JP5218786B2 - コネクタ装置 - Google Patents

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本願の特許請求の範囲に記載された発明は、複数の同軸ケーブルが連結されて、ソリッド配線基板等に設置されたリセプタクルコネクタに差込接続される、プラグコネクタとして用いられるコネクタ装置に関する。
複数の比較的細い同軸ケーブルを、各種の電気部品が取り付けられるソリッド配線基板に接続するにあたっては、複数の同軸ケーブルが連結されるプラグコネクタと、ソリッド配線基板に取り付けられて当該ソリッド配線基板との電気的接続がなされ、プラグコネクタが差込接続されるリセプタクルコネクタと、が用いられることが多い。
プラグコネクタがリセプタクルコネクタに差込接続されるにあたっては、プラグコネクタのリセプタクルコネクタに対する差込方向が、例えば、リセプタクルコネクタが取り付けられたソリッド配線基板の面と実質的に平行な方向とされる場合と、リセプタクルコネクタが取り付けられたソリッド配線基板の面に実質的に直交する方向とされる場合とがある。以下においては、必要に応じて、リセプタクルコネクタに対する差込方向が、リセプタクルコネクタが取り付けられたソリッド配線基板の面と実質的に平行な方向とされるプラグコネクタを、水平差込型のプラグコネクタといい、リセプタクルコネクタに対する差込方向が、リセプタクルコネクタが取り付けられたソリッド配線基板の面に実質的に直交する方向とされるプラグコネクタを、垂直差込型のプラグコネクタという。
このようなもとで、プラグコネクタは、リセプタクルコネクタに設けられた嵌合口部もしくは嵌合凹部に差し込まれてリセプタクルコネクタとの嵌合状態におかれる接続嵌合部が設けられた絶縁ハウジングを備え、その接続嵌合部に、当該プラグコネクタに連結される複数の同軸ケーブルの夫々におけるシグナル導体(内部導体)との電気的接続がなされる複数のシグナルコンタクトと、当該複数の同軸ケーブルの夫々におけるグラウンド導体(外部導体)との電気的接続がなされるグラウンドコンタクトとが配されるものとされる。斯かるプラグコネクタは、絶縁ハウジング,複数のシグナルコンタクト及びグラウンドコンタクトを部分的に覆い、グラウンド電位が与えられるものとされる、導電性カバーを備えることが多い。
そして、プラグコネクタの絶縁ハウジングに設けられた接続嵌合部が、リセプタクルコネクタに設けられた嵌合口部もしくは嵌合凹部に差し込まれてリセプタクルコネクタとの嵌合状態におかれるとき、複数のシグナルコンタクトが、リセプタクルコネクタ側の複数のシグナルコンタクトに夫々接触接続され、また、グラウンドコンタクトが、リセプタクルコネクタ側のグラウンドコンタクトに接触接続される。それにより、プラグコネクタに連結された複数の同軸ケーブルの夫々におけるシグナル導体が、プラグコネクタが電気的に接続された、例えば、ソリッド配線基板におけるシグナル端子に、プラグコネクタ及びリセプタクルコネクタを介して接続され、また、プラグコネクタに連結された複数の同軸ケーブルの夫々におけるグラウンド導体が、プラグコネクタが電気的に接続された例えば、ソリッド配線基板におけるグラウンド端子に、プラグコネクタ及びリセプタクルコネクタを介して接続される。
このようなプラグコネクタにおいて、それに連結された複数の同軸ケーブルの夫々におけるグラウンド導体とグラウンドコンタクトとの電気的接続をなすにあたっては、複数の同軸ケーブルの夫々におけるグラウンド導体を電気的に連結する、複数の同軸ケーブルに対して共通のグラウンド連結部材を用い、そのグラウンド連結部材をグラウンドコンタクトに電気的に接続するようにされることが多い。その際、グラウンド連結部材による複数の同軸ケーブルのグラウンド導体についての電気的連結は、例えば、複数の同軸ケーブルにそれらの夫々におけるグラウンド導体が露出する部分が特定の方向に配列配置される状態をとらせ、それにより配列配置された複数のグラウンド導体に特定の方向に伸びるグラウンド連結部材を共通に接触接続させることにより、容易に行われる。一方、複数の同軸ケーブルの夫々におけるグラウンド導体を連結したグラウンド連結部材をグラウンドコンタクトに電気的に接続するにあたっては、従来、下記のような手法が見られる。
従来における、グラウンド連結部材をグラウンドコンタクトに電気的に接続する手法の一つにあっては、垂直差込型のプラグコネクタにおいて、グラウンド連結部材に接触接続する導電性シェルが設けられ、その導電性シェルに、リセプタクルコネクタ側の導電性カバーに設けられたグラウンドコンタクトに接触接続されるグラウンドコンタクトが形成されることにより、実質的にグラウンド連結部材とグラウンドコンタクトとの電気的接続が達成される(例えば、特許文献1参照。)。また、従来における、グラウンド連結部材をグラウンドコンタクトに電気的に接続する手法の他の一つにあっては、垂直差込型のプラグコネクタにおいて、グラウンド連結部材にそれから突出する接続端子部が設けられ、その接続端子部とグラウンドコンタクトとの位置合せが行われて、接続端子部とグラウンドコンタクトとが電気的に接続される(例えば、特許文献2参照。)。
上述の特許文献1に開示されている、従来提案されているグラウンド連結部材をグラウンドコンタクトに電気的に接続する手法の他の一つが採用された垂直差込型のプラグコネクタ(8) にあっては、絶縁ハウジング(雄ハウジング9)に、配列配置された複数のシグナルコンタクト(雄接触子11) と導電性シェル(グランドフレーム12) とグラウンド連結部材(グランドバー4)が配される。グラウンド連結部材は、予め複数の同軸ケーブル(シールド電線3)に組み付けられたものとされて、同軸ケーブルと共に絶縁ハウジングに配される。導電性シェルには、それにおける長手方向(複数のシグナルコンタクトの配列方向)の中央部に、それから突出するグラウンドコンタクト(雄型突出片26) が形成されている。
グラウンドコンタクトは、プラグコネクタ(8) がリセプタクルコネクタ(レセプタクルコネクタ14) との嵌合状態におかれるとき、リセプタクルコネクタ側の導電性カバー(シュラウド16) に設けられたグラウンドコンタクト(雌型突出片39) に接触接続されるものとされ、斯かるグラウンドコンタクトが形成された導電性シェルがグラウンド連結部材と電気的に接続される。それにより、グラウンド連結部材がグラウンドコンタクトに電気的に接続された状態が得られる。
また、上述の特許文献2に開示されている、従来提案されているグラウンド連結部材をグラウンドコンタクトに電気的に接続する手法の一つが採用された垂直差込型のプラグコネクタ(1) にあっては、絶縁ハウジング(11) に、配列配置された複数のシグナルコンタクト(信号導電端子12) とグラウンドコンタクト(グランド導電端子13) と相互連結される二つのグラウンド連結部材(上部グランドバーGU及び下部グランドバーGD) とが配されている。そして、二つのグラウンド連結部材のうちの一方(上部グランドバーGU) における長手方向(複数のシグナルコンタクトの配列方向)の中央部に、それから突出する接続端子部(グランド接続舌片GUa)が形成されていて、その接続端子部がグラウンドコンタクトに半田接合される。それにより、グラウンド連結部材がグラウンドコンタクトに電気的に接続された状態が得られる。
