JPS61250144A - 鋳造用マグネシウム合金 - Google Patents
鋳造用マグネシウム合金Info
- Publication number
- JPS61250144A JPS61250144A JP8893785A JP8893785A JPS61250144A JP S61250144 A JPS61250144 A JP S61250144A JP 8893785 A JP8893785 A JP 8893785A JP 8893785 A JP8893785 A JP 8893785A JP S61250144 A JPS61250144 A JP S61250144A
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- Japan
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- alloy
- casting
- strength
- magnesium
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- Mold Materials And Core Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、特に高温で使用される機器部品の材料に適す
る、イツトリウムを含む鋳造用マグネシウム合金に関す
るものである。
る、イツトリウムを含む鋳造用マグネシウム合金に関す
るものである。
*oi*
高温で使用される機器部品の材料のための鋳造用マグネ
シウム合金は、既に多く開発されて実用化されているが
、一部を除いてそれら合金はアルミニウム合金に比較し
て常温においても、高温においても強度がかなり劣って
いる。一部の合金、すなわちトリウムを含むマグネシウ
ム台金、イツトリウムを含むマグネシウム合金に限って
は、高温クリープ性が優れている。
シウム合金は、既に多く開発されて実用化されているが
、一部を除いてそれら合金はアルミニウム合金に比較し
て常温においても、高温においても強度がかなり劣って
いる。一部の合金、すなわちトリウムを含むマグネシウ
ム台金、イツトリウムを含むマグネシウム合金に限って
は、高温クリープ性が優れている。
最近、常温及び高温における強度がアルミニウム合金に
劣らない、イツトリウムを含有するマグネシウム合金(
米穀特許3419385、特公昭54−11765)
、マグネシウム−イツトリウム−ネオジウム系合金(特
開昭57−210946)が開発された。この合金は、
そのクリープ強度がマグネシウム−トリウム系合金HZ
32A、HK 31A等のそれと同等であるが、イツ
トリウムはトリウムと違って、放射性元素でないので、
この合金が安全性の点で使用上取り扱い易いという利点
がある。
劣らない、イツトリウムを含有するマグネシウム合金(
米穀特許3419385、特公昭54−11765)
、マグネシウム−イツトリウム−ネオジウム系合金(特
開昭57−210946)が開発された。この合金は、
そのクリープ強度がマグネシウム−トリウム系合金HZ
32A、HK 31A等のそれと同等であるが、イツ
トリウムはトリウムと違って、放射性元素でないので、
この合金が安全性の点で使用上取り扱い易いという利点
がある。
明が解決しようとする問題点
前記のマグネシウムーイットリウムーネオジウム系合金
は常温及び高温における強度が優れているものであるが
、更に高温クリープ強度が一層向上した鋳造用マグネシ
ウム合金の開発が要望されている。
は常温及び高温における強度が優れているものであるが
、更に高温クリープ強度が一層向上した鋳造用マグネシ
ウム合金の開発が要望されている。
本発明は、このような常温及び300℃までの高温のい
ずれの場合においても強度が優れるとともに、特に高温
クリープ強度が高い新規組成の鋳造用マグネシウム合金
を得ることを目的とするものである。
ずれの場合においても強度が優れるとともに、特に高温
クリープ強度が高い新規組成の鋳造用マグネシウム合金
を得ることを目的とするものである。
問題点を解決するための手段
本発明は、イツトリウムを2〜8重量%、サマリウムを
3〜7重量%含有し、残部を実質上マグネシウムとする
合金によって、前記目的を達成させたものである。
3〜7重量%含有し、残部を実質上マグネシウムとする
合金によって、前記目的を達成させたものである。
本発明合金の成分イツトリウムは、市販品(純度98%
以上)を用いることができる。この他にゼノタイム鉱石
を抽出して得た酸化イツトリウム濃縮物を塩化して、溶
融し、この溶融塩を電気分解することによって得られる
イツトリウム(不純物として希土類元素を40重量%以
下含む。)をそのまま使用することもできる。この場合
には、マグネシウム合金中の不純物の量が多くなるが、
充分高い強度が得られる。
以上)を用いることができる。この他にゼノタイム鉱石
を抽出して得た酸化イツトリウム濃縮物を塩化して、溶
融し、この溶融塩を電気分解することによって得られる
イツトリウム(不純物として希土類元素を40重量%以
下含む。)をそのまま使用することもできる。この場合
には、マグネシウム合金中の不純物の量が多くなるが、
充分高い強度が得られる。
イツトリウムの量が2重量%未満では所望の強度が得ら
れず、又、8重量%を越えても強度はあまり変らず意味
がないばかりか、かえってもろくなり、経済的でもない
。
れず、又、8重量%を越えても強度はあまり変らず意味
がないばかりか、かえってもろくなり、経済的でもない
。
サマリウムの量が2重量%未満では強度がでないし、7
重量%を越えるともろくなり、耐熱性も低くなって好ま
しくない。
重量%を越えるともろくなり、耐熱性も低くなって好ま
しくない。
