JPS61250381A - 内燃機関の吸気装置 - Google Patents

内燃機関の吸気装置

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Publication number
JPS61250381A
JPS61250381A JP60091226A JP9122685A JPS61250381A JP S61250381 A JPS61250381 A JP S61250381A JP 60091226 A JP60091226 A JP 60091226A JP 9122685 A JP9122685 A JP 9122685A JP S61250381 A JPS61250381 A JP S61250381A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel
intake
valves
fuel injection
mixture
Prior art date
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Pending
Application number
JP60091226A
Other languages
English (en)
Inventor
Manabu Kato
学 加藤
Shunichi Aoyama
俊一 青山
Takashi Fujii
敬士 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP60091226A priority Critical patent/JPS61250381A/ja
Publication of JPS61250381A publication Critical patent/JPS61250381A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、内燃機関の吸気装置に関し、特に気筒毎に2
つの吸気弁を備えた装置の混合気の混合性改善対策に関
する。
〈従来の技術〉 各気筒毎に2つの吸気弁を備えた機関の吸気装置として
は、例えば第5図に示すようなものがある(1982年
3月 日産自動車株式会社発行 「ニッサンFJ20エ
ンジン、整備要領書」参照)。
このものにおいては、2つの吸気弁11A、 IIBに
至る2つの吸気ボー)12A、12Bの分岐点より上流
側の吸気通路12に1個の燃料噴射弁13(点線図示)
を備えているが、2つの吸気ポート12A。
12Bに概略均等に燃料を分配させるように燃料の噴射
中心軸を両吸気ボー)12A、12Bの分岐点aに向け
て取り付けられている。尚、排気弁14A。
14B及び排気ポート15A、15Bも気筒毎に2つず
つ備えられている。
このため、噴射された燃料の多くが2つの吸気ポート1
2A、12Bの隔壁12a及びその付近に付着して、い
わゆる燃料の壁流が形成され、機関の急加速時等の過渡
運転時には燃焼室16に燃料が吸入されるまでの遅れ時
間が大きくなり、出力不足により応答性に難点があった
この点に鑑み、鎖線に示すように燃料噴射弁13の燃料
噴射軸を一方の吸気ポート、例えば12Aのみに向け、
かつ、燃料噴射弁13の噴口から吸気弁11Aまでの距
離lを小さくして燃料の拡がりを抑制することによって
燃料の壁流化を抑制し、もって過渡運転時の応答性を確
保することも考えられる。しかしながら、このようにす
ると、燃焼室内には燃料を噴射された側の吸気ポートか
らは濃度の大きな混合気が流入するのに対し、他方の吸
気ポートからは空気のみが流入することになるため、燃
焼室内における混合気の濃度分布に偏りを生じ、燃焼性
が悪化して出力不足や排気中のスモーク発生量の増大等
を招く結果となる。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は、このような従来の問題点に着目してなされた
もので、燃料の壁流を抑制して過渡運転時の応答性を確
保しつつ、燃焼室内の混合気濃度を均一化することによ
り、燃焼性も良好に維持できるようにした内燃機関の吸
気装置を提供することを目的とする。
く問題点を解決するための手段〉 このため、本発明は、2つの吸気ポートに夫々これら吸
