JPS61259443A - テレビジヨン画像投写装置 - Google Patents
テレビジヨン画像投写装置Info
- Publication number
- JPS61259443A JPS61259443A JP9809185A JP9809185A JPS61259443A JP S61259443 A JPS61259443 A JP S61259443A JP 9809185 A JP9809185 A JP 9809185A JP 9809185 A JP9809185 A JP 9809185A JP S61259443 A JPS61259443 A JP S61259443A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- gel
- face plate
- television image
- lens element
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
- Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、映像管に映出される画像を投写レンズにより
スクリーン上に拡大投写するテレビジョン画像投写装置
に関す葛ものである。
スクリーン上に拡大投写するテレビジョン画像投写装置
に関す葛ものである。
(従来の技術)
大画面のテレビジョン画像を得るため、比較的小さな映
像管に映出されたテレビジョン画像をスクリーン上に投
写レンズを用いて拡大投写する方法は、従来からよく知
られている。最近では、映像管と投写レンズの間の空間
を透明シリコーンゲルや透明液体で結合することにより
、投写画像のコントラストを向上させることが試みられ
るようになった(例えば、テレビジョン学会誌第38巻
第1号第14頁、実開昭58−2850号公報)。
像管に映出されたテレビジョン画像をスクリーン上に投
写レンズを用いて拡大投写する方法は、従来からよく知
られている。最近では、映像管と投写レンズの間の空間
を透明シリコーンゲルや透明液体で結合することにより
、投写画像のコントラストを向上させることが試みられ
るようになった(例えば、テレビジョン学会誌第38巻
第1号第14頁、実開昭58−2850号公報)。
上述のテレビジョン画像投写装置の一例の概略構成を第
5図に示す。映像管1のフェイスプレート2の前方に投
写レンズ3が配置され、映像管1に映出されるテレビジ
32画像が投写レンズ3により投写レンズ3から離れた
位置に配置されているスクリーン(図示せず)に拡大し
て投写される。
5図に示す。映像管1のフェイスプレート2の前方に投
写レンズ3が配置され、映像管1に映出されるテレビジ
32画像が投写レンズ3により投写レンズ3から離れた
位置に配置されているスクリーン(図示せず)に拡大し
て投写される。
投射レンズ3の映像管1に最も近いレンズ要素4とフェ
イスプレート2との間には枠体5が密着して配置され、
枠体5で囲まれる空間にシリコーンゲル6が充填されて
いる。シリコーンゲル6の屈折率は、フェイスプレート
2およびレンズ要素4の屈折率に近いので、フェイスプ
レート2の外面7およびレンズ要素4の映像管側の面8
の画境界面で、両側の媒質の屈折率差により発生する不
要反射は極めて少ない。これらの不要反射は、映像管1
の蛍光体面9上のある一点から出た光を再び蛍光体面9
に戻し、さらにこの戻ってきた光が蛍光体面9で拡散反
射され、投写レンズ3によりスクリーン上に拡大して到
達するので、不要反射が多い場合には投写画像のコント
ラストが劣化してしまう。その点、第5図に示す構成に
すると、不要反射が少ないため、投写画像のコントラス
トが向上する。
イスプレート2との間には枠体5が密着して配置され、
枠体5で囲まれる空間にシリコーンゲル6が充填されて
いる。シリコーンゲル6の屈折率は、フェイスプレート
2およびレンズ要素4の屈折率に近いので、フェイスプ
レート2の外面7およびレンズ要素4の映像管側の面8
の画境界面で、両側の媒質の屈折率差により発生する不
要反射は極めて少ない。これらの不要反射は、映像管1
の蛍光体面9上のある一点から出た光を再び蛍光体面9
に戻し、さらにこの戻ってきた光が蛍光体面9で拡散反
