JPS61260567A - フイルタコネクタ - Google Patents

フイルタコネクタ

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JPS61260567A
JPS61260567A JP60102314A JP10231485A JPS61260567A JP S61260567 A JPS61260567 A JP S61260567A JP 60102314 A JP60102314 A JP 60102314A JP 10231485 A JP10231485 A JP 10231485A JP S61260567 A JPS61260567 A JP S61260567A
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JP
Japan
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filter
connector
pin
filter element
shell
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JP60102314A
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Inventor
隆明 大井
福谷 巌
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、フィルタコネクタに関するもので、特に、
フィルタエレメントがケースの一部にはんだ付けされる
フィルタコネクタに関するものである。
発明の概要 この発明は、ブラケット部を一体に形成するバックシェ
ルとフロントシェルとに分割される導電性表面を有する
ケースを備え、バックシェルに複数のフィルタエレメン
トがはんだ付けされるフィルタコネクタにおいて、 バックシェルのフィルタエレメントをはんだ付けする壁
面とブラケット部との間にはんだ防止用のマスクの挿入
を許容する隙間を形成することにより、 ブラケット部に悪影響を及ぼすことなく、複数のフィル
タエレメントに対してはんだディップによるはんだ付け
をできるようにするものである。
従来の技術 従来より、フィルタコネクタには、種々の形式・設計の
ものがあり、それらはフィルタコネクタが用いられる場
面に応じて変更されていた。
たとえば、第7図に示すフィルタコネクタは、基板(図
示せず)の端縁部などに、図示のような立てた姿勢で取
付けられる。そのため、L形アングル1が、金属製ケー
ス2の両端部にボルト3およびナツト4によって取付け
られる。L形アングル1の水平部分に設けられた透孔5
が、このフィルタコネクタを基板に取付ける際に用いら
れる。
上述した金属製ケース2は、別々に用意されたフロント
シェル6とバックシェルフとを組合わせることにより構
成される。すなわち、フロントシェル、6とバックシェ
ルフとは、第9図または第10図に示す方法によって互
いに固定される。第9図では、ボルト3(第7図)が通
る穴16において、たとえばフロントシェル6側の材質
をかしめることによって、フロントシェル6とバックシ
ェルフとが固定される。第10図では、たとえばフロン
トシェル6側に形成された爪17をバックシェルフ側に
折り曲げることによって、フロントシェル6とバックシ
ェルフとが固定される。
このような金属製ケース2の内部には、第8図に示すよ
うに、複数のピン8が配置される。ピン8は、その一方
端が端子部9を構成し、その他方端が相手側のコネクタ
(図示せず)との電気的接触部10を構成するものであ
る。令達べているフィルタコネクタは、電気接触部10
がフロントシェル6内において突出する、いわゆる雄型
であり、そのため、フロントシェル6には、開口11が
形成されている。相手方のコネクタは、いわゆる雌型で
あり、その電気的接触部は、フロントシェル6の開口1
1から挿入され、図示したフィルタコネクタの電気的接
触部10と接触する。
各ピン8は、金IiI@ケース2内に配置された絶縁性
のフロントインサート12およびバックインサート13
によって保持される。そして、フロントインサート12
とバックインサート13との間の空間には、筒形のフィ
ルタエレメント14が、各ピン8を貫通させた状態で配
置される。フィルタエレメント14は、たとえば、円筒
