JPS6125192Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6125192Y2 JPS6125192Y2 JP12065876U JP12065876U JPS6125192Y2 JP S6125192 Y2 JPS6125192 Y2 JP S6125192Y2 JP 12065876 U JP12065876 U JP 12065876U JP 12065876 U JP12065876 U JP 12065876U JP S6125192 Y2 JPS6125192 Y2 JP S6125192Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heating chamber
- intake port
- main body
- body case
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 30
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 9
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 4
- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 2
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000002542 deteriorative effect Effects 0.000 description 1
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000008719 thickening Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Constitution Of High-Frequency Heating (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は縦型の高周波加熱装置の特に、その冷
却構造の改良に関するもので、その目的とすると
ころはタイマー等の制御部品装着部の冷却をよく
するとともにタイマモータの適用範囲を広げるこ
とにあり、具体的には例えば400Wの高周波加熱
装置に適用されるタイマモータを600Wの高周波
加熱装置に適用するものである。
却構造の改良に関するもので、その目的とすると
ころはタイマー等の制御部品装着部の冷却をよく
するとともにタイマモータの適用範囲を広げるこ
とにあり、具体的には例えば400Wの高周波加熱
装置に適用されるタイマモータを600Wの高周波
加熱装置に適用するものである。
縦型の高周波加熱装置では加熱室の上板上に高
周波発振器、高圧トランス、シロツコフアン、タ
イマモータ等を配置しているが、上記シロツコフ
アンによつて高周波発振器や高圧トランス等を冷
却しているだけであり、したがつて上記タイマモ
ータは冷却されていないのが現状である。
周波発振器、高圧トランス、シロツコフアン、タ
イマモータ等を配置しているが、上記シロツコフ
アンによつて高周波発振器や高圧トランス等を冷
却しているだけであり、したがつて上記タイマモ
ータは冷却されていないのが現状である。
このため、上記タイマモータは加熱室内の温度
が伝達されて高温になり、そこでこのタイマモー
タはこの温度によつてその絶縁が劣化しないよう
に巻線を太くして温度上昇が低くなるように設計
されている。
が伝達されて高温になり、そこでこのタイマモー
タはこの温度によつてその絶縁が劣化しないよう
に巻線を太くして温度上昇が低くなるように設計
されている。
例えば、一般にタイマー等の制御部品を装着し
ている部分の温度上昇は、 高周波出力400W(入力約800W)では
……20deg 高周波出力600W(入力約1200W)では
……30deg となる。
ている部分の温度上昇は、 高周波出力400W(入力約800W)では
……20deg 高周波出力600W(入力約1200W)では
……30deg となる。
一方タイマーの接点の温度上昇は、接点の材
質、接点径によつて異なるが、平均的なもので、 高周波出力400Wでは ……50deg 高周波出力600Wでは ……75deg まで上昇する銀合金の開閉接触部の温度は一般に
法視等で65deg以下が安全とされており、上記出
力600Wの場合にはタイマー接点は安全値をオー
バーしてしまう。したがつて400W用に設計され
たタイマは600W用には適用することができな
い。
質、接点径によつて異なるが、平均的なもので、 高周波出力400Wでは ……50deg 高周波出力600Wでは ……75deg まで上昇する銀合金の開閉接触部の温度は一般に
法視等で65deg以下が安全とされており、上記出
力600Wの場合にはタイマー接点は安全値をオー
バーしてしまう。したがつて400W用に設計され
たタイマは600W用には適用することができな
い。
このため、各出力に応じたタイマモータが必要
になり、このことが結果的に各出力の高周波加熱
装置を高価にしてしまうのであつた。
になり、このことが結果的に各出力の高周波加熱
装置を高価にしてしまうのであつた。
そこで本考案はシロツコフアンによつてタイマ
モータを冷却し、これによつて上記従来の欠点を
解消しようとするものである。
モータを冷却し、これによつて上記従来の欠点を
解消しようとするものである。
以下、本考案の一実施例を添付図面にもとづい
て説明する。
て説明する。
図において、1は本体ケースでこの本体ケース
1の内部には加熱室2が設けられている。また、
加熱室2の上板2aの上面の中央部には高周波発
振器であるマグネトロン3が配置されている。
1の内部には加熱室2が設けられている。また、
