JPS61253990A - 光学フイルタ - Google Patents
光学フイルタInfo
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- JPS61253990A JPS61253990A JP60095019A JP9501985A JPS61253990A JP S61253990 A JPS61253990 A JP S61253990A JP 60095019 A JP60095019 A JP 60095019A JP 9501985 A JP9501985 A JP 9501985A JP S61253990 A JPS61253990 A JP S61253990A
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- 230000003287 optical effect Effects 0.000 title claims abstract description 34
- 238000000926 separation method Methods 0.000 claims abstract description 38
- 239000013078 crystal Substances 0.000 description 32
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 description 4
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 2
- 230000012447 hatching Effects 0.000 description 2
- 239000010453 quartz Substances 0.000 description 2
- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N silicon dioxide Inorganic materials O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 2
- 238000001914 filtration Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Color Television Image Signal Generators (AREA)
- Optical Filters (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は固体撮像素子に好適な光学フィルタに関する。
従来の技術
現在、単管式のカラーテレビジョンカメラには、ll1
lIl管の代わりに固体撮像素子を組み込んだものがあ
る。第8図に示すように、固体撮像素子1はモザイク型
の色フィルタ2と組み合わされる。
lIl管の代わりに固体撮像素子を組み込んだものがあ
る。第8図に示すように、固体撮像素子1はモザイク型
の色フィルタ2と組み合わされる。
Pfは色フィルタ2の1サイクルピッチを示す。
この1サイクルピッチPfは水平周波数に対応する水平
空間周波数[Hllの1サイクルに相当、するように定
めである。固体撮像素子は114m管とは構造を異にす
るため、色ビートの発生の状況も固体撮像管素子と撮像
管とでは多少相違する。このため、撮像管に適用される
光学フィルタを固体撮像素子に適用した場合には、色ビ
ートの除去が不十分であるという問題点があり、固体撮
像素子には、特別に設計した光学フィルタが必要となる
。
空間周波数[Hllの1サイクルに相当、するように定
めである。固体撮像素子は114m管とは構造を異にす
るため、色ビートの発生の状況も固体撮像管素子と撮像
管とでは多少相違する。このため、撮像管に適用される
光学フィルタを固体撮像素子に適用した場合には、色ビ
ートの除去が不十分であるという問題点があり、固体撮
像素子には、特別に設計した光学フィルタが必要となる
。
こ)で、一般的な固体m機素子における色ビートの発生
状況について説明する。、第9図は、光学フィルタを使
用しないで、一般的な固体R機素子によりゾーンプレー
トを′Iamした場合の受像管上における色ビートの発
生状況を示す。同図中、点0はゾーンプレートの中心を
示し、X軸は固体撮像素子の走査方向、Y軸は走査方向
に対して垂直な方向(以下走査垂直方向という)を示す
。また同図中の各位置は撮像画面上の位置を表わすと共
に、空間周波数を表わす。点0の空間周波数は零であり
、その他の点の空間周波数は点Oからの距離に比例する
。従って、X軸は被写体の走査方向の空間周波数を表わ
し、Y軸は走査垂直方向の空間周波数を表わす。
状況について説明する。、第9図は、光学フィルタを使
用しないで、一般的な固体R機素子によりゾーンプレー
