JPS61252158A - 塩素含有熱可塑性樹脂積層体 - Google Patents
塩素含有熱可塑性樹脂積層体Info
- Publication number
- JPS61252158A JPS61252158A JP7769885A JP7769885A JPS61252158A JP S61252158 A JPS61252158 A JP S61252158A JP 7769885 A JP7769885 A JP 7769885A JP 7769885 A JP7769885 A JP 7769885A JP S61252158 A JPS61252158 A JP S61252158A
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- JP
- Japan
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- thermoplastic resin
- weight
- acrylic acid
- polymer
- chlorine
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、塩化ビニル重合体や塩化ビニリデン重合体等
の塩素含有熱可塑性樹脂の層を有し、層間接着力の強固
な積層体に関する。
の塩素含有熱可塑性樹脂の層を有し、層間接着力の強固
な積層体に関する。
(従来の技術)
塩素含有熱可塑性樹脂のうち、ポリ塩化ビニリデンは、
透湿性が低く、ガスバリヤ−性及び耐油性に漬れるため
、ポリアミドやエチレン−酢酸ビニル共重合体鹸化物と
同様にガスバリヤ−材料として食品包装容器に用いるこ
とが検討されている。
透湿性が低く、ガスバリヤ−性及び耐油性に漬れるため
、ポリアミドやエチレン−酢酸ビニル共重合体鹸化物と
同様にガスバリヤ−材料として食品包装容器に用いるこ
とが検討されている。
また、ポリ塩化ビニルは極めて広い分野で多くの用途に
使用されている。
使用されている。
しかしながら、塩化ビニリデンの単独重合体は軟化点と
熱分解点が非常に接近しており、適当な可塑剤や安定剤
がないため、通常は、塩化ビニルやアクリロニトリルな
どと共重合させる内部可塑化で軟化点を下げる事により
加工性の改善がはかられている。従って、食品包装用に
用いられているポリ塩化ビニリデンは、剛性が低く単独
では容器となり得ないため、およびコストダウンのため
にもポリオレフィンとの積層が種々検討されている。
熱分解点が非常に接近しており、適当な可塑剤や安定剤
がないため、通常は、塩化ビニルやアクリロニトリルな
どと共重合させる内部可塑化で軟化点を下げる事により
加工性の改善がはかられている。従って、食品包装用に
用いられているポリ塩化ビニリデンは、剛性が低く単独
では容器となり得ないため、およびコストダウンのため
にもポリオレフィンとの積層が種々検討されている。
また、ポリ塩化ビニルは、食品安定性の点からポリオレ
フィンとの積層が望まれる。
フィンとの積層が望まれる。
具体的な方法としては、例えば、エチレン−酢酸ビニル
共重合体を接着層に用いることが為されている。
共重合体を接着層に用いることが為されている。
(発明が解決しようとする問題点)
しかしながら、エチレン−酢酸ビニル共重合体を接着層
に用いる方法は、接着性、特に、耐熱接着性に劣り、塩
素含有熱可塑性樹脂に較べて軟化点が著しく低いため共
押出による積層時に接着層の粘度が低くなって成形加工
が困難であるという欠点がちり、好ましくないものであ
った。
に用いる方法は、接着性、特に、耐熱接着性に劣り、塩
素含有熱可塑性樹脂に較べて軟化点が著しく低いため共
押出による積層時に接着層の粘度が低くなって成形加工
が困難であるという欠点がちり、好ましくないものであ
った。
本発明は、かかる欠点を改良することを目的とし、特定
の改質重合体を用いると接着性が顕著に改善され、目的
が達成されることが見い出されて為されたものである。
の改質重合体を用いると接着性が顕著に改善され、目的
が達成されることが見い出されて為されたものである。
(問題点を解決するための手段)
即ち、本発明は、
「塩素含有熱可塑性樹脂の層および、一部または全部が
3重量%以上のアクリル酸系エステルでグラフト変性さ
