JPS643422Y2 - - Google Patents

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JPS643422Y2
JPS643422Y2 JP18774483U JP18774483U JPS643422Y2 JP S643422 Y2 JPS643422 Y2 JP S643422Y2 JP 18774483 U JP18774483 U JP 18774483U JP 18774483 U JP18774483 U JP 18774483U JP S643422 Y2 JPS643422 Y2 JP S643422Y2
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JP
Japan
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container
lid
food
drink
notch
Prior art date
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JP18774483U
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English (en)
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JPS6096252U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、飲食用容器の蓋体に係り、特に熱
いスープ等を入れる使い捨ての飲食用容器の蓋体
に関する。
近年、調整食品販売店の増加及び街頭での自動
販売機等の増加とともに飲食用容器を手に持つて
歩きながらその飲食物を飲食するとかあるいは、
車内で飲食用容器を持つてその飲食物を飲食する
等の飲食用容器を使用して使い捨てにする機会が
多くなつてきている。また、使い捨ての飲食用容
器に入れるその飲食物の種類も多種にわたるよう
になつてきている。即ち、使い捨ての飲食用容器
に入れる飲料用液体だけを考えても、従来には、
冷たい飲料水、例えば、ジユース、コーラ等と、
暖かい飲料物、例えば、お茶、ホツトコーヒー等
だけであつたものが、最近では、味噌汁、スープ
等まで多種にわたつている。
一方、街頭での飲用物を販売する使い捨ての飲
食用容器には、衛生上及びその内容物の溢れ防止
等の飲食物保護のために蓋体を取り付けている。
この場合において、飲食物が冷たい飲用水のとき
には、一般に容器の蓋体にストローを挿入するた
めの切り欠き等を設けてこの切り欠きにストロー
を挿入できるので、容器にその蓋体を取付けたま
までストローによつて飲食物を飲用できることに
なる。これに対して、飲食物がスープ等の熱い飲
食物のときには、ストローを用いないので、飲食
時には飲用毎に容器の蓋体を取り除き、また、飲
食中断時には不用意な外部からの振動によつて飲
食物が溢れることを防止するために中断毎に容器
にその蓋体を取り付ける必要があり、不便である
等の問題がある。また、多種にわたる飲食物によ
つては、熱いままの飲食物を一度に多量に飲用す
ることにより、飲食者の口内及び舌等を火傷する
慮れがある。
この考案は、このような事情に基づいてなされ
たもので、その目的とするところは、スープ等の
熱い飲食物を入れる飲食用容器に一度取り付ける
と取り外しすることなく熱い飲食物でも容易に飲
食できる飲食用容器の蓋体を提供することにあ
る。
以下、第1図から第3図までを参照してこの考
案の一実施例について説明する。
第1図には、この考案に係る容器の蓋体を取り
付ける飲食用容器10及びその蓋体20が取り外
された状態で示されている。この飲食用容器10
は、スープ等の熱い飲食物を容器内に入れても濡
れが生ぜず、又、飲食物の重量に対してその形状
を一定に保てる剛性を有して断熱効果のある材
質、例えば、発泡ポリスチレン等から成るプラス
チツク材あるいは紙にプラスチツク材をコーテイ
ングした積層材から作られている。この飲食用容
器10は、円形の底壁と円柱状の側壁とが一体的
に形成されて上部に開口を有したコツプ形状であ
る。この容器10の側壁は、底壁から開口に向つ
て漸次直径を大きくして形成されるとともに、こ
の側壁の開口端には、その肉厚を厚くした開口リ
ム12が形成されている。
この容器10に取り付けるための蓋体20は、
ポリプロピレン等から成るシートから一体的に形
成されている。この蓋体20は、この蓋体20を
容器に取り付けた場合、容器10の開口を覆つて
飲食物を流出するのを防ぐための蓋部30を有
