JPS6125400B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6125400B2 JPS6125400B2 JP53000158A JP15878A JPS6125400B2 JP S6125400 B2 JPS6125400 B2 JP S6125400B2 JP 53000158 A JP53000158 A JP 53000158A JP 15878 A JP15878 A JP 15878A JP S6125400 B2 JPS6125400 B2 JP S6125400B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sewing machine
- permanent magnet
- electric
- speed command
- amount
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000009958 sewing Methods 0.000 claims description 20
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 claims 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000005415 magnetization Effects 0.000 description 4
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 230000000593 degrading effect Effects 0.000 description 1
- 230000000994 depressogenic effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Electric Motors In General (AREA)
- Sewing Machines And Sewing (AREA)
- Mechanical Control Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は電動ミシンの速度指令発生装置に関す
る。
る。
第1図は電動ミシンの一例を示す斜視図であ
る。
る。
電動ミシンは、ミシン本体1、プーリ2、ベル
ト3、プーリ4、電動機5、制御装置6、足踏ペ
ダル7、速度指令発生装置8、連結棒9、より構
成されている。ミシン本体1はプーリ2、ベルト
3、プーリ4、の各々を介して電動機5に結合さ
れている。この電動機5は制御装置6で制御され
る。ミシンの速度指令としては、足踏ペダル7の
踏量に応じて速度指令発生装置8の出力信号によ
り制御回路をコントロールする。
ト3、プーリ4、電動機5、制御装置6、足踏ペ
ダル7、速度指令発生装置8、連結棒9、より構
成されている。ミシン本体1はプーリ2、ベルト
3、プーリ4、の各々を介して電動機5に結合さ
れている。この電動機5は制御装置6で制御され
る。ミシンの速度指令としては、足踏ペダル7の
踏量に応じて速度指令発生装置8の出力信号によ
り制御回路をコントロールする。
速度指令発生装置8は、第2図に示す如く足踏
ペダルの踏量に応じて連結棒9が移動し、支点C
を中心として永久磁石10が移動する。永久磁石
10の移動量をホール素子11で検出し、移動量
を電気信号に交換する。
ペダルの踏量に応じて連結棒9が移動し、支点C
を中心として永久磁石10が移動する。永久磁石
10の移動量をホール素子11で検出し、移動量
を電気信号に交換する。
一般に電動ミシンでは速度の低い低速時に足踏
ペダルの踏量を細かく調整し、速度を微調してい
るが、高速時になると殆んど踏量で調整して使用
することは無い。従つて、ペタル踏量とミシン速
度との関係は第3図に示す如くの曲線が要求され
る。
ペダルの踏量を細かく調整し、速度を微調してい
るが、高速時になると殆んど踏量で調整して使用
することは無い。従つて、ペタル踏量とミシン速
度との関係は第3図に示す如くの曲線が要求され
る。
ところが、第3図の如くの特性を得るためには
ペダル踏量に対する速度指令発生装置の出力電圧
も同じような曲線にしなければならない。このた
め、従来においては第4図に示す如くの形状の磁
石とホール素子とを使用していた。この磁石はリ
ング状の磁石を切つたものでA面はリングの内周
面、B面は外周面である。この磁石の半径を適当
に選び、図示の如くに着磁し、ホール素子と対向
すれば、ホール素子の出力は第3図に近い特性と
なる。第4図に示す如くの磁石はリング状の磁石
を適当に切つて簡単に得られる利点はあるが、次
に述べるような欠点を有している。
ペダル踏量に対する速度指令発生装置の出力電圧
も同じような曲線にしなければならない。このた
め、従来においては第4図に示す如くの形状の磁
石とホール素子とを使用していた。この磁石はリ
ング状の磁石を切つたものでA面はリングの内周
面、B面は外周面である。この磁石の半径を適当
に選び、図示の如くに着磁し、ホール素子と対向
すれば、ホール素子の出力は第3図に近い特性と
なる。第4図に示す如くの磁石はリング状の磁石
を適当に切つて簡単に得られる利点はあるが、次
に述べるような欠点を有している。
ペダル踏量が最大のときに最大出力を得るに
は、ホール素子11と磁石10の距離に対して磁
石10の有効長(図示C面の長さ)を長くする必
要がある。このC面の長さを長くするにはA面の
径とB面の径との差を大きくしなければならな
い。しかし、このようにするとペダルの踏量が少
ない時の出力に関係する図示D面の長さが長くな
り、第6図の破線のような特性となる。従つて、
リング状の磁石を使用する場合には、最大出力を
