JPS61250359A - 車輌用内燃機関のアイドル運転制御方法 - Google Patents

車輌用内燃機関のアイドル運転制御方法

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Publication number
JPS61250359A
JPS61250359A JP60092586A JP9258685A JPS61250359A JP S61250359 A JPS61250359 A JP S61250359A JP 60092586 A JP60092586 A JP 60092586A JP 9258685 A JP9258685 A JP 9258685A JP S61250359 A JPS61250359 A JP S61250359A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
torque converter
drag reduction
control method
internal combustion
idling operation
Prior art date
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Pending
Application number
JP60092586A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukio Hamano
浜野 行男
Katsuhiko Teraoka
寺岡 克彦
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、自動車等の車輌に用いられる内燃機関のアイ
ドル運転制御方法に係り、特に流体式トルクコンバータ
の引きずり低減制御手段を備えた自動変速機と組合せら
れて用いられる車輌用内燃機関のフィードバック制御式
のアイドル運転制御方法に係る。
従来の技術 自動車等の車輌に用いられる内燃機関に於て、アイドル
運転時の機関回転数を制御目標回転数に応じてフィード
バック制御し、低燃費のもとに安定したアイドル運転性
が得られるようにするアイドル運転制御方法は既に良く
知られてかり、これは例えば特開昭57−59038号
公報に示されている。
このアイドル運転11111 I11方法は、一般には
バイパス吸気通路を流れる吸入空気量を制御して機関回
転数(アイドル回転数)を制御するようになっており、
その制御目標回転数は、冷却水温度、エアコンのオン−
オフ状態、自動変速機のマニュアルシフトレンジに応じ
て定められ、マニュアルシフトレンジがDレンジの如き
走行レンジに設定されている時には内燃機関が流体式ト
ルクコンバータの引きずりによる負荷を与えられた状態
にて運転されるから、この時にはアイドル制御目標回転
数はマニュアルシフトレンジが中立レンジ(Nレンジ)
、パーキングレンジ(Pレンジ)の如き完全無負荷レン
ジに設定されている時に比して100〜300 rDI
程度低い値に設定される。
発明が解決しようとする問題点 マニュアルシフトレンジがDレンジであって車輌が実質
的に停止しているアイドル運転時には自動変速機が正規
の変速段を達成していれば、自動変速機の流体式トルク
コンバータの引きずりが生じて内燃機関は負荷を与えら
れた状態にて運転されるから、この時の制御目標回転数
は中立レンジ時のそれに比して低い値に設定されても内
燃*tmの回転が゛不安定になることがないが、マニュ
アルシフトレンジがDレンジの如き前進走行レンジに設
定されていて車輌が実質的に停止しているアイドル運転
時にはフォワードクラッチの解放或いは流体式トルクコ
ンバータの容量低減によって該流体式トルクコンバータ
の引きずりの低減が行われる場合にも制御目標回転数が
中立レンジ時に於けるそれより低い値に設定されると、
流体式トルクコンバータの引きずり低減によって内燃機
関の負・荷が低減しているのにも拘らず内燃機関が低回
転数にて運転されることになる。このためこの時には内
燃機関の回転が不安定になることがあり、またこのアイ
ドル運転状態下に於て不意にエアコン、パワーステアリ
ング等の作用による機械負荷或いはヘッドライトの点灯
による電気負荷が生じると、これによって機関負荷が増
大し、瞬間的に機関回転数が低下して内燃機関がストー
ルする虞れがある。
本発明は上述の如き問題点を解決した改良された車輌用
内燃機関のアイドル運転制御方法を提供することを目的
としている。
問題点を解決するための手段 上述の如き目的は、本発明によれば、マニュアル、シフ
トレンジが前進走行レンジに設定されていて車輌が実質
的に停止しているアイドル運転時には流体式トルクコン
バータの引きずりを低減するトルクコンバータ引きずり
低減制御手段を有する自動変速機と組合せられて用いら
れる車輌用内燃機関のアイドル運転!1Ji[1方法に
於て、機関回転数を制御目標回転数に応じてフィードバ
ック制御し、前記トルクコンバータ引きずり低減制御手
段にトルクコンバータ引きずり低減制御指令が与えられ
てから機関回転数が増大した時に前記制御目標回転数を
トルクコンバータ引きずり低減作用が行われていない時
