JPS6125355Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6125355Y2 JPS6125355Y2 JP1979118913U JP11891379U JPS6125355Y2 JP S6125355 Y2 JPS6125355 Y2 JP S6125355Y2 JP 1979118913 U JP1979118913 U JP 1979118913U JP 11891379 U JP11891379 U JP 11891379U JP S6125355 Y2 JPS6125355 Y2 JP S6125355Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ripple
- current
- thyristor
- tap
- power supply
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000001629 suppression Effects 0.000 claims description 9
- 238000010304 firing Methods 0.000 claims description 3
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000005868 electrolysis reaction Methods 0.000 description 2
- 238000001914 filtration Methods 0.000 description 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
- 238000002955 isolation Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 150000003839 salts Chemical class 0.000 description 1
- 239000013535 sea water Substances 0.000 description 1
- 230000001131 transforming effect Effects 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Rectifiers (AREA)
- Power Conversion In General (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、タツプ切換器を持つサイリスタ式
直流電源に関し、特に電解用電源におけるリツプ
ル抑制制御装置に関する。
直流電源に関し、特に電解用電源におけるリツプ
ル抑制制御装置に関する。
一般に、直流電源は直流電流に含まれるリツプ
ル分が小さいことが要求される。例えば、リツプ
ル分の大きい電解用直流電源では電解槽の電極の
消耗が促進されるという障害をきたす。この障害
を除去するために、塩水、海水等の直流電解用サ
イリスタ式直流電源では、直流電流に含まれるリ
ツプル率がある値を越える電解状態では交流側変
圧器のタツプ切換えをして交流入力電圧を下げ、
サイリスタの制御遅れ角を小さくすることでリツ
プル抑制をする方法が採られている。
ル分が小さいことが要求される。例えば、リツプ
ル分の大きい電解用直流電源では電解槽の電極の
消耗が促進されるという障害をきたす。この障害
を除去するために、塩水、海水等の直流電解用サ
イリスタ式直流電源では、直流電流に含まれるリ
ツプル率がある値を越える電解状態では交流側変
圧器のタツプ切換えをして交流入力電圧を下げ、
サイリスタの制御遅れ角を小さくすることでリツ
プル抑制をする方法が採られている。
この種のリツプル抑制制御装置としては、例え
ば特開昭53−21088号公報に開示されている。そ
の概要はサイリスタ点弧角0゜〜30゜という制御
範囲に抑え、設定電流と電解電流値との一致が得
られないときにはサイリスタ電源の交流側変圧器
のタツプ切換えをする。
ば特開昭53−21088号公報に開示されている。そ
の概要はサイリスタ点弧角0゜〜30゜という制御
範囲に抑え、設定電流と電解電流値との一致が得
られないときにはサイリスタ電源の交流側変圧器
のタツプ切換えをする。
しかし、従来装置、特に電解設備など大型大電
流の設備では電源と負荷との間の配線インダクタ
ンスや電解電極を考慮したリツプル抑制制御がな
されていなかつた。すなわち、電解電流の検出点
を電解槽電極近傍に設置できるものでないから、
電流検出点から電極までの配線インダクタンスに
よるフイルタ作用で検出点のリツプルと電極での
リツプルとに差がある。また、電解設備に具える
電極の形状、材質及び電流によつて同じリツプル
率でも電極の消耗量が異なる。こうした配線イン
ダクタンスや電極、電流などの負荷性状の違いに
対して、従来装置は点弧角0゜〜30゜の範囲に入
るよう設定電流と電解電流の比較をする面一的制
御をするため、リツプル率に余裕があるにも拘ら
ず徒にタツプ切換えを必要としたり、逆にリツプ
ル分が大き過ぎて電極消耗量を増す恐れがあつ
た。
流の設備では電源と負荷との間の配線インダクタ
ンスや電解電極を考慮したリツプル抑制制御がな
されていなかつた。すなわち、電解電流の検出点
を電解槽電極近傍に設置できるものでないから、
電流検出点から電極までの配線インダクタンスに
よるフイルタ作用で検出点のリツプルと電極での
リツプルとに差がある。また、電解設備に具える
電極の形状、材質及び電流によつて同じリツプル
率でも電極の消耗量が異なる。こうした配線イン
ダクタンスや電極、電流などの負荷性状の違いに
対して、従来装置は点弧角0゜〜30゜の範囲に入
るよう設定電流と電解電流の比較をする面一的制
