JPS61258193A - 長尺物の把持装置 - Google Patents

長尺物の把持装置

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JPS61258193A
JPS61258193A JP60100933A JP10093385A JPS61258193A JP S61258193 A JPS61258193 A JP S61258193A JP 60100933 A JP60100933 A JP 60100933A JP 10093385 A JP10093385 A JP 10093385A JP S61258193 A JPS61258193 A JP S61258193A
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JP
Japan
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clamp
long object
spring
gripping device
fuel
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JP60100933A
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横田 徳信
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Toshiba Corp
Nippon Atomic Industry Group Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Nippon Atomic Industry Group Co Ltd
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Publication date
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、燃料棒等の長尺物を保持する長尺物の把持装
置に係り、特に長尺物の任意位置を把持可能な長尺物の
把持装置に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
沸騰水型原子炉などの軽水型原子炉には多数の燃料集合
体が装架されて炉心が構成される。各燃料集合体は、チ
ャンネルボックス内に多数の燃料棒からなる燃料バンド
ルが収容されており、各燃料棒は燃料被覆管内に燃料ベ
レット等の核燃料を充填させて構成される。
・ 最近の原子炉においては、ウラン資源の有効利用や
燃料経済性の改善から、核燃料を高燃焼度まで利用し、
原子炉の運転期間を長期化させる傾向にある。しかしな
がら、原子炉運転を長期化させた場合には、燃料棒の燃
料被覆管に従来以上の負荷が作用するため、燃料棒が破
損し、内部の放射性物質が流出する恐れがある。実際に
は燃料棒の破損は安全性の見地から極めて低く、皆無に
近いが、核燃料の高燃焼化を考慮すると、燃料棒の破。
損原因の追求や、燃料棒の健全性を維持するために、燃
料被覆管を詳細に検査する必要がある。
ところで、燃料集合体の最外周に配置される各燃料棒の
外周面に対しては、チャンネルボックスを取り外ずこと
により燃料棒の検査を行なうことは可能である。しかし
、燃料集合体の最外周以外に位置する燃料棒の詳細な検
査は現状では困難であり、この検査のために燃料集合体
を解体し、燃料棒を引き抜いて1本づつ検査する必要が
ある。
燃料集合体の解体は、沸騰水型原子炉の場合には、燃料
チャンネル着JB2 IIにより燃料貯蔵プール中で行
なわれる。
燃料着脱機は、燃料集合体のチャンネルボックスを取り
外すために開発された装置で、燃料集合体を装荷した状
態でチャンネルボックスを燃料バンドルから引き抜くた
めに、水中で燃料集合体長以上の上下方向ストロークが
必要となる。
燃料集合体の解体は、燃料チャンネル着脱機上でチャン