に比して高く設定し、前記トルクコンバータ引きずり低
減制御手段にトルクコンバータ引きずり低減制御終了信
号が与えられてから機関回転数が低減した時に前記制御
目標回転数をトルクコンバータ引きずり低減作用が行わ
れていない時の適正値に戻すことを特徴とするアイドル
運転制御方法によって達成される。
発明の作用及び効果 本発明による車輌用内燃機関のアイドル運転制御方法に
よれば、マニュアルシフトレンジが前進走行レンジに設
定されているアイドル運転時であってもトルクコンバー
タ引きずり低減制御手段によってトルクコンバータ引き
ずり低減作用が実際に行われている時には制御目標回転
数が高く設定され、これにより内燃機関の回転が不安定
になったり、内燃機関がストールすることが回避される
トルクコンバータ引きずり低減作用下に於けるアイドル
制御目標回転数は流体式トルクコンバータの引きずり低
減層に応じて定められれば良く、自動変速機のフォワー
ドクラッチの解放によって流体式トルクコンバータの引
きずりが完全になくなる場合には前記アイドル制御目標
回転数は中立レンジ時のアイドル制御目標回転数と同じ
値に設定されれば良い。
また本発明によるアイドル運転t、IJ tij方法に
よれば、トルクコンバータ引きずり低減制御手段にトル
クコンバータ引きずり低減制御指令が与えられた後に機
関回転数が増大した時に、初めて制御目標回転数の変更
が行われるから、トルクコンバータ引きずり低減作用が
実際に生じる以前に制御目標回転数が変更されることが
なく、一時的にクリープ力が増大することがない。
また本発明によるアイドル運転制御方法によれば、トル
クコンバータ引きずり低減制御手段にトルクコンバータ
引きずり低減制御終了信号が与えられた後に機関回転数
が減少した時に、初めて制御目標回転数が元の値に戻さ
れるから、トルクコンバータ引きずり低減作用が実際に
解除されない以前に制御目標回転数が復元されることが
なく、一時的に機関回転数が不安定になることがない。
実施例 以下に添付の図を参照して本発明を実施例について詳細
に説明する。
先ず第1図を用いて本発明によるアイドル運転制御方法
を実施される車輌用内燃機関と組合せられて用いられる
一般的構造の車輌用自動変速機について説明する。自動
変速機1は、ポンプ羽根車3とタービン羽根車4とステ
ータ羽根TI5と直結クラッチ6とを有する三要素一段
二相型の一般的な直結クラッチ付流体式トルクコンバー
タ2と、補助変速装置としての歯車変速装置7とを有し
、流体式トルクコンバータ3の入力部材であるポンプ羽
根車3は内燃機関100の出力軸111に駆動連結され
、流体式トルクコンバータ2の出力部材であるタービン
羽根車4は歯車変速装置7の入力軸9に駆動連結され、
歯車変速装置7の出力軸8は車輌の図示されていない駆
動車輪に差動歯車装置を経て駆動連結されている。
歯車−変速装置7は副歯車変速装置10と主歯車変速装
置11とを互いに直列に有している。
副歯車変速装置10は、サンギア12と、サンギア12
と同芯に設けられたリングギア13と、サンギア12と
リングギア13との間にあって該両者に噛合したプラネ
タリビニオン14と、プラネタリピニオン14を回転可
能に支持したキャリア15と、サンギア12に対するキ
ャリア15の左回転を阻止するワンウェイクラッチ(F
o)16と、サンギア12とキャリア15とを選択的に
連結するOOクラッチ(Co)17と、サンギア12を
トランスミッションケースに対し選択的に固定するOD
ブレーキ(So )18とを含んでおり、キャリア15
を入力軸9に駆動連結され、ODクラッチ17とODブ
レーキ18との選択的な係合によって二つの変速段の間
に切換えられるようになっている。
主歯車変速装置11は、中間軸19によって互いに連結
されたフロントサンギア20及びリアサンギア21と、
フロントサンギア20と同心に設けられたフロントリン
グギア22と、リアサンギア21と同心に設けられたリ
アリングギア23と、フロントサンギア20とフロント
リングギア22との間にあって該両者に噛合したフロン
トプラネタリピニオン24と、リアサンギア21とリア
リングギア23との間にあって該両者に噛合したリアプ
ラネタリビニオン25と、フロントプラネタリビニオン
24を回転可能に支持したフロント主11リア26と、
リアプラネタリピニオン25を回転可能に支持したリア
キャリア27と、主歯車変速@置11の前進走行用入力
部材であるフロントリングギア22を副歯車変速装置1
0の出力部材であるリングギア13に選択的にトルク伝
達関係に接続するフォワードクラッチ(C+)28と、
中間軸19とリングギア13とを選択的にトルク伝達関
係に接続するダイレクトクラッチ(C2)29と、中間
軸19をトランスミッションケースに対し選択的に固定
するシフト用ブレーキ(B1)30と、リアキャリア2
7をトランスミッションケースに対し選択的に固定する
もう一つのシフト用ブレーキ(B2)31と、リアキャ
リア27の左回転をロックするワンウェイクラッチ(F
+ >32とを有しており、フロントキャリア26及び
リアリングギア23を出力軸8に駆動連結され、前記複
数個のクラッチと前記複数個のブレーキとが各々の所定
の組合Uにて係合及び解放されることにより前進三段と
