JP4398079B2 - 基板接続用コネクタ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、基板同士を電気的に接続するための基板接続用コネクタに関する。特に、コネクタ相互の位置合わせ用のガイドピン及びガイド孔を備えたコネクタの技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
電子機器の小型化や薄型化に伴い、電子回路の実装密度を上げる目的で、あるいは複数の回路基板を立体配置する目的で、回路基板同士を相互に接続する基板接続用コネクタが多く用いられている。
【0003】
この基板接続用コネクタは、一般にプラグコネクタとレセプタクルコネクタとからなる。この種のコネクタは、プラグコネクタが一方の基板側に、レセプタクルコネクタが他方の基板側にそれぞれ実装される。そして、一対の基板を重ねて接続した状態では、双方のコネクタは一対の基板で挟まれた形態となる。また、両コネクタを結合した状態において、一方の基板表面と他方の基板表面とがほぼ直角に交差する形態あるいは直線状となるものもある。
【0004】
前者の基板接続用コネクタとしては、例えば特開平5−275147号公報、特開平11−329636号公報に記載されている。後者の基板接続用コネクタとしては、例えば特開平10−172652号公報に記載されている。
【0005】
ところで、この種のコネクタにおいても、基板同士を高精度に位置決めして接続できるように、コネクタ相互の位置合わせ用ガイドピン及びガイド孔を設けた構成とすることがある。後者の特開平10−172652号公報に記載のコネクタには、コネクタ相互の位置合わせ用のガイドピン及びガイド孔が設けられている。ガイドピンはプラグコネクタ側に、ガイド孔はレセプタクルコネクタ側に設けられている。また、ガイドピンを導電性金属材料で形成することで、ガイドピンを本来の位置合わせ機能に加えて接地用端子にも兼用可能にした技術が記載されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
このように、コネクタ相互の位置合わせ用ガイドピン及びガイド孔を設けたコネクタは、従来から知られている。さらに、ガイドピンを接地用端子に兼用可能にする技術も知られている。しかし、ガイドピン付きの従来の基板接続用コネクタは、次のような点で解決すべき課題があることが判った。
【0007】
第1に、コネクタ全体の小型化を図り難いという問題である。即ち、特開平10−172652号公報に記載のコネクタでは、ガイドピン及びガイド孔をハウジングの外側に配置している。そのため、プラグコネクタではそのハウジングとガイドピンとが並列配置となり、レセプタクルコネクタではそのハウジングとガイド孔を形成する筒体とが並列配置となり、その分、コネクタ全体の小型化を図り難い問題がある。
【0008】
第2にコネクタ相互の位置合わせ機能の問題である。対となるガイドピン及びガイド孔は、通常、ハウジングの外側の左右対称位置にそれぞれ配置され、全体で2対設けられる。この点、特開平10−172652号公報に記載のコネクでは、小型化を図る目的で、ガイドピン及びガイド孔をハウジングの片側に一対のみ設けている。そのため、二対のものに比べてコネクタ相互の位置合わせに偏りが生じる問題がある。
【0009】
第3に、ハウジングや基板に対するガイドピンの取付強度及び取付作業性の問題である。ガイドピンは、コネクタ相互の位置合わせのために充分な強度を必要とする。さらに、ハウジングも基板に対してしっかりと固定する必要がある。この点、ガイドピン及びハウジングを基板に対して別々に固定する構成とした場合、強度的に相互に補完し合う構成とならない。そのため、ガイドピンの取付強度が低下したり、取付作業性が悪化したりするという問題が生じる。この問題は、特に、コネクタの小型化が進むに従って顕著な問題となる。
【0010】
第4に、ガイドピンと基板との電気的接続の信頼性及び接続作業性の問題である。作業性を考慮した場合、ガイドピンと基板とは従来のように手間やコストのかかる半田付け等を行うことなく、簡易な方法で電気的に確実に接続できる構成とすることが望まれるからである。
【0011】
本発明の第1の課題は、コネクタ全体の小型化を図りやすくすることにある。
【0012】
本発明の第2の課題は、ガイドピン及びガイド孔を一対のみ設けた場合でも、コネクタ相互の位置合わせ機能を良好にすることにある。
【0013】
本発明の第3の課題は、ハウジングや基板に対するガイドピンの取付強度や取付作業性を向上させることにある。
