JPS6125718A - 帯鋸盤による切断方法 - Google Patents

帯鋸盤による切断方法

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JPS6125718A
JPS6125718A JP14633884A JP14633884A JPS6125718A JP S6125718 A JPS6125718 A JP S6125718A JP 14633884 A JP14633884 A JP 14633884A JP 14633884 A JP14633884 A JP 14633884A JP S6125718 A JPS6125718 A JP S6125718A
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JP
Japan
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cutting
band saw
movement
cut
arcuate
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JP14633884A
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English (en)
Inventor
Ryoichi Tsune
津根 良一
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Tsune Seiki Co Ltd
Original Assignee
Tsune Seiki Co Ltd
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    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23DPLANING; SLOTTING; SHEARING; BROACHING; SAWING; FILING; SCRAPING; LIKE OPERATIONS FOR WORKING METAL BY REMOVING MATERIAL, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23D55/00Sawing machines or sawing devices working with strap saw blades, characterised only by constructional features of particular parts
    • B23D55/04Sawing machines or sawing devices working with strap saw blades, characterised only by constructional features of particular parts of devices for feeding or clamping work
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23DPLANING; SLOTTING; SHEARING; BROACHING; SAWING; FILING; SCRAPING; LIKE OPERATIONS FOR WORKING METAL BY REMOVING MATERIAL, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23D55/00Sawing machines or sawing devices working with strap saw blades, characterised only by constructional features of particular parts
    • B23D55/08Sawing machines or sawing devices working with strap saw blades, characterised only by constructional features of particular parts of devices for guiding or feeding strap saw blades
    • B23D55/088Devices for feeding strap saw blades

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Sawing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、案内輪を介して張設された無端状帯鋸と被切
断材保持手段で保持された被切断材とを相対移動させて
前記被切断材を切断するようにした帯鋸盤、即ち固定さ
れた被切断材に対して帯鋸を移動させて切断する帯鋸移
動型の帯鋸盤、又は逆に一定位置で回動する帯鋸に対し
て被切断材を移動させて切断するテーブル移動型の帯鋸
盤であ7て、特に帯鋸を、被切断材に対する切削作用部
分を円弧状に運動させることが出来るようにした帯鋸盤
に適用することの出来る切断方法に関するものである。
(従来の技術) 上記のように帯鋸を、被切断材に対する切削作用部分を
円弧状に運動させることが出来るようにした帯鋸盤を使
用して行う切断方法は、帯鋸の切削作用長さを常に無理
なくしかも確実に切削作用を行わせ得る長さに維持させ
ることが出来、巾の広い被切断材を切断する場合でも、
帯鋸に過大荷重が作用したり、或いは逆に鋸歯に滑りが
生して切削効率が低下する等の不都合を伴うことなく良
好な切断を可能ならしめるものである。
しかし従来のこの種の切断方法では、帯鋸の切削作用部
分によって被切断材の各設置弧状切削レベルに対応する
箇所を一端から他端まで完全に切削するように、帯鋸の
円弧状切削行程長さを設定していた。