トを′Iamした場合の受像管上における色ビートの発
生状況を示す。同図中、点0はゾーンプレートの中心を
示し、X軸は固体撮像素子の走査方向、Y軸は走査方向
に対して垂直な方向(以下走査垂直方向という)を示す
。また同図中の各位置は撮像画面上の位置を表わすと共
に、空間周波数を表わす。点0の空間周波数は零であり
、その他の点の空間周波数は点Oからの距離に比例する
。従って、X軸は被写体の走査方向の空間周波数を表わ
し、Y軸は走査垂直方向の空間周波数を表わす。
ところで、ゾーンプレートは同心円の白黒パターンであ
るため、色ビートはX軸及びY軸に関して対称に表わさ
れるが、実際上は第9図中第1象限に表わされるものだ
けに注目すれば足りるため、以下第1象限内の色ビート
についてだけ説明する。
るため、色ビートはX軸及びY軸に関して対称に表わさ
れるが、実際上は第9図中第1象限に表わされるものだ
けに注目すれば足りるため、以下第1象限内の色ビート
についてだけ説明する。
また色ビートは現象であって本来は符号を付すことは出
来ないが、便宜上符号付して説明する。点A−Eは色ビ
ートの表われた個所(空間周波数)を示す。円は色ビー
トの大きさを表わし、径が大きい程色ビートが大きいこ
とを意味する。同図より分かるように、固体撮像素子を
使用したテレビジョンカメラにより撮像を行なった場合
には、走査方向上についてみると、空間周波数fH1*
において、大ぎい邑ビー1−3と中程度の色ビート4と
が空間周波数2fH+“において、小さい色ビート5が
表われ、走査垂直方向についてみると、空間周波数rv
I9において、小さい色ビート6と中程度の色ビート
4とが、空間周波数2fv + ”において、小さい色
ビート7が表われる。
来ないが、便宜上符号付して説明する。点A−Eは色ビ
ートの表われた個所(空間周波数)を示す。円は色ビー
トの大きさを表わし、径が大きい程色ビートが大きいこ
とを意味する。同図より分かるように、固体撮像素子を
使用したテレビジョンカメラにより撮像を行なった場合
には、走査方向上についてみると、空間周波数fH1*
において、大ぎい邑ビー1−3と中程度の色ビート4と
が空間周波数2fH+“において、小さい色ビート5が
表われ、走査垂直方向についてみると、空間周波数rv
I9において、小さい色ビート6と中程度の色ビート
4とが、空間周波数2fv + ”において、小さい色
ビート7が表われる。
上記のような色ビートを発生させる固体撮像素子に適用
される光学フィルタの1例として、特公昭57−153
69号の光学フィルタがある。この光学フィルタ10は
、第10図に示でように、分離方向が走査方向(X軸方
向であり、第11図中矢印11Aで示す方向)である走
査方向分離水晶板11と、X軸に対して反時計方向に4
5度回動じた方向(Wi11図中矢印12Aで示す方向
)を分離方向とする反時計方向45度方向分離水晶板1
2と、X軸に対して時計方向に45度回動じた方向(第
11図中矢印13Aで示す方向)を分離方向とする時計
方向45度方向分離水晶板13とを重ね合わせてなる構
成である。
される光学フィルタの1例として、特公昭57−153
69号の光学フィルタがある。この光学フィルタ10は
、第10図に示でように、分離方向が走査方向(X軸方
向であり、第11図中矢印11Aで示す方向)である走
査方向分離水晶板11と、X軸に対して反時計方向に4
5度回動じた方向(Wi11図中矢印12Aで示す方向
)を分離方向とする反時計方向45度方向分離水晶板1
2と、X軸に対して時計方向に45度回動じた方向(第
11図中矢印13Aで示す方向)を分離方向とする時計
方向45度方向分離水晶板13とを重ね合わせてなる構
成である。
この光学フィルタ10によれば、単位入射光束14は第
12図に示すように、4つの光線151〜154に分離
される。同図中、ベトクル0.[相]。
12図に示すように、4つの光線151〜154に分離
される。同図中、ベトクル0.[相]。
0は夫々水晶板11.12.13による分離方向及び分
離距離を表わす。光線151〜154の走査方向の分離
距離はPxl、走査垂直方向の分離距離はP、1である
。
離距離を表わす。光線151〜154の走査方向の分離
距離はPxl、走査垂直方向の分離距離はP、1である
。
発明が解決しようとする問題点
この光学フィルタ10によれば、走査方向の分離距離P
x1を適当に定めることにより、第9図中の色ビート3
.4を除去することは出来るが、色ビート5を除去する
ことは出来ず、色ビート5の除去は、走査垂直方向の分
離距離P、1を如何に定めても無理であり、走査方向の
色ビートが十分に除去出来ないという問題点があった。
x1を適当に定めることにより、第9図中の色ビート3
.4を除去することは出来るが、色ビート5を除去する
ことは出来ず、色ビート5の除去は、走査垂直方向の分
離距離P、1を如何に定めても無理であり、走査方向の
色ビートが十分に除去出来ないという問題点があった。