射され、投写レンズ3によりスクリーン上に拡大して到
達するので、不要反射が多い場合には投写画像のコント
ラストが劣化してしまう。その点、第5図に示す構成に
すると、不要反射が少ないため、投写画像のコントラス
トが向上する。
なお、第5図に示した映像管1を液冷式映像管10に置
き替えて第6図に示す構成にしても、投写画像のコント
ラスト向上に関しては同等の効果が得られる。第6図に
示しだ液冷式映像管10は、映像管11のフェイスプレ
ート12の前に、環状の金属抜工3およびガラス板14
を接着剤15および16で固定して形成した密閉空間に
、エチレングリコールのような対流し易い透明液体17
を充填したものである(例えば、実公昭59−7731
号公報)、フェイスプレート12の発生熱は、透明液体
17の対流により金属板13に伝わり、その表面から外
部に放散するので、映像管11の入力電力を大きくして
も映像管11は、破裂を起すことなく、高輝度で発光す
ることができる。
き替えて第6図に示す構成にしても、投写画像のコント
ラスト向上に関しては同等の効果が得られる。第6図に
示しだ液冷式映像管10は、映像管11のフェイスプレ
ート12の前に、環状の金属抜工3およびガラス板14
を接着剤15および16で固定して形成した密閉空間に
、エチレングリコールのような対流し易い透明液体17
を充填したものである(例えば、実公昭59−7731
号公報)、フェイスプレート12の発生熱は、透明液体
17の対流により金属板13に伝わり、その表面から外
部に放散するので、映像管11の入力電力を大きくして
も映像管11は、破裂を起すことなく、高輝度で発光す
ることができる。
前述のシリコーンゲル6には、2液温合後の。
時間が経過するに伴い硬化するものを使用し、このよう
なシリコーンゲルを第5図および第6図に示した枠体5
で囲まれた空間に充填すると、組立時には液体なのでフ
ェイスプレート2とレンズ要素4を空気層が入らないよ
うに結合することが容易であり、一方、使用時には液体
ではないので使用中に液体が漏洩するという問題がない
。
なシリコーンゲルを第5図および第6図に示した枠体5
で囲まれた空間に充填すると、組立時には液体なのでフ
ェイスプレート2とレンズ要素4を空気層が入らないよ
うに結合することが容易であり、一方、使用時には液体
ではないので使用中に液体が漏洩するという問題がない
。
(発明が解決しようとする問題点)
第5図又は第6図に示した構成において、シリコーンゲ
ル6は温度変化による体積変化が無視できない。つまり
、シリコーンゲル6が硬化した後、映像管1又は11を
駆動するとフェイスプレート2又は12の発熱によって
、シリコーンゲル6の温度が上昇し、次に映像管1又は
11の駆動を止めるとシリコーンゲル6の温度は外部の
温度と同一になるまで降下する。従って、シリコーンゲ
ル6の使用温度は、−20℃から100℃の範囲で変化
する。
ル6は温度変化による体積変化が無視できない。つまり
、シリコーンゲル6が硬化した後、映像管1又は11を
駆動するとフェイスプレート2又は12の発熱によって
、シリコーンゲル6の温度が上昇し、次に映像管1又は
11の駆動を止めるとシリコーンゲル6の温度は外部の
温度と同一になるまで降下する。従って、シリコーンゲ
ル6の使用温度は、−20℃から100℃の範囲で変化
する。
シリコーンゲルは一般に体膨張率が大きく、上記温度範
囲は約12%の体積変化を発生させる。この体積変化は
、シリコーンゲル6をフェイスプレート2又はレンズ要
素4から部分的な剥離を起し、この剥離した部分の屈折
面の増加が、不要反射を増大し、さらに剥離した部分が
投写画像に現われ。
囲は約12%の体積変化を発生させる。この体積変化は
、シリコーンゲル6をフェイスプレート2又はレンズ要
素4から部分的な剥離を起し、この剥離した部分の屈折
面の増加が、不要反射を増大し、さらに剥離した部分が
投写画像に現われ。
投写画像の画質を低下させるという問題があった。
本発明は上記の問題点を解決するもので、N易な構成で
シリコーンゲルの剥離を防止し、コントラストの良好な
テレビジョン画像投写装置を提供しようとするものであ
る。
シリコーンゲルの剥離を防止し、コントラストの良好な
テレビジョン画像投写装置を提供しようとするものであ
る。
(問題点を解決するための手段)
