JPS61261521A - 構造物間のシ−ル材 - Google Patents

構造物間のシ−ル材

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JPS61261521A
JPS61261521A JP60100574A JP10057485A JPS61261521A JP S61261521 A JPS61261521 A JP S61261521A JP 60100574 A JP60100574 A JP 60100574A JP 10057485 A JP10057485 A JP 10057485A JP S61261521 A JPS61261521 A JP S61261521A
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JP
Japan
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sealing material
caisson
structures
sealing member
leg
Prior art date
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Application number
JP60100574A
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English (en)
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JPH068542B2 (ja
Inventor
Hisaya Uruta
潤田 久也
Satoshi Tagome
田篭 敏
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Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 L1上立皿ユニ1 本発明は構造物間例えば相隣るケーソン間に挿入設置さ
れ、両ケーソン間の隙間からの土砂あるいは油等の流出
および波浪の侵入を防止する構造物間の密封材に圓する
ものである。
1米且I 従来、構造物間の間隙を埋める方法として例えば第9図
に示すようにケーソン01.02間に可撓性材料(ゴム
また合成樹脂)よりなる長尺の中空体シール材03を挿
入し、該中空体の内部に水を含ませた砂04または水中
コンクリート、アスファルト、その他の流動性材料を注
入して中空体をふくらませて目地を密封するものがあっ
た。
中空体を形成するゴム等の内部には、補強用ボードなど
が挿入されており、ゴム等の材質の補強がなされている
また第10図に示すように一方のケーソン02に取付基
部を有し他端を斜め前方において他方のケーソン01に
接するようにしたゴム等の可撓性材料よりなる簡単なシ
ール材05によりケーソン01.02間を密封する方法
がある。
し    と しかし前者第9図に示す先行例の場合、波の力を受けて
シール材03が動き両側のケーソン01.02との摩擦
により摩耗が激しく耐久性に欠ける欠点がある。
また波浪によりシート部材03がケーソン間の隙間から
押し出されるおそれがある。
さらにケーソン自体が動揺して互いの間隙の拡大縮小が
なされるものであるが、これに柔軟゛に対処して1ia
llljiを密封する順応性に欠ける難点がある。
第10図に示す後者の先行例の場合はシールド材05の
ケーソン01への押付力が弱く土砂等が流出し易い欠点
があるとともに波の力により変形が進むと破断するおそ
れがある。
本発明はかかる点に鑑みなされたものでその目的とする
処は、構造物間への押圧力を波力に応じて変化するよう
な形状にシール材を形成することにより順応性が良くか
つシール材の構造物との摺動を少なくして摩耗を減少さ
せることができる構造物間のシール材を供する点にある
た  の : 本発明は構造物間に介在し該構造物間を密封するシール
材において、弾性材料からなり一方の構造物側面に接す
る頭部より他方の構造物に向けて徐々に開脚する脚部を
有し一方の脚光は固定用フランジを形成し、他方の脚光
は構造物側面に接するようにしたシール材である。
波等の変動外力がシール材の一方の脚部に加わると、外
力に応じた押圧力が両構造物間に加わり外力に対する抗
力を珊すとともにシール材自体の動きを少なくし摩耗を
減少することができる。
裏Ju! 以下本発明に係る実施例について説明する。
第1図本実施例の断面図である。
同図において1および2は海中に設置されたコンクリー
ト製のケーソンであり、両ケーソン1゜2の間隙に本実
施例に係るゴム状弾性体からなるシール材3が挿入され
ている。
ケーソン1の壁面に接触するシール材3の頭部3aは広
い接触面積を有するものであり、同頭部3aよりケーソ