ネルファスナとチャンネルボックスを外した侵、燃料バ
ンドルに取付けられているロッキングタブワッシャとナ
ツトを外して上部タイプレ−トを取り除く。その後、第
14図に示す燃料棒つかみ具1のチャック2で燃料棒3
の上端部をつかみ、燃料棒つかみ具1をジグクレーンか
ら吊設保持しながら、図示しない燃料チャンネル着脱機
を下げれば、結果的に特定の燃料棒を引き抜くことが可
能である。
燃料棒つかみ具1は燃料棒3の上部端栓部をチトツク2
で把持して、燃料棒3を保持するが、燃料棒3には種々
のタイプの燃料棒が存在し、その中には充填ベレットの
ウラン235の濃縮度を変化させたものや、ポイズンと
してのガドリニアを注入したもの等があり、これらの判
別を行なったり、燃料集合体の組立の誤りを起こさない
ように、各種の燃料棒は上部端栓の長さや直径を種別に
変えている。このため、燃料棒つかみ具1のチャック2
は通常何種類かの上部端栓3aがつかめるように汎用性
を持たせている。
また、燃料棒つかみ具による燃料棒の把持作業は、燃料
棒と燃料棒つかみ具相互の心合せを行なってから、チャ
ック2の締付けを行なう必要がある。しかし、現状では
確実なチVツク締付けをイラなっているか否かを確認す
る手段が存在せず、万一、確実につかんでいない場合に
は、燃料集合体からの燃料棒の引き扱きや挿入時、ある
いは燃料棒単位の燃料検査を行なうための移動時に、燃
料棒3がチャック2から外れ燃料棒3を落下させる可能
性がある。最悪の場合には、燃料棒落下のショックで燃
料被覆管が破断し、燃料ベレットを貯蔵プール内で飛散
させてしまう恐れもあった。
また、原子炉運転中に燃料棒に破損が万−生じた場合に
は、燃料棒の燃料被覆管内に外部冷却水が浸入する。浸
入した冷却水は燃料ベレットからの熱を受けて蒸気化し
、水蒸気となって燃料被覆管内面と反応し、水素脆化を
起こす恐れがある。
この水素脆化は、燃料棒の端栓部を溶接する際の熱影響
により、端栓部近傍に弱化部分が生じ、この弱化部分の
水素脆化が最も進むことが知られている。もし、燃料集
合体から引き抜かれる燃料棒に浸水があれば、外観上の
変化はなくても上部端栓部近傍の燃料被覆管内面がボロ
ボロになり、燃料棒つかみ具のチャックで上部端栓部を
確実に把持しても、燃料棒の落下を防止することができ
ない。
〔発明の目的〕
本発明は上述した事情を考慮してなされたもので、燃料
棒等の長尺物の任意位置を確実に保持し、長尺物の落下
を未然に防止することができる長尺物の把持装置を提供
することを目的とする。
本発明の他の目的は長尺物の自重を有効にかつ積極的に
活用して長尺物の保持力を増大させた長尺物の把持装置
を提供するにある。
〔発明の概要〕 上述した目的を達成するために、本発明に係る長尺物の
把持装置は、燃料棒等の長尺物を挿通可能な本体フレー
ムが吊設されるとともに、この本体フレーム内に上記長
尺物の側面と着脱自在に係合し、これを保持可能なグリ
ッパ保持機構を収容し、このグリッパ保持機構により前
記長尺物を保持したことを特徴とするものである。
〔発明の実施例〕
以下、本発明に係る長尺物の把持装置の一実施例につい
て添付図面を参照して説明する。
第1図および第2図は本発明に係る長尺物の把持装置を
示すもので、この長尺物把持装置10は筒状の本体フレ
ーム11を有する。本体フレーム11はジグクレーンや
燃料棒つかみ具(侵述する)等に吊設ロー112により
吊設される一方、その上部および下部に燃料棒等の長尺
物13の挿通を案内するガイド装置14が設けられる。
ガイド装置14は本体フレーム11に固定されたガイド
プレート15a、15bを上下に一対有する。ガイド口
はガイドプレート15a、15bは中央部に長尺物13
を案内するガイトロ16を備えており、このガイトロ1
6は長尺物13をスムーズに案内し得るように、プレー
ト面側に向ってテーバ状あるいはラッパ状に拡開する構
造となっている。
一方、本体フレーム11内にはグリッパ保持機構18が
収容され、このグリッパ保持機構18により長尺物13