れ、かつ、アクリル酸系エステルの全含量が25〜75
重量%である結晶性α−オレフィン重合体およびアクリ
ル酸系エステル重合体から選ばれた少なくとも一種の重
合体若しくは重合体組成物の層からなることを特徴とす
る塩素含有熱可塑性樹脂積層体」である。
3重量%以上のアクリル酸系エステルでグラフト変性さ
れ、かつ、アクリル酸系エステルの全含量が25〜75
重量%である結晶性α−オレフィン重合体およびアクリ
ル酸系エステル重合体から選ばれた少なくとも一種の重
合体若しくは重合体組成物の層からなることを特徴とす
る塩素含有熱可塑性樹脂積層体」である。
本発明の積層物は層間接着力が強く、塩素含有熱可塑性
樹脂の長所とポリオレフィンの性質を有するので、工業
製品ばかりでなく、日用品分野への応用も大いに期待し
得る。
樹脂の長所とポリオレフィンの性質を有するので、工業
製品ばかりでなく、日用品分野への応用も大いに期待し
得る。
(作用)
本発明で用いる1素含有熱可塑性樹脂としては、例えば
、塩化ビニル、塩化ビニリデンの単独重合体またはこれ
らを主成分とする共重合体(例えば、エチレン−塩化ビ
ニル共重合体、プロピレン−塩化ビニル共重合体等)、
塩素化ポリオレフィン等、市販のものから適宜選んで用
いることができる。
、塩化ビニル、塩化ビニリデンの単独重合体またはこれ
らを主成分とする共重合体(例えば、エチレン−塩化ビ
ニル共重合体、プロピレン−塩化ビニル共重合体等)、
塩素化ポリオレフィン等、市販のものから適宜選んで用
いることができる。
中でもポリ塩化ビニIJデンが接着性の点で好ましい。
なお、塩素含有熱可塑性樹脂にそれと相溶性のある他の
樹脂(多量混合の1合)、相溶性のない樹脂(少量、例
えば、30重重電以下混合の場合)、充填剤、着色剤、
安定剤等を適宜配合して用いることは差し支えない。
樹脂(多量混合の1合)、相溶性のない樹脂(少量、例
えば、30重重電以下混合の場合)、充填剤、着色剤、
安定剤等を適宜配合して用いることは差し支えない。
また、本発明で用いるもう一方の層を構成する改質重合
体若しくは改質重合体組成物は、上記の「一部または全
部が3重量%以上、好ましくは5重量%以上のアクリル
酸系エステルでグラフト変性され、かつ、アクリル酸系
エステルの全含量が25〜75重i%、好ましくは30
〜60重量%である結晶性α−オレフィン重合体および
アクリル酸系エステル重合体から選ばれた少なくとも一
種の重合体若しくは重合体組成物」である。
体若しくは改質重合体組成物は、上記の「一部または全
部が3重量%以上、好ましくは5重量%以上のアクリル
酸系エステルでグラフト変性され、かつ、アクリル酸系
エステルの全含量が25〜75重i%、好ましくは30
〜60重量%である結晶性α−オレフィン重合体および
アクリル酸系エステル重合体から選ばれた少なくとも一
種の重合体若しくは重合体組成物」である。
ここで、結晶性α−オレフィン重合体は、例えハ、エチ
レン、フロピレン、ブテン−1、ヘキセン−1、ヘプテ
ン−1,4−メチルペンテン−1、オクテン−1等のα
−オレフィンの単独重合f*または相互の共重合体、若
しくはこれらα−オレフィンの過半重量と他の重合性率
i1本、例えば、ビニルエステル(酢酸ビニル等)、不
飽和カルボン酸またはその誘導体(アクリル酸、無水マ
レイン酸、メチルメタクリレート、エチルアクリレート
等)、不飽和芳香族単量体(スチレン、α−メチルスチ
レン等)、不飽和有機シラン(ビニルトリメトキシシラ
ン、r−メタクリロイルオキシプロピルトリメトキシシ
ラン等)等との共重合体である。中でも好ましいものは
、α−オレフィンのみからなる重合体、例えば、低・中
・高密度ポリエチレン、エチレン−プロピレン共重合体
、エチレン−ブテン共重合体、ポリプロピレン、プロピ
レン−ブテン共重合体等であり、特に炭素数3〜12の
α−オレフィン重合体は耐熱性の点で好ましい。
レン、フロピレン、ブテン−1、ヘキセン−1、ヘプテ
ン−1,4−メチルペンテン−1、オクテン−1等のα
−オレフィンの単独重合f*または相互の共重合体、若
しくはこれらα−オレフィンの過半重量と他の重合性率
i1本、例えば、ビニルエステル(酢酸ビニル等)、不
飽和カルボン酸またはその誘導体(アクリル酸、無水マ
レイン酸、メチルメタクリレート、エチルアクリレート
等)、不飽和芳香族単量体(スチレン、α−メチルスチ
