JPS61260568A - フイルタコネクタ - Google Patents

フイルタコネクタ

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JPS61260568A
JPS61260568A JP60102315A JP10231585A JPS61260568A JP S61260568 A JPS61260568 A JP S61260568A JP 60102315 A JP60102315 A JP 60102315A JP 10231585 A JP10231585 A JP 10231585A JP S61260568 A JPS61260568 A JP S61260568A
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filter
connector
filter element
shell
back shell
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福谷 巌
隆明 大井
仲山 文夫
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Murata Manufacturing Co Ltd
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、フィルタコネクタに関するもので、特に、
部品点数を削減するための改良に関するものである。
発明の概要 この発明は、バックシェルとフロントシェルとに分割さ
れる導電性表面を有するケースを備え、その中にフィル
タエレメントが収容されるフィルタコネクタにおいて、 バックシェルに対して、フィルタエレメントおよびピン
を保持する機能、フィルタエレメントの一方電極をアー
ス接続する機能、および本来のバックシェルとしての機
能を持たせることにより、部品点数の削減を図るととも
に、アース側のインピーダンスをより小さくしようとす
るものである。
従来の技術 従来より、フィルタコネクタには、種々の形式・設計の
ものがあり、それらはフィルタコネクタが用いられる場
面に応じて変更されていた。
たとえば、第10図に示すフィルタコネクタは、基板(
図示せず)の端縁部などに、図示のような立てた姿勢で
取付けられる。そのため、L形アングル1が、金属製ケ
ース2の両端部にボルト3およびナツト4によって取付
けられる。L形アングル1の水平部分に設けられた透孔
5が、このフィルタコネクタを基板に取付ける際に用い
られる。
上述した金W!4製ケース2は、別々に用意されたフロ
ントシェル6とバックシェルフとを組合わせることによ
り構成される。すなわち、フロントシェル6とバックシ
ェルフとは、第12図または第13図に示す方法によっ
て互いに固定される。第12図では、ボルト3(第10
図)が通る穴16において、たとえばフロントシェル6
側の材質をかしめることによって、フロントシェル6と
バックシェルフとが固定される。第13図では、たとえ
ばフロントシェル6側に形成された爪17をバックシェ
ルフ側に折り曲げることによって、フロントシェル6と
バックシェルフとが固定される。
このような金属製ケース2の内部には、第11図に示す
ように、複数のピン8が配置される。ピン8は、その一
方端が端子部9を構成し、その他方端が相手側のコネク
タ(図示せず)との電気的接触部10を構成するもので
ある。令達べているフィルタコネクタは、電気接触部1
0がフロントシェル6内において突出する、いわゆる雄
型であり、そのため、フロントシェル6には、開口11
が形成されている。相手方のコネクタは、いわゆる雌型
であり、その電気的接触部は、フロントシェル6の開口
11から挿入され、図示したフィルタコネクタの電気的
接触部10と接触する。
各ピン8は、金m製ケース2内に配置された絶縁性のフ
ロントインサート12およびバックインサート13によ
って保持される。そして、フロントインサート12とバ
ックインサート13との間の空間には、筒形のフィルタ
エレメント14が、各ピン8を貫通させた状態で配置さ
れる。フィルタエレメント14は、たとえば、円筒コン
デンサ、しCフィルタなどであり、その内周面上にある
電極がピン8と電気的に接続され、その外周面上にある
W1極がアース板15に電気的に接続される。
これらの接続には、はんだ付けが用いられる。アース板
