JPS61252515A - 光学部品ユニツト - Google Patents
光学部品ユニツトInfo
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- JPS61252515A JPS61252515A JP9486085A JP9486085A JPS61252515A JP S61252515 A JPS61252515 A JP S61252515A JP 9486085 A JP9486085 A JP 9486085A JP 9486085 A JP9486085 A JP 9486085A JP S61252515 A JPS61252515 A JP S61252515A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical component
- holder
- optical
- adjustment
- collimation lens
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B7/00—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
- G02B7/003—Alignment of optical elements
- G02B7/004—Manual alignment, e.g. micromanipulators
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Mounting And Adjusting Of Optical Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の技術分野1
本発明は、レーザプリンタのレーザ射出装置等において
利用される光学部品ユニットに関する。
利用される光学部品ユニットに関する。
[発明の技術的背景とその問題点]
従来のシー”ザプリンタの光学系を第5図(A)。
(8)に示す・。゛第5図(A)において、レーザ射出
装W111より射出された平行ビームは図示矢印方向に
回転する奮すゴンミラ−2よりY方向に対して偏向され
、f・θレンズ3に入射する。その後、このビームは、
第5図(B)図示Z方向にパワーを持つ補正用シリンド
リカルレンズ4を通って2方向の傾きが補正された後に
感光体ドラム5上に結像するようになっている。尚、前
記f・θレンズ3は、第5図(A)に示すX、Y投射面
内において、ビームの入射角をθとし焦点距離をfとし
たとき、前記感光体ドラム10上のY方向のf・θの位
置にビームウェストを形成するようになっている。
装W111より射出された平行ビームは図示矢印方向に
回転する奮すゴンミラ−2よりY方向に対して偏向され
、f・θレンズ3に入射する。その後、このビームは、
第5図(B)図示Z方向にパワーを持つ補正用シリンド
リカルレンズ4を通って2方向の傾きが補正された後に
感光体ドラム5上に結像するようになっている。尚、前
記f・θレンズ3は、第5図(A)に示すX、Y投射面
内において、ビームの入射角をθとし焦点距離をfとし
たとき、前記感光体ドラム10上のY方向のf・θの位
置にビームウェストを形成するようになっている。
ここで上記レーザ射出装置1の従来例を第6図に示す。
第6図において、このレーザ射出装置1はレーザ光を射
出する半導体レーザ10と、このレーザ光を平行ビーム
とするコリメーションレンズ系11と、この平行ビーム
のビーム断面形状を整形する第1.第2のプリズム12
A、12Bから成るビーム整形装置112とから構成さ
れている。
出する半導体レーザ10と、このレーザ光を平行ビーム
とするコリメーションレンズ系11と、この平行ビーム
のビーム断面形状を整形する第1.第2のプリズム12
A、12Bから成るビーム整形装置112とから構成さ
れている。
ところで、半導体レーザ10より射出されたレーザ光を
コリメーションレンズ系11で平行ビームとするために
は、コリメーションレンズ系11の焦点距離と一致する
位置に半導体レーザ10を配置する必要がある。このた
めに、従来は第6図に示すようにコリメーションレンズ
系1oを保持するレンズホルダ14の奥部にウェーブワ
ッシャ16を配置し、レンズホルダ14のビーム射出端
