JPS6125590A - ミシンの襞とり装置の襞山調整機構 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ、産業上の利用分野 本発明はミシンの襞とり装置の襞山調整機構に関する。

特に大きい襞や小さい襞を、縫いしわや襞の山崩れを生
ずることなく連続的に形成する襞山調整機構に関する。

口、従来の技術 従来よりミシンに採用されている襞とり装置は形成する
襞の大小を送り込み腕、送り込み板に連動している送り
込み腕作動杆の溝に摺動自在のロンドの位置を決めてお
くことにより所望の深さの襞の形成を調整していた。所
が１更用する布地の性質や襞の深さに起因して縫いしわ
が出来たり、襞の山が崩れる等の欠陥があった。

・・１発明の解決しようとする問題点並に手段この発明
は前述の欠陥を克服することを目的とするもので、マイ
クロコンピュータクラッチモータ、リミットスイッチ、
電磁弁、電装箱のタイマ。

エア吹出し装置等を採用して、装出形成甲に下方より圧
縮空気を吹出し口より襞山整形板に吹きあて、送り込ま
れてきた生地を整えて縫いしわや襞の山が崩れることを
防止し、美しい襞を形成する製出調整機構を提供するも
のである。

二、実施例 第１図、第２図において、エア吹出し装置７８はエア吹
出し口８０と襞山整形板８４よりなりエア吹出しＣｊ　
８０　ｋ具えたエア・ξイゾ７９は支持板８２に支持さ
れその一端は電磁弁Ｂに連結される。

又その他端部エア吹出し口８０は布送りｌも８６に近接
して配設される。装出整形根８・１はスＲり板と適宜の
角度を形成するように押え金６１の先端部に着脱自在と
なしたものである。すなわち形状の異なる別の襞山整形
板を交換して取付けるように構成される。図中符号８８
は押え棒、９０は針棒、９２は上糸、９４は布地である
、 以下本発明の機構を組込んだ襞とり装置について先づ説
明する。

第４図において、ミシン脚部２の外側にタイマ等の電装
品を組込んだ電装箱４を配設し、この電装箱４より、電
装品を作動するだめの作動用フットスイッチ６と後述す
る襞取り動作を停止するための停止用フットスインチ８
を導出する。符号ｌＯは制御箱１２と連結するマイクロ
コンピュータクラッチモータである。ミシンテーブル１
４のほぼ中央部にミシン１６が配設され、ミシンの一側
に圧縮空気を後述するエア吹出し装置７８の吹出し口８
０′Ｊ：、り吹出す様に動作する電磁升Ｂｉ又ミ／７テ
＝プル１４の下には、後述するエア／リンダ３４に圧縮
空気を送り出す電磁弁Ａをミ／７１６を挾んで電磁弁Ｂ
とほぼ対称位置に設ける。符号２２はエアを送るだめの
エアホースと回路用電線を一体に結束したホースである
。尚本夫施例においては、圧縮空気に関するポンプ等を
具えた空気用縮機を省略する。