後進一段の複数個の変速段の間に切換えられるようにな
っている。
歯車変速装置7は副歯車変速装e10と主歯車変速装置
11の複数個のクラッチと複数個のブレーキとが次に示
された表に従って係合及び解放されることにより副歯車
変速装置10と主歯車変速装置11との共働作用によっ
てオーバドライブ段を含む前進三段と後進一段の複数個
の変速段を選択的に達成する。
第−速     □x□xXXΔΔ D 第二速     O××××O△Xし 第三速  
   0xOOxxx△ン 第四速     000x
XXXΔジ  五速N     OOx x x Ox
 x第−速     □x□xxxΔ△ S 第二速     □xxxooΔ×〜・ 、三速 
    oxooxxxΔL 第−速     QxQ
xQxΔ△N 第二速     □xxxooΔ×この
表に於て、O印は当該クラッチ或いはブレーキが係合さ
れていることを示し、X印は当該クラッチ又はブレーキ
が解放されていることを示し、Δ印は当該ワンウェイク
ラッチが内燃機関側より駆動車輪を駆動するエンジンド
ライブ時には係合(ロック)され、駆動車輪側より内燃
機関が駆動されるエンジンブレーキ時には解放(フリー
)されることを示している。
尚、Lレンジに於ては、第二速段へのアップシフトは行
われず、第二速段より第一速段へのダウンシフトのみが
行われる。
副歯車変速装置10と主歯車変速装置111のクラッチ
17.28.29とブレーキ18.30゜31は各々油
圧サーボ装置により駆動されて選択的に係合作動する油
圧作動式のものであり、前記油圧サーボ装置に対する油
圧の給排を制御する油圧制御装置と該油圧制御装置の油
路の切換を指示するマイクロコンピュータを、含んだ電
子制御装置による制御によって各マニュアルシフトレン
ジ毎に車速とスロットル開度とに応じて予め定められた
それ自身周知の一般的な変速パターンに従って前記クラ
ッチと前記ブレーキの係合と解放が上述の如き組合せに
て行われることにより歯車変速装置7の変速段が切換設
定される。
第2図は本発明によるアイドル運転制御方法を適用され
る内燃機関及びその制御装置と自動変速機の制御装置を
その要部について示している。内燃機関100は吸気ボ
ート101より燃料と空気との混合気を燃焼室102内
に吸入するようなっている。吸気ボート101には吸気
マニホールド103とサージタンク104とスロットル
ボディ105とエアークリーナ106とが順に接続され
ており、吸気マニホールド103には燃料インジェクタ
107が取付けられている。燃料インジェクタ107は
電気式制御装置60よりの電気信号に応じて開弁じてガ
ソリンの如き液体燃料を吸気ボート101へ向けて噴射
供給するようになっている。
内燃機Wj100の機関吸気系にはスロットルボディ1
05のスロットル弁108をバイパスしてバイパス吸気
通路109が設けられており、またバイパス吸気通路1
09にはアイドル回転数制御弁(ISCV)110が設
けられている。アイドル回転数制御弁110は、リニヤ
ソレノイド式のII制御弁であり、電子制御装置 られる電気信号に応じてバイパス吸気通路109を流れ
る吸入空気播を制御するようになっている。
変速制御用の前記油圧制御装置はソレノイド37によっ
て切換えられるフォワードクラッチ制御弁36を有して
おり、該フォワードクラッチ制御弁のボートaは途中に
絞り478を有する油路38a及び油路38によって、
もう一つのボートbは途中に絞り47bを有する油路3
8b及び油路38によって各々マニュアルシフト弁39
のフォワードボートに接続され、これらボートはマニュ
アルシフトレンジがDレンジ、Sレンジ、Lレンジの如
き前進走行レンジに設定されている時にはマニュアルシ
フト弁39より常にライン油圧を供給されるようになっ
ている。尚、マニュアルシフト弁39は油路40によっ
てライン油圧制御弁(プライマリレギュレータ弁)41
に接続され、またライン油圧制御弁41は油路42によ
ってオイルポンプ43に接続されている。
フォワードクラッチIIJ御弁36はボートaとb以外
に二つのボートeとfを有しており、ボートeは油路4
4及び絞りボート45を備えたリリーフ弁46に接続さ
れ、ボートfは油路48によってフォワードクラッチ2
8の油圧サーボ装@33の油室35bに接続されている
。フォワードクラッチ制御弁36は、ソレノイド装@3
7に通電が行われている時には図示されている如くボー
トaをボートeに接続すると同時にボートeとボートf
とを接続し、これに対しソレノイド装置37に通電が行
われていない時にはボート「をボートeより切り離して
ボートbに接続ようになっている。
従って、マニュアルシフトレンジがDレンジの如き前進
走行レンジにある時に於てフォワードクラッチ制御弁3
6のソレノイド37に通電が行われると、ライン油圧よ
り低くリリーフ弁46のリリーフ設定圧により決まる油
圧がフォワードクラッチ28の油室35bに供給され、
これに対しソレノイド37に通電が行われていない時に
は油室35bにライン油圧が供給される。フォワードク
ラッチ制御弁36のソレノイド37に対する通電制御は
電気式制御装置60により行われるようになっている。
フォワードクラッチ28の油圧サーボ装置33は、サー
