JPS61254537A - γ−フルオロ−α−ヒドロキシカルボン酸誘導体およびその製造法 - Google Patents

γ−フルオロ−α−ヒドロキシカルボン酸誘導体およびその製造法

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JPS61254537A
JPS61254537A JP9355685A JP9355685A JPS61254537A JP S61254537 A JPS61254537 A JP S61254537A JP 9355685 A JP9355685 A JP 9355685A JP 9355685 A JP9355685 A JP 9355685A JP S61254537 A JPS61254537 A JP S61254537A
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JP
Japan
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fluoro
acid derivative
hydroxycarboxylic acid
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JP9355685A
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English (en)
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Keiichi Uchida
内田 啓一
Arata Yasuda
新 安田
Yoshitomi Morisawa
義富 森澤
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Asahi Glass Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、フルオロアルキル基を有する生理活性物質の
中間体であるγ〜フルオローα−ヒドロキシカルボ/酸
誘導体、およびその製造法に関するものである。
〔従来の技術〕
フッ素を有する物質に、生理活性の面から有用である。
カルボン酸及びその誘導体のα位にヒドロキシル基を有
する化合物は、生理活性物質の重要な合成中間体である
。従来、エステル又はケトンのα位に水酸基を導入する
方法としては、(イ)ハロゲン化し、次いで水酸基と置
き換える方法、(ロ)塩基で処理した後、酸素を吹き込
む方法、t+塩基で処理した後、モリブデンペルオキシ
錯体と反応させる方法(J、 Org、 Chem、。
(1978) 43. 188 )などが知られている
。また0うの方法によシ、基質の立体障害を利用して、
立体選択的に水酸基を導入できることが知られている(
 :r、 Am、 Chem、 Soc、、 (197
9) 101 、4398 )。
しかしながらγ−フルオロエステルのα位に水酸基をし
かも立体特異的に導入した例はない。
〔発明の解決しようとする問題点〕
本発明は生理活性物質の合成中間体として有用であり、
特にr−フルオロバリンの合成中間体として有用である
従来知られていなかったr−フルオロ−α−ヒドロキシ
カルボンe誘導体を新規に提供することを目的とするも
のである。
〔問題点を解決するための手段] 本発明は新規なγ−フルオロ−α−ヒドロキシカルボン
酸誘導体、およびその製造法を提供する以下の2つの発
明である。
下記式[1Fで表わされるγ−フルオロ−α−ヒドロキ
7カルボン酸誘導体。
下記式[nlで表わされるγ−フルオロカルボン酸誘導
体にアルカリ金属アミドを反応させ、次いて親電子試薬
を反応させてγ−フルオロ−α−ヒドロキクカルボン酸
誘導体を製造すること、またはさらに該γ−フルオロ−
α−ヒドロキシカルボン酸誘導体を加水分解することを
特徴とする下記式[11で表わされるγ−フルオロ−α
−ヒドロキシカルボン酸誘導体の製造法。