しかも、水晶板を三枚使用しており、コスト高であると
いう問題点もあった。
いう問題点もあった。
本発明は上記問題点を解決した光学フィルタを提供する
ことを目的とする。
ことを目的とする。
問題点を解決するための手段
本発明は、分離方向が走査方向と同一方向であり、分離
距離が色ストライプフィルタの1サイクルピッチP、の
1/2である第1の水晶板と、分離方向が走査方向に対
して垂直な方向であり、分離距離が色ストライプフィル
タの1サイクルビツヂP、の1/2乃至1/4である第
2の水晶板とを重ね合わせた構成である。
距離が色ストライプフィルタの1サイクルピッチP、の
1/2である第1の水晶板と、分離方向が走査方向に対
して垂直な方向であり、分離距離が色ストライプフィル
タの1サイクルビツヂP、の1/2乃至1/4である第
2の水晶板とを重ね合わせた構成である。
作用
第1の水晶板は、色ビートのうち主要な色ビートである
前記の色ビート3.4を除去するように作用し、第2の
水晶板は、色ビート5を除去するように作用すると共に
色ビート6.7を軽減するように作用する。
前記の色ビート3.4を除去するように作用し、第2の
水晶板は、色ビート5を除去するように作用すると共に
色ビート6.7を軽減するように作用する。
実施例
次に本発明になる光学フィルタの一実施例について説明
する。
する。
第1図に示すように、光学フィルタ20は、固体撮像素
子1(第8図参照)における走査方向(X軸方向)と同
一方向を分離方向(第2図中矢印21Aで示す方向)と
する第1の水晶板21と、X軸に対して時計方向に13
5度回動した方向を分離方向(第2図中矢印22Aで示
す方向)とする第2の水晶板22とが積重された構造で
ある。
子1(第8図参照)における走査方向(X軸方向)と同
一方向を分離方向(第2図中矢印21Aで示す方向)と
する第1の水晶板21と、X軸に対して時計方向に13
5度回動した方向を分離方向(第2図中矢印22Aで示
す方向)とする第2の水晶板22とが積重された構造で
ある。
この光学フィルタ20に入射した単位光束23は、まず
第1の水晶板21において複屈折して、第3図中ベクト
ルOで示すように、X軸方向に光線241と242とに
分離される。分離された光線24+ 、242は第2の
水晶板22において複屈折して、ベクトルOで示すよう
に、45度方向に分離される。これにより、単位光束2
3は、4本の光線241〜244に分離される。Px□
は走査方向の分離距離を示し、P、2は走査垂直方向の
分離距離を示し、Pd2・は45度方向の分離距離を示
す。
第1の水晶板21において複屈折して、第3図中ベクト
ルOで示すように、X軸方向に光線241と242とに
分離される。分離された光線24+ 、242は第2の
水晶板22において複屈折して、ベクトルOで示すよう
に、45度方向に分離される。これにより、単位光束2
3は、4本の光線241〜244に分離される。Px□
は走査方向の分離距離を示し、P、2は走査垂直方向の
分離距離を示し、Pd2・は45度方向の分離距離を示
す。
分離路1IIPx2は第1の水晶板21の厚さ1+によ
り定まり、分離路111P、2及びPd2・は第2の水
晶板22の厚さtlにより定まる。第1の水晶板21の
厚さtlは、分離路#IPx2が前記の色フィルタ2の
1サイクルピッチP、の1/2となるように定めである
。厚ざtlとピッチPfとの関係は、t+ −(Pf
/2K)で表わされる。こ)で、Kは5.87958X
10″3である。例えば、ピッチP「が46μmであ
る場合には、厚さtlは約3.91*mとなる。また第
2の水晶板22の厚さtlは分離距離P45.が色フィ
ルタ2の1サイクルピッチP[の172となるように定
めてあり、tl =tlである。
り定まり、分離路111P、2及びPd2・は第2の水
晶板22の厚さtlにより定まる。第1の水晶板21の
厚さtlは、分離路#IPx2が前記の色フィルタ2の
1サイクルピッチP、の1/2となるように定めである
。厚ざtlとピッチPfとの関係は、t+ −(Pf
/2K)で表わされる。こ)で、Kは5.87958X
10″3である。例えば、ピッチP「が46μmであ
る場合には、厚さtlは約3.91*mとなる。また第
2の水晶板22の厚さtlは分離距離P45.が色フィ
ルタ2の1サイクルピッチP[の172となるように定
めてあり、tl =tlである。
次に、上記の光学フィルタ20の特に走査方向に関する
特性について説明する。
特性について説明する。
第1の水晶板21は厚さtlが上記のように定めである
ため、第5図中破線の曲線工で示すように、コントラス
トが水平空間周波数「H1*で零となるような特性を有
する。この特性をゾーンプレートを撮像した画面上で表
わすと、第4図に示すようになる。同図中、25は第1
の水晶板21によるコントラスト零ラインである。こ)
で、第1の水晶板21の厚さtlはPx2=Pf/2と
