JPS61249969A - 5−ヒドラジノ−1h−ピラゾ−ル系化合物 - Google Patents

5−ヒドラジノ−1h−ピラゾ−ル系化合物

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JPS61249969A
JPS61249969A JP9149085A JP9149085A JPS61249969A JP S61249969 A JPS61249969 A JP S61249969A JP 9149085 A JP9149085 A JP 9149085A JP 9149085 A JP9149085 A JP 9149085A JP S61249969 A JPS61249969 A JP S61249969A
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恒 石川
Noritaka Nakayama
中山 憲卓
Satoshi Nakagawa
敏 仲川
Shuji Kida
修二 木田
Yasuhiko Kawashima
保彦 川島
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は新規な5−ヒドラジノ−1H−ピラゾール系化
合物に関し、更に詳しくは写真用カプラーの中間体とし
て有用な5−ヒドラジノ−1H−ヒラソール系化合物に
関するものである。
以ti9゜ [従来技術] 1H−ピラゾロ[3,2−0]−1,2,4−トリテゾ
ール系化合物は写真用カプラー、特にマゼンタカプラー
として有用な化合物で、例えば英国特許1,252,4
18号、米国特許3.’725,067号、ジャーナル
・オプ・ザ・ケミカル・ソサイアティ、パーキン41 
I (Journal of the Ohemioa
lSoaisty 、 Perkin Transao
tions I) 、  197’F年。
2047〜2052頁にその重要性か記述されている、
この化合物の製造方法については、上記特許、文献およ
びリサーチ・ディスク賞ジャー(R・5earohDi
solLoaure ) 、 124巻9項目1244
3 (1974年2等に記qされている。それらの調造
方法は以下に示す反応スキームで代表できる。
反応スキームA(英国特許、米国特許、J、Oh@鶴F
3oa、)反応スキームB (Re5earah Di
golosure )反応スキームから明らかな如く、
5−ヒドラジノ−1H−ピラゾール−4−カルボキシレ
ートあるいは3−メルカプト−4−アミノ−4H−1゜
2.4−)リアゾールが重要な中間体として用いられる
が、これらの工程は大きな欠点を有している。要約する
と、 ■工程(→および(f)にみられる硫黄の生成。
■工程<6Jおよび(6,)における大量のa醒使用と
、それに伴なう中和処理および生成するWtff1ナト
リウムの処分。
■工ffl (f)での250℃という高温。
■工程(&)における適用範囲の狭さと低収率。
いずれもが工業化を阻むものであるが、特に■の適用範
囲の狭さと低収率は有用な写真用カプラーの開発を不可
能ならしめる最大因子である。
[発明の目的] 本発明の目的は5−ヒドラジノ−1H−ピラゾール系化
合物を提供することにあり1更に詳しくは写真用カプラ
ーの中間体として有用な5−ヒドラジノ−1H−ピラゾ
ール系化合物を提供することにある。
[発明の構成コ 下記一般式[I]で表される5−ヒドラジノ−1H,ピ
ラゾール系化合物は、優れた写真用カプラーを広範囲に
かつ高収率で製造できる中間体として有用である。
一般式[I] −NH 式中、R1は炭素原子数1〜30の1級アルキル基を表
し、Xはハロゲン原子を表す。Aはプロトン酸を表しn
は0または正数を表す。
以下、より具体的に本発明を説明する。
一般式[I]にKいてR,で表される炭素原子数1〜父
の1級アルキル基は、具体的にはメチル基、エチル基、
プロピル基、ブチル基、ヘキシル基、オクチル基、ノニ