又、断面が円形の被切断材であれば、その被切断材に一
定のピッチで与えられる各段の円弧状切削レベルに於け
る切削長さは、上下両端部で最小となり、中心部で最大
となるが、従来は、前記帯鋸の円弧状切削運動によって
被切断材の上端から下端まで連続的に切削することによ
り切断するように帯鋸を制御していた。
(発明が解決しようとする問題点) 上記のような従来の切断方法に於いては、一つの円弧状
切削レベルに於いて円弧状に運動する帯鋸の切削作用部
分は、その運動方向の後端が被切断材の側面と略一致す
るか又は当該側面より外方に突出する位置まで移動する
ことになるため、各段の円弧状切削レベルでの行程端に
於いて、実質的に帯鋸が全く切削作用を行っていない状
態が生しる。このことは一つの被切断材を切断し終わる
までの帯鋸の全運動量に対する実効切削作用率が低下す
ることになる。
又、断面円形の被切断材の全体を前記のように帯鋸の円
弧状切削作用のみによって切断する場合には、その切削
長さが非常に短い被切断材上端部及び下端部では、帯鋸
の円弧状切削運動の運動方向切り替えを頻繁に行う必要
があり、しかも切削開始当初及び終了間際では、帯鋸に
設定された切削作用部分の長さより実際の切削長さが短
くなるにも拘わらず、帯鋸を円弧状切削運動させるので
あるから、切削効率が低下することになる。
(問題点を解決するための手段) 本発明は以上のような従来技術の問題点を解決するため
に成されたものであって、その第一の方法は、被切断材
に対する各段切剤レベルに於いて、帯鋸の切削作用部分
を円弧状に運動させる円弧状切削運動を行わセる帯鋸盤
による切断方法であって、被切断材の各段切削レベルに
於いて、前記帯鋸の切削作用部分に於ける運動方向後端
が被切断材の側面に到達する前、適当時期に、前記円弧
状切削運動を停止させるか又は停止させないで、前記帯
鋸を次段の切削レベルヘ垂直切込み運動させ、到達した
切削レベルに於いて逆方向の円弧状切削運動を行わせる
ことを特徴とする。
又、第二の方法は、断面円形又はこれに類似する断面形
状の被切断材を上端部分、下端部分、及びその両者間の
円弧状切削部分に分け、前記上端部分及び下端部分では
帯鋸を一定角度に保持して垂直切込み運動を行わせ、前
記円弧状切削部分では、その各段切剤レベルに於いて、
帯鋸の切削作用部分を円弧状に運動させる円弧状切削運
動を行わせると共に、当該帯鋸の切削作用部分に於ける
連動方向後端が被切断材の側面に到達する前、適当時期
に、前記円弧状切削運動を停止させるか又は停止させな
いで、前記帯鋸を次段の切削レベルへ垂直切込み運動さ
せ、到達した切削レベルに於いて逆方向の円弧状切削運
動を行わせることを特徴とする。
(実施例) 次に本発明方法を実施するための帯鋸盤について例示図
に基づいて説明する。
第1図乃至第3図に於いて、1は基台であって、ハイス
ベース2上に固定ハイス3と可動バイス4とを備えてい
る。5は横動台であって、前記基台1にスライドガイド
6を介して横動可能に支持され、左右一対の支柱7a、
7bを備えている。
8は主フレームであって、前記左右一対の支柱7a、7
bに昇降自在に支持されている。9は帯鋸支持フレーム
であって、前記主フレーム8に垂直方向に伸縮作動する
左右一対の各別に速度制御可能な押し引き駆動手段10
a、10bを介して支持されている。
前記横動台5は、ハンドル11を備えた回転軸12に固
着のピニオンギヤ13と咬合するラックギヤ14が横動
方向と平行に固着されており、前記ハンドル11の回転
により左右に横動させることが出来ると共に、左右両端
部にはロック用呆ルトナノト15が設けられている。更
にこの横動台5には前記主フレーム8の昇降駆動手段1
6が設けられている。この昇降駆動手段16は、前記左
右一対の支柱7a、7bにそって上下両端を支持された
ねじ軸17a、17b、王フレーム8に固着され且つ前
記各ねし軸17a、+7bに螺嵌する雌ねし体18a、
Tab、前記両ねじ軸173.17bとへヘルギャ+9
a、19b及び20a、20bを介して連動連結された
駆動軸21、及びこの駆動軸21を駆動するステッピン
グモーター22から構成されている。
前記帯鋸支持フレーム9には、左右一対の案内輪23a
、23bを介して無端状帯鋸24が斜めに張設され、こ
の帯鋸24を回動さゼる駆動モーター25が付設されて
いる。26は帯鋸ガイドであって、水平切削経路部にあ
る帯鋸24を切断作用面が垂直となる向きに規制する。
又、この帯鋸支持フレーム9は、前記主フレーム8に設
けられた左右一対の互いに対向する凹曲案内面27a。
27bと係合する係合部28a、28bを備えている。
この係合部28a、28bは、第4図及び第5図に示す
ように、前記凹曲案内面27a、27bを形成する部材
29に固着突設された両側板30間に遊嵌するローラー
ユニット支持部材31と、この支持部材31に夫々支持
された上下2段のローラーユニット32から構成されて
いる。この各ローラーユニット32は、スプリング33
によって凹曲案内面27a、27b側に突出するように
付勢された可動部材34と、この可動部材34の先端に
軸支されたガイドローラー35とから構成され、このガ
イドローラー35は前記スプリング33の付勢力により
常に凹曲案内面27a、27bに圧接されている。
前記凹曲案内面27a、27bは、その両者間の間隔の
半分の距離よりも大きな半径の単純円弧面であって、そ
の夫々の円弧中心は共通の水平仮想線上に位置する。そ
して前記帯鋸支持フレーム9は、前記各ローラーユニッ
ト32のスプリング33による自動調心力によって、帯
鋸支持フレーム中心9cが両凹油案内面27a、27b
間の中心を通る垂直中心線CL上に位置するように保持
されている。
第6図乃至第8図に於いて、36は、前記可動バイス4
を固定ハイス3に対して遠近方向に移動させるための液
圧ンリンダーユニノトである。37は、前記可動ハイス
4の移動方向と平行に移動可能にガイドレール38を介
して基台1に支持された可動体であって、スイッチユニ
ット39を支持し、移動方向と平行にラックギヤ40を