側に押えネジ17を螺合し、この押えネジ17を調整し
て焦点合せを行っていた。
コリメーションレンズ系11で平行ビームとするために
は、コリメーションレンズ系11の焦点距離と一致する
位置に半導体レーザ10を配置する必要がある。このた
めに、従来は第6図に示すようにコリメーションレンズ
系1oを保持するレンズホルダ14の奥部にウェーブワ
ッシャ16を配置し、レンズホルダ14のビーム射出端
側に押えネジ17を螺合し、この押えネジ17を調整し
て焦点合せを行っていた。
しかしながら、上記の構成によればレンズホルダ14と
コリメーションレンズ系11との間に間隙が生ずるため
、特に振動等が生じた場合には調整移動方向(第6図図
示X方向)と直交する方向にコリメーションレンズ系1
1が位置ずれすることがあった。また、ウェーブワッシ
ャ17の変形によって前記調整位置方向にも位tずれす
ることがあった。
コリメーションレンズ系11との間に間隙が生ずるため
、特に振動等が生じた場合には調整移動方向(第6図図
示X方向)と直交する方向にコリメーションレンズ系1
1が位置ずれすることがあった。また、ウェーブワッシ
ャ17の変形によって前記調整位置方向にも位tずれす
ることがあった。
[発明の目的]
本発明は上記事情に鑑みて成されたものであり、比較的
簡易な構成でありながら光学部品の位置調整を容易に行
うことができ、がっ、位置ずれすることなく強固に固定
することができる光学部品ユニットを提供することを目
的とするものである。
簡易な構成でありながら光学部品の位置調整を容易に行
うことができ、がっ、位置ずれすることなく強固に固定
することができる光学部品ユニットを提供することを目
的とするものである。
[発明の概要]
上記目的を達成するための本発明の概要は、光学部品と
、この光学部品を一方向に移動可能に支持するホルダー
と、前記光学部品の移動方向と交差する方向に沿って前
記ホルダーに入出自在に位置決め支持され、前記光学部
品と当接する一端をテーパ状に形成した位置調整部材と
を有し、この位置調整部材の入出位置を変位させること
により光学部品の移動方向の位置調整を行い、かつ、こ
の位置調整部材によって光学部品をホルダー内に押圧支
持するようにしたことを特徴とするものである。
、この光学部品を一方向に移動可能に支持するホルダー
と、前記光学部品の移動方向と交差する方向に沿って前
記ホルダーに入出自在に位置決め支持され、前記光学部
品と当接する一端をテーパ状に形成した位置調整部材と
を有し、この位置調整部材の入出位置を変位させること
により光学部品の移動方向の位置調整を行い、かつ、こ
の位置調整部材によって光学部品をホルダー内に押圧支
持するようにしたことを特徴とするものである。
[発明の実施例1
以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。尚
、本実施例は第5図(A)、(B)に示すレーザプリン
タに使用されるレーザ射出装置に関するものであり、本
実施例に係るレーザ射出装[20は第1図に示すように
構成されている。
、本実施例は第5図(A)、(B)に示すレーザプリン
タに使用されるレーザ射出装置に関するものであり、本
実施例に係るレーザ射出装[20は第1図に示すように
構成されている。
第1図において、このレーザ射出装!20は半導体レー
ザ30.コリメーションレンズ系40及びビーム角調整
装置50を中空部21Aに−・体内に保持する円筒状の
ホルダー21を、絶縁カバー22を介してプリント基板
23に取り付けることによって構成されている。
ザ30.コリメーションレンズ系40及びビーム角調整
装置50を中空部21Aに−・体内に保持する円筒状の
ホルダー21を、絶縁カバー22を介してプリント基板
23に取り付けることによって構成されている。
前記ホルダー21は、円筒状の外周面より前記中空部2
1Aに連通ずる第1〜第4のネジ部24゜25.26.
27を有し、前記第1.第4のネジ部26.27はそれ
ぞれ対向する位置に設けられている。そして、前記第1
〜第4のセットスクリュー24A、25A、26A、2
7Aが螺合されるようになっている。尚、第1.第2の
セラトスクリ↓−24A、25Aの先端側は円錘状に形
成された円錐部24Au 、25Atとなっている。
1Aに連通ずる第1〜第4のネジ部24゜25.26.
