JPS6125146A - フオトマスク欠陥修正方法 - Google Patents

フオトマスク欠陥修正方法

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JPS6125146A
JPS6125146A JP14447984A JP14447984A JPS6125146A JP S6125146 A JPS6125146 A JP S6125146A JP 14447984 A JP14447984 A JP 14447984A JP 14447984 A JP14447984 A JP 14447984A JP S6125146 A JPS6125146 A JP S6125146A
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    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F1/00Originals for photomechanical production of textured or patterned surfaces, e.g., masks, photo-masks, reticles; Mask blanks or pellicles therefor; Containers specially adapted therefor; Preparation thereof
    • G03F1/68Preparation processes not covered by groups G03F1/20 - G03F1/50
    • G03F1/72Repair or correction of mask defects
    • G03F1/74Repair or correction of mask defects by charged particle beam [CPB], e.g. focused ion beam

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の利用分野〕 本発明はフォトマスクの白点欠陥(欠落欠陥)を短時間
に修正可能にしたフォトマスク欠陥修正方法に関する。
〔発明の背景〕
フォトマスクの欠陥には、残留欠陥(黒点欠陥)と欠落
欠陥(白点欠陥)の二種類がある。これらの欠陥は、L
SI等半導体置の歩留まりを左右する。またこれらの欠
陥の修正は生産性に大きく影響するので、これらの欠陥
の修正に要する工程は少なくし、かつ短時間に行う必要
がある。
上記フォトマスクに発生する欠陥のうち、残留欠陥(黒
点欠陥)については、従来よリレーザによる修正方法た
とえば特公昭52−9508号に記載されている方法に
よって大巾な工程短縮が実現されている。
一方欠落欠陥(白点欠陥)即ち正常なパターンの一部が
欠落した様な欠陥については、従来リフト・オフ法が用
いられている。このリフト・オフ法はつぎの工程によっ
て行われている。
(1)欠落欠陥を有するフォトマスク全面にポジ型フォ
トレジストを塗布する。
(2)部分露光法を用いて欠落欠陥部のみに露光を行う
(3)現象処理により欠落欠陥部のレジストに窓あけを
行う。
(4)真空蒸着により欠落欠陥部と、その周辺のレジス
ト上あるいはフォトマスク全面のレジスト上に金属膜を
形成する。
(5)レジスト除去を行い、同時にレジスト上に形成さ
れている金属膜を除去する。
この様に、リフト・オフ法を用いた場合には。
多くの工程を必要とするので、フォトマスクの欠落欠陥
の修正としては、生産の点で充分なものといえないもの
である。
また、従来より有機金属ガス雰囲気内で電子ビームを照
射して金属を析出する方法が用いられている。この方法
はたとえば、15−th SyIIlposium o
fIon Implantatjon and Sub
micron Fabrication(1984年2
月)におけるS、Matsui及びに、Morjによる
”New 5elective Deposition
 Technology byElectron Be
am Induced 5urface Reacti
on”と題する文献に紹介されている。
この文献で紹介されている方法は、第6図に示す如(、
Cr(CsHs)zを納めたソースチャンバー1からバ
ルブ2を介して試料3が納められたチャンバー4内にC
r (Cs H,& )2蒸気が供給され、サブチャン
バー4にあけ・られたピンホール5を通過する電子銃6
からの電子ビーム7が照射され、試料3上にCr膜を析
出するというものである。
然るに、上記の文献には単に金属−有機錯体ガス雰囲気
内で電子ビームを照射して金属を析出する方法の原理が
紹介されているに過ぎず、これを実施するための具体的
な方法たとえばフォトマスクの欠落欠陥と、電子ビーム
との位置合せ、電子ビームの走査範囲の設定等について
は何等記載されていない。また通常の走査型電子顕微鏡
の機能を利用することもできない。
〔発明の目的〕
本発明は上記金属−有機錯体あるいは有機ガス雰囲気内
で電子ビームを照射して金属を析出する方法における技
術的な問題点を解決し、フォトマスクの欠落欠陥の修正
に要する工程数を少なくシ。
かつ修正に要する時間を短縮可能にしたフォトマスクの
欠陥修正方法を提供することにある。
〔発明の概要〕
本発明は上記の目的を達成するため、電子ビーム光学系
と同一光軸上を通る光学的観察手段によりフォトマスク
の基板側から電子ビームの照射領域を設定し、設定され
た領域の内側のみに電子ビームを照射させて上記フォト
マスクの欠落欠陥を修正することを特徴とするものであ
る6−〔発明の実施例〕 以下本発明の実施例を示す第1図により説明する。
同図において、8は真空チャンバにして、上方の真空チ
ャンバ8a内には上方から陰極9a、第1陽極9b、第
2陽極9cからなる電子銃9と、上部アパーチャ10.