コンデンサ、LCフィルタなどであり、その内周面上に
ある電極がピン8と電気的に接続され、その外周面上に
ある電極がアース板15に電気的に接続される。
これらの接続には、はんだ付けが用いられる。アース板
15は、バックシェルフにはんだ付けされ、それによっ
て電気的に接続されるとともに機械的に固定される。
なお、第7図に示すように、各ピン8の端子部9は、下
方へ折り曲げられている。これは、水平に配置された基
板の穴にそのまま挿入され、電気的に接続されるように
するためである。また、第10図では、真直ぐの端子部
9が図示されている。
上述した図示の従来例においては、比較的多数゛の部品
点数を必要とすることがわかる。す°なわち、ピン8お
よびフィルタエレメント14を除いて考えると、第10
図の例では、 フロントシェル6・・・1個 バックシェルフ・・・1個 フロントインサート12・・・1個 バックインサート13・・・1個 アース板15・・・1個 り形アンゲルト・・2個 ボルト3・・・2個 ナツト4・・・2個 のように、合計11点の部品が最低必要である。
また、バックシェルフにアース板15がはんだ付けされ
るため、アース側のインピーダンスが問題となることが
ある。また、第9図および第10図のいずれの例におい
ても、フロントシェル6とバックシェルフとの電気的接
続は、互いの接触にだけ依存していることになるので、
接触抵抗が生じ、特にフロントシェル6側からアースを
とる場合、インピーダンスが増すという問題点がある。
また、このアース板15とバックシェルフあるいはフィ
ルタエレメント14とのはんだ付け、フィルタエレメン
ト14とピン8とのはんだ付けは、比較的煩雑な作業を
伴なう。
発明が解決しようとする問題点 上述した従来例における、部品点数が比較的多く、かつ
そのために、はんだ付け箇所も比較的多いという問題点
を解決するために、バックシェルにアース板としての機
能を持たせるとともに、このバックシェルにL形アング
ルの機能をもつブラケット部を一体に形成しながら、バ
ックシェルに保持されたフィルタエレメントおよびピン
に対して行なわれるはんだイ」けを、はlνだディップ
により、−挙に達成しようとする試みがなされた。
ところが、このようにはんだディップを行なうと、ブラ
ケット部がはんだ槽内に沈められ、ブラケット部に形成
された取付用の透孔がはんだで埋まるという問題点があ
った。
そこで、この発明の目的は、はんだディップにより問題
なくフィルタエレメントをはんだ付けできるフィルタコ
ネクタを提供することである。
問題点を解決するための手段 一方端が端子部を構成し他方端が相手側のコネクタとの
電気的接触部を構成する複数のピンが、端子部側に位置
しかつ端子部を貫通させて外部に導出するバックシェル
と電気的接触部側に位置するフロントシェルとに分割さ
れる導電性表面を有するケース内において絶縁性インサ
ートを介して保持されており、前記ケース内には、さら
に、ピンを貫通させた状態で保持される筒形の複数のフ
ィルタエレメントが配置され、当該フィルタエレメント
の内周面上にある電極がピンと電気的に接続され、フィ
ルタエレメントの外周面上にある電極がアース接続され
るようにケースに電気的に接続された、フィルタコネク
タにおいて、この発明では、バックシェルには、ピンを
貫通させる複数の貫通孔が設けられ、フィルタエレメン
トはその少なくとも一部が前記各貫通孔内に収容される
とともに、その外周面上の電極が各貫通孔の周縁部とは
んだ接続され、かつピンはフィルタエレメントを貫通す
るとともにフィルタエレメントの内周面上の電極とはん
だ接続され、さらに、前記バックシェルには、ピンの端
子部側に張出しかつ透孔を有する取付用ブラケット部が
一体に形成されるとともに、前記貫通孔が設けられた壁
面とブラケット部との間にはんだ防止用のマスクの挿入
を許容する隙間が形成されたことを特徴とするものであ
る。
発明の作用効果 この発明によれば、フィルタエレメントがバックシェル
の貫通孔内に収容され、このフィルタエレメントの外周
面上の電極がバックシェルとはんだ接続されるので、バ
ックシェルに、まずアース板としての機能を持たせるこ
とができる。そのため、別にアース板を用いる場合に比
べて、インピーダンスを極めて小さくすることができる
また、ピンは、フィルタエレメントを介してバックシェ
ルに保持されることができるので、バックシェルに、従
来のバックインサートとしての機能も持たせることがで