第３図において、ミシン頭部２４の上面に本発明に係る
襞取り作業を可能とする主要な装置が装着しである。そ
の詳細について述べれば次の通りである。

中央にコ字状溝２６を具えた台板２８と６７７頭部２４
の上面とほぼ水平に配設した水平板３０と後板３２とを
コ字状に配設し、台板２８を前板２９により補強する。

図示してないが空気用縮機て連結するエア／リンダ３４
は前記後板３２に水平板３０とほぼ平行に装着され、そ
の内部に／リンダピストン３６を摺動自在に収容し、そ
の先端部はのびてロンド３８　ｆｆ：形成し、このロン
ドは送り込弘腕作動杆・１０に穿設した長溝・１２に着
脱自在、摺動自在に嵌合する。前記エア／す７ダには一
対のスピードコントロール装置４４が装着される。この
スピードコントロール装置はミシンの送り速度とエア／
リンダの動作を調整する。又後述するりミツトスイッチ
取付台６４は、連結部１Ｇにより、エア／リンダ３４と
、又エアシリンダ動ｆｆ［出用棒５０とエア／す／ダピ
ストノ３６の先端部とは連結部４８により、係止部材を
用いてそれぞわ連結される。送り込み腕作動杆４０は、
合板２８の中央部のコ字状溝２６に挿嵌さね、台板２８
を貫通するンヤフト５２に固定され、ンヤノト５２には
コイルスプリング（図示せず〕を架設した送り込み腕５
４に連結される。送り込み腕５４の下にはスベリ板６２
上面に滑動自在の送り込み台５６を装着し、その先端部
に送り込み板５８を設ける。送り込み台５６と送り込み
板５８は送り込み作動杆４０の前進、後退に伴って、ス
ベリ板６２上を滑動し、上糸９２を具えた針６０と押え
金６１、並に布送り歯８６、−ト糸との共働により襞を
形成する。符号５９は糸調子皿である。エア／す／ダ動
作検出用棒５０は、その中央小径部４りとその前後側に
一対の大径部５１よりなり、検出相棒５０の両側に、そ
れぞれエア／リンダ動作検出用棒５０の移動位置に応じ
て、その大径部５１に接触することにより作動可能な二
対の第１．第２リミツトスイツチ、第３．第４リミノト
スインチが取付台６４に対向的に支持される。第１１Ｊ
　ミノトスインチ６６は送り込み根５８が最も針６０に
近接したことを検出し、第２リミノトスイノーブ６８１
″１：送り込み板５８が最も針６０から遠ざかったこと
を検出し、第３リミツトスイツチ７０は送り込み板５８
が襞を形成する中間でエア吹出し装置７８よりエアを吹
出すタイミングを検出し、更にｉ４リミットスイッチ７
２は送り込み板５８がミシンの押えの手前まで移動した
際、Ｓ７７１６を稼動させるタイミング會検出するもの
である。

水平板３０の端部の下に配設しているソレノイド７４は
、縫う前に布地９４を配置する際、送り込み板５８がス
ベリ板６２上面より浮き上り間隙を保持することにより
、生地の送り込みを容易にすると共に送り込み板５８が
針６０から遠ざかり後退するとき、生地全スベリ板６２
上で押圧する力を少なくし送り込み板５８の滑動に役立
つ。このためにソレノイドに；１結する浮しワイヤ７６
を送り込み台５６に連結し、前記送り込み板５８と送り
込み台５６が同時に浮揚するように工夫しである。

第１図、第２図に図示のエア吹出し装置７８は、後述す
るように、（の吹出し口８０より矢印の方向にエア・ξ
イゾ７９を通過して送られる圧縮下気を吹き出し、襞山
整形板８４の下方に位置する布地９４を実線の位置より
破線の位置まで移動し、送り込み板５８が矢印Ａの方向
より布地９４を押え金６１、針棒９０の下まで送り込み
装出を形成する際、縫いしわや装出の崩れるのを防止で
きる。

次に本実施例の襞とり装置全体の作用を操作手順に関連
して説明する。

先づ第１に電磁弁Ａと電磁弁Ｂに圧縮生気をホース２２
により連結するが、この際には電磁弁Ａの作動により、
エアンリンダピストン３６の位置は最も深くエアシリン
ダ３４中に入り込み、従って送り込み板５８は、送り込
み腕作動杆４０とこれに連動する一連の襞形成部材を介
して、最も釧６０から遠い位置にある。送り込み用作動
杆４０に嵌合しているロッド３８の位置を長＊４２内を
上下に摺動移動させて形成でれる襞の深さを所望のもの
に設置する。この場合ロッド３８を長溝４２の上端に近
く配設すると形成する襞が浅くなり、反対に下端に位置
するように設定すると深い襞が形成される。

