JP3458464B2 - 高周波加熱装置 - Google Patents

高周波加熱装置

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JP3458464B2
JP3458464B2 JP16929194A JP16929194A JP3458464B2 JP 3458464 B2 JP3458464 B2 JP 3458464B2 JP 16929194 A JP16929194 A JP 16929194A JP 16929194 A JP16929194 A JP 16929194A JP 3458464 B2 JP3458464 B2 JP 3458464B2
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大介 別荘
裕治 中林
誠 渋谷
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  • Constitution Of High-Frequency Heating (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子レンジ等の高周波
加熱装置に関し、マイクロ波を利用して食品や触媒等の
誘電体の加熱を行なうマグネトロンやインバータ電源の
冷却構成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電子レンジに代表されるこの種の
高周波加熱装置は、マグネトロンとこれを駆動するイン
バータ電源とにより構成されており、電子レンジ性能と
して、調理のスピード化や操作性、解凍性能の向上など
の本質面での性能向上が強く要望されてきている。
【0003】従来のこの種の高周波加熱装置は、図10
に示すように、本体1は加熱室2と機械室3で構成さ
れ、機械室3は加熱室2の側板4と裏板5と操作部6及
び本体カバー7で囲まれた空間である。加熱室2後面の
取付部8には導波管9が設けられ、その導波管9の端部
にマグネトロン10が固定され、また機械室3には半導
体スイッチング素子11は高圧トランス12などの電気
要素部品を有したインバータプリント基板13を取付け
た保持部14と、その保持部14と一体に成型され、イ
ンバータプリント基板13取付け後、略L字型に形成さ
れるファンガイド15等が取付られている。これらマグ
ネトロン10、インバータプリント基板13、ファンガ
イド15の位置関係は、冷却構成上マグネトロン10が
インバータプリント基板13、ファンガイド15で構成
される略L字空間16に位置し、マグネトロン10の放
熱ファン17を有する冷却通路18と保持部14が平行
に配され、ファンガイド15に設けたオリフィス19内
の軸流ファン20の送風通路21の入るよう配置されて
いる。その結果、略L字空間16の送風通路21は、奥
側が加熱室2の側板4、左右側面が保持部14と取付部
8、前側が本体カバー7で囲まれた空間で構成され、特
にファンガイド15とマグネトロン10間の前側隙間は
別途ファンガイドB(図示せず)を設けている。
【0004】また、ドア22のくもり防止やオーブン効
率をアップさせるために、冷却後の風の一部を加熱室2
内に導く方法を取り入れた機種もあるが、その構成は、
図11に示すように側板4のドア22近傍に複数の小孔
23を設け、空気取入口24を有した断熱板25を側板
24を覆うように設け、加熱室2と機械室3を断熱板2
5を介して連通している。その際、空気取入口24の位
置は略L字空間16面に設けられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成で、調理のスピード化すなわち高出力化を実現
するには、マグネトロン10の損失増と、インバータプ
リント基板13上に取付けられた半導体スイッチング素
子11や高圧トランス12、高圧ダイオード(図示せ
ず)等の損失増への対応が必要である。後者のインバー
タ電源に対しては、インバータ電源をより高周波化しイ
ンバータ効率を上げることや低損失デバイスの開発等で
対応できるようになってきた。
【0006】しかし前者のマグネトロン10に対して