きる。
このようなことから、部品点数は、アース板およびバッ
クインサートが省略された分だけ削減されることができ
る。さらに、取付用ブラケットがバックシェルと一体に
形成され、従来のL形アングル2個分を兼ねるので、こ
の点においても部品点数の削減を図ることができる。
また、上述しIζような種々の箇所におけるはんだ付け
、すなわち、ピン、フィルタエレメント、およびバンク
シェルの互いのはんだ付けは、1度に、はんだディップ
により達成することが可能である。このとき、バックシ
ェルの貫通孔が設けられた壁面とブラケット部との間に
形成された隙間を利用して、はんだ防止用のマスクを、
ブラケット部を囲むように、挿入できるので、ブラケッ
ト部に形成された透孔がはんだで埋まることはない。
実施例 この発明の一実施例となるフィルタコネクタ21が第1
図ないし第5図に示されている。
完成されたとき第1図に示すような構造となるフィルタ
コネクタ21は、第5図に示すような部品で構成される
。すなわち、金属製ケース22は、フロントシェル23
とバックシェル24とに分割される。そして、金!M製
ケース22内には、樹脂などからなる絶縁性のインサー
ト26、金属薄板を打ち抜いて形成したピン27と、た
とえば円筒コンデンサのようなフィルタエレメント28
が挿入される。なお、第5図には、ピン27およびフィ
ルタエレメント28がそれぞれ1111ずつしか図示さ
れていないが、この実施例のフィルタコネクタ21は、
それぞれ25個のピン27およびフィルタエレメント2
8を備える。
フロントシェル23は、金属薄板からプレス成形により
一体に形成される。その比較的広い面をなすフランジプ
レート29の一方側には、筒状部30が形成される。筒
状部30の端面は、開口31とされる。フランジプレー
ト29の他方側には、4個の係止片32および2個のカ
バー壁33が形成される。これらカバー壁33には、そ
れぞれ2個ずつ洗浄用透孔34が設けられる。また、フ
ランジプレート29の両端部には、それぞれ、ロック用
穴35が設けられる。
インサート26は、フロントシェル23の筒状部30内
に受入れられる突出部36と、このときフランジプレー
ト29に係合する張出部37とを備える。張出部37に
は、前述の洗浄用透孔34の位置に対応して、切欠段部
37aが形成される。
そして、張出部37から突出部36までを貫通して、複
数個のピン受は穴38が2列に配列されて設けられる。
これらピン受は穴38は、その両端において開放されて
いる。
ピン27は、その一方端が端子部39を構成し、他方端
が相手側のコネクタとの電気的接触部40を構成するも
のである。令達べているフィルタコネクタ21は、いわ
ゆる雌型のコネクタであるので、相手方の雄型のコネク
タの電気的接触部を受入れるために、この電気的接触部
40は二叉に分れたフォーク状とされる。このフォーク
状の電気的接触部40が、第2図に示すようにピン受は
穴38内に挿入される。このようにピン27がピン受は
穴38に挿入されたとき、ピン27がインサート26か
ら容易に脱落しないようになっている。
フィルタエレメント28は、前述したように円筒コンデ
ンサであっても、LCフィルタであってもよい。このフ
ィルタエレメント28は、全体として、円筒形のような
筒形をなしており、その一方端には、7ランジ41が形
成されている。このようなフィルタエレメント28には
、その内周面上と外周面上とにそれぞれ電極が形成され
ている。
前述のピン27の端子部3つは、このフィルタエレメン
ト28内を貫通する。
バックシェル24は、たとえば亜鉛合金またはアルミニ
ウム合金などの金属からダイカストにより製造される。
そのため、比較的厚みを有している。このバックシェル
24の両端部42には、フロントシェル23のロック用
穴35に対応するロック用穴43が設けられる。このロ
ック用穴43は、好ましくは、ねじ穴とされる。端部4
2には、さらに、垂直方向に張出すブラケット部44が
形成される。このブラケット部44には、当該フィルタ
シネフタ21を適宜の基板に取付ける際に用いる透孔4
5が設けられる。また、端部42には、フロントシェル
23の係止片32が嵌合する切欠46が形成される。な
お、切欠46および係」[片32は特に設けられなくて
もよい。
バックシェル24の両端部42間を連結するように、連
結壁47が形成される。この連結壁47の両側部にはブ
ラケット部44と連結壁47との間に隙間49が形成さ