上記の問題点を解決するため、本発明は、映像管のフェ
イスプレートと投写レンズの最後部レンズ要素との間に
挿入するスペーサの内側に、中空の弾性材料で構成した
枠体を配設し、この中空の枠体の内部を貫通する芯材に
よって、上記スペーサの内壁に沿って形成され、適当な
形状を保持した枠体の中に、シリコーンゲルのような組
立時には液体で、使用時には固体又はゲル状となる透明
体を充填するものである。
イスプレートと投写レンズの最後部レンズ要素との間に
挿入するスペーサの内側に、中空の弾性材料で構成した
枠体を配設し、この中空の枠体の内部を貫通する芯材に
よって、上記スペーサの内壁に沿って形成され、適当な
形状を保持した枠体の中に、シリコーンゲルのような組
立時には液体で、使用時には固体又はゲル状となる透明
体を充填するものである。
(作 用)
上記のように構成することにより、枠体に充填した透明
物質の温度変化に対応する膨張収縮は、厚さ方向がスペ
ーサで決められた映像管とレンズ要素で規制されるため
、弾性材料の枠体で規制される半径方向にのみ出現する
。枠体は弾性材料で構成されているため、透明物質の半
径方向の膨張収縮に応じて枠体が容易に変形し、透明物
質に過大な内部応力を発生させないため、透明物質は。
物質の温度変化に対応する膨張収縮は、厚さ方向がスペ
ーサで決められた映像管とレンズ要素で規制されるため
、弾性材料の枠体で規制される半径方向にのみ出現する
。枠体は弾性材料で構成されているため、透明物質の半
径方向の膨張収縮に応じて枠体が容易に変形し、透明物
質に過大な内部応力を発生させないため、透明物質は。
その粘着力が僅かであってもフェイスプレートとレンズ
要素に密着した状態を保持することができる。また、枠
体はその弾性によりフェイスプレートとレンズ要素に密
着するので、組立時にこれに充填する未硬化の透明物質
が外部に洩らさない働きをする。
要素に密着した状態を保持することができる。また、枠
体はその弾性によりフェイスプレートとレンズ要素に密
着するので、組立時にこれに充填する未硬化の透明物質
が外部に洩らさない働きをする。
(実施例)
本発明によるテレビジョン画像投写装置について、第1
図ないし第4図により説明する。
図ないし第4図により説明する。
第1図は一実施例の全体の構成を示したものである。そ
の構造は映像管18のフェイスプレート19と、最後部
のレンズ要素20との間にU字形のスペーサ21を挿入
し、芯材22を貫通させた中空の枠体23を上記スペー
サ21に内接するように配置して、上記芯材22の両端
をスペーサ21に設けられた取付は孔24に挿入したも
のである。透明なシリコーンゲルは映像管1g、レンズ
要素20および枠体23に囲まれた空間に充填される。
の構造は映像管18のフェイスプレート19と、最後部
のレンズ要素20との間にU字形のスペーサ21を挿入
し、芯材22を貫通させた中空の枠体23を上記スペー
サ21に内接するように配置して、上記芯材22の両端
をスペーサ21に設けられた取付は孔24に挿入したも
のである。透明なシリコーンゲルは映像管1g、レンズ
要素20および枠体23に囲まれた空間に充填される。
第2図において、はぼU字形のスペーサ21は、上部が
開いており、内周の下部25が直線で、内周の残りの部
分2Gが円弧となっている。これは、第1図に示した映
像管18の映像が長方形であり、レンズ要素20の外周
27が円形であることからこの形状が採用された。
開いており、内周の下部25が直線で、内周の残りの部
分2Gが円弧となっている。これは、第1図に示した映
像管18の映像が長方形であり、レンズ要素20の外周
27が円形であることからこの形状が採用された。
第2図に戻って、芯材22は、剛性のある金属線を、ス
ペーサ21の内周形状にほぼ合致する形状に折り曲げた
ものである。芯材22は、枠体23をスペーサ21の内
周に内接させ、所定の形状に保持する働きをする。枠体
23は、例えばシリコーンゴムのような弾性に富んだ材
料で構成され、外力が全く加わらない場合は直線状の長
い円筒材である。所定の長さに切断された枠体23にあ
らかじめ所定の形状に折り曲げ加工された芯材22を貫
通させ、心材22の両端をスペーサ21に設けられた取
付は孔24に挿入して組み立てられる。なお、映像管と