27を有し、前記第1.第4のネジ部26.27はそれ
ぞれ対向する位置に設けられている。そして、前記第1
〜第4のセットスクリュー24A、25A、26A、2
7Aが螺合されるようになっている。尚、第1.第2の
セラトスクリ↓−24A、25Aの先端側は円錘状に形
成された円錐部24Au 、25Atとなっている。
この第1.第2のセットスクリュー24A、25Aは位
置調整部材の一例である。また、前記第1゜第2のネジ
部24.25の中間部には、ホルダー21の外周面より
前記中空部21Aに連通ずる穴部28が穿設されている
。
置調整部材の一例である。また、前記第1゜第2のネジ
部24.25の中間部には、ホルダー21の外周面より
前記中空部21Aに連通ずる穴部28が穿設されている
。
前記半導体レーザ30は、前記ホルダー21の一端側に
位置するように、取付ネジ31.31によって固定され
ている。従って、半導体レーザ30は、レーザビームの
出射方向(図示X方向)と直交する方向(図示Z方向)
に対して移動調整する手段を有してなく、コリメーショ
ンレンズ系40との光軸調整は不要となっている。
位置するように、取付ネジ31.31によって固定され
ている。従って、半導体レーザ30は、レーザビームの
出射方向(図示X方向)と直交する方向(図示Z方向)
に対して移動調整する手段を有してなく、コリメーショ
ンレンズ系40との光軸調整は不要となっている。
前記コリメーションレンズ系40は、前記ホルダー21
の中空部21Aに挿入されるレンズホルダー41に保持
されている。このレンズホルダー41は円筒状を成して
その中空部41Aに前記コリメーションレンズ系40を
保持するようになっている。また、このレンズホルダー
41の外周面より前記中空部41Aに連通する穴部42
が形成され、この穴部42に接着剤を流し込んで前記コ
リメーションレンズ系40とレンズホルダー41とを固
着するようになってる。尚、接着剤による固定に限らず
他の種々の手段で固定することもできる。また、このレ
ンズホルダー41の両端面外縁側は面取りが成され、こ
の部分を第1のテーパ面43及び第2のテーパ面44と
する。
の中空部21Aに挿入されるレンズホルダー41に保持
されている。このレンズホルダー41は円筒状を成して
その中空部41Aに前記コリメーションレンズ系40を
保持するようになっている。また、このレンズホルダー
41の外周面より前記中空部41Aに連通する穴部42
が形成され、この穴部42に接着剤を流し込んで前記コ
リメーションレンズ系40とレンズホルダー41とを固
着するようになってる。尚、接着剤による固定に限らず
他の種々の手段で固定することもできる。また、このレ
ンズホルダー41の両端面外縁側は面取りが成され、こ
の部分を第1のテーパ面43及び第2のテーパ面44と
する。
尚、このホルダー21.前記位l調整部材としての第1
.第2のセットスクリュー24A、25A及びコリメー
ションレンズ40.レンズホルダー41で本発明に係る
光学部品ユニットを構成している。また、コリメーショ
ンレンズ40とレンズホルダー41とで光学部品を構成
するものとする。
.第2のセットスクリュー24A、25A及びコリメー
ションレンズ40.レンズホルダー41で本発明に係る
光学部品ユニットを構成している。また、コリメーショ
ンレンズ40とレンズホルダー41とで光学部品を構成
するものとする。
前記ビーム角調整装置50は、第1.第2のプリズム5
1A、51Bの相対位置を不変となるように保持する円
柱状の透明な固定部材52と、前記ホルダー21に固着
されて前記固定部材52を回転自在に保持する円管55
とから構成されている。前記固定部材52は、前記ホル
ダー21の第3、第4のネジ部26.27と対向する位
置に第1、第2の切欠部53.54を有し、この第1の
切欠部53の平面53Aに前記13のセットスクリュー
26Aが当接され、前記第2の切欠部54の平面54A
に前記第4のセットスクリュー27Aが当接されるよう
になっている。
1A、51Bの相対位置を不変となるように保持する円
柱状の透明な固定部材52と、前記ホルダー21に固着
されて前記固定部材52を回転自在に保持する円管55
とから構成されている。前記固定部材52は、前記ホル
ダー21の第3、第4のネジ部26.27と対向する位
置に第1、第2の切欠部53.54を有し、この第1の
切欠部53の平面53Aに前記13のセットスクリュー
26Aが当接され、前記第2の切欠部54の平面54A
