JP2003005315A - 立体画像撮影装置 - Google Patents

立体画像撮影装置

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JP2003005315A
JP2003005315A JP2001194155A JP2001194155A JP2003005315A JP 2003005315 A JP2003005315 A JP 2003005315A JP 2001194155 A JP2001194155 A JP 2001194155A JP 2001194155 A JP2001194155 A JP 2001194155A JP 2003005315 A JP2003005315 A JP 2003005315A
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公ニ 三谷
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真樹 小林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レンズブロックを結束した接合部の継ぎ目部
分に要素画像の欠けのない画像を得ることができる立体
画像撮影装置を提供する。 【解決手段】 複数のレンズが結束されたレンズ群から
なる要素レンズブロック同士が接合され、このようにし
て形成された複数の要素レンズブロックを有する撮影用
複眼レンズ部4と、撮像部5と、画像補間処理部7とか
らなり、前記画像補間処理部7の画像を補間する手段と
して、要素画像中の画素値を算出する第1の補間手段、
及び/又は要素画像の回転角を算出する第2の補間手段
によることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、立体画像装置に関
し、特に、インテグラルフォトグラフィ(integral pho
tography(IP))方式を応用した立体画像撮影装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】任意の視点から観察することができる立
体テレビジョン方式の一つとして、平面状あるいは球面
状に配列されたレンズ群を用いたいわゆるインテグラル
フォトグラフィ方式が知られている。この方式を用いた
高解像度の動画を撮影する手法について説明する。図1
1は、インテグラルフォトグラフィ(以下、IPとい
う)方式の立体画像の原理を示す模式図である。図11
を参照して、IP方式の原理について説明する。図11
に示すように、同一平面上に配置された複数の凸レンズ
311,312,313,…31nからなるレンズ群31の
後部に写真フィルム32を配置し、レンズ群31の前に
置いた被写体30を撮影すると、写真フィルム32には
各凸レンズ311,312,313,…31nにより被写体
30の要素画像321,322,323,…32nが結像
し、撮影される。次に、撮影後に現像することにより得
られた要素画像を、レンズ群31に対して撮影時と同じ
位置に配置し、この状態でレンズ群31の前方から前記
要素画像を見ると、立体再生画像を観察できる。
【0003】次に、IP方式を応用した立体画像の撮影
装置を、図12および図13を参照して説明する。図1
2は、IP方式において要素撮影素子とレンズの関係を
示す模式図であり、図13は、図12のA−A断面図で
ある。図12に示すように、一つのウェハ35上に、写
真フィルム32の代わりに要素撮像素子34を設ける
と、撮像面積が大きく画素数も極めて多い撮像手段が得
られる。そして、この要素撮像素子34群の前面にレン
ズ群が配設される。したがって、図12に示すように、
個々の要素レンズ33は要素撮像素子34に対向して設
けられている。なお、図12は、要素撮像素子34及び
要素レンズ33が縦に4個、横に5個配列され、各要素
撮像素子34に要素画像D11〜D45が形成される例
を示しているが、実際の要素撮像素子34及び要素レン
ズ33は、例えば、千個から二千個程設置される。図1
2、図13において、要素レンズ33は、光ファイバを
用いて作製されており、図11のレンズ群31に相当す
る。また、ウェハ35上の要素撮像素子34は、図11
の写真フィルム32に相当する。
【0004】以上のような構成において、要素撮像素子
34が充分高精細な画素数で構成されていれば、解像度
の高い立体画像の動画を撮影することができる。そし
て、撮影により得られた画像を、要素レンズ33からな