【0014】
本発明の第4の課題は、ガイドピンと基板とを簡易な方法で電気的に確実に接続できるようにすることにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明は、基板同士を電気的に接続するための基板接続用コネクタであって、一方の基板表面に実装されるプラグコネクタと、他方の基板表面に実装されるレセプタクルコネクタとを備え、プラグコネクタは、レセプタクルコネクタが挿入される開口を有するハウジングと、そのハウジング内においてハウジングの軸方向に沿って延び、プラグコネクタ及びレセプタクルコネクタ相互の位置合わせ機能を有する導電性ガイドピンとを備え、レセプタクルコネクタは、ガイドピンが挿入されるガイド孔を有するハウジングと、ガイド孔に沿って配置されガイドピンに対して電気的に接触するコンタクトとを備え、ガイドピンは一方の基板に対して電気的に接続され、コンタクトは他方の基板に対して電気的に接続されている構成とした。
【0016】
本発明によれば、ガイドピンがハウジング内においてハウジングの軸方向に沿って延びているため、ガイドピンをハウジングの外に配置するのに比べて、コネクタ全体の小型化を図りやすい構成とすることができる。また、このように、ガイドピンはハウジング内においてハウジングの軸方向に沿って延びているため、ガイドピン及びガイド孔を一対のみ設けた場合でも、コネクタ相互の位置合わせ機能を良好にすることができる。
【0017】
本発明の基板接続用コネクタは、プラグコネクタとレセプタクルコネクタとが結合した状態において、一方の基板表面と他方の基板表面とがほぼ直角に交差する形態となる場合に好適に利用できる。また、プラグコネクタとレセプタクルコネクタとが結合した状態において、一方の基板表面と他方の基板表面とが直線状となる場合にも好適に利用できる。
【0018】
ガイドピンとしては、プラグコネクタのハウジングの中央部又は中央部付近に配置され、そのハウジングの開口からガイドピンの先端部が突出している構成とすることが望ましい。ハウジングの開口からガイドピンの先端部が突出していることで、ガイドピンとガイド孔とが最初に位置合わせ可能になる。その際、ガイドピンはハウジングの中央部付近に配置されているため、ハウジング同士も必然的に位置合わせされる。その結果、コネクタ相互の位置合わせ作業がさらに容易になる。
【0019】
本発明では、一方の基板に導電層を有するスルーホールを設け、ガイドピンの基端部は、プラグコネクタのハウジングを貫通してスルーホールに挿入することで基板に電気的に接続した構成とすることもできる。このように構成すれば、ガイドピンを基板に対して電気的に接続する構造と、ガイドピンを基板に固定する構造の両方を同時に達成することができる。
【0020】
その場合、ガイドピンの基端部側の端面にネジ孔を設け、ガイドピンの基端部は、一方の基板の裏面側からネジ孔にねじ込む頭部付きネジによって一方の基板に固定した構成とすることもできる。このようにすれば、基板に対してガイドピンとプラグコネクタのハウジングとを簡易にしかも確実に固定することができる。
【0021】
また、一方の基板の裏面の、スルーホールの周囲に、スルーホールの導電層に導通するランドを設けた構成とすることもできる。そうすれば、頭部付きネジの頭部を直接的にあるいは導電性の金属ワッシャー等を介して間接的にランドと接触させることができる。これにより頭部付きネジを締め付けるだけでガイドピンと基板との電気的接続をさらに確実なものにすることができる。
【0022】
また、ガイドピンの基端部近くに、ガイドピンの外周に沿って一周する非円形のフランジが設けられ、プラグコネクタのハウジングには、ガイドピンの基端部が貫通する部分に、フランジが緊密に嵌合する凹部が設けられている構成とすることが望ましい。このように構成すれば、プラグコネクタのハウジング及び一方の基板に対してガイドピンをその軸回りに回転不可能な状態で固定することができる。
【0023】
本発明では、レセプタクルコネクタのコンタクトは複数設けられ、ガイドピンに対して少なくとも3点接触するように、ガイドピンの周方向に間隔をおいて配置されている構成とすることが望ましい。3点接触により、ガイドピンとコンタクトとの電気的接触を確実にする作用に加え、ガイドピンをコンタクトの中央にガイドする作用も発揮できるからである。
【0024】