備えている。このランクギヤ40に咬合するピニオンギ
ヤ41の回転軸42は、前記横動台駆動手段の回転軸1
2に、横動台5の横動速度に対して可動体37が同方向
に2倍の速度で移動させる伝動比を有するチェン伝動手
段43を介して連動連結されている。前記スイッチユニ
ット39は、前記可動ハイス4からその移動方向と平行
に連設した操作ロッド44の尖端44aを検出する一対
の検出スイッチ45a、45bを備えている。前記スイ
ッチユニット39は、前記固定ハイス3と可動バイス4
とが互いに当接している状態で、前記垂直中心線CL上
に両バイス3,4の当接挟持作用面が位置するとき、第
8図に示すように検出スイッチ45aのみが操作ロッド
尖端44aを検出してON状態となるように構成されて
いる。
第9図に示すように、前記帯鋸支持フレーム9を支持す
る一対の各別に速度制御可能な押し引き駆動手段10a
、+Obとしては、液圧シリンダーユニノ)46a、4
6bが使用されている。この両液圧シリンダ−ユニット
46a、46bは、夫々を逆方向に伸縮運動させるため
の電磁切り替え弁47と、伸縮速度制御用の可変流量調
整弁48a、48bとを介して液圧供給ポンプ49に接
続されている。
第10図に於いて、50a、50bは帯鋸支持フレーム
9の左右両端部を検出するスイッチであって、ステッピ
ングモーター51にタイミングベルト伝動手段(又はチ
ェン伝動手段)52a、52bを介して連動連結された
垂直な回転ねし軸53a、53bの回転により同速で昇
降移動する昇降体54a、54bに支持されている。
上記のように構成された帯鋸盤に於いては、第9図に示
す一対の液圧シリンダーユニノ)46a、46bを、i
!電磁切替え弁47の切り替え操作により伸縮動作が互
いに逆になるように伸縮動作させると、帯鋸支持フレー
ム9がシーソー運動することになり、上昇側の上昇速度
と下降側の下降速度とが等しい場合は、帯鋸支持フレー
ム9が一点を中心とする単純シーソー運動を行うことに
なるが、このとき上昇する側はその上昇速度を漸増させ
ると共に下降する側はその下降速度を漸減させるように
、前記一対の液圧シリンダーユニット46a、46bに
供給する液圧流量を夫々の可変流量調整弁48a、48
bにより増減相反するように自動調整すれば、第10図
に示すように、帯鋸支持フレーム9上に帯鋸24と平行
に設定した仮想線9pが、前記主フレーム8の垂直中心
線CL(両凹面案内面27a、27b間の中央位置を通
る垂直線)上に中心を持つ仮想円弧面CSに対して、接
線状態を維持しながら接触点CPが等速で仮想円弧面C
S上を往復移動する如く、帯鋸支持フレーム9をシーソ
ー運動させることが出来る。
前記シーソー運動の運動方向切り替えは前記電磁切り替
え弁47の切り替えによって行われる。
又、仮想円弧面CS上を往復移動する接触点cpの行程
端の位置は、その行程端にある接触点cpを通る接線の
傾き、即ち帯鋸支持フレーム9の傾斜角度に対応するの
で、帯鋸支持フレーム9が所定角度に達した時期を前記
検出スイッチ50a。
50bで検出することによって、前記接触点CPが前記
帯鋸支持フレーム9の傾斜角度に対応する行程端に到達
したことを検出し得る。換言すれば、検出スイッチ50
a、50bの位置を下げると、前記接触点CPの行程両
端間の距離が短縮されて帯鋸支持フレーム9(帯鋸24
)のシーソー運動の振幅が小さくなり、上げると前記接
触点cpの行程両端間の距離が長くなって帯鋸支持フレ
ーム9(帯鋸24)のシーソー運動の振幅が大きくなる
。そして第】0図仮想線で示すように、下降限位置まで
雨検出スイッチ50a、50bを下げると、水平状態の
帯鋸支持フレーム9の両端によって両方の検出スイッチ
50a、50bが共にON状態となるので、雨検出スイ
ッチ50a、50bがON状態のときには電磁切り替え
弁47を図示の中立位置に復帰させて、帯鋸支持フレー
ム9(帯鋸24)を水平姿勢で固定させることが出来る
。前記検出スイッチ50a、50bの上げ下げは、ステ
ッピングモーター51で両ねし軸53a。
53bを回転させることにより遠隔的、自動的に行うこ
とが出来る。
前記帯鋸支持フレーム9は、前記のように両凹面案内面
27a、27bとこれに圧接するローラーユニット32
とによる自動調心作用を受けているので、帯鋸支持フレ
ーム中心9Cが前記主フレーム8の垂直中心191cL
上を(又はその垂直中心線CLに略沿うように)上下に
移動する状態で前記のシーソー運動を行うことになる。
換言すれば、前記仮想線91上に設定した帯鋸支持フレ
ーム中心9Cが主フレーム8の垂直中心線CL上を移動
する状態で、当該仮想線91を前記のように仮想円弧面
CSに対して接線状態を維持させながら接触点CPを等
速で周方向に移動させたとき、第10図に示すように前
記仮想線91の両端(帯鋸支持フレーム9の両端)の移
動軌跡9eを求めることが出来るが、前記凹曲案内面2
7a、27bを前記移動軌跡9eと同一の曲面に構成す
ることは製造上困難であるから、凹曲案内面27a、2
7bを前記のように製造容易な単純円弧に形成し、誤差
分を前記ローラーユニット32に於ける各ガイドローラ
ー35の出入りによって吸収させるように構成している
帯鋸24は、前記帯鋸支持フレーム9と一体に運動する
のであるから、第10図の仮想線9/と同一のシーソー
運動を行うことになる。但し、前記仮想線91に対して
帯鋸24の位置が下方にずれていると、そのずれ量に応
して、帯鋸24が接線状態で接する仮想円弧面cs’ 
は、前記仮怨円弧面C3よりも半径が小さくなり且つシ
ーソー運動の振幅も小さくなる。以下、この帯鋸24(
又は帯鋸支持フレーム9)のシーソー運動を等連接線移
動形シーソー運動と略称する。
次に上記のように構成された帯鋸盤に被切断材をセット
する作業方法を説明する。
まず第6図仮想線で示すように、被切断材Wを固定バイ
ス3に一側面が当接するように基台1のハイスハース2
上に載置し、可動ハイス4を液圧シリンダーユニット3
6により固定バイス3側に接近移動させて両ハイス3.
