JPS61253209A - 車両用空調装置 - Google Patents

車両用空調装置

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JPS61253209A
JPS61253209A JP9374385A JP9374385A JPS61253209A JP S61253209 A JPS61253209 A JP S61253209A JP 9374385 A JP9374385 A JP 9374385A JP 9374385 A JP9374385 A JP 9374385A JP S61253209 A JPS61253209 A JP S61253209A
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temperature
control
air
set temperature
air volume
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JP9374385A
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Takanao Takeoka
武岡 高尚
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Nissan Motor Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/00642Control systems or circuits; Control members or indication devices for heating, cooling or ventilating devices
    • B60H1/00814Control systems or circuits characterised by their output, for controlling particular components of the heating, cooling or ventilating installation
    • B60H1/00821Control systems or circuits characterised by their output, for controlling particular components of the heating, cooling or ventilating installation the components being ventilating, air admitting or air distributing devices
    • B60H1/00828Ventilators, e.g. speed control

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、少くとも設定温度と車室内温度とに基づいて
車室内への吹出し風量の制御及び吹出し空気温度の制御
を行なうようにした車両用空調装置に関する。
[従来の技術] 従来、この種の車両用字1!l装置、所謂オートエアコ
ンとして、例えば、特開昭57−77216号公報に開
示されるものがあるが、その基本的な構成は第10図に
示すようになっている。同図において、11は車室内温
度を乗員が設定するための温度設定器、12は車室内の
温度を検出するための車室温センサ、13は車室外の温
度あるいは日射m等を検出するための他のセンサであり
、この温度設定器11での設定温瓜、車室温センサ12
及び他のセンサ13からの検出温度に戸づいて空調制御
部14が車室内への吹出しJ!II及びその吹出し空気
温度の制御を行なうようにしている。
具体的には、吹出し空気の温度制御についてみれば、例
えば、温度設定器11での設定温度Tptc 、 I室
内センサ12での検出温度Tr及び他のセンサ13での
検出データに基づいてその目標吹出し温度TOを To =A =Tptc +8− (Tptc −Tr
 ) +C・・・・・・(1) A、8:定数 C:他のセンサ13での検出データによるファクタ に従りて決定している。そして、暖気と冷気の割合を決
めるエアミックスドアの開度Xと上記目標吹出し温度T
Oとの予め定めた関係に従って当該エアミックスドアの
開度Xを決定し、この決定した開度Xとなるようにアク
チュエータ15を制御している。また一方、Jil量制
御についてみると、例えば、温度設定器11での設定温
度T ptcと車室温センサ12での検出温度7rとの
差ΔTに基づき第11図に示すような予め定めたパター
ンに従って風量制御すべくプロアファン16の電圧制御
を行なっている。
尚、第10図において、17はエアミックスドアの実際
の開度を検出するための開度検出器であり、空調制御部
14はエアミックスドアを所定開度に制御するにあたっ
て、常時この開度検出器17からのフィードバック情報
を参照している。
上記のような車両用空調装置では、設定温度T ptc
が車室内温度Trより高い場合、空調制御部14は、効
率良く車室内温度Trが設定温度T 1)tcまで上が
るように、他のセンサ13での検出情報を考慮しつつ、
エアミックスドアの暖気側開度が太き(なるようアクチ
ュエータ15を制御する(吹出し空気温度の上昇制御)
すると共に、吹出し風量が各温度差に応じたものとなる
ようプロアファンモータの印加電圧を制御する。また、
設定温度T ptcが車室内温度7rより低い場合、空
調制御部14は、車室内温度Trが設定温度T ptc
まで下がるように、エアミックスドアの冷気側開度が大
きくなるようアクチュエータ15を制御する(吹出し空
気温度の下降制御)すると共に、吹出し風量が各温度差
に応じたものとなるようプロアファンモータ16の印加
電圧を制御する。
[R明が解決しようとする問題点] ところで、上記のように設定温度と車室内温度とに基づ
いて風量制御及び吹出し温度制御を行なう車両用空調装
置では、効率の良い制御を行なうため、通常設定湯度と
車室内温度との差が大きい程その風■を多くすると共に
、その吹出し空気の温度を冷房制御の場合は低く、l!
