JPS6125717A - 帯鋸盤 - Google Patents

帯鋸盤

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JPS6125717A
JPS6125717A JP14633784A JP14633784A JPS6125717A JP S6125717 A JPS6125717 A JP S6125717A JP 14633784 A JP14633784 A JP 14633784A JP 14633784 A JP14633784 A JP 14633784A JP S6125717 A JPS6125717 A JP S6125717A
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cut
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Ryoichi Tsune
津根 良一
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Tsune Seiki Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23DPLANING; SLOTTING; SHEARING; BROACHING; SAWING; FILING; SCRAPING; LIKE OPERATIONS FOR WORKING METAL BY REMOVING MATERIAL, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23D55/00Sawing machines or sawing devices working with strap saw blades, characterised only by constructional features of particular parts
    • B23D55/08Sawing machines or sawing devices working with strap saw blades, characterised only by constructional features of particular parts of devices for guiding or feeding strap saw blades
    • B23D55/088Devices for feeding strap saw blades
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23DPLANING; SLOTTING; SHEARING; BROACHING; SAWING; FILING; SCRAPING; LIKE OPERATIONS FOR WORKING METAL BY REMOVING MATERIAL, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23D53/00Machines or devices for sawing with strap saw-blades which are effectively endless in use, e.g. for contour cutting
    • B23D53/04Machines or devices for sawing with strap saw-blades which are effectively endless in use, e.g. for contour cutting with the wheels carrying the strap mounted shiftably or swingingly, i.e. during sawing, other than merely for adjustment

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Sawing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、案内輪を介して張設された無端状帯鋸と被切
断材保持手段で保持された被切断材とを相対移動させて
前記被切断材を切断するようにした帯鋸盤、即ち固定さ
れた被切断材に対して帯鋸を移動させて切断する帯鋸移
動型の帯鋸盤、又は逆に一定位置で回動する帯鋸に対し
て被切断材を移動させて切断するテーブル移動型の帯鋸
盤に関するものである。
(従来の技術) 例えば、被切断材として最も多い形状の断面円形の被切
断材を前記のような帯鋸盤で切断する場合を例にとると
、切断行程の始端部(被切断材の一ト端部)と終端部(
同下端部)に於いて切削作用長さが最も短くなり、中心
部に於いて切削作用長さが最長となる。そして切削作用
長さが短い状態では、帯鋸に対し局部的に過大荷重が作
用して応力集中が生じ、切削作用長さが長い状態では、
切削作用長さが短いときと同一の切込み送り速度で切込
みを行わせた場合、帯鋸の切削作用部分に作用する曲げ
応力が過大となり、帯鋸が不当に湾曲して破断事故に繋
がる。従って切削作用長さが長大となる状態では、切込
み送り速度を落として帯鋸に掛かる荷重を下げる必要が
生じるが、このような状態では鋸歯の滑りや帯鋸が微振
動を起こす事が知られている。
上記のように切削作用長さが変動することは、帯鋸に掛
かる荷重が変動し、鋸歯の滑りや帯鋸自体の微振動にも
繋がるので、帯鋸の耐用寿命を延ばし且つ切断効率を高
める点で大きなマイナス要因となる。しかも切込み送り
速度を切削作用長さに応して変動させる必要も生しるの
で、制御面に於いても望ましい事ではない。
このような問題点を解決するためには、被切断材の切断
中が広くとも、当該被切断材に対する帯鋸の切削作用長
さを前記のような悪影響が生しない適当範囲内に抑える
必要が生じるが、この目的を達成させるために、帯鋸を
揺動運動させて被切断材を円弧状に切削するようにした
帯鋸盤が考えられた。具体的には、帯鋸を支持するフレ
ームを互いに逆方向に傾斜した一対の揺動リンクによっ
て吊り下げ、前記帯鋸支持フレームをクランクアーム等
により往復揺動さセたとき、当該帯鋸支持フレームが右
上がり姿勢と左上がり姿勢とを繰り返す如く傾動するよ
うに構成した帯鋸盤が考えられた。
(発明が解決しようとする問題点) 上記のような従来の帯鋸揺動タイプの帯鋸盤では、被切
断材を概ね円弧状に切削しながら切断することによって