レンズ要素の間に挿入する前の枠体23の外内径寸法は
。
ペーサ21の内周形状にほぼ合致する形状に折り曲げた
ものである。芯材22は、枠体23をスペーサ21の内
周に内接させ、所定の形状に保持する働きをする。枠体
23は、例えばシリコーンゴムのような弾性に富んだ材
料で構成され、外力が全く加わらない場合は直線状の長
い円筒材である。所定の長さに切断された枠体23にあ
らかじめ所定の形状に折り曲げ加工された芯材22を貫
通させ、心材22の両端をスペーサ21に設けられた取
付は孔24に挿入して組み立てられる。なお、映像管と
レンズ要素の間に挿入する前の枠体23の外内径寸法は
。
第3図に示すように、外径がスペーサ21の厚さよりも
大きく、内径が芯材22の最大外径よりも大きい。
大きく、内径が芯材22の最大外径よりも大きい。
まず、第2図に示すように組み立てた後、第4図に示す
ように、映像管18をフェイスプレート19の周囲に嵌
合した取付は金具28を、ビス29でスペーサ21に取
り付け、さらにレンズ要素20に密着した取付は部材3
0にビス31を用いて固定する。次に。
ように、映像管18をフェイスプレート19の周囲に嵌
合した取付は金具28を、ビス29でスペーサ21に取
り付け、さらにレンズ要素20に密着した取付は部材3
0にビス31を用いて固定する。次に。
フェイスプレート19、レンズ要素および枠体23に囲
まれた空間に透明なシリコーンゲルの未硬化液を充填し
、シリコーンゲルが硬化するまで放置又は加熱する。
まれた空間に透明なシリコーンゲルの未硬化液を充填し
、シリコーンゲルが硬化するまで放置又は加熱する。
以下、本実施例の作用について説明する。第4図に示さ
れているように、フェイスプレート19とレンズ要素2
0に挟まれて少し押しつぶされた枠体23は、弾性の復
元力によって、フェイスプレート19とレンズ要素20
に密着する。そのため1組立時には、この空間に充填さ
れたシリコーンゲル未硬化液は外部に漏れることなく、
フェイスプレート19とレンズ要素20に密着して硬化
する。なお、枠体23が円筒の場合には素材自体に方向
性がないので、全体の組み立てが容易となる。使用時に
は、硬化したシリコーンゲルは、スペーサ21で間隔を
規制されたフェイスプレート19とレンズ要素20によ
って抑えられ、その厚さは温度にかかわらず−定である
。そのため、シリコーンゲルの温度が変化すると、シリ
コーンゲルは半径方向にのみ膨張収縮する。弾性材料で
構成された枠体23は、シリコーンゲルの温度が室温か
ら上昇する場合には、容易に押しつぶされ、逆に温度が
室温から下降する場合には、容易に表面が延び、さらに
室温に戻る場合には、その弾性により容易に元の形状に
復元する。すなわち、枠体23は、シリコーンゲルの半
径方向の膨張収縮に応じて容易に変形し、シリコーンゲ
ルに過大な内部応力を発生させない。従って、シリコー
ンゲルは、その粘着性がわずかであってもフェイスプレ
ート19とレンズ要素20に密着した状態を保持し、フ
ェイスプレート19又はレンズ要素20から剥離するこ
とはない。
れているように、フェイスプレート19とレンズ要素2
0に挟まれて少し押しつぶされた枠体23は、弾性の復
元力によって、フェイスプレート19とレンズ要素20
に密着する。そのため1組立時には、この空間に充填さ
れたシリコーンゲル未硬化液は外部に漏れることなく、
フェイスプレート19とレンズ要素20に密着して硬化
する。なお、枠体23が円筒の場合には素材自体に方向
性がないので、全体の組み立てが容易となる。使用時に
は、硬化したシリコーンゲルは、スペーサ21で間隔を
規制されたフェイスプレート19とレンズ要素20によ
って抑えられ、その厚さは温度にかかわらず−定である
。そのため、シリコーンゲルの温度が変化すると、シリ
コーンゲルは半径方向にのみ膨張収縮する。弾性材料で
構成された枠体23は、シリコーンゲルの温度が室温か
ら上昇する場合には、容易に押しつぶされ、逆に温度が
室温から下降する場合には、容易に表面が延び、さらに
室温に戻る場合には、その弾性により容易に元の形状に
復元する。すなわち、枠体23は、シリコーンゲルの半
径方向の膨張収縮に応じて容易に変形し、シリコーンゲ
ルに過大な内部応力を発生させない。従って、シリコー
