JPS6125714Y2 - - Google Patents

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JPS6125714Y2
JPS6125714Y2 JP16854781U JP16854781U JPS6125714Y2 JP S6125714 Y2 JPS6125714 Y2 JP S6125714Y2 JP 16854781 U JP16854781 U JP 16854781U JP 16854781 U JP16854781 U JP 16854781U JP S6125714 Y2 JPS6125714 Y2 JP S6125714Y2
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JP
Japan
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tea
hole
outflow
communication
spout
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JP16854781U
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JPS5873174U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はお茶を注ぐに当たつて茶がらの流出
を阻止し茶の湯のみを注ぎ得るようにしている
きゅうすに関するものである。
従来のきゅうすにあつて、第5図に示される如
く流出孔5fの孔縁5afと注ぎ口7fの連通部8
fに設けられた阻止壁10fとの間に茶こし13
fの鍔15fを存置させるようにしたものは、茶
こし13fが矢印イあるいはロ方向にはずれてし
まうことを防止できて、お茶を注ぐ際の茶がらの
濾過の確実性を高め得るが、阻止壁10fと注ぎ
口の下部壁体11fとの間の窪みAに茶こし13
fを通過した微細な茶がらの粉が堆積してこびり
ついてしまい、それが注ぎ出されるお茶に影響し
てその味を悪くしてしまう欠点があつた。
そこで本考案は、上述の欠点を除くようにした
もので、茶こしの止着状態を確実に維持でき、し
かもそのようにできる構造のものであつても、微
細な茶がらの粉の堆積をなくすことができて、注
ぎ出されるお茶の味を良好なものにしうるように
したきゅうすを提供しようとするものである。
以下本願の実施例を示す図面について説明す
る。1は本体、2は蓋体を示す。本体1におい
て、3は胴体、4は把手を示す。5は胴体3の側
壁の一部に穿設した流出孔、5aはその孔縁を示
す。次に7は注ぎ口で、中空の筒状に形成されて
いる。この注ぎ口7においては、8は連通部で、
その内径D2は流出孔5の内径D1よりも大きく形
成してある。9は注出部を示し、図示される如く
下方に向けて開口させてある。10は阻止壁で、
流出孔5の孔縁5aから一定の間隔(後述の茶こ
しの鍔が存置可能な間隔)を隔てて設けられてい
る。この阻止壁10は第3図及び第4図から明ら
かな如く、連通部8の内面において上方の部分だ
けに設けられている。11は連通部8の下部壁体
を示し、図示される如くその内面が流出孔5に近
接して位置するように(前方即ち注出部9の側へ
の出張りが小さくなるように)形成されている。
次に13は周知の茶こしを示す。この茶こし13
において、14は本体で、ポリエチレンあるいは
ポリプロピレンなどの衛生面に優れかつ耐熱性を
有する材料で形成された網体を、一重あるいは二
重の状態で帽状に成形して製造されている。15
は鍔で、本体14の周縁に一体に固定されてい
る。この鍔15は本体14と同様の材料のシート
を用いて形成されたり、あるいはシリコンゴムな
どの耐熱性の良好な材料を型成形して製造され
る。
上記構成のものにあつて茶こし13を流出孔5
に装着あるいはそこから取り外す場合には、従来
から行なつていると同様に茶こし13を指先で押
し縮めることによつてその径(鍔15の外径)を
小さくし、その状態で流出孔5に鍔15を通過さ
せて行なう。
一方、茶こし13の装着状態にあつては、茶こ
し13が胴体3の内部の側へ外れることは鍔15
が孔縁5aに当接することによつて阻止され、ま
た茶こし13が注ぎ口7の側へ外れることは、鍔
15がその上部においては阻止壁10にまた下部
においては壁体11に当接することによつて阻止
される。従つて茶こし13の固定状態はしつかり
したものとなり、胴体3の内部にお茶の葉及び湯
を入れた状態でこのきゅうすを揺り動かしても、
上記茶こし13が流出孔5から脱落することは防
止される。
また一方、胴体3内にお茶の葉及び湯を入れた
状態において微細な茶がらの粉が茶こし13を通
つて注ぎ口7の側へ移つても、連通部8における