るレンズ群に対して撮影時と同じ位置に配置し、その状
態においてレンズ群の前方からその画像を見ると、立体
画像の再生像を観察することができる。
【0005】図14は、前記したレンズ群を用いて実現
されるインテグラルフォトグラフィを応用した立体画像
の撮影から表示までを示す全体概念図である。図14に
示すように、撮影装置42は、凸レンズ43と複眼レン
ズ44とテレビカメラ45により構成し、表示装置46
は液晶パネル47と複眼レンズ48から構成されてい
る。被写体41の像は、凸レンズ43を用いて撮影し、
光ファイバを束ねた複眼レンズ44の端面44aに結像
されるので、テレビカメラ45はこの像をもう一方の端
面44bを通して撮影する。テレビカメラ45に撮影さ
れた像は、光ファイバの一つ一つに写し出された像が要
素画像となり、液晶パネル47に表示される。液晶パネ
ル47にも撮影レンズと同じ位置関係で複眼レンズ48
が貼付されており、この複眼レンズ48を通して画像を
観察することにより、特殊なメガネをかけることなく、
回り込んで見られる立体画像41´を観察することがで
きる。この複眼レンズ48上の画像の一例を図15に示
す。図15は、その画像の一部を拡大した拡大図であ
る。図15に示すように、複眼レンズ48の個々のレン
ズに写った画像が要素画像であり、個々の要素画像は被
写体を少しずつ違う角度から撮影したように、要素画像
の違いが判る。
【0006】このように、インテグラルフォトグラフィ
(IP)では、観察者が回り込んで見ると、回りこんだ
方向の画像を観察することができるが、その範囲は図1
4から判るように、カメラ45を覗き込んだ複眼レンズ
44の範囲内に限られる。つまり、要素画像の数とその
分布により決まる。したがって、回り込める範囲を大き
くしようとすると、束ねるレンズ群の総数を多くして複
眼レンズ44を大きくする必要がある。しかし、設計
上、強度上、構造上に限界があり、ある範囲(要素レン
ズの設置数は、約二千個)以上は大きくすることができ
ないため、レンズ群をブロックに分けてレンズブロック
とし、レンズブロックを束ねることでレンズ群の総数を
多くして等価的に大きなレンズにする方法が用いられて
いる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、レンズ
群をブロックに分け、レンズブロックを結束して接合す
る方法では、レンズブロックを接合した継ぎ目部分の位
置にはレンズが装着できないため、接合部の継ぎ目部分
に要素画像の欠けが生じることになり、良好な画像を得
ることができないという問題があった。また、継ぎ目部
分の要素画像に欠けのない立体画像の撮影ができたとし
ても、要素レンズブロックのずれ量が、各要素レンズ間
の距離の整数倍にすることを前提として生成しているた
め、接合面の研磨精度や接着剤の収縮により、整数倍に
できない場合には、本来の位置からずれた位置に要素画
像が表示されることになり、再生される立体像に歪みが
生じるという問題があった。
【0008】そこで、本発明は、レンズブロックを結束
した接合部の継ぎ目部分に要素画像の欠けのない画像を
得ることができる立体画像撮影装置を提供することを課
題とする。また、接合面の研磨精度や接着剤の収縮によ
り、要素レンズブロック間のずれに伴う歪みを除去する
ために要素画像の位置を補正し、歪みによるずれのない
要素画像が表示できる立体画像撮影装置を提供すること
を課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明
は、前記課題の問題点を解決するために創案された立体
画像撮影装置であって、被写体を撮像する凸レンズと、
複数のレンズからなる要素レンズブロックを複数接合し
て構成される撮影用複眼レンズ部と、前記撮影用複眼レ
ンズ部の端面に結像された画像を撮像する撮像部と、前
記撮像部によって撮影された要素画像の中で、要素レン
ズブロックの接合部により欠けた要素画像を補間する画
像補間処理部とからなり、前記画像補間処理部の画像を
補間する手段として、前記接合部において欠けた要素画
像中の画素値を算出して画素を生成して補間する第1の
補間手段、及び/又は、接合部により欠けた要素画像の
回転角を算出して画素を生成して補間する第2の補間手
段により補間することを特徴とする。
【0010】請求項1記載の発明によれば、レンズ群か
らなる要素レンズブロックを結束して接合したことによ
り生じる継ぎ目部分の接合部は、格子状を形成し、この
接合部にはレンズが装着できないことから生じる格子状