レン等)、不飽和有機シラン(ビニルトリメトキシシラ
ン、r−メタクリロイルオキシプロピルトリメトキシシ
ラン等)等との共重合体である。中でも好ましいものは
、α−オレフィンのみからなる重合体、例えば、低・中
・高密度ポリエチレン、エチレン−プロピレン共重合体
、エチレン−ブテン共重合体、ポリプロピレン、プロピ
レン−ブテン共重合体等であり、特に炭素数3〜12の
α−オレフィン重合体は耐熱性の点で好ましい。
これらの重合体は結晶性であり、結晶化度が10%以上
のものであるが、好ましいものは20〜60%のもので
ちる。
のものであるが、好ましいものは20〜60%のもので
ちる。
また、上記のアクリル酸系エステル重合体は、例えば、
アクリル酸またはメタクリル酸のアルキルエステル単独
重合体または共重合体であり、このアルキルの具体例と
しては、メチル、エチル、プロピル、ブチル、2−エチ
ルヘキシル等が挙ケられ、特に炭素数が1〜4のアルキ
ルのものが接着性の点で好ましい。
アクリル酸またはメタクリル酸のアルキルエステル単独
重合体または共重合体であり、このアルキルの具体例と
しては、メチル、エチル、プロピル、ブチル、2−エチ
ルヘキシル等が挙ケられ、特に炭素数が1〜4のアルキ
ルのものが接着性の点で好ましい。
ここで、共重合体とは、成分としてアクリル酸系エステ
ルが過半重量含まれたものであることは、先のα−オレ
フィン重合体で述べたことと同様である。
ルが過半重量含まれたものであることは、先のα−オレ
フィン重合体で述べたことと同様である。
ざらに、上記のアクリル酸系エステルの単量体(変性に
用いるグラフトマー)は、上のアクリル酸系エステル重
合体においてその構成層tSとして挙げたものを用いる
ことができる。このアクリル酸系エステル単量体は、場
合によシ共重合しうる他のビニルモノマーと共存させて
グラフト共重合することもできる。
用いるグラフトマー)は、上のアクリル酸系エステル重
合体においてその構成層tSとして挙げたものを用いる
ことができる。このアクリル酸系エステル単量体は、場
合によシ共重合しうる他のビニルモノマーと共存させて
グラフト共重合することもできる。
次に、グラフト変性の方法は、溶液グラフト、溶融グラ
フトおるいは水性懸濁グラフト、放射線グラフトを問わ
ないが、アクリル酸系エステル単量体の均一分散、ゲル
の発生抑制の点から水性懸濁グラフト(例えば特開昭5
9−68318号公報参照)が好ましい。
フトおるいは水性懸濁グラフト、放射線グラフトを問わ
ないが、アクリル酸系エステル単量体の均一分散、ゲル
の発生抑制の点から水性懸濁グラフト(例えば特開昭5
9−68318号公報参照)が好ましい。
アクリル酸系エステル単量体のグラフ)lが上記の徽未
満では接着性と強度とのバランス上、初期の目的の達成
を期し難い。また、全アクリル酸系エステル単量体の含
量が25重t%未満では接着性が不十分で、75重量%
超過では成形性が悪くなる。
満では接着性と強度とのバランス上、初期の目的の達成
を期し難い。また、全アクリル酸系エステル単量体の含
量が25重t%未満では接着性が不十分で、75重量%
超過では成形性が悪くなる。
この樹脂の層には、ホットメルト系接着剤に通常用いら
れる石油樹脂や粘着付与剤なども配合することができる
。
れる石油樹脂や粘着付与剤なども配合することができる
。
本発明の積層物を製造する方法としては、両層の樹脂を
共押出成形、プレス成形、押出ラミネート等で積層する
方法が用いられる。
共押出成形、プレス成形、押出ラミネート等で積層する
方法が用いられる。
なお、本発明の積層体は、この2層のみならず、この2
層を構成層とする3層以上の層からなる積層物も該当す
る。このとき、他の層として基材となり得るものは、例
えば、ボリフフ化ビニリデン等のフッ素系樹脂;アクリ
ロニトリル−ブタジェン−スチレン樹脂、ポリスチレン
等のスチレン系樹脂;ポリエチレン、ポリプロピレン等
のポリオレフィン系樹脂;アクリロニトリル−ブタジェ
ンゴム、スチレン−ブタジェンゴム等の各種ゴム;アル
ミニウム、鉄等の金属;不飽和ポリエステル、エポキシ
樹脂、ウレタン樹脂等の熱硬化樹脂;熱可塑性ポリエス
テル、ポリカーボネート、ナイロン等のエンジニアリン
グ樹脂等が考えられる。
層を構成層とする3層以上の層からなる積層物も該当す
