JPH0795472B2 - 電子レンジ - Google Patents

電子レンジ

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JPH0795472B2
JPH0795472B2 JP22600489A JP22600489A JPH0795472B2 JP H0795472 B2 JPH0795472 B2 JP H0795472B2 JP 22600489 A JP22600489 A JP 22600489A JP 22600489 A JP22600489 A JP 22600489A JP H0795472 B2 JPH0795472 B2 JP H0795472B2
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JP
Japan
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cooling
microwave
cooling air
pressure
heating chamber
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JP22600489A
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JPH0389486A (ja
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茂生 栗原
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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  • Constitution Of High-Frequency Heating (AREA)
  • Electric Ovens (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は電子レンジに関する。
(ロ)従来の技術 特開昭63−314793号公報等に示される電子レンジにおい
ては、冷却ファンからマイクロ波供給手段及び高圧トラ
ンス等に冷却風を与え、これらマイクロ波供給手段及び
高圧トランス等の冷却を行っているが、その冷却効率は
充分なものではない。特にマイクロ波供給手段に対する
冷却効率はかなり向上しなければならない。また、実公
平1−21517号公報に示される電子レンジおいてはプロ
ペラファンを内設する風洞を設け、該風洞によって冷却
風の圧力を高める構成が記載されている。ところが、プ
ロペラファンの回転にって発生する風はプロペラファン
の軸方向に進む風に加えて、円周方向に進む風も発生
し、これら方向の異なる2方向の風を上記風洞によって
仕切るとマグネトロンに導かれる冷却風が乱流となり、
マグネトロンの冷却部を風がスムーズに流れなくなると
いう問題があった。また、特開昭60−91590号公報のよ
うにマグネトロンを冷却した後の冷却風を加熱室内に導
くダクトを備えた調理器においては、加熱室側壁に形成
された吸気孔が風路抵抗となる為、マグネトロンを冷却
した後の冷却風が上記ダクト内に留まり、結果としてマ
グネトロンの冷却部を風が通過しにくくなるという問題
を有していた。
(ハ)発明が解決しようとする課題 本発明は、マイクロ波供給手段に対する冷却効率の向上
を図ろうとするものである。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明の電子レンジは、本体の外壁をなす外装体と上記
本体内に設けられた加熱室上壁との間に補助風路を形成
し、該補助風路内に導入された風を排出する排気孔を上
記補助風路の一側部に設けるとともに、上記補助風路と
は離隔され、本体内の側方空間に電装室を構成し、この
電装室に電気部品等を配置するようにした電子レンジに
おいて、上記電装室内には、上記加熱室内に食品を加熱
するためのマイクロ波を供給するマイクロ波供給手段
と、該マイクロ波供給手段に高圧を供給する高圧トラン
スと、これらマイクロ波供給手段及び高圧トランスなど
へ冷却風を与えるプロペラファンと、該プロペラファン
から上記マイクロ波供給手段へ与えられる冷却風の圧力
を高める圧力向上手段と、上記マイクロ波供給手段を冷
却した後の冷却風を上記加熱室内へ導くダクトとを備
え、上記圧力向上手段と上記補助風路の他側部とを連通
する第1の連通口と、上記ダクトと上記補助風路の他側
部とを連通する第2の連通口を設け、上記圧力向上手段