の要素画像の欠けは、画像補間処理部が画像を補間する
手段、つまり、接合部において欠けた要素画像中の画素
値を算出して画素を生成して補間する第1の補間手段、
及び/又は、接合部により欠けた要素画像の回転角を算
出して画素を生成して補間する第2の補間手段を実行し
て、すべての要素画像中の画素値を求めることによっ
て、要素画像の欠け部の画素を生成して補間することが
できるので、接合部の継ぎ目部分に要素画像の欠けのな
い良好な立体画像を得ることができる。
【0011】請求項2に記載された発明は、請求項1に
記載の立体画像撮影装置であって、前記第1の補間手段
は、等間隔に配列された要素画像の中、欠落している要
素画像の要素値を算出する手段は、連続する要素画像
a,b,cのうち、欠けている要素画像bを補間する場
合には、式(1)を用い、連続する要素画像d,e,
f,gのうち、欠けている要素画像e、fを要素画像
d、gで補間する場合には、式(2)、(3)を用いる
ことを特徴とする。 bij=(aij+cij)/2 …(1) eij=(2×dij+gij)/3 …(2) fij=(dij+2×gij)/3 …(3)
【0012】請求項2に記載された発明では、接合部の
欠けた要素画像は、前記(1)、(2)、(3)の式を
用いて数値演算をすることにより、要素画像中の画素値
を算出することで、接合部の要素画像を補間することが
できるとするものである。画素値の算出は、加算と乗除
の組み合わせであり、比較的簡単な式で求めることがで
きる。以下に、欠けの要素画像b,e,fの画素値を求
める前記式(1)、(2)、(3)について説明する。
格子状に欠けた要素画像を写し出す要素レンズは、上か
ら下に向かって、1個、2個、1個、2個…の繰り返し
で欠けていることが判る。そこで、1個の欠けた要素画
像を補間するのが、式(1)である。前記式(1)で
は、欠けた要素画像をbとした場合、bの両端に位置す
るaとcを使って求めるものである。つまり、左から順
に配置された要素画像a,b,c中、中央の画素値bij
は、両隣の画素値aijと画像値cijを合計して2で除算
することで求められる。bij=(aij+cij)/2…
(1)
【0013】次に、式(2)は、欠けた要素レンズの要
素画像がe,fの2個とした場合、e,fの両端に位置
するdとgの画素値を使ってeの画素値を求める。つま
り、左から要素画像d,e,f,gの配列において、各
々の配置は略等間隔であり、gからdの距離に対するd
からeの距離の比はちょうど1/3であることから、画
素値eijは、画素値dijに、画素値gijと画素値dijの
差の1/3を加算すればよい。つまり、画素値eij=d
ij+(gij−dij)/3となり、3を分母にして整理す
ると、eij=(2×dij+gij)/3…(2)となる。
同様に、式(3)は、欠けた要素レンズの要素画像が
e,fの2個とした場合、e,fの両端に位置するdと
gの画素値を使ってfの画素値を求める。つまり、要素
画像d,e,f,gにおいて、画素値fijは、画素値d
ijに、画素値gijと画素値dijの差の2/3を加算すれ
ばよい。そこで、fij=dij+2(gij−dij)/3と
なり、3を分母にして整理すると、fij=(dij+2×
gij)/3…(3)となる。このように、要素レンズブ
ロックの集合体である複眼レンズが大きくなった場合で
も、同様の手段で欠けた要素レンズの要素画像を補正す
ることが可能である。
【0014】請求項3に記載された発明は、請求項1に
記載の立体画像撮影装置であって、順番に要素画像a,
b,cのうち、要素画像bを補間する手段であり、前記
回転角を補正する第2の補間手段は、要素画像aのオブ
ジェクトを抽出するステップと、要素画像aのオブジェ
クトの回転角を算出するステップと、要素画像cのオブ
ジェクトの回転角を算出するステップと、要素画像aの
回転角と要素画像cの回転角から、要素画像bのオブジ
ェクトの回転角を算出するステップと、要素画像bのオ
ブジェクトを生成するステップとを有することを特徴と
する。
【0015】請求項3に記載された画像補間処理部の第
2の補間手段では、各要素画像に写し出されるオブジェ
クトは、要素レンズと被写体に対する角度がすべて異な
り、要素レンズの配置に応じて一定の角度差で増減する
ことに着眼した補間手段であって、1つの欠けた要素画
像(例えば、要素画像b)に対しては、要素2つの隣接
する要素画像(例えば、要素画像aと要素画像c)を抽
出して、各々の回転角の計算をおこない、これらの回転