れるように、立上がり壁48が端部42から延びて形成
される。
連結壁47の上端面および下端面には、前述のフロント
シェル23のカバー壁33を位置決めする段部50が形
成されている。
連結壁47には、また、前述のピン受は穴38の位置に
対応して、円形の複数の貫通孔51が設けられる。これ
ら貫通孔51の大きさは、前述のフィルタエレメント2
8を受入れることができるように選ばれている。より好
ましくは、貫通孔51にフィルタエレメント28が挿入
されたとき、フィルタエレメント28のフランジ41が
貫通孔51の周縁部に当接して、フィルタエレメント2
8が位置決めされる。
以上述べたフロントシェル23、バックシェル24、イ
ンサート26、複数のピン27および複数のフィルタエ
レメント28が、第1図ないし第4図に示ずように組立
てられ、各部品を相互に接続するために、はんだ付けが
実施される。その後、真直ぐの状態で用意されていたピ
ン27は、その端子部39の適当な箇所で直角に折り曲
げられる。
なお、各ピン27を同じ長さにして真直ぐのままで用い
ることもある。
たとえば第2図を参照して、はんだ付け工程について説
明する。はんだ付けは、はんだディップにより行なわれ
る。この実施例では、1回のはんだディップにより、は
んだ付けを所望する箇所すべてにはんだ付けが達成され
る。この場合、第2図に想III線で示すように、ブラ
ケット部44を受入れるような容器状のマスク52を用
いる。マスク52は、前述のブラケット部44と連結W
147との間の隙間49内に入り込み、第2図において
、フロントシェル23のカバー壁33の下端縁より上の
位置にまで達するように配置される。マスク52は、ブ
ラケット部44の透孔45がはんだにより埋まることを
防止するために用いられるものであり、そのため、はん
だディップされるとき、マスク52内にはんだが流れ込
まない程度にまで、このフィルタコネクタ21をはんだ
内に沈めることができる。したがって、第2図に示す姿
勢の上下関係を保ったまま、はんだ槽内にこれを沈める
と、カバー壁33の下端縁がはんだ液面に届き、ここで
、フロントシェル23とバックシェル24とのはんだ付
けが達成される。また、もちろん、フィルタエレメント
28の内周面上にある電極とピン27とのはんだ付け、
およびフィルタエレメント28の外周面上に、ある電極
とバックシェル24とのはんだ付けも同時に達成される
上述のようなはんだ付けを終えたとき、フラックスがケ
ース22の内部であってフィルタエレメント28付近に
残留していることがある。これを洗浄するために、前述
した洗浄用透孔34が有利に用いられる。洗浄用透孔3
4は、第4図に示すように、切欠段部37aを介して、
バックシェル24とインサート26との間の空間53と
連通しており、これら洗浄用透孔34を通してトリクロ
ロエチレンのような洗浄液を流せば、容易に7ラツクス
を排出することができる。
以上のようにして得られたフィルタコネクタ21におい
ては、各フィルタエレメント28は、その外側に向く端
面がバックシェル24の連結壁47の外表面とほぼ而−
であることが好ましい。なぜなら、もし、フィ)レタエ
レメント28の外側に向く端面が、連結壁47の外表面
より奥にあり、凹部を形成する場合には、はんだディッ
プの際、この凹部にはんだが埋まり、ピン27とバック
シェル24とが短絡される可能性があるためである。
他方、フィルタエレメント28の外側に向く端面が、連
結壁47の外表面より突出して位置していると、ピン2
7に対して外側から加わる力でピン27が曲げられたと
き、フィルタエレメント28が破損するおそれがあるた
めである。
第6図には、以上説明したフィルタコネクタ21が、相
手方のコネクタ54と接続される場合の配置関係が斜視
図で示されている。
フィルタコネクタ21が前;本のように雌型であるので
、相手方のコネクタ54は雄型として構成されている。
相手方のコネクタ54は、フィルタコネクタ21の筒状
部30をその中に受入れる筒状部55を備え、この筒状
部55の内部には、ピンの電気的接触部56が突出して
設けられる。この電気的接触部56は、たとえば第2図
に示した間口31からピン受は穴38内に進入して、フ
ォ−り状の電気的接触部40の間に挾まれる。このよう
な電気的接触部56を備えるピンは、絶縁性のインサー
ト57によって保持されている。
また、相手方のコネクタ54の両側部には、フィルタコ