特開2008−97875号公報(第5〜8頁、図2〜5,7) 特開2008−147020号公報(第4〜8頁、図4〜10)
上述の特許文献1に示されるような、グラウンド連結部材に接触接続する導電性シェルが設けられ、その導電性シェルに、リセプタクルコネクタ側の導電性カバーに設けられたグラウンドコンタクトに接触接続されるグラウンドコンタクトが形成されることにより、実質的にグラウンド連結部材とグラウンドコンタクトとの電気的接続が達成される、従来提案されている垂直差込型のプラグコネクタにあっては、導電性シェルに形成されたグラウンドコンタクトをリセプタクルコネクタ側の導電性カバーに設けられたグラウンドコンタクトに接触接続させるにあたり、その接触接続を確実にすべく、導電性シェルに形成されたグラウンドコンタクトを弾性を有していて、接触相手に対して弾性押圧力を作用させるものとする必要がある。このような、接触接続される際に接触相手に弾性押圧力を作用させるグラウンドコンタクトは、弾性を活かすための形状と比較的大なる寸法と周囲スペースとを必要とし、それにより、プラグコネクタ全体の大型化がまねかれることになってしまうという不都合を生じる。
また、上述の特許文献2に示されるような、グラウンド連結部材における複数のシグナルコンタクトの配列方向における中央部に、それから突出する接続端子部が形成されていて、その接続端子部がグラウンドコンタクトに半田接合されることにより、グラウンド連結部材がグラウンドコンタクトに電気的に接続された状態が得られる、従来提案されている垂直差込型のプラグコネクタにあっては、複数の同軸ケーブルの夫々におけるグラウンド導体を電気的に連結するグラウンド連結部材として、その長手方向の中央部にそれから突出する接続端子部が形成された特殊なものが必要とされる。それゆえ、特殊なグラウンド連結部材の調達のための製造コストが嵩むことになってしまう。
さらに、昨今、上述のようなプラグコネクタに対する要求度合が大である事柄として、複数のシグナルコンタクト及びグラウンドコンタクトについての狭ピッチ化が挙げられる。このような要求に応じて複数のシグナルコンタクト及びグラウンドコンタクトについての狭ピッチ化が図られた、特許文献2に示されるようなプラグコネクタにおいては、特殊なグラウンド連結部材の長手方向の中央部から突出する接続端子部を、絶縁ハウジングに配されたグラウンドコンタクトに半田付けするにあたり、接続端子部とグラウンドコンタクトとの両者に極めて高い寸法精度が求められ、さらには、接続端子部とグラウンドコンタクトとの正確な位置合せ及びその後の位置ズレ防止のための作業も必要とされることになり、その結果、作業工程が増加するとともに製造コストが嵩むという事態がまねかれてしまう。
斯かる点に鑑み、本願の特許請求の範囲に記載された発明は、複数のシグナルコンタクト及びグラウンドコンタクトが配列配置された接続嵌合部を形成する絶縁ハウジングと、絶縁ハウジングに配される複数の同軸ケーブルの夫々におけるグラウンド導体を電気的に連結するグラウンド連結部材とを備え、接続嵌合部がリセプタクルコネクタに設けられた嵌合口部に差し込まれてリセプタクルコネクタとの嵌合状態におかれるとき、複数のシグナルコンタクトがリセプタクルコネクタにおける複数のリセプタクル側シグナルコンタクトに夫々接触接続されるとともに、グラウンドコンタクトがリセプタクルコネクタにおけるリセプタクル側グラウンドコンタクトに接触接続される、水平差込型のプラグコネクタとして機能するものであって、グラウンド連結部材をグラウンドコンタクトに電気的に接続するにあたり、全体の大型化がまねかれることになる不都合を伴わず、しかも、特殊なグラウンド連結部材を必要とせず、作業工程が増加するとともに製造コストが嵩む事態を回避できるコネクタ装置を提供する。
本願の特許請求の範囲における請求項1から請求項までのいずれかに記載された発明(以下、本発明という。)に係るコネクタ装置は、リセプタクルコネクタに設けられた嵌合口部に差し込まれるべく第1の方向に伸びる接続嵌合部を形成する絶縁ハウジングと、各々が接続嵌合部に配される接触部を有するものとされて第1の方向に配列配置され、複数の同軸ケーブルのシグナル導体が夫々接続されて、接触部がリセプタクルコネクタに配されたリセプタクル側シグナルコンタクトに接触するものとされる複数のシグナルコンタクトと、接続嵌合部に配される接触部を有するものとされ、その接触部がリセプタクルコネクタに配されたリセプタクル側グラウンドコンタクトに接触するものとされるグラウンドコンタクトと、第1の方向に伸びて、複数のシグナルコンタクトに夫々接続されるシグナル導体を有した複数の同軸ケーブルのグラウンド導体を電気的に連結するグラウンド連結部材と、絶縁ハウジングにインサート成形により設けられ、絶縁ハウジングにより保持されて第1の方向に伸びる帯状部を有した導電性シェルとを備えて成り、接続嵌合部にシグナルコンタクト及びグラウンドコンタクトのいずれとしても機能しない一対のダミーコンタクトが、グラウンドコンタクトの接触部を挟んで配されるとともに、導電性シェルが、帯状部の一部であってグラウンド連結部材との接続がなされる第1のグラウンド接続部と、帯状部における第1の方向に沿う一対の対向側縁部のうちの一方から第2の方向に突出するものとして形成されグラウンドコンタクトとの半田付け接続がなされる第2のグラウンド接続部とを備え、第2のグラウンド接続部の先端がグラウンドコンタクトとダミーコンタクトとの間に配されることを特徴とする。
特に、本発明に係るコネクタ装置のうちの請求項に記載されたものにあっては、導電性シェルが、第2のグラウンド接続部を、グラウンドコンタクトを保持する二股部が先端に設けられたものとして有している。
さらに、本発明に係るコネクタ装置のうちの請求項に記載されたものにあっては、グラウンドコンタクトが、絶縁ハウジングが形成される際に、絶縁ハウジングに導電性シェルと共にインサート成形により配置される。
上述のように構成される本発明に係るコネクタ装置にあっては、絶縁ハウジングに配された複数のシグナルコンタクトの配列方向が第1の方向とされるもとで、絶縁ハウジングにインサート成形により設けられ、絶縁ハウジングにより保持されて第1の方向に伸びる帯状部を有した導電性シェルが、その帯状部の一部であってグラウンド連結部材との接続がなされる第1のグラウンド接続部と、その帯状部における第1の方向に沿う一対の対向側縁部のうちの一方から第2の方向に突出するものとして形成され、グラウンドコンタクトとの半田付け接続がなされる第2のグラウンド接続部とを備えている。そして、第1のグラウンド接続部がグラウンド連結部材に接続されるとともに、第2のグラウンド接続部がグラウンドコンタクトに半田付け接続されることにより、グラウンド連結部材が導電性シェルを介してグラウンドコンタクトに電気的に接続される状態が得られる。