ブランキ゛ング電極11.下部アパーチャ12゜レンズ
コイル13.偏向コイル14.ス′テイグマコイル15
、とを設けている。上記上部アパーチャlOはその中心
部にピンホール10aを形成してこのピンホール10a
から上記電子銃9よりの電子ビームを放出させている。
上記ブランキング電極11は、上記偏向コイル14によ
る走査位置と、後述の矩形状の開口スリット29の投影
位置とを比較し、上記偏向コイル14により走査される
電子ビームが第2図に示す矩形投影像34の内側にある
ときのみブランキング電極11に電圧を印加せず、電子
ビームを下部アパーチャ12のピンホール12aを通過
させ、それ以外の時には、ブランキング電極11に電圧
を印加して電子ビームを曲げ、上部アパーチャ10より
の電子ビームが下部アパーチャ12のピンホール12a
内を通過しないようにしている。即ち、上記ブランキン
グ電極11は下部アパーチャ12とともに電子ビームを
ON、OFFするようにしている。上記偏向コイル14
は、上方の真空チャンバ8a内に保持され、その内部の
一定面積の矩形領域14a内に上記レンズコイル13に
より集束された電子ビームを通過させつつ、X−Yに走
査する。上記スティグマコイル1は、上記偏向コイル1
4よりの電子ビiムを通過させつつそのスポット形状を
整える如くしている。
また下方の真空チャンバ8b内にはサブチャンバ16、
ミラー17を保持し、側壁には窓18を固定している。
上記サブチャンバ16は上方中心部にピンホール16a
を形成し、このピンホール16aの下方対向位置に窓1
6bを固定し、内部を開閉弁19aを有する配管19に
て材料ガスボンベ20に接続している。この材料ガスボ
ンベ20はその内部に例えば(CsHs)zCrを充填
している。21は中空状に形成されたX−Yステージに
して、欠陥検査装置(図示せず)による欠落欠陥位置の
情報に基づいて駆動される駆動機構(図示せず)により
サブチャンバ16内をX−Y方向に走査する如く保持さ
れ、内部に上記サブチャンバ16に固定された対物レン
ズ22を内蔵し上方部にパターン面を上向きに1体に固
定したフォトマスク23を保持している。24a、24
bは2個1対のハーフミラ−にして、互いに上方部が外
方に開口するように反対芳向に傾斜し′ている。25は
結像レンズ、2Gは接眼レンズ、27は光源27aとミ
ラー27bとからなる照明光学系、28は結像レンズで
ある。
また29は2対のナイフエッチで構成される(1対のみ
図示)可変矩形スリット、30は移動機構にして、上記
可変矩形スリット29の形状・寸法を可変にしている。
31はスリット位置検出器にして、上記2個の可変矩形
スリット29を構成するナイフェツジの移動位置を検出
する。32は参照光学系にして、レンズ32a、干渉フ
ィルタ32bおよび光源32cとから形成されている。
なお、図示していないが、上記真空チャンバ8内と、必
要に応じてサブチャンバ15内とを夫々排気ポンプに接
続している。
上記の構成であるから、フォトマスク23をX−Yステ
ージ21上に載置したのち、真空チャンバ8内の気体お
よび必要に応じてサブチャンバ16内の気体を排気ポン
プにより排出させる。
ついで、欠陥検査装置による欠陥位置情報によりX−Y
ステージ21を駆動してフォトマスク23の欠陥部を対
物レンズ22の視野内に再現させる。上記フォトマスク
23の欠陥部とその周辺は、上記対物レンズ22.窓1
6b、ハーフミラ−24a、24b、結像レンズ25.
接眼レンズ26を介して照明光学系27にょる落射照明
により基板を通じて観察することができる。同時に参照
光学系32の干渉フィルタ32bにより光源32cから
の特定波長の光が対物レンズ22と結像レンズ28によ
り、フォトマスク23のパターン33が結像される位置
に置かれた可変矩形スリット29の投影像34を逆に結
像レンズ28と対物レンズ22によりフォトマスク23
のパターン33面に結像され、矩形投影像34は接眼レ
ンズ26によりamすることができる。
そこで1作業員はフォトマスク23のパターン33と矩
形スリット29の投影像34を同時に観察しなからス!