〔!〕〔■〕 1F ただし、Rf :1位に少くとも1個のフッ素原子を有
するフルオロア ルキル基。
R1:アルキル基、シクロアルキ ル基、アリール基、あるい はアルアルキル基。
R2H水素原子、アルキル基、シ クロアルキル基、アリール 基、あるいはアルアルキル 基。
R3:アルキル基、シクロアルキ ル基、アリール基、あるい はアルアルキル基。
本発明の上記式〔目で表わされる化合物とし′ては以下
の化合物が適当である。まず、Rf 基は1位に少くと
も1個のフッ素原子を有する)ルオロアルキル基であり
、即ちR4−C−で表わさ量 S れるフルオロアルキル基である。ただし R4とR5は
同一あるいは異る基であシ、フッ素原子、水素原子、フ
ルオロアルキル基、あるいはアルキル基から選ばれるも
のである。Rf基の炭素数は10以下が適当であシ、特
に1〜2のポリフルオロアルキル基が好ましい。最も好
ましくけトリフルオロメチル基である。R1基は前記の
内のいずれであってもよく特に限定されないが、目的化
合物の有用性からみて炭素数10以下、特に炭素数1〜
3のアルキル基か、または不活性な置換基を有していて
もよい7エ二ル基あるいはベンジル基が好ましい。特に
好ましいHl  基はメチル基、エチル基、およびフェ
ニル基である。R2基は水素原子あるいはヒドロキン化
合物の残基が適当で、後者の場合カルボキシル基の保護
が主たる目的であるので前記した基のいずれであっても
本発明化合物の有用性を左右するものではない。通常は
炭素数10以下、特に約4以下のアルキル基、または上
記R1基と同様のフェニル基やベンジル基が採用される
。なお、出発物質である前記式[11の化合物における
Hl  基はカルボキシル基を保護する必要上水素原子
であってはならないが、それを除けばR: 基と同じ基
が採用される。
本発明の上記化合物の内特に2−ヒドロキシ−3−メチ
ル−4,4,4−)リフルオロブタン酸誘導体は4.4
.4− ) リフルオロバリンの合成中間体として有用
である。即ち、そのヒドロキシ基をアミノ基に変換する
ことにより4.4.4−トリフルオロバリンが得られる
。上記本発明の化合物はα位とβ位の炭素原子が不整炭
素であ94種の立体異性体を有する。一方、出発原料で
ある前記式[11で表わされる化合物はβ位の炭素原子
が不整炭素であり2種の立体異性体を有する。後述のよ
うに、前記式[111で表わされる出発原料の内の任意
の1種の立体異性体を用いて、高立体特異的にα位の不
整炭素に関して1つの立体異性体を合成することができ
る。また、本発明者はα位の不整炭素に関して他方の立
体異性体を立体反転により合成する手段も見い出した。
従って、前記式[11で表わされる本発明の化合物の4
種の異性体の任意の1種を高立体特異的に合成すること
が可能である。よって、たとえば上記4.4.4− )
 !Jフルオロバリンの製造において、その4種の立体
異性体の任意の1種を高立体特異的に合成することが可
能となる。
本発明はまた前記式〔I〕で表わされるγ−フルオロ−
α−ヒドロキシカルボン酸誘導体の製造法である。前記
式[11]で表わされるi−フルオロカルボン酸にアル
カリ金属アミドを反応させることによりまず下記式[1
1i1で表わされるアルカリ金属エノラートを生成させ
これに親電子試薬を反応させることによシ以下のように
目的物が得られる。
〔…〕〔■〕 〔目 上記式Lu1l]で表わさnるアルカリ金属エノラ−ト
は式[1〕で表わされる化合物に、、ンIJ Mで表わ
されるアルカリ金属アミドを反応させることによって得
られる。Mはリチウム、ナトリウム、カリウムなどのア
ルカリ金属であシ、特にリチウムが好ましい。RIBと
R7はそれぞれアルキル基、シクロアルキル基、アリー
ル基、アルアルキル基、トリアルキル7リル基、その他
の1価の有機基、またにR・とR7が共同して含窒素環
を形成するようなアルキレフ基が適当であり、特に炭素
数1〜6のアルキル基、炭素数5〜10の7クロアルキ
ル基、または炭素数4以下のアルキル基を有するトリア