は、例えば100W出力増すると低負荷の際、30K程
度の温度上昇が生じ、従来の冷却構成では信頼性を保証
する温度範囲に余裕がとれないという課題を有してい
た。また、従来の技術で上記課題を解決するために、軸
流ファン20の回転数を上げることや、ファン寸法を大
きくすることは、本体1の寸法制約やコストアップの問
題、さらに騒音を増加させる問題を有している。
【0007】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、保持部、ファンガイドの略L字空間内のマグネトロ
ン配置の中で、インバータ電源側への冷却性能の低下を
起こさないで略L字空間を旋回する冷却空気をマグネト
ロンの冷却通路に有効に導く制御板をオリフィス内に設
けたもので、従来の構成を基本にして高出力化の実現を
図ることと、さらにドアのくもり性能との両立を図るこ
とを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の高周波加熱装置は、下記構成とした。
【0009】すなわち、放熱フィンを有するマグネトロ
ンの冷却通路に平行に、インバータプリント基板を取付
け保持する保持部を配し、前記冷却通路下方に前記保持
部と一体成型され略L字型に、オリフィス内に軸流ファ
ンを有するファンガイドを設け、前記冷却通路の延長上
に対応する前記オリフィスに、前記ファンガイドと一体
成型で少なくとも一つの制御板を設けた構成とした。
【0010】また、放熱フィンを有するマグネトロンの
冷却通路に平行に、インバータプリント基板を取付け保
持する保持部を配し、前記冷却通路下方に前記保持部と
一体成型され略L字型に、オリフィス内に軸流ファンを
有するファンガイドを設け、前記マグネトロンの取付部
と対向する前記冷却通路の端面延長上の前記オリフィス
に、前記ファンガイドと一体成型で制御板を設けた構成
とした。
【0011】また、放熱フィンを有するマグネトロンの
冷却通路に平行に、インバータプリント基板を取付け保
持する保持部を配し、前記冷却通路下方に前記保持部と
一体成型され略L字型に、オリフィス内に軸流ファンを
有するファンガイドを設け、前記ファンガイドと前記冷
却通路の間に、オリフィスを横切る仕切板を設けた構成
とした。
【0012】また、仕切板のオリフィス部の高さを、取
付部より高くした構成とした。
【0013】また、加熱室と機械室等から構成され、前
記加熱室の側板と裏板、操作部および本体カバーで構成
される機械室に、前記側板と平行に断熱板を設け、前記
側板に複数の小孔と前記断熱板に空気取入口を設け、前
記加熱室内と前記機械室を断熱材で連通し、前記空気取
入口の位置を略L字空間面に配し、前記空気取入口に連
通する開口部を有した制御板を設けた構成とした。
【0014】また、加熱室と機械室等から構成され、前
記加熱室の側板と裏板、操作部および本体カバーで構成
される機械室に、前記側板と平行に断熱板を設け、前記
側板に複数の小孔と前記断熱板に空気取入口を設け、前
記加熱室内と前記機械室を断熱板で連通し、前記空気取
入口の位置を略L字空間面に配し、オリフィスに一部を
開口または切り欠いた入口部を設け、前記オリフィスの
外周に、前記入口部の上流側とし、前記空気取入口へ導
く空気取入ガイドを設けた構成とした。
【0015】また、断熱板と保持部の間隙に案内板を設
けた構成とした。
【0016】また、空気取入口を軸流ファンの吹き出し
流れに対向させた構成とした。
【0017】
【作用】本発明は上記した構成によって、オリフィス内
で回転する軸流ファンの旋回流れの内、マグネトロン側
に開口するオリフィス下流側に流れだけが、冷却通路下
方の任意の位置に設けた制御板により一部が上向きの流
れに変えられ、その結果、マグネトロンに対し冷却流れ
が少ない冷却通路に、より多くの流れが導かれ均一化さ
れ、放熱フィンに対して有効に作用される。
【0018】また、旋回流れを受ける制御板が軸流ファ
ンの回転方向に対して、マグネトロン冷却通路の保持部
側の端面延長上に位置されるため、マグネトロン側オリ
フィス内の旋回流れがほとんど上向き流れに変えられ、
マグネトロンの冷却通路へ送風される。
【0019】さらに、制御板や仕切板による上向き流れ
