JP2002276949A - 高周波加熱装置 - Google Patents

高周波加熱装置

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JP2002276949A
JP2002276949A JP2001084790A JP2001084790A JP2002276949A JP 2002276949 A JP2002276949 A JP 2002276949A JP 2001084790 A JP2001084790 A JP 2001084790A JP 2001084790 A JP2001084790 A JP 2001084790A JP 2002276949 A JP2002276949 A JP 2002276949A
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frequency heating
air
heating device
intake port
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Masaji Tsujimoto
真佐治 辻本
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 下方吸気方式の高周波加熱装置において、ユ
ーザー使用条件の極端な場合でも、冷却性能を確保する
こと。 【解決手段】 床面と直行する本体の部分に第二の吸気
口16bを形成し、この第二の吸気口16bの近傍の底
板16の形状を逆V字型にすることにより、ビニールシ
−トのようなものが敷かれた場合でも、逆V字型部によ
り床面に向ける力が働くため、底板16に吸い付かず、
確実に第二の吸気口16bより低温の空気を吸気するこ
とができる。このように確実に低温の空気を取り込むこ
とができるので、冷却が不十分になる事態を防止するこ
とができ部品の寿命や性能に悪影響を及ぼすことなくを
未然に防ぐことができるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子レンジ及びオー
ブン電子レンジにおいて、加熱室の下部に電気部品を配
置した機械室を設ける構成の高周波加熱装置における冷
却の吸気方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8、図9は従来例の高周波加熱装置の
縦断面図と横断面図を示す。また、図10は同高周波加
熱装置の底板を取り外した状態での底面図である。
【0003】図8に示すように、加熱室1の上壁面2に
は管状の管ヒ−タ−3が、底壁面4には面状の面ヒ−タ
−5を設けている。高周波発生手段の電源部であるイン
バ−タ電源6と高周波加熱装置の動作を制御する制御基
板7は、逆U字型の箱形状の電気部品取付板8に設けら
れた8a・8b部により宙吊り状態で配置している。電
気部品取付板8は、加熱室後壁面9より下方に延出した
フランジ10部と加熱室前壁面11より下方に延出した
フランジ12部に加熱室底壁面4部を外側から覆うよう
に載置している。タ−ンテ−ブル13を駆動させるモ−
タ−14は、面ヒ−タ−5からの熱伝導を避けるために
取付板15を介して電気部品取付板8に取り付けてい
る。底板16に設けられた吸気口16a(図9記載)か
ら送風機(後述)により吸気され、そして送風される冷
却風は、インバ−タ電源6・制御基板7・モ−タ−14
を冷却後、加熱室後壁面9の下部に設けられた排気口1
7より排気される。
【0004】図9は、同高周波加熱装置の前部の横断面
図である。図9において、電気部品取付板8の右側に
は、遠心式送風機であるシロッコファン18と渦巻きケ
ーシング19と隈取り型モータ20を、宙吊り状態に設
置している。送風機の側方には、インバ−タ電源6があ
り、送風機により冷却される。送風機とインバ−タ電源
6間には、効率よく冷却するため、整流ガイド21を設
けている。インバ−タ電源6を通過した冷却風は、電気
部品取付板8の側壁に設けられた開口を経て、加熱室左
側壁22とキャビネット23間を通り、本体裏板より排
気する。また、加熱室右側壁24とキャビネット23間
には断熱板25が設置されており、送風機より発生する
送風の一部が、加熱室右側壁24と断熱板25間を通
り、加熱室右側壁24に設けられた開口部(図示せず)
より加熱室1内に送風する構成である。
【0005】図10は、底板を取り外した状態での底面