小さくして使用しなければならず、また、外部の
雑音も受けやすかつた。さらに、第4図のように
磁石を取付ける場合には十分な精度を出すのが困
難なうえに、着磁をする場合でも底辺B面が平ら
でなく着磁の軸がずれたりすることが多かつた。
は、ホール素子11と磁石10の距離に対して磁
石10の有効長(図示C面の長さ)を長くする必
要がある。このC面の長さを長くするにはA面の
径とB面の径との差を大きくしなければならな
い。しかし、このようにするとペダルの踏量が少
ない時の出力に関係する図示D面の長さが長くな
り、第6図の破線のような特性となる。従つて、
リング状の磁石を使用する場合には、最大出力を
小さくして使用しなければならず、また、外部の
雑音も受けやすかつた。さらに、第4図のように
磁石を取付ける場合には十分な精度を出すのが困
難なうえに、着磁をする場合でも底辺B面が平ら
でなく着磁の軸がずれたりすることが多かつた。
本発明の目的は、特性を向上させて上述した従
来の欠点を解決した電動ミシンの速度指令発生装
置を提供するにある。
来の欠点を解決した電動ミシンの速度指令発生装
置を提供するにある。
本発明は、永久磁石の底辺を平らな形状とし、
ホール素子と対向する面を曲面とすることによ
り、高出力時においても良好な特性が得られるよ
うにしたものである。加えて、取付が簡単で、し
かも取付精度を高くすることができる。
ホール素子と対向する面を曲面とすることによ
り、高出力時においても良好な特性が得られるよ
うにしたものである。加えて、取付が簡単で、し
かも取付精度を高くすることができる。
第5図は本発明の実施例を示す側面断面図であ
る。
る。
第5図の如くに永久磁石10Bは、底辺Bおよ
び右側辺となるC面を平面にすると共に、ホール
素子11と対向させ、かつB面とC面でなす角
(図示では直角)の対向辺であるA面を凹曲面と
し、さらに図示の如くのS、N着磁を行なう。第
3図に示す如くの特性は第5図に示すような永久
磁石10Bとホール素子11の配置によつて与え
られる。永久磁石10Bを矢印の方向に移動する
と、対向して固定しているホール素子11の磁束
が変化してホール素子11の出力も変化する。足
踏ペダル7を最大に踏込んだ場合の最大出力を得
るために、ホール素子11を永久磁石10Bの空
隙に対して永久磁石10Bの有効長であるC面の
長さを十分大きくしても、ペダル踏量最小の特性
に関係するD面の長さには全く影響を与えない。
従つて、永久磁石10BのA面の湾曲とC面、D
面の長さを適当な選ぶことにより希望の特性が得
られる。この永久磁石10BのA面の湾曲は図示
イ,ロ各点を結ぶ直線の長さXと、この直線から
湾曲面Aに下した垂線の最大の長さYとの比は、
1:0.1〜1:0.3の範囲で第3図の特性と一致す
る。
び右側辺となるC面を平面にすると共に、ホール
素子11と対向させ、かつB面とC面でなす角
(図示では直角)の対向辺であるA面を凹曲面と
し、さらに図示の如くのS、N着磁を行なう。第
3図に示す如くの特性は第5図に示すような永久
磁石10Bとホール素子11の配置によつて与え
られる。永久磁石10Bを矢印の方向に移動する
と、対向して固定しているホール素子11の磁束
が変化してホール素子11の出力も変化する。足
踏ペダル7を最大に踏込んだ場合の最大出力を得
るために、ホール素子11を永久磁石10Bの空
隙に対して永久磁石10Bの有効長であるC面の
長さを十分大きくしても、ペダル踏量最小の特性
に関係するD面の長さには全く影響を与えない。
従つて、永久磁石10BのA面の湾曲とC面、D
面の長さを適当な選ぶことにより希望の特性が得
られる。この永久磁石10BのA面の湾曲は図示
イ,ロ各点を結ぶ直線の長さXと、この直線から
湾曲面Aに下した垂線の最大の長さYとの比は、
1:0.1〜1:0.3の範囲で第3図の特性と一致す
る。
第6図の実線は本発明によつて得られる足踏ペ
ダルの踏量に対する速度指令発生装置出力値を示
す出力特性図であり、第3図の要求値の如くの特
性が得られる。
ダルの踏量に対する速度指令発生装置出力値を示
す出力特性図であり、第3図の要求値の如くの特
性が得られる。
また、第5図に示す永久磁石の形状は底辺B面
と右側辺であるC面、左側辺であるD面および上
面E面の全てが平面であり、着磁の場合の固定が
簡単となり、着磁軸のずれも少なくできる。さら
に、ホール素子11と対向して固定する場合でも
簡単でかつ取付精度も上げられる。加えて、前述
の如くに永久磁石の最大有効長と最小有効長とを
自由に選べるので、最大出力と最小出力の差を十
分に大きく取れるので、大きな出力を得ることが
できる。
と右側辺であるC面、左側辺であるD面および上
面E面の全てが平面であり、着磁の場合の固定が
簡単となり、着磁軸のずれも少なくできる。さら
に、ホール素子11と対向して固定する場合でも
簡単でかつ取付精度も上げられる。加えて、前述
の如くに永久磁石の最大有効長と最小有効長とを
自由に選べるので、最大出力と最小出力の差を十
分に大きく取れるので、大きな出力を得ることが
できる。
以上の説明においては、ベルト駆動式の電動ミ
シンについて説明したが、ミシン軸にモータが直
結した形の電動ミシンでも同様に適用可能であ
る。また、本発明を構成するに当りセンサとして
ホール素子を用いる例を示したが、ホール素子に
代えて磁界によつて抵抗の変わる磁気抵抗素子等
の磁気応動素子を用いても、磁界の変化を検出で
きるので同様に動作させることができる。
シンについて説明したが、ミシン軸にモータが直
結した形の電動ミシンでも同様に適用可能であ
る。また、本発明を構成するに当りセンサとして
ホール素子を用いる例を示したが、ホール素子に
代えて磁界によつて抵抗の変わる磁気抵抗素子等
の磁気応動素子を用いても、磁界の変化を検出で
きるので同様に動作させることができる。
以上より明らかなように本発明の実施例によれ
