP10486985 A JP 10486985A JP S61263669 A JPS61263669 A JP S61263669A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover member
thin film
cover
masking
covering member
Prior art date
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Pending
Application number
JP10486985A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiya Yoshida
吉田 利弥
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NISSAN CHUBU SERVICE CENTER KK
Original Assignee
NISSAN CHUBU SERVICE CENTER KK
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Filing date
Publication date
Application filed by NISSAN CHUBU SERVICE CENTER KK filed Critical NISSAN CHUBU SERVICE CENTER KK
Priority to JP10486985A priority Critical patent/JPS61263669A/ja
Publication of JPS61263669A publication Critical patent/JPS61263669A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、自動車塗装時のマスキング用に使用される
塗装用マスキングカバーに関するものである。
(従来技術及びその問題点) 従来、中古自動車を塗装する場合、不必要な箇所へ塗料
ミストが付着するのを回避すべく紙等によりマスキング
が行なわれている。即ち、自動車の塗装作業は、サンデ
ィング→パテ付け→マスキング→清掃→塗り→乾燥→仕
上げの順で行なわれるが、全塗装の場合を例に取ると、
被塗装車1台当りマスキング作業に要する時間は全作業
工程の23%程度を占め、マスキング作業に余りにも時
間がかかりすぎるという問題点があった。これは、マス
キング作業が紙とテープによる被塗装車1台ごとの個別
的作業であり、被塗装車の大きさ、型式等によって、マ
スキングする箇所の面積、形状等が異なり、画一化でき
にくかったこと、及びマスキング用の紙の周縁をテープ
で封止していく作業は、折曲部が多く、十分なシール性
を確保するにはテープを注意深く貼着する必要がある等
の理由によるものであった。
そこで、最近マスキング作業の迅速、簡略化を図るべく
種々の工夫がなされ、被塗装車のマスキングすべき部位
ごとに磁石等により簡単に着脱し得るマスキング用めカ
バー部材が出現している。
そして、このようなカバー部材は何度も使用可能とすべ
く耐久性のある布等を用いて造形されている。即ち、従
来のテープに−よる貼付作業を少なくして、マスキング
作業の迅速化を図ったものである。
しかし、このようなカバー部材を自動車の塗装に何回も
使用すると、カバー部材に付着した塗料が次第に積層さ
れ、塗料の硬い層によりカバー部材自体がバキバキにな
り柔軟性が失われてしまうという問題点があり、特にウ
レタン塗装等の場合には、塗料層が厚くなるため、約1
0回程度の使用によりカバー部材は使用不能状態となっ
てしまう。このように何回も使用できないため、カバー
部材を作り換えねばならず、カバー部材の材料費が高く
ついてしまうという問題点があった。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、上記従来の問題点に鑑み案出したものであっ
て、その要旨は、自動車塗装時のマスキング用に使用さ
れるカバー部材であって、該カバー部材の表面には剥離
可能な薄膜が形成しであることである。
(作用) カバー部材の表面には剥離可能な薄膜が形成しであるた
め、カバー部材の表面に塗料が積層されて、カバー部材
が柔軟性を失っても、薄膜を剥離することにより、積層
された塗料層をカバー部材より離脱させることができる
。そのため、カバー部材を適当な時期に更新させること
ができ、さらにカバー部材の表面に再度薄膜を形成して
おけば、何回でもカバー部材を最適な条件にて使用する
ことができる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を説明する。
第1図(イ)は被塗装車にの斜視図を示し、第1図(口
]を被1&装車にのエンジンルームをマスキングするた
めのカバー部材1を示す。同様に第1図(ハ)は被塗装
車にのフロントウィンドガラスをマスキングするための