図であり、送風機による冷却風の流れを示している。図
10において、本体の前方右側には送風機があり、その
側方にはインバ−タ電源6、後方にはマグネトロン26
と加熱室1へ送風するためのガイド27が、また、中央
部にはモ−タ−14、そして、本体の後方には制御基板
7が設置されている。送風機による冷却風は、整流ガイ
ド21に設けられた第1の整流部21aと第2の整流部
21bにより、インバ−タ電源6とマグネトロン26に
分流し、各々冷却している。また、第2の整流部21b
により分流された冷却風の一部は、制御基板7とモ−タ
−14を冷却する構成である。整流ガイド21は、冷却
性能を向上させるために、吸気と排気を分離させるため
の仕切り部21cを設けている。
【0006】このような構成、つまり送風装置を電気部
品取付板の前側に配置する構成としたので、左右方向や
後方及び上方の壁に近接して設置された場合でも、本体
より排気された高温の空気を、再度送風装置により吸気
する、いわゆるショートサーキット現象を防ぐことがで
きるため十分な冷却を行うことが可能となる。このよう
に加熱室の下方に機械室を設け、さらに送風装置を前側
に配置することにによる利点である冷却性能を活かし高
周波加熱装置本体を壁と近接して設置できる高周波加熱
装置を実現していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の高周波加熱装置の構成では、送風装置の吸気口は高周
波加熱装置本体を設置する床面と対向する底板16面に
しかなく、しかも効率よく冷却するために整流ガイド2
1に設けた吸気と排気を分離させるための仕切り部21
cがあるため、床面に柔軟な例えばビニールシ−トのよ
うなものが敷かれた場合、送風装置であるシロッコファ
ン18と渦巻きケーシング19と隈取り型モータ20に
よる吸引力により、柔軟な敷物が吸い上げられ、吸気口
16aを塞ぐという現象が生じる。
【0008】吸気口16aが塞がれると、低温の空気が
取り込めなくなるので、インバ−タ電源6、マグネトロ
ン26、制御基板7、モ−タ−14などの冷却が不十分
になり、これらの部品の寿命や性能に悪影響を及ぼすと
いう大きな課題があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため電気部品を取り付ける電気部品取付板と、装置
本体の底面を構成する底板により構成した機械室を加熱
室の下側に配設し、前記機械室内の電気部品を冷却する
送風装置を前記電気部品取付板の前側に配置し、高周波
加熱装置を設置する床面と対向する前記底板部分に設け
た主たる吸気口と、床面と直行する本体の部分に設けら
れた第二の吸気口とを備え、前記第二の吸気口部近傍の
床面と対向する底板部分の形状を逆V字型に形成する構
成としたものである。
【0010】このような構成にすることにより、床面に
柔軟な例えばビニールシ−トのようなものが敷かれた場
合、送風装置であるシロッコファン18と渦巻きケーシ
ング19と隈取り型モータ20による吸引力により、柔
軟な敷物が吸い上げられ、主たる吸気口16aが塞がれ
たとしても、第二の吸気口が設けられているので低温の
空気を取り込むことができるので、冷却が不十分になる
事態を防止することができ、インバ−タ電源6、マグネ
トロン26、制御基板7、モ−タ−14など、これらの
部品の寿命や性能に悪影響を及ぼすことを未然に防ぐこ
とができる。
【0011】また、前記第二の吸気口近傍の床面と対向
する底板部分の形状を逆V字型に形成する構成としてい
るので、容易に吸気口に吸い付けられる柔軟なビニール
シ−トでさえ、逆V字型の形状に吸い付けられては、床
面方向への力がビニールシ−トに働くので床面と並行な
本体の部分に設けられた第二の吸気口に吸い付くことが
できないので、第二の吸気口が塞がらず低温の空気を確
実に取り込むことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1にかかる高周波
加熱装置は、前面に開口部を有し被加熱物を加熱する加
熱室と、高周波加熱装置本体を駆動する電気部品を有す
る機械室とを別々に設け、前記加熱室の下部に前記機械
室を配した高周波加熱装置であって、前記機械室は電気
部品を取り付ける電気部品取付板と、装置本体の底面を
構成する底板により構成し、前記機械室内には前記電気
部品を冷却する送風装置を設け、装置本体を設置する床
面と対向する前記底板部分に設けた主たる吸気口と、床