I房制御の場合は高くなるよう制御している。
そこで、例えば夏期において長時間放置してあった車両
に乗り込む場合等を想定すると、乗員は乗車当初急冷を
望むことから、例えば第12図に示すような設定温度操
作を行なうようになる。具体的には、乗車当初温度設定
器11によって最低温度Tptc1(フルクール:例え
ば20℃程度)の設定を行ないく時刻to)、当該設定
温度Tptc1に基づく上記風量制御及び吹出し温度制
御がなされて車室内温度Trが当該設定温度Tl11t
01程度になった後に、冷えを感じた乗員が通常快適と
感する温度T ptc2 (例えば25℃程度)に設定
温度を切換える(時刻t1)。
このような乗員の設定温度切換に際して、従来の車両用
空調装置にあっては、設定温度Tptc1と同T pc
t2との差が大きい、即ち、第12図における時刻t1
での設定温度Tptc2と車室内温度Tr  (略Tp
tc1)との差が大きいことから、その切換時に比較的
温度の高い空気が比較的多く車室内に吹出されることに
なる。このため、当該冷房制御における温風が乗員によ
っては不快に感するものであった。
尚、この事情は暖房制御の場合も同様のものである。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、上記問題点に着目してなされたもので、予め
定めた温度領域での第1の設定温度に基づく空調制御の
後に、この第1の設定温度と異なる第2の設定温度に基
づく空調制御に移行する際に、乗員にとってより快適な
空調制御が可能となる車両用空調装置を実現するもので
ある。そして、第1の発明についての構成は、第1図に
示ずように、少なくとも温度設定器1での設定温度と車
室温センサ2からの検出車室内温度とに基づいて車室内
への吹出し風量制御を行なう風量制御手段3と、上記各
温度に基づいて吹出し空気温度の制御を行なう温度制御
手段4とを有する車両用空調装置において、温度設定器
1による予め定めた温度領域での第1の設定温度に基づ
く上記各制御手段での空調制御の後、上記第1の設定温
度と異なる第2の設定温度を温度設定器1にて切換設定
した時、上記風量制御手段3での吹出し風量制御を、第
2の設定温度に基づく本来の制御に係る風量より少ない
風量での制御または吹出し風の遮断制御に変更する風量
制御変更手段を備えたものとなる。
また、第2の発明の構成は、第2図に示すように上記構
成に加え、上記設定温度の切換時に、上記温度制御手段
4での吹出し空気温度制御を第2の設定温度に基づく本
来の制御から第1の設定温度を含む上記温度領域内での
設定温度に基づく制御に変更する温度制御変更手段を備
えたものとなる。
[発明の実施例] 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第3図は第1の発明に係る車両用空調装置の一例を示す
ブロック図である。まず、当該空調装置の機構系の構成
を説明すると、第3図において、40はプロアファンモ
ータであり、このプロアファンモータ40が作動すると
、インテークドア52によって切換えられる外気又は内
気が空気導入孔51を介して取入れられるようになって
いる。53は空気導入孔51を介して取入れられる空気
を冷却するだめのエバポレータ、54は加熱用のヒータ
コア、55はエバポレータ53を介した冷却空気の一部
(又は全部)をヒータコア54側に導き、このヒータコ
ア54を介した加熱空気と上記冷却空気とを混合して所
望温度の空気流を得るためのエアミックスドアであり、
このエアミックスドア55を介した空気流が吹出孔56
 (Foot ) 、57 (Vent ) 、58 
(Def)を介して車室内に吹出されるようになってい
る。また、30は後述する空調制御部100からの駆動
信号によってエアミックスドア55を所定の開度まで駆
動するアクチュエータである。
次に、制御系について説明すると、第3図において、2
1は乗員が車室内温度を設定するための温度設定器であ
り、この温度設定器21は例えば車室内のインストルメ
ントパネル等に設けられた設定つまみ21aによってそ
の設定操作がなされるものである。22は実際の車室内
温度を検出するための車室温センサ、23は外気温、日
射量等を検出するための他のセンサ、24はエアミック
スドア55の実際の開度を検出する開度センサであり、
基本的には従来と同様に、温度設定器21での設定温度
、車室温センサ22での検出温度、他のセンサ23での