ンゲルは、その粘着性がわずかであってもフェイスプレ
ート19とレンズ要素20に密着した状態を保持し、フ
ェイスプレート19又はレンズ要素20から剥離するこ
とはない。
シリコーンゲルを用いる目的は、フェイスプレート19
とレンズ要素20で発生する不要反射を極めて小さく抑
え、投写画像のコントラストを向上させるためであるか
ら、上記剥離が防止されることにより、常に画質の良好
な投写画像を提供することができる。また、第1図に示
すような構成にすれば枠体23とスペーサ21が複雑な
形状とならないので、それほどのコスト高とならず、ま
た組み立ても容易である。
とレンズ要素20で発生する不要反射を極めて小さく抑
え、投写画像のコントラストを向上させるためであるか
ら、上記剥離が防止されることにより、常に画質の良好
な投写画像を提供することができる。また、第1図に示
すような構成にすれば枠体23とスペーサ21が複雑な
形状とならないので、それほどのコスト高とならず、ま
た組み立ても容易である。
なお、第1図に示した構成で、フェイスプレート19、
レンズ要素20および枠体23に囲まれた空間に、シリ
コーンゲル以外の透明な樹脂又は接着剤を充填すること
もでき、これらの樹脂又は接着剤が組立時には液体で、
使用時には固体又はゲル状となる透明物質であればよい
。また、第1図に示した構成で、映像管18を第6図に
示しだ液冷式映像管10に置き替えてもかまわない、い
ずれの場合も先の実施例で説明した作用を有するので本
発明の目的を達成することができる。
レンズ要素20および枠体23に囲まれた空間に、シリ
コーンゲル以外の透明な樹脂又は接着剤を充填すること
もでき、これらの樹脂又は接着剤が組立時には液体で、
使用時には固体又はゲル状となる透明物質であればよい
。また、第1図に示した構成で、映像管18を第6図に
示しだ液冷式映像管10に置き替えてもかまわない、い
ずれの場合も先の実施例で説明した作用を有するので本
発明の目的を達成することができる。
(発明の効果)
本発明では、映像管のフェイスプレートと投写レンズの
最後部のレンズ要素との間に配置した弾性に富んだ枠体
が、組立時には液体の透明物質を漏洩しないように保持
すると同時に、使用時には固体またはゲル状の透明物質
の体積変化に応じた変形することによって、透明物質が
フェイスプレート又はレンズ要素から剥離することを防
止するので、常に画質の良好なテレビジョン画像が得ら
れる。さらに、単純な形の弾性に富んだ枠体を用い、芯
材により所定の形状にするので、コスト高を招かず、し
かも組み立てが容易である。
最後部のレンズ要素との間に配置した弾性に富んだ枠体
が、組立時には液体の透明物質を漏洩しないように保持
すると同時に、使用時には固体またはゲル状の透明物質
の体積変化に応じた変形することによって、透明物質が
フェイスプレート又はレンズ要素から剥離することを防
止するので、常に画質の良好なテレビジョン画像が得ら
れる。さらに、単純な形の弾性に富んだ枠体を用い、芯
材により所定の形状にするので、コスト高を招かず、し
かも組み立てが容易である。
第1図は、本発明によるテレビジョン画像投写装置の構
成を示す一部切除斜視図、第2図はその要部拡大斜視図
、第3図は組立中の要部横断面図。 第4図は組立完了後の横断面図、第5図および第6図は
従来のテレビジョン画像投写装置の構成を示す組立断面
図である。 1 、11.18・・・映像管、 2.12.19・・
・フェイスプレート、3・・・投写レンズ、4.20・
・・最後部のレンズ要素、 5,23・・・枠体、 6
・・・シリコーンゲル、 7・・・フェイスプレートの
外面、 8 ・・・ レンズ要素の映像管側の面、9・
・・蛍光体面、10・・・液冷式映像管、13・・・環
状金属板、14・・・ガラス板、 15.16・・・
接着剤、17・・・透明液体、21・・・スペーサ、2
2・・・芯材、24・・・取付は孔、25・・・スペー
サの内周下部、26・・・スペーサの内周の残りの部分
、27・・・ レンズ要素の外周、28・・・取付は金
具、29.31・・・ ビス、30・・・取付は部材。 特許出願人 松下電器産業株式会社 第2図 第3図
成を示す一部切除斜視図、第2図はその要部拡大斜視図
、第3図は組立中の要部横断面図。 第4図は組立完了後の横断面図、第5図および第6図は