面と直する本体の部分に設けられた第二の吸気口とを備
え、前記第二の吸気口部近傍の床面と対向する底板部分
の形状を逆V字型に形成する構成とした。
【0013】これにより、床面に柔軟な例えばビニール
シ−トのようなものが敷かれた場合、送風装置であるシ
ロッコファンと渦巻きケーシングと隈取り型モータによ
る吸引力により、柔軟な敷物が吸い上げられ、主たる吸
気口が塞がれたとしても、第二の吸気口が設けられてい
るので低温の空気を取り込むことができ、冷却が不十分
になる事態を防止することができ、インバ−タ電源6、
マグネトロン26、制御基板7、モ−タ−14など、こ
れらの部品の寿命や性能に悪影響を及ぼすことを未然に
防ぐことができる。
【0014】本発明の請求項2にかかる高周波加熱装置
は、請求項1記載の発明に加えて、底板と高周波加熱装
置を設置する床面との間に、第二の吸気経路を形成する
ダクトを設け、前記ダクトは前記底板に設けた主たる吸
気口より、吸気可能なように開口部を設けると同時に、
床面と直行する部位に第二の吸気口部を設け前期第二の
吸気口近傍の床面と対向する部分の形状を逆V字型に形
成する構成とした。これにより、高周波加熱装置の設計
的制約により床面と並行な本体の部分に開口部を設けら
れない場合でも、容易に取り付けることができるもので
ある。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
説明する。
【0016】(実施例1)図1は、本発明の一実施例に
おける高周波加熱装置の斜視図であり、図2、図3、図
4は、それぞれ図1における高周波加熱装置のA−A断
面図・B−B断面図・C−C断面図ある。また図5は、
同高周波加熱装置の底板を取り外した状態での底面図で
ある。
【0017】図1において、加熱室1の前面には、被加
熱物を出し入れするためのドア28を設けている。な
お、ドア28の下部には操作部29をドアと一体に形成
している。加熱室1の上面と左右側面にはキャビネット
23を設ている。キャビネット23は、壁などに近接し
て設置せれても壁の表面が過加熱されないように排気口
は設けていない。次に、図2、図3、図4を用いて内部
構成について説明する。
【0018】図2において、上壁面2には管状の管ヒ−
タ−3が、底壁面4には面状の面ヒ−タ−5を設けてい
る。高周波発生手段の電源部であるインバ−タ電源6と
高周波加熱装置の動作を制御する制御基板7は、逆U字
型の箱形状の電気部品取付板8と、取付板30と電気部
品取付板8を切り起して設けられた8a・8bにより宙
吊り状態で配置している。電気部品取付板8は、加熱室
後壁面9より下方に延出したフランジ10部と加熱室前
壁面11より下方に延出したフランジ12部に加熱室底
壁面4部を外側から覆うように載置している。タ−ンテ
−ブル13を駆動させるモ−タ−14は、面ヒ−タ−5
からの熱伝導を避けるために取付板15を介して電気部
品取付板8に取り付けている。底板16に設けられた吸
気口16a(図3に記載)から送風機(後述)により吸
気され、そして送風される冷却風は、インバ−タ電源6
・制御基板7・モ−タ−14を冷却後、加熱室後壁面9
の下部に設けられた排気口17より排気される。
【0019】図3は、同高周波加熱装置の前部の横断面
図である。図3において、電気部品取付板8の右側に
は、遠心式送風機であるシロッコファン18と渦巻きケ
ーシング19と隈取り型モータ20を、宙吊り状態に設
置している。送風機の側方には、インバ−タ電源6があ
り、送風機により冷却される。送風機とインバ−タ電源
6間には、効率よく冷却するため、整流ガイド21を設
けている。インバ−タ電源6を通過した冷却風は、電気
部品取付板8の側壁に設けられた開口を経て、加熱室左
側壁22とキャビネット23間を通り、本体裏板より排
気する。また、加熱室右側壁24とキャビネット23間
には断熱板25が設置されており、送風機より発生する
送風の一部が、加熱室右側壁24と断熱板25間を通
り、加熱室右側壁に設けられた開口部(図示せず)より
加熱室1内に送風する構成である。
【0020】図4は、同高周波加熱装置の中央部の横断
面図である。図4において、高周波発生手段のマグネト
ロン26は、加熱室右側面24と当接しているマグネト
ロン取付板31と導波管32に取り付けられている。マ
グネトロン26より照射された高周波は、導波管32か
ら加熱室1に導かれる。モ−タ−14の側方には、面ヒ
−タ−5のリード線33を固定する絶縁板34が、電気