15は、バックシェルフにはんだ付けされ、それによっ
て電気的に接続されるとともに機械的に固定される。
なお、第10図に示すように、各ピン8の端子部9は、
下方へ折り曲げられている。これは、水平に配置された
基板の穴にそのまま挿入され、電気的に接続されるよう
にするためである。また、第13図では、真直ぐの端子
部9が図示されている。
発明が解決しようとする問題点 上述した図示の従来例においては、比較的多数の部品点
数を必要とすることがわかる。すなわら、ピン8および
フィルタエレメント14を除いて考えると、第10図の
例では、 フロントシェル6・・・1個 バックシェルフ・・・1WA フロントインサート12・・・1個 バックインサート13・・・1個 アース板15・・・1個 り形アンゲルト・・2個 ボルト3・・・2個 ナツト4・・・2個 のように、合計11点の部品が最低必要である。
また、バックシェルフにアース板15がはんだ付けされ
るため、アース側のインピーダンスが問題となることが
ある。また、第12図および第13図のいずれの例にお
いても、フロントシェル6とバックシェルフとの電気的
接続は、互いの接触にだけ依存していることになるので
、接触抵抗が生じ、特にフロントシェル6側からアース
をとる場合、インピーダンスが増すという問題点がある
また、このアース板15とバックシェルフあるいはフィ
ルタエレメント14とのはんだ付け、フィルタエレメン
ト14とピン8とのはんだ付けは、比較的煩雑な作業を
伴なう。
そこで、この発明の目的は、部品点数の削減を図るとと
もに、インピーダンスも極めて小さくなり、かつ組立作
業の容易なフィルタコネクタを提供することである。
問題点を解決するための手段 一方端が端子部を構成し他方端が相手側のコネクタとの
電気的接触部を構成する複数のピンが、端子部側に位置
しかつ端子部を貫通させて外部に導出するバックシェル
と電気的接触部側に位置するフロントシェルとに分割さ
れる導電性表面を有するケース内において絶縁性インサ
ートを介して保持されており、前記ケース内には、さら
に、ピンを貫通させた状態で保持される筒形の複数のフ
ィルタエレメントが配置され、当該フィルタエレメント
の内周面上にある電極がピンと電気的に接続され、フィ
ルタエレメントの外周面上にある電極がアース接続され
るようにケースに電気的に接続された、フィルタコネク
タにおいて、この発明では、フロントシェルがバックシ
ェルとはんだ付けされるとともに、バックシェルには、
ピンを貫通させる複数の貫通孔が設けられ、フィルタエ
レメントはその少なくとも一部が前記各貫通孔内に収容
されるとともに、その外周面上の電極が各貫通孔の周縁
部とはんだ接続され、かつピンはフィルタエレメントを
貫通するとともにフィルタエレメントの内周面上の電極
とはんだ接続され、さらに、インサートはバラフシてル
との間に空間を介在させた状態で配置され、ケースには
、この空間と連通ずる洗浄用透孔が形成されたことを特
徴とするものである。
発明の作用効果 この発明によれば、フィルタエレメントがバックシェル
の貫通孔内に収容され、このフィルタエレメントの外周
面上の電極がバックシェルとはんだ接続されるので、バ
ックシェルに、まずアース板としての機能を持!こせる
ことができる。そのため、別にアース板を用いる場合に
比べて、インピーダンスを極めて小さくすることができ
る。
また、ピンは、フィルタエレメントを介してバックシェ
ルに保持されることができるので、バックシェルに、従
来のバックインサートとしての機能も持たせることがで
きる。
このようなことから、部品点数は、アース板およびバッ
クインサートが省略された分だけ削減されることができ
る。
また、バックシェルは、フロントシェルとはんだ付けさ
れて互いに固定されるので、バックシェルとフロントシ
ェルとの間では確実な電気的導通状態が得られ、当該フ
ィルタコネクタのアースをフロントシェル側から取る場
合であっても、フロントシェルとバックシェルとの間の
接触抵抗によりインピーダンスが増すことが防止される
また、上述したような種々の箇所におけるはんだ付け、
すなわち、ピン、フィルタエレメント、バックシェルお
よびフロントシェルの互いのはんだ付けは、1度に、は
んだディップにより達成することも可能である。このと
き、はんだ付けにおいて使用されたフラックスなどを洗
浄する際、ケースに設けられた洗浄用透孔を通して洗浄