検出データ及び開度センサ24からのエアミックスドア
開度に関するフィードバック情報に基づいて空調制御部
100がプロアファンモータ40の印加電圧制御及びア
クヂュ1−夕30の駆動制御を行なうようになっている
空調制御部100は、温度設定器21及び上記各センサ
22.23.24からの出力信号の入力切換を行なうマ
ルチプレクサ101と、このマルチプレクサ101を介
したアナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換
器102と、A/D変換器102を介した各種温度情報
及びエアミックスドア55の検出開度情報に基づいてア
クチュエータ30の駆動制御を行なう温度制御部110
と、A/D変換器102を介した設定温度情報及び検出
車室内温度情報に基づいてプロアファンモータ40の印
加電圧制御を行なう風量制御部120とを備える他、風
量制御部120に入力ずべき設定温度情報を変更する入
力温度変更部103を備えたものとなっている。
ここで、温度制御部110及び風量制御部120の具体
的な構成をみると、温度制御部110は、所定周期でマ
ルチプレクサ101に起動をかけ、当該マルチプレクサ
101及びA/D変換器102を介した設定温度情報T
ptc。
車室内温度情報Tr及び他のセンサ23での検出信号に
基づく情報に基づいて目標吹出し温度TOを上記(1)
式、即ち、 To =A−Tptc +B ・(Tptc −Tr 
) +−Cに従って決定する吹出し温度決定部111と
、予め目標吹出し温度Toとエアミックスドア55の開
度Xとの関係が定められ、当該関係に従って吹出し温度
決定部111からの目標吹出し温度Toに対応した開度
Xを決定する開度決定部112とを有し、更に、この開
度決定部112からの開度Xと開度センサ24での検出
信号に基づく検出開度情報X”(上記吹出し温度決定部
111への情報入力と共に入力される)とが一致するま
で比較信号を出力する比較器113と、この比較器11
3から比較信号が出力されている間アクチュエータ30
に対して駆動信号を出力するアクチュエータ駆動部11
4とを有した構成となっている。また、風量制御部12
0は、所定周期でマルチプレクサ101に起動をかけ、
このマルチプレクサ101、A/D変換器102及び入
力温度変更部103を介した設定温度情報”r ptc
及び車室内温度情報Trに基づき第11図に示すような
パターンに従ったlN1m制御信号を出力するファン制
御部121と、このファン制御部121からのff1f
fi制御信号に従ってプロアファンモータ40に対して
電圧印加を行なうファンモータ駆動部122とを有した
構成となっている。
一方、入力温度変更部103は以下のような駐車的機能
を有している。
■ 設定温度が最低温度或いは予め定めたその近傍温度
領域(以下クール領域といい、この場合20℃とその近
傍温度領域)内の温度になっているか否か、又は当該設
定温度が最高温度或いは予め定めたその近傍温度領域(
以下ホット領域といい、この場合30℃とその近傍温度
領域)内の温度になっているか否かを判別する機能。
■ 設定温度が上記クール領域又はホット領域内の温度
である場合に、マルチプレクサ101及びA/D変換器
102を介して入力づる設定温度情報T ptc及び検
出車室内温度情報Trをそのままファン制御部121に
出力する機能。
■ 設定温度が切換られた場合、前回の設定温度がクー
ル領域又はホット領域内の温度であるか否かを判別し、
当該領域内の温度である時に、今回と前回の設定温度差
ΔTptc(絶対値)を演算する機能。
■ ■において設定温度差ΔTptcが所定値Tp以上
であるか否かを判別し、所定値Tp以上である場合に、
設定温度を所定時間その時の車室内温度の値に変更して
ファン制御部121に出力する機能。
■ ■において前回の設定温度がクール領域及びホット
領域でないと判別した場合、及び同■において設定温度
差△Tptcが所定値Tpに達していない場合に、マル
チプレクサ101及びA/D変換器102を介して入力
する設定温度情報Tpl及び検出車室内温度情報Trを
そのままファン制御部121に出力する機能。
上記各機能は例えば第4図に示すフローチャートに従っ
て実際に実現される。
つづいて、第4図に示すフローチャート及び第5図に示
す車室内温度の状態を示す図に基づいて入力温度変更部
103の具体的な作動と共に当該空調装置全体の作動を
説明する。
夏期において長時間放置してあった車両に乗り込む場合