複数のシグナルコンタクトの夫々の接触部及びグラウンドコンタクトの接触部が配列配置される絶縁ハウジングが形成する接続嵌合部には、シグナルコンタクト及びグラウンドコンタクトのいずれとしても機能しない一対のダミーコンタクトが、グラウンドコンタクトの接触部を挟んで配され、第2のグラウンド接続部の先端がグラウンドコンタクトとダミーコンタクトとの間に配される。そして、第2のグラウンド接続部は、例えば、請求項3に記載された本発明に係るコネクタ装置におけるもののように、その先端が、グラウンドコンタクトを保持する二股部を成すものとされる。
また、絶縁ハウジングに配されて導電性シェルの第2のグラウンド接続部との半田付け接続がなされるグラウンドコンタクトは、例えば、請求項に記載された本発明に係るコネクタ装置におけるもののように、絶縁ハウジングが形成される際に、その絶縁ハウジングに、第1のグラウンド接続部及び第2のグラウンド接続部を備えた導電性シェルと共に、インサート成形により配置される。
また、導電性シェルとグラウンド連結部材との電気的接続は、導電性シェルの第1のグラウンド接続部がグラウンド連結部材に接続されることに加え、絶縁ハウジング,複数のシグナルコンタクト,グラウンドコンタクト,グラウンド連結部材及び導電性シェルを部分的に覆う導電性カバーが備えられる場合には、その導電性カバーを介在させても行われる。
上述のような本発明に係るコネクタ装置にあっては、複数のシグナルコンタクトに夫々接続されるシグナル導体を有した複数の同軸ケーブルのグラウンド導体を電気的に連結するグラウンド連結部材を、リセプタクルコネクタに配されたリセプタクル側グラウンドコンタクトに接触する接触部を有するグラウンドコンタクトに電気的に接続するにあたり、絶縁ハウジングにインサート成形により設けられ、絶縁ハウジングにより保持されて第1の方向に伸びる帯状部を有し、その帯状部に設けられた第1のグラウンド接続部と第2のグラウンド接続部とを備えた導電性シェルが用いられ、導電性シェルが備える第1のグラウンド接続部がグラウンド連結部材に接続されるとともに第2のグラウンド接続部がグラウンドコンタクトに半田付け接続されることにより、グラウンド連結部材が導電性シェルを介してグラウンドコンタクトに電気的に接続される状態が得られる。
このように、導電性シェルが備える第1のグラウンド接続部がグラウンド連結部材に接続されるとともに第2のグラウンド接続部がグラウンドコンタクトに半田付け接続されることにより、グラウンド連結部材が導電性シェルを介してグラウンドコンタクトに電気的に接続される状態が得られることにより、導電性シェルが備える第1のグラウンド接続部及び第2のグラウンド接続部とグラウンドコンタクトとは、それらのいずれもが、弾性を有していて接触相手に対して弾性押圧力を作用させるものとされる必要がない。それゆえ、導電性シェルが備える第1のグラウンド接続部及び第2のグラウンド接続部とグラウンドコンタクトとの夫々は、弾性を活かすための形状,比較的大なる寸法,周囲スペース等を必要としない、十分な小型化を図れるものとなり、従って、本発明に係るコネクタ装置は、全体の大型化がまねかれるという不都合を伴わないことになる。
また、本発明に係るコネクタ装置にあっては、導電性シェルが備える第2のグラウンド接続部との半田付け接続がなされるグラウンドコンタクトは、例えば、絶縁ハウジングが形成される際に、その絶縁ハウジングに、第1のグラウンド接続部及び第2のグラウンド接続部を備えた導電性シェルと共に、インサート成形により配置されるので、導電性シェルが備える第2のグラウンド接続部とグラウンドコンタクトとは、正確に位置決めされるとともに相互間の位置ズレが生じないものとされて絶縁ハウジングに配される。従って、導電性シェルが備える第2のグラウンド接続部とグラウンドコンタクトとの正確な位置合せ及びその後の位置ズレ防止のための作業を必要とすることなく、第2のグラウンド接続部がグラウンドコンタクトに半田付け接続された状態を得ることができる。また、導電性シェルが備える第1のグラウンド接続部とグラウンド連結部材との接続は、グラウンド連結部材が第1の方向に伸びているもとでなされるので、第1のグラウンド接続部とグラウンド連結部材との格別の位置合わせのための作業は必要とされない。その結果、導電性シェルが備える第1のグラウンド接続部がグラウンド連結部材に接続されるとともに第2のグラウンド接続部がグラウンドコンタクトに半田付け接続された状態を得るにあたり、作業工程が増加するとともに製造コストが嵩む事態を回避できる。
第2のグラウンド接続部のグラウンドコンタクトへの半田付け接続は、例えば、複数の同軸ケーブルの夫々のシグナル導体の複数のシグナルコンタクトのうちの対応するものへの半田付け接続とともに、パルスヒート方式による一括半田付けによって行うことができる。その際、複数のシグナルコンタクトの接触部及びグラウンドコンタクトの接触部が配列配置される絶縁ハウジングが形成する接続嵌合部に、グラウンドコンタクトの接触部を挟んで配される一対のダミーコンタクトが設けられ、第2のグラウンド接続部の先端がグラウンドコンタクトとダミーコンタクトとの間に配されるので、半田がグラウンドコンタクトとダミーコンタクトとの間に溜められることになって、第2のグラウンド接続部のグラウンドコンタクトへの半田付け接続を確実に行うことができるとともに、余分な半田が不所望な流出を生じる事態を防止することができる。
さらに、本発明に係るコネクタ装置にあっては、例えば、第2のグラウンド接続部の先端がグラウンドコンタクトを保持する二股部を成すものとされるもとで、上述のようにしてグラウンド連結部材が導電性シェルを介してグラウンドコンタクトに電気的に接続される状態が得られるので、グラウンド連結部材をグラウンドコンタクトに電気的に接続するにあたって、特殊なグラウンド連結部材を必要とせず、これよりしても、製造コストが嵩む事態を回避できる。
本発明に係るコネクタ装置の一例をそれに連結された同軸ケーブルと共に示す上面側から見た斜視図である。 本発明に係るコネクタ装置の一例をそれに連結された同軸ケーブルと共に示す下面側から見た斜視図である。 本発明に係るコネクタ装置の一例が備える導電性シェルを示す斜視図である。 本発明に係るコネクタ装置の一例が備えるシグナルコンタクト,グラウンドコンタクト,ダミーコンタクト及び導電性シェルを示す斜視図である。 本発明に係るコネクタ装置の一例が備えるシグナルコンタクト,グラウンドコンタクト,ダミーコンタクト及び導電性シェルが配された絶縁ハウジングを示す斜視図である。 図5における鎖線枠Z内を拡大して示す部分斜視図である。 本発明に係るコネクタ装置の一例が備えるシグナルコンタクト,グラウンドコンタクト,ダミーコンタクト及び導電性シェルが配された絶縁ハウジングに、グラウンド連結部材を伴った同軸ケーブルが設置された状態を示す斜視図である。 本発明に係るコネクタ装置の一例についての製造工程の説明に供される斜視図である。 図1におけるIX−IX線断面を示す断面図である。 本発明に係るコネクタ装置の一例がリセプタクルコネクタに嵌合接続された状態を示す斜視図である。 図10におけるXI−XI線断面を示す断面図である。