御をするため、リツプル率に余裕があるにも拘ら
ず徒にタツプ切換えを必要としたり、逆にリツプ
ル分が大き過ぎて電極消耗量を増す恐れがあつ
た。
この考案は上記問題点を解決するため、検出し
た電流リツプルと比較するリツプル設定値を電極
や電流の大きさ等に応じて補正した設定ができる
ようにし、タツプ切換頻度を低減すると共にリツ
プルを適切な範囲に抑えるようにしたリツプル抑
制制御装置を提供することを目的とする。
た電流リツプルと比較するリツプル設定値を電極
や電流の大きさ等に応じて補正した設定ができる
ようにし、タツプ切換頻度を低減すると共にリツ
プルを適切な範囲に抑えるようにしたリツプル抑
制制御装置を提供することを目的とする。
図面はこの考案の一実施例を示す回路図であ
る。しや断器1等を通して供給される交流電流は
タツプ切換器2を持つ変圧器3を通してサイリス
タ整流器4に供給されサイリスタ整流器4にて設
定電流と電解電流とを一致させる位相制御で直流
電流に変換され、電解槽5の電極6を通して電解
電流として供給される。7は配線インダクタンス
を示す。
る。しや断器1等を通して供給される交流電流は
タツプ切換器2を持つ変圧器3を通してサイリス
タ整流器4に供給されサイリスタ整流器4にて設
定電流と電解電流とを一致させる位相制御で直流
電流に変換され、電解槽5の電極6を通して電解
電流として供給される。7は配線インダクタンス
を示す。
こうしたタツプ切換器を持つサイリスタ式直流
電源において、リツプル抑制制御回路として8〜
15を具える。分流器8及び絶縁変換器9(例え
ば直流分流器)で検出した直流電流信号はリツプ
ル周波数領域をカツトする特性の直流電流検出器
10を通すことで直流分が検出され、この直流分
を基準レベルとしてリツプル周波数領域まで増幅
するリツプル電流検出器11を通すことで直流電
流信号からリツプル分が検出される。検出器10
の出力はポテンシヨメータ等で構成されるリツプ
ル量設定器12の入力とされ、リツプル量設定器
12の出力として上記検出直流電流に比例しかつ
電極6、配線インダクタンス7等を考慮した該直
流電流を補正したリツプル量設定値が取出され
る。このリツプル量設定値を比較基準とする比較
器13は検出器11のリツプル分出力を比較入力
として与えられ、両者の比較でリツプルが大きい
場合にトランジスタスイツチ14、リレー15等
のスイツチ回路からタツプ切換出力が取出され、
自動又は手動でタツプ切換器2の切換えがなされ
る。
電源において、リツプル抑制制御回路として8〜
15を具える。分流器8及び絶縁変換器9(例え
ば直流分流器)で検出した直流電流信号はリツプ
ル周波数領域をカツトする特性の直流電流検出器
10を通すことで直流分が検出され、この直流分
を基準レベルとしてリツプル周波数領域まで増幅
するリツプル電流検出器11を通すことで直流電
流信号からリツプル分が検出される。検出器10
の出力はポテンシヨメータ等で構成されるリツプ
ル量設定器12の入力とされ、リツプル量設定器
12の出力として上記検出直流電流に比例しかつ
電極6、配線インダクタンス7等を考慮した該直
流電流を補正したリツプル量設定値が取出され
る。このリツプル量設定値を比較基準とする比較
器13は検出器11のリツプル分出力を比較入力
として与えられ、両者の比較でリツプルが大きい
場合にトランジスタスイツチ14、リレー15等
のスイツチ回路からタツプ切換出力が取出され、
自動又は手動でタツプ切換器2の切換えがなされ
る。
こうしたリツプル抑制制御回路を具えることに
より、リツプル比較基準となる設定値を直流電流
の大きさによつて補正し、さらに設定器12にお
いて配線インダクタンスによるリツプル低減作
用、電極の性状に応じた補正ができ、タツプ切換
頻度の低減及び電極消耗量低減を図つた適切なリ
ツプル抑制が可能となる。
より、リツプル比較基準となる設定値を直流電流
の大きさによつて補正し、さらに設定器12にお
いて配線インダクタンスによるリツプル低減作
用、電極の性状に応じた補正ができ、タツプ切換
頻度の低減及び電極消耗量低減を図つた適切なリ
ツプル抑制が可能となる。
なお、直流電流の検出は、直流側での直接の検
出に限らず、サイリスタ整流器4の交流側電流を
変流器で変成し、これを整流して取出すことでも
良い。
出に限らず、サイリスタ整流器4の交流側電流を
変流器で変成し、これを整流して取出すことでも
良い。
また、サイリスタ整流器の電流制御は0゜〜30
゜等に制御範囲を抑え、制御範囲を越える電流設
定には変圧器3のタツプ切換えをする制御装置に
この考案のリツプル抑制制御回路を適用すること
もできる。この場合、各タツプ位置に対する電流
制御範囲のオーバラツプ分を大きくしておき、設
定電流と出力電流との比較におけるタツプ切換え
は従とし、リツプル抑制制御回路によるタツプ切
換えを主とすることもできる。
゜等に制御範囲を抑え、制御範囲を越える電流設
定には変圧器3のタツプ切換えをする制御装置に
この考案のリツプル抑制制御回路を適用すること
もできる。この場合、各タツプ位置に対する電流
制御範囲のオーバラツプ分を大きくしておき、設
定電流と出力電流との比較におけるタツプ切換え
は従とし、リツプル抑制制御回路によるタツプ切
換えを主とすることもできる。
以上のとおり、この考案によるサイリスタ式直
流電源は、負荷の性状及び負荷電流に応じた適切
なリツプル抑制制御でかつタツプ切換え頻度が低
減される効果がある。
流電源は、負荷の性状及び負荷電流に応じた適切
なリツプル抑制制御でかつタツプ切換え頻度が低
減される効果がある。
図はこの考案の一実施例を示す回路図である。
2;タツプ切換器、3;変圧器、4;サイリス
タ整流器、5;電解槽、6;電極、8;分流器、
9;絶縁変換器、10;直流電流検出器、11;
リツプル電流検出器、12;リツプル量設定器、
13;比較器。
タ整流器、5;電解槽、6;電極、8;分流器、