を想定する。
上記のような状況において乗員が当該空調装置を時刻t
oにて始動させると、車両を放置する前の設定温度T 
ptco (通常快適と感する温度、例えば25℃程度
になっているのが一般的)にて空調制御が開始する。そ
の際、入力温度変更部103は当該設定温度T pct
oがクール領域及びホット領域の温度でないことから、
設定温度情報T ptco及びその時点での検出車室内
温度情報Trを所定周期毎にファン制御部121に出力
するく第4図おける1−1、1−2、2−1。
3−1.5−0)。その結果、風量制御部120は当該
設定温度r pcto及び検出車室内湯度T−rに基づ
き第9図に示ずパターンに従った風量制御を行なう。尚
、この時、温度制御部110は当該設定温度Tptco
、検出車室内温度Tr等に塞づいて従来と同様にエアミ
ックスドア55の開度制御を行なう。
上記空調装置の始動の直後(時刻t1)、急冷を望む乗
員が設定温度を最低温度Tpctl (例えば20℃)
に変更すると、この場合も入力温度変更部103は当該
設定温度情報T ptcl及び検出車室内温度情報Tr
を所定周期にてそのままファン制御部121に出力しく
第4図における1−1,1−2,1−3,5−0)、I
NIN制量制御20での風量制御は当該各温度情報Tp
tcl、 Trに基づくものとなる。尚、この場合、設
定温度7 ptclと検出車室内温度Trとの差が増大
することから、車室内に吹出される風量は第9図に示す
パターンに従って増加する。
そして、温度制御部110の制御に従うエアミックスド
ア55の開度も、設定温度が下がったこと及び設定温度
7 ptclと検出車室内温度との差が増大したことか
らヒータコア54側が狭くなるように制御される。
このようにして、設定温度Tptcl及び検出車室内温
度Trに基づいて風量制御及び吹出し空気温度の制御が
なされて車室内が急冷されてゆき、車室内温度Trが当
該設定温度T ptClの近傍温度となった時、乗員が
冷えを感じて設定温度を通常快適と感する温1度Tpt
c2 (例えば25℃)に切換設定するとく時刻t2)
、入力温度変更部103は当該設定温度の変更を認識し
く第4図において1−2から2−1に移行)、この変更
前の設定温度がクール領域又はホット領域での温度であ
ったかを確認する(第4図における2−1)。この場合
前回の設定温度Tptc1がクール領域内の温度である
ので、入力温度変更部103は更に今回の設定温度Tp
tc2と前回の設定温度T ptclとの差ΔT pt
cを演算し、この差ΔTptcが所定温度Tp以上ある
か否かを判別する( 2−2 、 2−3 )。ここで
、当該差△TptCが所定温度以上であると判別すると
、入力温度変更部103は内部タイマを起動し、今回の
設定温度Tptc2をその時点での検出車室内温度Tr
に変更して内部タイマが所定時間に達するまでこの変更
した設定温度情報及び検出車室内湿度情報Trをファン
制御部121に出力しく  2−4 、 2−5 、 
2−6 。
2−7>、その後、温度情報入力待ち状態となる( S
−O)。その結果、第11図に示すパターンに従った風
量制御を行なうファン制御部121は、入力する設定温
度情報と検出車室内温度情報との差が“OITとなるこ
とから、上記所定時間最低風量の制御を行なうことにな
る。
尚、この時、温度制御部110は設定温度7 ptc2
及び検出車室内温度Tr等に基づいてエアミックスドア
55の開度制御を行ない、この場合のエアミックスドア
55は上記時刻t1乃至12の場合よりヒータコア54
側が広くなる位置に制御される。
従って、上記時刻t2以後は、それ以前の温度より高い
温度の空気が車室内に吹出されるものの、その風量が最
低風量となることから、冷房を望む乗員に対する不快感
を極力防止しつつ、車室内温度Trが徐々に設定温度T
 ptc2に近付くようになる。
尚、クール領域及びホット領域以外の領域での設定温度
では、その設定温度をいかに切換えても、入力温度変更
部103は第4図における1−1、1−2、2−1、3
−1、5−0の作動を繰り返すことになり、その時の設
定温度T ptc及び検出車室内温度Trに基づいた空
調制御がなされる。また、本実施例は特に設定温度の差
が大きい場合を考慮したもので、設定温度をクール領域
またはホット領域内の温度から他の温度に切換えた場合
であってもその差が所定温度Tp以上でなければ、当該
切換設定後の設定温度に基づいて風量制御がなされる(