に前記第4のセットスクリュー27Aが当接されるよう
になっている。
以上のように構成されたレーザ射出装!120の作用に
ついて第2図をも参照して説明する。
ついて第2図をも参照して説明する。
本実施例装置では、半導体レーザ30より射出されたレ
ーザビームをコリメーションレンズ系40で平行ビーム
とし、この平行ビームを第1.第2のプリズムで整形(
詳細は後述する)すると共にビーム角調整装置でビーム
の射出方向を調整するようになっている。そして、この
ビームは第5図(A)、(B)に示すポリゴンミラー2
.f・θレンズ3.シリンドリカルレンズ4を介して感
光体ドラム5上に結像されるようになっている。
ーザビームをコリメーションレンズ系40で平行ビーム
とし、この平行ビームを第1.第2のプリズムで整形(
詳細は後述する)すると共にビーム角調整装置でビーム
の射出方向を調整するようになっている。そして、この
ビームは第5図(A)、(B)に示すポリゴンミラー2
.f・θレンズ3.シリンドリカルレンズ4を介して感
光体ドラム5上に結像されるようになっている。
ここで、先ず前記コリメーションレンズ系40で平行ビ
ームとするためには、コリメーションレンズ系40を図
示X方向に移動させてその焦点合せを行わなければなら
ない。
ームとするためには、コリメーションレンズ系40を図
示X方向に移動させてその焦点合せを行わなければなら
ない。
本実施例では、第1.第2のセットスクリュー24A、
25Aの調整によりコリメーションレンズ系40のX方
向の位置を容易に調整することができる。例えば、第1
のセットスクリュー24Aを締める方向に回し、第2の
セットスクリュー25Aを弛める方向に回すことにより
、コリメーションレンズ系40は第1図の右側から左側
に変位させることができ゛る一方、第1のセットスクリ
ュー24Aを弛める方向に回し、第2のセットスクリュ
ー25Aを締める方向に回すことにより、コリメーショ
ンレンズ系40は第1図の左側から右側に変位させるこ
とができる。
25Aの調整によりコリメーションレンズ系40のX方
向の位置を容易に調整することができる。例えば、第1
のセットスクリュー24Aを締める方向に回し、第2の
セットスクリュー25Aを弛める方向に回すことにより
、コリメーションレンズ系40は第1図の右側から左側
に変位させることができ゛る一方、第1のセットスクリ
ュー24Aを弛める方向に回し、第2のセットスクリュ
ー25Aを締める方向に回すことにより、コリメーショ
ンレンズ系40は第1図の左側から右側に変位させるこ
とができる。
即ら、前記第1.第2のセットスクリュー24A、25
Aの先端部には円錐部24A1.25A1が形成されて
いるため、前記両スクリュー24A、25Aのいずれか
一方を締めると、このスクリューは中空部21Aに向っ
て移動することにより、前記円錐部24A1又25A1
によって図示X方向にも分力が生ずる。そして、この分
力によってコリメーションレンズ40を保持するレンズ
ホルダー41をX方向に変位させることができる。
Aの先端部には円錐部24A1.25A1が形成されて
いるため、前記両スクリュー24A、25Aのいずれか
一方を締めると、このスクリューは中空部21Aに向っ
て移動することにより、前記円錐部24A1又25A1
によって図示X方向にも分力が生ずる。そして、この分
力によってコリメーションレンズ40を保持するレンズ
ホルダー41をX方向に変位させることができる。
尚、この円錐部24A1.25Atは前記レンズホルダ
ー41の両端側で第1.第2のテーパ面43.44と当
接することにより、位@調整後はX方向に変位すること
がなく、振動があってもコリメーションレンズ系40の
焦点位置がずれることはない。
ー41の両端側で第1.第2のテーパ面43.44と当
接することにより、位@調整後はX方向に変位すること
がなく、振動があってもコリメーションレンズ系40の
焦点位置がずれることはない。
また、前記両スクリュー24A、25A(7)円t1部
24A1.25Atによって1接されことによす、前記
レンズホルダー41はホルダー21の中空部21A内周
面に押圧され、X方向と直交する方向にもずれが生ずる
ことなく、コリメーションレンズ系40を強固に固定す
ることができる。
24A1.25Atによって1接されことによす、前記
レンズホルダー41はホルダー21の中空部21A内周
面に押圧され、X方向と直交する方向にもずれが生ずる