る。このとき、他の層として基材となり得るものは、例
えば、ボリフフ化ビニリデン等のフッ素系樹脂;アクリ
ロニトリル−ブタジェン−スチレン樹脂、ポリスチレン
等のスチレン系樹脂;ポリエチレン、ポリプロピレン等
のポリオレフィン系樹脂;アクリロニトリル−ブタジェ
ンゴム、スチレン−ブタジェンゴム等の各種ゴム;アル
ミニウム、鉄等の金属;不飽和ポリエステル、エポキシ
樹脂、ウレタン樹脂等の熱硬化樹脂;熱可塑性ポリエス
テル、ポリカーボネート、ナイロン等のエンジニアリン
グ樹脂等が考えられる。
本発明の積層体の1層を構成する改質重合体若しくは改
質重合体組成物は、これらの基材とは接着剤を用いるこ
となく又は必要に応じて接着剤を用いて接着することも
できる。
質重合体組成物は、これらの基材とは接着剤を用いるこ
となく又は必要に応じて接着剤を用いて接着することも
できる。
このとき、他の基材との積層においては、本発明で用い
る改質重合体若しくは改質重合体組成物が、上記のアク
リル酸系エステル単量体を含有する外に不飽和有機カル
ボン酸またはその誘導体、不飽和グリシジル化合物をグ
ラフト変性又は共重合の形で含有しているものが、接着
性の点で好ましい。
る改質重合体若しくは改質重合体組成物が、上記のアク
リル酸系エステル単量体を含有する外に不飽和有機カル
ボン酸またはその誘導体、不飽和グリシジル化合物をグ
ラフト変性又は共重合の形で含有しているものが、接着
性の点で好ましい。
ここで、「グラフト変性又は共重合の形で含有」とは、
アクリル酸系エステル単量体をグラフト共重合する際に
、同時にアクリル酸系エステル単量体と共にこれらの不
飽和化合物をグラフトする方法やα−オレフィン重合体
又はアクリル酸系エステル重合体として予め、グラフト
又は共重合の形でこれら不飽和化合物を含有しているも
のを用いる方法、アクリル酸系エステル単量体を所定量
含有した改質重合体若しくは改質重合体組成物にこれら
不飽和化合物をグラフト共重合する方法、改質重合体若
しくは改質重合体組成物にα−オレフィン重合体又はア
クリル酸系エステル重合体と同様のα−オレフィン重合
体でこれら不飽和化合物をグラフト変性又は共重合の形
で含有するものを混練する方法等がある。
アクリル酸系エステル単量体をグラフト共重合する際に
、同時にアクリル酸系エステル単量体と共にこれらの不
飽和化合物をグラフトする方法やα−オレフィン重合体
又はアクリル酸系エステル重合体として予め、グラフト
又は共重合の形でこれら不飽和化合物を含有しているも
のを用いる方法、アクリル酸系エステル単量体を所定量
含有した改質重合体若しくは改質重合体組成物にこれら
不飽和化合物をグラフト共重合する方法、改質重合体若
しくは改質重合体組成物にα−オレフィン重合体又はア
クリル酸系エステル重合体と同様のα−オレフィン重合
体でこれら不飽和化合物をグラフト変性又は共重合の形
で含有するものを混練する方法等がある。
また、不飽和カルボン酸又はその誘導体とは、カルボン
酸基、酸無水基、エステル基、カルボン酸金属塩、カル
ボン酸アミド基などを有する不飽和化合物で、例として
は、アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、フマール
酸、イタコン酸等トその誘導体を挙げることができ、特
に、無水マレイン酸が好ましい。
酸基、酸無水基、エステル基、カルボン酸金属塩、カル
ボン酸アミド基などを有する不飽和化合物で、例として
は、アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、フマール
酸、イタコン酸等トその誘導体を挙げることができ、特
に、無水マレイン酸が好ましい。
不飽和グリシジル化合物の例としては、グリシジルメタ
クリレート、グリシジルアクリレート等がある。
クリレート、グリシジルアクリレート等がある。
本発明の積層体は、フッ素樹脂の成形時に得ることもで
きるので、従来積層が困難であった金属管等の管の内面
被覆等において特に有用である。
きるので、従来積層が困難であった金属管等の管の内面
被覆等において特に有用である。
(実施gAJ’)
次に実施例を示すが、的中各評価は次の方法によった。
fl) 接着性:積層物を13巾で短冊状に切り取り