4間で被切断材Wを挟持固定せしめる。係る状態で、前
記主フレーム8の垂直中心線CL上に被切断材Wの中心
WOが位置するように、ハンドル11を回転させてピニ
オンギヤ13とラックギヤ14とを介して横動台5を横
動させる。この横動台5の横動操作時には、回転軸12
の回転がチェン伝動手段43を介してピニオンギヤ41
に伝達され、ラックギヤ40及び可動体67を介して前
記スイッチユニット39が同方向に2倍の速度で移動す
る。
前記主フレーム8の垂直中心線CLが前記固定ハイス3
に於ける挟持作用面と一致する状態から前記垂直中心線
CLが被切断材中心WOを通る位置に達するまでの横動
台5の移動距離は、固定バイス3と当接する原位置から
の可動バイス4の離間距離の半分であるから、前記のよ
うに機動台5と同方向に2倍の速度で移動せしめられる
スイッチユニット39は、前記垂直中心線CLが被切断
材中心WOを通る位置に到達したとき、可動バイス4と
一体に移動した操作ロッド44の尖端44aに対して、
検出スイッチ45aのみがON状態となる初期位置に達
する。従って、雨検出スイッチ45a、45bのON、
OFF状態を表示灯等で視覚により確認し得るように構
成しておけば、検出スイフチ45a、45bが両方共O
N状態であるときは前記垂直中心線CLが被切断材中心
WOよりも可動ハイス4側にずれており、検出スイツチ
45a、45bが両方共OFF状態であるときは前記垂
直中心線CLが被切断材中心Woよりも固定ハイス3側
にずれているとして、主フレーム8と被切断材Wとの水
平方向位置関係を確認することが出来、検出スイッチ4
5aのみがON状態となるように横動台5を横動させる
ことが出来る。
尚、基台1に対する主フレーム8の垂直中心線CLの位
置表示を、ハンドル11の基部と基台1側との間で指針
と目盛とにより、被切断材の巾(両バイス3,4間の間
隔)として表示することが出来る。又、ハンドル11に
よらず、モーターにより回転軸12を駆動することも出
来る。この場合は前記検出スイッチ45a、45bを利
用してモーターの回転方向制御と停止制御とを行わせる
ことが出来る。
次に上記の帯鋸盤を使用する基本的な切断方法に付いて
説明する。
被切断材Wを上記のようにセットしたならば、帯鋸駆動
モーター25により帯鋸24を所定の方向に所定速度で
回動させる。そしてステッピングモーター22により左
右一対のねじ軸17a、17bを回転させ、主フレーム
8を支柱7a、7bに沿わせて下降させるが、第11図
に示すように帯鋸上昇限高さHから、被切断材Wの高さ
hより安全のための一定距gldだけ上方のE点までの
下降区間Xに於いては、ねじ軸17a、17bを高速駆
動させて主フレーム8(帯鋸24)を急速下降させ、サ
イクルタイムの短縮を図ることが出来る。帯鋸24がE
点に達すれば、ステッピングモーター22を速度制御し
て主フレーム8の下降速度を低速に切り替え、水平姿勢
の帯鋸24を急速下降区間Xに続く切削送り区間Yに於
いて低速下降させる。
帯鋸24が被切断材Wの上端A点に達すれば、患r、−
=ン〜謁日)ン、りl【ユ*+**自するr−−1−1
シζ・、−1夛〕智1旙ihLプ一の行程両端に於ける
単位深さの下降切込み運動との組合せから成る円弧状切
削制御に切り替え、被切断材Wの下端B点まで切断する
。即ち、帯鋸支持フレーム9に、第10図に示すように
仮想円弧面CSにそって接線状態を維持しながら接触点
cpが当該仮想円弧面CS上を等速で移動するシーソー
運動を行わせると、帯鋸24は第12図に示すように前
記仮想円弧面CSに対応する仮想円弧面C8゛にそって
同一状態で等速接線移動形シーソー運動を行うが、仮想
円弧面cs’ に対する帯鋸24の接触点cp’ が正
方向行程端e1又は逆方向行程端e2に達したとき、シ
ーソー運動を停止させて垂直下降による単位深さSの垂
直切込み運動を行わセる。前記シーソー運動の両行稈端
el。
e2の検出は先に説明したように検出スイッチ5Da、
50bが帯鋸支持フレーム9の両端を検出することによ
り行われる。又、前記垂直切込み運動は、ステ、ピング
モーター22を稼動させて主フレーム8を下降させるこ
とにより行われる。
上記のように制御される帯鋸24は、第12図に示すよ
うに接線状態で接する仮想円弧面cs’ との接触点C
P’ と、当該接触点CP゛が移動する側(帯鋸24の
シーソー運動方向側)に於いて帯鋸24が上段の仮想円
弧面C3’  (被切断材Wの切削表面)に接する点P
との間が切削作用部分24aとなって、被切断材Wを、
上下に隣接する仮想円弧面cs’間の円弧状部分に分け
て各円弧状部分をその円弧方向に切削し、被切断材Wの
下端B点を含む円弧状部分の切削作用が完了することに
より、被切断材Wの切断が終了する。
帯鋸24の前記切削作用部分24aの長さ、即ち切削作
用長さlは、帯#!24が仮想円弧面CS゛に対して接
線状態で移動するため一定であり、又、接触点cp’ 
が仮想円弧面cs’上を等速で移動するので、前記切削