なるように定めであるため、コントラスト零ライン25
は、水平空間周波数「HI3を通り、Y軸と平行となる
。このコントラスト零ライン25は、第1の水晶板21
が最大のフィルタ効果を発揮するラインである。従って
、ハツチングで示すライン25の近傍の空間周波数領域
はライン25上を最大としてフィルタ効果が及ぶ範囲で
あり、この範囲に含まれており、主要な色ビートを構成
する色ビート3.4が軽減されて除去される。
ため、第5図中破線の曲線工で示すように、コントラス
トが水平空間周波数「H1*で零となるような特性を有
する。この特性をゾーンプレートを撮像した画面上で表
わすと、第4図に示すようになる。同図中、25は第1
の水晶板21によるコントラスト零ラインである。こ)
で、第1の水晶板21の厚さtlはPx2=Pf/2と
なるように定めであるため、コントラスト零ライン25
は、水平空間周波数「HI3を通り、Y軸と平行となる
。このコントラスト零ライン25は、第1の水晶板21
が最大のフィルタ効果を発揮するラインである。従って
、ハツチングで示すライン25の近傍の空間周波数領域
はライン25上を最大としてフィルタ効果が及ぶ範囲で
あり、この範囲に含まれており、主要な色ビートを構成
する色ビート3.4が軽減されて除去される。
第2の水晶板22の厚さtlは12=1+としであるた
め、この水晶板22のコントラスト零ラインは、第4図
中26で示す如くになり、ハツチングで示す空間周波数
領域がフィルタ効果が及ぶ範囲となり、色ビート3.4
を含めて他の色ビート5,6.7が軽減される。なお、
t2=f:+であるため、第4図中、コントラスト零ラ
イン26の点Oよりの距離2は、同図中の距lllff
mと等しい。
め、この水晶板22のコントラスト零ラインは、第4図
中26で示す如くになり、ハツチングで示す空間周波数
領域がフィルタ効果が及ぶ範囲となり、色ビート3.4
を含めて他の色ビート5,6.7が軽減される。なお、
t2=f:+であるため、第4図中、コントラスト零ラ
イン26の点Oよりの距離2は、同図中の距lllff
mと等しい。
従って、色ビート3〜7のうち主要な色ピート3.4は
第1の水晶板21によるフィルタ効果に加えて第2の水
晶板22によるフィルタ効果を作用されて略完全に除去
され、他の色ビート5,6゜7は、第2の水晶板22に
よるフィルタ効果を作用されて軽減され、全部の色ビー
ト3〜7が軽減され、更には除去される。
第1の水晶板21によるフィルタ効果に加えて第2の水
晶板22によるフィルタ効果を作用されて略完全に除去
され、他の色ビート5,6゜7は、第2の水晶板22に
よるフィルタ効果を作用されて軽減され、全部の色ビー
ト3〜7が軽減され、更には除去される。
第2の水晶板22による走査方向のMTF特性は、第5
図中一点鎖線の曲線■で示すように、第4図中のコント
ラスト零ライン26がX軸と交差する水平空間周波数f
H2Iにおいてコントラストが零となるような特性とな
る。光学フィルタ20の走査方向の特性は、第1と第2
の水晶板21.22のMTF特性が総合された第5図中
実線の曲線■で示すような特性、即ち、水平空間周波数
tH1*及びf)42*でコントラストが零となる特性
となる。
図中一点鎖線の曲線■で示すように、第4図中のコント
ラスト零ライン26がX軸と交差する水平空間周波数f
H2Iにおいてコントラストが零となるような特性とな
る。光学フィルタ20の走査方向の特性は、第1と第2
の水晶板21.22のMTF特性が総合された第5図中
実線の曲線■で示すような特性、即ち、水平空間周波数
tH1*及びf)42*でコントラストが零となる特性
となる。
従って、上記の光学フィルタ20を固体撮像素子を用い
たテレビジョンカメラの光学系に使用することにより、
走査方向についてみると、色ビート3.4は除去され、
色ビート5については軽減され、また走査垂直方向につ
いてみると、色ビート6.7が軽減される。
たテレビジョンカメラの光学系に使用することにより、
走査方向についてみると、色ビート3.4は除去され、
色ビート5については軽減され、また走査垂直方向につ
いてみると、色ビート6.7が軽減される。
また本発明は上記の実施例に限るものではなく、上記の
光学フィルタ20の第2の水晶板22の代わりに、厚さ
tlを色フィルタの1サイクルピッチPfの1/2より
も小さく1サイクルピッチPfの1/4よりも大きい範
囲内の適当な寸法に定めた別の水晶板を使用した構成と
することも出来る。例えば、厚さt2を、上記実施例の
場合より薄くして、第6図に示すように、コントラスト
零ライン27が水平空間周波数fH+mの2倍の水平空
間周波数2r+ + ”と交差するラインとなるように
、上記の範囲内で定めた構成とすることもできる。この
場合には、ゾーンプレートを撮像した画面上におけるコ
ントラスト零ライン25゜27は第6図に示す如くにな
り、MTF特性は、第7図に示す如くになる。別の水晶