、被切断材の切断中が広くとも被切断材に対する帯鋸の
切削作用長さを適当範囲内に抑えることは出来るが、帯
鋸の切削作用部分の後端の移動軌跡を完全な円弧形とす
ることが出来ないばかりでなく、常に等速で切削作用さ
せるととも出来ない。
即ち、被切断材を正確に円弧状に切削することが出来な
いので、帯鋸の切削作用長さが少なからず変動する。し
かも帯鋸が等速で回動していても被切断材に対する帯鋸
の切込み送り速度が当該帯鋸の傾動角度によって変動す
るので、被切断材に対する帯鋸の切削作用長さと切込み
送り速度とを切断全行程中の少なくとも主要部分に於い
て一定ならしめることが出来ず、所期の目的を完全に達
成することが出来なかった。更に、帯鋸全体が左右に揺
れ動くため、帯鋸の切断作用経路部の長さを被切断材の
最大中よりも充分に長くしておく必要があり、機l】が
大きくなる欠点もある。
又、クランクアームの回転により帯鋸支持フレームを一
定振幅で往復揺動させる必要があるので、前記のように
右上がり姿勢と左上がり姿勢との間で傾動する帯鋸の振
幅(傾動ストローク)は一定し、この振幅を被切断材の
切断1賜こ応じて調節可能にするためには複雑な機構が
必要である。特に、断面円形の被切断材の場合、切断中
は小−大一小と連続的に変化するが、この切断中の変化
に応して切断行程途中に帯鋸の振幅を自動調節可能に構
成することは極めて困難である。
(問題点を解決するための手段) 本発明は以上のような従来技術の問題点を解決するため
に成されたものであって、その特徴は、案内輪を介して
張設された無端状帯鋸と被切断材保持手段で保持された
被切断材とを相対移動させて前記帯鋸により被切断材を
切断するようにした帯鋸盤に於いて、前記無端状帯鋸を
支持するフレームに、帯鋸走行方向に離間した一対の各
別に速度制御し得る押し引き駆動手段を連結し、この一
対の押し引き駆動手段により前記フレームを、前記帯鋸
の切断作用面にそって任意角度に傾動させるように構成
すると共に、前記フレームが傾動したときにその両端部
又はこの両端部に連動する被検出部材を択一的に検出し
て前記駆動手段によるフレームの傾動を停止させる一対
の検出器を設け、この両検出器を、前記フレーム端部又
は前記被検出材部材の移動方向に位置変更するための手
段を設けた点にある。
(作用) 上記の本発明帯鋸盤に於いては、前記一対の押し引き駆
動手段を夫々押し引き繰り返し作動させるに際して、夫
々の駆動方向を互いに逆向きとし、且つ被切断材に接近
する方向の駆動速度を漸減させると共に被切断材から遠
ざかる方向の駆動速度を漸増させることにより、この一
対の押し引き駆動手段によってシーソー運動せしめられ
るフレームに支持されている帯鋸を、仮想円弧面に対す
る接線状態を維持させながら接触点が等速で周方向に移
動するようにシーソー運動させることが出来る。
このようにソーソー運動する帯鋸と被切断材とを、例え
ばシーソー運動の正逆各行程端に於いて所定量だけ相対
接近移動させることにより、被切断材を前記帯鋸により
一定厚さ毎、円弧状に切削し切断するのであるが、帯鋸
は仮想円弧面に対して常に接線状態を維持するので切削
作用長さが一定し、且つ切込み送り速度も一定する。
更に、前記一対の検出器の一方が、シーソー運動するこ
とによって接近移動してくる前記フレームの一端部又は
これに連動する被検出材部材を検出することにより、前
記駆動手段によるフレームの傾動操作を停止せしめ、次
の動作を開始させるのであるが、前記検出器を前記フレ
ーム端部又は前記被検出部材に対して遠近方向に位置変
更させることにより前記フレームのシーソー運動の振幅
が調整され、この結果、帯鋸の円弧状切削行程長さが調
整される。
(実施例) 以下に本発明の一実施例を添付の例示図に基づいて説明
する。
第1図乃至第3図に於いて、1は基台であって、パイス
ペース2上に固定バイス3と可動バイス4とを備えて(
・る。5は横動台であって、前記基台1にスライドガイ
ド6を介して機動可能に支持され、左右一対の支柱7a
、7bを備えている。
8は主フレームであって、前記左右一対の支柱7a、7
bに昇降自在に支持されている。9は帯鋸支持フレーム
であって、前記主フレーム8に垂直方向に伸縮作動する
左右一対の各別に速度制御可能な押し引き駆動手段lQ
a、10bを介して支持されている。
前記横動台5は、ハンドル11を備えた回転軸12に固
着のピニオンギヤ13と咬合するランクギヤ14が横動
方向と平行に固着されており、前記ハンドル11の回転
により左右に横動させることが出来ると共に、左右両端
部にはロック用ポルドナ/ト15が設けられている。更
にこの横動台5には前記主フレーム8の昇降駆動手段1
6が設けられている。この昇降駆動手段16は、前記左
右一対の支柱7a、7bにそって上下両端を支持された
ねじ軸17a、47b、主フレーム8に固着され且つ前
記各ねじ軸17a、17bに螺嵌する雌ねじ体18a、
18b、前記両ねじ軸17a117bとへヘルギャ19
a、19b及び20a、20bを介して連動連結された
駆動軸21、及びこの駆動軸21を駆動するステッピン
グモーター22から構成されている。
前記帯鋸支持フレーム9には、左右一対の案内輪23a
、23bを介して無端状帯鋸24が斜めに張設され、こ
の帯鋸24を回動させる駆動モーター25が付設されて
いる。26は帯鋸ガイドであって、水平切削経路部にあ
る帯鋸24を切断作用面が垂直となる向きに規制する。
又、この帯鋸支持フレーム9は、前記主フレーム8に設
けられた左右一対の互いに対向する凹曲案内面27a。
27bと係合する係合部28a、28bを備えている。
この係合部28a、28bは、第4図及び第5図に示す
ように、前記凹曲案内面27a、27bを形成する部材
29に固着突設された両側板30間に遊嵌するローラー
ユニット支持部材31と、この支持部材31に夫々支持
された上下2段のローラーユニ、ト32から構成されて
いる。この各ローラーユニット32は、スプリング33
によって凹曲案内面27a、27b側に突出するように
付勢された可動部材34と、この可動部材34の先端に
軸支されたガイドローラー35とから構成され、このガ
イドローラー65は前記スプリング33の付勢力により
常に凹曲案内面27a、27bに圧接されている。
前記凹曲案内面27a、27bは、その両者間の間隔の
半分の距離よりも大きな半径の単純円弧面であって、そ
の夫々の円弧中心は共通の水平板芯線上に位置する。そ
して前記帯鋸支持フレーム9は、前記各ローラーユニッ
ト32のスプリング33による自動調心力によって、帯