ことなく、コリメーションレンズ系40を強固に固定す
ることができる。
尚、このような調整後に、前記穴部28より接着剤を流
し込み、ホルダー21とレンズホルダー41とをより強
固に固定するようにしてもよい。
し込み、ホルダー21とレンズホルダー41とをより強
固に固定するようにしてもよい。
従来は、第6図に示すようにコリメーションレンズ系1
1をウェーブワッシャ16.押えネジ17によって保持
していたため、振動によって図示X方向及びX方向と交
差する方向に変位する恐れがあったが、本実施例ではそ
のような弊害が生ずる恐れが全くない。
1をウェーブワッシャ16.押えネジ17によって保持
していたため、振動によって図示X方向及びX方向と交
差する方向に変位する恐れがあったが、本実施例ではそ
のような弊害が生ずる恐れが全くない。
次に、第1.第2のプリズム51A、51Bによるビー
ム整形作用について説明する。この第1゜第2のプリズ
ム51A、51Bは断面円形のビームを図示Y方向を長
手状とする偏平なビーム形状に整形している。そして、
第1のプリズム51Aだけで整形作用を行うと、ビーム
の出射方向が変化するため、この第1.第2のプリズム
51A。
ム整形作用について説明する。この第1゜第2のプリズ
ム51A、51Bは断面円形のビームを図示Y方向を長
手状とする偏平なビーム形状に整形している。そして、
第1のプリズム51Aだけで整形作用を行うと、ビーム
の出射方向が変化するため、この第1.第2のプリズム
51A。
51Bの2つを用いることにより、ビーム整形とビーム
射出方向の規制とを行っている。尚、このように第1.
第2のプリズム51A、51Bでビーム整形を行う理由
は、前記感光体ドラム5上でY方向を長手状とする偏平
なビームによって結像して画質の向上を図っているため
である。そして、レーザービームの特性としてレンズを
通過する際にビームの長手方向が縮められ、ビームの短
手方向が拡大される性質があるため、第1.第2のプリ
ズム51A、51Bによって上述した整形を行っている
。
射出方向の規制とを行っている。尚、このように第1.
第2のプリズム51A、51Bでビーム整形を行う理由
は、前記感光体ドラム5上でY方向を長手状とする偏平
なビームによって結像して画質の向上を図っているため
である。そして、レーザービームの特性としてレンズを
通過する際にビームの長手方向が縮められ、ビームの短
手方向が拡大される性質があるため、第1.第2のプリ
ズム51A、51Bによって上述した整形を行っている
。
また、第1.第2のプリズム51A、518通過後のレ
ーザービームはポリゴンミラー2に対して所定方向即ち
レーザ射出装置20の光軸と平行となる方向に射出しな
ければ、シリンドリカルレンズ4による補正ができない
等の弊害がある。
ーザービームはポリゴンミラー2に対して所定方向即ち
レーザ射出装置20の光軸と平行となる方向に射出しな
ければ、シリンドリカルレンズ4による補正ができない
等の弊害がある。
このために、本実施例ではビーム角調整装置1t50に
よってビーム角を容易に調整できるようにしている。即
ち、第1.第2のプリズム51A、51Bは両プリズム
の相対位置が不変となるように固定部材52によって固
定され、かつ、この固定部材52は円管55に内接して
回転自在に支持されている。従って、この円管55に対
して固定部材52を回転させることにより、第1.第2
のプリズム51A、51Bは相対位置を保持したまま一
体的に回転し、ビーム角を任意に調整することができる
。この際、本実施例では第3.第4のセットスクリュー
26A、27Aのいずれか一方を締め、他方を緩めるこ
とによってビーム角の調整を行うことができる。即ち、
締められたセットスクリューによって第1.第2の切欠
部53.54の平面53A、54Aの一方が押圧され、
この平面53A、54Aの押圧変位と共に固定部材52
を円管55の内周面に沿って回転調整することができる
。このようにしてビームの射出方向を図示x7平面にお
いてレーザ射出装N20の光軸と平行にすることができ
る。
よってビーム角を容易に調整できるようにしている。即
ち、第1.第2のプリズム51A、51Bは両プリズム
の相対位置が不変となるように固定部材52によって固
定され、かつ、この固定部材52は円管55に内接して
回転自在に支持されている。従って、この円管55に対
して固定部材52を回転させることにより、第1.第2
のプリズム51A、51Bは相対位置を保持したまま一