又ミシン用マイクロコンピュータクラッチモータ１０の
回転数制御ゼリュームによりミン／１６の回転数を所望
の回転に合せることができる。

更にミシン用マイクロコンピュータクラッチモータ］０
の制御箱１２により所望の針数を設定する。数段階の針
数ノミターンを持っているマイクロコンピュータクシソ
チモータもあるが５本実施例では初めに出るノ♀ターン
釧数がＥ１次がＦ　、　Ｇと順序に設定もできるが、こ
の実施例では、Ｅ、　　Ｆ、Ｅ、Ｉパの２ノξターンの
設定にもとづいて説明することとする。

以上の準備完了後、電源スィッチにより電動機に通電す
るが、この際電動機のみ空転してミ／ン１６は作動しな
い。

次に脚部踏板２３を踏込むと、ミ／／用マイクτＪコン
ピュータのクラノヂモータの制御箱１２にの 設定したＥ−ξターン針数だけミシンが縫い目を形成し
１次に踏板を踏返すとＦノミターの定数だけミ／／縫い
目が形成され、この様にしてＥ、Ｆパターン金ミ・／ン
は繰返しつ＼縫う。但しこの踏板２３だけの動作では送
り込み根５８を含む一連の襞とり機構は作動しない。

が 電源がＯＮになり、ミ／へ作動しない状態で、作動用フ
ットスインチロを押出すると、電磁弁Ａが作動し、・ξ
イブ２２全通してエア／リング３４に空気金送り込みそ
のピストン３６が７リンダ３４より突出する。それによ
り送り込み腕５４、送り込み台５６、送り込み板５８が
、ロッド：３８、送り込み腕作動杆４０の作動により、
スベリ板６２上を針６０の方向に移動する。既に説明し
たように、エアンリンダピストン３６が／リンダ３４の
内部へと入り込むと、送り込み板５８が針６０から遠く
位置し、前記工了ンリングピストン３６がンリンダ３４
より外部へと突出移動すると前記と反対に送ジ込み板５
８が針６０に接近する。これらの動作は送り込み腕作動
杆４０の長１背４２に嵌合しているロッド３８、台板２
８．／ヤクト５２、送り込み腕５４．送り込み台５Ｇ、
送り込み板５８゜スベリ板６２等を介して実施される。

同時にエア／リンダ動作検出用棒５０もエア／す／ダピ
ストン３６と一体となって作動し、襞を形成するべくス
ベリ板６２−トを移動しつ＼中程まで移動したとき第３
リミツトスインチア０が、エアシリンダ動）作検出用棒
５０の大径部５１に接触することにより作動し、電磁弁
Ｉ３が、電装箱４内に設けたタイマの予め設定した動作
時間だけ作動し、エア吹出し装置７８のエア・Ｓイブ７
９を介して圧縮空気を吹出し口８０より矢印の方向に噴
出し、布地９４金襞山整形板８４・の下方において、実
線の位置より破線の位置へと移動させるので、送り込み
板５８金矢印八方向への前進を円滑になし、縫いしわを
防止することができる。

又エア／リンダピストン３６により送り込み板５８の先
端部が布地を伴ってミシン１６の押え金６１の下に移動
する前に、ニア／リング動作検出用搾５０に、第４リミ
ノトスインチが接触作動し、ミシンを稼動し、エア／リ
ンダピストン３６が最も外部に突出したときには、第１
リミツトスイツチ６６が作動し、電装箱４に設けたタイ
マが動作している間、その１＼の状態で動作し、終ると
送り込み板５８を針６０から離れるように電磁弁Ａ全動
作させる。然してエアシリンダピストン３６が最も内部
まで後退すると第２リミツトスイツチ６８が作動する。

仁の場合ミ／ンの縫いが終っている際は、電装箱・ｌの
タイマが動作し、その動作が切れると、エア／リンダピ
ストン３６がシリンダ内より外部へ突出移動できる。又
ミシンの縫いが終了していない時は、終了ヲ１ってから
タイマが動作して、タイマがＯＦ　Ｆとなると、電磁弁
Ａが動作してエア／リング３４へ圧縮空気を供給しエア
／リンダピストン３６が突出するので、いづれも作動用
フットスインチロを押圧したと同一の状態となり、以上
の操作をくり返えし、どの様に操作しても必ずＥ、Ｆ　
　Ｅ、Ｆノミターン全繰返すことになる。