の一部が、断熱板の空気取入口へ導かれるものである。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面にもとづ
いて説明する。
【0021】図1は、高周波加熱装置の本体1にマグネ
トロン10と高出力化に対応した半導体スイッチング素
子26や高圧トランス27などの電気要素部品を有した
インバータプリント基板28を取り付けた保持部29
と、その保持部29と一体成型され、インバータプリン
ト基板28取付後、略L字型に組み立てられたファンガ
イド30が取付られている状態を示すもので、従来例と
同じ部品には同じ番号を付している。基本配置は従来例
と同様で、図2に示すようにファンガイド30には軸流
ファン20を囲むようにオリフィス31が設けられ、そ
の直径はほぼ保持部29の幅で、マグネトロン10との
位置関係は一端がマグネトロン10の取付部8付近にな
っている。
【0022】またオリフィス31には、マグネトロン1
0の冷却通路18の延長上に臨まれる位置に、二つの制
御板32、33がファンガイド30と一体成型で設けら
れている。いずれも軸流ファン20の下流側で、方向は
オリフィス31中心方向に突き出た板状のもので、一つ
は冷却通路18の本体カバー7側に臨まれる位置で、も
う一つは冷却通路18の加熱室2側に臨まれる位置に設
けられている。各々の制御板32、33の高さ寸法は、
お互いが重ならないようになっている。上記構成におい
て、軸流ファン20が回転するとファンガイド30下方
の本体底板34に設けられた吸気孔35より冷却用空気
(実線矢印で示す)が吸い込まれ、吸気面積が変わらな
いため軸流ファン20下流側へ供給される風量は変わら
ず、その結果インバータプリント基板28へ供給される
冷却用空気には影響しない。
【0023】一方本来マグネトロン10側へ供給されて
いた冷却用空気は、軸流ファン20回転方向に一致する
旋回流れが、オリフィス31内の二つの制御板32、3
3により途中でそれぞれ上向き流れに変えられ、各々の
制御板位置に対応するマグネトロン10の冷却通路18
へ送風される。すなわち、マグネトロン10の冷却通路
18で冷却風量が少ない箇所に任意に送風でき、放熱作
用の効率化が図れるとともに、冷却に貢献していない無
駄な流れを効率良く収集できる。また、ファンガイド3
0との一体成型も可能なためコストアップにもならず、
さらに騒音を初めとして他の性能への影響を極力与えな
いでマグネトロン10の冷却改善が実現できるものであ
る。
【0024】また図3に示される実施例では、軸流ファ
ン20が反時計方向に回転するのに対して、マグネトロ
ン10の冷却通路18端面の内、取付部8と対向する側
の延長上のオリフィス31の位置に冷却通路18端面と
平行に制御板36を設けている。制御板36のオリフィ
ス31内側へ突出させる長さは、軸流ファン20の取付
け易さや成型状の都合により決定される。
【0025】また、高さ方向は、軸流ファン20が接融
しない直上の位置からマグネトロン10端面まで可能で
あるが、本体1への取付け易さという点でマグネトロン
10端面まで高さを取ることはできず、マグネトロン1
0端面とはある程度の隙間が生じている。しかし、通常
略L字空間16を通って、マグネトロン10の冷却にほ
とんど寄与しないで本体1外へ排出される旋回流れが制
御板36でとらえられ、上向き流れに変えられ冷却通路
18へ送られるため第一の発明以上に冷却性能を向上す
ることができる。
【0026】さらに図4は、保持部29とファンガイド
30とを本体1に取り付けた後、別部品として仕切板3
7を従来のオリフィス19上に取り付けた状態を示すも
ので、軸流ファン20の反時計回転に対して仕切板37
の直線部38を、上記制御板36同様マグネトロン10
の取付部8と対向する冷却通路18側面の延長上に一致
させている。この結果、オリフィス19上部で旋回流れ
が完全に仕切られることになり、上記実施例同様の効果
を有するものである。また図5に示すように、仕切板3
7のオリフィス部39の高さを取付部8より高くするこ
とにより、取付部8側より洩れる冷却流れの一部を回収
でき、さらに冷却効果を得ることができる。
【0027】次に他の実施例を図6から図9を用いて説