により圧力が高められた上記マイクロ波供給手段へ与え
られる前の冷却風の一部と上記マイクロ波供給手段を冷
却した後の上記加熱室へ導かれる前の冷却風の一部の双
方を上記補助風路内に導入した。
(ホ)作用 マイクロ波供給手段に与えられる冷却風の圧力が圧力向
上手段により高められる。そして、上記第1の連通孔に
よって、プロペラファンによって発生した冷却風の内、
円周方向の風が上記第1の連通穴から補助風路に導かれ
るようになり、圧力向上手段からマイクロ波供給手段の
冷却部へ導かれる冷却風が整流され、マイクロ波供給手
段の冷却部内を冷却風がスムーズに流れるようになる。
また、上記第2の連通孔によって、ダクト内に留まって
いる冷却風の一部が上記補助風路内に導き出され、上記
ダクト内の風路抵抗が減少し、これによって、マイクロ
波供給手段の冷却部内への風の通過が促進される。
さらに、上記圧力向上手段により圧力が高められた上記
マイクロ波供給手段へ与えれる前の冷却風の一部、及び
上記マイクロ波供給手段を冷却した後上記加熱室へ導か
れる前の冷却風の一部の双方が、上記補助風路内に導か
れると、そこで合流し、これにより、第1の連通孔から
導かれた冷却風によって第2の連通孔からの冷却風を積
極的に導き出すように影響し、これによって上記ダクト
内の風路抵抗がさらに減少し、従って、この点でも上記
マイクロ波供給手段の冷却効率を向上させる。
(ヘ)実施例 本発明の実施例の電子レンジを図面を参照して説明する
に、電子レンジ外装体1内に、食品2が配置されドア3
にて前面開口が開閉される加熱室4と、電装室5とが形
成されている。
斯る電装室5内には、上記食品2を加熱するためのマイ
クロ波を電波管6を介して上記加熱室4へ供給するマイ
クロ波供給手段即ちマグネトロン7と、該マグネトロン
に高圧を供給する高圧トランス8及び高圧コンデンサ9
と、これらマグネトロン7、高圧トランス8、高圧コン
デンサ9へ冷却風を与える冷却プロペラファン10と、上
記マグネトロン7に取り付けられ上記ファン10から上記
マグネトロン7へ与えられる冷却風の圧力を高める圧力
向上手段即ち仕切板11と、上記マグネトロン7を冷却し
た後の冷却風を上記加熱室4内へ導くダクト12とが設け
られている。
一方、上記加熱室4の上壁4aと上記外装体1の上壁1aと
の間は、補助風路13となっている。斯る補助風路13は、
上記仕切板11に形成された第1の連通口となる切欠部14
を介して上記マグネトロン7の冷却風流入側に通じてい
ると共に、上記ダクト12に形成された第2の連通口とな
る切欠部15を介して上記マグネトロン7の冷却風流出側
に通じている。これにより、上記補助風路13には、上記
仕切板11により圧力が高められるも上記マグネトロン7
へ与えられる前の冷却風の一部、及び上記マグネトロン
7を冷却するも上記加熱室4へ導かれる前の冷却風の一
部の双方が導かれる。このように導かれた双方の冷却風
は上記補助風路13内にて合流する。
冷却風の流れを詳述するに、上記ファン10の作動によ
り、外気が上記外装体1の後壁1bの吸気孔16、16…を通
って上記電装室5内へ入りつつ冷却風が発生する。そし
て、斯る冷却風は上記マグネトロン7、高圧トランス
8、高圧コンデンサ9へ与えられ、これらが冷却され
る。高圧トランス8、高圧コンデンサ9を冷却した冷却
風はその後上記外装体1の底壁1cの排気孔17、17…を通
って外部へ排出される。一方、マグネトロン7に対する
冷却風は、事前に上記仕切板11により圧力が高められ、
マグネトロン7を冷却した後は上記ダクト12を通って加
熱室右側壁4bの吸気孔18、18…から加熱室4内へ入る。
このように加熱室4に入った冷却風は、その後加熱時に
食品2から発生する水蒸気等を伴い加熱室左側壁4cの排
気孔19、19…及び外装体左側壁1dの排気孔20、20…を通
って外部へ排出される。また、上記マグネトロン7の冷
却風流入側及び流出側における、仕切板11により圧力が
高められるもマグネトロン7へ与えられる前の冷却風の
一部、及びマグネトロン7を冷却するも加熱室4へ導か
れる前の冷却風の一部は、双方とも、上記補助風路13内
へ導かれそこで合流する。尚、これら冷却風は補助風路
13に導かれた後はパッキング21の存在により上記電装室
5内へ逆流しない。そして、双方の冷却風は、合流後、
加熱室左側壁4cと外装体左側壁1dとの間に至り、加熱室
左側壁4cの排気孔19、19…から出てくる冷却風と共に排
気孔20を通って外部へ排出される。
而して、上記マグネトロン7に与えられる冷却風の圧力
が上記仕切板11により高められるため、上記マグネトロ
ン7の冷却効率が向上する。