ルキル7リル基が好tしい。最も好ましいR6とR7は
それぞn炭素数1〜4のアルキル基またはシクロヘキシ
ル基であり、具体的アルカリ金属アミドとしてハ、リチ
ウム−N、 N−ジインプロピルアミド、リチウム−N
、 N−ジシクロへキシルアミド、リチウム−N、N−
ビストリメチルシリルアミドなどが好ましい。
上記アルカリ金属エノラートを生成させた後、これに8
%を子試薬を反応させて目的物を得る。
この親電子試薬としてha々の化合物を使用しうるが特
に過酸化物が適当であり、その内でも重金属の過酸化物
やその誘導体(特に錯体)・が好ましい。・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・曽拳・・・・
・・・・・・・・・・・・・特にモリブデンペルオキシ
錯体(Mo0BL 、ただしLは配位子であり、たとえ
ばヘキサメチルホスホリックトリアミドやピリジンなど
)が好ましい。この反応は多くの場合高立体特異的な反
応であり、特に前記した本発明において特に有用なα−
ヒドロキシ−β−メチル−r、 r、 r −トリフル
オロブタン酸誘導体を製造する場合に極めて高い立体特
異性が発揮される。この立体特異的な反応は立体的嵩高
さく立体障害)を原因として起るものではなく、γ位の
フッ素原子の強い電子的効果によるものと考えられる。
従って、γ位のフッ素原:Fは多い程有効であシ、それ
故に前記R4基はトリフルオC’)fkMやパーフルオ
ロエチル基などのパーフルオロアルキル基であることが
好ましい。なお、反応溶媒としてはテトラヒドロフラン
(THIF)などのエーテル系溶媒が特に好ましいが、
不活性溶媒である限り他の溶媒であってもjい。マタ、
溶媒にヘキサメチルホスホリックトリアミド、N、N、
にN′−テトラメチルエチレンジアミン、その他の第3
級アミンなどの塩基を加えることによシ、反応の立体特
異性をさらに高めることができる。反応温度は室温以下
、特に0℃以下で行うのが適当である。
後述実施例1に示すように、(3s”)−3−メチル−
4,4,4−トリフルオロブタン酸エチルエステルよシ
本発明を用いて(28”、38”)−2−ヒドロキシ−
3−メチル−4,4,4−) リフルオロブタン酸エチ
ルエステルが高選択特異的に合成される。後者の立体異
性体の1つである(2R”。
38”)−2−ヒドロキシ−3−メチル−4,4,4−
トリフルオロブタン酸エチルエステルの生成割合は極め
て少く、実施例1では両者の割合は9515であった。
一方、本発明者は上記(2s“、 ssり体を用いて(
2B”、3s Ik )体を立体特異的に製造する方法
(即ち立体反転の方法)を見い出した。この方法は、(
28“、 !1B”)体のヒドロキン基を酸化してα−
ケトカルボン酸エステルとし、次にそれを還元して再び
ヒドロキシ基に戻すことにより高立体特異的に(2R”
、 38”)体が得られる。酸化剤としては無水クロム
酸、重クロム酸カリ、過マンガン酸カリなどの常用の酸
化剤を用いることができ、還元剤としては同様に水素化
ホウ素ナトリウムなどの還元剤を用いることができる。
後述実施例1および同4における反応の流れは以下の通
りである。
戸 OHOH (A/’B−1oz’90 ) 同様に、3−メチル−4,4,4−トリフルオロブタン
酸エチルエステルのもう一方の立体異性体を出発原料に
用いることによシ、2−ヒドロキシ−3−メチル−4,
4,4−トリフルオロブタン酸エチルエステルの他の2
種の立体異性体(即ち(28”、 3R”)体と(2R
”、 3R”)体)の両者を合成することができる。よ
って、これによシ2−ヒドロキシー3−メチル−4,4
,4−トリフルオロブタン酸エチルエステルの4種の立
体異性体の任意の111!を高立・休符異的に製造する
ことが可能である。
上記具体例で示したように、本発明の製造法と前記立体
反転の方法を用い、前記式CDで表わされる本発明の1
−フルオa−α−ヒドロキ7カルボン酸誘導体の4aの
立体異性体のいずれをも任意に高立体特異的に合成する
