JPS622657Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS622657Y2 JPS622657Y2 JP1982186631U JP18663182U JPS622657Y2 JP S622657 Y2 JPS622657 Y2 JP S622657Y2 JP 1982186631 U JP1982186631 U JP 1982186631U JP 18663182 U JP18663182 U JP 18663182U JP S622657 Y2 JPS622657 Y2 JP S622657Y2
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- Japan
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- voltage
- power supply
- section
- output
- fluctuations
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- Continuous-Control Power Sources That Use Transistors (AREA)
- Power Conversion In General (AREA)
- Control Of Electrical Variables (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は自励式インバータを用いる交流電源装
置に関する。
置に関する。
自励式インバータを用いる交流電源装置では、
整流器等からなる直流電源部とインバータ部との
中間に無効電力の供給および電圧の平滑等の目的
でリアクトルとコンデンサとから成る直流中間回
路部が設けられている。このような交流電源装置
の入力電圧の過渡的変動や負荷電流の急変等に基
因する出力電圧の変動を小さくする方法として、
出力電圧を監視しその変動を検出して自動定電圧
制御装置を働らかせることにより出力電圧をもと
の値に調整する方法が知られている。しかしなが
ら、自動定電圧制御装置は高調波を取り除くため
のフイルタ等の遅れ要素を有しており、また、自
動制御装置固有の制御遅れのために交流電源装置
の出力電圧に過渡的な変動が生ずる。交流電源装
置がコンピユータ等の電子装置に電力を供給して
いる場合には、大幅な電圧変動はシステムの誤動
作や破損の原因となるため、その変動を小さく抑
えることは極めて重要である。そのために、直流
中間回路のリアクトルおよびコンデンサからなる
フイルタは、入力電圧の変動等に対してインバー
タ部への入力直流電圧の変動速度をゆるやかに
し、自動定電圧制御装置で交流電源装置の出力電
圧の変動を小さく抑え得るように、比較的に大き
な値に選ばれているのが普通である。しかしなが
ら、直流中間回路のフイルタを大きくすることは
不経済であるばかりか、寸法も大きくなり、結
局、交流電源装置全体の寸法が大きくなつてしま
うという欠点があつた。
整流器等からなる直流電源部とインバータ部との
中間に無効電力の供給および電圧の平滑等の目的
でリアクトルとコンデンサとから成る直流中間回
路部が設けられている。このような交流電源装置
の入力電圧の過渡的変動や負荷電流の急変等に基
因する出力電圧の変動を小さくする方法として、
出力電圧を監視しその変動を検出して自動定電圧
制御装置を働らかせることにより出力電圧をもと
の値に調整する方法が知られている。しかしなが
ら、自動定電圧制御装置は高調波を取り除くため
のフイルタ等の遅れ要素を有しており、また、自
動制御装置固有の制御遅れのために交流電源装置
の出力電圧に過渡的な変動が生ずる。交流電源装
置がコンピユータ等の電子装置に電力を供給して
いる場合には、大幅な電圧変動はシステムの誤動
作や破損の原因となるため、その変動を小さく抑
えることは極めて重要である。そのために、直流
中間回路のリアクトルおよびコンデンサからなる
フイルタは、入力電圧の変動等に対してインバー
タ部への入力直流電圧の変動速度をゆるやかに
し、自動定電圧制御装置で交流電源装置の出力電
圧の変動を小さく抑え得るように、比較的に大き
な値に選ばれているのが普通である。しかしなが
ら、直流中間回路のフイルタを大きくすることは
不経済であるばかりか、寸法も大きくなり、結
局、交流電源装置全体の寸法が大きくなつてしま
うという欠点があつた。
本考案の目的は、自励式インバータを用いる交
流電源装置であつて直流中間回路のフイルタを大
きくする必要がなくしかも出力電圧変動を抑える
制御精度の優れている交流電源装置を提供するこ
とである。
流電源装置であつて直流中間回路のフイルタを大
きくする必要がなくしかも出力電圧変動を抑える
制御精度の優れている交流電源装置を提供するこ
とである。
本考案は、直流中間回路の平滑用コンデンサに
流れる電流が電圧の微分値に比例するということ
に着目して、コンデンサ電流を検出し、この検出
出力をインバータ部電圧調節器に補設定信号とし
て加えることにより、上記の目的を達成する。
流れる電流が電圧の微分値に比例するということ
に着目して、コンデンサ電流を検出し、この検出
出力をインバータ部電圧調節器に補設定信号とし
て加えることにより、上記の目的を達成する。
以下本考案をその好ましい実施例を示す図面を
参照しながら説明する。
参照しながら説明する。
図面において、商用電源等の交流電源１は整流
器２に接続され、整流器２は平滑用リアクトル３
および平滑用コンデンサ４からなる直流中間回路
部を介してインバータ部５に接続され、インバー