液をケース内に通過させることが可能であるので、洗浄
を容易に行なうことができる。
実施例 この発明の一実施例となるフィルタコネクタ21が第1
図ないし第5図に示されている。。
完成されたとき第1図に示1ような一構造となるフィル
タコネクタ21は、第5図に示づような部品で構成され
る。すなわら、金filJケース22は、フロントシェ
ル23とバックシェル24とに分割される。そして、金
属製ケース22内には、樹脂などからなる絶縁性のイン
サート26、金属薄板を打ち扱いて形成したピン27と
、たとえば円筒コンデンサのようなフィルタエレメント
28が挿入される。なお、第5図には、ピン27および
フィルタエレメント28がそれぞれ1個ずつしか図示さ
れていないが、この実施例のフィルタコネクタ21は、
それぞれ25個のピン27およびフィルタエレメント2
8を備える。
フロントシェル23は、金WA薄板からプレス成形によ
り一体に形成される。その比較的広い面をなす7ランジ
プレート29の一方側には、筒状部30が形成される。
筒状部30の端面は、開口31とされる。フランジプレ
ート29の他方側には、4個の係止片32および2個の
カバー壁33が形成される。これらカバーWi33には
、それぞれ2個ずつ洗浄用透孔34が設けられる。また
、フランジプレート29の両端部には、それぞれ、ロッ
ク用穴35が設けられる。
インサート26は、フロントシェル23の筒状部30内
に受入れられる突出部36と、このとき7ランジプレー
ト29に係合する張出部37とを儀える。張出部37に
は、前述の洗浄用透孔34の位置に対応して、切欠段部
37aが形成される。
そして、張出部37から突出部36までを貫通して、複
数個のピン受は穴38が2列に配列されて設けられる。
これらピン受は穴38は、その両端において開放されて
いる。
ピン27は、その一方端が端子部39を構成し、他方端
が相手側のコネクタとの電気的接触部40を構成するも
のである。令達べているフィルタコネクタ21は、いわ
ゆる雌型のコネクタであるので、相手方の雄型のコネク
タの1気的接触部を受入れるために、この電気的接触部
40は二叉に分れたフォーク状とされる。このフォーク
状の電気的接触部4oが、第2図に示すようにピン受は
穴38内に挿入される。このようにピン27がピン受は
穴38に挿入されたとき、ピン27がインサート26か
ら容易に脱落しないようになつでいる。
フィルタエレメント28は、前述したように円筒コンデ
ンサであっても、LCフィルタであってもよい。このフ
ィルタエレメント28は、全体として、円筒形のような
筒形をなしており、その一方端には、フランジ41が形
成されている。このようなフィルタエレメント28には
、その内周面上と外周面上とにそれぞれ電極が形成され
ている。
前述のピン27の端子部39は、このフィルタエレメン
ト28内を貫通する。
バックシェル24は、たとえば亜鉛合金またはアルミニ
ウム合金などの金属からダイカストにより製造される。
そのため、比較的厚みを有している。このバックシェル
24の両端部42には、フロントシェル23のロック用
穴35に対応するロック用穴43が設けられる。このロ
ック用穴43は、好ましくは、ねじ穴とされる。端部4
2には、さらに、垂直方向に張出すブラケット部44が
形成される。このブラケット部44には、当該フィルタ
コネクタ21を適宜の基板に取付ける際に用いる透孔4
5が設けられる。また、端部42には、フロントシェル
23の係止片32が嵌合する切欠46が形成される。な
お、切欠46および係止片32は特に設けられなくても
よい。
バックシェル24の両端部42間を連結するように、連
結壁47が形成される。この連結壁47の両側部には、
ブラケット部44と連結壁47との間には、隙間49が
形成されるように、立上がり壁48が端部42から延び
て形成される。
連結壁47の上端面および下端面には、前述のフロント
シェル23のカバーW133を位置決めする段部50が
形成されている。
連結壁47には、また、前述のピン受は穴38の位置に
対応して、円形の複数の貫通孔51が設けられる。これ
ら貫通孔51の大きさは、前述のフィルタエレメント2
8を受入れることができるように選ばれている。より好
ましくは、貫通孔51にフィルタエレメント28が挿入
されたとぎ、フィルタエレメント28のフランジ41が
貝通孔51の周縁部に当接して、フィルタエレメント2
8が位置決めされる。
以上述べたフロントシェル23、バックシェル24、イ