本発明を実施するための形態は、以下に述べられる本発明についての実施例をもって説明される。
図1(上面側から見た斜視図)及び図2(下面側から見た斜視図)は、本発明に係るコネクタ装置の一例を成す、例えば、ソリッド配線基板等に取り付けられて当該ソリッド配線基板等との電気的接続がなされたリセプタクルコネクタに対する嵌合接続に供される、水平差込型のプラグコネクタをそれに装着された複数の同軸ケーブルと共に示す。
図1及び図2には、本発明に係るコネクタ装置の一例を成す水平差込型のプラグコネクタ11が、それに装着された複数の同軸ケーブル12と共に示されている。なお、プラグコネクタ11について、便宜上、図1に示される面を上面と呼び、図2に示される面を上面に対向する下面と呼ぶこととする。
プラグコネクタ11は、合成樹脂等の絶縁材料によって形成された絶縁ハウジング13を備えており、絶縁ハウジング13には、その長手方向(プラグコネクタ11の長手方向(矢印Lにより示される方向:左右方向))に沿って、各々が導電材料で形成された複数のシグナルコンタクト15と複数のシグナルコンタクト16とが交互に配列配置されて設けられている。これらのシグナルコンタクト15及びシグナルコンタクト16は、全体で、複数のプラグ側シグナルコンタクトを形成している。即ち、絶縁ハウジング13に配列配置された複数のプラグ側シグナルコンタクトが、複数のシグナルコンタクト15と複数のシグナルコンタクト16とを含むものとされているのである。そして、複数のシグナルコンタクト15と複数のシグナルコンタクト16とを含んだ複数のプラグ側シグナルコンタクトには、複数の同軸ケーブル12のシグナル導体が夫々連結されている。
また、絶縁ハウジング13には、複数のシグナルコンタクト15及び複数のシグナルコンタクト16の配列方向(以下、コンタクト配列方向という。)における略中央部分に対応する位置に、グラウンドコンタクト17が設けられている。このグラウンドコンタクト17は、絶縁ハウジング13における複数のシグナルコンタクト15と複数のシグナルコンタクト16との配列配置の中央部となる位置に配されていることになる。そして、グラウンドコンタクト17は、複数の同軸ケーブル12の夫々のグラウンド導体にグラウンド電位を伝達する役割を果たす。
複数のシグナルコンタクト15,複数のシグナルコンタクト16及びグラウンドコンタクト17は、例えば、燐青銅板材とされる金属材料によって形成される。
そして、複数のシグナルコンタクト15の夫々は、プラグコネクタ11がリセプタクルコネクタに差込接続されるとき、そのリセプタクルコネクタに配されたリセプタクル側シグナルコンタクトに接触する接触部15aを有しており、また、複数のシグナルコンタクト16の夫々は、プラグコネクタ11がリセプタクルコネクタに差込接続されるとき、そのリセプタクルコネクタに配されたリセプタクル側シグナルコンタクトに接触する接触部16aを有している。さらに、グラウンドコンタクト17は、プラグコネクタ11がリセプタクルコネクタに差込接続されるとき、そのリセプタクルコネクタに配されたリセプタクル側グラウンドコンタクトに接触する接触部17aを有している。
リセプタクルコネクタは、ソリッド配線基板等に取り付けられて当該ソリッド配線基板等との電気的接続がなされていて、リセプタクルコネクタに配されたリセプタクル側シグナルコンタクトは、ソリッド配線基板等におけるシグナル端子部に接続されており、また、リセプタクルコネクタに配されたリセプタクル側グラウンドコンタクトは、ソリッド配線基板等におけるグラウンド端子部に接続されて、グラウンド電位が与えられる。
このようなもとで、絶縁ハウジング13における複数のシグナルコンタクト15の夫々の接触部15a,複数のシグナルコンタクト16の夫々の接触部16a及びグラウンドコンタクト17の接触部17aが配列配置された部分13aは、絶縁ハウジング13の長手方向に伸びる板状部とされていて、接続嵌合部18を形成している。
絶縁ハウジング13がその部分13aをもって形成する接続嵌合部18は、プラグコネクタ11が差込接続されるリセプタクルコネクタの絶縁ハウジングに設けられた嵌合口部に差し込まれ、それにより、プラグコネクタ11とリセプタクルコネクタとの相互嵌合状態がとられる。接続嵌合部18がリセプタクルコネクタの絶縁ハウジングに設けられた嵌合口部に差し込まれてリセプタクルコネクタとの嵌合状態におかれるとき、複数のシグナルコンタクト15の夫々の接触部15a及び複数のシグナルコンタクト16の夫々の接触部16aが、リセプタクルコネクタに配された複数のリセプタクル側シグナルコンタクトに夫々接触して、複数のシグナルコンタクト15及び16と複数のリセプタクル側シグナルコンタクトとの間でのシグナル伝達が行われ、また、グラウンドコンタクト17の接触部17aが、リセプタクルコネクタに配されたリセプタクル側グラウンドコンタクトに接触して、リセプタクル側グラウンドコンタクトに与えられたグラウンド電位がグラウンドコンタクト17に伝達される。
また、接続嵌合部18には、シグナルコンタクト及びグラウンドコンタクトのいずれとしても機能しない一対のダミーコンタクト19が、グラウンドコンタクト17の接触部17aを挟んで配されている。これらのダミーコンタクト19も、例えば、燐青銅板材とされる金属材料によって形成されるが、他のいずれかの部分との電気的接続はなされていず、かつ、他のいずれかの部分との接触状態にもおかれない。
複数のシグナルコンタクト15と複数のシグナルコンタクト16とを含んだ複数のプラグ側シグナルコンタクトにおける複数の同軸ケーブル12のシグナル導体が夫々連結された部分は、外部からの電磁波ノイズ対策のため、プラグコネクタ11の上面側において導電材料で形成された導電性カバー20によって覆われており、また、プラグコネクタ11の下面側において導電材料で形成された導電性シェル21によって覆われている。導電性カバー20には、その長手方向(プラグコネクタ11の長手方向)における両端部に、リセプタクルコネクタとの相互嵌合状態におかれたプラグコネクタ11がリセプタクルコネクタから抜去される際に抜去用手掛り部とされる一対の突出部20aが形成され、さらに、一対の突出部20aの間に、複数の半田導入孔20bが形成されている。また、導電性シェル21には、その長手方向(プラグコネクタ11の長手方向)における両端部に、導電性カバー20の一対の突出部20aに夫々係合する一対の突出部22が形成されている。