タ部５は変圧器６を介しかつリアクトル７および
コンデンサ８からなる波形成形用フイルタを介し
て交流電源装置Ａの出力端子９に接続される。イ
ンバータ部５はサイリスタで構成される。電圧検
出器１０は自動電圧制御のために出力交流電圧を
検出してそれを電圧調節器１１に加え、電圧調節
器１１はその検出電圧と電圧設定器１２の設定電
圧との間の偏差に応じて電圧制御用信号を発生
し、点弧位相制御装置１３はこの信号に応じてイ
ンバータ部５内のサイリスタの点弧位相を制御し
てインバータ部５の出力交流電圧が設定電圧に等
しくなるように制御する。予備直流電源としてバ
ツテリ１５が設けられ、このバツテリ１５は交流
電源１の停電を感知する停電検出器１６により導
通させられる半導体スイツチ１７を介して平滑用
リアクトル３の入力側に接続される。交流電源
１、整流器２、バツテリ１５、停電検出器１６お
よび半導体スイツチ１７は直流電源部１８を構成
する。
器２に接続され、整流器２は平滑用リアクトル３
および平滑用コンデンサ４からなる直流中間回路
部を介してインバータ部５に接続され、インバー
タ部５は変圧器６を介しかつリアクトル７および
コンデンサ８からなる波形成形用フイルタを介し
て交流電源装置Ａの出力端子９に接続される。イ
ンバータ部５はサイリスタで構成される。電圧検
出器１０は自動電圧制御のために出力交流電圧を
検出してそれを電圧調節器１１に加え、電圧調節
器１１はその検出電圧と電圧設定器１２の設定電
圧との間の偏差に応じて電圧制御用信号を発生
し、点弧位相制御装置１３はこの信号に応じてイ
ンバータ部５内のサイリスタの点弧位相を制御し
てインバータ部５の出力交流電圧が設定電圧に等
しくなるように制御する。予備直流電源としてバ
ツテリ１５が設けられ、このバツテリ１５は交流
電源１の停電を感知する停電検出器１６により導
通させられる半導体スイツチ１７を介して平滑用
リアクトル３の入力側に接続される。交流電源
１、整流器２、バツテリ１５、停電検出器１６お
よび半導体スイツチ１７は直流電源部１８を構成
する。
本考案によれば、平滑用コンデンサ４を流れる
電流を検出する変流器１９が設けられ、この変流
器の負荷抵抗２０は検出された電流を電圧に変換
しかつ分圧して電圧調節器１１に加える。この変
流器負荷抵抗２０からの電圧は、コンデンサ電流
ｉcが図示の矢印の極性にあるときはインバータ
部５の出力交流電圧の設定値を本来の値よりも低
くするような極性をもつて電圧調節器１１に加え
られる。
電流を検出する変流器１９が設けられ、この変流
器の負荷抵抗２０は検出された電流を電圧に変換
しかつ分圧して電圧調節器１１に加える。この変
流器負荷抵抗２０からの電圧は、コンデンサ電流
ｉcが図示の矢印の極性にあるときはインバータ
部５の出力交流電圧の設定値を本来の値よりも低
くするような極性をもつて電圧調節器１１に加え
られる。
図面において、交流電源１が停電した場合、停
電検出器１６がこれを検出して半導体スイツチ１
７が導通し、バツテリ１５より電力が引続き供給
される。一般に、交流電圧を整流した直流電圧と
バツテリの電圧は等しいとは限らず、その切換え
時に直流電圧に変動が生ずる。この電圧変動の結
果出力端子９の電圧も変動する。電圧検出器１０
および電圧調節器１１からなる系はこの電圧変動
を検出して交流出力電圧を一定にする制御を行
う。無停電電源装置では、上記切換え時における
過渡的電圧変動ができる限り小さいことが必要で
ある。従来の方法としてこの電圧変動の変動幅を
小さくするためにバツテリにタツプを設けたり、
直流中間回路のフイルタを大きくしたりする方法
があるが、前者は過渡的電圧変動を抑えるのには
余り役立たず、後者は先に述べたように装置全体
を大形化してしまう。
電検出器１６がこれを検出して半導体スイツチ１
７が導通し、バツテリ１５より電力が引続き供給
される。一般に、交流電圧を整流した直流電圧と
バツテリの電圧は等しいとは限らず、その切換え
時に直流電圧に変動が生ずる。この電圧変動の結
果出力端子９の電圧も変動する。電圧検出器１０
および電圧調節器１１からなる系はこの電圧変動
を検出して交流出力電圧を一定にする制御を行
う。無停電電源装置では、上記切換え時における
過渡的電圧変動ができる限り小さいことが必要で
ある。従来の方法としてこの電圧変動の変動幅を
小さくするためにバツテリにタツプを設けたり、
直流中間回路のフイルタを大きくしたりする方法
があるが、前者は過渡的電圧変動を抑えるのには
余り役立たず、後者は先に述べたように装置全体
を大形化してしまう。
本考案は、制御のためには微分制御が比例制御
等に較べてはるかに応答性が速いことを考慮し、
かつ、図面に示したような交流電源装置において
直流中間回路にもともと設けられている平滑用コ
ンデンサに流れる電流は電圧の微分値に比例する
こと（ｉc＝Ｃｄｖｃ／ｄｔである）に着目し、上記の
よう にコンデンサ電流検出手段としての変流器１９を
設け、その負荷抵抗２０に現われる電圧を図面の
ような交流電源装置にもともと設けられている電
圧調節器１１に補設定信号として加えることによ
つて、極めて安価な方法で過渡的電圧変動を最小
ならしめるという目的を達成しているのである。
変動電圧の微分値を得る方法としては直流フイル
タよりも前段側の点での電圧の微分値を検出する
方法や微分演算器を用いる方法も考えられるが、
前者は外乱値そのものを検出しないという点で制
御精度が劣り、後者は微分演算器の周波数特性と
して理想的な特性を有しているものを得るのが因
難で理想的な微分制御を行なえないという欠点が
あり、いずれも本考案の方式より劣つている。
等に較べてはるかに応答性が速いことを考慮し、