、一部を剥離した後、フッ素樹脂と基 材をインストロンタイプの試験機の チャックにはさみ、速度50■/分 にて測定した。
、一部を剥離した後、フッ素樹脂と基 材をインストロンタイプの試験機の チャックにはさみ、速度50■/分 にて測定した。
(2)アクリル酸系エステル含量:得られた改質重合体
を60℃で10時間真空乾燥し た後、赤外分析法により求めた。
を60℃で10時間真空乾燥し た後、赤外分析法により求めた。
参考例
soz容量のオートクレーブに純水20#、懸濁剤の第
三リン酸カルシウム0.6 #、およびドデシルベンゼ
ンスルホン酸ナトリウム0.6 t 全混入して水性媒
質とし、これに粒径3〜4■のプロピレン−エチレン共
重合体CMPR6P/10分、エチレン含量4重量%)
5#を加え、攪拌して懸濁させた。別にt−ブチルパー
オキシベンゾエート151をアクリル酸n−ブチル5k
gに溶解し、これを先の懸濁系に添加し、系内を窒素置
換した。
三リン酸カルシウム0.6 #、およびドデシルベンゼ
ンスルホン酸ナトリウム0.6 t 全混入して水性媒
質とし、これに粒径3〜4■のプロピレン−エチレン共
重合体CMPR6P/10分、エチレン含量4重量%)
5#を加え、攪拌して懸濁させた。別にt−ブチルパー
オキシベンゾエート151をアクリル酸n−ブチル5k
gに溶解し、これを先の懸濁系に添加し、系内を窒素置
換した。
さらにオートクレーブ内を90℃に昇温し、この温度で
攪拌しながら4時間放置して重合開始剤等を含むアクリ
ル酸n−ブチルをプロピレン−エチレン共重合体粒子中
に含浸させた。
攪拌しながら4時間放置して重合開始剤等を含むアクリ
ル酸n−ブチルをプロピレン−エチレン共重合体粒子中
に含浸させた。
次にこの懸濁液を105℃に昇温し、この温度で攪拌し
ながら2.5時間放置して重合を行ない、さらに125
℃に昇温して8.5時間維持して重合を完結した。
ながら2.5時間放置して重合を行ない、さらに125
℃に昇温して8.5時間維持して重合を完結した。
冷却後、内容固形物を取り出して水洗し、アクリル酸n
−ブチル改質プロピレン−エチレン共重合体粒子10#
を得た。得られた改質プロピレン−エチレン共重合体中
のアクリル酸n−ブチル含量は50重量%てあった。
−ブチル改質プロピレン−エチレン共重合体粒子10#
を得た。得られた改質プロピレン−エチレン共重合体中
のアクリル酸n−ブチル含量は50重量%てあった。
参考例で得られたアクリル酸n−ブチル改質プロピレン
−エチレン共重合体と、塩化ビニリデン樹脂(市販試薬
)とを圧縮成形法にて200℃でそれぞれ0.5謹厚の
シートを成形した。
−エチレン共重合体と、塩化ビニリデン樹脂(市販試薬
)とを圧縮成形法にて200℃でそれぞれ0.5謹厚の
シートを成形した。
得られたシートを更に200℃で圧縮成形法にて積層し
、改質プロピレン−エチレン共重合体と塩化ビニリデン
樹脂との積層シートを得た。
、改質プロピレン−エチレン共重合体と塩化ビニリデン
樹脂との積層シートを得た。
得られた積層物の各層間の接着強度は3 kg / 0
11であった。
11であった。
比較例
実施例において、改質プロピレン−エチレン共重合体の
代わりに参考例で用いたプロピレン−エチレン共重合体
を用いる外は実施例と同様にして実施した所、全く接着
しなかった。
代わりに参考例で用いたプロピレン−エチレン共重合体
を用いる外は実施例と同様にして実施した所、全く接着
しなかった。
Claims (1)
- 塩素含有熱可塑性樹脂の層および、一部または全部が3
重量%以上のアクリル酸系エステルでグラフト変性され
、かつ、アクリル酸系エステルの全含量が25〜75重
量%である結晶性α−オレフィン重合体およびアクリル
酸系エステル重合体から選ばれた少なくとも一種の重合
体若しくは重合体組成物の層からなることを特徴とする
塩素含有熱可塑性樹脂積層体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7769885A JPS61252158A (ja) | 1985-04-12 | 1985-04-12 | 塩素含有熱可塑性樹脂積層体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7769885A JPS61252158A (ja) | 1985-04-12 | 1985-04-12 | 塩素含有熱可塑性樹脂積層体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61252158A true JPS61252158A (ja) | 1986-11-10 |