ノット位置移動機構30により矩形スリット29の投影
像34の位置を調整して両者の投影像33.34を合致
させる。この点を第2図について詳述するとフォトマス
ク23には通常クロム薄膜で形成されるパターン33面
上で矩形投影像34を形成する可変スリット29の位置
を接動させ、矩形投影像34が正常なパターン33の外
方位置にならないように、かつ欠落欠陥35を完全に覆
うように位置合せが行われる。このとき、電子銃9から
の電子ビームが偏向コイル14によって走査された位置
と矩形スリット29間の投影位置とを比較し、上記電子
ビームの走査位置が矩形スリット29間の矩形投影像3
4の内側にある場合のみ電子銃9からの電子ビームを下
部アパーチャ12のピンホール12a内を通ってフォト
マスク23のパターン33面に照射される。即ち、電子
銃9からフォトマスク23のパターン33面に照射され
る位置は偏向コイル14により調整され、矩形スリット
29の矩形投影像34の位置は移動機構30により調整
され、かつ偏向コイル14にてmvxされる前の電子銃
9からフォトマスク23に照射される電子ビームの光線
に対する偏向コイル14にて走査位置を調整されたのち
の電子ビームの光軸との距離は偏向コイルJ4電流から
容易に求まる。またハーフミラ−24aと参照光学系3
2を通乞光軸から移動機構30により可変矩形スリット
29を構成するナイフエッチ先端が移動した距離はスリ
ット位置検出器31により求まる。
ここで上記光軸と各ナイフエッチ先端との距離とフォト
マスク23上での光軸と投影された矩形の各辺との距離
の比は対物レンズ22と結像レンズ28による投影倍率
に一致するから上記各光軸を一致させることにより電子
ビームの走査位置と、可変矩形スリット29間の投影像
34の位置とを比較することは容易である。
この状態で開閉弁18を開いて材料ガスボンベ20内の
材料ガス(Cs Hr、 )2 Crをサブチャンバ1
6内に導入して材料ガス(CsHs)zCrがフォトマ
スク23の欠落欠陥部35を覆い、かつ電子ビームがフ
ォトマスク23の欠落欠陥部35に照射すると材料ガス
(Cs Hs ) zから分解したクロムあるいはクロ
ムと炭素の化合物からなる遮光膜を析出することができ
るので、これによってフォトマスク23に発生した欠落
欠陥部35を完全に修正することができる。即ち、フォ
トマスク23の欠落欠陥部35に極めて近い位置にある
材料ガス(CsHs)zCrの分子が電子ビームのエネ
ルギによ−り谷解し、クロムあるいはクロムと炭素との
化合物が基板上に付着するため、電子ビームの照射領域
と同じ形成2寸法の析出膜が得られる。
もし、フォトマスク23に複数個の欠落欠陥35が存在
する場合には、各欠落欠陥35について上記と同一作業
を順次行うことにより、複数個の欠落欠陥35を修正す
ることができる。修正後は開閉弁19aを閉じ、サブチ
ャンバ16内の材料ガス(C6H,、)2Crが酸素と
反応して酸化クロムを発生しサブチャンバ16内を汚染
する恐れがある場合には、サブチャンバ16内のガスを
外部に排出したのち、フォトマスク23を取出して修正
作業が完了する。
第1図に示した実施例においては、フォトマスク23の
欠落欠陥35の[4および位置合せに用いる光学系が対
物レンズ22として無限遠補正系対物レンズを用いた場
合について述べたが、これに限定されるものでなく、た
とえば第3図に示す如く、有限補正系の対物レンズ36
を使用しても同じ効果を得られることは云うまでもない
即ち、上記対物レンズ36によるフォトマスク23のパ
ターンは対物レンズ37により観察することができ、一
方のハーフミラ−24aにより曲げられ、結像した位置
におかれた可変矩形スリット29の投影像34は対物レ
ンズ36によりフォトマスク23のパターン33面に投
影される。なお、第3図に示したものの中、上記以外は
第1図と同一である。
つぎに第4図は本発明の他の実施例を示す。同図におい
ては、上方の真空チャンバ38内に陰極39a、第1陽
極39bおよび第2陽極39cからなる電子銃39とブ
ランキング電極40.コンデンサレンズコイル41.上
部矩形アパーチャ42a、偏向電極43.整形レンズコ
イル44.下部矩形アパーチャ42b9編小レンズコイ
ル45.投影レンズコイル46および偏向電極47を設