ンサート26、複数のピン27および複数のフィルタエ
レメント28が、第1図ないし第4図に示すように組立
てられ、各部品を相互に接続するために、はんだ付けが
実施される。その後、真直ぐの状態で用意されていたピ
ン27は、その端子部3つの適当な箇所で直角に折り曲
げられる。
たとえば第2図を参照して、はんだ付は工程について説
明する。はんだ付けは、はlνだディップにより行なわ
れる。この実施例では、1回のはんだディップにより、
はんだ付けを所望する箇所すべてにはんだ付けが達成さ
れる。この場合、第2図に想像線で示すように、ブラケ
ット部44を受入れるような容器状のマスク52を用い
るのが好ましい。マスク52は、前述のブラケット部4
4と連結147との間の隙間49内に入り込み、第2図
において、フロントシェル23のカバー壁33の下端縁
より上の位置にまで達するように配置される。マスク5
2は、ブラケット部44の透孔45がはんだにより埋ま
ることを防止するために用いられるものであり、そのた
め、はんだディップされるどき、マスク52内にはんだ
が流れ込まない程度にまで、このフィルタコネクタ21
をはんだ内に沈めることができる。したがって、第2図
に示す姿勢の上下関係を保ったまま、はんだ槽内にこれ
を沈めると、カバー壁33の下端縁がはんだ液面に届き
、ここで、フロントシェル23とバックシェル24との
はんだ付けが達成される。
また、もちろん、フィルタエレメント28の内周面上に
ある電極とピン27とのはんだ付け、およびフィルタエ
レメント28の外周面上にある[jとバックシェル24
とのはんだ付番)も同時に達成される。
上述のようなはんだ付けを終えたとき、フラックスがケ
ース22の内部であってフィルタエレメント28付近に
残留していることがある。これを洗浄するために、前述
した洗浄用透孔34が有利に用いられる。洗浄用透孔3
4は、第4図に示すように、切欠段部37aを介して、
バックシェル24とインサート26との間の空間53と
連通しており、これら洗浄用透孔34を通してトリクロ
ロエチレンのような洗浄液を流せば、容易にフラックス
を排出することができる。
以上のようにして得られたフィルタコネクタ21におい
ては、各フィルタエレメント28は、その外側に向く端
面がバックシェル24の連結壁47の外表面とほぼ而−
であることが好ましい。なぜなら、もし、フィルタエレ
メント28の外側に向く端面が、連結壁47の外表面よ
り奥にあり、凹部を形成する場合には、はんだディップ
の際、この凹部にはんだが埋まり、ピン27とバックシ
ェル24とが短絡される可能性があるためである。
他方、フィルタエレメント28の外側に向く端部が、連
結壁47の外表面より突出して位置していると、ピン2
7に対して外側から加わる力でピン27が曲げられたと
き、フィルタエレメント28が破損するおそれがあるた
めである。
第6図には、以上説明したフィルタコネクタ21が、相
手方のコネクタ54と接続される場合の配W1関係が斜
視図で示されている。
フィルタコネクタ21が前述のように雌型であるので、
相手方のコネクタ54は雄型として構成されている。相
手方のコネクタ54は、フィルタコネクタ21の筒状部
30をその中に受入れる筒状部55を備え、この筒状部
55の内部には、ピンの電気的接触部56が突出して設
けられる。この電気的接触部56は、たとえば第2図に
示した開口31からピン受は穴38内に進入して、フォ
ーク状の電気的接触部40の間に挾まれる。このような
電気的接触部56を備えるピンは、絶縁性のインサート
57によって保持されている。
また、相手方のコネクタ54の両側部には、フィルタコ
ネクタ21と対称的な位置関係で端部58が形成される
。また、端部58には、ロック用穴60が形成される。
なお、前述したフィルタコネクタ21側のロック用穴4
3はねじ穴とされたが、このコネクタ54側のロック用
穴60は、通常の穴でよい。
前述したように、フィルタコネクタ21の筒状部30上
に相手方のコネクタ54の筒状部55が被さり、電気的
接続が達成された状態を固定するために、ロックスクリ
ュ62が用いられる。この実施例では、ロックスクリュ
62は、六角柱の頭部63と雄ねじが切られた軸部64
とを備え、頭部63の先端部には、さらに雌ねじ部65
が形成される。このロックスクリュ62は、まず、その
軸部64を前述したねじ穴とされたロック用穴43内に
螺合される。そして、相手側のコネクタ54が合わされ