角から欠けた要素画像bの回転角を求めることにより画
像を生成し、より精密な、実際の要素画像に近いオブジ
ェクトを補間することが可能である。これにより、より
実際に近い要素画像に補間することができることから、
継ぎ目部分に欠けのある要素画像部分に、正確な要素画
像を補間可能となり、良好な立体画像の撮影を行うこと
が可能である。
【0016】請求項4に記載された発明は、請求項1か
ら請求項3のいずれか1項に記載の立体画像撮影装置で
あって、前記要素レンズブロックの接合部において要素
画像の欠けた画像を補正するために、前記撮像部により
撮影された要素画像を出力手段による出力タイミングを
調整することで位置補正する位置補正部を、さらに設け
たことを特徴とする。
【0017】請求項4に記載された立体画像撮影装置で
は、要素画像の位置補正部を設けることにより、接合面
の研磨精度や接着剤の収縮により、要素レンズブロック
間のずれ量が各要素レンズ間の距離の整数倍にできなか
った場合に、要素画像の位置を補正することが可能であ
り、より高精度な要素画像を生成することにより、高品
位な立体映像が可能になる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を、
図面を参照しながら説明する。 (第1実施の形態)本発明の第1実施の形態を、図1、
図2を参照して説明する。図1は、第1実施の形態を示
す本発明のインテグラルフォトグラフィを用いた立体画
像撮影装置を示す全体概念図であり、図2(a)は、第
1実施の形態を示すブロック図である。図1に示すよう
に、本発明の立体画像撮影装置1は、被写体2を撮影す
るために、凸レンズ3と複眼レンズ4とテレビカメラ5
と、表示装置である液晶パネル8と複眼レンズ9の他、
画像補間処理部7により構成されている。したがって、
被写体2は、凸レンズ3を通して撮影され、光ファイバ
を束ねた複眼レンズ4の端面4aに結像される。テレビ
カメラ5は、複眼レンズ4の端面4aに結像した要素画
像をもう一つの端面4bを通して撮影され、撮影された
要素画像信号は画像補間処理部7に入り、接合部の欠け
た要素画像中の画素値を算出して補間した後、液晶パネ
ル8に表示される。液晶パネル8にも撮影レンズと同じ
位置関係で複眼レンズ9が貼付されており、この複眼レ
ンズ9を通して画像を観察することにより、特殊なメガ
ネをかけることなく、回り込んで見られる立体画像2´
を観察することができる。
【0019】図2(a)は、第1の補間手段である画像
補間処理部7を示すブロック図である。図2(a)にお
いて、複眼レンズ部4は、図4に示すように、要素レン
ズブロック10を接合したものである。図4は、4個の
要素レンズブロック10の接合例を示す模式図である
が、実際には、数十から数百個の要素レンズブロック1
0が接合されている。ここでの要素レンズ12は、例え
ば、微小なレンズである光ファイバの屈折率分布レンズ
であり、この光ファイバを図4に示すように四角に結束
して要素レンズブロック10を作ると、要素レンズブロ
ック10の強度を保つために要素レンズブロック10に
枠を設ける必要がある。要素レンズ12は、ブロック間
の枠(接合部)に係わらず連続して一面に配置されるべ
きであるが、図4に示すように、要素レンズブロック1
0の接合部11の近傍には要素レンズ12が装着できな
いことから、格子状に要素画像が欠けたような見え方に
なる。
【0020】図2(a)に示す本発明の画像補間処理部
7は、このような問題点を解消するために考案されたも
ので、枠の部分によって欠落した要素レンズ(図4に示
す破線で書かれたレンズ)に要素画像を次のような手段
によって補間することができる。図4に示す要素レンズ
12中の要素画像、例えば、a,b,c…の符号は、要
素レンズ12の位置を示し、図8は、これを拡大した模
式図である。要素画像中の●印は画素を示し、添え字は
画素番号を付した模式図である。破線の〇で示す欠落し
た要素画像b,e,fの画素値は、数値演算による補間
では、式(1)、(2)、(3)で算出することができ
る。式(1)、(2)、(3)の説明は、前記したの
で、ここでは省略する。 bij=(aij+cij)/2 …(1) eij=(2×dij+gij)/3 …(2) fij=(dij+2×gij)/3 …(3)
【0021】図4に示すように、縦の接合部11に注目
すると、接合部11を形成するために欠落している要素
レンズ12は、上から下に向かって1個と2個、1個と
2個、…と規則通りに欠けていることが判る。式(1)