ボピストン35aを含み油室35bに供給される油圧の
増大に応じてサーボピストン35aが戻しばね34のば
ね力に抗して図にて右方へ移動することによりフォワー
ドクラッチ28を係合作動させ、油室35bの油圧の増
大に応じてクラッチ係合圧を増大するようになっている
リリーフ弁46のリリーフ設定圧はフォワードクラッチ
28が滑りを生じフォワードクラッチ28が正にトルク
伝達を開始する寸前のサーボ油圧に等しい油圧に設定さ
れており、このためフォワードクラッチ28の油室35
bにリリーフ弁46のリリーフ設定圧に等しい油圧が供
給されている時には、フォワードクラッチ28は正にト
ルク伝達を開始する寸前の状態にて滑りを生じ得る状態
に設定される。これにより流体式トルクコンバータ2の
引きずり低減制御が行われる。尚、フォワードクラッチ
28の油室35bにライン油圧が供給された場合には、
フォワードクラッチ28は完全な係合状態になり、滑り
を生じることなく副歯車変速装置10のリングギア13
と主歯車変速装置f11のフロントリングギア22とを
完全なトルク伝達関係に接続する。
電気式制御装w160は、一般的なマイクロコンピュー
タを含んでおり、圧力センサ61より吸気管圧力(吸気
管負圧)に関する情報を、スロットル開度センサ62よ
り内燃機関100のスロットル弁108の開度に関する
情報を、車速センサ63より車速に関する情報を、ディ
ストリビュータ64より機関回転数に関する情報を、シ
フトポジションスイッチ67よりマニュアルシフトレン
ジに関する情報を、水温センサ69より内燃機関100
の冷却水温度に関する情報を、エアコンスイッチ70よ
りエアコンのオン−オフに関する情報を各々与えられ、
これら情報に従って、燃料インジェクタ107による燃
料噴射m M御と、アイドル回転数制御弁110による
アイドル回転数制御と、フォワードクラッチ制御弁36
によるトルクコンバータ引きずり低減制御とを行うよう
になっている。
燃料噴射mvt御は、圧力センサ61により検出される
吸気管圧力とディストリビュータ64よりの機関回転数
とにより一行程当りの吸入空気量を算出してこれを基本
量とし、該基本量に種々の公知の補正を加えることによ
り行われる。この燃料噴fJ1fl制御方法はDジエト
ロニツタと称されている周知の制御方法である。尚、本
発明のアイドル運転制御方法は、この方式の燃料供給制
御を行われる内燃機関に限定されず、Lジェトロニック
方式或いはその他の種々の方式の燃料供給制御を行われ
る内燃機関に適用され得るものである。
第3図はアイドル運転時の機関回転数のフィードバック
制御を行うフローチャートを示している。
このフローチャートは所定時間ごと或いは所定クランク
角ごとに繰返し実行される。
ステップ20に於ては、内燃機関100がアイドル運転
されているか否かの判別が行われる。内燃機fl110
0がアイドル運転されていない時にはアイドル回転数の
フィードバック制御が行われず、これに対しアイドル運
転時である時にはステップ21へ進む。
ステップ21に於ては、機関回転数Neを入力すること
が行われる。ステップ21の次はステップ22へ進む。
ステップ22に於ては、機関回転数Neが制御目標回転
数N6iより大きいか否かの判別が行われる。Ne>N
etである時にはステップ24へ進み、これに対しNe
>Neiでない時にはステップ23へ進む。
ステップ23に於ては、機関回転数Neが制御目標回転
数Netより小さいか否かの判別が行われる。Ne<l
’Jeiである時にはステップ25へ進み、これに対し
Ne<Netでない時には図示されていない他の制御ス
テップへ進む。
ステップ24に於ては、アイドル回転数制御弁110の
開弁量を減少することが行われる。
アイドル回転数制御弁110の開弁量が減少すると、バ
イパス吸気通路109を流れる吸入空気量が減少するこ
とにより燃料インジェクタ107よりの燃料噴射量が低
減し、内燃機関100の回転数Neが低下する。
ステップ25に於ては、アイドル回転数制御弁25の開
弁量を増大することが行われる。
アイドル回転数制御弁110の開弁量が増大すると、バ
イパス吸気通路109を流れる吸入空気量が増大し、こ
れに伴い燃料インジェクタ107より噴射される燃料噴
射量が増大し、これによって内燃機関100の回転数N
eが増大する。
第3図に示されているフローチャートが繰返し実行され
ることにより、内燃機111100がアイドル運転され
ている時にはその回転数Neは制御目標回転数Netに
保たれる。
第4図はアイドル運転時の制御目標回転数を決定するフ
ローチャートを示している。このフローチャートは所定
時間ごと或いは所定クランク角ごとに繰返し実行される
ステップ40に於ては、マニュアルシフトレンジが中立
レンジ或いはパーキングレンジである否かの判別が行わ
れる。マニュアルシフトレンジが中立レンジ或いはパー
キングレンジである時にはステップ41へ進み、マニュ
アルシフトレンジが中立レンジ及びパーキングレンジで
ない時、即ちDレンジの如き走行レンジである時にはス
テップ44へ進む。
ステップ41に於ては、内燃機関100の冷却水温度T
Vが所定値1”set、例えば75℃より大きいか否か
の判別が行われる。Tw≧T setである時にはステ