は着脱自在に保持される。上記グリッパ保持機構18は
左右一対のカム機構から構成される。カム機構は長尺物
13の側面を抑圧可能に係合するカム面を備えた回転カ
ム19と、この回転カム19の長尺物保持用カム面の締
付保持力を増大させる方向に付勢するスプリング20と
、このスプリング20のばね力に抗して上記回転カム1
9を固定された支軸21廻りに回動させるエアシリンダ
等の流体シリンダ装置22とを有し、流体シリンダ装置
22のピストンロッド23は、回転カム1つと一体のリ
ンクレバー1’9 aに連結される。
しかして、カム機構の左右対をなで回転カム19.19
の長尺物保持用カム面間に長尺物13の断面形状に対応
する案内路25が画成される。この案内路25を形成す
る長尺物保持用カム面の保持力を増大させるために、上
記カム面には弾性ゴム等の滑り止め部材26が添着され
る。長尺物13に接触するカム面の接触位置は回転カム
19゜19の支軸21を結ぶ線より常時上方に位置され
、長尺物13の自重によっても長尺物13の締付保持力
が増大するようになっている。
なお、グリッパ保持機構18としてのカム機構は必ずし
も一対設ける必要がなく、一方を固定側として長尺物に
係合する係合面を固定面としたときには、カム機構は1
つであってもよい。
ところで、この長尺物の把持装置を燃料棒把持装置とし
て適用した例を第3図および第4図に示す。
第3図および第4図において、符号30は沸騰水型原子
炉の燃料貯蔵プール31のプールサイドに接続されたジ
グクレーンを示す。このジグクレーン30に吊設された
吊設フック32Gよ燃料棒っかみ具33を昇降自在に支
持しており、この燃料棒つかみ道具33に長尺物の把持
装置10が吊設可能に設けられる。具体的には、長尺物
の把持装置10は燃料棒つかみ具33に取付けられロー
ブ保持具34に支持された吊設ローブ12により落下が
防止されるように支持される。
一方、燃料貯蔵プール31内には使用流燃料などの燃料
集合体35が収納され、貯蔵される一方、この燃料集合
体35を取扱う燃料チャンネル@脱機36が設けられて
いる。燃料チャンネル着脱機36は燃料集合体35のチ
ャンスルボックス(図示せず)を取り外すために開発さ
れた装置である。
次に、長尺物の把持装置を使用して長尺物としての燃料
棒の把持作用について説明する。
沸騰水型原子炉の燃料貯蔵プール31内で燃料集合体3
5の解体、組立および燃料棒検査を行なう際、燃料棒3
7の把持は長尺物の把持顎B1゜を燃料棒つかみ具33
と対をなして通常使用することにより行なわれる。第3
図および′f、4図では燃料集合体を構成する各燃料棒
37の本数を簡素化して示している。
しかして、燃料チャンネル着脱機36により燃料貯蔵プ
ール31内で燃料集合体35を覆っているチャンスルボ
ックス(図示せず)を取り外す。
チャンネルボックスが取り外された燃料バンドルは燃料
チャンネル着脱様36上に支持される。次に燃料棒つか
み具33により特定の燃料棒37を把持して燃料バンド
ルから取り外す作業が行なわれる。
特定の燃料棒37を取り出すために、燃料棒っかみ具3
3は、まず、燃料貯蔵プールナイドに設置されたジグク
レーン30のフック32に吊設される。この燃料棒つか
み具33には長尺物の把持装置10が吊設ローブ12に
より吊設される一方、この把持装置10は第3図に示す
ように当初燃料棒37に代わり、燃料棒つかみ具33の
下部に係合し、保持される。
特定の燃料棒37を引き抜く作業は、燃料チャンネル着
脱機36を上昇させて、燃料棒つかみ具33が燃料バン
ドルをキャッチすることができる位置に持ち来たす。そ
の後、ジグクレーン3oを操作して引き抜きたい燃料棒
37上に燃料棒っがみ具33が来るように心合せを行な
い、この心合せ襖、ジグクレーン30の吊設フック32
を下降させて燃料棒つかみ具33をゆっくり下げ、第3
図に示すように先端部のチャック2(第14図参照)内
に燃料棒37の上部端栓部がくるようにセットする。こ
のセット後にナツト38を回して操作軸39を引き上げ
る。これにより、チャック2が締まり、燃料棒37の上