鋸支持フレーム中心9cが両凹油案内面27a、27b
間の中心を通る垂直中心線CL上に位置するように保持
されている。
第6図乃至第8図に於いて、36は、前記可動ハイス4
を固定ハイス3に対して遠近方向に移動させるための液
圧シリンダーユニットである。37は、前記可動バイス
4の移動方向と平行に移動可能にガイドレール38を介
して基台1に支持された可動体であって、スイッチユニ
ット39を支持し、移動方向と平行にラックギヤ40を
備えている。このランクギヤ40に咬合するピニオンギ
ヤ41の回転軸42は、前記横動台駆動手段の回転軸1
2に、横動台5の横動速度に対して可動体37が同方向
に2倍の速度で移動させる伝動比を有するチェン伝動手
段43を介して連動連結されている。前記スイッチユニ
ット39は、前記可動ハイス4からその移動方向と平行
に連設した操作ロッド44の尖端44aを検出する一対
の検出スイッチ45a、45bを備えている。前記スイ
ッチユニット39は、前記固定バイス3と可動バイス4
とが互いに当接している状態で、前記垂直中心線CL上
に両バイス3,4の当接挟持作用面が位置するとき、第
8図に示すように検出スイッチ45aのみが操作ロッド
尖端44aを検出してON状態となるように構成されて
いる。
第9図に示すように、前記帯鋸支持フレーム9を支持す
る一対の各別に速度制御可能な押し引き駆動手段10a
、10bとしては、液圧シリンダーユニット46a、4
6bが使用されている。この両液圧シリンダ−ユニット
46a、46bは、夫々を逆方向に伸縮運動させるため
の電磁切り替え弁47と、伸縮速度制御用の可変流量調
整弁48a、48bとを介して液圧供給ポンプ49に接
続されている。
第10図に於いて、5Qa、50bは帯鋸支持フレーム
9の左右両端部を検出するスイッチであって、ステッピ
ングモーター51にタイミングヘルド伝動手段(又はチ
エン伝動手段)52a、5Jbを介して連動連結された
垂直な回転ねし軸53a、53bの回転により同速で昇
降移動する昇降体54a、54bに支持されている。
上記のように構成された帯#I盤に於いては、第9図に
示す一対の液圧シリンダー°ユニット46a、46bを
、電磁切り替え弁47の切り替え操作により伸縮動作が
互いに逆になるように伸縮動作させると、帯鋸支持フレ
ーム9がシーソー運動することになり、上昇側の上昇速
度と下降側の下降速度とが等しい場合は、帯鋸支持フレ
ーム9が一点を中心とする単純シーソー運動を行うこと
になるが、このとき上昇する側はその上昇速度を漸増さ
せると共に下降する側はその下降速度を漸減させるよう
に、前記一対の液圧シリンダーユニット46a、46b
に供給する液圧流量を夫々の可変流量調整弁48a、4
8bにより増減相反するように自動調整すれば、第10
図に示すように、帯鋸支持フレーム9上に帯鋸24と平
行に設定した仮想線91が、前記主フレーム8の垂直中
心MCL(両凹油案内面27a、27b間の中央位置を
通る垂直線)上に中心を持つ仮想円弧面CSに対して、
接線状態を維持しながら接触点CPが等速で仮想円弧面
CS上を往復移動する如く、帯鋸支持フレーム9をシー
ソー運動させることが出来る。
前記シーソー運動の運動方向切り替えは前記電磁切り替
え弁47の切り替えによって行われる。
又、仮想円弧面CS上を往復移動する接触点cpの行程
端の位置は、その行程端にある接触点cpを通る接線の
傾き、即ち帯鋸支持フレーム9の傾斜角度に対応するの
で、帯鋸支持フレーム9が所定角度に達した時期を前記
検出スイッチ503゜50bで検出することによって、
前記接触点cpが前記帯鋸支持フレーム9の傾斜角度に
対応する行程端に到達したことを検出し得る。換言すれ
ば、検出スイッチ50a、Sobの位置を下げると、前
記接触点CPの行程両端間の距離が短縮されて帯鋸支持
フレーム9(帯鋸24)のシーソー運動の振幅が小さく
なり、上げると前記接触点cpの行程両端間の距離が長
くなって帯鋸支持フレーム9(帯鋸24)のシーソー運
動の振幅が大きくなる。そして第1O図仮想線で示すよ
うに、下降限位置まで両検出スイッチ50a、50bを
下げると、水平状態の帯鋸支持フレーム9の両端によっ
て両方の検出スイッチ50a、50bが共にON杖態と
なるので、両検出スイッチ50a、50bがON状態の
ときには電磁切り替え弁47を図示の中立位置に復帰さ
せて、帯鋸支持フレーム9(帯鋸24)を水平姿勢で固
定させることが出来る。前記検出スイッチ50a、50
bの上げ下げは、ステッピングモーター51で両ねし軸
53a。
53bを回転させることにより遠隔的、自動的に行うこ
とが出来る。
前記帯鋸支持フレーム9は、前記のように両凹面案内面
27a、27bとこれに圧接するローラーユニット32
とによる自動調心作用を受けているので、帯鋸支持フレ
ーム中心9cが前記主フレーム8の垂直中心、vICL
上を(又はその垂直中心線CLに略沿うように)上下に
移動する状態で前記のシーソー運動を行うことになる。
換言すれば、前記仮想線91上に設定した帯鋸支持フレ
ーム中心9Cが主フレーム8の垂直中心&mCL上を移
動する状態で、当該仮想線91を前記のように仮想円弧
面C3に対して接線状態を維持させながら接触点CPを
等速で周方向に移動させたとき、第10図に示すように
前記仮想線9I!の両端(帯鋸支持フレーム9の両端)
の移動軌跡9eを求めることが出来るが、前記凹曲案内
面27a、27bを前記移動軌跡9eと同一の曲面に構
成することは製造上困難であるから、凹曲案内面27a
、27bを前記のように製造容易な単純円弧に形成し、
誤差分を前記ローラーユニット32に於ける各ガイドロ
ーラー35の出入りによって吸収させるように構成して
いる。
帯鋸24は、前記帯鋸支持フレーム9と一体に運動する
のであるから、第10図の仮想線91と同一のシーソー
運動を行うことになる。但し、前記仮想線91に対して
帯鋸24の位置が下方にずれていると、そのずれ量に応
じて、帯鋸24が接線状態で接する仮想円弧面cs’ 
は、前記仮想円弧面CSよりも半径が小さくなり且つシ
ーソー運動の振幅も小さくなる。以下、この帯鋸24(
又は帯鋸支持フレーム9)のシーソー運動を等連接線移
動形シーソー運動と略称する。
次に上記のように構成された帯鋸盤の使用方法と制御方
法(切断方法)を説明する。
まず第6図仮想線で示すように、被切断材Wを固定ハイ
ス3に一側面が当接するように基台1のハイスベース2
上に載置し、可動ハイス4を液圧シリンダーユニット3
6により固定ハイス3側に接近移動させて両ハイス3.