ップ43へ進み、これに対しTw≧Tsetでない時に
はステップ42へ進む。
ステラ1429於ては、制御目標回転数Neiを所定値
N11例えば900 rpm程度に設定することが行わ
れる。
ステップ43に於ては、制御目標回転数Neiを前記所
定値N+より低い所定値Ntz例えば700rD−程度
に設定することが行われる。
ステップ44に於ては、フラッグFfCが1であるか否
かの判別が行われる。フラッグFfCは自動変速機のト
ルクコンバータ引きずり低減制御が実質的に行われてい
るか否かを示すフラッグであり、Ffc−1である時に
はトルクコンバータ引きずり低減作用が行われている時
であってこの時にはステップ41へ進み、これに対しl
” fc −1でない時、即ちトルクコンバータ引きず
り低減作用が行われていない時にはステップ45へ進む
・ ステップ45に於ては、エアコンスイッチがオン状態で
あるか否かの判別が行われる。エアコンスイッチがオン
状態である時にはステップ46へ進み、これに対しエア
コンスイッチがオン状態でない時にはステップ47へ進
む。
ステップ46に於ては、制御目標回転数Netを所定値
N3、例えば所定値N!と同じ700 rpm程痩に設
定することが行われる。
ステップ47に於ては、制御目標回転数Neiを所定値
Naより低い所定筒N4、例えば600 rp−程度に
設定することが行われる。
上述の如きフローチャートに従って制御目標回転数が決
定されることにより、マニュアルシフトレンジが中立レ
ンジ或いはパーキングレンジである時或いはトルクコン
バータ引きずり低減作用中であって機関冷却水温度が低
い時にはアイドル回転数は所定値N+に制御され、また
この状態にて冷却水温度が高い時にはアイドル回転数が
所定値N2にtUt+され、走行レンジであってトルク
コンバータ引きずり低減作用が行われておらず、エアコ
ンスイッチがオン状態である時にはアイドル回転数は所
定値N3に制御され、またこの状態にてエアコンスイッ
チがオン状態でない時にはアイドル回転数は所定値N4
に制御される。
次に第4図に示されたフローチャートを用いてトルクコ
ンバータ引きずり低減制御の実施要領について説明する
。第4図に示されたフローチャートのルーチンは所定時
間毎、或いは所定クランク角毎に繰返し実行される。
ステップ100に於ては、マニュアルシフトレンジがD
レンジ、Sレンジ或いはLレンジの如き前進走行レンジ
であるか否かの判別が行われる。
マニュアルシフトレンジが前進走行レンジである時には
ステップ101へ進み、これに対しマニュアルシフトレ
ンジが前進走行レンジでない時、即ちPレンジ、Rレン
ジ或いはNレンジである時にはステップ108へ進む。
ステップ101に於ては、スロットル弁108が全閉、
即ちアイドル開度位置にあるか否かの判別が行われる。
スロットル弁がアイドル開度位置にある時にはステップ
102へ進み、これに対しスロットルか108がアイド
ル開度位置にない時にはステップ108へ進む。
ステップ102に於ては、車速が零に近い非常に低い所
定値以下であるか否かの判別が行われる。
即ち車速が実質的に零であるか否かの判別が行われる。
車速が前記所定値以下である時にはステップ103へ進
み、これに対し車速が前記所定値以下でない時にはステ
ップ108へ進む。
ステップ103に於ては、フラッグFicが1であるか
否かの判別が行われる。フラッグl”1o−1である時
はソレノイド37に通電が行われてトルクコンバータ引
きずり低減制御が既に実行されている時であり、この時
にはステップ105へ進み、これに対しフラッグl”1
c−1でない時にはステップ104へ進む。
ステップ104に於ては、フォワードクラッチ制御弁3
6のソレノイド37に通電が行われ、またフラッグF)
0を1に変換することが行われる。
これによりフォワードクラッチ28の油室35bにはリ
リーフ弁46により決まるライン油圧より低い所定の油
圧が供給され、フォワードクラッチ28の係合圧が前進
変速段達成時より低くフォワードクラッチ28が滑りを
生じる値に設定される。
この時には、上述の如く、フォワードクラッチ28の保
合圧が前進変速段達成時より低くフォワードクラッチ2
8が滑りを生じる値に設定されることにより、流体式ト
ルクコンバータ2の出力トルクが歯車変速装N7の前進
走行用入力部材であるフロントリングギア22に伝達さ
れることが阻止され、これにより流体式トルクコンバー
タ2の引きずりが低減し、併せてクリープの発生が防止
される。
ステップ105に於ては、フラッグFiCがOから1に
切換わった後に機関回転数Neが所定値NSより大きく
なったか否かの判別が行われる。機関回転数が増大した
時は実質的なトルクコンバータ引きずり低減作用が生じ
て機関負荷が低減した時であり、Ne≧NSである時に
はステップ106へ進み、Ne≧NSでない時にはトル
クコンバータ引きずり低減制御ルーチンを終了する。
ステップ106に於ては、フラッグFfcが1であるか
否かの判別が行われる。F fo −1である時にはト
ルクコンバータ引きずり低減制御ルーチンを終了し、こ
れに対しフラッグFfc−1でない時にはステップ10
7へ進む。
ステップ107に於ては、フラッグFfcを1にするこ