導電性シェル21は、絶縁ハウジング13にインサート成形により設けられており、絶縁ハウジング13に保持されて、接続嵌合部18の長手方向、即ち、コンタクト配列方向に伸びるものとされた帯状部23を有したものとされている。前述の一対の突出部22は、帯状部23のコンタクト配列方向における両端部に形成されていることになる。
図3に示されるように、導電性シェル21には、一対の突出部22及び帯状部23に加えて、一対の突出部22の夫々の近傍にリセプタクルコネクタとの係合部24が設けられている。そして、帯状部23には複数の半田導入孔25が形成されており、帯状部23における半田導入孔25が形成された領域を含んで帯状部23の長手方向に伸びる部分は、後述される図7に示されるグラウンド連結部材30との半田付け接続がなされる第1のグラウンド接続部26とされている。また、帯状部23の長手方向に沿う一対の対向側縁部27及び28のうちの一方である側縁部27には、それから突出するものとして形成され、グラウンドコンタクト17との半田付け接続がなされる第2のグラウンド接続部29が設けられている。
従って、導電性シェル21は、その長手方向(コンタクト配列方向)に伸びるものとされた帯状部23の一部であってグラウンド連結部材30との半田付け接続がなされる第1のグラウンド接続部26と、帯状部23の長手方向に沿う一対の対向側縁部27及び28のうちの一方である側縁部27から突出するものとして形成され、グラウンドコンタクト17との半田付け接続がなされる第2のグラウンド接続部29とを備えていることになる。第2のグラウンド接続部29は、その先端に二股部が設けられており、この二股部は、グラウンドコンタクト17を保持する役割を果たす。そして、第1のグラウンド接続部26がグラウンド連結部材30との半田付け接続がなされ、第2のグラウンド接続部29がグラウンドコンタクト17との半田付け接続がなされることにより、グラウンドコンタクト17にグラウンド電位が与えられるときには、そのグラウンド電位が、導電性シェル21を介して、グラウンド連結部材30に伝達される。
図4は、図3に示される導電性シェル21に、複数のシグナルコンタクト15,複数のシグナルコンタクト16,グラウンドコンタクト17及び一対のダミーコンタクト19が組み合わされた状態を示す。導電性シェル21に複数のシグナルコンタクト15,複数のシグナルコンタクト16,グラウンドコンタクト17及び一対のダミーコンタクト19が組み合わされたもとでは、導電性シェル21が有する帯状部23の側縁部27に形成された第2のグラウンド接続部29が、その先端に設けられた二股部をグラウンドコンタクト17にその一端部(導電性シェル21における帯状部23側の端部)を挟むようにして係合させ、それによってグラウンドコンタクト17を保持する状態におかれる。
なお、導電性シェル21に形成される第2のグラウンド接続部29は、その先端に二股部が設けられることを必須とするものではなく、二股部が設けられることなく、グラウンドコンタクト17の端部に接触係合するものとされてもよい。
図4に示されるように組み合わされた導電性シェル21,複数のシグナルコンタクト15,複数のシグナルコンタクト16,グラウンドコンタクト17及び一対のダミーコンタクト19が、絶縁材料である合成樹脂が用いられて行われる絶縁ハウジング13の樹脂成形による形成に供される。そして、斯かる樹脂成形の結果、図5に示される、複数のシグナルコンタクト15,複数のシグナルコンタクト16,グラウンドコンタクト17,一対のダミーコンタクト19及び導電性シェル21が配された絶縁ハウジング13が得られる。従って、樹脂成形により絶縁ハウジング13が形成される際に、その絶縁ハウジング13に、導電性シェル21がインサート成形により設けられ、さらに、複数のシグナルコンタクト15,複数のシグナルコンタクト16,グラウンドコンタクト17及び一対のダミーコンタクト19が、導電性シェル21と共にインサート成形により配置されることになる。
このとき、導電性シェル21に形成された第2のグラウンド接続部29とグラウンドコンタクト17とは、第2のグラウンド接続部29がグラウンドコンタクト17の端部に係合した状態をもってインサート成形に供される。従って、導電性シェル21に形成された第2のグラウンド接続部29とグラウンドコンタクト17との係合が、相互間の位置ずれ等を生じることなく、確実に維持される。
図5に示される鎖線枠Zにより囲まれた部分を拡大図示する図6に示されるように、樹脂成形により絶縁ハウジング13が形成されたもとにあっては、導電性シェル21が有する帯状部23の側縁部27に形成された第2のグラウンド接続部29の先端を成す二股部が、グラウンドコンタクト17に、その端部をプラグコネクタ11の下面を形成することになる導電性シェル21の帯状部23側から挟むようにして係合し、それによってグラウンドコンタクト17を保持している。そして、第2のグラウンド接続部29の先端を成す二股部は、グラウンドコンタクト17と一対のダミーコンタクト19の夫々との間に配される。
図7は、図5に示されるように、複数のシグナルコンタクト15,複数のシグナルコンタクト16,グラウンドコンタクト17,一対のダミーコンタクト19及び及び導電性シェル21が配された絶縁ハウジング13に、さらに、グラウンド連結部材30を伴った複数の同軸ケーブル12が設置された状態を示す。複数の同軸ケーブル12の夫々は、その一端部側がシグナル導体31とグラウンド導体32(図9に示される)とが露出するように加工されている。そして、複数の同軸ケーブル12の夫々のシグナル導体31は、複数のシグナルコンタクト15及び複数のシグナルコンタクト16のうちの対応するものに接触する状態におかれる。また、グラウンド連結部材30は、コンタクト配列方向、即ち、絶縁ハウジング13の長手方向に伸びており、複数の同軸ケーブル12の夫々のグラウンド導体32に半田付け接続されていて、それにより、各同軸ケーブル12のグラウンド導体32を電気的に連結するものとされている。また、複数の同軸ケーブル12の夫々のシグナル導体31は、複数のシグナルコンタクト15及び複数のシグナルコンタクト16のうちの対応するものにおける一端部(導電性シェル21の帯状部23側の端部)に接触する状態におかれる。
図7には示されていないが、グラウンド連結部材30は、一対配されていて、一対のグラウンド連結部材30は、各々がコンタクト配列方向に伸びていて、複数のケーブル12を挟んで相互対向するものとされている。そして、一対のグラウンド連結部材30のうちの図7に現れていないものが、導電性シェル21における帯状部23の一部であってコンタクト配列方向、即ち、絶縁ハウジング13の長手方向に伸びる第1のグラウンド接続部26に接触する状態におかれる。