作用部分24aが被切断材Wを切り込む円弧方向切込み
速度も一定となる。前記切削作用長さpは、仮想円弧面
cs’ の半径が一定であれば、シーソー運動の両行程
端e1、e2に於いて行う垂直切込み深さSを変えて、
上下に隣接する仮想円弧面C3’間の間隔を変えること
により任意に設定し得る。又、前記円弧方向切込み速度
は、帯鋸支持フレーム9に与える等速接線移動形シーソ
ー運動の傾動速度を、一対の液圧シリンダーユニット4
6a、46bに供給する液圧流量を調整して変えること
により、任意に設定するこ止が出来る。従って、被切断
材Wの材質や使用する帯鋸24の強度等に応して前記切
削作用長さρや円弧方向切込み速度を許容される最大値
に設定すれば良い。
第12図に示した基本的な切断方法に於いては、帯wA
24の等速接線移動形シーソー運動に於ける振幅が最大
に設定され、仮想円弧面cs’上に於ける接触点CP’
 の移動距離が最大となっている状態のままで、帯鋸盤
を使用している。従って、図示のように被切断材Wの切
断中を越えて帯鋸24がシーソー運動することになるの
で、被切断材Wの巾が小さい程、切断効率が低下する。
このような不合理を解消することの出来る本発明方法の
実施例を以下に説明する。
即ち、等速接線移動形シーソー運動によって被切断材W
を円弧状に切削する帯鋸24の切削作用長さpは、第1
2図で説明したP点が第13図に示すように被切断材W
の側面Wsに達した時点から減少し始め、そして第13
図仮想線で示すように接触点cp’ が被切断材Wの側
面Wsに達したとき0となるが、前記切削作用長さρが
減少し始める位置、即ち被切断材側面Wsから大凧切削
作用長さlだけ手前の位置Fに接触点CP’が到達した
ときに帯鋸24のシーソー運動を停止させ、垂直切込み
運動を行わせることが出来る。
この場合、第14図に示すように下段の仮想円弧面cs
’ 上まで下降するときの帯鋸24の切削作用部分24
a゛の長さしは、前記のシーソー運動による切削作用時
の切削作用長さpに比べて人肌2倍となるので、帯鋸2
4の垂直切込み運動は、帯鋸24に過大荷重を作用させ
ないで済む速度によって行われなければならない。次の
仮想円弧面C3゛にそって逆方向にシーソー運動する帯
124の切削作用部分24aの長さは、所期通りの切削
作用長さlとなる。
上記の本発明切断方法を行うときは、被切断材Wの巾に
基づいて前記位¥LF、即ち等連接線移動形シーソー運
動を停止させて垂直切込み運動を開始させる位置Fを予
め設定しておき、当該位置Fに帯鋸切削作用部分24a
の後端(仮想円弧面C3゛ との接触点CP’)が到達
したときに帯鋸支持フレーム9の傾斜上端を第1O図に
示す検出スイッチ50a、50bによって検出し得るよ
うに、雨検出スイッチ50a、50bを所定位置まで下
げておくことにより、第12図に基づいて説明した切断
方法の実施時と同様、これら検出スイッチ5Qa、50
bの検出動作に基づいて等連接線移動形シーソー運動を
停止させて垂直切込み運動を開始させるべく自動制御す
ることが出来る。
被切断材Wが例えば断面円形である場合は、仮想円弧面
cs’上に於ける切削長さく被切断材断面と重なる仮想
円弧面cs’ の長さ)が被切断材中心部で最大となり
、上端及び下端側程短くなる。従って、その各段の仮想
円弧面C3゛にそって行われる帯鋸24の等連接線移動
形シーソー運動の行程長さも、各段の仮想円弧面cs’
 に与えられている切削長さに応して変化させる必要が
ある。このため第15図に示すように、各段の仮想円弧
面C3゛上に被切断材側面Wsから適当路MFβたけ離
れた位置に前記制御位置Fを設定しなければならないが
、この制御位置Fは概路次のように設定することが出来
る。
即ち、切削長さが最大となる被切断材中心部に与えられ
る仮想円弧面cs’ 上に制御位置Fを求め、この制御
位置Fを通る接線241(帯鋸24の歯縁に相当する)
の傾斜角度θに対し、θ/2の傾斜角度で被切断材中心
Woを通る補助線を求め、前記被切断材中心Woから前
記距離F1だけ離れた点O゛を前記補助線上に求めて、
この点0゛を中心として点O゛から制御位置Fまでの距
離を半径とする左右一対の円弧線FCを求める。そして
各段の仮想円弧面cs’ と前記円弧線Fcとの交点を
、各段の仮想円弧面cs’ に於ける制御位置Fとする
ことが出来る。
制御上重要なことは、前記各段の仮想円弧面C3゛上に
於ける制御位置Fの座標値ではなく、各制御位置Fに於
ける接線241の傾斜角度θであり、その傾斜角度θに
対応する検出スイッチ50a、50bの位置である。即
ち、被切断材Wの直径に基づいて、各段の円弧状切削レ
ベル(仮想円弧面C3’)毎に、前記制御位置Fに於け
る接線241の傾斜角度θに対応する検出スイッチ50
a、50bの位置を予め求めておく。そして帯鋸24を
各段の円弧状切削レベルに於いて等連接線移動形シーソ
ー運動させるが、その帯鋸24(帯鋸支持フレーム9)
が、当該切削レベルの仮想円弧面C8゛に対応して与え