は、要素画像が1個欠けている場合の演算式であり、式
(2)は、要素画像が2個欠けている場合の左側の画素
値eijを算出する式である。また、式(3)は、要素画
像が2個欠けている場合の右側の画素値fijを算出する
式である。本発明の第1の補間手段は、これらの式によ
り数値演算させることによって欠落した要素レンズ12
b、12e、…に写し出される画像の画素値を算出して
画素を生成し補間するものである。
【0022】一方、横の接合部11´に沿って欠落して
いる要素レンズ12の画素値に対しても、同様に求める
ことができる。図4に示すように、欠落している要素レ
ンズ12は横一列であり、且つ、半ピッチ分右にずれた
構成になっていることが判る。これらの横一列に連続し
た欠けの補間方法としては、次のようにすればよい。例
えば、図4に示した欠けの要素レンズ12yの要素画像
を例にとると、12yに対応する要素レンズは、一つ飛
ばして12x、12zとすると都合がよい。この横軸1
1´の座標系を90°反転して縦軸に変換し、同様に式
(1)を用いて求めることができる。つまり、12y=
(12x+12z)/2…(1´)として算出すればよ
い。これにより、横の接合部11´に沿って欠落してい
る要素レンズ12の要素画像の画素値が算出される。
【0023】このようにして、図4に示すような欠けた
要素レンズ(破線で示す〇印)の画素値のすべてを求め
ることができることから、多くの要素レンズブロックか
らなる複眼レンズ4(図1参照)中の欠けに対しても、
同様に求めることができる。そして、求めた画素値を使
用して画像処理することにより画素を生成し、画像を補
間することができる。
【0024】(第2実施の形態)次に、接合部により欠
けた要素画像の回転角を算出して画素を補間する第2の
補間手段について、説明する。本発明の第2の補間手段
は、第1の補間手段の際使用した式(1)、(2)、
(3)から導いた、角度を求める式(4)、(5)、
(6)を使用して、欠落したオブジェクトの角度を求め
て補間する。要素画像の欠落が1個の場合は、 φb=(φa+φc)/2 …(4) また、要素画像の欠落が2個の場合は、 φe=(2×φd+φg)/3 …(5) φf=(φd+2×φg)/3 …(6) 図9は、要素レンズ内の各要素画像の、第2の補間手段
を示す説明図であり、図10は、第2の補間手段のステ
ップを示すフローチャートである。図9に示すように、
式(4)は、要素画像a,b,cのうち、真中の要素画
像bが欠けている場合、要素画像bの回転角φbを算出
する式である。同様に、式(5)、(6)は、要素画像
d,e,f,gのうち、要素画像e,fの2個欠けてい
る場合であり、式(5)は、左側の要素画像eの回転角
φe(図示せず)を算出する式である。また、式(6)
は、右側の要素画像fの回転角φf(図示せず)を算出
する式である。
【0025】本発明の第2の補間手段は、これらの式に
より数値演算させることによって欠落した要素レンズ1
2b、12e、12f…に写し出されるであろう要素画
像の角度を算出して実際に即した傾きのある要素画像を
生成し補間するものである。そこで、第2の補間手段の
特徴である角度補間のステップとしては、図10に示す
ように、最初、要素画像aのオブジェクト(画像)を抽
出する(ステップS1)。オブジェクトの抽出は、隣接
する要素画像との比較をおこなうことで抽出することで
可能である。
【0026】次に、要素画像aのオブジェクトの回転角
φaを算出する(ステップS2)。オブジェクトの回転
角φaを算出する方法としては、オブジェクトの重心位
置を求めると都合がよい。オブジェクトの重心位置を求
める方としては、検出したオブジェクトの座標、(x、
y)値の加算平均によって求めることができる。さら
に、図9に示すように、例えば、オブジェクトの重心位
置を中心として要素画像aにおいて、オブジェクトの最
も長い辺を抽出し、細線化して基準点(観察者相当位
置)との方向よりφaを求めるとよい。次に、要素画像
cのオブジェクトの回転角φcを同様に求める(ステッ
プS3)。さらに、回転角φaと回転角φcより、式
(4)から回転角φbを算出する(ステップS4)。こ
れにより、要素画像bの回転角φbを求めることができ
るため、欠けた要素画像の見合った回転角で補間でき、
オブジェクトを生成することができる(ステップ5)。
以上のようにS1〜S5のステップにより、実際と同様
にカメラと被写体の角度を反映させた継ぎ目部分の要素
画像に欠けのない立体画像の撮影を行うことができる。