ル基、テトラデシル基、オクタデシル基、エイコシル基
、トリアコンチル基等が挙げられる。この中より好まし
くは炭素原子数1〜田のアルキル基である。これらアル
キル基は置換基を有してもよく、置換基としては、ハロ
ゲン原子、ヒドロ争シ基、アルコキシ基、了り−ル基等
を挙げることができ、このような置換基を有するアルキ
ル基の例としては、2−ヒドロキシエチル基、3−クロ
ロプロピル基、ベンジル基、フェネチル基等が挙げられ
る。
一般式[I]にどいてXで表される・・ロゲン原子とし
ては、例えば塩素原子、臭素原子、沃素原子、弗素原子
が挙げられるが、塩素原子、臭素原子が好ましく、より
好ましくは塩素原子である。
一般式[I]はプロトン酸により形成された塩も包含す
るが、これは本発明の重要構成要素ではなく広範囲の有
機酸・無機酸が用いられる。代表的なものとして、塩酸
、臭化水素酸、硫酸、酢酸、メタンスルホン酸、ピロメ
リティック酸等を挙げることができる。
本発明の5−ヒドラジノ−1H−ピラゾール系化合物は
対応する5−アミノ−I H−ピラゾール系化合物を通
常の方法でジアゾ化し次いで還元することにより得られ
る。例えばオーガニック・シンセシス・合冊(Orga
nic 8ynthtssa Co11@ctiveV
olume ) # I巻、442頁、またジャーナル
・オプeザ勢ケミカル・ソサイアテ4 (Journa
l of theChemiasl 5ociety 
) e 1971年、167頁に記載されている方法で
合成できる。
本発明の3−アルキル−4−/SSロンー5−ヒドラジ
ノー1H−ピラゾール系化合物は4位が置換されていな
い3−アルキル−5−ヒドラジノ−1H−ピラゾール系
化合物よりも高収率で得られる。
ジアゾ化剤としては亜硝酸ナトリウムが一般的に用いら
れる。
還元剤としては亜硫酸ナトリウム、/″−イドロサルフ
アイト亜鉛、錫などが用いられる。その他、パラジウム
炭素触媒を用いての還元を行うこともできる。
反応に用いられる溶剤としては水が好ましいが、有機溶
剤を用いることも可能であり、例えば水と相溶性の溶剤
としてアルコール類(メタノール、エタノール等)、テ
トラヒドロフラン、ジオキサン、N、N−ジメチルホル
ムアミド等を挙げることができる。用いられる溶剤の量
は出発原料の7ミノトリアゾール1重量部当り1〜10
00重量部、好ましくは5〜100重量部の割合である
ジアゾ化に用いられる酸としては塩酸、硫酸などが好ま
しい。
次に本発明の化合物の代表的具体例を以下に示すが、本
発明はこれKよって限定されない。
本発明の5−ヒドラジノ−1H−ピラゾール系化合物よ
り写真用マゼンタカプラー18−ピラゾロ[a、z−c
]−t、2.+−トリアゾール系化合物に至る合成経路
は次の如くである。
上記経路中、R,、X、Anよびnは一般式[I]で説
明したR1、X、Aおよびnと同義であり、R1はアル
キル基を表し、Yは塩素原子またはヒドロキシ基を表す
このよ5にして得られる1H−ピラノcy[3゜2−e
]−1,2,4−トリアゾール系化合物は、カラー写真
感光材料に用いられるマゼンタカプラーとして従来最も
多く使用されてきた5−ピラゾロン系カプラーにみられ
る430 nm近辺の2次吸収がない、或いは長波長部
の切れがシャープな点で近年注目されているカプラーで
ある。
本発明の化合物より誘導される7位に/\ロゲン原子を
有する1H−ピラゾロ[3,3−C]−1゜2.4−)
リアゾール系カプラーは2当量カプラー(1モルの色素
を形成するのに2モルのハロゲン化銀の現像で足りる経
済的カプラー)として特に好ましい。これを従来の製造
法で合成しようとすると、いずれも環化して得られた1
H−ピラゾロ[3,2−C]−1,2,4−)リアゾー
ルのハロゲン化による他はないが、この場合どうしても
ジハロゲノ体の副成(このものは乳剤にカブリを与え有
害である)が避けられず、純粋な化合物を得ることは困
蟲である。
次に本発明の5−ヒドラジノ−1H−ビラゾール系化合
物より誘導される1H−ピラゾロ[3゜2°Cコー1.