この時、上記切欠部14よって、プロペラファンによって
発生した冷却風の内、円周方向の風が上記切欠部14から
補助風路に導かれるようになり、圧力向上手段から上記
マグネトロン7へ導かれる冷却風が整流され、上記マグ
ネトロン7内を冷却風がスムーズに流れるようになる。
また、切欠部15によって、上記ダクト12内に留まってい
る冷却風の一部が上記補助風路13内に導き出され、上記
ダクト12内の風路抵抗が減少し、これによって、上記マ
グネトロン7への風の通過が促進される。
さらに、仕切板11により圧力が高められた上記マグネト
ロン7へ与えれる前の冷却風の一部、及び上記マグネト
ロン7を冷却した後上記加熱室4へ導かれる前の冷却風
の一部の双方が、上記補助風路13内に導かれると、そこ
で合流し、これにより、切欠部14から導かれた冷却風に
よって切欠部15からの冷却風を積極的に導き出すように
影響し、これによって上記ダクト12内の風路抵抗がさら
に減少し、従って、この点でも上記マグネトロン7の冷
却効率を向上させる。
(ト)発明の効果 本発明によれば、マイクロ波供給手段に対する冷却効率
の向上を図ることができ、マイクロ波供給手段を充分に
冷却できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明実施例の電子レンジを示し、第1図は外装
体を取り外した状態での斜視図、第2図は正面断面図、
第3図は右側面断面図、第4図は仕切板の斜視図であ
る。 4……加熱室、7……マグネトロン、8……高圧トラン
ス、9……高圧コンデンサ、10……冷却プロペラファ
ン、11……仕切板、12……ダクト、13……補助風路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体の外壁をなす外装体と上記本体内に設
    けられた加熱室上壁との間に補助風路を形成し、該補助
    風路内に導入された風を排出する排気孔を上記補助風路
    の一側部に設けるとともに、上記補助風路とは離隔さ
    れ、本体内の側方空間に電装室を構成し、この電装室に
    電気部品等を配置するようにした電子レンジにおいて、
    上記電装室内には、上記加熱室内に食品を加熱するため
    のマイクロ波を供給するマイクロ波供給手段と、該マイ
    クロ波供給手段に高圧を供給する高圧トランスと、これ
    らマイクロ波供給手段及び高圧トランスなどへ冷却風を
    与えるプロペラファンと、該プロペラファンから上記マ
    イクロ波供給手段へ与えられる冷却風の圧力を高める圧
    力向上手段と、上記マイクロ波供給手段を冷却した後の
    冷却風を上記加熱室内へ導くダクトとを備え、上記圧力
    向上手段と上記補助風路の他側部とを連通する第1の連
    通口と、上記ダクトと上記補助風路の他側部とを連通す
    る第2の連通口を設け、上記圧力向上手段により圧力が
    高められた上記マイクロ波供給手段へ与えられる前の冷
    却風の一部と上記マイクロ波供給手段を冷却した後の上
    記加熱室へ導かれる前の冷却風の一部の双方を上記補助
    風路内に導入したことを特徴とする電子レンジ。
JP22600489A 1989-08-31 1989-08-31 電子レンジ Expired - Fee Related JPH0795472B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008032902A1 (en) 2006-09-12 2008-03-20 Lg Electronics, Inc. Cooking apparatus
CN102213451A (zh) * 2010-04-02 2011-10-12 乐金电子(天津)电器有限公司 一种具有新型电装室引风结构的嵌入式微波炉

Cited By (4)

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EP2061996B1 (en) * 2006-09-12 2018-04-04 LG Electronics Inc. -1- Cooking apparatus
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CN102213451B (zh) * 2010-04-02 2015-05-20 乐金电子(天津)电器有限公司 一种具有新型电装室引风结构的嵌入式微波炉

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