ば、本来の性能を低下させることなく特性の向上
を図ることができ、外部雑音にも強くなる。ま
た、永久磁石の底辺が平面であるため着磁の場合
の固定が容易で、着磁軸のずれも少なくできる。
さらに、磁石を取付ける場合に固定が簡単で、取
付精度を向上させることができる。
ば、本来の性能を低下させることなく特性の向上
を図ることができ、外部雑音にも強くなる。ま
た、永久磁石の底辺が平面であるため着磁の場合
の固定が容易で、着磁軸のずれも少なくできる。
さらに、磁石を取付ける場合に固定が簡単で、取
付精度を向上させることができる。
以上より明らかなように本発明によれば、ペダ
ル踏量に対する出力の特性を最適にすることがで
きる。
ル踏量に対する出力の特性を最適にすることがで
きる。
第1図は電動ミシンの一例を示す斜視図、第2
図は足踏ペダルと速度指令発生装置との関係を示
す構成図、第3図は足踏ペダル踏量とミシン速度
との関係を示す特性図、第4図は従来の速度指令
発生装置を示す側面断面図、第5図は本発明の実
施例を示す側面断面図、第6図は足踏ペダルの踏
量に対する速度指令発生装置の出力特性図であ
る。 1……ミシン本体、5……電動機、7……足踏
ペダル、8……速度指令発生装置、9……連結
棒、10B……永久磁石、11……ホール素子。
図は足踏ペダルと速度指令発生装置との関係を示
す構成図、第3図は足踏ペダル踏量とミシン速度
との関係を示す特性図、第4図は従来の速度指令
発生装置を示す側面断面図、第5図は本発明の実
施例を示す側面断面図、第6図は足踏ペダルの踏
量に対する速度指令発生装置の出力特性図であ
る。 1……ミシン本体、5……電動機、7……足踏
ペダル、8……速度指令発生装置、9……連結
棒、10B……永久磁石、11……ホール素子。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 足踏ペタルの踏量と連動して永久磁石と磁気
応動素子の相対位置を変化させて電気信号を得、
この信号の大きさに基づいてミシン駆動用電動機
の速度を制御する電動ミシンにおいて、 前記永久磁石は底辺となるB面と、このB面端
から直角方向に立上る右側辺C面と、これらのB
面とC面でなす角の対辺でかつ湾曲したA面とを
具備し、このA面を前記磁気応動素子に対向さ
せ、A面とB面方向に着磁すると共に、少なくと
も前記B面を平面に形成したことを特徴とする電
動ミシンの速度指令発生装置。 2 前記特許請求の範囲第1項記載のものにおい
て、 前記A面の両端面を結ぶ直線Xと湾曲面深さY
との比を0.05〜0.3に設定したことを特徴とする
電動ミシンの速度指令発生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15878A JPS5493410A (en) | 1978-01-06 | 1978-01-06 | Speed command generating device for electric sewing machine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15878A JPS5493410A (en) | 1978-01-06 | 1978-01-06 | Speed command generating device for electric sewing machine |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5493410A JPS5493410A (en) | 1979-07-24 |
JPS6125400B2 true JPS6125400B2 (ja) | 1986-06-16 |
Family
ID=11466222
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15878A Granted JPS5493410A (en) | 1978-01-06 | 1978-01-06 | Speed command generating device for electric sewing machine |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5493410A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5844606U (ja) * | 1981-09-18 | 1983-03-25 | キヤノン株式会社 | 制御装置 |
DE10012179A1 (de) * | 2000-03-13 | 2001-10-04 | Methode Electronics Malta Ltd | Pedaleinrichtung für ein Kraftfahrzeug mit einer wegaufnehmenden Sensoreinheit |
US6330838B1 (en) * | 2000-05-11 | 2001-12-18 | Teleflex Incorporated | Pedal assembly with non-contact pedal position sensor for generating a control signal |
CN110093726A (zh) * | 2018-01-30 | 2019-08-06 | 杰克缝纫机股份有限公司 | 一种缝纫机 |
-
1978
- 1978-01-06 JP JP15878A patent/JPS5493410A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5493410A (en) | 1979-07-24 |
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