られている前記傾斜角度θとなったとき、検出スイッチ
50a又は50bが帯鋸支持フレーム9の傾斜上端を検
出することが出来るように、各段の円弧状切削レベルに
於いて等連接線移動形シーソー運動が開始されるまでに
ステッピングモーター51を制御して検出スイッチ50
a、50bを前記のように予め求められている位置に移
動させておく。
上記の検出スイッチ50a、50bに対する位置変更制
御を行い、且つ当該検出スイッチ50a、50の検出動
作に基づいて等連接線移動形シーソー運動の停止と下降
切込み運動の開始とを自動的に行うことにより、断面円
形の被切断材Wに対しても第14図に基づいて説明した
切断方法を自動的に行わせることが出来る。即ち、上記
の検出スイッチ50a、50bに対する位置変更制御は
、帯鋸24の等連接線移動形シーソー運動による円弧状
切削行程長さを、各膜内弧状切削レベルでの被切断材W
の切断中に応して自動的に変更させるために有効なもの
である。
尚、上記の切断方法に於いては、第15図に示すように
被切断材Wが断面円形の場合、帯鋸24の等連接線移動
形シーソー運動に於ける振幅SWは、円弧状切削行程長
さと同様、円弧状切削レベルが被切断材Wの中心部にあ
るとき最大となり、上端A点又は下端B点に近づく程小
さくなる。従って、検出スイッチ50a、50bの位置
は、円弧状切削レベルが中心部に到達するまでは切削レ
ベルの下降に従って上方に変位せしめられ、切削しヘル
が中心部を越えた後は切削レベルの下降に従って下方に
変位せしめられる。
次に第二発明に係る切断方法の実施例を説明する。
被切断材Wが断面円形の場合、第15図に示すようにそ
の上端A点から適当深さまでの部分Wpと、下端B点よ
り適当距離上方の位置から下端B点までの部分Wp’ 
に於いては、円弧状切削レベルに於ける切削行程長さが
短い。第二発明方法は、前記上端部分Wp及び下端部分
Wp’ では帯鋸24をシーソー運動させることなく一
定姿勢のままで垂直切込み運動させて切削を行うもので
ある。
この第二発明方法では、帯鋸24を水平姿勢のままで垂
直切込み運動させないで、帯鋸24を鋸山移動方向側が
高くなるように傾斜させた所謂アップカット姿勢に於い
て垂直切込み運動させ、切削を行うのが望ましい。即ち
、主フレーム8の下降開始と同時に、水平姿勢にあった
帯鋸24に第11図仮想線で示すように7ソプカソト姿
勢をとらせるために、帯鋸支持フレーム9を主フレーム
8に対して所定角度だけ所定方向に傾斜させる。この帯
鋸支持フレーム9の傾動操作は、先に説明した等速接線
移動形シーソー運動中に於ける一つの1頃斜姿勢を帯鋸
支持フレーム9に与えるように、左右一対の液圧、シリ
ンダーユニーz)46a、46bを使用して行うが、こ
れに先立ってステッピングモーター51を稼動させ、前
記アップカット姿勢に求められる帯鋸傾斜角度に対応す
る高さまで一対の検出スイッチ50a、50bを上げて
おき、帯鋸支持フレーム9の上昇移動側端部を一方の検
出スイッチ50bが検出したとき、電磁切り替え弁47
を中立位置に復帰させ、帯鋸支持フレーム9を所定の角
度で固定すれば良い。
上記のようにアップカット姿勢に傾斜した帯鋸24が第
11図に示すE点より下方の切削送り区間Yに進入した
ならば、ステップピングモーター22を速度制御して主
フレーム8の下降速度を垂直切込み速度に切り替える。
この結果、斜め上方に傾斜するアンプカット姿勢に於い
て回動せしめられている帯鋸24が被切断材Wに対して
その上端A点から前記垂直切込み速度で垂直下方に切り
込んでゆくことになり、前記上端部分Wpが切削される
。この場合、帯鋸24の切削作用長さが漸増するに従っ
て帯鋸24に作用する荷重が漸増する。従って上端部分
Wpを切断し終わるときの最大荷重が許容限度内となる
ように、前記垂直切込み速度を設定しなければならない
。換言すれば、垂直切込み速度に照らして、帯鋸24に
作用する荷重が許容限度を越えない範囲で上端部分Wp
の下端位置く下端部分Wp’ の上端位置)を設定すれ
ば良い。
上端部分Wpに対する垂直切込み切削が終了した時点か
ら下端部分Wp’ の上端に到達するまでは、前記のよ
うに帯鋸24の等速接線移動形シーソー運動と垂直切込
み運動との組合せから成る円弧状切削制御を行う。そし
て帯鋸24が下端部分Wp’ の上端に達すれば、再び
アップカット姿勢の帯鋸24による垂直切込み切削に切
り替え、下端部分Wp’ を切削する。
上端部分Wp及び下端部分Wp’ に対する垂直切込み
切削行程を開始するときに帯鋸24にとらせるアンプカ
ット姿勢は、第15図に示すように制御位置Fを設定す
るために求めた左右一対の円弧線Fcの内、帯鋸24の
鋸歯移動方向上手側の円弧線Fcと、上端部分Wpの下
端及び下端部分Wp゛の上端を通る仮想円弧面C8′と
の交点Fu、Fdでの仮想円弧面CS”に対する接線2
41+、241!zの傾斜角度で傾斜させることが出来
る。この場合は、前記交点Fuが上端部分Wpの下端位