板によるMTF特性は第7図中一点鎖線の曲線■′で示
す如くになり、光学フィルタのMTF特性は実線の曲線
■′で示す如くになる。この光学フィルタによれば、走
査方向の色ビート4及び5は、前記の光学フィルタ20
に比べてより完全に除去される。
光学フィルタ20の第2の水晶板22の代わりに、厚さ
tlを色フィルタの1サイクルピッチPfの1/2より
も小さく1サイクルピッチPfの1/4よりも大きい範
囲内の適当な寸法に定めた別の水晶板を使用した構成と
することも出来る。例えば、厚さt2を、上記実施例の
場合より薄くして、第6図に示すように、コントラスト
零ライン27が水平空間周波数fH+mの2倍の水平空
間周波数2r+ + ”と交差するラインとなるように
、上記の範囲内で定めた構成とすることもできる。この
場合には、ゾーンプレートを撮像した画面上におけるコ
ントラスト零ライン25゜27は第6図に示す如くにな
り、MTF特性は、第7図に示す如くになる。別の水晶
板によるMTF特性は第7図中一点鎖線の曲線■′で示
す如くになり、光学フィルタのMTF特性は実線の曲線
■′で示す如くになる。この光学フィルタによれば、走
査方向の色ビート4及び5は、前記の光学フィルタ20
に比べてより完全に除去される。
なお、上記の光学フィルタ20は、固体撮像素子に使用
する他に、一般の撮像管に使用しても効果がある。また
第1.第2の水晶板21.22の順番が上記とは逆でも
よいのは勿論である。
する他に、一般の撮像管に使用しても効果がある。また
第1.第2の水晶板21.22の順番が上記とは逆でも
よいのは勿論である。
発明の効果
上述の如(、本発明になる光学フィルタによれば、走査
方向分離複屈折板と45度方向分離複屈折板とを重ね合
わせてなり、且つ前者の厚さをこれによる分離距離が色
フィルタの1サイクルピッチの1/2に相当する寸法、
及び後者の厚さをこれによる分離距離が色フィルタの1
サイクルピッチの1/2乃至1/4に相当する寸法とな
るように定めてなる構成であるため、走査方向分離複屈
折板が走査方向に表われる主要な色ビートを除去し、4
5度方向分離複屈折板が走査方向に表われるその他の色
ビートを軽減すると共に走査垂直方向に表われる色ビー
1−を軽減し、然して特に固体m画素子に適用した場合
に、走査方向に表われる色ビートは略完全に、走査方向
に表われる色ビートは十分に除去することが出来、固体
II像素子に好適であり、また、二枚の複屈折板により
構成されているため、三枚構造に比べて安価とし得ると
いう特長を有する。
方向分離複屈折板と45度方向分離複屈折板とを重ね合
わせてなり、且つ前者の厚さをこれによる分離距離が色
フィルタの1サイクルピッチの1/2に相当する寸法、
及び後者の厚さをこれによる分離距離が色フィルタの1
サイクルピッチの1/2乃至1/4に相当する寸法とな
るように定めてなる構成であるため、走査方向分離複屈
折板が走査方向に表われる主要な色ビートを除去し、4
5度方向分離複屈折板が走査方向に表われるその他の色
ビートを軽減すると共に走査垂直方向に表われる色ビー
1−を軽減し、然して特に固体m画素子に適用した場合
に、走査方向に表われる色ビートは略完全に、走査方向
に表われる色ビートは十分に除去することが出来、固体
II像素子に好適であり、また、二枚の複屈折板により
構成されているため、三枚構造に比べて安価とし得ると
いう特長を有する。
第1図は本発明になる光学フィルタの一実施例の構成を
示す斜視図、第2図は第1図の光学フィルタを構成する
各水晶板の光線分離方向を示す図、第3図は第1図の光
学フィルタによる光線分離の状態を示す図、第4図は第
1図の光学フィルタの特性をゾーンプレートを撮像した
画面上にコントラスト零ラインを描いて示す図、第5図
は第1図の光学フィルタのMTF特性を示す図、第6図
は本発明の別の実施例である光学フィルタの特性を示す
第4図に対応する図、第7図はこの光学フィルタのMT
F特性を示す図、第8図は固体撮像素子の1例を色フィ
ルタと併せて示す分解斜視図、第9図は第8図の固体撮
像素子によりゾーンプレートを撮像したときに受像管に
表われる色ビートの発生状況を示す図、第10図は従来
の光学フィルタの1例の構成を示す斜視図、第11図は
この光学フィルタを構成する各水晶板の光線分離方向を
示す図、第12図はこの光学フィルタによる光線分離状
態を示す図である。 1・・・固体撮像素子、2・・・色フィルタ、3〜7・
・・色ビート、20・・・光学フィルタ、21・・・第
1の水晶板、22・・・第2の水晶板、23・・・単位
光束、241〜244・・・光線、25.26.27・
・・コントラスト零ライン。 特許出願人 日本ビクター株式会社 第8図
示す斜視図、第2図は第1図の光学フィルタを構成する
各水晶板の光線分離方向を示す図、第3図は第1図の光
学フィルタによる光線分離の状態を示す図、第4図は第
1図の光学フィルタの特性をゾーンプレートを撮像した