4間で被切断材Wを挟持固定せしめる。係る状態で、前
記主フレーム8の垂直中心線CL上に被切断材Wの中心
WOが位置するように、ハンドル11を回転させてピニ
オンギヤ13とラックギヤ14とを介して横動台5を横
動させる。この横動台5の横動操作時には、回転軸12
の回転がチェン伝動手段43を介してピニオンギヤ41
に伝達され、ラックギヤ40及び可動体37を介して前
記スイッチユニット39が同方向に2倍の速度で移動す
る。
前記主フレーム8の垂直中心線CLが前記固定ハイス3
に於ける挟持作用面と一致する状態から前記垂直中心線
CLが被切断材中心WOを通る位置に達するまでの横動
台5の移動距離は、固定ハイス3と当接する原位置から
の可動バイス4の離間距離の半分であるから、前記のよ
うに機動台5と同方向に2倍の速度で移動せしめられる
スイッチユニット39は、前記垂直中心線CLが被切断
材中心WOを通る位置に到達したとき、可動バイス4と
一体に移動した操作ロッド44の尖端44aに対して、
検出スイッチ4SaのみがON状態となる初期位置に達
する。従って、雨検出スイノヂ45a、45bのON、
OFF状態を表示灯管で視覚により確認し得るように構
成しておけば、検出スイッチ45a、45bが両方共O
N状態であるときは前記垂直中心線CLが被切断材中心
WOよりも可動バイス4側にずれており、検出スイッチ
45a、45bが両方共OFF状態であるときは前記垂
直中心線CLが被切断材中心Woよりも固定バイス3側
にずれているとして、主フレーム8と被切断材Wとの水
平方向位置関係を確認することが出来、検出スイッチ4
5aのみがON状態となるように機動台5を横動させる
こと力咄来る。
尚、基台1に対する主フレーム8の垂直中心線CI−の
位置表示を、ハンドル11の基部と基台1側との間で指
針と目盛とにより、被切断材の巾(両バイス6.4間の
間隔)として表示することが出来る。又、ハンドル11
によらず、モーターにより回転軸12を駆動することも
出来る。この場合は前記検出スイッチ45a、45bを
利用してモーターの回転方向制御と停止制御とを行わせ
ることが出来る。
被切断材Wを上記のようにセットしたならば、帯鋸駆動
モーター25により帯鋸24を所定の方向に所定速度で
回動させる。そしてステッピングモーター22により左
右一対のねし軸17a、17bを回転させ、主フレーム
8を支柱?a、7bに沿わせて下降させるが、第11図
に示すように帯鋸上昇限高さHから、被切断材Wの高さ
hより安全のための一定距11i1dだけ上方のE点ま
での下降区間Xに於いては、ねじ軸17a、17bを高
速駆動させて主フレーム8(帯鋸24)を急速下降させ
、サイクルタイムの短縮を図ることが出来る。帯鋸24
がE点に達すれば、ステッピングモーター22を速度制
御して主フレーム8の下降速度を低速に切り替え、水平
姿勢の帯鋸24を急速下降区間Xに続く切削送り区間Y
に於いて低速下降させる。
帯鋸24が被切断材Wの上端A点に達すれば、先に説明
した等速接線移動形シーソー運動と、その行程両端に於
ける単位深さの下降切込み運動との組合せから成る円弧
状切削制御に切り替え、被切断材Wの下端B点まで切断
する。即ち、帯鋸支持フレーム9に、第10図に示すよ
うに仮想円弧面CSにそって接線状態を維持しながら接
触点cpが当該仮想円弧面CS上を等速で移動するシー
ソー運動を行わせると、帯鋸24は第12図に示すよう
に前記仮想円弧面CSに対応する仮想円弧面C8°にそ
って同一状態で等速接線移動形シーソー運動を行うが、
仮想円弧面cs’ に対する帯鋸24の接触点cp’ 
が正方向行程端el又は逆方向行程端e2に達したとき
、シーソー運動を停止させて垂直下降による単位深さS
の垂直切込み運動を行わせる。前記シーソー運動の両行
程端el。
C2の検出は先に説明したように検出スイ・ノチ5Qa
、50bが帯鋸支持フレーム9の両端を検出することに
より行われる。又、前記垂直切込み運動は、ステ、ピン
グモーター22を稼動させて主フレーム8を下降させる
ことにより行われる。
上記のように制御される帯Ijii24は、第12図に
示すように接線状態で接する仮想円弧面cs’ との接
触点cp’  と、当該接触点cp’ が移動する側(
帯鋸24のシーソー運動方向側)に於いて帯鋸24が上
段の仮想円弧面C3’  (被切断材Wの切削表面)に
接する点Pとの間が切削作用部う)24aとなって、被
切断材Wを、上下に隣接吏る仮想円弧面cs’ 間の円
弧状部分に分けて各円弧状部分をその円弧方向に切削し
、被切断材Wの下端B点を含む円弧状部分の切削作用が
完了することにより、被切断材Wの切断が終了する。
帯鋸24の前記切削作用部分24aの長さ、即ち切削作
用長さlは、帯鋸24が仮想円弧面CS°に対して接線
状態で移動するため一定であり、又、接触点cp”が仮
想円弧面CS”上を等速で移動するので、前記切削作用
部分24aが被切断材Wを切り込む円弧方向切込み速度
も一定となる。前記切削作用長さEは、仮想円弧面cs
’ の半径が一定であれば、シーソー運動の両行程端e
1、C2に於いて行う垂直切込み深さSを変えて、上下
に間接する仮想円弧面cs’間の間隔を変えることによ
り任意に設定し得る。又、前記円弧方向切込み速度は、
帯鋸支持フレーム9に与える等速接線移動形シーソー運
動の傾動速度を、一対の液圧シリンターユニット46a
、46bに供給する液圧流量を調整して変えることによ
り、任意に設定することが出来る。従って、被切断材W
の材質や使用する帯鋸24の強度等に応して前記切削作
用長さlや円弧方向切込み速度を許容される最大値に設
定すれば良い。