次に本装置の作動を停止する場合についてのべる。縫い
状態やエア／リングが作動している際に停止したいとき
は停止用フットスイッチ８を押土すれば第４リミツトス
イツチ７２が作動する前においては（例えばエア／リン
グピストン３６が動作している際にも）エア／リンダピ
ストン３６は／す／ダ３４内に最も深く入った状態で停
止する。

又縫いに関係する第４リミツトスイツチ７２が作動して
実際に縫い作業全実施しているときは、縫い作業が終了
し、エア／リンダピストン３６が最も深くエア／リンダ
：３１１中に収容された状態で停止する。又その後始動
のために作動用フットスイッチ６を押圧ＯＮにさせたと
き定針の縫いノ？ター／ｐ】の時にはＦというように次
の定針縫いより縫い作業が開始するが、この場合にもエ
ア／リンダピストン３６がエア／リング３・１より突出
する動作より開始される。

尚本実施例においては、糸調子皿５９をへて所望の縫い
糸９２が剣６０に供給され、又襞をとるべき布地９４が
スベリ板６２上面より送り込み板５８を前進、後退せし
める送り込み腕５４の作動により押え金６１の下にフィ
ードされ送り込み腕作動杆４０に嵌合するロッド３８の
長溝４２に設置された位置により所望の深さの襞が連続
的に形成されるような布地９４が供給されていることは
勿論である。

ホ、発明の効果 本発明は、リミットスイッチ、電磁弁、タイマ、エア吹
出し装置を連動せしめて圧縮空気を襞山整形板の下に位
置する布地に送り込み、布地ヲ夷線より破線位置まで移
動せしめ、押え金、針棒、縫い糸の共働により襞を形成
する隙、縫いしわのない又襞の山崩れのない襞を連続的
に形成せしめる等、の効果かあ−る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る一実施例の斜視図′６第２図は本
発明に係る一実施例の側面図。第３図は本発明に関連す
る襞とり装置の斜視図。第４図は襞とり装置の路線側面
図。第５図はりミツトスイッチ群の配設拡大平面図。第
６図は第５図の側面図。 第７図はエア／リングとニア／リング動作検出用捧との
連結状態を示す拡大側面図。 ４・・電装箱 １０　マイクロコンピュータ−クラッチモータ１２・制
御箱　　　　　　・・・電磁弁Ａ・・電磁弁ｒ（２３・
踏板 ３４・・・エア／リング ３６　エア／リングピストンン ３８　・ロノＦ　　　　・１０　・送り込み腕作動杆４
９・・中央小径部 ５０　／す／ダ動作検出用棒 ５１　外側大径部　　５４・送り込み腕５６　・送り込
み板台　５８・・送り込み板６１　押え金　　　　６２
・・スベリ板６４　リミノトスインチ取付台 ６６・第１リミツトスインチ ロ８・・・第２　　　　〃 ７０・第３ ７２・・第４ ７４・・ルノイド　　７６・・浮しワイヤ７８　エア吹
出し装置

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、エアシリンダピストンと連動するエアシリンダ動作
   検出用棒にそれぞれ接触することにより、作動可能とな
   したリミツトスイツチ群を具えたミシンの襞とり装置に
   おいて、前記リミツトスイツチの１つが作動することに
   よりＯＮとなる電磁弁とタイマの設定時間だけ電磁弁が
   作動して、エアパイプを介して圧縮空気を吹出し口より
   襞山整形板の下面方向へ噴出するエア吹出し装置を有す
   るミシンの襞とり装置の襞山調整機構。 ２、押え金先端に、スベリ板に対して所定の傾斜を有す
   るように着脱自在となした襞山整形板を具えた特許請求
   の範囲第１項に記載のミシンの襞とり装置の襞山調整機
   構。