2−3から4−1に移行)。
また尚、上記所定温度Tp及び設定温度を変更する時間
は車室内の容量や種々の設定温度の操作パターンに従っ
て実験的に定められるものである。
第6図は第2の発明に係る車両用空調装置の一例を示す
ブロック図である。この例は、第3図に示す空調装置が
有する機能の他、吹出し空気の温度制御もその設定温度
操作に応じて変更する機能を有するものである。
構成は、温度制御部110における吹出し温度設定部1
11に入力すべき設定温度情報T ptc及び検出車室
内温度情報Trを所定の条件に従って変更する入力温度
変更部104を付加した以外は第3図に示す空調装置と
同様のものである。
ここで、当該入力温度変更部104が有する機能は前述
した入力温度変更部103が有する機能■〜■と略同様
の機能を有している。ただ、■の機能が以下のようなも
のとなっている。
■において設定温度差下ptcが所定値Tp以上である
か否かを判別し、所定値以上である場合に、今回の設定
温度を所定時間前回の設定温度の値に変更して吹出し温
度決定部111に出力する機能。
前述した■〜■、■の機能及び上記機能は例えば第7図
に示すフローチャートに従って実現される。
この場合の作動は、第5図に示すように、時刻 t2に
て設定温度がT ptclからTptc2に切換えられ
ると、入力温度変更部104は当該設定温度の変更を認
識しく第7図において 1′−2から2−−1に移行)
、この変更前の設定温度がクール領域又はホット領域で
の温度であったを確認する(第7図における2”−1)
。この場合前回の設定温度T ptclがクール領域内
の温度であるので、入力温度変更部104は更に今回の
設定温度Tptc2と前回の設定温度Tptc1との差
ΔTptcを演算し、この差ΔT ptcが所定湯度T
p以上であるか否かを判別する(2=−2,2=−3)
。ここで、当該差ΔT 1)tCが所定温度以上である
と判別すると、入力温度変更部104は内部タイマを起
動し、今回の設定温度を前回の設定温度Tpt(1に変
更して内部タイマが所定時間に達するまでこの変更した
設定温度情報及び検出車室内温度情報Tr等を吹出し温
度決定部に出力する(2”−4゜2=−5,2−−6,
2−−7)。その結果、吹出し温度決定部111では上
記所定時間設定温度T DtCilに基づいて目標吹出
し温度TOを演算することから、温度制御部110は操
作によって設定温度がT ptc2に切換られた時刻t
2以後も、上記所定時間内ではそれ以前と同様の制御を
行ない、エアミックスドア55は時刻t2以前の開度状
態を保持する。
尚、上記時刻t2以後のJilffi制御部120での
制御は前述したように最低I!I量制御となっている。
従って、上記時刻t2以後は、それ以前の吹出し空気温
度を保持してそのff1liが最低風量となることから
、冷房を望む乗員に対する不快感を更に低減することが
できる。
尚、上記各実施例では冷房制御を例にとって説明したが
、暖房制御の場合も設定温度をホット領域内の温度から
所定温度以上差のある温度に変更した場合、上記と同様
に風量制御の変更、又は風量制御及び吹出し空気の温度
制御の変更がなされる。
第8図は本発明に係る車両用空調装置の他の一例を示す
回路図である。この例は、特に温度設定器による最低温
度(フルクール)設定から他の設定温度に切換えた場合
に空調制御の変更がなされるものである。そして、当該
空調装置における機構系は第3図及び第6図に示すもの
と同様のものを想定している。
第8図において、吹出し空気温度の制御系についてみる
と、アクチュエータ駆動回路64が、温度設定器21で
の設定電圧を入力すると共に号−ミスタ等でなる車室温
センサ22及び車室外センサ23′の直列抵抗成分と抵
抗Rどの分圧電圧を温度検出電圧として入力し、このア
クチュエータ駆動回路64が当該各入力電圧に基づいた
電源供給を後述するリレー接点65aを介してエアミッ
クスドア55駆動用のアクチュエータ30に行なうよう
にしている。また、風口制御系についてみると、上記設
定電圧と温度検出電圧とを接点切換回路66が入力し、
この接点切換回路66が当該各入力端子に基づいて接点
回路67における弱風、中風、強風に対応した接点り、
M、Hを切換えるようにしている。
そして、接点回路67の接点りが選択されると、後述す
るリレー接点69bを介した電源からの電流が更に当該
接点り及びレジスタ回路68における抵抗R2、R1を
介してプロアファンモータ40に供給され、接点Mが選