本発明の第二発明のマグネシウム合金は、細粒化剤とし
て1重量%以下のジルコニウムを添加したものである。
て1重量%以下のジルコニウムを添加したものである。
なお、本発明合金は下記成分1種又は2種以上を含有し
ていてもよい。
ていてもよい。
カドミウム: 1重量%以下
トリウム= 2重量%以下
銀: 2重量%以下
リチウム= 3重量%以下
ガリウム= 2重量%以下
タリウム= 3重量%以下
鉛: 1重量%以下
ビスマス: 1重量%以下
マンガン= 2重量%以下
亜鉛: 2重量%以′下
実施例
下記第1表に示す各組成の合金をそれぞれアルゴン雰囲
気下で溶製した。これら合金をJISH5203記載の
金型試験片鋳型に約700℃で鋳込んで供試材を得た。
気下で溶製した。これら合金をJISH5203記載の
金型試験片鋳型に約700℃で鋳込んで供試材を得た。
各供試材に第1表に示す熱処理条件によって熱処理を施
した後、供試材から常温及び250℃での引張試験と2
50℃クリープ破断試験用にそれぞれ試験片を切り出し
て、これら試験を実施した。
した後、供試材から常温及び250℃での引張試験と2
50℃クリープ破断試験用にそれぞれ試験片を切り出し
て、これら試験を実施した。
各供試材についての試験結果は、第2表、第3表に示さ
れる。供試材N011〜N005は本発明に係るもので
あり、同N006〜N0.11は比較例に係るものであ
って、N017、NO,8、No、9は前記マグネシウ
ム−イツトリウム−ネオジウム系合金、No、10は従
来の代表的鋳造用マグネシウム合金、No、11は耐熱
性アルミニウム合金鋳物(金型鋳造)である。
れる。供試材N011〜N005は本発明に係るもので
あり、同N006〜N0.11は比較例に係るものであ
って、N017、NO,8、No、9は前記マグネシウ
ム−イツトリウム−ネオジウム系合金、No、10は従
来の代表的鋳造用マグネシウム合金、No、11は耐熱
性アルミニウム合金鋳物(金型鋳造)である。
第1表
嵌※ 軽質希土類金属(Pr 、Nd等)***少量の
希土類金属を含む 第2表、第3表に示すように、本発明に係・ る供試材は、その常温及び高温における引張強さが比較
例に係る供試材のそれと同等もしくはより大であり、ま
た前者の高温クリープ強度は侵者のそれより優れており
、特に比較供試材のNo、10(M(] −A(J−N
d系マグネシウム合金)、同No、t1(AI −Cu
−8i−MQ系アルミニウム合金)よりも著しく大で
ある。
希土類金属を含む 第2表、第3表に示すように、本発明に係・ る供試材は、その常温及び高温における引張強さが比較
例に係る供試材のそれと同等もしくはより大であり、ま
た前者の高温クリープ強度は侵者のそれより優れており
、特に比較供試材のNo、10(M(] −A(J−N
d系マグネシウム合金)、同No、t1(AI −Cu
−8i−MQ系アルミニウム合金)よりも著しく大で
ある。
なお、本発明合金の高温クリープ強度がMQ−Y−Nd
系合金よりも優れていることの理由は、SlがNdより
も融点がやや高く、また5IIlのMaへの最大溶解度
がより一層大きいことによるものと思われる。
系合金よりも優れていることの理由は、SlがNdより
も融点がやや高く、また5IIlのMaへの最大溶解度
がより一層大きいことによるものと思われる。
発明の効果
本発明による鋳造用マグネシウム合金は、その常温及び
高温における強度が優れており、特に高温クリープ強度
が従来のl造用耐熱性マグネシウム合金及び鋳造用耐熱
性アルミニウム合金のそれよりも著しく大である。これ
により高温で使用される礪器の材料に好適である。
高温における強度が優れており、特に高温クリープ強度
が従来のl造用耐熱性マグネシウム合金及び鋳造用耐熱
性アルミニウム合金のそれよりも著しく大である。これ
により高温で使用される礪器の材料に好適である。
Claims (2)
- (1)イットリウム:2〜8重量%、サマリウム:2〜
7重量%を含み、残部が実質上マグネシウムであること
を特徴とする鋳造用マグネシウム合金。 - (2)イットリウム:2〜8重量%、サマリウム:2〜
7重量%、及びジルコニウム:1重量%以下を含み、残
部が実質上マグネシウムであることを特徴とする鋳造用
マグネシウム合金。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8893785A JPS61250144A (ja) | 1985-04-26 | 1985-04-26 | 鋳造用マグネシウム合金 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8893785A JPS61250144A (ja) | 1985-04-26 | 1985-04-26 | 鋳造用マグネシウム合金 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61250144A true JPS61250144A (ja) | 1986-11-07 |
JPH0432140B2 JPH0432140B2 (ja) | 1992-05-28 |
Family
ID=13956797
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8893785A Granted JPS61250144A (ja) | 1985-04-26 | 1985-04-26 | 鋳造用マグネシウム合金 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61250144A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001055467A3 (de) * | 2000-01-25 | 2002-04-25 | Univ Clausthal Tech | Verfahren zur einstellung von superplastischen eigenschaften in magnesiumlegierungen |