ことが可能である。なお、前記式〔駄]で表わされるγ
−フルオロカルボン酸誘導体から前記式〔目で表わされ
るγ−フルオロ−α−ヒドロキシカルボン酸誘導体を製
造する段階ではカルボン酸エスチルの形で行なわれるが
、得られたカルボン酸エステル(は常法により加水分解
してカルボン酸とすることができることはいうまでもな
い。
以下に本発明を実施例によシ具体的に説明するが、本発
明はこれら実施例に限られるものではない。なお、立体
異性体の比はIH−、L3C−1あるいu 19F−M
MRスペクトルより求めた値である。
〔実施例〕
実施例1 (3B”)−3−メチル−4,4,4−トリフルオロブ
タン酸エチルエステル1.54 t Ca 4 mmo
l )のTHF溶液(70m)を−78℃でLDACリ
チウムジイソプロピルアミド、10 mmol)のTH
F溶液(8+I#t)中に45分かけてゆつくシと滴下
した。10分後モリブデンペルオキシ錯体5.6 f 
(13mmol )  を加えfi。−50℃で1.5
時間攪拌の後、飽和亜硫酸ナトリウム水溶液(40d)
を加え、室温で30分さらに攪拌した。水(507)を
加え、有機層を分離した後、水層をエーテルで抽出した
。両者をいっしょにして5%塩酸(120d)で洗滌後
、硫酸マグネシウムで乾燥した。カラムクロマトグラフ
ィー(シリカゲル)により分離精製し、(2B”、 5
B”)−2−ヒドロキシ−3−メチル−4,4,4−)
リフルオロブタン酸エチルエステルを1.15t(収率
69憾)得た。副生(2R”、38”)体との比は95
15であった。
IH−NMR(ODOl、3) : δ tlo(a、
 Jsm7.0aHz、 AH)。
1.53(t、 J−7,08H2,3B)、 2.6
−2.8(m、 11)。
五〇〇(d、  J”5.12Hz、IH,40H)、
4.31(q、、T−7,0BHr、、 2H)、 4
.55(dtL、 J−5,12,t、9sng、 1
■)。
”F’−NMR(CD01B、 0F3000H) :
 (ppmは    ゛0PsOOO1i基準) a3
3(a、 Ja9.28Hz)実施例2 (3S”)−4−フルオロ−3−メチルブタン酸エチル
エステルを原料に用いて、実施例1と同様の操作をおこ
ない、4−フルオロ−2−ヒドロキシ−3−メチルブタ
ン酸エチルエステルを得た。(2日”、 3B”)体/
 (2R”、 3B”)体の比は67757であった。
”H−NMR(ODO’13):  δ [A84((
L、J−7,2Hg、1.1H)、1.04(tl、J
m7.2Ez、1.9H)、1.30(t、、r−7,
2Hz、3H)、2.11−17(、1H)、  2.
85(d、J−5,4Hz、(1571()、2.9/
i(d、:1m5.4HM、[163H)。
4.0−an(m、5H) ”F−NMR(ODOl3.073000B):  (
ppmはCF3COOH基準)−11a24(cut、
 J−1&7゜4″7.9Hz、1ntensity 
Q、57 )、−144,717(at。
J−117,47,6Hz、1ntensity  (
1163)実施例3 (38”)−3−フェニル−4,4,4−トリフルオロ
ブタン酸エチルエステルを原料に用いて、実施例1と同
様の操作をおこない、2−ヒドロキシ−3−フェニル−
4,4,4−)リフルオロブタン酸エチルエステルを収
率70囁で得た。(28”。
?1s”)体/(2R”、38”)体の比は60/40
であった。
IH−NMR(ODOl3)  :  δ 1.18(
t、  J−7,OIIIg、  3H1116(di
storted d、 :I−5,4Hz、 [L6H
)、 A35(diatortea d、 、lrsw
!L4Hz、 (L4H)、 A6−4.0(m。
fH)、4.月(q、 J−7,rJHz、 1.2B
)、 4.19(q、 J −1OHz、 CL8H)
、 4.4−4.6(m、 0.4H)、 4.7−5
.0(m。
16H)、7.2−7.6(m、5H)”F−NMR(
ODolz、 CF3COOH) : (ppmはC!