明する。図6において図3における実施例と相違する点
は、本体1に断熱板25を有し空気取入口24が略L字
空間16面に設けられ、オリフィス31に設けた制御板
36に空気取入口24を臨むように開口部40が設けら
れたことにあり、この構成により制御板36で上向きに
偏向を受ける旋回流れの一部を、開口部40を通して偏
向させず空気取入口24へ導くようにしたもので、制御
板36によりマグネトロン10の冷却効果を向上させる
とともに、ドア22のくもり防止効果も得られるように
したものである。
【0028】また図7においては、オリフィス31に取
付部8下方付近を開口した入口部41を設け、この入口
部41から吹き出される冷却空気を空気取入口24へ導
く空気取入ガイド42をオリフィス31の外周に設けた
もので、取付部8とオリフィス31の間隙43から逃げ
ていた旋回流れをドア22のくもり防止用の風としてプ
ラスでき、かつ空気取入ガイド42により効果的に空気
取入口24へ供給できるものである。
【0029】次に図8に他の実施例を示す。保持部29
とファンガイド30で一体成型されたブロックを本体底
板34に取り付ける際、熱的な影響を考慮して断熱板2
5との間に間隙43を有しているが、軸流ファン20の
回転方向に対して空気取入口24の下流側に相当する断
熱板25と保持部29の間隙43に、空気取入口24の
高さ方向に案内板44が設けられている。これにより部
品冷却やドア22のくもり防止のいずれも寄与せず間隙
43を通って本体1外へ排出されていた旋回流れが、案
内板44で邪魔されて空気取入口24へ供給されるもの
で、また案内板44が断熱板25と接触するが、常に冷
却空気が案内板44表面を通過するため問題になること
もない。また図9に示す実施例は、図6から図8の構成
において、断熱板25に設けた空気取入口45を軸流フ
ァン20の吹き出し流れに対向させ、よりくもり防止用
流れが空気取入口24へ入り易くしたもので、ドア22
のくもり防止効果と制御板36によるマグネトロン10
の冷却性能向上を十分に両立させることができる。
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明の高周波加熱装置に
よれば、次の効果が得られる。
【0031】ファンガイドのオリフィスに、一つはマグ
ネトロンの冷却通路の延長上に臨む位置に、オリフィス
中心方向に突出させた少なくとも一つの制御板をファン
ガイドの一部として一体成型して設け、また一つはマグ
ネトロンの取付部と対向する側の冷却通路端面の延長上
に臨む位置に、冷却通路端面と平行な制御板をファンガ
イドの一部として一体成型して設け、さらにもう一つは
従来のファンガイドに対して、略L字空間にオリフィス
を横切る仕切板を設けたため、軸流ファンにより形成さ
れるオリフィス内の旋回流れが、制御板あるいは仕切板
により一部あるいはほとんどが上向き流れに変えられ、
その上方に位置するマグネトロンの冷却通路へ送風され
ることになる。加えて、制御板や仕切板がないとき、送
風通路と本体との隙間から洩れていた冷却流れがプラス
されるため、マグネトロンの冷却性能が向上し、軸流フ
ァンの回転数アップや新規に冷却構成を開発することな
く従来構成を基本にして高出力化が実現できる。またイ
ンバータプリント基板側への冷却性能は、軸流ファンの
特性上、吸気及び排気通路が変わらないため影響される
ことがない。
【0032】一方、加熱室側板に断熱板を有し、断熱板
に設けた空気取入口より加熱室内に冷却後の空気を導き
ドアのくもり防止を行う本体に際しては、一つは上記制
御板に、空気取入口に連絡する開口部を設け、また一つ
はファンガイドに、制御板より上流側のオリフィスに設
けた入口部から空気取入口へ導く空気取入ガイドを設
け、さらに空気取入口の下流側を閉止するように断熱板
と保持部の間隙に案内板を設け、さらにもう一つは空気
取入口の形状を、軸流ファンの吹き出し流れに対向させ
るようにしたもので、制御板により軸流ファンの旋回流
れを上向き流れに偏向させることによるドアのくもり防
止効果の減少を抑制し、マグネトロンの冷却性能の向上
との両立を実現させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における高周波加熱装置の一