第12図に示した切断方法に於いては、帯鋸24の等速
接線移動形シーソー運動に於ける振幅が最大に設定され
、仮想円弧面cs’ 上に於ける接触点cp“の移動距
離が最大となっている状態のままで、帯鋸盤を使用して
いる。従って、図示のように被切断材Wの切断中を越え
て帯鋸24がシーソー運動することになるので、被切断
材Wの巾が小さい程、切断効率が低下する。このような
不合理を解消するためには、被切断材Wの11に応して
、仮想円弧面cs’上に於ける接触点CP°の移動距離
、即ち帯鋸24に行わせる等速接線移動形シーソー運動
の行程長さを調節する必要が生じるが、特に次に説明す
る切断方法をとるのが望ましい。
即ち、等速接線移動形シーソー運動によって被切断材W
を円弧状に切削する帯鋸24の切削作用長さlは、第1
2図で説明したP点が第13図に示すように被切断材W
の側面Wsに達した時点から減少し始め、そして第13
図仮想線で示すように接触点cp’ が被切断材Wの側
面Wsに達したとき0となるが、前記切削作用長さ1f
J<減少し始める位置、即ち被切断材側面Wsから大凧
切削作用長さβだけ手前の位置Fに接触点cp’が到達
したときに帯鋸24のシーソー運動を停止させ、垂直切
込み運動を行わせることが出来る。
この場合、第14図に示すように下段の仮想円弧面C8
′上まで下降するときの帯鋸24の切削作用部分243
°の長さしは、前記のシーソー運動による切削作用時の
切削作用長さlに比べて大凧2倍となるので、帯鋸24
の垂直切込み運動は、帯鋸24に過大荷重を作用させな
いで済む速度によって行われなければならない。次の仮
想円弧面cs’ にそって逆方向にシーソー運動する帯
鋸24の切削作用部分24aの長さは、所期通りの切削
作用長さpとなる。
上記の切断方法を行うときは、被切断材Wの巾に基づい
て前記位置F、即ち等速接線移動形シーソー運動を停止
させて垂直切込み運動を開始させる位置Fを予め設定し
ておき、当該位置Fに帯鋸切削作用部分24aの後端(
仮想円弧面cs’ との接触点cp’)が到達したとき
に帯鋸支持フレーム9の傾斜上端を第1O図に示す検出
スイッチ50a、50bによって検出し得るように、雨
検出スイッチ50a、50bを所定位置まで下げておく
ことにより、第12図に基づいて説明した切断方法の実
施時と同様、これら検出スイッチ50a。
50bの検出動作に基づいて等速接線移動形シーソー運
動を停止させて垂直切込み運動を開始さゼるべ(自動制
御することが出来る。
被切断材Wが例えば断面円形である場合は、仮想円弧面
CS”上に於ける切削長さく被切断材断面と重なる仮想
円弧面cs’ の長さ)が被切断材中心部で最大となり
、上端及び下端側程短くなる。従って、その各段の仮想
円弧面cs’ にそって行われる帯鋸24の等速接線移
動形ンーソー運動の行程長さも、各段の仮想円弧面cs
’ に与えられている切削長さに応して変化させる必要
がある。このため第15図に示すように、各段の仮想円
弧面C8゛上に被切断材側面Wsから適当距離Flだけ
離れた位置に前記制御位置Fを設定しなければならない
が、この制御位置Fは概路次のように設定することが出
来る。
即ち、切削長さが最大となる被切断材中心部に与えられ
る仮悲円弧面cs’上に制御位置Fを求め、この制御位
置Fを通る接線241 (帯鋸24の歯縁に相当する)
の傾斜角度θに対し、θ/2の傾斜角度で被切断材中心
Woを通る補助線を求め、前記被切断材中心Woから前
記距離F1だけ離れた点O゛を前記補助線上に求めて、
この点0゛を中心として点O゛から制御位置Fまでの距
離を半径とする左右一対の円弧線Fcを求める。そして
各段の仮想円弧面cs’ と前記円弧線Fcとの交点を
、各段の仮想円弧面cs’ に於ける制御位置Fとする
ことが出来る。
制御上重要なことは、前記各段の仮想円弧面C3゛上に
於ける制御位置Fの座標値ではなく、各制御位置Fに於
ける接線241の傾斜角度θであり、その傾斜角度θに
対応する検出スイッチ50a、50bの位置である。即
ち、被切断材Wの直径に基づいて、各段の円弧状切削レ
ベル(仮想円弧面C3’ )毎に、前記制御位置Fに於
ける接線241の傾斜角度θに対応する検出スイッチ5
0a、50bの位置を予め求めておく。そして帯鋸24
を各段の円弧状切削レベルに於いて等連接線移動形シー
ソー運動させるが、その帯5lii24(帯鋸支持フレ
ーム9)が、当該切削レベルの仮想円弧面C8゛に対応
して与えられている前記傾斜角度θとなったとき、検出
スイッチ50a又は50bが帯鋸支持フレーム9の傾斜
上端を検出することが出来るように、各段の円弧状切削
レベルに於いて等連接線移動形シーソー運動が開始され
るまでにステッピングモーター51を制御して検出スイ
ッチ50a、50bを前記のように予め求められている
位置に移動させておく。
上記の検出スイッチ50a、50bに対する位置変更制
御を行い、且つ当該検出スイッチ50a、50の検出動
作に基づいて等連接線移動形ンーソー運動の停止と下腎
切込み運動の開始とを自動的に行うことにより、断面円
形の被切断材Wに対しても第14図に基づいて説明した
切断方法を自動的に行わせることが出来る。即ち、上記
の検出スイッチ50a、50bに対する位置変更制御は
、帯鋸24の等連接線移動形ソーソ一連動による円弧状
切削行程長さを、各最内弧状切削しベルでの被切断材W
の切断中に応じて自動的に変更さセるために有効なもの
である。
尚、上記の切断方法に於いては、第15図に示すように
被切断材Wが断面円形の場合、帯鋸24の等連接線移動
形シーソー運動に於ける振幅SWは、円弧状切削行程長
さと同様、円弧状切削レベルが被切断材Wの中心部にあ