F3(:!OOH基準) 11.92(d、 J鴫9.3)1Z、 1ntens
ity (A40)、 9.52(d、 、rm9.8
Hz、 1ntensity [16G )実施例4 実施例1で得た2−ヒドロキシ−3−メチル−4,4,
4−)リフルオロブタン酸エチルエステル1.109 
(a 5 mmol )  をベンゼン(21d)に溶
かし、無水クロム酸−硫酸一酢酸一水(f= t、 5
6 ) (7,7d )を0℃で加えた。室温で17時
間攪拌ののち、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、
水層をエーテルで抽出した。硫酸マグネシウムで乾燥後
、濃縮し、2−オキソ−4,4,4−)リフルオロブタ
ン酸エチルエステルを得た。
’H−NMR(CDC13)  :  δ t37(t
、、T、、7.2Hg、5H)140(d、、T−7,
2Hz、31)、4.24(septet 、、T−a
3Hz、3H)、4.40(q、、T−7,2H2,3
H)11F−NMR(CDc13.CFsOOOH):
  (ppm 1jCF3COOH基準)7.72(t
L、、T−+1H)工R((!H(!13)   17
35,1265,1180,1035etn−1上で得
られた化合物をメタノール(10sd)に溶かし、水素
化ホウ素ナトリウムα22fを0℃で加え、10分間反
応させた。メタノールを留去後、水にあけ後処理し、(
2R“、38”)−2−ヒドロキシ−3−メチル−4,
a、a −)リフルオロブタン酸エチルエステル(α2
0 t )ヲ得た。副生じた(2B”、 58″)体と
の比は90/10であった。
”H−NMR((!DC!1. ) : δ1.32(
t、 J日7.08H2,3H)、 132(d、 J
−7,53Hz、 3B)、 2.7−2.9(m、 
1)1)、 2.97((1,J−5,6Hz、 1)
1)、 4.20((1(1,、r−5,61,166
Hz、 1H)、 4.30(q、 、T−7,08H
2,2H)”F−NMR(CDC13,CIF3CjO
OH) : (ppmはay3cooH基準)  δ0
3(d、、T−a79Hg)−実施例5 2−ヒドロキシ−3−メチル−4,4,4−トリフルオ
ロブタン酸エチルエステルa649(S 2 mmol
 )  をメタノ−tv (5ml ) K溶解し、1
.6N−水酸化ナトリウム5−を加え、0℃でZ5時間
反応させた。水層を食塩で飽和し、クロロホルム抽出し
て、2−ヒドロキシ−3−メチル−4,4,4−)リフ
ルオロブタン酸をα49t(収率90%)を得た。測定
値は以下のとおシであった。
”H−NMR(acetone−δ6 ) :  δ 
1.14 (d、 、T−7,2Hz、 3H)、 2
.66−11(、IH)、 4.6−4.7(m、 I
H)”F−NMR(acetone−δ6 ) : (
ppmはCF3000H基準)  −4,31(d、J
−V、82Eg)〔発明の効果〕 本発明は含フツ素アミノ酸の合成中間体として有用な化
合物であシ、特に立体異性体を高立体特異的に合成する
ことができる点で従来にない特徴を有している。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下記式〔 I 〕で表わされるγ−フルオロ−α−ヒ
    ドロキシカルボン酸誘導体。 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・〔 I 〕 ただしR_f:1位に少くとも1個のフッ素原子を有す
    るフルオロアルキル基 R^1:アルキル基、シクロアルキル基、アリール基あ
    るいはアルアルキル基、 R^2:水素原子、アルキル基、シクロアルキル基、ア
    リール基、あるいはアルアルキル基。 2、R_fがフルオロメチル基であり、R^1がアルキ
    ル基あるいはアリール基であり、R^2が水素原子ある
    いはアルキル基であることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項の誘導体。 3、下記式〔II〕で表わされるγ−フルオロカルボン酸
    誘導体にアルカリ金属アミドを反応させ、次いで親電子
    試薬を反応させてγ−フルオロ−α−ヒドロキシカルボ
    ン酸誘導体を製造すること、またはさらに該γ−フルオ
    ロ−α−ヒドロキシカルボン酸誘導体を加水分解するこ
    とを特徴とするγ−フルオロ−α−ヒドロキシカルボン
    酸誘導体の製造法。 ▲数式、化学式、表等があります▼〔 I 〕▲数式、化
    学式、表等があります▼〔II〕 ただし、R_f:1位に少くとも1個のフッ素原子を有
    するフルオロアルキル基。 R^1:アルキル基、シクロアルキル基、アリール基、
    あるいはアルアルキル基。 R^2:水素原子、アルキル基、シクロアルキル基、ア
    リール基、あるいはアルアルキル基。 R^3:アルキル基、シクロアルキル基、アリール基、
    あるいはアルアルキル基。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US4917817A (en) * 1987-07-24 1990-04-17 Canon Kabushiki Kaisha Optical active compound, process for producing same and liquid crystal composition containing same

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US4917817A (en) * 1987-07-24 1990-04-17 Canon Kabushiki Kaisha Optical active compound, process for producing same and liquid crystal composition containing same
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