かつ、図面に示したような交流電源装置において
直流中間回路にもともと設けられている平滑用コ
ンデンサに流れる電流は電圧の微分値に比例する
こと（ｉc＝Ｃｄｖｃ／ｄｔである）に着目し、上記の
よう にコンデンサ電流検出手段としての変流器１９を
設け、その負荷抵抗２０に現われる電圧を図面の
ような交流電源装置にもともと設けられている電
圧調節器１１に補設定信号として加えることによ
つて、極めて安価な方法で過渡的電圧変動を最小
ならしめるという目的を達成しているのである。
変動電圧の微分値を得る方法としては直流フイル
タよりも前段側の点での電圧の微分値を検出する
方法や微分演算器を用いる方法も考えられるが、
前者は外乱値そのものを検出しないという点で制
御精度が劣り、後者は微分演算器の周波数特性と
して理想的な特性を有しているものを得るのが因
難で理想的な微分制御を行なえないという欠点が
あり、いずれも本考案の方式より劣つている。
本考案を実施した具体的装置では、変流器１９
の電流には直流電流のリツプル分があるので、こ
れを除去するために適当なフイルタが電圧調節器
１１の入力部に設けられる。本考案を実施した結
果によると、本考案を実施しない場合に比べて出
力電圧変動は1/3以下に抑えることができること
が調べられた。
の電流には直流電流のリツプル分があるので、こ
れを除去するために適当なフイルタが電圧調節器
１１の入力部に設けられる。本考案を実施した結
果によると、本考案を実施しない場合に比べて出
力電圧変動は1/3以下に抑えることができること
が調べられた。
以上の説明から知られる通り、本考案はフイル
タを大きくする必要がなくしかも過渡的変動に対
する応答性が速やかで出力電圧変動を抑える制御
精度の優れている交流電源装置を提供するもので
ある。
タを大きくする必要がなくしかも過渡的変動に対
する応答性が速やかで出力電圧変動を抑える制御
精度の優れている交流電源装置を提供するもので
ある。
図面は本考案の好ましい一実施例を示す図であ
る。 ３：平滑用リアクトル、２：整流器、４：平滑
用コンデンサ、５：インバータ部、９：交流電源
装置出力端子、１０：電圧検出器、１１：電圧調
節器、１２：電圧設定器、１３：点弧位相制御装
置、１５：バツテリ、１７：半導体スイツチ、１
８：直流電源部、１９：変流器、２０：変流器負
荷抵抗。
る。 ３：平滑用リアクトル、２：整流器、４：平滑
用コンデンサ、５：インバータ部、９：交流電源
装置出力端子、１０：電圧検出器、１１：電圧調
節器、１２：電圧設定器、１３：点弧位相制御装
置、１５：バツテリ、１７：半導体スイツチ、１
８：直流電源部、１９：変流器、２０：変流器負
荷抵抗。
Claims (1)
- 直流電源部と、該直流電源部をインバータ部に
接続するための平滑用リアクトルおよび平滑用コ
ンデンサからなる直流中間回路部と、前記インバ
ータ部の出力交流電圧を調節する電圧調節器とを
有する交流電源装置において、前記平滑用コンデ
ンサに直列に変流器を挿入し、該変流器の検出出
力を前記電圧調節器に補設定信号として加えるよ
うにしたことを特徴とする交流電源装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18663182U JPS58159014U (ja) | 1982-12-09 | 1982-12-09 | 交流電源装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18663182U JPS58159014U (ja) | 1982-12-09 | 1982-12-09 | 交流電源装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58159014U JPS58159014U (ja) | 1983-10-24 |
| JPS622657Y2 true JPS622657Y2 (ja) | 1987-01-22 |
Family
ID=30102690
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18663182U Granted JPS58159014U (ja) | 1982-12-09 | 1982-12-09 | 交流電源装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58159014U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0767282B2 (ja) * | 1985-05-15 | 1995-07-19 | 三菱電機株式会社 | インバ−タ制御回路 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4311626Y1 (ja) * | 1964-12-18 | 1968-05-21 | ||
| JPS5676745A (en) * | 1979-11-28 | 1981-06-24 | Mitsuboshi Belting Ltd | Manufacturing method of cogged belt for power transmission |
-
1982
- 1982-12-09 JP JP18663182U patent/JPS58159014U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58159014U (ja) | 1983-10-24 |
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