これにより、より実際に近い要素画像に補間することが
できることから、継ぎ目部分に欠けのある要素画像部分
に、正確な要素画像を補間可能となり、臨場感のある良
好な立体画像の撮影を行うことが可能である。
【0027】(第3実施の形態)図2(b)は、請求項
3に係る立体画像撮影装置の一実施の形態を示すブロッ
ク図であり、図3は、第3実施の形態を示す本発明のイ
ンテグラルフォトグラフィを用いた立体画像撮影装置を
示す全体概念図である。前記第1と第2の実施の形態で
は、画像補間処理部7により、要素レンズブロック10
の枠の接合部11によって欠落した要素レンズ12b、
12e…(図4で破線の〇印で示す)を第1と第2の補
間手段にて補間して、欠けのない立体画像の撮影を行う
ことができることを説明した。しかしながら、要素レン
ズブロック10の接合には、細心の注意を払っても、側
面の研磨精度や接着剤の収縮等により、接触部の距離を
各要素レンズ間の距離の整数倍にすることができない場
合にずれが生じることがある。
【0028】図5は、要素レンズブロック10の一つが
接合部9のところで大きくずれた状態を示す摸式図であ
る。図5に示すように、矢印で示した方向に要素レンズ
ブロック10がずれてしまった場合、そのずれが各要素
レンズの距離の整数倍とはならないときは、従来方式で
の補間手段では解決できないことがある。
【0029】図6は、要素画像のずれについて水平方向
の1ラインを示した説明図である。垂直方向のずれに対
しても同様であるが、ここでは、水平方向のずれに対す
る補正について説明する。図6に示すように、図中の一
点鎖線は1ラインに相当しており間隔、実線の「〇」印
は正しい間隔の要素画像を示している。また、破線の
「〇」印は正しい間隔で補正された要素画像である。図
中pは正規の要素画像の間隔であり、「□」印は、ずれ
た要素画像を示している。したがって、図6では、寸法
dだけ正しい位置からずれていることになる。インテグ
ラルフォトグラフィを用いた立体画像テレビでは、表示
の際にも、撮影時の要素画像のレンズ間隔に比例したレ
ンズ間隔のマイクロレンズアレーが用いられる。従っ
て、要素画像の位置がdだけずれていると、表示される
画像の位置も、撮影時の被写体の位置よりdだけずれる
ことになり、歪んだ立体画像が表示されることになる。
【0030】そこで、図2(b)のブロック図に示すよ
うに、本実施形態における要素画像位置補正部6を追加
し、ずれdを補正して、歪んだ立体画像を直すことがで
きる。つまり、要素画像位置補正部6は、ずれdを正し
い位置に要素画像を並べ直すように補正するものであ
る。図3に示す立体画像撮影装置1には、要素画像位置
補正部6が追加されて構成されている。図7は、前記要
素画像位置補正部6の制御について説明するブロック図
である。図7に示すように、最初、要素画像信号21を
フレームメモリー23に順次記録させ、続いて、フレー
ムメモリー23を制御するシステムクロック22をフレ
ームメモリー23とCPU(Central Processing Uni
t)26に入力させる。システムクロック22の周波数
は、精度の高い補正を行うことから、要素画像の繰り返
し周期よりも充分に高いことが望ましい。また、通常
は、要素画像内の個々の画素に対応するクロックを用い
るとよい。CPU26は、予め各要素画像のアドレスを
記録したROM(Read Only Memory)25と接続されて
おり、要素画像の位置を補正すべき要素レンズブロック
10(図4参照)を読み出すときには、前記したずれd
だけ読み出しタイミングをずらすようになっている。読
み出しタイミングをずらす手段については後述する。そ
して、このままでは、位置が補正されても、要素画像に
記録された画像は、ずれた方向から撮影されたものであ
る。したがって、さらに、ずれdの相当分を、要素画像
位置補正部6にて要素画像の位置補正27を行う。この
位置補正の手段は、前記した第1の補間例や、第2の補
間例を使用することができる。
【0031】出力手段である出力タイミングの調整方法
について、以下に説明する。図6に示すように、Dを要
素画像ブロック10のずれとすると、 n=(D mod p):要素画像ブロック間の継ぎ目に補間
する要素画像の数 (mod:除算して整数値部分を与える) d=p−(D−n×p):正しい間隔からずれた要素画
像間隔 f=d/t :tはシステムクロックの周波数、fはt
に対する波数に換算したずれを表す CPU26は、クロック数fだけずらした位置に要素画
像が来るように読み出す。ここでは、時間軸上を遅らせ