るとき最大となり、上端A点又は下端B点に近づく程小
さくなる。従って、検出スイッチ50a、50bの位置
は、円弧状切削レベルが中心部に到達するまでは切削レ
ベルの下降に従って上方に変位せしめられ、切削レベル
が中心部を越えた後は切削レベルの下降に従って下方に
変位せしめられる。
被切断材Wが断面円形の場合、第15図に示すようにそ
の上端A点から適当深さまでの部分Wpと、下端B点よ
り適当距離上方の位置がら下端B点までの部分Wp”に
於いては、円弧状切削レベルに於ける切削行程長さが短
いので、頻繁な運動方向切り替え制御を避けると共に帯
鋸24を効率良く稼動させるために、帯鋸24をシーソ
ー運動させることなく一定姿勢のままで垂直切込み運動
させて切削を行うことも出来る。
この場合は、帯鋸24を水平姿勢のままで垂直切込み運
動させないで、帯鋸24を鋸歯移動方向側が高くなるよ
うに傾斜させた所謂アップカット姿勢に於いて垂直切込
み運動させ、切削を行うのが望ましい。l!11ち、主
フし・−ム8の下腎開つイ1と同時に、水平姿勢にあっ
た帯鋸24ζこ第11[A仮セ!線で示すようi” 5
7 、、プカノト姿勢をとらセるために、帯鋸支持″シ
ーム9を主)し・−ム8に対して所定角度だけ)すi定
方向に傾斜さセる。ごの帯鋸支持フレーヨ゛、9・)傾
動操作は、先に説明し1:等]!′接W移動形ンーソー
運動中に於ける−1)の傾斜姿勢を帯鋸支持フレーム9
に与えるように、左右一対の液圧シリンダーユニット4
6a、46bを使用して行うが、これに先立ってステ、
ピングモーター51を稼動させ、前記アップカット姿勢
に求められる帯鋸傾斜角度に対応する高さまで一対の検
出スイッチ50a、50bを上げておき、帯鋸支持フレ
ーム9の上昇移動側端部を一方の検出スイッチ50bが
検出したとき、電磁切り替え弁47を中立位置に復帰さ
せ、帯鋸支持フレーム9を所定の角度で固定すれば良い
上記のようにアップカット姿勢に傾斜した帯鋸24が第
11図に示すE点より下方の切削送り区間Yに進入した
ならば、ステップピングモーター22を速度關御″−5
で王フレーム8のト降速度を垂直切込み速度に切り替え
る。この結果、斜め)一方に傾斜するア7・プカ・ト姿
勢に於いて回動せしめられて(・る帯鋸24が被切断材
Wに文iしてその上端A点かぁiij記垂直切込み速度
で垂直下方に切り込んてゆくごとり、二なり、前記上端
部分Wpが切削される。この場合、帯鋸24の切削作用
長さが漸増するに従、って帯鋸24に作用Vる荷重が漸
増する。従って上端部分Wpを切断し終わるときの最大
荷重が許容限度内となるように、前記垂直切込み速度を
設定しなければならない。換言すれば、垂直切込み速度
に照らして、帯鋸24に作用する荷重が許容限度を越え
ない範囲で上端部分Wpの下端位置く下端部分Wp’ 
の上端位置)を設定すれば良い。
ト端部分Wpに対する垂直切込み切削が終了した時点か
ら下端部分Wp’ の上端に到達するまでは、前記のよ
うに帯鋸24の等速接線移動形ンーソー運動と垂直切込
み運動との組合せから成る円弧状切削制御を行う。そし
て帯鋸24が下端部分Wp’ の上端に達すれば、再び
アップカット姿勢の帯鋸24による垂直切込み切削に切
り替え、下端部分Wp’ を切削する。
上端部分Wp及び下端部分Wp’ に対する垂直切込み
切削行程を開始するときに帯鋸24にとらせるアップカ
ット姿勢は、第15図に示すように制御位置Fを設定す
るために求めた左右一対の円弧線FcO内、帯鋸24の
鋸歯移動方向上手側の円弧線Fcと、上端部分Wpの下
端及び下端部分Wp°の上端を通る仮想円弧面cs’ 
との交点Fu、Fdでの仮怨円弧面cs’ に対する接
!24f1.241ffiの傾斜角度で傾斜させること
が出来る。この場合は、前記交点Fuが上端部分Wpの
下端位置となり、前記交点Fdが下端部分Wp“の上端
位置となり、上端部分Wpに対する垂直切込み切削が終
了したときの帯鋸24の傾斜姿勢から正方向(鋸歯移動
方向)の等速接線移動形シーソー運動を開始させること
が出来ると共に、下端部分Wp”の直上で逆方向の等速
接線移動形シーソ一連動を終了したときの帯鋸24の傾
斜姿勢のままで下端部分Wp’ に対する垂直切込み切
削行程を開始させることが出来る。
上記の断面円形の被切断材Wに対する切断方法に於ける
経時変化は第16図のタイムチャートに示す通りである
。又、上記切断方法の制御手順をまとめると、第17図
のフローチャートに示すようになる。尚、第17図のフ
ローチャートに於ける円弧状切削制御は、第18図のフ
ローチャートに示す制御手順によって行われ、この第1
8図のフローチャートに於ける検出スイッチ50a、5
0bの位置変更制御は、第19図のフローチャートに示
す制御手順によって行われる。
又、上記の切断方法は当然自動制御によって実施される
が、この場合、例えば主フレーム8を昇砕させるモータ
ー22と検出スイッチ50a、50bを昇降させるモー
ター51とに、直接又は間接的に夫々パルスエンコーダ
ーを連動連結し、これらパルスエンコーダーの発信パル
スを、上LJf動時には加算(又は減算)すると共に下
降駆動時には減算(又は加算)するように計数すること
により、主フレーム8と検出スイッチ50a、50bの
位置を数値に置換することが出来る。従って、垂直切込
み制御のために主フレーム8を下降させたときの1陵停
止位置や、円弧状切削行程の行程端を設定するために検
出スイッチ50a、50bを昇降させたときの昇降停止
位置を、前記パルス計数値に相当する数値として設定す
れば、現在位置に対応する数値と停止目標位置に対応す
る数値との比較演算結果に基づいて前記モーター22.