部端栓部は燃料棒つかみ具33で把持され、一体化され
る。第3図は燃料棒つかみ具33で特定の燃料棒37を
把持した状態を表わしている。
このあと、燃料チャンネル着脱機36を第4図に示すよ
うに、例えば数十α程度少し下げる。この少し下げた状
態で第1図に示すように、長尺物の把持装置10の流体
シリンダ装v122を作動させて回転カム19を回動さ
せ、グリッパ保持機構18の燃料棒つかみ具33の下部
への係合を解除し、長尺物把持装置10を燃料棒つかみ
具33からフリーにさせる。
次に、長尺物把持装置10を吊り下げている吊設ローフ
12を伸ばして、第4図に示すように長尺物把持装置1
0を下降さゼ、燃料棒37の上端より数十α程下方の位
置にセットし、このセット位置より吊設ロー112が下
がらないようにローブ保持具34により固定させる。そ
の後、流体シリンダ装置22を逆方向に動作させて回転
カム1つを第1図の矢印Aで示す方向に回動させ、この
回転カム19を燃料棒37に係合させ、燃料棒37を両
側から把持する。その際、スプリング20は回転カム1
9による燃料棒37の保持力が増大する方向にばね付勢
されており、このスプリング20によるばね力、滑り止
め部材26によるsS力により燃料棒37は効果的に締
付保持される。
長尺物把持装置10による燃料棒37の把持位置は、上
部端栓部の溶接による熱影響が少ない部分で、上部端栓
溶接部より下方の任意位置にされる。
このように、燃料棒つかみ具33で燃料棒37の上部端
栓部をつかみ、さらに安全のために長尺物把持装置10
で燃料棒37の上部側面を把持する。この把持状態で燃
料チャンネル着脱機36を下げれば、燃料棒37は燃料
集合体より引き扱くことができる。
燃料集合体35を組み立てるために、燃料棒37を燃料
バンドルに挿入する作業は、燃料棒引抜作業の逆の操作
を行なえばよい。
また、燃料集合体から特定の燃料棒37を引き抜いた債
、燃料棒の検査を行なう場合には、長尺物把持装置10
や燃料棒つかみ具33で燃料棒37を把持したままでジ
グクレーン30を移動させれば、燃料棒37を検査位置
まで移動させることができ、各燃料棒の検査を容易に行
なうことができる。その際、燃料棒37の上部端栓部3
7aが水素脆化により燃料棒つかみ具33による把持に
不安があっても、長尺物把持装置10により燃料棒を落
下させることなく、安全に保持することができる。
次に、長尺物の保持装置に組み込まれるグリッパ保持機
構の変形例について説明する。
第5図および第6図はグリッパ保持機構の第1変形例を
示すもので、この変形例に示されたグリッパ保持機構は
長尺物13の側面を両側から挟持するクランプ機構18
Aで構成される。クランプ機構18Aは、固定側クラン
プ部材40と、この固定側クランプ部材40に向って進
退する可動側クランプ部材41と、可動側クランプ部材
41を固定側クランプ部材40にばね付勢するスプリン
グ42と、上記可動側クランプ部材41を往復動させる
流体シリンダ装置43とを備えており、筒状の本体フレ
ーム11内に収容される。
前記クランプ機構18Aの固定側クランプ部材40と可
動側クランプ部材41との間に長尺物13を案内る案内
路44が形成され、案内路44を形成する両クランプ部
材40.41のクランプ面にゴム等の滑り止め部材45
が添着される。両クランプ部材40.41間に長尺物1
3を通し、この長尺vJ13を両側から挟持することに
より、長尺物13を保持することができる。カイト装置
の構成は第1図および第2図に示すものと同様であるの
で同じ符号を付し、説明を省略する。
しかして、燃料棒等の長尺物13を保持する場合には流
体シリンダ装置43を動作させて、可動側クランプ部材
41をスプリング42のばね力に打ち勝って固定側クラ
ンプ部材40から後退させ、案内路44を拡張させる。
その後、この案内路44内に長尺物13を通し、挿入し
た後、流体シリンダ装W143を再び動作させて可動側
クランプ部材41を固定側に抑圧移動させ、長尺物13
をホ−ルドする。万一、流体シリンダ装置43の流体源