る例として紹介したが、 d´=p−(D−(n−1)×p) f´=d´/t として、f´だけ進めた位置に要素画像が来るように読
み出してもよい。このようにすることにより、要素画像
ブロックの接続位置が、一つ一つの要素画像間の、距離
の整数倍からずれたときでも、撮影画像に歪みのない立
体画像撮影装置を実現することができる。
【0032】つまり、要素レンズブロック間がDだけず
れて、Dが正しい間隔pの整数倍でないとき、式(1)
から(3)に従って補間すると端数dができる。隣にあ
る要素レンズブロックの最初の画素の位置をdだけ場所
を移動させないと、p間隔で均等に配置されなくなる。
電気的には、f=d/tだけ遅延させることにより、最
初の画素の位置をdだけずらすことができる。以後、要
素画像ブロックの各画素の位置はdだけずれることにな
る。次のd´は、逆にd´だけ時間的に進める(このと
き、式(1)から(3)で計算される補間画素数は、先
の例より1個減る)ことにより、次の要素レンズブロッ
クの画素をp間隔で均等に配置する。なお、クロック数
とは、CPUの動作を制御するための基準信号の周波数
をいい、システムクロックとは、各要素画像を構成する
画素のサンプリング周波数をいう。
【0033】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、レンズ
群を結束し接合した継ぎ目部分の位置にレンズが装着で
きないことから生じる要素画像の欠け、つまり、格子状
に欠けた要素画像を生成するために画像補間処理部を設
け、簡単な数値演算によりすべての要素画像中の画素値
を求めることによって、要素画像の欠け部の画像を生成
することができる。これにより、継ぎ目部分に要素画像
の欠けのない良好な立体画像の撮影を行うことが可能で
あり、品位の高い立体映像の提供が可能である。
【0034】請求項2に記載の発明によれば、簡単な演
算式を用いて数値演算をすることにより、要素画像中の
画素値を算出することができるので、接合部の要素画像
を補間することができる。また、要素レンズブロックの
集合体が大きくなった場合でも、同様の手段で補間する
要素画像の数を増やすことで対応が可能である。
【0035】請求項3に記載の発明によれば、各要素画
像に写し出されるオブジェクトは、カメラと被写体のオ
ブジェクトに対する角度がすべて異なり、一定の角度差
があることに着眼した補間手段であり、2つの要素画像
のオブジェクトを抽出して、2つの回転角を計算するこ
とにより、補間が必要な要素画像の回転角を求めること
でき、より精密な、実際の要素画像に近いオブジェクト
の生成することが可能である。これにより、より正確に
補間することができることから、継ぎ目部分の要素画像
に欠けのない良好な立体画像の撮影を行うことが可能で
あり、品位の高い立体映像の提供が可能である。
【0036】請求項4に記載された立体画像撮影装置
は、要素レンズブロックの接合部において要素画像の欠
けた画像を補正するために、前記撮像部により撮影され
た要素画像の出力タイミングを調整することで位置補正
する位置補正部を設けたことにより、要素レンズブロッ
ク間のずれが、接合面の研磨精度や接着剤の収縮によ
り、各要素レンズ間の距離の整数倍にできなかった場合
であっても、位置補正が可能であり、高精度な要素画像
を生成することにより、より臨場感のある、高品位な立
体映像が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1、第2実施の形態を示す本発明のインテグ
ラルフォトグラフィを用いた立体画像撮影装置を示す全
体概念図である。
【図2】(a)第1、第2実施の形態を示す本発明の立
体画像撮影装置のブロック図である。 (b)第3実施の形態を示す本発明の立体画像撮影装置
のブロック図である。
【図3】第3実施の形態を示す本発明のインテグラルフ
ォトグラフィを用いた立体画像撮影装置を示す全体概念
図である。
【図4】要素レンズブロックの接合例を示す摸式図であ
る。
【図5】要素レンズブロックの接合が不良な例の摸式図
である。
【図6】一方向1ラインの要素画像のずれについて示し
た説明図である。
【図7】要素画像位置補正部の構成について説明するブ
ロック図である。
【図8】第1の補間手段を示す要素画像の画素番号を付
した模式図である。
【図9】要素レンズ内の各要素画像の、第2の補間例を
示す説明図である。
【図10】第2の補間例の手順を示すフローチャートで
ある。
【図11】インテグラルフォトグラフィ方式の立体画像