体的に回転し、ビーム角を任意に調整することができる
。この際、本実施例では第3.第4のセットスクリュー
26A、27Aのいずれか一方を締め、他方を緩めるこ
とによってビーム角の調整を行うことができる。即ち、
締められたセットスクリューによって第1.第2の切欠
部53.54の平面53A、54Aの一方が押圧され、
この平面53A、54Aの押圧変位と共に固定部材52
を円管55の内周面に沿って回転調整することができる
。このようにしてビームの射出方向を図示x7平面にお
いてレーザ射出装N20の光軸と平行にすることができ
る。
従って、従来のようにプリズムの相対位置の微妙な調整
と、過度の部品精度の要求によって成し得ていたビーム
角の調整を容易に行うことができる。しかも、本実施例
にあっては、半導体レーザ30とコリメーションレンズ
系40との光軸を2方向で一致させる必要はない。即ち
、第2図に示すようにコリメーションレンズ系40の光
軸よりも半導体レーザ30の光軸がZ方向で1側にずれ
た場合でも、前記ビーム角調整装置55によってビーム
は所定の射出方向に調整できるからである。
と、過度の部品精度の要求によって成し得ていたビーム
角の調整を容易に行うことができる。しかも、本実施例
にあっては、半導体レーザ30とコリメーションレンズ
系40との光軸を2方向で一致させる必要はない。即ち
、第2図に示すようにコリメーションレンズ系40の光
軸よりも半導体レーザ30の光軸がZ方向で1側にずれ
た場合でも、前記ビーム角調整装置55によってビーム
は所定の射出方向に調整できるからである。
従って、半導体レーザ30はZ方向に対して無調整で加
工精度によってのみ取り付ければよく、またこの加工精
度も過度に要求されることはなく、ビーム角調整装置5
5で補正のきく範囲のラフな精度でよい。
工精度によってのみ取り付ければよく、またこの加工精
度も過度に要求されることはなく、ビーム角調整装置5
5で補正のきく範囲のラフな精度でよい。
従って、従来は第6図に示すようにネジ15゜15によ
って半導体レーザ10のホルダー13を7方向で移動可
能とする構成を要していたが、このような調整機構は不
要となり、かつ調整作業の負担からも解放される。
って半導体レーザ10のホルダー13を7方向で移動可
能とする構成を要していたが、このような調整機構は不
要となり、かつ調整作業の負担からも解放される。
このように、半導体レーザ30より射出されたゥーザt
?−1A□、焦点合甘め行われたコリメーションレンズ
系40で確実に平行ビームとされ、第1、第2のプリズ
ム51A、51Bでビーム整形作用が行われると共に、
ビーム角調整装置50によってその射出角度をレーザビ
ーム射出装置20の光軸と平行となるようにすることが
できる。従って、このレーザ射出装@20より射出され
、ポリゴンミラー2.f・θレンズ3を通過したレーザ
ビームは、シリンドリカルレンズ4によって2方向の位
置が補正されて感光体ドラム5上の所定位置に確実に結
像されることになる。しかも、このような結像を得るた
めの調整は、コリメーションレンズ40の焦点合せとビ
ーム角1111ff50での角度調整とによって容易に
行うことができる。
?−1A□、焦点合甘め行われたコリメーションレンズ
系40で確実に平行ビームとされ、第1、第2のプリズ
ム51A、51Bでビーム整形作用が行われると共に、
ビーム角調整装置50によってその射出角度をレーザビ
ーム射出装置20の光軸と平行となるようにすることが
できる。従って、このレーザ射出装@20より射出され
、ポリゴンミラー2.f・θレンズ3を通過したレーザ
ビームは、シリンドリカルレンズ4によって2方向の位
置が補正されて感光体ドラム5上の所定位置に確実に結
像されることになる。しかも、このような結像を得るた
めの調整は、コリメーションレンズ40の焦点合せとビ
ーム角1111ff50での角度調整とによって容易に
行うことができる。
尚、ビーム角調整装置150を構成する光学部品として
はその用途に応じて種々の光学部品を用いることもでき
る。例えば、第3図に示すように2つのシリンダレンズ
56A、56Bをその相対位置を不変として固定部材5
7によって保持するようにし、この固定部材57を回転
支持す°る構成としてもよい。
はその用途に応じて種々の光学部品を用いることもでき
る。例えば、第3図に示すように2つのシリンダレンズ
56A、56Bをその相対位置を不変として固定部材5