下部壁体11は図示される如く滑らかな形状で小
さな窪みがない為、上記微細な粉が堆積して固着
するようなことはない。また仮にそれが壁体11
(Bで示される部分)には付着してもそれは茶こ
し13を取り外した際に容易に洗い落とすことが
でき、長く残留してお茶の味を損ねるといつた問
題は防止される。
以上のようにこの考案にあつては、流出孔5に
は網体で形成した茶こし13を装着しているか
ら、茶を注ぐときには茶がらを濾して茶の湯だけ
を注ぎ得る効果がある。
しかも上記茶こし13はその装着状態において
は、流出孔5の孔縁5aによつて胴体3の内部へ
外れ落ちることが阻止されるは勿論のこと、注ぎ
口7の側へ外れることも阻止壁10及び下部壁体
11によつて阻止され、しつかりとした装着状態
を維持できる効果がある。
更に上記の如く注ぎ口7の側への茶こし13の
外れを阻止し得るようにしたものであつても、阻
止壁10は上部のみに設けて、茶液に漬かること
の多い下部においては、注ぎ口7の連通部8にお
ける下部の壁体11が上記のような阻止作用を行
なうようにした構造、即ち下部には阻止壁が存せ
ず従つて従来の如き狭い窪みが存在しない構造で
あるから、従来構成のもののように微細な茶がら
の粉が窪みに堆積し固着したりするような心配を
除去できる特長がある。このことはお茶をいれる
ときに、茶の湯にその堆積物が漬かつたりするこ
とをもともと無くすることができて、良い味のお
茶をいれ得る効果を発揮する。
その上本考案は上記の如き構成である為に注ぎ
口7における連通部8の下部壁体11は必然的に
胴体3に近接するものであるから、その下部壁体
11が胴体3の外方へ出張る量を小さくすること
ができ、きゅうすの外観を安定したものにし得る
効果もある。
【図面の簡単な説明】
図面は本願の実施例を示すもので、第1図は一
部破断正面図、第2図は第1図の左側面図、第3
図は注ぎ口の斜視図、第4図は注ぎ口の断面斜視
図、第5図は従来例を示す部分図。 3……胴体、5……流出孔、7……注ぎ口、8
……連通部、10……阻止壁、11……下部壁
体、13……茶こし、15……鍔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 側壁の一部に流出孔を有する中空の胴体と、一
    方の端部に連通部を他方の端部に注出部を夫々有
    する筒状の注ぎ口であつて、しかも上記胴体の側
    壁の外面に対し上記連通部が上記流出孔と連通す
    る状態に固着した注ぎ口と、網体でもつて形成さ
    れしかも上記流出孔の内側に対して流出孔から流
    出させる茶を濾し得るように装着した茶こしとか
    ら成るきゅうすにおいて、上記連通部の内径は上
    記通流孔の内径よりも大きく形成し、一方上記茶
    こしの周縁には上記流通孔の内径よりも大きく上
    記連通部の内径よりも小さい外径の鍔を具備させ
    ると共に、該鍔は上記連通部内において上記流出
    孔の孔縁に沿わせて位置させ、上記連通部の内面
    においてその上部には、上記鍔における上部部分
    が注ぎ口における流出部の側へ移動することを阻
    止し得るようにした阻止壁を付設し、一方上記連
    通部における下部の壁体の内面は上記鍔における
    下部部分が上記流出部の側へ移動することを阻止
    し得るように上記流出孔に近接させて位置させた
    ことを特徴とするきゅうす。
JP16854781U 1981-11-12 1981-11-12 きゆうす Granted JPS5873174U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16854781U JPS5873174U (ja) 1981-11-12 1981-11-12 きゆうす

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JP16854781U JPS5873174U (ja) 1981-11-12 1981-11-12 きゆうす

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5873174U JPS5873174U (ja) 1983-05-18
JPS6125714Y2 true JPS6125714Y2 (ja) 1986-08-02

Family

ID=29960593

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JP16854781U Granted JPS5873174U (ja) 1981-11-12 1981-11-12 きゆうす

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