からエアー等の流体の供給がストップした場合にも、長
尺物13はスプリング42のばね力により両クランプ部
材40.41間にホールドされる。
第7図および第8図はグリッパ保持機構の第2変形例を
示すものである。このグリッパ保持機構もクランプ機構
18Bで構成される。このクランプ機構18Bは本体フ
レーム11内に固定された固定側クランプ部材50と、
支軸層りに回動可能な回転側クランプ部材51と、この
回転側クランプ部材51を固定側クランプ部材50にば
勾付勢するスプリング52と、上記回転側クランプ部材
51を牽引ロープ53を介して回動させる流体シリンダ
装置54とから構成され、前記両クランプ部材50.5
1間に長尺物13を通す案内路55が形成され、案内路
55に挿通された長尺物13は両クランプ部材50.5
1のクランプ面により挟持される。クランプ面には滑り
止め部材56が装着され、保持力を増大させてい゛る。
しかして、このクランプ機構18Bで長尺物13を保持
する場合には、流体シリンダ装置54を駆動させてレバ
ー状の回転側クランプ部材51をスプリング52のばね
力に抗して支軸57廻りに回動させて開かせ、案内路5
5を拡張しておき、この案内路55内に長尺物13を通
し、挿入させる。この挿入後、流体シリンダ装置54を
解放あるいは逆駆動させることにより、回転側クランプ
部材51はスプリング52のばね力で回動し、両クラン
プ部材50.51間に長尺物13を把持させ、締付保持
する。
第9図および第10図はクサビ型クランプ機構を採用し
たグリッパ保持機構の第3変形例を示すものである。こ
のクサビ型クランプ機構180は左右一対が対向して設
けられ、本体フレーム11内に収容される。
クサビ型クランプ機構18Gは長尺物13の側面に係合
可能なりランプローラ60と、このクランプローラ60
をクサビ面に沿って転勤させるクサビブロック61と、
このクサビブロック61を往復ストロークさせる流体シ
リンダ装置62と、上記クサビブロック61を常時上方
にばね付勢するスプリング63とを備えており、上記ク
ランプローラ60は支軸65が本体フレーム11に固定
された長穴形状の軸受66に支持されている。
このクサビ型クランプ機構18Gは流体シリンダ装置1
162を作動させてクサビブロック61を下動させると
クランプローラ60はその自重により長穴に沿って移動
し、両クランプローラ61.61間が互いに離間せしめ
られ、後退位置に持ち来たされる。
両クランプローラ61.61が後退位置をとるとぎ、ク
ランプローラ61,61間に長尺物13を通し、挿入す
る。長尺物13の挿入後、流体シリンダ装置62を作動
させてクサビブロック61を上動させる。このクサビブ
ロック61の上動により、クランプローラ61はクサビ
面に沿って転勤し、互いに接近せしめられて長尺物13
に係合し、これを保持する。長尺物13の保持は、流体
シリンダ装置62に流体源からの作動流体が供給されな
くても、スプリング63のばね力によっても長尺物13
は安全に保持される。
第11図および第12図はグリッパ保持機構の第4変形
例を示すものである。このグリッパ保持機構は長尺物1
3の自重と協働して長尺物を締付保持するクランプリン
ク機構18Dで構成される。
クランプリンク機構18Dは、本体フレーム11内に左
右一対設けられる一方、長尺物13と係合可能なりラン
プ回転レバー70と、この回転レバー70による長尺物
13の締付保持力が増大する方向にばね付勢されたスプ
リング71と、このスプリング71のばね力に抗して上
記クランプ回転レバー70を回動さゼる流体シリンダ装
置72とを有する。流体シリンダ装置72の駆動力は連
結リンク73を介して支軸層りに回動するリンク状クラ
ンプ回転レバー70に伝達され、リンク機構が構成され
る。
クランプリンク機構18Dの両クランプ回転レバー70
.70間に長尺物13を通す案内路74が形成され、こ
の案内路74に長尺物13が挿通される。
第11図および第12図で示すクランプリンク機構18