ン2に向けて徐々に開脚する脚部3b、3cが延び、一
方の脚部3bの脚光には内部に鉄板5が埋め込まれ、か
つ固定用の複数の孔4を備えたフランジ3dが形成され
ている。
このような断面形状を有するシール材3が相対するケー
ソンの壁面に海底から海面上まで上下方向に指向して挿
入され脚部3Cを海側にして設置される。
そしてシール材3のフランジ3dの上下方向に亘す所定
間隔で設けられた孔4にアンカーボルト7を貫通させて
から押え金具6をフランジ3dの表面に載置し、間挿え
金具6より外方へ突出したアンカーボルト7のねじ部に
ナツト8を螺合緊締させることによりケーソン2の壁面
にシール材3が固定される。
シール材3の海側の脚部3Cの脚光3eは頭部3aの接
触面積に比べ狭い接触面積をもってケーソン2に接して
いる。
いま以上のようにケーソン間に設置されたシール材3に
海側より波力が作用したとすると(矢印方向)、シール
材3の脚部3Gは圧力を受は矢印方向に移動する。
しかるにシール材3の頭部3 a N脚光3eには反力
R,rがケーソン側に作用しているため、摩擦力F(−
μR)、f(=μr)が働き、部子には移動しない。
しかし反力rが反力Rにより小さく、よって摩擦力につ
いてf<Fの関係が成り立ち、作用する波力が大きくな
ると、頭部3aより滑り易い脚光3eが移動して、第1
図に破線で示す形状に脚部3Cが変形する。
この変形に応じて圧縮反力が生じその結果ケーソンの壁
面との摩擦力は増大し変形した状態を堅固に維持するよ
うになる。
以上のようにシール材3は波力が弱いときはアンカーボ
ルトおよび通常の反力による摩擦力をもって固定され、
波力が強くなると脚光3eの若干のズレとともに生じる
脚部3Cの圧縮による摩擦力が加わり波力に対抗し得る
状態となる。
このように本実施例に係るシール材3は波力の強弱に応
じて柔軟に対処する順応性を有し、この順応性は常に反
力を大きく保つことによりケーソン等の構造物を移動さ
せてしまう不具合を避けることに役立つものである。
なおケーソン自体の動揺による間隙の拡大縮小に対して
もシール材3は常にある程度の反力を有して間隙を密封
状態に保つことが可能である。
また脚部3cの脚光3eは波力に応じてケーソン2の壁
面を移動するがその移動距離は短かく、かつケーソン1
に接する頭部3aもほぼ定位置にあるので摩擦による消
耗も少なくて済む。
次に全体の反力Rをケーソン構造物の重量に応じて調整
した例を第2図に示し説明する。
ケーソン1.2が比較的軽量である場合は同図(a)に
示すように脚部3bの方を脚部3Cより狭くした断面形
状のシール材3を用いるようにすれば全体の反力Rを小
さく保ってケーソン自体を移動させることなく、波力に
対しては強く作用した場合でも脚部3Cによって対処で
きるものとすることができる。
またケーソン1.2が比較的重いものであれば、同図(
b)に示すように脚部3bを脚部3Cより広くした断面
形状のシール材3を用い、全体反力Rを大きくとること
ができ、より堅固なシール材とすることが可能である。
次にシール材3の脚部3Cに受ける波力を弱める例を第
3図に示し説明する。
これはシール材3の脚部3Cに複数の通水孔15を設け
たもので、全面的に波力を受けるのではなく一部波力を
逃がすようにしたものである。
次にケーソンの壁面に存する凹凸に対してもシール材3
の圧縮反力が十分大きければ密封効果は得られるもので
あるがこの点を形状的に考慮した例を第4図に示す。
これは前記実施例の如くシール材3の頭部3aのケーソ
ン1への接触面を平面的とせず、弯曲した曲面としたも
ので、ケーソン1の押圧により若干偏平にされた状態で
常に圧縮反力を維持するものである。
したがってケーソン1の壁面の凹凸1対しても柔軟に対
処できる。
特に波力の大きい海域で使用される場合は第5図に示す
ように海側にさらにシール材をv字状に延長した例が考
えられる。
波力が加わると海側の脚部20aから順に20b。
3Cと変形が生じ各脚元における**力が波力を分担し
て支えることになり、より大きな波力にも耐えるものと
することができる。
次に海側からの波力ばかりでな(岸側からの土圧にも対
処し得る応用例を第6図に示す。
前記実施例同様にシール材25はケーソン1に接する頭
部25aから脚部25b、25cがケーソン2側に伸び
脚部25Gの脚元からケーソン2の壁面に沿って基底部
25dが岸側に向けて延長され、その端部においてアン
カーボルトおよびナツト等でケーソン2に固定されてい
る。
脚部25bの脚元は前記基底部25dの表面に接してい
る。
海側からの波力、岸側からの土圧のいずれの側からの力
が作用しても、脚部25b、25cが変形して圧縮反力
が増し前記実施例同様外力に応じた順応性を有すること
ができる。
なおシール材3の固定用フランジ3dの底面における密
封をより確実にするため第7図に示すようにケーソン2
の壁面に接する底面に上下方向に指向した突条30を数