カバー部材2、第1図(ニ)は被塗装車にのリヤウィン
ドガラスをマスキングするためのカバー部材3、第1図
(ホ)は被塗装車にのドア建付部をマスキングするため
のカバー部材4、第1図(へ)はリヤドア内側をマスキ
ングするためのカバー部材5、第1図(ト)はフロント
ドア内側をマスキングするためのカバー部材6、第1図
(チ)はタイヤをマスキングするためのカバー部材7で
ある。
これらのカバー部材1〜6には、被塗装車にの各マスキ
ング部位周縁に添着容易なように、ゴム磁石R9金属磁
石M、チャンネルC等が、その周縁部に付設されている
例えば、リヤウィンドガラス用のカバー部材3にあって
は、その周縁部にゴム磁石Rが付設され、そのゴム磁石
Rを被塗装車にのリヤウィンド周縁の金属部に磁着きせ
ることによりマスキングが完了する。尚、ゴム磁石Rは
カバー部材3の全周縁に付設されたものではなく、適当
に隙間を設けて付設されたものであり、被塗装車Kが車
種の異なるものである場合にも、この隙間を縮めたりし
て使用できるよう汎用性を持たせである。この隙間の部
分は従来手法によりテープによりシールすることとなる
又、エンジンルーム用のカバー部材1とフロントウィン
ド用のカバー部材2とは、連結可能なように面フアスナ
−F(マジックテープ)が付設されている。
さらに、ドア建付部用のカバー部材4を説明すると、こ
のカバー部材4は中央部より左右に分割することができ
、左右の部材は中央部に設けられた面フアスナ−Fによ
り連結されている。この面フアスナ−Fは左右方向に広
がりをもって付設きれているため、面フアスナ−Fの連
結位置を左右に調整することにより、カバー部材4全体
の左右方向長さを適度に設定することができ、車種の異
なるものにも使用することができる。
カバー部材4の上部両背縁にはチャンネルCが付設され
、このチャンネルCは被塗装車のドア建付部周縁のモー
ルに嵌合することができる。さらに、カバー部材4の上
縁及び中央部下縁には金属磁石Mが付設され、前記チャ
ンネルCと、この金属磁石Mとにより、カバー部材4は
被塗装車のドア建付部周縁に添着することができる。さ
らに必要によりクリップ等を使用して補強されたり、テ
ープによりシール性が補強されてドア建付部のマスキン
グが完了される。
このように、被塗装車のマスキングすべき部位ごとに着
脱可能な形状に設計され、しかも取付けの簡易化を計る
ため、ゴム磁石R,チャンネルC等が付設された各カバ
ー部材1〜6は、何度も繰り返し使用きれるものである
ため、耐久性が要求され、さらに焼付乾燥工程との関係
で耐熱性が要求される。その点、ペーパー布は4〜5回
の使用で破れるため耐久性がなく、ビニールフート紙に
あっては40〜50℃で縮むため耐熱性がない。
そのため、本例では各カバー部材1〜6の材質として耐
熱性、柔軟性に優れた耐熱性布を使用している。この耐
熱性布はビニロン布8の表面にゴムコーティング9をし
、さらにその表面に耐熱シルバー塗装置0を施したもの
である。 耐熱シルバー塗装置0はアルミ粉末とアクリ
ル樹脂を主成分とする油性の塗装で、200℃〜300
℃の温度に耐えることができ、焼付乾燥工程における8
0°C〜100℃程度の加温に対しては十分に耐えるこ
とができ、その程度の温度では何度の加温にも耐えるこ
とができるものである。
尚、本例の各カバー部材1〜6の、耐熱シルバー塗装置
0の表面には、さらにパック剤が塗布され、パック剤に
よる薄膜11が形成されている。このパック剤は耐熱性
があり、乾燥性が良く、前記耐熱シルバー塗装置0面に
対して剥離性の良いことが要求され、本例では、アクリ
ル系共重合樹脂45%を含有し、乳化剤等各種の添加剤
を含有している水系エマルジョン(商品名ケミパックE
OI102)が用いられている。このパック剤を5〜1
0%の水で希釈して、スプレーガンにて耐熱シルバー塗
装置0面に吹き付け30μはどの薄膜11としている。
この場合、スプレーガンのスピードは30〜40cm/
秒、圧力は3〜3 、5 kgan″が適当であり、2
回〜3回塗りが好ましい。
尚、厚く塗布した方が耐熱シルバー塗装置0面からの剥
離性は良くなる。又、カバー部材1〜6の周縁部に紙テ
ープを貼ってからパック剤を塗布すると、後に剥離がし
易くなる。
上記パック剤は水溶性であるため、油性の耐熱シルバー
塗装置0面に対して浸透せず、油性の耐熱シルバー塗装
置0面上に薄膜11を形成し、バリヤーの役目を負う。
尚、このパック剤の塗布は刷毛塗りであっても良い。パ
ック剤は20℃で約30分径度で乾燥するため、乾燥次
第、各カバー部材1〜6を使用することができる。
このように形成された各カバー部材1〜6を被塗装車に
の各部位に添着し、被塗装車を塗装すると、油性の塗料
ミストが各カバー部材1〜6の表面に付着するが、前記
のように各カバー部材1〜6にはパック剤の薄膜11が
形成されているため、塗料ミストは、この薄膜11上に
付着することとなる。この場合、薄膜11は水性である
ため、油性の塗料ミストに対して浸透抵抗力が犬であり