けている。上記ブランキング電極40は電圧が印加され
たとき、電子ビームが曲げられ、上部矩形アパーチャ4
2aにより遮られるが、それ以外のときには、コンデン
サレンズコイル41により集中されながら上部矩形アパ
ーチャ42bにより電子ビームの断面形状を矩形状にす
る。偏向電極43は矩形状の整形レンズコイル44に゛
より集中された電子ビームをx−Y方向に一定角度だけ
偏向させて下部矩形アパーチャ44により矩形状の電子
ビームの一部即ち、矩形ビームと下部矩形アパーチャ4
2bとの重合した部分のみをもとの矩形状の電子ビーム
より小さな矩形状の電子ビームとして通過するようにし
ている。また上記偏向電極43はその偏向角度を変える
ことにより矩形状の電子ビームの各辺の長さを任意に変
更することができる。上記偏向電極43により所定の大
きさに調整された矩形状の電子ビームは縮小レンズコイ
ル45.投影レンズコイル46により縮小され、サブチ
ャンバ16にあけられたピンホール16aを通過してフ
ォトマスク23の欠落欠陥に投影、照射されるように構
成されている。
上記以外は第1図と同一であるから第1図と同一符号を
もって示す。
上記の構成であるから、フォトマスク23をX−Yステ
ージ21上に載置したのち、真空チャンバ38内の気体
および必要に応じてサブチャンバ16内ノ気体を排気ポ
ンプにより排出させる。ついで欠陥検査装置による欠陥
位置情報によりX−Yステージ2工を駆動してフォトマ
スク23の欠陥部を対物レンズ22の視野内に再現させ
る。ついで、接眼レンズ26により、第2図に示す如く
、矩形スリット29の投影像34とフォトマスク23に
形成されるパターン33をvA察しながら上記投影像3
4が上記パターン33の外方位置にならないようにフォ
トマスク23の欠落欠陥35を完全に覆うように位置合
せを行なう。
ついで、位置検査器31により可変矩形スリット29の
位置を検出し、矩形投影像34の各辺の長さと、中心の
座標を求める。上記可変矩形スリット29の位置から求
めた長さと、実際の投影像34の長さの比は対物レンズ
22と結像レンズ28による投影倍率に一致する。この
求まった矩形投影像34の各辺の寸法から上記上部偏向
電極43に印加する電圧を調整し、照射される矩形電子
ビームの寸法と投影された投影像34の寸法を一致させ
る。このようにして求まった矩形電子ビームを下部偏向
電極47に印加する電圧を調整して照射される矩形電子
ビームの中心と、投影された矩形像34の中心とを一致
させる。前もってブランキング電極4oにより電子ビー
ムをON状態にし、一定時間照射する。然る後開閉弁1
9aを開いて材料ガスボンベ2oがら材料ガス(C6H
6)ZCrをサブチャンバ16内に導入しておけばサブ
チャンバ16のピンホール16aを通過した電子ビーム
が照射する矩形領域内で上記材料ガス(CG+(、)z
 Crが分解し、CrあるいはCrと炭素との化合物が
析出して欠落欠陥35を完全に修正することができる。
なお、第4図に示した実施例においては、欠落欠陥35
の観察位置のための光学系の代りに第3図に示した光学
系を用いても同一効果が得られる。また上記第1図乃至
第4図に示した実施例においては、材料ガスとして(C
6H6)zCrを用いた場合について述べたが、この(
CeB6)zCrは常温では固体であるが、昇華性があ
り真空中で10−3〜1O−4Torrの蒸気圧が得ら
れる。また加熱すると。
蒸気圧は増加し、150℃で1乃至2 Torrの蒸気
圧が得られ、300℃以上で分解する性質を有する。
ただし、本発明の場合、電子ビーム照射による発熱のた
めに分解するだけでなく、電子ビームのエネルギにより
直接分解する。また、この材料に限定されるものでなく
、たとえば(C,H6) Mo。
CC,、HGj2w等の材料を使用することもできる。
ただし、この場合、析出する膜はそれぞれMoあるいは
Moと炭素との化合物、WあるいはWと炭素との化合物
である。
つぎに第5図に本発明のさらに他の実施例を示す。この
場合は、電子銃からフォトマスク23への電子ビームの
照射系および真空チャンバ8,38は第1図あるいは第
4図と同一構成である。フォトマスク23の欠落欠陥の
観察および位置合せのための光学系は対物レンズ22.
