JPS61250427A - 空気調和機のドレン水処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、空気調和機のドレン水処理装置に関するもの
である。

従来の技術 従来、空気調和機のドレン水処理装置としては、ドレン
水の冷水温度に見合った断熱仕様の水受皿や断熱ドレン
ホースが使用されている。

以下図面を参照しながら説明する。第４図は従来の空気
調和機のドレン水処理装置を示している。

熱交換器１で除湿されたドレン水は、そのドレン水の冷
水温度に見合った断熱仕様の水受皿２にたまり、ドレン
排水口４より断熱ドレンホース１０を通りて排水される
。このようにドレン水の受皿やホース部分には充分な断
熱性能が要求される。

（例えば実開昭６Ｏ−１３１９号公報）発明が解決しよ
うとする問題点 このような従来の構成でありても多様な実使用環境にお
いては、水受皿表面や断熱ドレンホースの表面に結露す
ることがあり、水洩れ、水ぬれ等のトラブルを起こすこ
とがあった。またそのために断熱仕様を更にグレードア
ップすることはコストの面からもスペースの面からも採
用が困難でありた。

本発明は以上の問題点に鑑みて、ヒートパイプを用いた
簡単な構成により除湿冷却水の温度を上げ、水受皿、ド
レンホースなどの結露を防止することができるようにし
たものである。

問題点を解決するための手段 本発明は上記問題点を解決するために、空気調和機の熱
交換器下方に設けた水受皿の水受部内にヒートパイプの
凝縮部を配置し、前記ヒートパイプの蒸発部を、前記空
気調和機の吸込口と熱交換器とファンと吹出口とで構成
される通風回路内に配置した構成としている。

作　　用 本発明は上記した構成によって、除湿されたドレン水の
温度を上昇させ、よ７りて水受皿、ドレンホース等の結
露を防止する。

実施例 以下本発明の一実施例について、図面を用いて詳細に説
明する。

第１図は本発明の一実施例の主要部を示し、１は熱交換
器、２は水受皿、３はヒートパイプ、４はドレン排水口
である。ヒートパイプ３の凝縮部は水受皿２の内部に配
置され、水受皿内部にたまった低温の除湿水に放熱する
。またヒートパイプ３の蒸発部は熱交換器手前の通風回
路に配置し、吸込空気より吸熱する。以上の構成により
低温の除湿水は吸込空気と熱交換して、水温を上昇させ
ている。

第２図は本発明の一実施例の全体図を示した断面図で５
は空気調和機、６は吸込口、７はエアフィルタ、８は吹
出口、９はファンである。

第３図は本発明の他の実施例であって、ヒートパイプ３
の蒸発部は熱交換器１の一部に挿入されており、ヒート
パイプの取付およびスペース的ニ有利である。

発明の効果 以上述べてきたように、本発明によれば、きわめて簡単
な構成で水受皿、ドレンホース等の結露を防止すること
ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における空気調和機のドレン
水処理装置の構成を示す断面図、第２図は同装置を具備
した空気調和機の構成を示す断面図、第３図は他の実施
例による空気調和機のドレン水処理装置の構成を示す断
面図、第４図は従来例の同装置の構成を示す断面図であ
る。 １・・・・・・熱交換器、２・・・・・・水受皿、３・
・・・・・ヒートパイプ。 第１図 第２図 ｗＥ３図 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 空気調和機の熱交換器下方に設けた水受皿の水受部内に
   ヒートパイプの凝縮部を配置し、前記ヒートパイプの蒸
   発部を、前記空気調和機の吸込口と熱交換器とファンと
   吹出口とで構成される通風回路内に配置した空気調和機
   のドレン水処理装置。