、塗料ミストが各カバー部材1〜6の内部に浸透するこ
とはない。又、アクリル系のパック剤であるため、焼付
乾燥時の耐熱性もあり、乾燥時に薄膜11が縮んだりす
ることがない。
このようにして本例のカバー部材1〜6は、何度も被塗
装車にの塗装に使用することができるが、10回以上使
用すると塗料ミストの堆積により、カバー部材1〜6の
表面がバキバキになり、カバー部材1〜6の柔軟性が失
われる。そのため、マスキングすべき各部位への添着が
困難な状態となる。
そのような状態になった時、前記パック剤の薄膜11を
耐熱シルバー塗装置0面より剥離すれば、付着した塗装
ミストは薄膜11とともにカバで部材1〜6より離脱さ
れる。それ故、剥離後には塗装ミストの付着のない柔軟
なカバー部材1〜6が再現され、再度耐熱シルバー塗装
置0面に対してパック剤を塗布することにより、薄膜1
1が形成され再び使用可能となる。
このように、塗装ミストが堆積するたびに薄膜11の剥
離、塗布を繰り返せば、カバー部材1〜6は常に再生さ
れ、何度も使用が可能となり、従来のように塗装ミスト
が堆積したらカバー部材を廃棄していた現状に比し、非
常に経済的である。
尚、剥離した薄膜11はタイヤ用カバー部材7として再
利用することができる(第1図(チ))。
(効果) 本発明は、自動車塗装時のマスキング用に使用されるカ
バー部材であって、該カバー部材の表面には剥離可能な
薄膜が形成しであることにより、カバー部材の表面に塗
装ミストが堆積したら薄膜を剥離して再生することがで
き、カバー部材を最良の状態で何度も使用することがで
きるという効果があり、カバー部材の経済性が向上する
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一実施例を示し、第1図(イ)は被塗装車
の斜視図、第1図(ロ)はエンジンルーム用カバー部材
の平面図、同図(ハ)はフロントウィンドガラス用カバ
ー部材の平面図、同図(ニ)はリヤウィンドガラス用カ
バー部材の平面図、同図(ホ)はドア建付部用カバー部
材の平面図、同図(へ)はリヤドア内側用カバー部材の
平面図、同図(ト)はフロントドア内側用カバー部材の
平面図、同図(チ)はタイヤ用カバー部材の斜視図、第
2図は各カバー部材の部分断面図である。 1〜7・・・カバー部材 8・・・ビニロン布 9・・・ゴムコーティング 10・・・シルバー塗装 置1・・・薄膜

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 自動車塗装時のマスキング用に使用されるカバー部材で
    あって、該カバー部材の表面には剥離可能な薄膜が形成
    してあることを特徴とする塗装用マスキングカバー。
JP10486985A 1985-05-16 1985-05-16 塗装用マスキングカバ− Pending JPS61263669A (ja)

Priority Applications (1)

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JP10486985A JPS61263669A (ja) 1985-05-16 1985-05-16 塗装用マスキングカバ−

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JP10486985A JPS61263669A (ja) 1985-05-16 1985-05-16 塗装用マスキングカバ−

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Publication Number Publication Date
JPS61263669A true JPS61263669A (ja) 1986-11-21

Family

ID=14392227

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JP10486985A Pending JPS61263669A (ja) 1985-05-16 1985-05-16 塗装用マスキングカバ−

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4420520A (en) * 1980-07-03 1983-12-13 The Excello Specialty Company Area coated paint mask and method

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4420520A (en) * 1980-07-03 1983-12-13 The Excello Specialty Company Area coated paint mask and method

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