部切開断面図
【図2】同高周波加熱装置の要部の斜視図
【図3】本発明の他の実施例における高周波加熱装置の
断面図
【図4】同高周波加熱装置の要部の斜視図
【図5】同他の実施例を示す高周波加熱装置の斜視図
【図6】本発明の他の実施例における高周波加熱装置の
斜視図
【図7】本発明の他の実施例における要部の斜視図
【図8】本発明の他の実施例における要部の斜視図
【図9】本発明の他の実施例における要部の斜視図
【図10】従来の実施例における高周波加熱装置の斜視
【図11】従来の他の実施例における高周波加熱装置の
斜視図
【符号の説明】
2 加熱室 3 機械室 4 側板 5 裏板 6 操作部 7 本体カバー 8 取付部 10 マグネトロン 17 放熱フィン 18 冷却通路 20 軸流ファン 23 小孔 24、45 空気取入口 25 断熱板 28 インバータプリント基板 29 保持部 30 ファンガイド 31 オリフィス 32、33、36 制御板 37 仕切板 39 オリフィス部 40 開口部 41 入口部 42 空気取入ガイド 43 間隙 44 案内板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 別荘 大介 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 中林 裕治 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 渋谷 誠 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 末永 治雄 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 石尾 嘉朗 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−335072(JP,A) 特開 昭60−91590(JP,A) 実開 昭61−121689(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H05B 6/64 F24C 7/02

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱室と機械室から構成され、放熱フィ
    ンを有するマグネトロンの冷却通路に平行に、インバー
    タプリント基板を取付け保持する保持部を配し、前記冷
    却通路下方に前記保持部と一体成型され略L字型に、オ
    リフィス内に軸流ファンを有するファンガイドを設け、
    前記冷却通路の延長上に対応する前記オリフィスに、前
    記ファンガイドと一体成型で少なくとも一つの前記軸流
    ファンの旋回流れの一部の向きを変えるための制御板を
    設け、前記加熱室の側板と裏板、操作部および本体カバ
    ーで構成される機械室に、前記側板と平行に断熱板を設
    け、前記側板に複数の小孔と前記断熱板に空気取入口を
    設け、前記制御板は前記空気取入口に前記軸流ファンの
    旋回流れの一部を導くための開口部を有した高周波加熱
    装置。
  2. 【請求項2】 加熱室と機械室から構成され、放熱フィ
    ンを有するマグネトロンの冷却通路に平行に、インバー
    タプリント基板を取付け保持する保持部と前記マグネト
    ロンの取付部を配し、前記冷却通路下方に前記保持部と
    一体成型され略L字型に、オリフィス内に軸流ファンを
    有するファンガイドを設け、前記マグネトロンの取付部
    と対向する前記冷却通路の端面延長上の前記オリフィス
    に、前記ファンガイドと一体成型で前記軸流ファンの旋
    回流れの向きを変えるための制御板を設け、前記加熱室
    の側板と裏板、操作部および本体カバーで構成される機
    械室に、前記側板と平行に断熱板を設け、前記側板に複
    数の小孔と前記断熱板に空気取入口を設け、前記制御板
    は前記空気取入口に前記軸流ファンの旋回流れの一部を
    導くための開口部を設けた高周波加熱装置。
  3. 【請求項3】 加熱室と機械室から構成され、放熱フィ