画面上にコントラスト零ラインを描いて示す図、第5図
は第1図の光学フィルタのMTF特性を示す図、第6図
は本発明の別の実施例である光学フィルタの特性を示す
第4図に対応する図、第7図はこの光学フィルタのMT
F特性を示す図、第8図は固体撮像素子の1例を色フィ
ルタと併せて示す分解斜視図、第9図は第8図の固体撮
像素子によりゾーンプレートを撮像したときに受像管に
表われる色ビートの発生状況を示す図、第10図は従来
の光学フィルタの1例の構成を示す斜視図、第11図は
この光学フィルタを構成する各水晶板の光線分離方向を
示す図、第12図はこの光学フィルタによる光線分離状
態を示す図である。 1・・・固体撮像素子、2・・・色フィルタ、3〜7・
・・色ビート、20・・・光学フィルタ、21・・・第
1の水晶板、22・・・第2の水晶板、23・・・単位
光束、241〜244・・・光線、25.26.27・
・・コントラスト零ライン。 特許出願人 日本ビクター株式会社 第8図
Claims (1)
- 撮像素子の前側に色フィルタと共に配される光学フィル
タにおいて、該撮像素子における走査方向と同一方向が
分離方向であり、該色フィルタの1サイクルピッチの1
/2に相当する分離距離を有する走査方向分離複屈折透
明板と、上記走査方向に対して45度傾斜した方向が分
離方向であり、該色フィルタの1サイクルピッチの1/
2乃至1/4に相当する分離距離を有する45度方向分
離複屈折透明板とを重ね合わせてなることを特徴とする
光学フィルタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60095019A JPS61253990A (ja) | 1985-05-02 | 1985-05-02 | 光学フイルタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60095019A JPS61253990A (ja) | 1985-05-02 | 1985-05-02 | 光学フイルタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61253990A true JPS61253990A (ja) | 1986-11-11 |
Family
ID=14126329
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60095019A Pending JPS61253990A (ja) | 1985-05-02 | 1985-05-02 | 光学フイルタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61253990A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5146320A (en) * | 1990-08-08 | 1992-09-08 | Canon Kabushiki Kaisha | Color image pickup apparatus |
US5249041A (en) * | 1990-08-08 | 1993-09-28 | Canon Kabushiki Kaisha | Color image pickup apparatus |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5068422A (ja) * | 1973-10-19 | 1975-06-07 | ||
JPS51127746A (en) * | 1975-04-29 | 1976-11-08 | Sony Corp | Optical filter |
-
1985
- 1985-05-02 JP JP60095019A patent/JPS61253990A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5068422A (ja) * | 1973-10-19 | 1975-06-07 | ||
JPS51127746A (en) * | 1975-04-29 | 1976-11-08 | Sony Corp | Optical filter |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5146320A (en) * | 1990-08-08 | 1992-09-08 | Canon Kabushiki Kaisha | Color image pickup apparatus |
US5249041A (en) * | 1990-08-08 | 1993-09-28 | Canon Kabushiki Kaisha | Color image pickup apparatus |
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