気ポートの空気流量割合に略比例した量の燃料を噴射す
る2つの燃料噴射弁を設けた構成とする。
(作用〉 かかる構成とすることにより、各燃料噴射弁は、その噴
射中心軸は各吸気ポートの中心軸に近づけて吸気ポート
壁面から離すことができると同時に燃焼室に近づけるこ
とができるので、燃料の壁流を減少でき、また、各吸気
ポートから略均−な濃度の混合気が供給されるため、燃
焼室内の混合気濃度分布が均一化して燃焼性を良好に維
持できる。
〈実施例) 以下、本発明の実施例を図に基づいて説明する。
第1の実施例を示す第1図において、内燃機関の各気筒
毎に2つの吸気弁IA、IBと、吸気通路2の途中から
分岐して前記2つの吸気弁IA。
IBに至る2つの吸気ボー’)2A、2Bを備えること
は従来同様である。
そして、本発明に係る構成として、前記2つの吸気ボー
)2A、2Bに夫々各吸気ポート2A。
2Bの空気流量割合に比例した量の燃料を噴射供給する
2つの燃料噴射弁3A、3Bが設けられる。
ここで、各燃料噴射弁3A、3Bの燃料の噴霧角θは、
吸気弁IA、IBの傘部の径をり、吸気弁LA、IBか
ら燃料噴射弁3A、3Bまでの距離をlとしたとき、吸
気ポート2A、2B壁面への燃料の付着を可及的に抑制
すべく次式の関係が成立するように設定しである。
θ≦2 tan−” (D/ 2 N )4A、4Bは
排気弁、5A、5Bは排気ポートである。
かかる構成とすれば、燃料噴射弁3A、3Bから吸気ポ
ート2A、2B壁面より内側に向けて燃料が噴射される
ため、燃料噴霧の吸気ポート2A。
2B壁面への付着を殆ど無くすことができ、しかも、距
離lも減少することになるため、過渡運転時の吸入空気
流量変化に応じて燃料噴射量が急激に変化した場合でも
噴射燃料の燃焼室への到達遅れを可及的に小とすること
ができ、良好な応答性(加速性)を確保できる。
一方、各吸気ポート2A、2Bに夫々の吸入空気流量に
略比例した量の燃料が供給されることにより、略同−濃
度の混合気が形成され、夫々吸気弁IA、IBを介して
燃焼室6に吸入されるため、燃焼室6内の混合気濃度が
均一化されて燃焼性が改善され、もって出力を向上でき
、排気中のスモークやHCの発生量も大幅に低減できる
尚、各燃料噴射弁3A、3Bの燃料噴射量及び噴射時期
(ハツチングで示す)は第2図に示すようになっており
、2つの吸気ボー)2A、2B及び吸気弁LA、IBの
形状、リフト特性が略等しく、吸気ボー)2A、2Bの
空気流量割合が略1:1であるとして、燃料噴射量は2
等分しである。
また、第2図には、前記第1の実施例と機械的な構成は
同一であるが(したがって同一符号を付して説明する)
、2つの燃料噴射弁3A、3Bからの燃料噴射時期が重
ならないよう交互に噴射させるようにした第2の実施例
の噴射特性も示している。
一般に、燃料噴射式内燃機関では、燃料は所定周期(機
関回転に同期させることが多い)毎に間欠的に噴射され
るため、燃焼室内においては、空間約に高濃度の混合気
と低濃度の混合気が偏在する確率が高くなる。そのため
、気化器仕様のものに対して燃焼性が若干ではあるが劣
ることがある。
この点、本実施例のように、2つの燃料噴射弁3A、3
Bからの噴射時期をずらすことにより、第3図■に模式
的に示すように燃焼室内の混合気の濃部分(ハンチング
で図示)が分散し、希薄混合気部分との混合性がなされ
易くなるため、燃焼性が改善される(第3図囚は従来及
び第1の実施例の混合気分布を示す)。
第4図は、第3の実施例を示し、機関運転条件に応じて
一方の吸気ポートを開閉するようにした゛内燃機関(例
えば特願昭59−218686号参照)に適用したもの
である。即ち、一方の吸気ポート、例えば吸気ボー)2
Bには機関運転条件に応じて開閉する(通常低速域で閉
、中・高速域で開とされる)ことにより、燃焼室6内に
発生するスワールを制御する開閉弁7が設けられている
そして、各吸気ポート2A、2Bに燃料を噴射する2つ
の燃料噴射弁3A、3Bを設けることは同様であるが、
燃料噴射弁3Bは開閉弁7の下流側の吸気ボー)2Bに
燃料を噴射するように取り付ける。このものにおいて、
常開側の吸気ポートにのみ1個の燃料噴射弁で燃料噴射
を行う場合は、開閉弁7が略全開となる運転条件で開閉
弁を備えない第5図の従来例と同様の問題を生じること
となる。