加熱室2の上板2aの上面の中央部には高周波発
振器であるマグネトロン3が配置されている。
そして、この高周波加熱装置の前面から見てマ
グネトロン3の右側にはこのマグネトロン3を冷
却するシロツコフアン4、また左側には冷却後の
風を加熱室2内に導入するエアーガイド5が配置
されている。
グネトロン3の右側にはこのマグネトロン3を冷
却するシロツコフアン4、また左側には冷却後の
風を加熱室2内に導入するエアーガイド5が配置
されている。
上記シロツコフアン4には2個の吸気口6,7
が設けられており、後方の吸気口6には高圧トラ
ンス8が対向され、前方の吸気口7には長時間用
と短時間用のタイマモータ9,10や、このシロ
ツコフアン4のモータ11が対向されている。ま
た、高圧トランス8に対向する本体ケース1の後
板12部分には多数の小孔で形成された吸気口1
3が穿設され、さらに高圧トランス8と倍電圧整
流回路を形成するコンデンサ14と対向する後板
12部分にも多数の小孔で形成された吸気口15
が穿設されている。なお、吸気口13,15の小
孔の個数は各部品の冷却度合により決定するので
あるが、シロツコフアン4の吸気口6に吸込まれ
る空気のほとんどは高圧トランス8の近傍を通る
ためこの高圧トランス8の冷却効果は高い。ま
た、この場合各吸気口13,15はこのシロツコ
フアン4までの距離が近いので、風の抵抗が小さ
くなつて風量は多くなり、したがつてこの点から
も高圧トランス8の冷却効果は高くなるのであ
る。一方、本体ケース1の底板16にも多数の小
孔で形成された吸気口17が穿設されており、上
記シロツコフアン4の前方の吸気口7の吸気路は
この吸気口17、および本体ケース1の側板(図
示せず)と加熱室2の側板18との間隙により形
成されている。そして、この間隙の上面は、上記
加熱室2の上板2aの側方を延長した延長板2
a′によつて覆われ、さらにこの延長板2a′の前記
タイマーモータ9,10の近傍部には切欠部aが
設けられている。
が設けられており、後方の吸気口6には高圧トラ
ンス8が対向され、前方の吸気口7には長時間用
と短時間用のタイマモータ9,10や、このシロ
ツコフアン4のモータ11が対向されている。ま
た、高圧トランス8に対向する本体ケース1の後
板12部分には多数の小孔で形成された吸気口1
3が穿設され、さらに高圧トランス8と倍電圧整
流回路を形成するコンデンサ14と対向する後板
12部分にも多数の小孔で形成された吸気口15
が穿設されている。なお、吸気口13,15の小
孔の個数は各部品の冷却度合により決定するので
あるが、シロツコフアン4の吸気口6に吸込まれ
る空気のほとんどは高圧トランス8の近傍を通る
ためこの高圧トランス8の冷却効果は高い。ま
た、この場合各吸気口13,15はこのシロツコ
フアン4までの距離が近いので、風の抵抗が小さ
くなつて風量は多くなり、したがつてこの点から
も高圧トランス8の冷却効果は高くなるのであ
る。一方、本体ケース1の底板16にも多数の小
孔で形成された吸気口17が穿設されており、上
記シロツコフアン4の前方の吸気口7の吸気路は
この吸気口17、および本体ケース1の側板(図
示せず)と加熱室2の側板18との間隙により形
成されている。そして、この間隙の上面は、上記
加熱室2の上板2aの側方を延長した延長板2
a′によつて覆われ、さらにこの延長板2a′の前記
タイマーモータ9,10の近傍部には切欠部aが
設けられている。
また、上記タイマモータ9,10はこの切欠部
aの近傍に配設されており、したがつてこれらの
タイマモータ9,10は吸気口17、上記間隙、
切欠部aを介してシロツコフアン4の前方の吸気
口7に吸込まれる風によつて効率よく冷却される
のである。
aの近傍に配設されており、したがつてこれらの
タイマモータ9,10は吸気口17、上記間隙、
切欠部aを介してシロツコフアン4の前方の吸気
口7に吸込まれる風によつて効率よく冷却される
のである。
なお、図において19はドアアーム、20はド
アスイツチ、21,22は排気口である。
アスイツチ、21,22は排気口である。
上記構成において、タイマモータ9,10はシ
ロツコフアン4の前方の吸気口7に吸込まれる風
によつて冷却され、したがつてこれらのタイマモ
ータ9,10が高温になつてその絶縁が劣化して
しまうことはない。
ロツコフアン4の前方の吸気口7に吸込まれる風
によつて冷却され、したがつてこれらのタイマモ
ータ9,10が高温になつてその絶縁が劣化して
しまうことはない。
この結課、この高周波加熱装置がたとえ600W
出力のものであつてもタイマモータ9,10とし
ては400W出力のものとして設計したものを適用
でき、したがつて600W出力用のタイマモータを
別途に設ける必要がないので安価となる。
出力のものであつてもタイマモータ9,10とし
ては400W出力のものとして設計したものを適用
でき、したがつて600W出力用のタイマモータを
別途に設ける必要がないので安価となる。
なお、この場合には各吸気口13,15,17
の小孔の個数、つまり開口面積の比率を可変すれ
ば高圧トランス8やコンデンサ14やタイマモー
タ9,10の冷却の度合を可変することができる
ので、上述のごとく400Wのものとして設計した
タイマモータ9,10を600Wのものに適用する
場合は次のようにして行う。
の小孔の個数、つまり開口面積の比率を可変すれ
ば高圧トランス8やコンデンサ14やタイマモー
タ9,10の冷却の度合を可変することができる
ので、上述のごとく400Wのものとして設計した
タイマモータ9,10を600Wのものに適用する
場合は次のようにして行う。
つまり、タイマモータ9,10が高温にならな
いよう通気口17の開口面積を先ず設定し、次に
通気口13,15の開口面積を設定すれば良いの
である。
いよう通気口17の開口面積を先ず設定し、次に
通気口13,15の開口面積を設定すれば良いの
である。
また、逆に同構造で高圧トランス8とコンデン
サ14を交換して出力を高くした場合でも、各吸
気口13,15,17の開口面積を可変すれば各
部品を効率良く冷却することができるのである。
サ14を交換して出力を高くした場合でも、各吸
気口13,15,17の開口面積を可変すれば各
部品を効率良く冷却することができるのである。
また、タイマー等の制御部品装着部の雰囲気温
度を低くおさえることができるのでタイマモータ
の巻線を太くする必要がないばかりでなくタイマ
ーのスイツチをはじめ他の制御部品のスイツチの
接点の温度上昇も低くでき信頼性が増すとともに
寿命をのばすことができる。
度を低くおさえることができるのでタイマモータ
の巻線を太くする必要がないばかりでなくタイマ
ーのスイツチをはじめ他の制御部品のスイツチの
接点の温度上昇も低くでき信頼性が増すとともに
寿命をのばすことができる。
さらに、このように各部品を配設すると、高圧
トランス8の一次側端子を高周波加熱装置の前面
から見て右側、逆に二次側を左側に設けるだけ
で、シロツコフアン4を中心に一次側の配線を集
めることができ、またマグネトロン3を中心に二
次側の配線を集めることができる。したがつて、
各配線作業を整然と行うことができ、また一次側
の配線と二次側の配線が接触することがなくなる
ので安全である。
トランス8の一次側端子を高周波加熱装置の前面
から見て右側、逆に二次側を左側に設けるだけ
で、シロツコフアン4を中心に一次側の配線を集
めることができ、またマグネトロン3を中心に二
次側の配線を集めることができる。したがつて、
各配線作業を整然と行うことができ、また一次側
の配線と二次側の配線が接触することがなくなる
ので安全である。
以上のように本考案の高周波加熱装置はタイマ
ー等の制御部品を装着した部分の雰囲気温度を低
くおさえることができるので、タイマモータの巻
線を太くする必要がないばかりでなくタイマーの
スイツチをはじめ他の制御部品のスイツチの接点
の温度上昇も低くできる信頼性と耐久性とにすぐ
れるものである。
ー等の制御部品を装着した部分の雰囲気温度を低
くおさえることができるので、タイマモータの巻
線を太くする必要がないばかりでなくタイマーの
スイツチをはじめ他の制御部品のスイツチの接点
の温度上昇も低くできる信頼性と耐久性とにすぐ
れるものである。
図面は本考案の一実施例にかかる高周波加熱装
置の分解斜視図である。 1……本体ケース、2……加熱室、2a……加
熱室の上板、2a′……延長部、a……切欠き部、
3……マグネトロン、4……シロツコフアン、
6,7……シロツコフアンの吸気孔、8……高圧
トランス、9,10……タイマモータ、12……
本体ケースの板、13……後板に穿設した吸気
口、16……本体ケースの底板、17……底板に
穿設した吸気口、18……本体ケースの側板。
置の分解斜視図である。 1……本体ケース、2……加熱室、2a……加
熱室の上板、2a′……延長部、a……切欠き部、
3……マグネトロン、4……シロツコフアン、
6,7……シロツコフアンの吸気孔、8……高圧
トランス、9,10……タイマモータ、12……
本体ケースの板、13……後板に穿設した吸気
口、16……本体ケースの底板、17……底板に
穿設した吸気口、18……本体ケースの側板。
Claims (1)
- 本体ケース内に加熱室とその加熱室の上板側方
を上記ケース側板まで延長した延長部を設け、こ
の加熱室の上板の上面に高周波発振器と、この高
周波発振器を冷却するフアンと、上記高周波発振
器に電源を供給する高圧トランスとを配置すると
ともに、上記高周波発振器を制御するタイマーモ
ータを上記加熱室の上板前面上部に形成された操
作板に装着し、上記フアンは前後に2個の吸気口
を有し、後方の吸気口は上記高圧トランスに対向
させ、前方の吸気口は上記タイマーモータに対向
させ、かつ本体ケースの底板と、上記高圧トラン
スに対向した本体ケースの後板とに通気口を穿設
し、上記フアンの前方の吸気口の吸気路は本体ケ
ースの底板に穿設した吸気口および本体ケースの
側板と加熱室上板延長部の上記タイマーモータの
近傍に設けた切欠部との間隙で形成し、上記加熱
室を通して上記ケース外に排気してなる高周波加
熱装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12065876U JPS6125192Y2 (ja) | 1976-09-07 | 1976-09-07 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12065876U JPS6125192Y2 (ja) | 1976-09-07 | 1976-09-07 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5337937U JPS5337937U (ja) | 1978-04-03 |
JPS6125192Y2 true JPS6125192Y2 (ja) | 1986-07-29 |
Family
ID=28730144
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12065876U Expired JPS6125192Y2 (ja) | 1976-09-07 | 1976-09-07 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6125192Y2 (ja) |
-
1976
- 1976-09-07 JP JP12065876U patent/JPS6125192Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5337937U (ja) | 1978-04-03 |
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