    ンを有するマグネトロンの冷却通路に平行に、インバー
    タプリント基板を取付け保持する保持部を配し、前記冷
    却通路下方に前記保持部と一体成型され略L字型に、オ
    リフィス内に軸流ファンを有するファンガイドを設け、
    前記冷却通路の延長上に対応する前記オリフィスに、前
    記ファンガイドと一体成型で少なくとも一つの前記軸流
    ファンの旋回流れの一部の向きを変えるための制御板を
    設け、前記加熱室の側板と裏板、 操作部および本体カバ
    ーで構成される機械室に、前記側板と平行に断熱板を設
    け、前記側板に複数の小孔と前記断熱板に空気取入口を
    設け、前記オリフィスに一部を開口または切り欠いた入
    口部を設け、前記オリフィスの外周に、前記入口部を上
    流側とし、前記空気取入口へ前記軸流ファンの旋回流れ
    の一部を導く空気取入ガイドを設けた高周波加熱装置。
  4. 【請求項4】 加熱室と機械室から構成され、放熱フィ
    ンを有するマグネトロンの冷却通路に平行に、インバー
    タプリント基板を取付け保持する保持部と前記マグネト
    ロンの取付部を配し、前記冷却通路下方に前記保持部と
    一体成型され略L字型に、オリフィス内に軸流ファンを
    有するファンガイドを設け、前記マグネトロンの取付部
    と対向する前記冷却通路の端面延長上の前記オリフィス
    に、前記ファンガイドと一体成型で前記軸流ファンの旋
    回流れの向きを変えるための制御板を設け、前記加熱室
    の側板と裏板、操作部および本体カバーで構成される機
    械室に、前記側板と平行に断熱板を設け、前記側板に複
    数の小孔と前記断熱板に空気取入口を設け、前記オリフ
    ィスに一部を開口または切り欠いた入口部を設け、前記
    オリフィスの外周に、前記入口部を上流側とし、前記空
    気取入口へ前記軸流ファンの旋回流れの一部を導く空気
    取入ガイドを設けた高周波加熱装置。
  5. 【請求項5】 加熱室と機械室から構成され、放熱フィ
    ンを有するマグネトロンの冷却通路に平行に、インバー
    タプリント基板を取付け保持する保持部を配し、前記冷
    却通路下方に前記保持部と一体成型され略L字型に、オ
    リフィス内に軸流ファンを有するファンガイドを設け、
    前記冷却通路の延長上に対応する前記オリフィスに、前
    記ファンガイドと一体成型で少なくとも一つの前記軸流
    ファンの旋回流れの一部の向きを上向きに変えるための
    制御板を設け、前記加熱室の側板と裏板、操作部および
    本体カバーで構成される機械室に、前記側板と平行に断
    熱板を設け、前記側板に複数の小孔と前記断熱板に空気
    取入口を設け、前記制御板による上向き流れの一部が前
    記空気取入口へ導かれることを特徴とする高周波加熱装
    置。
  6. 【請求項6】 加熱室と機械室から構成され、放熱フィ
    ンを有するマグネトロンの冷却通路に平行に、インバー
    タプリント基板を取付け保持する保持部を配し、前記冷
    却通路下方に前記保持部と一体成型され略L字型に、オ
    リフィス内に軸流ファンを有するファンガイドを設け
    記加熱室の側板と裏板、操作部および本体カバーで構
    成される機械室に、前記側板と平行に断熱板を設け、前
    記側板に複数の小孔と前記断熱板に空気取入口を設け
    記オリフィスに一部を開口または切り欠いた入口部を
    設け、前記オリフィスの外周に、前記入口部を上流側と
    し、前記空気取入口へ前記軸流ファンの旋回流れの一部
    導く空気取入ガイドを設けた高周波加熱装置。
  7. 【請求項7】 断熱板と保持部の間隙に前記空気取入口
    前記軸流ファンの旋回流れの一部を導くための案内板
    を設けた請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載
    の高周波加熱装置。
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