し、この蓋部30は、後述する切欠口32に近接
する部分が最も突出した形状であり、容器10の
開口を斜めに塞ぐ傾斜面とこの切欠口32を略垂
直方向に覆う垂直面とを有している。この蓋部3
0の外周には、容器10と液密に嵌合される枠部
40が形成されている。即ち、この蓋部30の外
周には、略垂直に連接される内周壁42が形成さ
れ、順次、この内周壁42の上部には、その内周
部が略垂直に連接される環状リム44が形成さ
れ、この環状リム44の外周部には、その上部が
略垂直に連接される外周壁46が形成されてい
る。これら内周壁42、環状リム44及び外周壁
46は、容器10を取り付ける場合、夫々、容器
10の側壁内周面、容器10の開口リム12のリ
ム面及び容器10の側壁外周面に係合されて、こ
れらにより、枠部40は容器と液密に保持されて
いる。
内周壁42及び外周壁46は、この蓋体20を
使用前に積層できるように即ち、これらの上部か
ら下部にわたつて蓋体20の厚み以上周方向に偏
倚するようにその周面を傾斜して形成されてい
る。また、この枠部40は、外周壁46の下部に
外周等間隔に配置された係止片48…を有してい
る。
この蓋体20は、内周壁42の下部と蓋部30
との間に蓋部30の一部を切欠して切欠口32が
形成されている。この切欠口32には、蓋部30
にその一部を連接されて内周壁42の下部と略同
じ位置に延在する量調整片34…が形成されてい
る。第2図から明らかなように蓋部30とこの量
調整片34…との接合部の長さは、容器10の材
質及び容器10の飲食物の種類によつて設定され
ている。この切欠口32と異つた蓋部30には、
その一部を切欠して再流入孔36が形成されてい
る。この再流入孔36の形状及び大きさは、蓋部
30の上に不用意に流出した飲食物を容器10内
に再流入できる程度である。
さらに、この蓋体20は、切欠口32に対応し
た内周壁42の周辺部分を含み、内周壁42の略
1/3の全周にわたつて枠部40から外方に延出し
ている口当部50が形成されている。枠部40か
ら外方に延出する口当部50の形状及び大きさ
は、容器10の形状及び飲食物の粘度等により適
宜に設定されている。第3図に示すように、この
口当部50は、その内部を中空に成形されて枠部
40の内周壁42及び外周壁46に傾斜して連接
され、使用前にこの蓋体20を積層できるととも
に飲食者の口に当接し易いように、この口当部5
0の上部のリム面の周方向の幅は、容器の開口リ
ム12のリム面の周方向の幅より小さくされてい
る。
以下、この実施例の作用及び効果について述べ
る。この実施例の蓋体20を容器10に取り付け
ている場合には、蓋体をしない場合に比して溢れ
にくいこととなる。
また、この蓋体20を容器10に取り付けてい
る場合には口当部50の内周壁42及び蓋部30
の垂直面とによつて切欠口32は囲まれており、
飲食物が流出しないことになるが、万一、多少の
振動により容器10の切欠口32から飲料物が蓋
部30上に濡れることになつても、第3図から明
らかなように、切欠口32及び再流入孔36より
も突出している蓋部30の傾斜によつて切欠口3
2及び再流入孔36から飲料物が容器10内に再
び流入することになる。
また、飲食時に容器10から蓋体20を取り外
し、飲食中断時に容器10に蓋体20を取り付け
るという必要がなく、容器10に飲食物を挿入し
た後に一度容器10に蓋体20を取り付けるだけ
で飲食の中断にかかわらず、飲食物を連続して飲
食することができる。また、飲食物を切欠口32
から飲食しているときには、再流入孔によつて外
部からの空気が容器10内に流入されて、飲食物
を切欠口32から連続して飲食することができ
る。
また、量調整片34…を切欠口32に対して傾
斜させることより、切欠口32の大きさを調整す
ることができて飲料物の流出量を調整することが
できる。このことは飲料物が冷えるにつれて飲料
物を多量に流出させる場合に特に有利である。
さらに、口当部50により、従来の蓋体に比し
て蓋体の内周壁42を通過する流出経路を長く取
ることができるので、特に熱い飲食物を飲食する
場合、量調調整片34…の流量調整とともに適度
に飲食料物を冷却しながら飲食物を容易に飲食す
ることができる。また、蓋体20の枠部40の外
周壁46から下部に形成されている係止片48…
によつて、容器10の周壁の肉厚を厚くした開口
リム12の下方に係止片48…が固定されて蓋体
20が容器10に取り外し困難に固定されること
になり、この蓋体20の容器10への取り付けの
安定性を増している。
なお、上述の実施例では、ポリプロピレンのシ
ートから加工される蓋体20について述べている