51の回転方向及び停止時期を制御する、所謂数値制御
を行うことが出来る。
即チ、マイクロコンピュータ−を利用して、第15図に
示した円弧線Fcを求めるときの基準となる距離F1、
円弧状切削制御時の切削レベルを下段に変位させるとき
の垂直切込の深さS、円弧状切削制御を行わず垂直切削
制御のみで切断し得る被切断材の最大中等を、予め被切
断材Wの材質等に対応して設定記憶せしめておき、切断
作業時に入力された被切断材Wの巾及び高さく断面円形
の被切断材の場合は直径)と、同様に入力された被切断
材Wの材質等とから、円弧状切削制御を行うか否かを判
断させると共に、円弧状切削制御を行う場合には、入力
された被切断材Wの巾及び高さと、材質等と照合して検
索された前記距1itIF1及び垂直切込み深さSとか
ら、主フレーム8の昇降制御に必要な各位置(第11図
に示すE点、A点、第15図に示す上端部分Wpの下端
位置、下端部分Wp’ の上端位置、及び円弧状切削レ
ベルピノチ等)と、帯鋸支持フレーム9のシーソー運動
方向の切り替え制御に必要な位置、即ち第15図に示す
Fu点、Fd点、各段の円弧状切削レベル(仮想円弧面
C3’ )に於ける制御位置F等に対応する検出スイッ
チ50a、50bの位置を演算させ、先に説明したパル
ス計数値に相当する数値として記憶せしめ、この記憶数
値(目標停止位置)と現在位置に対応するパルス計数値
とを使用して数値制御することが出来るのである。
尚、実施例では、帯鋸支持フレームを支持する一対の各
別に速度制御し得る押し引き駆動手段10a、10bと
して、液圧シリンダーユニット46a、46bを使用し
たが、他の適当な手段、例えばモーター駆動によるスク
リュージヤツキ等も利用し得る。又、専用の駆動手段(
実施例ではモーター22によって駆動されるねし軸17
a、17bと雌ねじ体+8a、+8bを使用したスクリ
ュージヤツキ)によって駆動される主フレーム8を併用
したが、原理的には前記一対の各別に速度制御し得る押
し引き駆動手段によって、被切断材に対して必要な帯鋸
支持フレーム9の全ての運動を行わせることも可能であ
る。
更に、帯鋸支持フレーム9の左右両端部を直接検出スイ
ッチ50a、50bで検出するように構成したが、この
フレーム両端部に連動する適当な被検出部材を別に設け
、この被検出部材を検出スイッチによって検出するよう
に構成することも出来る。例えば液圧シリンダーユニノ
)46a、46bのピストンロンド先端に夫々被検出部
材を設けると共に、前記検出スイッチをシリンダー側に
夫々設けることが出来る。
又、本発明は、定位置で回動する帯鋸に対して遠近方向
に平行移動可能な可動テーブル上に被切断材をセットす
るテーブル移動形の帯鋸盤としても実施することが可能
である。この場合、前記実施例の主フレーム8の作用を
前記可動テーブルが行うことになり、帯鋸支持フレーム
9は定位置で前記の等速接線移動形シーソー運動のみを
行うことになる。
(発明の効果) 以上のように実施し得る本発明の帯鋸盤によれば、帯鋸
支持フレームに連結された一対の押し引き駆動手段を夫
々押し引き繰り返し作動させるに際して、夫々の駆動方
向を互いに逆向きとし、且つ被切断材に接近する方向の
駆動速度を漸減させると共に被切断材から遠ざかる方向
の駆動速度を漸増させることにより、前記帯鋸支持フレ
ームに支持されている帯鋸に、実施例に於いて詳細に説
明した等速接線移動形シーソー運動を行わせることが出
来る。このような等速接線移動形シーソー運動を行う帯
鋸と被切断材とを、例えば前記シーソー運動の正逆各行
程端に於いて所定量だけ相対接近移動させることにより
、一定の切削作用長さと一定の円弧方向切込み速度とに
よって、被切断材を一定厚さ毎、円弧状に切削し、切断
することが出来るのである。
即ち、本発明の帯鋸盤によれば、従来の帯鋸盤では装置
不可能であった前記等速接線移動形シーソー運動を帯鋸
に行わせることが可能となり、このシーソー運動により
、帯鋸の耐用寿命を短くするような無理な荷重を帯鋸に
作用させることなく、しかも効率の良い切断作用を行わ
せることが出来るに至ったのである。
しかも本発明によれば、前記のようなシーソー運動を行
わせる帯鋸支持フレームの振幅を一対の検出器(実施例
では検出スイッチ50a、50b)の位置変更により自
在に調整することが出来る。この帯鋸支持フレームの振
幅の調整は、即ち帯鋸の円弧状切削行程長さの調整とな
り、被切断材の巾に応して予め前記検出器の位置調整を
行っておくことにより、常に被切断材の巾に適合した円
弧状切削行程長さをもって切断作業を能率良く行うこと
が出来る。
又、実施例に説明したように、被切断材の各切削レベル
での切断中に追従させて前記検出器の位置調整を自動的
に行わせることにより、断面円形の被切断材等、切断面
での切断中が切断方向に関して変化するような断面形状
の被切断材であっても、各段全ての切削レベルに於いて
、切断中に適合する円弧状切削行程長さをもって帯鋸を
作動させ、極めて効率の良い切断作業を行うことが出来
る。
更に、帯鋸支持フレームの中心位置を殆ど振り動かすこ
とな(前記のような等連接線移動形シーソー運動を行わ
せることが可能であり、従って、帯鋸の切削作用に供し
得る部分の長さを従来の帯鋸盤よりも短縮して機中を抑
え、全体をコンパクトに構成し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は一部切り欠き正面図、第2図は縦断側面図、第
3図は要部の縦断正面図、第4図は帯鋸支持フレームと
主フレームとの保合部を示す横断平面図、第5図は同縦
断正面図、第6図は被切断材に対して主フレームを芯出
しするための機構を示す正面図、第7図は同縦断側面図
、第8図は同要部を示す横断平面図、第9図は一対の押
し引き駆動手段である液圧シリンダーユニットの制御系
を示す配管図、第10図は帯鋸支持フレームの運動軌跡
と当該フレームの両端検出機構を示す正面図、第11図
は被切断材に対する帯鋸の位置関係を説明する図、第1