2.4−トリアゾール系化会物の代表的具体例を以下に
示すO CH。
C@HH(t) C0CHs Qc、)117 C/ Hs M−5,M−8等のカプラーは、従来の製造方法では、
硫酸による加水分解および脱炭酸工程(反応スキームA
におしするd、 @’ at)で3位の置換基が破壊さ
れてしまい目的物を得ることができな(ゝO [実施例コ 以下、本発明の化合物の合成および本発明の化合物から
誘導される写真用カプラーの合成について具体例を挙げ
て説明する。
合成例−1(例示化合物I−1の合成)9.79の5−
アミノ−3−メチル−1H−ピラゾ、−ルを100−の
クロロホルムKP解する。13.3yのN−クロロコハ
ク酸イミドを0〜5℃で添加した後加分反応させる。反
応液は50mの5%炭酸水素す) IJウム水溶液で洗
浄、次いで水で洗浄し硫酸マグネシウムで乾燥する。ク
ロロホルムを40℃以下で減圧留去し、残渣に1001
rLlの6N塩酸を加え一5〜0℃で7gの亜硝酸ナト
リウムを含tr水溶液20gを滴下する。加分後、更に
50JFの塩化g1錫・2水塩を35mJ?の濃塩酸に
溶解した溶液な一5〜0℃で滴下する。−5〜o℃でI
分攪拌し析出した結晶な濾取、濃塩酸で次いでアセトニ
トリルで洗浄する。自然乾燥により8.4.9 (45
,9%)の4−クロロ−5−ヒドラジノ−3−メチル−
1H−ピラゾール・塩酸塩を得た。 融点158℃(分
解) C4H?ClN4 ・HClとしての元素分析値計算値
(’f’d C:26.24 H:4.41 C6:3
B、74 N:30.61実測値(’!’d C:26
.28 H:4.39 (J:38.72 N:30.
55FDマススペクトルが146を示し、この化合物が
目的とするI−1の構造を有することを支持した。
上記合成例と同様にして合成した例示化合物の合成例−
2 8,0gの例示化合物I−1を80コのアセトニトリル
に分散し、−5℃を保ちながら14.9のトリエチルア
ミンを加える。更に7.1gのオクタノイルクロリドを
15m1のアセトニトリルに溶解した液を一5℃以下で
滴下する。反応液を濃縮した後方ラムクロマトグラフィ
ーで分離精製し、カラメル状の目的物7.6.9 (6
4%)を得た。
CItHtIN4CIOとしての元素分析値計算値(イ
)C;52.83 Hニア、76 N:20.54 C
I:13.OO実測値(%C:52,78 Hニア、7
1 N:20.60 C112,97F’Dマススペク
トル値は272を示した。
合成例−3(例示カプラーM−1の合成)5.4gの4
−クロロ−3−メチル−5−オクタノイルヒドラジノ−
1H−ピラゾール(合成例−2で得られた化合物)を6
0−のベンゼン、3.21Iのオキシ塩化燐と共に攪拌
下に3時間還流する。
反応液をカラムクロマトグラフィーで分離精製し、カラ
メル状の7−クロロ−3−へブチル−6−メチル−1H
−ピラゾロ[3,2−Cコー1.2゜4−トリアゾール
3.6.9 (71%)を得た。
cttI(t・N、C1としての元素分析値計算値報C
:56.57 H:8.31  C6:13.92 N
:22.00実測値i% C:56.51 H:8.2
7 Cl:13.90 N:21.95FDマススペク
トルは254を示した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 下記一般式[ I ]で表される5−ヒドラジノ−1H−
    ピラゾール系化合物。 一般式[ I ] ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、R_1は炭素原子数1〜30の1級アルキル基
    を表し、Xはハロゲン原子を表す。Aはプロトン酸を表
    しnは0または正数を表す。]
JP60091490A 1985-04-29 1985-04-29 5−ヒドラジノ−1h−ピラゾ−ル系化合物 Expired - Lifetime JPH0613478B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62252773A (ja) * 1986-03-29 1987-11-04 アグフア−ゲヴエルト・アクチエンゲゼルシヤフト 4−ハロゲン−ピラゾロン−5のイミノ誘導体及びその製造法
EP0678519B1 (en) * 1994-04-22 2002-08-28 Eastman Kodak Company Intermediates for the preparation of pyrazoloazole photographic couplers, processes of making and using them

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