9;絶縁変換器、10;直流電流検出器、11;
リツプル電流検出器、12;リツプル量設定器、
13;比較器。
Claims (1)
- サイリスタ整流器の直流電流に含されるリツプ
ル分が設定値以下になるよう該サイリスタ整流器
の交流側変圧器のタツプを切換えるサイリスタ式
直流電源において、負荷電流からリツプル率相当
の信号を得てこれを所定値と比較することによつ
て許容されるリツプル率を越えてしまう状態に点
弧角が大であることを検知し、電圧を下げるタツ
プ切換え信号を発するリツプル抑制制御回路を備
えたことを特徴とするサイリスタ式直流電源。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979118913U JPS6125355Y2 (ja) | 1979-08-29 | 1979-08-29 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979118913U JPS6125355Y2 (ja) | 1979-08-29 | 1979-08-29 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5638594U JPS5638594U (ja) | 1981-04-11 |
JPS6125355Y2 true JPS6125355Y2 (ja) | 1986-07-30 |
Family
ID=29351119
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1979118913U Expired JPS6125355Y2 (ja) | 1979-08-29 | 1979-08-29 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6125355Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AT526361B1 (de) * | 2022-12-21 | 2024-02-15 | Andritz Ag Maschf | Regelbare Gleichrichteranordnung für die Wasserstoff-Elektrolyse |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5321088A (en) * | 1976-08-11 | 1978-02-27 | Kobe Steel Ltd | Power source unit for electrolysis apparatus |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5429452Y2 (ja) * | 1974-07-04 | 1979-09-19 |
-
1979
- 1979-08-29 JP JP1979118913U patent/JPS6125355Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5321088A (en) * | 1976-08-11 | 1978-02-27 | Kobe Steel Ltd | Power source unit for electrolysis apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5638594U (ja) | 1981-04-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6657327B2 (ja) | 直列変換調圧変圧器 | |
EP3098952A2 (en) | Low capacitance drive with improved immunity | |
US6137277A (en) | Static voltage regulator | |
US20110170325A1 (en) | Line switcher for power converters | |
US10211670B2 (en) | UPS with integrated bypass switch | |
KR102132036B1 (ko) | 전원 장치 및 아크 가공용 전원 장치 | |
JPS6125355Y2 (ja) | ||
JP3023647B2 (ja) | 系統連系用インバータ | |
JP2005354756A (ja) | 無停電電源装置 | |
CA2287798C (en) | Static voltage regulator | |
JPS6132915B2 (ja) | ||
KR101687101B1 (ko) | 단일 스위칭 구조의 고효율 mgps 제어 판넬 | |
JP2001275255A (ja) | 電圧補償装置 | |
JP2004351952A (ja) | 直流き電システム | |
JPS599295Y2 (ja) | 電圧調整装置 | |
JP2006333555A (ja) | スイッチング電源装置、及びオーディオアンプシステム | |
JPS6114737B2 (ja) | ||
JPH025624Y2 (ja) | ||
JPS622657Y2 (ja) | ||
CN106425034A (zh) | 一种直流逆变焊机宽输入电压的方法及其宽输入电压电路 | |
JPH0425660Y2 (ja) | ||
JPS5926177B2 (ja) | 直流部分を含む交流系統の無効電力制御方式 | |
JPH0746835A (ja) | スイッチング電源装置およびそれを備えた電子回路装置 | |
JPH04251571A (ja) | 突入電流防止回路 | |
KR20180136834A (ko) | 절연형 pfc 회로 |