前記コンタクトには、他方の基板に設けられた導電層付きの複数のスルーホールにそれぞれ挿入される複数のテールが設けられ、各テールが他方の基板に対して半田付けされている構成とすることも望ましい。各テールを基板に対して半田付けすることで、レセプタクルコネクタの基板への固定を確実にし、レセプタクルコネクタのハウジングに作用するこじり荷重等に対して充分に耐え得る構造となる。
【0025】
前記各コンタクトは、その先端同士が互いに接近する方向にプリロードされた状態で、各コンタクトの先端がガイド孔の入口近くの壁部に係止されている構成とすることも望ましい。このように構成すれば、各コンタクトがプリロードされた状態となるため、ガイドピンと各コンタクトとの接触が強まり、電気的接続をより確実にすることができる。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
【0027】
図1は本発明に係るプラグコネクタの断面図であり、図2はレセプタクルコネクタの断面図である。図3はプラグコネクタの正面図である。図4はコンタクトの正面図、平面図及び側面図を示す。
【0028】
この実施の形態は、本発明を、基板表面が直角に交差するいわゆるL字形接続となる基板間に配置されて基板同士を電気的に接続するための基板接続用コネクタに適用した例を示す。この基板接続用コネクタは、一方の基板K1の表面に実装されるプラグコネクタ10と、他方の基板表面に実装されるレセプタクルコネクタ20とを備える。
【0029】
プラグコネクタ10は、図1に示すように、レセプタクルコネクタ20が挿入される開口11を有するハウジング12と、そのハウジング12内においてハウジング12の軸方向に沿って延び、プラグコネクタ10及びレセプタクルコネクタ20相互の位置合わせ機能を有する導電性ガイドピン13とを備えている。ガイドピン13は一方の基板K1に対して電気的に接続されている。
【0030】
ハウジング12は絶縁性樹脂で形成され、全体として箱の3面が開放された断面コ字形に形成されている。即ち、開口11部分と、図3に示すように相対する両側面とが開放されている。したがって、背面板14と、上板15と底板16とを有する。
【0031】
レセプタクルコネクタ20は、図2に示すように、ガイドピン13が挿入されるガイド孔21を有するハウジング22と、ガイド孔21に沿って配置されガイドピン13に対して電気的に接触するコンタクト23とを備えている。コンタクト23は他方の基板K2に対して電気的に接続されている。
【0032】
ガイドピン13は、図1に示すように、プラグコネクタ10のハウジング12の中央部付近に配置され、そのハウジング12の開口11からガイドピン13の先端部13aが突出している。ハウジング12の開口11からガイドピン13の先端部13aを突出させることで、ガイドピン13とガイド孔21とを最初に位置合わせ可能にしている。さらに、ガイドピン13をハウジング12の中央部付近に配置することで、ハウジング12、22同士も必然的に位置合わせされるように配慮している。
【0033】
一方の基板K1には、内表面に導電層(図示せず)を有するスルーホール1が設けられている。ハウジング12の背面板14の中央部付近には、ガイドピン13の基端部13bを貫通させるための貫通孔14aが設けられている。ガイドピン13の基端部13bには、その周面にローレット13cが設けられている。ローレット13cは、基端部13bの周方向に間隔をおいて軸方向に延びる複数のリブ(突条)により形成されている。
【0034】
そして、ガイドピン13の基端部13bを、背面板14の貫通孔14aを貫通させてスルーホール1に挿入(圧入)することで、ガイドピン13を一方の基板K1に電気的に接続した構成としている。この構成により、ガイドピン13を一方の基板K1に対して電気的に接続する構造と、ガイドピン13を一方の基板K1に固定する構造の両方を同時に達成できるように配慮している。
【0035】
さらに、ガイドピン13の基端部13b側の端面にネジ孔(図示せず)が設けられている。そして、ガイドピン13の基端部13bは、一方の基板K1の裏面側からネジ孔にねじ込む頭部付きネジ17によって一方の基板K1に固定している。これにより、一方の基板K1に対してガイドピン13とプラグコネクタ10のハウジング12とを簡易にしかも確実に固定できるように配慮している。
【0036】
一方の基板K1の裏面には、スルーホール1の周囲に、スルーホール1の導電層に導通するランド2が設けられている。このランド2を設けた理由は、頭部付きネジ17の頭部17aを直接的にあるいは導電性のある金属ワッシャー3を介して間接的にランド2と接触させることができるようにするためである。したがって、頭部付きネジ17を締め付けるだけでガイドピン13と一方の基板K1との電気的接続をさらに確実にすることができる。