が、発泡ポリスチレン等により射出成形された変
形例が第4図から第6図に示されている。この実
施例において、口当部50には中空が形成され
ず、また、口当部50の上部は、飲料物を飲食し
易くするために丸味をもつて形成されている。ま
た、量調整片34…は、多数の切り込みが入れら
れて形成されている。再流入孔36は、切欠口3
2と半方向反対側の蓋部40に切欠して形成され
ている。さらに係子片48…の内側には、容器1
0の開孔リム12の下方にスナツプして係合する
ための隆起した形状の爪60が形成されている。
この実施例においては、この蓋体20に容器10
と同じ材質若しくは断熱効果のある材質を用いる
ことによつて一層熱い飲食物を保温することがで
きる。
以上説明したように、この考案は、蓋体に口当
部切欠口及び再流入孔を形成することにより、ス
ープ等の熱い飲食物を入れる飲食用容器に蓋体を
一度取り付けると取り外しすることなく熱い飲食
物でも容易に飲食できることとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第3図は、この考案の一実施例を示
し、第1図は、飲食用容器及び蓋体を示す斜視
図、第2図は、第1図の蓋体の正面図、第3図
は、第2図の−線に沿つて蓋体を切断し示す
断面図、第4図から第6図は、この考案の他の実
施例を示し、第4図は、飲食用容器及び蓋体を示
す斜視図、第5図は、第4図の蓋体の正面図、第
6図は第5図の−線に沿つて蓋体を切断して
示す断面図である。 20……蓋体、30……蓋部、32……切欠
口、36……再流入孔、40……枠部、50……
口当部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 飲食用容器の開口端に液密に嵌合可能な枠部及
    びこの枠部に一体的に形成されるとともに飲食用
    容器の開口を塞ぐ為の蓋部とから成る飲食用容器
    の蓋体において、飲食物が流出可能に前記枠部に
    沿つて前記蓋部を切欠して形成した切欠口と、こ
    の切欠口が形成されている枠部部分から延出され
    るとともに前記枠部に沿つて湾曲されている形状
    を有する口当部と、前記切欠口からの不用意に流
    出した飲食物を容器内に再流入するために傾斜さ
    れている前記蓋部に形成された再流入孔とから成
    ることを特徴とする飲食用容器の蓋体。
JP18774483U 1983-12-05 1983-12-05 飲食用容器の蓋体 Granted JPS6096252U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18774483U JPS6096252U (ja) 1983-12-05 1983-12-05 飲食用容器の蓋体

Applications Claiming Priority (1)

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JP18774483U JPS6096252U (ja) 1983-12-05 1983-12-05 飲食用容器の蓋体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6096252U JPS6096252U (ja) 1985-07-01
JPS643422Y2 true JPS643422Y2 (ja) 1989-01-30

Family

ID=30405190

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18774483U Granted JPS6096252U (ja) 1983-12-05 1983-12-05 飲食用容器の蓋体

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2007081112A1 (en) * 2006-01-10 2007-07-19 Mi-Hyang La Instant food package
JP5815413B2 (ja) * 2009-02-10 2015-11-17 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェKoninklijke Philips N.V. 飲料カップのための挿入具

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JPS6096252U (ja) 1985-07-01

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