たとき、雌ねじ部65とロック用穴60とが一致し、こ
こに、止めねじ66が通され、雌ねじ部65に螺合され
る。このようにして、2個のコネクタ21および54が
互いに機械的に固定される。
なお、上述したような特殊な形状のロックスクリュ62
を用いることな(、通常のねじを用い、これを止めねじ
66の位置から、ロック用穴60を通した模でロック用
穴43に螺合させることで代用を図ってもよい。
第6図には、相手側のコネクタ54として、雄型のもの
を示した。この雄型のコネクタ54も、雌型のフィルタ
コネクタ21と実質的に同様の構成で実現することがで
きる。壜なわら、この発明は、ピンの電気的接触部およ
びインサートの形状を変えるだけで、雌型のフィルタコ
ネクタにも雄型のフィルタコネクタにも適用することが
できる。
第6図に示したコネクタ54は、その−例を示すもので
もあり、その外観を見るとき、「67」で示すものはフ
ロントシェルであり、[68]で示すものがバックシェ
ルである。フロントシェル67とバックシェル68との
組合わせ状態、ならびにバックシェル68に対するフィ
ルタエレメントおよびピンの位置関係は、フィルタコネ
クタ21と実質的に同様である。また、コネクタ54に
も、洗浄用通孔69が形成されている。
第7図には、この発明の他の実施例としてのフィルタコ
ネクタ21aが示されている。このフィルタコネクタ2
1aは、第1図に示したフィルタコネクタ21と以下の
点において異なるだけである。
すなわち、第1図のフィルタコネクタ21では、ロック
スクリュ62の取付に際してナツトを用いずに行なうこ
とができるようにするため、ロック用穴43に直接雌ね
じを切ってねじ穴としたが、第7図のフィルタコネクタ
21aでは、バックシェル24を形成するとき、市販の
ナツト70をインサート成形したものである。この実施
例によれば、ロック用穴43にねじを切る手間が省ける
その他の構成は、第1図に示したものと実質的に同様で
あるので、相当の部分には同様の参照番号を付し、説明
を省略する。
第8図には、この発明のさらに他の実施例となるフィル
タコネクタ21bが平面図で示されている。この実施例
では、ロックスクリュ62aが、バックシェル24と一
体に形成されることが特徴である。このロックスクリュ
62aの先端部には、雌ねじ部65aが形成される。こ
の実施例では、フロントシェル23には、ロックスクリ
ュ62aを受入れる比較的大きな透孔または切欠(図示
せず)が設けられることによって、フロントシェル23
がバックシェル24に合わされることを阻害しないよう
にされる。なお、ロックスクリュ62aは、これ自身を
回して締めたり緩めたりすることがないので、六角柱で
なくてもよく、円柱あるいは四角柱などであってもよい
第8図に示したフィルタコネクタ21bのその他の構成
は、第1図に示したフィルタコネクタ21と実質的に同
様であるので、相当の部分には同様の参照番号を付し、
重複する説明は省略する。
第9図には、この発明のさらに他の実施例となるフィル
タコネクタ21cが示されている。この実施例の特徴は
、第1図と比較すれば明らかなように、ピン27の端子
部39が直線状に延びたままであ、る。すなわち、この
フィルタコネクタ21Cは、基板への取付態様において
、第1図のフィルタコネクタ21とは異なる場面におい
て使用される。したがって、第1図のフィルタコネクタ
21に備えるブラケット部44は形成されていない。
このように、この発明の他の実施例について、図面を参
照しながら説明したが、図示されないが、さらに他の実
施例も可能である。
たとえば、バックシェル24は、プラスチックで構成し
、その表面に金属めっきを施したものを用いてもよい。
このような構成にすると、特に、第7図または第8図に
示した実施例を、プラスチック成形によって、より容易
に達成することができる。
また、バックシェル24は、金属の切削加工により形成
してもよい。
また、前述の実施例では、フロントシェル23がカバー
壁33を有していて、これがバックシェル24を覆うよ
うに配置されたが、逆に、バックシェル側の適宜の壁が
フロントシェルを覆うようにしてもよく、さらには、こ
のようなオーバラップ部分を積極的に設けないことも可
能である。
また、洗浄用透孔34は、その数や位置は任意である。
要するに、インサートとバックシェルとの間の空間に連
通ずる状態で、少なくとも1個設けられていればよい。