WO2003016581A1 (fr) * | 2001-08-13 | 2003-02-27 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Alliage de magnesium |
JP2003129160A (ja) * | 2001-08-13 | 2003-05-08 | Honda Motor Co Ltd | 耐熱マグネシウム合金 |
JP2003129161A (ja) * | 2001-08-13 | 2003-05-08 | Honda Motor Co Ltd | 耐熱マグネシウム合金 |
JP2008075176A (ja) * | 2006-08-22 | 2008-04-03 | Kobe Steel Ltd | 高温での強度と伸びに優れたマグネシウム合金およびその製造方法 |
WO2009123084A1 (ja) * | 2008-04-01 | 2009-10-08 | 株式会社神戸製鋼所 | マグネシウム合金およびその製造方法 |
JP2010215974A (ja) * | 2009-03-17 | 2010-09-30 | Kobe Steel Ltd | 耐力の等方性が優れた耐熱マグネシウム合金押出材およびその製造方法 |
JP2012087379A (ja) * | 2010-10-20 | 2012-05-10 | Sumitomo Electric Ind Ltd | マグネシウム合金 |
-
1985
- 1985-04-26 JP JP8893785A patent/JPS61250144A/ja active Granted
Cited By (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001055467A3 (de) * | 2000-01-25 | 2002-04-25 | Univ Clausthal Tech | Verfahren zur einstellung von superplastischen eigenschaften in magnesiumlegierungen |
US7153374B2 (en) | 2001-08-13 | 2006-12-26 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Magnesium alloy |
DE10293663B4 (de) * | 2001-08-13 | 2011-02-17 | Honda Giken Kogyo K.K. | Magnesiumlegierung |
JP2003129161A (ja) * | 2001-08-13 | 2003-05-08 | Honda Motor Co Ltd | 耐熱マグネシウム合金 |
GB2384248A (en) * | 2001-08-13 | 2003-07-23 | Honda Motor Co Ltd | Magnesium alloy |
GB2384248B (en) * | 2001-08-13 | 2005-06-22 | Honda Motor Co Ltd | Magnesium alloy |
WO2003016581A1 (fr) * | 2001-08-13 | 2003-02-27 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Alliage de magnesium |
CN1317412C (zh) * | 2001-08-13 | 2007-05-23 | 本田技研工业株式会社 | 镁合金 |
JP2003129160A (ja) * | 2001-08-13 | 2003-05-08 | Honda Motor Co Ltd | 耐熱マグネシウム合金 |
JP2008075176A (ja) * | 2006-08-22 | 2008-04-03 | Kobe Steel Ltd | 高温での強度と伸びに優れたマグネシウム合金およびその製造方法 |
JP2009249647A (ja) * | 2008-04-01 | 2009-10-29 | Kobe Steel Ltd | 高温でのクリープ特性に優れたマグネシウム合金およびその製造方法 |
WO2009123084A1 (ja) * | 2008-04-01 | 2009-10-08 | 株式会社神戸製鋼所 | マグネシウム合金およびその製造方法 |
US8329094B2 (en) | 2008-04-01 | 2012-12-11 | Kobe Steel, Ltd. | Magnesium alloy and process for producing the same |
JP2010215974A (ja) * | 2009-03-17 | 2010-09-30 | Kobe Steel Ltd | 耐力の等方性が優れた耐熱マグネシウム合金押出材およびその製造方法 |
JP2012087379A (ja) * | 2010-10-20 | 2012-05-10 | Sumitomo Electric Ind Ltd | マグネシウム合金 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0432140B2 (ja) | 1992-05-28 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |