JPH0135439Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0135439Y2 JPH0135439Y2 JP1985090704U JP9070485U JPH0135439Y2 JP H0135439 Y2 JPH0135439 Y2 JP H0135439Y2 JP 1985090704 U JP1985090704 U JP 1985090704U JP 9070485 U JP9070485 U JP 9070485U JP H0135439 Y2 JPH0135439 Y2 JP H0135439Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- propeller fan
- voltage transformer
- high voltage
- transformer
- voltage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 30
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 14
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 10
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 9
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000002542 deteriorative effect Effects 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本考案は電子レンジに関する。
(ロ) 従来の技術
最近、実公昭55−38075号公報に見られる如く、
マグネトロン及び高圧トランスの冷却用としてプ
ロペラフアンを用い、該フアンからの冷却風にて
マグネトロン及び高圧トランスを並列的に冷却す
るようにした電子レンジが商品化されている。
マグネトロン及び高圧トランスの冷却用としてプ
ロペラフアンを用い、該フアンからの冷却風にて
マグネトロン及び高圧トランスを並列的に冷却す
るようにした電子レンジが商品化されている。
しかるに斯る電子レンジにおいては、プロペラ
フアンから吐出されマグネトロン及び高圧トラン
スを冷却した後の冷却風が容易にプロペラフアン
の吸気側に回り込み、プロペラフアンの冷却性能
の低下を招き、マグネトロン及び高圧トランスを
効率的に冷却することができない。
フアンから吐出されマグネトロン及び高圧トラン
スを冷却した後の冷却風が容易にプロペラフアン
の吸気側に回り込み、プロペラフアンの冷却性能
の低下を招き、マグネトロン及び高圧トランスを
効率的に冷却することができない。
又、高圧トランスに関しては、高圧トランスは
プロペラフアンに直接対向する面のみに冷却風が
効率的に当たるだけであり(プロペラフアンに直
接対向しない面は冷却風がうまく当たらない)、
高圧トランスはこの点でも充分に冷却することが
できない。
プロペラフアンに直接対向する面のみに冷却風が
効率的に当たるだけであり(プロペラフアンに直
接対向しない面は冷却風がうまく当たらない)、
高圧トランスはこの点でも充分に冷却することが
できない。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点
本考案は、簡単な構造にて、プロペラフアンに
よるマグネトロン及び高圧トランスの冷却効率を
著しく高めることにある。
よるマグネトロン及び高圧トランスの冷却効率を
著しく高めることにある。
(ニ) 問題点を解決するための手段
本考案は加熱室内にマイクロ波を供給するマイ
クロ波発生手段と、該マイクロ波発生手段に高圧
を供給する高圧トランス及び高圧コンデンサと、
上記マイクロ波発生手段、高圧トランス、高圧コ
ンデンサを冷却するプロペラフアンとを備えた電
子レンジにおいて、該プロペラフアンの吸気側と
吐気側とを上記高圧トランスにて仕切り、且つ上
記高圧トランスの巻線が臨む一方の面を上記プロ
ペラフアンの吸気風路に臨ませると共に、上記高
圧トランスの巻線が臨む他方の面に対向して上記
高圧コンデンサを配置して該コンデンサにより上
記高圧トランスの他方の面に上記プロペラフアン
からの風の一部を向かわせることを特徴とする。
クロ波発生手段と、該マイクロ波発生手段に高圧
を供給する高圧トランス及び高圧コンデンサと、
上記マイクロ波発生手段、高圧トランス、高圧コ
ンデンサを冷却するプロペラフアンとを備えた電
子レンジにおいて、該プロペラフアンの吸気側と
吐気側とを上記高圧トランスにて仕切り、且つ上
記高圧トランスの巻線が臨む一方の面を上記プロ
ペラフアンの吸気風路に臨ませると共に、上記高
圧トランスの巻線が臨む他方の面に対向して上記
高圧コンデンサを配置して該コンデンサにより上
記高圧トランスの他方の面に上記プロペラフアン
からの風の一部を向かわせることを特徴とする。
(ホ) 作用
上記手段により、構造の複雑化を招くことな
く、プロペラフアンの吸気側と吐気側を分断でき
ると共に、高圧トランスの巻線が臨む両面に効率
的に冷却風を当てることができ、よつてプロペラ
フアンによるマグネトロン及び高圧トランスの冷
却効率を顕著に高めることができる。
く、プロペラフアンの吸気側と吐気側を分断でき
ると共に、高圧トランスの巻線が臨む両面に効率
的に冷却風を当てることができ、よつてプロペラ
フアンによるマグネトロン及び高圧トランスの冷
却効率を顕著に高めることができる。
(ヘ) 実施例
以下本考案実施例の電子レンジを図面を参照し
て説明する。
て説明する。
電子レンジ本体外装1内には加熱室2及び電装
室3が配置され、且つ、上記本体外装1の前面に
は上記加熱室2の前面開口を開閉するドア4及び
加熱時間などを設定するための操作部5が設けら
れている。該操作部の後方に上記電装室3が位置
している。
室3が配置され、且つ、上記本体外装1の前面に
は上記加熱室2の前面開口を開閉するドア4及び
加熱時間などを設定するための操作部5が設けら
れている。該操作部の後方に上記電装室3が位置
している。
上記電装室3内には、導波管6を介して上記加
熱室2内にマイクロ波を供給するマグネトロン7
と、該マグネトロンに高圧を供給するための高圧
回路を形成する高圧トランス8及び高圧コンデン
サ9と、モータ10にて駆動され上記マグネトロ
ン7、高圧トランス8、高圧コンデンサ9を冷却
するプロペラフアン11とが配置されている。そ
して、該プロペラフアンの周囲に仕切壁12が設
けられ、且つ該仕切壁の下部には上記プロペラフ
アン11の吸気側と吐気側とを仕切るべく上記高
圧トランス8が位置せしめられている。この場
合、上記プロペラフアン11の吸気風路13は上
記高圧トランス8及び吸気孔14を有する外装後
壁15などにより限定され、且つ高圧トランス8
の巻線16が臨む一方の面17aは上記吸気風路
13に臨むようになつている。これにより、吸気
風路13に冷却風が矢印aの如く通り、この時上
記高圧トランス8の一方の面17aが冷却され
る。
熱室2内にマイクロ波を供給するマグネトロン7
と、該マグネトロンに高圧を供給するための高圧
回路を形成する高圧トランス8及び高圧コンデン
サ9と、モータ10にて駆動され上記マグネトロ
ン7、高圧トランス8、高圧コンデンサ9を冷却
するプロペラフアン11とが配置されている。そ
して、該プロペラフアンの周囲に仕切壁12が設
けられ、且つ該仕切壁の下部には上記プロペラフ
アン11の吸気側と吐気側とを仕切るべく上記高
圧トランス8が位置せしめられている。この場
合、上記プロペラフアン11の吸気風路13は上
記高圧トランス8及び吸気孔14を有する外装後
壁15などにより限定され、且つ高圧トランス8
の巻線16が臨む一方の面17aは上記吸気風路
13に臨むようになつている。これにより、吸気
風路13に冷却風が矢印aの如く通り、この時上
記高圧トランス8の一方の面17aが冷却され
る。
更に、上記プロペラフアン11の吐気側上半分
に対向して上記マグネトロン7が位置し、一方、
上記プロペラフアン11の吐気側下半分に斜めに
対向し且つ上記高圧トランス7の巻線16が臨む
他方の面17bに対向して上記高圧コンデンサ9
が位置している。而して、上記吸気風路13を通
つた後の冷却風において、一部は矢印bの如く上
記マグネトロン7を冷却し、残りは矢印cの如く
上記高圧コンデンサ9の方に向い該高圧コンデン
サを冷却する。そして高圧コンデンサ9に向つた
冷却風の多くは、高圧コンデンサ9のガイド作用
により上記高圧トランスの他方の面17bにも向
い、斯る面17bの冷却も行なわれる。高圧コン
デンサ9及び高圧トランス8の他方の面17bを
冷却した後の冷却風は、外装底壁18の吐気孔1
9より排気される。尚、上記マグネトロン8を冷
却した後の冷却風は、ダクト20を通つて上記加
熱室2内に導かれ、加熱室2内の換気が行なわれ
る。
に対向して上記マグネトロン7が位置し、一方、
上記プロペラフアン11の吐気側下半分に斜めに
対向し且つ上記高圧トランス7の巻線16が臨む
他方の面17bに対向して上記高圧コンデンサ9
が位置している。而して、上記吸気風路13を通
つた後の冷却風において、一部は矢印bの如く上
記マグネトロン7を冷却し、残りは矢印cの如く
上記高圧コンデンサ9の方に向い該高圧コンデン
サを冷却する。そして高圧コンデンサ9に向つた
冷却風の多くは、高圧コンデンサ9のガイド作用
により上記高圧トランスの他方の面17bにも向
い、斯る面17bの冷却も行なわれる。高圧コン
デンサ9及び高圧トランス8の他方の面17bを
冷却した後の冷却風は、外装底壁18の吐気孔1
9より排気される。尚、上記マグネトロン8を冷
却した後の冷却風は、ダクト20を通つて上記加
熱室2内に導かれ、加熱室2内の換気が行なわれ
る。
ここに、プロペラフアン11の吸気側と吐気側
とを高圧トランス8にて仕切つた簡単な構造にし
て、マグネトロン7、高圧トランス8などを冷却
した後の冷却風が上記プロペラフアン11の吸気
側に回り込むのを防止でき、プロペラフアン11
のマグネトロン及び高圧トランスを冷却する冷却
性能が低下するのを抑制できる。更に、上記高圧
トランス8の巻線16が臨む一方の面17aを上
記プロペラフアン11の吸気風路13に臨ませる
と共に高圧コンデンサ9により上記プロペラフア
ン11からの冷却風の一部を上記高圧トランス8
の巻線16が臨む他方の面17bに向かわせると
云う簡単な構造にして、高圧トランス8の冷却を
両面にて効率的に行なうことができる。
とを高圧トランス8にて仕切つた簡単な構造にし
て、マグネトロン7、高圧トランス8などを冷却
した後の冷却風が上記プロペラフアン11の吸気
側に回り込むのを防止でき、プロペラフアン11
のマグネトロン及び高圧トランスを冷却する冷却
性能が低下するのを抑制できる。更に、上記高圧
トランス8の巻線16が臨む一方の面17aを上
記プロペラフアン11の吸気風路13に臨ませる
と共に高圧コンデンサ9により上記プロペラフア
ン11からの冷却風の一部を上記高圧トランス8
の巻線16が臨む他方の面17bに向かわせると
云う簡単な構造にして、高圧トランス8の冷却を
両面にて効率的に行なうことができる。
(ト) 考案の効果
本考案によれば、プロペラフアンの吸気側と吐
気側とを高圧トランスにて仕切つたため、マグネ
トロン、高圧トランスなどを冷却した後の冷却風
が上記プロペラフアンの吸気側に回り込むのを防
止でき、プロペラフアンによるマグネトロン、高
圧トランス等の冷却効率を著しく高めることがで
きる。
気側とを高圧トランスにて仕切つたため、マグネ
トロン、高圧トランスなどを冷却した後の冷却風
が上記プロペラフアンの吸気側に回り込むのを防
止でき、プロペラフアンによるマグネトロン、高
圧トランス等の冷却効率を著しく高めることがで
きる。
更に、上記高圧トランスに関しては、巻線が臨
む一方の面を上記プロペラフアンの吸気風路に臨
ませると共に、巻線が臨む他方の面に対向して高
圧コンデンサを配置して該コンデンサにより上記
他方の面に上記プロペラフアンからの風の一部を
向かわせるものであり、従つて高圧トランスの巻
線自身はかなり発熱するも、巻線自身にトランス
両面から風が直接当り、その結果高圧トランスに
おいてはこの点においても冷却効率を著しく高め
ることができる。
む一方の面を上記プロペラフアンの吸気風路に臨
ませると共に、巻線が臨む他方の面に対向して高
圧コンデンサを配置して該コンデンサにより上記
他方の面に上記プロペラフアンからの風の一部を
向かわせるものであり、従つて高圧トランスの巻
線自身はかなり発熱するも、巻線自身にトランス
両面から風が直接当り、その結果高圧トランスに
おいてはこの点においても冷却効率を著しく高め
ることができる。
更に、このようなマグネトロン、高圧トランス
などの冷却効率の向上は、上述のように高圧トラ