図8は、プラグコネクタ11についての製造工程の一つを示す。この図8に示される工程にあっては、図7に示されるように絶縁ハウジング13にグラウンド連結部材30を伴った複数の同軸ケーブル12が設置されたもとで、複数の同軸ケーブル12のシグナル導体31が複数のシグナルコンタクト15の端部及び複数のシグナルコンタクト16の端部に夫々接触する部分にパルスヒート装置33の加熱部33aが配され、複数の同軸ケーブル12の夫々のシグナル導体31についての複数のシグナルコンタクト15及び複数のシグナルコンタクト16のうちの対応するものの端部への半田付け接続が、パルスヒート方式により一括して行われる。その際には、例えば、予め、コンタクト配列方向に配列配置された複数の同軸ケーブル12のシグナル導体31上にコンタクト配列方向に伸びる糸半田が配され、その後、パルスヒート方式による半田付けが行われる。
このようにして、複数の同軸ケーブル12の夫々のシグナル導体31についての複数のシグナルコンタクト15及び複数のシグナルコンタクト16のうちの対応するものの端部への半田付け接続がパルスヒート方式により一括して行われるとき、それとともに、図6に示されるようにグラウンドコンタクト17の端部を保持する、導電性シェル21が有する帯状部23の側縁部27に形成された第2のグラウンド接続部29の先端を成す二股部が、グラウンドコンタクト17の端部に半田付け接続される。即ち、複数の同軸ケーブル12の夫々のシグナル導体31についての複数のシグナルコンタクト15及び複数のシグナルコンタクト16のうちの対応するものへの半田付け接続と、導電性シェル21が有する帯状部23の側縁部27に形成された第2のグラウンド接続部29についてのグラウンドコンタクト17との半田付け接続が、パルスヒート方式により同時に行われるのである。導電性シェル21に形成された第2のグラウンド接続部29についてのグラウンドコンタクト17の端部との半田付け接続も、例えば、予め、コンタクト配列方向に配列配置された複数の同軸ケーブル12のシグナル導体31上に配されたコンタクト配列方向に伸びる糸半田が利用されて行われる。
その際、絶縁ハウジング13には、図6に示されるように、導電性シェル21に形成された第2のグラウンド接続部29が半田付け接続されるグラウンドコンタクト17の端部を挟んで配された一対のダミーコンタクト19が設けられているので、導電性シェル21に形成された第2のグラウンド接続部29のグラウンドコンタクト17の端部への半田付けにおいて余分とされる半田が、グラウンドコンタクト17とダミーコンタクト19との間に溜められ、不所望な流出を生じる事態が防止される。
このようにして、絶縁ハウジング13に設けられる、複数の同軸ケーブル12のシグナル導体31と複数のシグナルコンタクト15の端部及び複数のシグナルコンタクト16の端部との半田付け接続部,複数の同軸ケーブル12のグラウンド導体32に半田付け接続されたグラウンド連結部材30、及び、グラウンドコンタクト17の端部と導電性シェル21に形成された第2のグラウンド接続部29との半田付け接続部等は、絶縁ハウジング13の上面側を部分的に覆うものとされる金属製の導電性カバー20によって覆われる。
図1におけるIX−IX線断面を示す断面図である図9に示されるように、一対のグラウンド連結部材30によって挟まれたグラウンド導体32を有した同軸ケーブル12のシグナル導体31がシグナルコンタクト15もしくは16の端部に半田付け接続されるとともに、導電性シェル21が有する帯状部23の側縁部27から突出するものとして形成された第2のグラウンド接続部29がグラウンドコンタクト17の端部に半田付け接続されたもとで、一対のグラウンド連結部材30のうちの一方(図9において上方側のもの)が、導電性カバー20の内面に、半田35をもって半田付け接続され、また、一対のグラウンド連結部材30のうちの他方(図9において下方側のもの)が、導電性シェル21が有する帯状部23の一部を成す第1のグラウンド接続部26の内面に、半田35をもって半田付け接続される。一対のグラウンド連結部材30のうちの一方と導電性カバー20の内面との半田付け接続には、導電性カバー20に形成された複数の半田導入孔20bが、半田35の導入に利用され、また、一対のグラウンド連結部材30のうちの他方と導電性シェル21における第1のグラウンド接続部26の内面との半田付け接続には、導電性シェル21に形成された複数の半田導入孔25が、半田35の導入に利用される。
図10は、上述のようなプラグコネクタ11が、リセプタクルコネクタ41に差込み接続された状態を示す。
図10に示されるリセプタクルコネクタ41は、合成樹脂等の絶縁材料によって形成されたリセプタクル側絶縁ハウジング42を備えている。リセプタクル側絶縁ハウジング42には、その一側端面部に、プラグコネクタ11の絶縁ハウジング13が形成する接続嵌合部18が差し込まれる嵌合口部43が設けられており、嵌合口部43からリセプタクル側絶縁ハウジング42の内部へと接続嵌合部収容空間が伸びている。リセプタクル側絶縁ハウジング42は、例えば、図示されていない配線基板に配され、それにより、リセプタクルコネクタ41の全体が配線基板に取り付けられたものとされる。
また、リセプタクルコネクタ41は、リセプタクル側絶縁ハウジング42における嵌合口部43の周囲部分や嵌合口部43が設けられた一側端面部に対向する他側端面部等を除いた残りの部分を覆う導電性シェル44を備えている。即ち、導電性シェル44は、リセプタクル側絶縁ハウジング42を部分的に覆っているのである。この導電性シェル44は、金属板が加工成形されて構成されており、例えば、リセプタクルコネクタ41における外部からの電磁波ノイズに対するシールド効果を得るためのものとして、備えられている。
導電性シェル44には、その長手方向(リセプタクルコネクタ41の長手方向(左右方向))における両端部に、複数の基板取付部44aが設けられている。これらの基板取付部44aは、リセプタクルコネクタ41の全体が配線基板に取り付けられるとき、当該配線基板に、例えば、半田付けにより固着される。また、導電性シェル44には、複数のグラウンド接続部44bも設けられており、これらのグラウンド接続部44bは、リセプタクルコネクタ41の全体が配線基板に取り付けられるとき、当該配線基板におけるグラウンド用回路に接続される。
リセプタクルコネクタ41には、その長手方向(左右方向)に沿って配列配置されている、各々が導電材料で形成された複数のリセプタクル側シグナルコンタクト45が備えられている。複数のリセプタクル側シグナルコンタクト45には、プラグコネクタ11の絶縁ハウジング13が形成する接続嵌合部18が、嵌合口部43を通じて接続嵌合部収容空間内に差し込まれるとき、その接続嵌合部18に配された複数のシグナルコンタクト16の接触部16aが夫々接触接続される。また、リセプタクルコネクタ41には、その長手方向(左右方向)に沿って配列配置されて、プラグコネクタ11の絶縁ハウジング13が形成する接続嵌合部18が、嵌合口部43を通じて接続嵌合部収容空間内に差し込まれるとき、その接続嵌合部18に配された複数のシグナルコンタクト15の接触部15aが夫々接触接続される、各々が導電材料で形成された複数のリセプタクル側シグナルコンタクトも備えられているが、それらは図には現れていない。