7によって保持するようにし、この固定部材57を回転
支持す°る構成としてもよい。
さらに、この−ビーム角調整装置50の応用例としては
、レーザ射出装置l!20に適用するものに限らず、第
49図(A)、(B)に示すように他の光学系に用いる
こともできる。第4図(A)は2つの固定された光学系
60.61の間にこのビーム角調整装置150を配置し
たもので、このビーム角調整装置t50によってビーム
の出射角をX、Z平面で修正することができる。また、
第4図(B)は3つの固定された光学系62.63.6
4のそれぞれの間に第1.第2のビーム角調整装!!5
0A、50Bを設けたものである。そして、第1のビー
ム角調整装置f50AによってX、Z平面でビーム角を
修正し、第2のビーム角調整@1f50Bによっx、y
平面でビーム角を修正することができる。
、レーザ射出装置l!20に適用するものに限らず、第
49図(A)、(B)に示すように他の光学系に用いる
こともできる。第4図(A)は2つの固定された光学系
60.61の間にこのビーム角調整装置150を配置し
たもので、このビーム角調整装置t50によってビーム
の出射角をX、Z平面で修正することができる。また、
第4図(B)は3つの固定された光学系62.63.6
4のそれぞれの間に第1.第2のビーム角調整装!!5
0A、50Bを設けたものである。そして、第1のビー
ム角調整装置f50AによってX、Z平面でビーム角を
修正し、第2のビーム角調整@1f50Bによっx、y
平面でビーム角を修正することができる。
尚、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本
発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。
発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。
例えば、前記実施例ではコリメーションレンズ系40を
光軸方向に沿って移動調整して焦点合せのために本光学
ユニットを適用したが、これに限らず光軸方向と直交す
る方向に移動させて光軸合せのために本光学ユニットを
使用することもできる。また、位置調整部材24A、2
5Aは必らずしもネジに限らず、少なくともホルダー2
1に入出自在に位置決め支持されるものであればよい。
光軸方向に沿って移動調整して焦点合せのために本光学
ユニットを適用したが、これに限らず光軸方向と直交す
る方向に移動させて光軸合せのために本光学ユニットを
使用することもできる。また、位置調整部材24A、2
5Aは必らずしもネジに限らず、少なくともホルダー2
1に入出自在に位置決め支持されるものであればよい。
従って、セットスクリュー24A、25Aのように回転
によって直線移動する場合には、レンズホルダー41と
の当接端を円錘状に形成する必要があるが、単に直接的
に移動する位置調整部材であればレンズホルダー41と
の当接面が少なくともテーパ状に形成されていればよい
。
によって直線移動する場合には、レンズホルダー41と
の当接端を円錘状に形成する必要があるが、単に直接的
に移動する位置調整部材であればレンズホルダー41と
の当接面が少なくともテーパ状に形成されていればよい
。
また、このような位置調整部材は必らずしもレンズホル
ダー41の両端側で当接するものに限らない。両端側で
当接するようにすれば位!!調整及び強固な固定の双方
の効果が確実に得られるが、少なくとも一ケ所でこのよ
うな位置調整部材を使用してもテーパ面による位WIW
4整作用と押圧固定作用を成すことができ、他端側を他
の部材によって固定するようにしてもよい。尚、光学部
品としては、本実施例のようにコリメーションレンズ4
0とレンズホルダー41とで構成するものに限らず、レ
ンズ自体で構成してもよく、かつ、そのレンズの種類は
問わない。
ダー41の両端側で当接するものに限らない。両端側で
当接するようにすれば位!!調整及び強固な固定の双方
の効果が確実に得られるが、少なくとも一ケ所でこのよ
うな位置調整部材を使用してもテーパ面による位WIW
4整作用と押圧固定作用を成すことができ、他端側を他
の部材によって固定するようにしてもよい。尚、光学部
品としては、本実施例のようにコリメーションレンズ4
0とレンズホルダー41とで構成するものに限らず、レ
ンズ自体で構成してもよく、かつ、そのレンズの種類は
問わない。
[発明の効果1