ネクタ21と対称的な位II関係で端部58が形成され
る。また、端部58には、ロック用穴60が形成される
なお、前述したフィルタコネクタ2111のロック用穴
43はねじ穴とされたが、このコネクタ54側のロック
用穴6oは、通常の穴でよい。
前述したように、フィルタコネクタ21の筒状部30上
に相手方のコネクタ540筒状部55が被さり、電気的
接続が達成された状態を固定するために、ロックスクリ
ュ62が用いられる。この実施例では、ロックスクリュ
62は、六角柱の頭部63と雄ねじが切られた軸部64
とを備え、頭部63の先端部には、さらに雌ねじ部65
が形成される。このロックスクリュ62は、まず、その
軸部64を前述したねじ穴とされたロック用穴43内に
螺合される。そして、相手側のコネクタ54が合わされ
たとき、ffiねじ部65とロック用穴6oとが一致し
、ここに、止めねじ66が通され、雌ねじ部65に螺合
される。このようにして、2個のコネクタ21および5
4が互いに機械的に固定される。
なお、上述したような特殊な形状のロックスクリュ62
を用いることなく、通常のねじを用い、これを止めねじ
66の位置から、ロック用穴60を通した後でロック用
穴43に螺合させることで代用を図ってもよい。
第6図には、相手側のコネクタ54として、雄型のもの
を示した。この雄型のコネクタ54も、側型のフィルタ
コネクタ21と実質的に同様の構成で実現することがで
きる。すなわち、この発明は、ピンの電気的接触部およ
びインサートの形状を変えるだけで、雌型のフィルタコ
ネクタにも雄型のフィルタコネクタにも適用することが
できる。
第6図に示したコネクタ54は、その−例を示すもので
もあり、その外観を見るとき、「67」で示すものはフ
ロントシェルであり、「68」で示すものがバックシェ
ルである。フロントシェル67とバックシェル68との
組合わせ状態、ならびにバックシェル68に対するフィ
ルタエレメントおよびピンの位置関係は、フィルタコネ
クタ21と実質的に同様である。また、コネクタ54に
も、洗浄用透孔69や隙間49に相当する隙間(図示せ
ず)などが形成されている。
このように、この発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明したが、図示されないが、さらに他の実施
例も可能である。
たとえば、バックシェル24は、プラスチックで構成し
、その表面に金属め−)込を施したものを用いてもよい
また、バックシェル24は、金属の切削加工により形成
してもよい。
また、前述の実施例では、フィルタエレメント28に関
連するはんだディップと同時にフロントシェル23とバ
ックシェル24とのはんだ付けを行なおうとするため、
フロントシェル23がカバー壁33を有していて、これ
がバックシェル24を覆うように配置されたが、逆に、
バックシェル側の適宜の壁がフロントシェルを覆うよう
にしてもよく、さらには、このようなオーバラップ部分
を積極的に設けないことも可能である。
また、フロントシェル23とバックシェル24とがはん
だ付けされると、互いの間で確実な電気的導通状態が得
られ、フィルタコネクタ21のアースをフロントシェル
23側から取る場合であっても、フロントシェル23と
バックシェル24との間の接触抵抗によりインピーダン
スが増すことが防止されるという利点がある。しかしな
がら、このような利点を望まないのであれば、たとえば
第9図または第10図に示すように、かしめによりフロ
ントシェルとバックシェルとを固定してもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例となるフィルタコネクタ
21の斜視図である。第2図は、第1図のフィルタコネ
クタの平面図であり、一部破断されて断面が示されてい
る。第3図は、餉1図のフィルタコネクタ21の側面図
である。第4図は、第1図のフィルタコネクタ21の断
面図であって、洗浄用穴34および1つのピン27を通
る断面が表わされている。第5図は、第1図のフィルタ
コネクタ21を構成する部品を分解して示す斜視図であ
る。第6図は、第1図のフィルタコネクタ21と相手側
のコネクタ5.4との接続を達成するための位ff1l
Il係を示す斜視図である。第7図は、従来のフィルタ
コネクタを示す斜視図である。第8図は、第7図のフィ
ルタコネクタを、ピン8を通る断面で示したものである
。第9図および第10図は、それぞれ、フロントシェル