JPH0519461B2 JPH0519461B2 (ja) | 1993-03-16 |
Family
ID=13641111
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7769885A Granted JPS61252158A (ja) | 1985-04-12 | 1985-04-12 | 塩素含有熱可塑性樹脂積層体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61252158A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4902557A (en) * | 1988-01-25 | 1990-02-20 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Thermoplastic polyolefin composite structure |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4966800A (ja) * | 1972-11-06 | 1974-06-28 | ||
JPS51112887A (en) * | 1975-03-31 | 1976-10-05 | Toppan Printing Co Ltd | Multilayer composite material |
JPS51142084A (en) * | 1975-06-03 | 1976-12-07 | Toray Ind Inc | A multi-layer thermoplastic laminate |
JPS5634777A (en) * | 1979-08-28 | 1981-04-07 | Nitto Electric Ind Co Ltd | Pressure-sensitive adhesive composition for polyvinyl chloride |
-
1985
- 1985-04-12 JP JP7769885A patent/JPS61252158A/ja active Granted
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4966800A (ja) * | 1972-11-06 | 1974-06-28 | ||
JPS51112887A (en) * | 1975-03-31 | 1976-10-05 | Toppan Printing Co Ltd | Multilayer composite material |
JPS51142084A (en) * | 1975-06-03 | 1976-12-07 | Toray Ind Inc | A multi-layer thermoplastic laminate |
JPS5634777A (en) * | 1979-08-28 | 1981-04-07 | Nitto Electric Ind Co Ltd | Pressure-sensitive adhesive composition for polyvinyl chloride |
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US4902557A (en) * | 1988-01-25 | 1990-02-20 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Thermoplastic polyolefin composite structure |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0519461B2 (ja) | 1993-03-16 |
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