部品取付板8を切り起して設けられた取付部に取付られ
ている。送風機による冷却風の流れは、図3と同様に、
電気部品取付板8の側壁に設けられた開口を経て、加熱
室左側壁22とキャビネット23間を通り、本体裏板よ
り排気される。
【0021】図5は、底板を取り外した状態での底面図
であり、送風機による冷却風の流れを示している。図5
において、本体の前方右側には送風機があり、その側方
にはインバ−タ電源6、後方にはマグネトロン26と加
熱室1へ送風するためのガイド27が、また、中央部に
はモ−タ−14、そして、本体の後方には制御基板7が
設置されている。送風機による冷却風は、整流ガイド2
1に設けられた第1の整流部21aと第2の整流部21
bにより、インバ−タ電源6とマグネトロン26に分流
し、各々冷却している。また、第2の整流部21bによ
り分流された冷却風の一部は、制御基板7とモ−タ−1
4を冷却する構成である。整流ガイド21は、冷却性能
を向上させるために、吸気と排気を分離させるための仕
切り部21cを設けている。
【0022】図6は、本発明の一実施例の高周波加熱装
置の要部縦断面図である。図6において電気部品取付板
8の高周波加熱装置本体の前側には、遠心式送風機であ
るシロッコファン18と渦巻きケーシング19と隈取り
型モータ20を、宙吊り状態に設置している。これら送
風装置の右方には効率よく冷却するために設けられた整
流ガイド21を設けている。整流ガイド21は、前述し
たように吸気と排気を効率よく行うために仕切り部21
cを設けている。前述した隈取り型モータ20の下方に
は機械室を構成する底板16があり、隈取り型モータ2
0周辺に主たる吸気口16aを設けている。また、底板
16の前方にはドア28の下方には底板の一部の形状を
変えて第二の吸気口16bを形成し、この第二の吸気口
16bの近傍の底板16の形状を逆V字型35にしてい
る。ここで、送風装置の吸気の経路について説明する。
通常は送風装置(シロッコファン18)による吸気は、
主に主たる吸気口16aより吸気されるとともに、第二
の吸気口16bからも吸気される。いま高周波加熱装置
本体を設置する床面36に、柔軟な例えばビニールシ−
ト37のようなものが敷かれた場合には、送風装置(シ
ロッコファン18)の吸引力によりビニールシート37
は主たる吸気口16aを塞いでしまう。さらに送風装置
の吸引力によりビニールシート37は底板16に吸い付
けられるが、逆V字型部35によりビニールシート37
を床面36に向ける力(F)が加わるため、これから先
は底板16に吸い付けられることはなく、確実に第二の
吸気口16bより低温の空気を吸気することができる。
このように第二の吸気口16bを設けると同時に、第二
の吸気口16bの近傍の底板16の形状を逆V字型にす
ることにより、確実に低温の空気を取り込むことができ
るので、冷却が不十分になる事態を防止することがで
き、インバ−タ電源6やマグネトロン26・制御基板7
・モ−タ−14など、これらの部品の寿命や性能に悪影
響を及ぼすことを未然に防ぐことができる。
【0023】(実施例2)次に、本発明の第2の実施例
における高周波加熱装置について説明する。図7は本発
明の第2の実施例における高周波加熱装置の要部縦断面
図である。図7において、主要な部品構成と送風装置の
吸気の経路は、図6に示す実施例1の高周波加熱装置と
同様である。異なる点は、床面36と底板16の間に吸
気ダクト38を設けていることである。
【0024】吸気ダクト38は、底板16と対向する面
に吸気口38aを、また高周波加熱装置本体前部に第二
の吸気口38bを設けている。なお、吸気ダクト38の
外周部にも吸気口を設けており、そこからも吸気できる
構成である。ここで、吸気ダクト38が設けられた受け
場合の送風装置の吸気の経路について説明する。通常は
送風装置(シロッコファン18)による吸気は、吸気ダ
クト38の全ての吸気口(38a・38b・外周部吸気
口)から、底板16の主たる吸気口16aを経て送風装
置(シロッコファン18)に吸気される。いま高周波加
熱装置本体を設置する床面36に、柔軟な例えばビニー
ルシ−ト37のようなものが敷かれた場合には、送風装
置(シロッコファン18)の吸引力によりビニールシー
ト37は吸気ダクト38の吸気口(38a・外周部吸気
口)を塞いでしまう。図6に示す本発明の一実施例の高
周波加熱装置の第二の吸気口16bの近傍の底板16の
形状を逆V字型にしたのと同様に、吸気ダクト38の底