とが行われる。これにより制御目標回転数は所定値N+
またN2に設定される。
ステップ108に於ては、フラッグFicが1であるか
否かの判別が行われる。フラッグFic−iである時に
はステップ109へ進み、これに対しフラッグFic−
1でない時にはステップ110へ進む。
ステップ109に於ては、フォワードクラッチ制御弁3
6のソレノイド37に対する通電が停止され、またフラ
ッグFiCが0に変換される。この時のマニュアルシフ
トレンジが前進走行レンジであれば、フォワードクラッ
チ制御弁36のソレノイド37に対する通電が停止され
ることによりフォワードクラッチ28の油室35bには
ライン油圧が供給され、これによりフォワードクラッチ
28がトルク伝達を行う完全な係合状態になり、通常の
第一速段が達成される。
ステップ110に於ては、フラッグFiCが1h1らO
に切換わった後に機関回転数Neが所定値Nfより小さ
くなったか否かの判別が行われる。機l11回転数が低
下した時はトルクコンバータ引きずり低減作用が実質的
に低減して流体式トルクコンバータの引きずりによる機
関負荷が増大した時であり、N+3≦N「である時には
ステップ111へ進み、これに対しNe≦Nfでない時
にはトルクコンバータ引きずり低減制御ルーチンを終了
する。
ステップ111に於ては、フラッグFfCが1であるか
否かの判別が行われる。フラッグFfa−1である時に
はステップ112へ進み、これに対しフラッグl” f
c −1でない時にはトルクコンバータ引きずり低減制
御ルーチンを終了する。
ステップ112に於ては、フラッグFfCをOにするこ
とが行われる。これにより制御目標回転数は所定値Na
或いはN4の如くトルクコンバータ引きずり低減制御が
行われていない時の適正値に戻される。
第6図は上述の如きフローチャートに従ってアイドル回
転数制御とトルクコンバータ引きずり低減制御とが行わ
れた場合の機関回転数とフォワードクラッチ油圧の経時
的変化を示している。マニュアルシフトレンジがDレン
ジにあって制御目標回転数が所定値N4に定められてい
て内燃機関100が所定値N4なる回転数にてアイドル
運転されている時点Aにてトルクコンバータ引きずり低
減制御を行う条件が揃ってソレノイド37に通電が行わ
れ、これよりある時間遅れをもって時点Bにてフォワー
ドクラッチ28の油圧が低下し始める。フォワードクラ
ッチ28の油圧が低下すると、フォワードクラッチ28
のトルク伝達量が低減することによって流体式トルクコ
ンバータ2の引きずり量が低減し、内燃機関100の負
荷が減少し、これによって機関回転数が上昇し始める。
この場合、制御目標回転数が所定値N4のままであると
、破線にて示されている如く、フィードバック制御の応
答遅れにより時点りまで一旦機関回転数が上昇するが、
その後はフィードバック制弧の下に機関回転数は前記所
定値N4に保たれる。
この時には内燃機関の負荷が小さい割には内燃機関が低
速運転されるため機関回転が不安定になり、安定したア
イドル運転が行われない。
本発明によるアイドル運転制御方法が実施されている場
合には、機関回転数が所定値NSにまで上昇した時点C
にて制御目標回転数Neiが所定値N4より所定値N2
に変り、時点Eにて機関回転数が前記所定値N4より高
い所定値N!に保たれる。これにより内燃機関100の
回転が安定して安定状態にてアイドル運転が行われる。
制御目標回転数Neiを所定値N4より所定値N2に切
換えるべき時点Cはトルクコンバータ引きずり低減制御
によって実質的なトルクコンバータ引きずり低減作用が
生じ始めた直後であり、このことに鑑みて切換回転数N
Sが設定されている。
これは実質的なトルクコンバータ引きずり低減作用が生
じない以前に制御目標回転数Ne:が所定値N4より所
定値N!に切換えられると、一時的にクリープ力が増大
する不具合が生じるからである。
また時点Cは時点りより以前であることが好ましく、そ
うでないと機関回転数が時点りにて降下した後に再び機
関回転数が上昇するようになり、運転者に違和感を与え
る虞れがある。
トルクコンバータ引きずり低減作用中はフォワードクラ
ッチ28が全くトルク伝達を行わない実質的な解放状態
にされる場合には、トルクコンバータ引きずり低減作用
下に於ける制御目標回転数Neiは、所定値N2の如く
、中立レンジ時に於ける制御目標回転数と同じ値であっ
てよい。トルクコンバータ引きずり低減作用下に於てフ
ォワードクラッチ28は、その係合圧を完全係合状態時
に比して低い値に設定され、完全に解放されずにトルク
伝達aを低減する場合には、トルクコンバータ引きずり
低減作用下に於ける前記制御目標回転数Neiはそのフ
ォワードクラッチの減圧ff1Pχ、換言すれば流体式
トルクコンバータの引きずり低減小に応じて所定値Nχ
に制定されればよい。この所定値Nχはトルクコンバー
タ引きずり低減作用下に於けるフォワードクラッチ28
の減圧量Pχが大きい時はど高い値に設定される。
時点Fにてトルクコンバータ引きずり低減制御の条件が
揃わなくなると、ソレノイド37に対する通電が停止さ
れ、フォワードクラッチ28の油室35bに油圧PLが
供給され始め、フォワードクラッチ制御28の係合圧が
増大する。