択されると、電源からの同電流が更に当該接点M及び抵
抗R1を介してプロアファンモータ40に供給され、ま
た、接点Hが選択されると、電源からの同電流が当該接
点Hを介してそのままプロアファンモータ40に供給さ
れるようになっている。
一方、第8図において、61はリミットスイッチであり
、このリミットスイッチ61は例えば第9図に示すよう
に、温度設定器21にお番プる設定つまみ21aの操作
と共に回動するレバー21bが最低温置設定位@(フル
クール位置)となるときにオン作動し、このレバー21
bがフルクール位置以外の位置にあるときはオフ状態と
なるものである。62はリミットスイッチ61を介して
電源供給のなされるリレーコイル62aとノーマルクロ
ーズとなるリレー接点62bとで構成されたリレー、6
3は電源供給時から所定時間その出力を保持し、当該所
定時間後はその出力を断つ機能を有するタイマ回路であ
る。また、65はタイマ回路63を介して電源供給がな
されるリレーコイル65aとアクチュエータ駆動回路6
4から7クチユエータ30に至る電源ラインに設けられ
たノーマルクローズのリレー接点65aとで構成された
リレー、69はリレー65と同様タイマ回路63を介し
て電源供給がなされるリレーコイル69aを有すると共
にノーマルクローズのリレー接点69b及びノーマルオ
ーブンのリレー接点69cの二接点構造となるリレーで
あり、このリレー69におれるリレー接点69bを介し
た電源電流が接点回路67に供給されると共に、リレー
接点69cを介した電源電流がレジスタ回路68の抵抗
R2側から供給されるようになっている。
上記のような車両用空調装置において、前記各実施例と
同様に乗員がまず、温度設定器21にて最低温度を設定
すると、当該設定操作に伴なうリミットスイッチ61の
オン作動によりリレー62が作動してリレー接点62b
が開状態となる。この状態ではタイマ回路63は作動せ
ず、リレー65及び69は図示の状態を保持する。その
結果、アクチュエータ駆動回路64は最低温度に対応し
た設定電圧とその時の温度検出電圧に基づいてアクチュ
エータ30の駆動を行なう一方、接点切換回路66もま
た当該設定電圧とその時の温度検出電圧に基づいて接点
回路67の切換え制御を行なう。この場合、通常冷気を
多量に車室内に吹出すように、エアミックスドア55は
ヒータコア54側が閉鎖されるよう制御されると共に、
接点回路67は接点日または接点Mでの切換制御がなさ
れる。この状態で乗員が冷えを感じて設定温度を高(す
ると、当該設定操作に伴なってリミットスイッチ61が
オフ状態となり、リレー接点62bが閉状態に戻る。す
ると、タイマ回路63が起動し、リレコイル65a及び
69aに電源が供給され、リレー接点65bが開状態と
なると共に、リレー接点69bが開状態、同リレー接点
が閉状態となる。その結果、アクチュエータ3oへの電
源供給が遮断されてエアミックスドア55は最低設定温
度での制御位置を保持する一方、プロアファンモータ4
0にはリレー接点69c及びレジスタ回路68の抵抗R
2、R1を介して電源電流が供給され、接点回路67の
状態に関係なく強制的に接点りが選択された際と同様の
風量制御がなされる。上記のような空調制御は当該設定
温度の切換時から所定時間継続されるが、当該所定時間
が経過すると、タイマ回路63の出力が断たれ、それに
伴なってリレー65及び69は作動前の状態に戻る。そ
の結果、上記所定時間経過後は当該切換後の設定温度に
基づいた通常の空調制御がなされる。
上記実施例による冷房制御もまた、第6図及び第7図で
示した空調装置の場合と略同等の効果が得られる。
また、タイマ回路63は第3図及び第6図における入力
温度変更部103.104の内部タイマと同様車室内の
容量や種々の設定温度の操作パターンに従って実験的に
定めた所定時間が設定されている。
尚、上記各実施例では当該条件の時に最低風量に変更す
るようにしたが、これに限られず、少なくとも元の風量
より少ない風量への変更、或いは吹出し風を遮断する(
風m ” o ” >への変更であっても良い。更に、
上記各実施例では、風量制御、吹出し温度制御の変更を
所定時間継続するものとしたが、これに限られず、車室
内温度Trが設定温度Tpct2近傍になるまで当該変
更制御を継続するようにしても良い。
更に尚、第6図及び第7図に示す第2の発明に係る実施
例では、その吹出し温度制御を設定温度7 ptelに
基づく制御に変更しているが、当該設定温度T ptc