斯かる複数のシグナルコンタクト15の接触部15aが夫々接触接続される複数のリセプタクル側シグナルコンタクトと複数のシグナルコンタクト16の接触部16aが夫々接触接続される複数のリセプタクル側シグナルコンタクト45とは、リセプタクルコネクタ41の長手方向(左右方向)に沿って交互に配されており、各々の一端が、リセプタクル側絶縁ハウジング42の外部に突出して、リセプタクルコネクタ41が取り付けられた配線基板におけるシグナル用回路の端子部に接続される。それにより、嵌合口部43にプラグコネクタ11の絶縁ハウジング13が形成する接続嵌合部18が、嵌合口部43を通じて接続嵌合部収容空間内に差し込まれて、複数のシグナルコンタクト15の接触部15aが複数のリセプタクル側シグナルコンタクトに夫々接触接続されるとともに、複数のシグナルコンタクト16の接触部16aが複数のリセプタクル側シグナルコンタクト45に夫々接触接続されるとき、複数のシグナルコンタクト15の端部及び複数のシグナルコンタクト16の端部に夫々半田付け接続された複数の同軸ケーブル12のシグナル導体31が、複数のシグナルコンタクト15及び複数のリセプタクル側シグナルコンタクトを介して、さらには、複数のシグナルコンタクト16及び複数のリセプタクル側シグナルコンタクト45を介して、リセプタクルコネクタ41が取り付けられた配線基板におけるシグナル用回路に連結される。
さらに、リセプタクルコネクタ41には、交互に配列配置された複数のシグナルコンタクト15の接触部15aが夫々接触接続される複数のリセプタクル側シグナルコンタクト及び複数のシグナルコンタクト16の接触部16aが夫々接触接続される複数のリセプタクル側シグナルコンタクト45の略中央となる位置に、プラグコネクタ11の絶縁ハウジング13が形成する接続嵌合部18が、嵌合口部43を通じて接続嵌合部収容空間内に差し込まれるとき、その接続嵌合部18に配されたグラウンドコンタクト17の接触部17aが接触接続される、導電材料で形成されたリセプタクル側グラウンドコンタクト46(図11)が備えられている。
図10におけるXI−XI線断面を示す図11に示されるように、リセプタクル側グラウンドコンタクト46は、二股状部を成す一対の上アーム部51及び下アーム部52を有している。上アーム部51には、その先端部分に接点部53が形成されており、また、下アーム部52には、その中間部分に接点部54が形成されているとともに、接点部54を挟む両端部分に接続端子部55とリセプタクル側絶縁ハウジング42により保持される係止部56とが夫々形成されている。下アーム部52の一端部分に形成された接続端子部55は、リセプタクルコネクタ41の全体が配線基板に取り付けられるとき、当該配線基板におけるグラウンド用回路の端子部に、例えば、半田付けされて電気的に接続される。
そして、プラグコネクタ11の絶縁ハウジング13が形成する接続嵌合部18が、嵌合口部43を通じて接続嵌合部収容空間内に差し込まれたもとにあっては、リセプタクル側グラウンドコンタクト46は、接続嵌合部18に配されたグラウンドコンタクト17における接続部17aに押圧接触する。その際、リセプタクル側グラウンドコンタクト46における上アーム部51と下アーム52とが接続嵌合部18を挟む位置をとり、上アーム部51に形成された接点部53が図11における上方側から、また、下アーム部52に形成された接点部54が図11における下方側から、グラウンドコンタクト17における接続部17aに夫々当接して、グラウンドコンタクト17との電気的接続状態をとるとともに、接続嵌合部18を保持する。
それにより、嵌合口部43にプラグコネクタ11の絶縁ハウジング13が形成する接続嵌合部18が、嵌合口部43を通じて接続嵌合部収容空間内に差し込まれて、リセプタクル側グラウンドコンタクト46が、接続嵌合部18に配されたグラウンドコンタクト17における接続部17aに押圧接触するとき、グラウンドコンタクト17の端部に半田付け接続された第2のグラウンド接続部29を有する導電性シェル21の帯状部23における第1のグラウンド接続部26に半田付け接続された、グラウンド連結部材30により連結された複数の同軸ケーブル12のグラウンド導体32が、グラウンドコンタクト17及びリセプタクル側グラウンドコンタクト46を介して、リセプタクルコネクタ41が取り付けられた配線基板におけるグラウンド用回路に連結される。
上述のような本発明に係るコネクタ装置の一例を成す水平差込型のプラグコネクタ11にあっては、複数のシグナルコンタクト15及び16に夫々接続されるシグナル導体31を有した複数の同軸ケーブル12のグラウンド導体32を電気的に連結するグラウンド連結部材30を、リセプタクルコネクタ41に配されたリセプタクル側グラウンドコンタクト46に接触する接触部17aを有するグラウンドコンタクト17に電気的に接続するにあたり、絶縁ハウジング13にインサート成形により設けられ、絶縁ハウジング13により保持されてコンタクト配列方向に伸びる帯状部23を有し、その帯状部23に設けられた第1のグラウンド接続部26と第2のグラウンド接続部29とを備えた導電性シェル21が用いられ、導電性シェル21が備える第1のグラウンド接続部26がグラウンド連結部材30に半田付け接続されるとともに第2のグラウンド接続部29がグラウンドコンタクト17に半田付け接続されることにより、グラウンド連結部材30が導電性シェル21を介してグラウンドコンタクト17に電気的に接続される状態が得られる。
このようにして、グラウンド連結部材30が導電性シェル21を介してグラウンドコンタクト17に電気的に接続される状態が得られることにより、導電性シェル21が備える第1のグラウンド接続部26及び第2のグラウンド接続部29とグラウンドコンタクト17とは、それらのいずれもが、弾性を有していて接触相手に対して弾性押圧力を作用させるものとされる必要がない。それゆえ、導電性シェル21が備える第1のグラウンド接続部26及び第2のグラウンド接続部29とグラウンドコンタクト17との夫々は、弾性を活かすための形状,比較的大なる寸法,周囲スペース等を必要としない、十分な小型化を図れるものとなり、その結果、プラグコネクタ11は、全体の大型化がまねかれるという不都合を伴わないことになる。