ンス及び高圧コンデンサの配置を工夫することに
より実現したものであり、従つて上記冷却効率の
向上のために構造が複雑化することがなく、電子
レンジの構造を簡単なものにできる。
などの冷却効率の向上は、上述のように高圧トラ
ンス及び高圧コンデンサの配置を工夫することに
より実現したものであり、従つて上記冷却効率の
向上のために構造が複雑化することがなく、電子
レンジの構造を簡単なものにできる。
第1図は本考案実施例の電子レンジの斜視図、
第2図は同側面断面図、第3図は同要部正面断面
図である。 2……加熱室、7……マグネトロン、8……高
圧トランス、9……高圧コンデンサ、11……プ
ロペラフアン、13……吸気風路。
第2図は同側面断面図、第3図は同要部正面断面
図である。 2……加熱室、7……マグネトロン、8……高
圧トランス、9……高圧コンデンサ、11……プ
ロペラフアン、13……吸気風路。
Claims (1)
- 加熱室内にマイクロ波を供給するマイクロ波発
生手段と、該マイクロ波発生手段に高圧を供給す
る高圧トランス及び高圧コンデンサと、上記マイ
クロ波発生手段、高圧トランス、高圧コンデンサ
を冷却するプロペラフアンとを備えた電子レンジ
において、該プロペラフアンの吸気側と吐気側と
を上記高圧トランスにて仕切り、且つ上記高圧ト
ランスの巻線が臨む一方の面を上記プロペラフア
ンの吸気風路に臨ませると共に、上記高圧トラン
スの巻線が臨む他方の面に対向して上記高圧コン
デンサを配置して該コンデンサにより上記高圧ト
ランスの他方の面に上記プロペラフアンからの風
の一部を向かわせることを特徴とする電子レン
ジ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985090704U JPH0135439Y2 (ja) | 1985-06-14 | 1985-06-14 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985090704U JPH0135439Y2 (ja) | 1985-06-14 | 1985-06-14 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61206292U JPS61206292U (ja) | 1986-12-26 |
JPH0135439Y2 true JPH0135439Y2 (ja) | 1989-10-27 |
Family
ID=30645933
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985090704U Expired JPH0135439Y2 (ja) | 1985-06-14 | 1985-06-14 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0135439Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57163981A (en) * | 1981-03-31 | 1982-10-08 | Tokyo Shibaura Electric Co | High frequency heater |
JPS6017885A (ja) * | 1984-06-07 | 1985-01-29 | 松下電器産業株式会社 | 高周波加熱調理器 |
-
1985
- 1985-06-14 JP JP1985090704U patent/JPH0135439Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57163981A (en) * | 1981-03-31 | 1982-10-08 | Tokyo Shibaura Electric Co | High frequency heater |
JPS6017885A (ja) * | 1984-06-07 | 1985-01-29 | 松下電器産業株式会社 | 高周波加熱調理器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61206292U (ja) | 1986-12-26 |
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