Dで長尺物13を保持する場合には、流体シリンダ装置
72を動作させてピストンロンドア2aを後退させると
、連結リンク73を介してクランプ回転レバー70を支
軸75廻りに回動させいクランプ回転レバー70.70
間が互いに離間する方向に拡開される。両クランプ回転
レバー70.70が離間した状態で長尺物13を通して
挿入させる。長尺物の挿入後、流体シリンダ装置72を
駆動させてピストンロンドア2aを突出させると、両ク
ランプ回転レバー70.70は支軸75廻りに回動して
互いに接近し、長尺物の側面と係合し、これをホールド
する。クランプ回転レバー70.70による保持力は、
スプリング71のばね力および回動レバー70のクラン
プ面に装着された滑り止め部材76によって増強される
なお、本発明に係る長尺物の把持装置においては、グリ
ッパ保持機構の駆動源に流体シリンダ装置を用いた例に
ついて説明したが、この流体シリンダ装置に代えて電動
モータや電磁マグネットを駆e源として採用してもよい
また、第3図および第4図では、長尺物の把持装置を燃
料棒つかみ具に吊設された例について説明したが、第1
3図に示すように、本体フレーム11を吊設する吊設ロ
ーブ12を浮き輪77から垂下させるようにしてもよい
(発明の効果〕 以上に述べたように本発明に係る長尺物の把持装置にお
いては、燃料棒等の長尺物を挿通可能な本体フレームが
吊設されるとともに、この本体フレーム内にグリッパ保
持機構を収容し、このグリッパ保持機構で長尺物の側面
を@脱自在に保持するようにしたから、長尺物の任意位
置を確実に保持し、その落下を効果的に防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る長尺物の把持装置の一実施例を示
す縦断面図、第2図は第1図の長尺物の把持装置の平面
図、第3図および第4図は本発明に係る長尺物の把持装
けを燃料棒つかみ具と協働させた例を示す図、第5図お
よび第6図は本発明の長尺物の把持装置に組み込まれる
グリッパ保持機構の第1変形例を示す縦断面図および平
面図、第7図および第8図はグリッパ保持機構の第2変
形例を示す縦断面図および平面図、第9図および第10
図はグリッパ保持機構の第3変形例を示す縦断面図およ
び平面図、第11図および第12図はグリッパ保持機構
の第4変形例を示す縦断面図および平面図、第13図は
本発明に係る長尺物の把持装置の吊設構造の改良を示す
図、第14図は従来の燃料棒つかみ具の内部構造を示す
図である。 10・・・長尺物の把持装置、11・・・本体フレーム
、12・・・吊設ローブ、13・・・長尺物、14・・
・ガイド装置、15a、15b・・・ガイドプレート、
18・・・グリッパ保持機構、18A、18B・・・ク
ランプ機構、18G・・・クサビ型クランプ機構、18
D・・・クランプリンク機構、19・・・回転カム、2
0゜42.52,63.71・・・スプリング、22,
43.54,62.72・・・流体シリンダ装置、25
゜44.55.74・・・案内路、26.45.56゜
76・・・滑り止め部材、30・・・ジグクレーン、3
3・・・燃料棒つかみ具、35・・・・燃料集合体、3
6・・・燃料チャンネル着IB2機、37・・・燃料棒
、40,41゜50.51・・・クランプ部材、60・
・・クランプローラ、61・・・クサビブロック、70
・・・クランプレバ−177・・・浮き輪。 出願人代理人   波 多 野   久第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第8図 第13図 第14図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、燃料棒等の長尺物を挿通可能な本体フレームが吊設
    されるとともに、この本体フレーム内に上記長尺物の側
    面と着脱自在に係合し、これを保持可能なグリッパ保持
    機構を収容し、このグリッパ保持機構により前記長尺物
    を保持したことを特徴とする長尺物の把持装置。 2、本体フレームは筒状をなし、この筒状本体フレーム