以上説明したように、本発明によれば光学部品の焦点合
せ又は光軸合せの等のための調整を容易に行うことがで
き、しかも調整後は振動等によって光学部品が変位する
ようなことがなく強固に固定することができる光学部品
ユニットを提供することができる。しかも、構成が簡易
であるため安価に提供することが可能である。
せ又は光軸合せの等のための調整を容易に行うことがで
き、しかも調整後は振動等によって光学部品が変位する
ようなことがなく強固に固定することができる光学部品
ユニットを提供することができる。しかも、構成が簡易
であるため安価に提供することが可能である。
第1図は本発明の一実施例に係るレーザ射出装置の概略
断面図、第2図はビーム角調整作用を説明するための概
略説明図、第3図及び第4図(A)(8)はそれぞれビ
ーム角調整装置の変形例を示す概略説明図、第5図(A
)、(B)はレーザプリンタの基本的構成を示す平面図
、側面図、第6図は従来のレーザ射出装置の構成を示す
断面図である。 21・・・ホルダー、 24A、25A・・・位置調整部材、 24As 、25Az・・・円錐部、 40.41・・・光学部品。 ’J)、:L:::’
断面図、第2図はビーム角調整作用を説明するための概
略説明図、第3図及び第4図(A)(8)はそれぞれビ
ーム角調整装置の変形例を示す概略説明図、第5図(A
)、(B)はレーザプリンタの基本的構成を示す平面図
、側面図、第6図は従来のレーザ射出装置の構成を示す
断面図である。 21・・・ホルダー、 24A、25A・・・位置調整部材、 24As 、25Az・・・円錐部、 40.41・・・光学部品。 ’J)、:L:::’
Claims (5)
- (1)光学部品と、この光学部品を一方向に移動可能に
支持するホルダーと、前記光学部品の移動方向と交差す
る方向に沿って前記ホルダーに入出自在に位置決め支持
され、前記光学部品と当接する一端をテーパ状に形成し
た位置調整部材とを有し、この位置調整部材の入出位置
を変位させることにより光学部品の移動方向の位置調整
を行い、かつ、この位置調整部材によって光学部品をホ
ルダー内に押圧支持するようにしたことを特徴とする光
学部品ユニット。 - (2)位置調整部材は前記ホルダーと螺合するネジであ
って、前記光学部品との当接端を円錘状に形成したもの
である特許請求の範囲第1項に記載の光学部品ユニット
。 - (3)位置調整部材は、光学部品の移動方向両端側で当
接すべく複数設けられたものである特許請求の範囲第1
項又は第2項記載の光学部品ユニット。 - (4)光学部品は、光軸方向に沿って移動可能に支持さ
れ、前記位置調整部材によって焦点合せを行うものであ
る特許請求の範囲第1項乃至第3項のいずれかに記載の
光学部品ユニット。 - (5)光学部品は、光軸方向と直交する方向に沿って移
動可能に支持され、前記位置調整部材によって光軸合せ
を行うものである特許請求の範囲第1項乃至第3項のい
ずれかに記載の光学部品ユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9486085A JPS61252515A (ja) | 1985-05-01 | 1985-05-01 | 光学部品ユニツト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9486085A JPS61252515A (ja) | 1985-05-01 | 1985-05-01 | 光学部品ユニツト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61252515A true JPS61252515A (ja) | 1986-11-10 |
Family
ID=14121783
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9486085A Pending JPS61252515A (ja) | 1985-05-01 | 1985-05-01 | 光学部品ユニツト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61252515A (ja) |
-
1985
- 1985-05-01 JP JP9486085A patent/JPS61252515A/ja active Pending
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