この場合、制御目標回転数Neiが所定値N2のままで
あると、図にて二点鎖線で示されている如く、フィード
バック制御の応答遅れにより時点Hまでは一旦機関回転
数が低下するが、その後はフィードバック制御の下に機
関回転数は所定値N2に保たれる。この場合には流体式
トルクコンバータの引きずりによる負荷が内燃Il関に
作用しているにも拘らず内燃Il関の回転数が高くなり
、燃費が悪化し、またクリープ力が増大する。
本発明によるアイドル運転制御方法が実施されている場
合には、機関回転数が所定値Nfまで低下した時点Gに
て制御目標回転数Neiが所定値N2より所定値N4に
切換わり、時点lにて機関回転数が所定値N4に保たれ
る。
υ1@目標回転数Netを所定値N2より所定WIN4
に切換えるべき時点Gはフォワードクラッチ28の係合
圧の増大によってフォワードクラッチ28のトルク伝達
量が実際に上昇し始めた直後の時点であり、このことに
鑑みて切換回転数Nfが設定されている。これは制御目
標回転数Ne;が所定値N2より所定値N4に切換わる
時点Gがフォワードクラッチ28のトルク伝達量が実際
に上昇する以前であると、トルクコンバータ引きずり低
減制御下に於て一時的に機関回転数が低下して内燃機関
の回転数が不安定になる虞れがあるからである。また時
点Gは時点Hより以前であることが好ましい。時点Gが
時点H以降であると、機関回転数が時点Hにて一旦上昇
した後再び低下するようになり、運転者に違和感を与え
る虞れがある。
@御目標回転数の切換え時点C或いはGは、上述の如く
、機関回転数の値によって決定されてもよいが、機関回
転数の変化量に応じて第7図に示されている如きフロー
チャートに従って決定されてもよい。
次に第7図に示されたフローチャートについて説明する
。尚、第7図のフローチャートに於て第5図の70−チ
ャートに於ける時と実質的に同一の処理を行うステップ
の説明は省略する。
このフローチャートに於ては、ステップ105に於て、
Ill何回転数所定値N4より所定量ΔNS以上増大し
たか否かの判別が行われる。機関回転数が所定量ΔNS
以上増大時にはフラッグFfCを1にすることが行われ
る。これにより制御目標回転数Neiは所定値N1或い
はN!に設定される。
またステップ111に於ては、機関回転数が所定値N2
より所定量ΔNf以上低下したか否かの判別が行われる
。機関回転数が所定量へNr以上低下した時にはフラッ
グFfcをOにすることが行われる。これにより制御目
標回転数Netは所定値N3或いはN4に設定される。
またこの本発明のアイドル運転制御方法に於ては、トル
クコンバータ引きずり低減173111はフォワードク
ラッチを非係合状態にすることに限らず、流体式トルク
コンバータの容量低減により行われてもよい。
以上に於ては、本発明を特定の実施例について詳細に説
明したが、本発明は、これらに限定されるものではなく
、本発明の範囲内にて種々の実施例が可能であることは
当業者にとって明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるアイドル運転制御方法を実施され
る車輌用内燃機関と組合せられて用いられる一般的構造
の車輌用自動変速機を示す概略構成図、第2図は本発明
によるアイドル運転制御方法を適用される内燃機関及び
その制御装置と自動変速機のt11制御装置をその要部
について示す概略構成図、第3図はアイドル運転時の機
関回転数のフィードバック制御を行うフローチャート、
第4図はアイドル運転時の制御目標回転数を決定するフ
ローチャート、第5図はトルクコンバータ引きずり低減
制御を行うフローチャート、第6図は機関回転数とフォ
ワードクラッチ油圧の経時的変化を示すグラフ、第7図
はトルクコンバータ引きずり低減制御の他の実施例につ
いて示すフローチャートである。 1・・・車輌用自動変速機、2・・・流体式トルクコン
バータ、3・・・ポンプ羽根車、4・・・タービン羽根
車。 5・・・ステータ羽根車、6・・・直結クラッチ、7・
・・歯車変速装置、8・・・出力軸、9・・・入力軸、
10・・・副歯車変速装置、11・・・主歯車変速装置
、12・・・ナンギア、13・・・リングギア、14・
・・プラネタリビニオン、15・・・キャリア、16・
・・ワンウェイクラッチ、17・・・ODクラッチ、1
日・・・ODブレーキ。 19・・・中間軸、20・・・フロントザンギア、21
・・・リアサンギア、22・・・フロントリングギア、
23・・・リアリングギア、24・・・フロントプラネ
タリビニオン、25・・・リアプラネタリビニオン、2
6・・・フロントキャリア、27・・・リアキャリア、
28・・・フォワードクラッチ、29・・・ダイレクト
クラッチ。 30.31・・・シフト用ブレーキ、32・・・ワンウ
ェイクラッチ、33・・・油圧サーボ装置、34・・・
戻しばね、35a・・・サーボピストン、35b・・・
油室。 36・・・フォワードクラッチ制御弁、37・・・ソレ
ノイド、38.38a、38b−油路、39・?ニュア
ルシフト弁、40・・・油路、41・・・ライン油圧制
御弁、42・・・油路、43・・・オイルポンプ、44
・・・油路、45・・・絞りボート、46・・・リリー
フ弁。 47a、47b−・・絞り、48.49−・・油路、5