【0037】
ガイドピン13の基端部近くには、ガイドピン13の外周に沿って一周する六角形(非円形)のフランジ13fが設けられている。ハウジング12の背面板14の中央付近には、ガイドピン13の基端部が貫通する貫通孔14aの周囲に、フランジ13fが緊密に嵌合する凹部14bが設けられている。このフランジ13fと凹部14bとの組合せは、プラグコネクタ10のハウジング12及び一方の基板K1に対してガイドピン13をその軸回りに回転不可能な状態で固定できるようにするためである。
【0038】
一方の基板K1には、スルーホール1から離れた部位に、位置決め孔4が複数設けられている。ハウジング12の背面板14の背面(一方の基板K1と接する面)には、位置決め孔4に嵌合する円柱状の突起(ペグ)14pが複数設けられている。この位置決め孔4と突起14Pは、プラグコネクタ10のハウジング12を一方の基板K1に対して回転不可能に位置決めするために設けたものである。
【0039】
なお、ハウジング12の上板15の内面には、図3に示すように、溝幅の異なる2つのキー溝15a、15bが設けられている。これらのキー溝15a、15bは、レセプタクルコネクタ20のハウジング22の上面に設けられた2つのリブ22a、22bがそれぞれ嵌合する。これは、コネクタ相互が天地逆に結合されたりするのを防止するためのものである。
【0040】
レセプタクルコネクタ20のハウジング22のガイド孔21は、図2に示すように、入口側が広がったガイド部24と、そのガイド部24に連なる端子装着部25とを有する。端子装着部25内には、複数(図では3つ)のコンタクト23を有するコンタクト装置230が装着されている。
【0041】
コンタクト装置230の各コンタクト23は、ガイドピン13に対して3点接触するように、ガイドピン13の周方向に間隔を有するように配置されている。3点接触により、ガイドピン13と各コンタクト23との電気的接触を確実にする作用に加え、ガイドピン13を各コンタクト23の中央にガイドする作用も発揮できるからである。勿論4点接触あるは2点接触する構成としても構わない。しかし、上記ような作用とコンタクト装置230の製作性の点から、3点接触する構成とする方が望ましい。
【0042】
コンタクト装置230は、図4に示す例では1枚の金属板の加工により形成されている。即ち、金属板の打ち抜き加工、プレス加工、曲げ加工等により形成されている。これらの加工によって、3つのコンタクト23と、左右にそれぞれ3つ、合計6つのテール26と、ハウジング22内の左右の側面に係止させる一対の側部係止片27と、ハウジング22の前部側の内面に係止させる前部係止片28とが形成されている。
【0043】
各コンタクト23、テール26、側部係止片27、及び前部係止片28はそれぞれ分離することなく、接続プレート部分Pを介して一体に構成されている。接続プレート部分Pは、いわゆる金属板の打ち抜き残余の部分である。この接続プレート部分Pは、図4(C)に示すように、正面から見て逆U字状に曲げ加工されている。即ち、両側板部27a、27aと、天板部27bとを有するように形成されている。
【0044】
これにより、二つのコンタクト23は両側板部27a、27aから突出し、残り一つのコンタクト23は天板部27bから突出する形態となっている。側部係止片27は天板部27bから側方へ突出する形態となっている。テール26は側板部27a、27aから下方(基板K2側)に突出する形態となっている。
【0045】
ハウジング22の内部には、コンタクト装置230をハウジング内の定位置にしっかりと固定できるように、側部係止片27の進入部(図示せず)や前部係止片28の進入凹部28aが設けられている。
【0046】
コンタクト装置230の各テール26は、他方の基板K2に設けられた導電層付きの複数のスルーホール30にそれぞれ挿入され、各テール26が他方の基板K2に対して半田付けされている。各テール26を基板K2に対して半田付けすることで、レセプタクルコネクタ20の基板K2への固定を確実にし、レセプタクルコネクタ20のハウジング22に作用するこじり荷重等に対して充分に耐え得る構造となる。なお、各テール26には、曲げ剛性を高めるためのプレス加工により膨出部26aが設けられている。
【0047】
各コンタクト23は、その先端同士が互いに接近する方向にプリロードされた状態で、各コンタクト23の先端23bがガイド孔21の入口近くの壁部23cに係止されている。この構成により、各コンタクト23がプリロードされた状態となるため、ガイドピン13と各コンタクト23との接触が強まり、電気的接続をより確実にすることができる。