条設けるようにしてもよい。
突条30に対応してケーソン2の壁面にも溝を設は嵌合
させてシール材3を固定するので、はぼ完全に密にする
ことが可能である。
また以上の実施例においては、シール材3の固定用フラ
ンジ3dに鉄板5を内蔵させ強化していたが、第8図に
示すように内部に鉄板5を設けることをせず該フランジ
3dの表面に上下方向に指向して鉄板5を敷設し、所一
定間隔ごとにアンカーボルト7をフランジ3dとともに
貫通し、押え金具6およびナツト8によってケーソン2
に固定するようにしてもよく、前記実施例とほぼ同様の
効果を得ることができる。
このようにすることでシール材3の製作にあたり、鉄板
の挿入工程を省き、コストの低減を図ることができる。
旦」日と1里 本発明は波力等の作用する力の大きさに応じて構造物へ
の押圧力を柔軟に変化させる順応性を有するので常に押
圧力を大きく保つ必要がなく弾性材料を多く使用した堅
牢なシール材とすることを避けることができ、コスト面
で有利である。
また、常に大きな押圧力を加えることによる構造物の移
動を避けることができる。
構造物との接触面におけるシール材の移動が少なく摩耗
を減少させ、耐久性に優れたものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る実施例を図示した横断平面図、第
2図は別の実施例についての2種類のシール材を示す横
断平面図、第3図は通水孔を設けたシール材の別の実施
例を示す横断平面図、第4図は頭部を弯曲としたシール
材の別の実施例を図示した横断平面図、第5図は脚部を
2重にしたシール材の別の実施例を図示した横断平面図
、第6図は海側および岸側からの両方向から作用する力
に対処するようにしたシール材の別の実施例を図示した
横断平面図、第7図はフランジ部に突条を設けたシール
材の別の実施例を図示した横断平面図、第8図はフラン
ジ表面に鉄片を備えたシール材の固定状態を示す横断平
面図、第9図、第10図は従来のシール材の例を図示し
た横断平面図である。 1.2・・・ケーソン、3・・・シール材、4・・・孔
、5・・・鉄板、6・・・押え金具、7・・・アンカー
ボルト、8・・・ナツト、15・・・通水孔、20・・
・脚部、25・・・シール材、30・・・突条。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 構造物間に介在し該構造物間を密封するシール材におい
    て、弾性材料からなり一方の構造物側面に接する頭部よ
    り他方の構造物に向けて徐々に開脚する脚部を有し一方
    の脚元は固定用フランジを形成し、他方の脚元は構造物
    側面に接するようにしたことを特徴とする構造物間のシ
    ール材。
JP60100574A 1985-05-14 1985-05-14 構造物間のシ−ル材 Expired - Lifetime JPH068542B2 (ja)

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JP60100574A JPH068542B2 (ja) 1985-05-14 1985-05-14 構造物間のシ−ル材

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JP60100574A JPH068542B2 (ja) 1985-05-14 1985-05-14 構造物間のシ−ル材

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JPS61261521A true JPS61261521A (ja) 1986-11-19
JPH068542B2 JPH068542B2 (ja) 1994-02-02

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JP60100574A Expired - Lifetime JPH068542B2 (ja) 1985-05-14 1985-05-14 構造物間のシ−ル材

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS616541U (ja) * 1984-06-15 1986-01-16 西武ポリマ化成株式会社 構築物用継手

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS616541U (ja) * 1984-06-15 1986-01-16 西武ポリマ化成株式会社 構築物用継手

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JPH068542B2 (ja) 1994-02-02

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