また、洗浄用透孔の形状も、任意である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例となるフィルタコネクタ
21の斜視図である。第2図は、第1図のフィルタコネ
クタの平面図であり、一部破断されて断面が示されてい
る。第3図は、第1図のフィルタコネクタ21の側面図
である。第4図は、゛第1図のフィルタコネクタ21の
断面図であって、洗浄用穴34および1つのピン27を
通る断面が表わされている。第5図は、第1図のフィル
タコネクタ21を構成する部品を分解して示す斜視図で
ある。第6図は、第1図のフィルタコネクタ21と相手
側のコネクタ54との接続を達成するための位置関係を
示す斜視図である。第7図は、この発明の他の実施例と
なるフィルタコネクタ21aを示す斜視図である。第8
図は、この発明のさらに他の実施例となるフィルタコネ
クタ21bの平面図である。第9図は、この発明のさら
に他の実施例となるフィルタコネクタ21cの斜視図で
ある。第10図は、従来のフィルタコネクタを示す斜視
図である。第11図は、第10図のフィルタコネクタを
、ピン8を通る断面で示したものである。第12図およ
び第13図は、それぞれ、フロントシェル6とバックシ
ェルフとを固定する従来の方法を示している。 図において、21.21a 、21b 、21cはフィ
ルタコネクタ、22は金属製ケース、23はフロントシ
ェル、24はバックシェル、26はインサー1−127
はピン、28はフィルタエレメント、34は洗浄用透孔
、39は端子部、40は電気的接触部、51は貫通孔、
53は空間、54は相手側のコネクタである。 図面の浄e(内存に変更なし) 9コ 第2 図 葛11図 萬、12図 プ ロ、補正の対象 手続補正書(方式) %式% 2、発明の名称 フィルタコネクタ 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所  京都府長岡京市天神二丁目26番10@名称 
 (623)株式会社村田製作所代表者 村   1)
   昭 4、代理人 住 所 大阪市北区天神橋2丁目3番9号 八千代第一
ビル電話 大阪(06)351−6239 (代)“+
−−+、−− 7、補正の内容 1墨で描いた図面を別紙のとおり添付します。 なお、内容についての変更はありません。 以上

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一方端が端子部を構成し他方端が相手側のコネク
    タとの電気的接触部を構成する複数のピンが、端子部側
    に位置しかつ端子部を貫通させて外部に導出するバック
    シェルと電気的接触部側に位置するフロントシェルとに
    分割される導電性表面を有するケース内において絶縁性
    インサートを介して保持されており、前記ケース内には
    、さらに、前記ピンを貫通させた状態で保持される筒形
    の複数のフィルタエレメントが配置され、当該フィルタ
    エレメントの内周面上にある電極が前記ピンと電気的に
    接続され、フィルタエレメントの外周面上にある電極が
    アース接続されるように前記ケースに電気的に接続され
    た、フィルタコネクタにおいて、 前記フロントシェルは前記バックシェルとはんだ付けさ
    れるとともに、 前記バックシェルには、前記ピンを貫通させる複数の貫
    通孔が設けられ、前記フィルタエレメントは、その少な
    くとも一部が前記各貫通孔内に収容されるとともに、そ
    の外周面上の電極が各貫通孔の周縁部とはんだ接続され
    、かつ前記ピンは前記フィルタエレメントを貫通すると
    ともにフィルタエレメントの内周面上の電極とはんだ接
    続され、さらに、前記インサートは、前記バックシェル
    との間に空間を介在させた状態で配置され、前記ケース
    には、前記空間と連通する洗浄用透孔が形成されたこと
    を特徴とする、フィルタコネクタ。
  2. (2)前記バックシェルは、当該フィルタコネクタを適
    宜の基板に取付けるためのブラケット部を一体に形成し
    、当該ブラケット部は、前記バックシェルの前記貫通孔
    が設けられた壁面に対して直角に延びる、特許請求の範
    囲第1項記載のフィルタコネクタ。
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