従来のテレビジョン画像投写装置の構成を示す組立断面
図である。 1 、11.18・・・映像管、 2.12.19・・
・フェイスプレート、3・・・投写レンズ、4.20・
・・最後部のレンズ要素、 5,23・・・枠体、 6
・・・シリコーンゲル、 7・・・フェイスプレートの
外面、 8 ・・・ レンズ要素の映像管側の面、9・
・・蛍光体面、10・・・液冷式映像管、13・・・環
状金属板、14・・・ガラス板、 15.16・・・
接着剤、17・・・透明液体、21・・・スペーサ、2
2・・・芯材、24・・・取付は孔、25・・・スペー
サの内周下部、26・・・スペーサの内周の残りの部分
、27・・・ レンズ要素の外周、28・・・取付は金
具、29.31・・・ ビス、30・・・取付は部材。 特許出願人 松下電器産業株式会社 第2図 第3図
Claims (8)
- (1)映像管と、前記映像管のフェイスプレートの前方
に配置される投写レンズと、前記フェイスプレートと前
記投写レンズの間の有効光束の通過しない領域で前記フ
ェイスプレートと前記投写レンズに密着して配置される
枠体と、前記フェイスプレートと前記投写レンズの間に
充填され組立時には液体で使用時には固体またはゲル状
の透明物質を具備し、枠体を中空の弾性材料で構成した
ことを特徴とするテレビジョン画像投写装置。 - (2)映像管と投写レンズは、枠体の周囲に設けられた
スペーサをはさんで固定されていることを特徴とする特
許請求の範囲第(1)項記載のテレビジョン画像投写装
置。 - (3)枠体は少なくとも一部がスペーサに内接するよう
に配置されていることを特徴とする特許請求の範囲第(
2)項記載のテレビジョン画像投写装置。 - (4)枠体は、その内部に枠体を適当な形状に保持する
ための芯材を有することを特徴とする特許請求の範囲第
(1)項記載のテレビジョン画像投写装置。 - (5)芯材の最大外径は外力が加わらない場合の枠体の
内径よりも小さいことを特徴とする特許請求の範囲第(
4)項記載のテレビジョン画像投写装置。 - (6)外力が加わらない場合の枠体の断面は円形である
ことを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載のテレ
ビジョン画像投写装置。 - (7)外力が加わらない場合の枠体は直線状に長い円筒
であることを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載
のテレビジョン画像投写装置。 - (8)枠体は内部に前記枠体を適当な形状に保持するた
めの芯材を有し、前記芯材の両端はスペーサに固定され
ていることを特徴とする特許請求の範囲第(2)項記載
のテレビジョン画像投写装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9809185A JPS61259443A (ja) | 1985-05-10 | 1985-05-10 | テレビジヨン画像投写装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9809185A JPS61259443A (ja) | 1985-05-10 | 1985-05-10 | テレビジヨン画像投写装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61259443A true JPS61259443A (ja) | 1986-11-17 |
Family
ID=14210669
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9809185A Pending JPS61259443A (ja) | 1985-05-10 | 1985-05-10 | テレビジヨン画像投写装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61259443A (ja) |
-
1985
- 1985-05-10 JP JP9809185A patent/JPS61259443A/ja active Pending
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