サブチャンバ16に設けられた窓16b、ミラー17.
真空チャンバ8に設けられた窓17.ハーフミラー24
.結像レンズ4g、TVカメラ49.モニタ50.電子
ライン発生器51.制御装置52、落射照射用光源27
から構成されている。またフォトマスク23のパターン
33面は対物レンズ22と結像レンズ48によりTVカ
メラ49の撮像管面に結像され、モニタ50の画面上に
表示される。このモニタ50の画面上に表示されたパタ
ーンの欠落欠陥部を電子ライン発生器51により発生さ
せて電子ライン53(縦横2本づつ)により正常なパタ
ーンから外方に出ないようにかつ欠落欠陥部を完全に覆
うように囲む、このときの各電子ライン53の位置信号
を制御装置52に送り、電子ビーム照射系が第1図に示
した場合には、位置信号によりブランキング電極11を
制御して電子銃9がらの電子ビームをON、OFFを行
なって電子ライン53で囲まれた内側のみに電子ビーム
を走査させる。また電子ビーム照射系が第4図に示す場
合には、各電子ライン53で囲まれた矩形の各辺の長さ
および矩形中心の座標を算出して偏向電極43および4
7を制御してブランキング電極40により電子ビームを
ON 、 OFFさせ、電子ライン54で囲まれた矩形
領域内のみに電子ビームを照射する。なお、第5図に示
す実施例においては、たとえば、電子ビーム光学系の中
心(光軸)と、モニタ50の画面の中心とを一致させて
おくことにより、正確な電子ビーム照射位置を設定する
ことができる。
以上述べたる如く、本発明は1工程でフォトマスクの欠
落欠陥の修正を行なうことができ、かつ、光学的に観察
2位置合せ等を行うので、正確な修正を容易に実施する
ことができる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すフォトマスク欠陥修正
装置を示す構成図、第2図はそのフォトマスクの欠陥の
位置合せの説明図、第3図は本発明の他の一実施例を示
す光学系の構成図、第4図は本発明の他の一実施例を示
すフォトマスク欠陥修正装置を示す構成図、第5図は本
発明の他の一実施例を示す光学系の構成図、第6図は従
来の金属−有機錯体ガス雰囲気内における電子ビームの
照射による′金属の析出の一例を示す構成図である。 8.38・・・真空チャンバー、9.39・・・電子銃
、10゜42a・・・上部アパーチャ、11.40・・
・ブランキング電極。 12.42b・・・下部アパーチャ、13.44・・・
レンズコイル。 14・・・偏向コイル、15・・・スティグマコイル、
43・・・偏向電極、16・・・サブチャンバ、】7・
・・ミラー、18・・・窓、19・・・配管、19a・
・・開閉弁、20・・・材料ガスボンベ、21・・・X
−Yステージ、22・・・対物し′ツズ、23・・・フ
ォトマスク、24・・・ハーフミラ−125・・・結像
レンズ、26・・・接眼レンズ、29・・・可変矩形ス
リット、30・・・移動機構、31・・スリット位置検
出器、32・・・参照光学系、33・・・パターン、3
4・・・投影像、35・・・欠落欠陥。 代理人 弁理士  秋  本  正  実弟1m1 第2m 第3m 84図 第5図 受

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、材料ガス雰囲気中に置かれたフォトマスクの欠落欠
    陥部に電子ビームを照射して上記材料ガスを分解し、上
    記欠落欠陥部に不透明膜を析出させて欠落欠陥を修正す
    ることを特徴とするフォトマスク欠陥修正方法。 2、特許請求の範囲第1項記載のフォトマスク修正方法
    において、フォトマスクの基板側から光学的に観察する
    手段により電子ビームの照射領域の設定を行い、設定さ
    れた領域の内側のみに電子ビームを照射させて欠落欠陥
    を修正することを特徴とするフォトマスク欠陥修正方法
    。 3、特許請求の範囲第2項記載のフォトマスク欠陥修正
    方法において、設定された領域の内側のみを特徴に集束
    した電子ビームを走査させて欠落欠陥を修正することを
    特徴とするフォトマスク欠陥修正方法。 4、特許請求の範囲第2項記載のフォトマスク欠陥修正
    方法において、設定された領域と同一寸法の電子ビーム
    を照射して、欠落欠陥を修正することを特徴とするフォ
    トマスク欠陥修正方法。
JP14447984A 1984-07-13 1984-07-13 フォトマスク欠陥修正方法 Expired - Lifetime JPH0642069B2 (ja)

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