    の上下部に長尺物の挿入を案内するガイド装置が設けら
    れた特許請求の範囲第1項に記載の長尺物の把持装置。 3、ガイド装置は、長尺物を緩く挿通可能なガイド口を
    備えたガイドプレートを有し、上記ガイド口はガイドプ
    レート面に向って拡開するように構成された特許請求範
    囲第2項に記載の長尺物の把持装置。 4、グリッパ保持機構は長尺物の自重と協働して長尺物
    を締付保持するカム機構で構成された特許請求の範囲第
    1項に記載の長尺物の把持装置。 5、カム機構は、長尺物の側面を押圧可能に係合する回
    転カムと、この回転カムの長尺物保持用カム面の締付保
    持力を増大させる方向に付勢するスプリングと、上記ス
    プリングのばね力に抗して上記回転カムの締付保持力を
    解放させる方向に回転駆動させる流体シリンダ装置とを
    備えた特許請求の範囲第4項に記載の長尺物の把持装置
    。 6、回転カムの長尺物保持用カム面には滑り止め部材が
    添着され、この滑り止め部材により長尺物の摩擦保持力
    を増大させた特許請求の範囲第5項に記載の長尺物の把
    持装置。 7、カム機構は本体フレーム内に少なくとも1つ収容さ
    れた特許請求の範囲第4項に記載の長尺物の把持装置。 8、グリッパ保持機構は長尺物の側面を両側から挟持す
    るクランプ機構で構成された特許請求の範囲第1項に記
    載の長尺物の把持装置。 9、クランプ機構は少なくとも一方が可動の対をなすク
    ランプ部材と、可動側クランプ部材を他方のクランプ部
    材に進退させる流体シリンダ装置とを有する特許請求の
    範囲第8項に記載の長尺物の把持装置。 10、クランプ機構は、可動側クランプ部材を他方のク
    ランプ部材にばね付勢するスプリングを有する特許請求
    の範囲第9項に記載の長尺物の把持装置。 11、クランプ機構は長尺物を挟持する固定側および回
    転側クランプ部材と、回転側クランプ部材を長尺物の締
    付保持力が増大する方向にばね付勢するスプリングと、
    このスプリングのばね力に抗して回転側クランクレバー
    を回動させる流体シリンダ装置とを備えた特許請求の範
    囲第8項に記載の長尺物の把持装置。 12、クランプ機構は、少なくとも一方が可動の対をな
    すクランプローラと、可動側クランプローラを他方のク
    ランプローラに進退させるクサビブロックと、上記可動
    側クランプローラが他方のクランプローラに接近する方
    向に前記クサビブロックをばね付勢するスプリングと、
    スプリングのばね力に抗して上記クサビブロックを移動
    させる流体シリンダ装置とを有する特許請求の範囲第8
    項に記載の長尺物の把持装置。 13、グリッパ保持機構は長尺物の自重と協働して長尺
    物を締付保持するクランプリンク機構で構成した特許請
    求の範囲第1項に記載の長尺物の把持装置。 14、クランプリンク機構は、クランプ回転レバーと、
    この回転レバーによる長尺物の締付保持力が増大する方
    向にばね付勢させるスプリングと、このスプリングのば
    ね力に抗して上記クランプ回転レバーを回転駆動させる
    流体シリンダ装置とを有する特許請求の範囲第13項に
    記載の長尺物の把持装置。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5316135U (ja) * 1976-07-21 1978-02-10
JPS606787B2 (ja) * 1978-04-14 1985-02-20 松下電工株式会社 建築用板の製法とその装置
JPS6148398B2 (ja) * 1982-02-08 1986-10-23 Matsushita Electric Works Ltd

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