の原理を示す模式図である。
【図12】IP方式において撮影素子とレンズの関係を
示す模式図である。
【図13】図12のA−A断面図である。
【図14】レンズ群を用いて実現されるインテグラルフ
ォトグラフィを用いた立体画像の撮影から表示までを示
す全体概念図である。
【図15】図14に示す複眼レンズ上の画像の拡大図で
ある。
【符号の説明】
1 立体画像撮影装置 2 被写体 2´立体画像 3 凸レンズ 4 複眼レンズ 4a,4b 複眼レンズの端面 4c 複眼レンズ部 5(5a) テレビカメラ(撮影部) 6 要素画像位置補正部 7 画像補間処理部 8 液晶パネル 9 複眼レンズ 21 要素画像信号 22 システムクロック 23 フレームメモリー 24 画像補正 25 ROM 26 CPU 27 位置補正された要素画像 D 要素画像ブロックのずれ p 正しい要素画像間隔 d 正しい間隔からずれた要素画像間隔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三科 智之 東京都世田谷区砧一丁目10番11号 日本放 送協会 放送技術研究所内 (72)発明者 三谷 公ニ 東京都世田谷区砧一丁目10番11号 日本放 送協会 放送技術研究所内 (72)発明者 小林 真樹 東京都世田谷区砧一丁目10番11号 日本放 送協会 放送技術研究所内 (72)発明者 岡野 文男 東京都世田谷区砧一丁目10番11号 日本放 送協会 放送技術研究所内 Fターム(参考) 2H059 AA08 5C061 AA06 AA29 AB03 AB08 AB14 AB16

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体を撮像する凸レンズと、 複数のレンズからなる要素レンズブロックを複数接合し
    て構成される撮影用複眼レンズ部と、 前記撮影用複眼レンズ部の端面に結像された画像を撮像
    する撮像部と、 前記撮像部によって撮影された要素画像の中で、要素レ
    ンズブロックの接合部により欠けた要素画像を補間する
    画像補間処理部とからなり、 前記画像補間処理部の画像を補間する手段として、前記
    接合部において欠けた要素画像中の画素値を算出して画
    素を生成して補間する第1の補間手段、及び/又は、接
    合部により欠けた要素画像の回転角を算出して画素を生
    成して補間する第2の補間手段により補間することを特
    徴とする立体画像撮影装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の補間手段は、等間隔に配列さ
    れた要素画像のうち、欠けている要素画像の要素値を算
    出する手段であって、 連続する要素画像a,b,cのうち、欠けている要素画
    像bを補間する場合には、式(1)を用い、連続する要
    素画像d,e,f,gのうち、欠けている要素画像e、
    fを要素画像d、gで補間する場合には、式(2)、
    (3)を用いることを特徴とする請求項1に記載の立体
    画像撮影装置。 bij=(aij+cij)/2 …(1) eij=(2×dij+gij)/3 …(2) fij=(dij+2×gij)/3 …(3) 添え字のi,jは、要素画像を構成する画素のうち、
    i,j番目の画素を示し、i,jは整数である。
  3. 【請求項3】 前記第2の補間手段は、順番に要素画像
    a,b,cのうち、要素画像bを補間する手段であり、 要素画像aのオブジェクトを抽出するステップと、 要素画像aのオブジェクトの回転角を算出するステップ
    と、 要素画像cのオブジェクトの回転角を算出するステップ
    と、 要素画像aの回転角と要素画像cの回転角から、要素画
    像bのオブジェクトの回転角を算出するステップと、 要素画像bのオブジェクトを生成するステップとを有す
    ることを特徴とする請求項1に記載の立体画像撮影装
    置。
  4. 【請求項4】 前記要素レンズブロックの接合部におい
    て要素画像の欠けた画像を補正する立体画像撮影装置で
    あって、 前記撮像部により撮影された要素画像を出力手段による
    出力タイミングを調整することで位置補正する位置補正
    部を、さらに設けたことを特徴とする請求項1から請求
    項3のいずれか1項に記載の立体画像撮影装置。
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