【0048】
【発明の効果】
以上のように、本発明の基板接続用コネクタによれば、コネクタ全体の小型化を図りやすくすることができる。また、ガイドピン及びガイド孔を一対のみ設けた場合でも、コネクタ相互の位置合わせ機能を良好にすることができる。また、ハウジングや基板に対するガイドピンの取付強度や取付作業性を向上させることができる。さらに、ガイドピンと基板とを簡易な方法で電気的に確実に接続できることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るプラグコネクタの断面図である。
【図2】本発明に係るレセプタクルコネクタの断面図である。
【図3】本発明に係るプラグコネクタの正面図である。
【図4】本発明に係るコンタクト装置を示す図であり、(a)は平面図、(b)は側面図、(C)は断面図である。
【符号の説明】
1 スルーホール
2 ランド
3 ワッシャー
10 プラグコネクタ
11 開口
12 ハウジング
13 ガイドピン
14 背板
14a 貫通孔
14b 凹部
17 頭部付きネジ
20 レセプタクルコネクタ
21 ガイド孔
22 ハウジング
23 コンタクト
230 コンタクト装置
23a 接点部
26 テール
Claims (9)
- 基板同士を電気的に接続するための基板接続用コネクタであって、
一方の基板表面に実装されるプラグコネクタと、他方の基板表面に実装されるレセプタクルコネクタとを備え、
前記プラグコネクタは、前記レセプタクルコネクタが挿入される開口を有するハウジングと、そのハウジング内においてハウジングの軸方向に沿って延び、プラグコネクタ及びレセプタクルコネクタ相互の位置合わせ機能を有する導電性ガイドピンとを備え、
前記レセプタクルコネクタは、前記ガイドピンが挿入されるガイド孔を有するハウジングと、前記ガイド孔に沿って配置され前記ガイドピンに対して電気的に接触するコンタクトとを備え、
前記ガイドピンは前記一方の基板に対して電気的に接続され、前記コンタクトは前記他方の基板に対して電気的に接続され、
前記一方の基板は、内表面に導電層を有するスルーホールを備え、
前記ガイドピンの基端部の周面には、該ガイドピンの軸方向に延びる複数のリブを有するローレットを備え、
前記ローレットが、前記導電層と接触することにより、前記ガイドピンが前記一方の基板に対して電気的に接続され、且つ、前記プラグコネクタのハウジングを貫通して前記スルーホールに挿入されることにより、前記ガイドピンが前記一方の基板に対して固定される、基板接続用コネクタ。 - 前記プラグコネクタと前記レセプタクルコネクタとが結合した状態において前記一方の基板表面と前記他方の基板表面とがほぼ直角に交差する形態である、請求項1記載の基板接続用コネクタ。
- 前記ガイドピンは、前記プラグコネクタのハウジングの中央部又は中央部付近に配置され、そのハウジングの開口から前記ガイドピンの先端部が突出している、請求項1記載の基板接続用コネクタ。
- 前記ガイドピンの基端部側の端面にネジ孔が設けられ、前記ガイドピンの基端部は、前記一方の基板の裏面側から前記ネジ孔にねじ込む頭部付きネジによって前記一方の基板に固定されている、請求項1記載の基板接続用コネクタ。
- 前記一方の基板の裏面の、前記スルーホールの周囲に、そのスルーホールの導電層に導通するランドが設けられている、請求項1又は4に記載の基板接続用コネクタ。
- 前記ガイドピンの基端部近くに、ガイドピンの外周に沿って一周する非円形のフランジが設けられ、前記ハウジングには、前記ガイドピンの基端部が貫通する部分に、前記フランジが緊密に嵌合する凹部が設けられている、請求項1〜5の何れかに記載の基板接続用コネクタ。
- 前記レセプタクルコネクタのコンタクトは複数設けられ、前記ガイドピンに対して少なくとも3点接触するように、ガイドピンの周方向に間隔をおいて配置されている、請求項1記載の基板接続用コネクタ。
- 前記コンタクトには、前記他方の基板に設けられた導電層付きの複数のスルーホールにそれぞれ挿入される複数のテールが設けられ、各テールが前記他方の基板に対して半田付けされている、請求項1又は7記載の基板接続用コネクタ。
- 前記各コンタクトは、その先端同士が互いに接近する方向にプリロードされた状態で、各コンタクトの先端が前記ガイド孔の入口近くの壁部に係止されている、請求項1又は請求項7記載の基板接続用コネクタ。
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