板16と対向する面の第二の吸気口38b近傍部を逆V
字型にしているので、この逆V字型部分によりビニール
シート37を床面36に向ける力(F)が加わるため、
これから先は底板16に吸い付けられることはなく、確
実に第二の吸気口38bより低温の空気を吸気すること
ができる。このように本実施例の高周波加熱装置のよう
に加熱室前壁面11より下方に延出したフランジ12部
が設計的制約により短くせざるを得なく床面と並行な本
体の部分に開口部を設けられない場合でも、吸気ダクト
38は容易に取り付けることができる。このように床面
と直行する本体の部分に開口部を設けられない場合で
も、吸気ダクト38を本発明のような構成にすることに
より実施例1と同様の効果が得られるものである
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1に
係る高周波加熱装置は、床面と直行する本体の部分に第
二の吸気口を形成し、この第二の吸気口の近傍の底板の
形状を逆V字型にしているので、高周波加熱装置本体を
設置する床面に、柔軟な例えばビニールシ−トのような
ものが敷かれた場合、送風装置(シロッコファン)の吸
引力によりビニールシートで主たる吸気口を塞いでしま
うが、逆V字型部によりビニールシートを床面に向ける
力(F)が加わるため、これから先は底板に吸い付けら
れることはなく、確実に第二の吸気口より低温の空気を
吸気することができる。このように確実に低温の空気を
取り込むことができるので、冷却が不十分になる事態を
防止することができ、インバ−タ電源、マグネトロン、
制御基板、モ−タ−など、これらの部品の寿命や性能に
悪影響を及ぼすことを未然に防ぐことができるいう効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における高周波加熱装置の斜
視図
【図2】同高周波加熱装置の図1のA−A断面図
【図3】同高周波加熱装置の図1のB−B断面図
【図4】同高周波加熱装置の図1のC−C断面図
【図5】同高周波加熱装置の底面図
【図6】同高周波加熱装置の要部縦断面図
【図7】本発明の実施例2における高周波加熱装置の要
部縦断面図
【図8】従来例の高周波加熱装置の縦断面図
【図9】同高周波加熱装置の前部横断面図
【図10】同高周波加熱装置の底面図
【符号の説明】
1 加熱室 8 電気部品取付板 16 底板 16a 主たる吸気口 16b 第二の吸気口 18 シロッコファン 19 渦巻きケーシング 20 隈取りモーター

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面に開口部を有し被加熱物を加熱する
    加熱室と高周波加熱装置本体を駆動する電気部品を有す
    る機械室とを別々に設け、前記加熱室の下部に前記機械
    室を配した高周波加熱装置であって、前記機械室を電気
    部品を取り付ける電気部品取付板と装置本体の底面を構
    成する底板とにより構成し、前記機械室内には前記電気
    部品を冷却する送風装置を設け、高周波加熱装置の本体
    を設置する床面と対向する前記底板に設けた主たる吸気
    口と、本体の床面と直行する部分に設けられた第二の吸
    気口とを備え、前記第二の吸気口近傍の床面と対向する
    底板部分の形状を逆V字型に形成する構成とした高周波
    加熱装置。
  2. 【請求項2】 底板と高周波加熱装置を設置する床面と
    の間に、第二の吸気経路を形成するダクトを設け、前記
    ダクトは前記底板に設けた主たる吸気口より、吸気可能
    なように開口部を設けると同時に、床面と直行する部位
    に第二の吸気口部を設け、前記第二の吸気口近傍の床面
    と対向する部分の形状を逆V字型に形成する構成とした
    ことを特徴とする請求項1に記載の高周波加熱装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008121988A (ja) * 2006-11-13 2008-05-29 Toshiba Corp 加熱調理器
JP2012026619A (ja) * 2010-07-21 2012-02-09 Toshiba Corp 加熱調理器
CN103032907A (zh) * 2011-10-03 2013-04-10 株式会社东芝 烹饪装置

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