2図乃至第15図は切断方法の説明図、第16図はタイ
ムチャート、第17図乃至第19図は自動制御手順を示
すフローチャー1・である。 1・・・基台、3・・・固定バイス、4・・・可動バイ
ス、5・・・横動台、?a、7b・・・支柱、8・・・
主フレーム、9・・・帯鋸支持フレーム、10a、+O
b・・・速度制御可能な押し引き駆動手段、13.41
・・・ピニオンギヤ、14.40・・・ラックギヤ、1
7a、+7b、53a、55b・・・ねし軸、22・・
・主フレーム昇降駆動用モーター、23a、  23b
・・・案内軸、24・・・帯鋸、25・・・帯鋸駆動用
モーター、27a、27b・・・凹曲案内面、213a
、28b・・・係合部、33・・・スプリング、34・
・・可動部材、35・・・ガイドローラー、36・・・
可動バイス駆動用液圧シリンダーユニット、37・・・
可動体、39・・・スイッチユニット、44・・・スイ
ッチユニット操作ロンド、45a、45b、50a、5
0b−検出スイ・ノチ、46a、46b・・・液圧シリ
ンダーユニット、47・・電磁切り替え弁、48a、4
8b・・・可変流!調整弁、49・・・液圧供給ポンプ
、51・・・検出スイ・7チ位置変更用モーター、W・
・・被切断材、CS、CS”・・・仮想円弧面、CP、
CP”・・・接触点。 第1図 −11: 第3図 第 191’z]

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 案内輪を介して張設された無端状帯鋸と被切断材保持手
    段で保持された被切断材とを相対移動させて前記帯鋸に
    より被切断材を切断するようにした帯鋸盤に於いて、前
    記無端状帯鋸を支持するフレームに、帯鋸走行方向に離
    間した一対の各別に速度制御し得る押し引き駆動手段を
    連結し、この一対の押し引き駆動手段により前記フレー
    ムを、前記帯鋸の切断作用面にそって任意角度に傾動さ
    せるように構成すると共に、前記フレームが傾動したと
    きにその両端部又はこの両端部と連動する被検出部材を
    択一的に検出して前記駆動手段によるフレームの傾動を
    停止させる一対の検出器を設け、この両検出器を、前記
    フレーム端部又は前記被検出部材の移動方向に位置変更
    するための手段を設けて成る帯鋸盤。
JP14633784A 1984-07-13 1984-07-13 帯鋸盤 Granted JPS6125717A (ja)

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JP14633784A JPS6125717A (ja) 1984-07-13 1984-07-13 帯鋸盤
GB08425121A GB2161422B (en) 1984-07-13 1984-10-04 Band saw machine
US06/659,324 US4579026A (en) 1984-07-13 1984-10-10 Band saw machine and method for cutting a stock with such machine
CA000465049A CA1227403A (en) 1984-07-13 1984-10-10 Band saw machine and method for cutting a stock with such machine
KR1019840006536A KR890001436B1 (ko) 1984-07-13 1984-10-20 띠톱기계 및 띠톱기계를 이용한 절단 방법
NL8403260A NL8403260A (nl) 1984-07-13 1984-10-26 Lintzaagmachine en werkwijze voor het snijden van een lichaam met een dergelijke machine.
FR8419811A FR2567433A1 (fr) 1984-07-13 1984-12-26 Machine equipee d'une scie a ruban et procede pour sectionner une matiere a l'aide d'une telle machine
DE19853502880 DE3502880A1 (de) 1984-07-13 1985-01-29 Bandsaegemaschine und verfahren zum saegen einer stange damit
CH408/85A CH666642A5 (de) 1984-07-13 1985-01-30 Bandsaegemaschine und verfahren zum zersaegen eines werkstuecks mit einer solchen maschine.
AU44276/85A AU564435B2 (en) 1984-07-13 1985-06-28 Band saw machine
IT2155485A IT1185247B (it) 1984-07-13 1985-07-12 Sega a nastro e metodo per tagliare un fusto con tale macchina

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017082456A (ja) * 2015-10-27 2017-05-18 株式会社大枝建機工業 既設杭撤去方法およびその方法の実施に用いられる杭切断装置

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JP2017082456A (ja) * 2015-10-27 2017-05-18 株式会社大枝建機工業 既設杭撤去方法およびその方法の実施に用いられる杭切断装置

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