lを含む温度領域(クール領域)内での設定温度に木づ
く制御に変更しても同等の効果が得られる。
[発明の効果] 以上説明してきたように本発明によれば、所定温度領域
での第1の設定温度から当該第1の設定温度と異なる第
2の設定温度に切換えたときに、当該切換時当初におけ
る空調制御が乗員に対して不快感のより少ないものとな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1の発明の構成を示すクレーム対応図、第2
図は第2の発明の構成を示すクレーム対応図、第3図は
第1の発明に係る車両用空調装置の一例を示すブロック
図、第4図は第3図における入力温度変更部の作動を示
すフローチャート、第5図は第3図及び第4図に示す空
調装置により制御される車室内温度の状態を示す図、第
6図は第2の発明に係る車両用空調装置の一例を示すブ
ロック図、第7図は第6図における入力温度変更部10
4の作動を示すフローチャート、第8図は本発明に係る
車両用空調装置の他の一例を示す回路図、第9図は第8
図におけるリミットスイッチの取付は位置を示す図、第
10図は従来の車両用空調装置の基本構成を示すブロッ
ク図、第11図はya量制御のパターンを示す図、第1
2図は従来の空調制御に従った場合の車室内温度の状態
を示す図である。 1・・・温度設定器   2・・・車室温センサ3・・
・風量制御手段  4・・・温度制御手段5・・・風量
制御変更手段 6・・・温度制御変更手段 特許出願人   日産自動車株式会社 第1図 第2図 第5図 ↑ot+   ↑2/7ゾ 第7B! 第9図 第10図 第11図 第12図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)少くとも温度設定器での設定温度と車室温センサか
    らの検出車室内温度とに基づいて車室内への吹出し風量
    制御を行なう風量制御手段と、上記各温度に基づいて吹
    出し空気温度の制御を行なう温度制御手段とを有する車
    両用空調装置において、温度設定器による予め定めた温
    度領域での第1の設定温度に基づく上記各制御手段での
    空調制御の後、上記第1の設定温度と異なる第2の設定
    温度を温度設定器にて切換設定した時、上記風量制御手
    段での吹出し風量制御を、第2の設定温度に基づく本来
    の制御に係る風量より少ない風量での制御または吹出し
    風の遮断制御に変更する風量制御変更手段を備えたこと
    を特徴とする車両用空調装置。 2)少くとも温度設定器での設定温度と車室温センサか
    らの検出車室内温度とに基づいて車室内への吹出し風量
    制御を行なう風量制御手段と、上記各温度に基づいて吹
    出し空気温度の制御を行なう温度制御手段とを有する車
    両用空調装置において、温度設定器による予め定めた温
    度領域での第1の設定温度に基づく上記各制御手段での
    空調制御の後、上記第1の設定温度と異なる第2の設定
    温度を温度設定器にて切換設定した時、上記風量制御手
    段での吹出し風量制御を、第2の設定温度に基づく本来
    の制御に係る風量より少ない風量での制御または吹出し
    風の遮断制御に変更する風量制御変更手段と、上記設定
    温度の切換時に、上記温度制御手段での吹出し空気温度
    制御を第2の設定温度に基づく本来の制御から第1の設
    定温度を含む上記温度領域内での設定温度に基づく制御
    に変更する温度制御変更手段とを備えたことを特徴とす
    る車両用空調装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02120117A (ja) * 1988-10-28 1990-05-08 Honda Motor Co Ltd 車両用空調装置
JPH06156044A (ja) * 1992-09-04 1994-06-03 Interdynamics Inc 後付け万能型空調システム

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JPH02120117A (ja) * 1988-10-28 1990-05-08 Honda Motor Co Ltd 車両用空調装置
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