6とバックシェルフとを固定する従来の方法を示してい
る。 図において、21はフィルタコネクタ、22は金属製ケ
ース、23はフロントシェル、24はバックシェル、2
6はインサート、27はピン、28はフィルタエレメン
ト、39は端子部、40は電気的接触部、44はブラケ
ット部、45は透孔、49は隙間、51は開通孔、52
はマスク、53は空間、54は相手側のコネクタである
。 図面の浄口(内gtご変更なし) 第30          、第4図 萬8図 第9図 手続補正書(方式) %式% : 1、事件の表示 昭和60年特許願第 102314  号2、発明の名
称 フィルタコネクタ 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所  京都府長岡京市天神二丁目26番10号名称 
 <623)株式会社村田製作所代表者 村   1)
   昭 4、代理人 住 所 大阪市北区天神橋2丁目3番9号 八千代第一
ビル電話 大阪(06)351−6239 (代)氏名
弁理士(6474)深見久部四 自発補正 6、補正の対象 図面 7、補正の内容 濃墨で描いた図面を別紙のとおり添付します。 なお、内容についての変更はありません。 以上

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一方端が端子部を構成し他方端が相手側のコネク
    タとの電気的接触部を構成する複数のピンが、端子部側
    に位置しかつ端子部を貫通させて外部に導出するバック
    シェルと電気的接触部側に位置するフロントシェルとに
    分割される導電性表面を有するケース内において絶縁性
    インサートを介して保持されており、前記ケース内には
    、さらに、前記ピンを貫通させた状態で保持される筒形
    の複数のフィルタエレメントが配置され、当該フィルタ
    エレメントの内周面上にある電極が前記ピンと電気的に
    接続され、フィルタエレメントの外周面上にある電極が
    アース接続されるように前記ケースに電気的に接続され
    た、フィルタコネクタにおいて、 前記バックシェルには、前記ピンを貫通させる複数の貫
    通孔が設けられ、前記フィルタエレメントは、その少な
    くとも一部が前記各貫通孔内に収容されるとともに、そ
    の外周面上の電極が各貫通孔の周縁部とはんだ接続され
    、かつ前記ピンは前記フィルタエレメントを貫通すると
    ともにフィルタエレメントの内周面上の電極とはんだ接
    続され、さらに、前記バックシェルには、前記ピンの端
    子部側に張出しかつ透孔を有する取付用ブラケット部が
    一体に形成されるとともに、前記貫通孔が設けられた壁
    面と前記ブラケット部との間にはんだ防止用のマスクの
    挿入を許容する隙間が形成されたことを特徴とする、フ
    ィルタコネクタ。
  2. (2)前記フロントシェルと前記バックシェルとははん
    だ付けにより互いに固定され、当該はんだ付けされるべ
    き箇所は、はんだ付け時の姿勢において、前記隙間の底
    面より低く位置する、特許請求の範囲第1項記載のフィ
    ルタコネクタ。
JP60102314A 1985-05-14 1985-05-14 フイルタコネクタ Pending JPS61260567A (ja)

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JP60102314A JPS61260567A (ja) 1985-05-14 1985-05-14 フイルタコネクタ

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JP (1) JPS61260567A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5637281B2 (ja) * 1978-05-26 1981-08-29
JPS5947985B2 (ja) * 1980-03-21 1984-11-22 日本特殊塗料株式会社 板金部材の防振処理方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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