また、プラグコネクタ11にあっては、導電性シェル21が備える第2のグラウンド接続部29との半田付け接続がなされるグラウンドコンタクト17は、絶縁ハウジング13が形成される際に、その絶縁ハウジング13に、第1のグラウンド接続部26及び第2のグラウンド接続部29を備えた導電性シェル21と共に、インサート成形により配置されるので、導電性シェル21が備える第2のグラウンド接続部29とグラウンドコンタクト17とは、正確に位置決めされるとともに相互間の位置ズレが生じないものとされて絶縁ハウジング13に配される。従って、導電性シェル21が備える第2のグラウンド接続部29とグラウンドコンタクト17との正確な位置合せ及びその後の位置ズレ防止のための作業を必要とすることなく、第2のグラウンド接続部29がグラウンドコンタクト17に半田付け接続された状態を得ることができる。また、導電性シェル21が備える第1のグラウンド接続部26とグラウンド連結部材30との接続は、グラウンド連結部材30がコンタクト配列方向に伸びているもとでなされるので、第1のグラウンド接続部26とグラウンド連結部材30との格別の位置合わせのための作業は必要とされない。その結果、導電性シェル21が備える第1のグラウンド接続部26がグラウンド連結部材30に半田付け接続されるとともに第2のグラウンド接続部29がグラウンドコンタクト17に半田付け接続された状態を得るにあたり、作業工程が増加するとともに製造コストが嵩む事態を回避できる。
第2のグラウンド接続部29のグラウンドコンタクト17への半田付け接続は、例えば、複数の同軸ケーブル12の夫々のシグナル導体31の複数のシグナルコンタクト15及び16のうちの対応するものへの半田付け接続とともに、パルスヒート方式による一括半田付けによって行うことができる。その際、複数のシグナルコンタクト15及び16の接触部15a及び16aとグラウンドコンタクト17の接触部17aとが配列配置される絶縁ハウジング13が形成する接続嵌合部18に、グラウンドコンタクト17の接触部17aを挟んで配される一対のダミーコンタクト19が設けられ、第2のグラウンド接続部29の先端がグラウンドコンタクト17とダミーコンタクト19との間に配されるので、半田がグラウンドコンタクト17とダミーコンタクト19との間に溜められることになって、第2のグラウンド接続部29のグラウンドコンタクト17への半田付け接続を確実に行うことができるとともに、余分な半田が不所望な流出を生じる事態を防止することができる。
さらに、プラグコネクタ11にあっては、第2のグラウンド接続部29の先端がグラウンドコンタクト17を保持する二股部を成すものとされるもとで、上述のようにしてグラウンド連結部材30が導電性シェル21を介してグラウンドコンタクト17に電気的に接続される状態が得られるので、グラウンド連結部材30をグラウンドコンタクト17に電気的に接続するにあたって、特殊なグラウンド連結部材を必要とせず、これよりしても、製造コストが嵩む事態を回避できることになる。
以上のような本発明に係るコネクタ装置は、例えば、ソリッド配線基板に取り付けられたリセプタクルコネクタとの差込接続に供される水平差込型のプラグコネクタとして用いることができ、それに連結される複数の同軸ケーブルの夫々におけるグラウンド導体を電気的に連結するグラウンド連結部材とグラウンドコンタクトとの電気的接続を、製造コストが嵩む事態を回避できるもとで容易かつ確実に行うことができ、しかも、特殊なグラウンド連結部材等を必要とすることがないものとして、様々な電子機器等に広く適用され得るものである。
11・・・プラグコネクタ, 12・・・同軸ケーブル, 13・・・絶縁ハウジング, 15,16・・・シグナルコンタクト, 15a,16a,17a・・・接触部, 17・・・グラウンドコンタクト, 18・・・接続嵌合部, 19・・・ダミーコンタクト, 20導電性カバー, 20b,25・・・半田導入孔, 21,44・・・導電性シェル, 23・・・帯状部, 26・・・第1のグラウンド接続部, 27,28・・・(帯状部23の)側縁部, 29・・・第2のグラウンド接続部, 30・・・グラウンド連結部材, 31・・・シグナル導体, 32・・・グラウンド導体, 41・・・リセプタクルコネクタ, 42・・・リセプタクル側絶縁ハウジング, 43・・・嵌合口部, 45・・・リセプタクル側シグナルコンタクト, 46・・・リセプタクル側グラウンドコンタクト, 51・・・上アーム部, 52・・・下アーム部, 53,54・・・接点部, 55・・・接続端子部, 56・・・係止部

Claims (5)

  1. リセプタクルコネクタに設けられた嵌合口部に差し込まれるべく第1の方向に伸びる接続嵌合部を形成する絶縁ハウジングと、
    各々が上記接続嵌合部に配される接触部を有するものとされて上記第1の方向に配列配置され、複数の同軸ケーブルのシグナル導体が夫々接続されて、上記接触部が上記リセプタクルコネクタに配されたリセプタクル側シグナルコンタクトに接触するものとされる複数のシグナルコンタクトと、
    上記接続嵌合部に配される接触部を有するものとされ、該接触部が上記リセプタクルコネクタに配されたリセプタクル側グラウンドコンタクトに接触するものとされるグラウンドコンタクトと、
    上記第1の方向に伸びて、上記複数のシグナルコンタクトに夫々接続されるシグナル導体を有した複数の同軸ケーブルのグラウンド導体を電気的に連結するグラウンド連結部材と、
    上記絶縁ハウジングにインサート成形により設けられ、該絶縁ハウジングにより保持されて上記第1の方向に伸びる帯状部を有した導電性シェルと、
    を備えて成り、
    上記接続嵌合部に、上記シグナルコンタクト及び上記グラウンドコンタクトのいずれとしても機能しない一対のダミーコンタクトが、上記グラウンドコンタクトの上記接触部を挟んで配されるとともに、上記導電性シェルが、上記帯状部の一部であって上記グラウンド連結部材との接続がなされる第1のグラウンド接続部と、上記帯状部における上記第1の方向に沿う一対の対向側縁部のうちの一方から第2の方向に突出するものとして形成され上記グラウンドコンタクトとの半田付け接続がなされる第2のグラウンド接続部とを備え、上記第2のグラウンド接続部の先端が上記グラウンドコンタクトと上記ダミーコンタクトとの間に配されることを特徴とするコネクタ装置。
  2. 上記導電性シェルが、上記第2のグラウンド接続部を、上記絶縁ハウジングが形成する上記接続嵌合部の上記第1の方向における略中央部分に対応する位置に配されるものとして有することを特徴とする請求項1記載のコネクタ装置。
  3. 上記導電性シェルが、上記第2のグラウンド接続部を、上記グラウンドコンタクトを保持する二股部が先端に設けられたものとして有することを特徴とする請求項1記載のコネクタ装置。
  4. 上記グラウンドコンタクトが、上記絶縁ハウジングが形成される際に、該絶縁ハウジングに上記導電性シェルと共にインサート成形により配置されることを特徴とする請求項1記載のコネクタ装置。
  5. 上記絶縁ハウジング,複数のシグナルコンタクト,グラウンドコンタクト,グラウンド連結部材及び導電性シェルを部分的に覆う導電性カバーを備え、該導電性カバーに上記グラウンド連結部材及び上記導電性シェルが電気的に接続されることを特徴とする請求項1記載のコネクタ装置。
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