−この点、本実施例では開閉弁7が開となる運転条件で
燃料噴射弁3Bからも燃料噴射を行うことにより、第1
.第2の実施例と同様の作用によって上記問題点を解消
できる。
尚、本実施例において、開閉弁7が閉となる運転領域で
は、吸入ボー)2Bから吸入される空気量は極く微量で
あるため、燃焼噴射弁3Bからの燃料噴射は停止し、燃
料噴射弁3Aのみから燃料噴射を行うようにする。
この場合、同一の設定燃料噴射量に対して燃料噴射弁3
Aからの噴射時間を開閉弁7開時に比べて略倍増するよ
うに切換制御することは勿論である。
又、以上の第1〜第3の実施例に共通して言えることで
あるが、吸気ボー)2A、2Bの空気流量に差を持たせ
るような設定、例えば吸気弁IA。
IBの傘部の径が異なる、あるいは吸気弁IA。
IBのリフト特性が異なる、あるいは開閉弁7の開度が
運転条件によって全閉と全開との中間の開度に制御され
る等の場合には、燃料噴射弁3A。
3Bからの燃料噴射量は吸気ボー)2A、2Bの空気流
量割合と略比例して異ならせるようにする。
これは、本発明の構成上当然であり、このように設定す
ることにより吸気ポート2A、2Bから燃焼室6内に吸
入される混合気の濃度を同一にできるのである。
この場合、例えば機関のコントロールユニット内のデー
タ記憶部にテーブルルックマツプを備えると共に、機関
の回転速度、負荷、また、開閉弁を備えたものではその
開度等を検出する手段を設けて、前記テーブルルックマ
ツプより2つの燃料噴射弁の噴射パルス幅Tiを検索す
ればよい。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、気筒毎に2つの
吸気弁に至る2つの吸気ポートに、夫々これら吸気ポー
トの空気流量割合に比例した量の燃料を噴射する2つの
燃料噴射弁を設けた構成としたため、燃料の吸気ポート
壁への付着を可及的に抑制でき、過渡運転時の応答性を
向上できると共に、各吸気ポートから燃焼室内に吸入さ
れる混合気の濃度を略同−にできることにより、燃焼性
が向上して出力、燃費、排気特性等を良化できる等の効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例の構成を示す要部横断面
図、第2図は従来例、前記第1の実施例及び第2の実施
例の燃料噴射特性を示すグラフ、第3図囚は従来例及び
第1の実施例の燃焼室内の混合気濃度分布、同図■は第
2の実施例の燃焼室内の混合気濃度分布を示す模式図、
第4図は本発明の第3の実施例の構成を示す要部横断面
図、第5図は従来例の構成を示す要部横断面図である。 IA、IB・・・吸気弁  2A、2B・・・吸気ポー
ト  3A、3B・・・燃料噴射弁 特許出願人  日産自動車株式会社 代理人 弁理士 笹 島  冨二雄 第3図 (A) (B)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 気筒毎に2つの吸気弁と、吸気通路の途中から分岐して
    前記2つの吸気弁に至る2つの吸気ポートとを備えた内
    燃機関の吸気装置において、前記2つの吸気ポートに夫
    々これら吸気ポートの空気流量割合に略比例した量の燃
    料を噴射する2つの燃料噴射弁を設けたことを特徴とす
    る内燃機関の吸気装置。
JP60091226A 1985-04-30 1985-04-30 内燃機関の吸気装置 Pending JPS61250381A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008111342A (ja) * 2006-10-30 2008-05-15 Denso Corp 内燃機関の制御装置
JP2009293436A (ja) * 2008-06-03 2009-12-17 Nissan Motor Co Ltd 燃料噴射弁の異常診断装置
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JPS58110855A (ja) * 1981-12-25 1983-07-01 Mazda Motor Corp エンジンの燃料制御装置

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