置となり、前記交点Fdが下端部分Wp’ の上端位置
となり、上端部分Wpに対する垂直切込み切削が終了し
たときの帯鋸24の傾斜姿勢から正方向(鋸歯移動方向
)の等速接線移動形シーソー運動を開始させることが出
来ると共に、下端部分Wp”の直上で逆方向の等速接線
移動形シーソー運動を終了したときの帯鋸24の傾斜姿
勢のままで下端部分Wp’ に対する垂直切込み切削行
程を開始させることが出来る。
上記の断面円形の被切断材Wに対する切断方法に於ける
経時変化は第16図のタイムチャートに示す通りである
。又、上記切断方法の制御手順をまとめると、第17図
のフローチャートに示すようになる。尚、第17図のフ
ローチャートに於ける円弧状切削制御は、第18図のフ
ローチャートに示す制御手順によって行われ、この第1
8図のフローチャートに於ける検出スイッチ50a、5
0bの位置変更制御は、第19図のフローチャートに示
す制御手順によって行われる。
又、上記の切断方法は当然自動制御によって実施される
が、この場合、例えば主フレーム8を昇降させるモータ
ー22と検出スイッチ50a、50bを昇降させるモー
ター51とに、直接又は間接的に夫々パルスエンコーダ
ーを連動連結し、これらパルスエンコーダーの発信パル
スを、上昇駆動時には加算(又は減算)すると共に下降
駆動時には減算(又は加算)するように計数することに
より、主フレーム8と検出スイッチ50a、50bの位
置を数値に置換することが出来る。従って、垂直切込み
制御のために主フレーム8を下降させたときの下降停止
位置や、円弧状切削行程の行程端を設定するために検出
スイッチ50a、50bを昇降させたときの昇降停止位
置を、前記パルス計数値に相当する数値として設定すれ
ば、現在位置に対応する数値と停止目標位置に対応する
数値との比較演算結果に基づいて前記モーター22.5
1の回転方向及び停止時期を制御する、所謂数値制御を
行うことが出来る。
即ち、マイクロコンピュータ−を利用して、第15図に
示した円弧線Fcを求めるときの基準となる距111F
N、円弧状切削制御時の切削レベルを下段に変位させる
ときの垂直切込み深さS、円弧状切削制御を行わず垂直
切削制御のみで切断し得る被切断材の最大中等を、予め
被切断材Wの材質等に対応して設定記憶せしめておき、
切断作業時に入力された被切断材Wの巾及び高さく断面
円形の被切断材の場合は直径)と、同様に入力された被
切断材Wの材質等とから、円弧状切削制御を行うか否か
を判断させると共に、円弧状切削制御を行う場合には、
入力された被切断材Wの中及び高さと、材質等と照合し
て検索された前記路MF1及び垂直切込み深さSとから
、主フレーム8の昇降制御に必要な各位置く第11図に
示すE点、A点、第15図に示す」二鎖部分Wpの下端
位置、下端部分Wp’ の上端位置、及び円弧状切削レ
ベルピソチ等)と、帯鋸支持フレーム9のシーソー運動
方向の切り替え制御に必要な位置、即ち第15図に示す
Fu点、Fd点、各段の円弧状切削レベル(仮想円弧面
C3’ )に於ける制御位置F等に対応する検出スイッ
チ50a、50bの位置を演算させ、先に説明したパル
ス計数値に相当する数値として記憶せしめ、この記it
数値(目標停止位置)と現在位置に対応するパルス計数
値とを使用して数値制御することが出来るのである。
尚、実施例では、帯鋸支持フレームを一対の各別に速度
制御し得る押し引き駆動手段+Oa、  10bによっ
て等連接線移動形シーソー運動させるようにした帯鋸盤
を使用したが、他の適当な帯鋸盤、例えば前記帯鋸支持
フレームを一対の互いに平行でない揺動リンクによって
吊り下げた状態で前記帯鋸支持フレームを適当な振幅で
押し引き揺動運動させるようにした、従来周知の帯鋸盤
を使用することも出来る。勿論この場合は、上記実施例
で説明したような等連接線移動形シーソー運動を行わせ
ることは出来ないが、帯鋸の切削作用部分を略円弧状に
運動させることは可能である。
又、本発明は、定位置で回動する帯鋸に対して遠近方向
に平行移動可能な可動テーブル上に被切断材をセントす
るテーブル移動形の帯鋸盤を使用して実施することも可
能である。
(発明の作用及び効果) 以上のように実施し得る本発明の切断方法によれば、各
段の円弧状切削レベルに於いて行う円弧状切削運動の行
程端に於いて、実質的に帯鋸が全く切削作用を行ってい
ない状態を生ぜしめないで済む。この結果、一つの被切
断材を切断し終わるまでの帯鋸の全運動量に対する実効
切削作用率が100%又はこれに近い状態となり、極め
て効率良(切断作業を行わせ得る。
尚、各段の円弧状切削運動の行程端に於いて行わせる垂
直切込み運動によって、帯鋸の切削作用部分の長さは升
席に長くなり、円弧状切削作用をとらせることに矛盾す
るようであるが、本発明方法に於いては、垂直切込み運
動時のみ帯鋸の切削作用部分の長さが長くなるのである
から、その垂直切込み運動速度さえ、帯鋸に過大荷重が
作用しないで良好に切削作用を行わせ得る速度に抑える
ことにより、所期の目的は確実に達成し得るのである。