0・・・チョーク弁、51・・・油路、52・・・油室
、53〜55・・・油路、60・・・電気式制御装置、
61・・・圧力センサ、62・・・スロットル開度セン
サ、63・・・車速センサ、64・・・ディストリビュ
ータ、67・・・シフトポジションスイッチ、69・・
・水温センサ、70・・・エアコンスイッチ、100・
・・内燃機関、101・・・吸気ボート、102・・・
燃焼室、103・・・吸気マニホールド、104・・・
サージタンク、105・・・スロットルボディ、106
・・・エアクリーナ、107・・・燃料インジェクタ、
108・・・スロットル弁。 109・・・バイパス吸気通路、110・・・アイドル
回転数制御弁、111・・・出力軸 特 許 出 願 人  トヨタ自動車株式会社代   
理   人  弁理士  明石 昌毅第3図 15図

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) マニユアルシフトレンジが前進走行レンジに設
    定されていて車輌が実質的に停止しているアイドル運転
    時には流体式トルクコンバータの引きずりを低減するト
    ルクコンバータ引きずり低減制御手段を有する自動変速
    機と組合せられて用いられる車輌用内燃機関のアイドル
    運転制御方法に於て、機関回転数を制御目標回転数に応
    じてフィードバック制御し、前記トルクコンバータ引き
    ずり低減制御手段にトルクコンバータ引きずり低減制御
    指令が与えられてから機関回転数が増大した時に前記制
    御目標回転数をトルクコンバータ引きずり低減作用が行
    われていない時に比して高く設定し、前記トルクコンバ
    ータ引きずり低減制御手段にトルクコンバータ引きずり
    低減制御終了信号が与えられてから機関回転数が低減し
    た時に前記制御目標回転数をトルクコンバータ引きずり
    低減作用が行われていない時の適正値に戻すことを特徴
    とするアイドル運転制御方法。
  2. (2) 特許請求の範囲第1項の車輌用内燃機関のアイ
    ドル運転制御方法に於て、トルクコンバータ引きずり低
    減作用中に於ける前記制御目標回転数を前記トルクコン
    バータ引きずり低減制御手段によるトルクコンバータ引
    きずり低減量が大きいほど高く設定することを特徴とす
    るアイドル運転制御方法。
  3. (3) 特許請求の範囲第1項の車輌用内燃機関のアイ
    ドル運転制御方法に於て、前記トルクコンバータ引きず
    り低減制御手段は自動変速機のフォワードクラッチを実
    質的に解放することによりトルクコンバータ引きずり低
    減作用を行うようになっており、該トルクコンバータ引
    きずり低減制御手段によりトルクコンバータ引きずり低
    減作用が行われている時には前記制御目標回転数を中立
    レンジ時の制御目標回転数と同じ値にすることを特徴と
    するアイドル運転制御方法。
  4. (4) 特許請求の範囲第1項乃至第3項の何れかの車
    輌用内燃機関のアイドル運転制御方法に於て、前記トル
    クコンバータ引きずり低減制御手段にトルクコンバータ
    引きずり低減制御指令が与えられた後に機関回転数が所
    定値を越えて上昇した時に前記制御目標回転数をトルク
    コンバータ引きずり低減作用時の適正値に変更すること
    を特徴とするアイドル運転制御方法。
  5. (5) 特許請求の範囲第1項乃至第4項の何れかの車
    輌用内燃機関のアイドル運転制御方法に於て、前記トル
    クコンバータ引きずり低減制御手段にトルクコンバータ
    引きずり低減制御終了指令が与えられた後に機関回転数
    が所定値を越えて低下した時に前記制御目標回転数をト
    ルクコンバータ引きずり低減作用中でない時の適正値に
    復元することを特徴とするアイドル運転制御方法。
  6. (6) 特許請求の範囲第1項乃至第3項の何れかの車
    輌用内燃機関のアイドル運転制御方法に於て、前記トル
    クコンバータ引きずり低減制御手段にトルクコンバータ
    引きずり低減制御指令が与えられた後に機関回転数が所
    定量以上増大した時に前記制御目標回転数をトルクコン
    バータ引きずり低減作用時の適正値に変更することを特
    徴とするアイドル運転制御方法。
  7. (7) 特許請求の範囲第1項乃至第3項及び第6項の
    何れかの車輌用内燃機関のアイドル運転制御方法に於て
    、前記トルクコンバータ引きずり低減制御手段にトルク
    コンバータ引きずり低減制御終了指令が与えられた後に
    機関回転数が所定量以上減少した時に前記制御目標回転
    数をトルクコンバータ引きずり低減作用中でない時の適
    正値に復元することを特徴とするアイドル運転制御方法
JP60092586A 1985-04-30 1985-04-30 車輌用内燃機関のアイドル運転制御方法 Pending JPS61250359A (ja)

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