又、第二発明方法によれば、各段の円弧状切削レベルに
於ける切削長さが微小から直径に相当する最大まで大き
く変化する断面円形の被切断材でありながら、当該被切
断材上端部及び下端部では、垂直切込み運動のみで切削
を行うのであるから、帯鋸の円弧状切削運動の運動方向
切り替えを顧繁に行う必要がなくなり、制御が容易とな
る。
しかも切削開始当初及び終了間際に於いて帯鋸の切削効
率が低下することも解消し得るので、前記の本発明作用
効果と相俟って、断面円形の被切断材を極めて効率良く
切断し得る。勿論この場合も、前記のように垂直切込み
運動速度は、帯鋸に過大荷重が作用しないで良好に切削
作用を行わせ得る速度に抑えることにより、所期の目的
は確実に達成し得るのである。
【図面の簡単な説明】
第1gは一部切り欠き正面図、第2図は縦断側面図、第
3図は要部の縦断正面図、第4図は帯鋸支持フレームと
主フレームとの保合部を示す横断平面図、第5図は同縦
断正面図、第6図は被切断材に対して主フレームを芯出
しするための機構を示す正面図、第7間は同縦断側面図
、第8図は同要部を示す横断平面図、第9図は一対の押
し引き駆動手段である液圧ノリンダーユニノトの制御系
を示す配管図、第10図は帯鋸支持フレームの運動軌跡
と当該フレームの両端検出機構を示す正面図、第11図
は被切断材に対する帯鋸の位置関係を説明する図、第1
2図乃至第15図は切断方法の説明図、第16図はタイ
ムチャート、第17図乃至第19図は自動制御手順を示
すフローチャートである。 1・・・基台、3・・・固定バイス、4・・・可動バイ
ス、5・・・横動台、7a、7b・・・支柱、8・・・
主フレーム、9・・・帯鋸支持フレーム、loa、10
b・・・速度制御可能な押し引き駆動手段、13.4+
・・・ピニオンギヤ、+4.40・・・ラックギヤ、1
7a、17b、53a、53b・−ねし軸、22 =−
主フレーム昇降駆動用モーター、23a、23b・・・
案内輪、24・・・帯鋸、25・・・帯鋸駆動用モータ
ー、27a、27b−凹曲案内面、28a、28b・=
係合部、33・・・スプリング、34・・・可動部材、
35・・・ガイドローラー、36・・・可動ハイス駆動
用液圧シリンダーユニット、37・・・可動体、39・
・・スイノチュニノ)、44・・・スイノチュニノ)操
作0ノド、45a、45b、50a、50b−=検出ス
イ’7チ、46a、46b・・・液圧シリンダーユニッ
ト、47・・・電磁切り替え弁、48a、48b・・・
可変流量調整弁、49・・・液圧供給ポンプ、51・・
・検出スイッチ位置変更用モーター、W・・・被切断材
、CS、cs’ ・・・仮想円弧面、cp、cp’ ・
・・接触点。 第1図 @3図 第9図 第1o図 第 11 図 −1’;’Q− 第19図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)被切断材に対する各段切削レベルに於いて、帯鋸
    の切削作用部分を円弧状に運動させる円弧状切削運動を
    行わせる帯鋸盤による切断方法であって、被切断材の各
    段切削レベルに於いて、前記帯鋸の切削作用部分に於け
    る運動方向後端が被切断材の側面に到達する前、適当時
    期に、前記円弧状切削運動を停止させるか又は停止させ
    ないで、前記帯鋸を次段の切削レベルへ垂直切込み運動
    させ、到達した切削レベルに於いて逆方向の円弧状切削
    運動を行わせることを特徴とする帯鋸盤による切断方法
  2. (2)断面円形又はこれに類似する断面形状の被切断材
    を上端部分、下端部分、及びその両者間の円弧状切削部
    分に分け、前記上端部分及び下端部分では帯鋸を一定角
    度に保持して垂直切込み運動を行わせ、前記円弧状切削
    部分では、その各段切削レベルに於いて、帯鋸の切削作
    用部分を円弧状に運動させる円弧状切削運動を行わせる
    と共に、当該帯鋸の切削作用部分に於ける運動方向後端
    が被切断材の側面に到達する前、適当時期に、前記円弧
    状切削運動を停止させるか又は停止させないで、前記帯
    鋸を次段の切削レベルへ垂直切込み運動させ、到達した
    切削レベルに於いて逆方向の円弧状切削運動を行わせる
    ことを特徴とする帯鋸盤による切断方法。
JP14633884A 1984-07-13 1984-07-13 帯鋸盤による切断方法 Pending JPS6125718A (ja)

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IT2155485A IT1185247B (it) 1984-07-13 1985-07-12 Sega a nastro e metodo per tagliare un fusto con tale macchina

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