JPS6124995Y2 - - Google Patents

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JPS6124995Y2
JPS6124995Y2 JP16534979U JP16534979U JPS6124995Y2 JP S6124995 Y2 JPS6124995 Y2 JP S6124995Y2 JP 16534979 U JP16534979 U JP 16534979U JP 16534979 U JP16534979 U JP 16534979U JP S6124995 Y2 JPS6124995 Y2 JP S6124995Y2
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  • Fixing For Electrophotography (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は静電記録装置、電子写真複写機等にお
ける記録紙上の未定着のトナー像をフラツシユラ
ンプによつて定着する装置に関するものである。
従来、トナー像の定着として数多くの方式が知
られている。しかし、各方式とも利点がある反面
欠点をも有している。例えば、加熱ローラー定着
方式は最も実用化されている方式であるが、トナ
ーがローラーの表面に付着したり、電源を投入し
てから定着可能状態になるまで、かなりの時間を
必要とする等の欠点を有している。また、圧力定
着方式は、加熱する必要がないために、直ちに複
写を開始することが出来るが、ローラー同士を非
常に大きな圧力で圧接させなければならず、重量
が増したり、記録紙の表面に光沢が出たりすると
いう欠点があつた。一方、フラツシユ定着方式は
記録紙上のトナー像に接触せず、紙が通過すると
きだけランプを点灯させてトナー像を定着するこ
とが出来るので、上述したような欠点は解消され
る。このようなフラツシユ定着方式としては、実
開昭52−143942号及び実開昭52−143943号に記載
の装置が知られている。前者の定着装置は搬送路
とフラツシユランプとの間に着脱自在の保護用ガ
ラスを設けたことが特徴である。これは、フラツ
シユ定着を行う場合、強力な熱エネルギーを短時
間で供給するので、トナーが一部記録紙から飛び
はね、フラツシユランプへ付着することを防止す
るために保護用ガラスを用いたものである。従つ
て、保護用ガラス本体から着脱自在にし、その表
面が汚れたとき、上記ガラスを外してその面をク
リーニングすることになるが、わざわざそれを取
り外してその面をクリーニングするのは煩雑であ
る。一方、後者の定着装置は、搬送路とフラツシ
ユランプとの間に、必要に応じて巻き取り可能な
透光性テープを設けたことが特徴である。しか
し、この方式は、透光性テープを巻き取るための
装置が必要であり、透光性テープを消耗品とな
り、コストが高くなるし、光の透過率も悪くなり
定着エネルギーがもつと必要となる等の欠点があ
つた。また、保護ガラスの表面にトナーが付着し
難くするため、シリコン油等の薬品をその表面に
塗布することも提案されたが、薬品の保管、安全
性及びトナーの汚れを除去するという点では十分
ではなかつた。
ところで、本考案者の実験によると保護ガラス
を外して、その表面に付着したトナーをアルコー
ル類を用いて、除去作業を行つたにもかかわらず
全てのトナーを除去することは出来なかつた。一
部のトナーはガラス面に強固に付着したままで剥
すことは出来なかつた。
以上のように本考案はフラツシユ定着方式の上
述した欠点を解消するもので、保護板の表面に付
着した汚染物を除去する機能を有するフラツシユ
定着装置を提供することを目的とするものであ
る。
以下、本考案の実施例について図面を参照しな
がら説明する。
第1図は本考案の第1の実施例を示すフラツシ
ユ定着装置の正断面図であり、第2図はその側面
図である。符号1は反射鏡で、その下部開口は記
録紙通路に対向して配置されている。該反射鏡1
は図示しない支持装置に固定されている。反射鏡
1の内部にフラツシユランプ2が配置されており
フラツシユランプ2としてキセノンランプが使用
されている。反射鏡1の下部開口の下には、透明
な保護板3が設けられており、この保護板3は案
内板4,5によつて左右の端部が摺動可能に支持
されている。即ち、案内板4,5には溝4a,5
aが形成され、該溝4a,5aに保護板3の端部
が支持されている。保護板3としてガラス板が用
いられているが、耐熱性、耐摩耗性、光透過性を
有する物質であれば、他のものも使用可能であ
る。この保護板3は、図示しない機構により第1
図において左右の移動させられる。もちろん、手
動によつて移動させられるようにも構成すること
もできる。この保護板3は、記録紙6の移動方向
とは直角方向に移動するように構成されている。
これは、もし、記録紙6の移動方向と同じ方向に
保護板3を移動させるようにすると、フラツシユ
定着装置の前後に他の装置を配置することが出来
ず、その為複写装置が大型化すること、保護板3
を移動させる機構が複雑になることである。特に
手動でこれを行う場合には機外から操作者が行う
には困難な問題があるからで、このような点を考
慮して、上述のような機構にしたのである。
第1図には、フラツシユランプ2の有効照射幅
を示しているが、これは使用する記録紙6の最大
幅とほぼ対応した大きさである。定着動作中、上
記保護板3は固定されており、記録紙6がこのフ
ラツシユランプ2の下方に位置したとき、フラツ
シユランプ2が点灯し、記録紙6に閃光を浴せ
る。記録紙6の上面には、その前工程で、その上
に形成された静電潜像が現像装置(図示せず)に
よつて可視像化された未定着のトナー像が担持さ
れている。従つて、フラツシユランプ2からの閃
光によつて上記トナー像が溶融するのに十分な熱
エネルギーを受け、記録紙6上にトナー像が定着
される。
保護板3の下面であつて記録紙通路の外側に
は、クリーニング部材7,8が設けられている。
クリーニング部材7,8は、先端がナイフエツジ
の金属プレードであり、この先端はそれぞれ上記
保護板3の下面と所定圧力で圧接されている。各
金属ブレード7,8はそれに形成された長穴(図
示せず)と、バキユームボツクス9に取り付けら
れたピン10,11によつて上下動自在に支承さ
れている。そして、これらの下部は第1図に示す
ようにそれぞれ外方に折り曲げられており、その
部分とバキユームボツクス9との間にスプリング
12,13が設られていて、上記金属ブレード
7,8をその弾性によつて保護板3へ圧接させる
よう付勢している。
なお、バキユームボツクス9は記録紙6を吸収
して搬送するために用いられているが、記録紙搬
送の詳細機構の説明は省略する。
既に述べたように、記録紙6上の未定着トナー
にフラツシユランプ2から閃光を浴びせると、ト
ナーが若干飛散し、上記保護板3に付着する。こ
れによつてフラツシユランプ2に上記トナーが付
着することは防止される。しかし、長時間本装置
を使用すると、保護板3にトナーが堆積してしま
い、フラツシユランプ2からの閃光がそのトナー
層によつて遮ぎられ、十分なエネルギーが記録紙
6に与えられなくなつてしまう。そこで、所定時
間又は所定の複写枚数に達すると保護板3を左右
に移動させる。保護板3を右方に移動させるとき
金属ブレード8によつて保護板3の下面に付着し
たトナーを掻き取る。また、それを左方に移動さ
せるときも、金属ブレード7によつて同じくトナ
ーを掻き取る。保護板3の移動は1回の移動だけ
でなく、数回の移動を行わせるようにしてもよ
い。保護板3は透明であるので、上記金属ブレー
ド7,8によつてトナーが掻き落とされたかどう
かを目視によつて確認することができる。本考案
者の実験によると、フラツシユランプ2の発光回
数が300回をこえた時点で保護板3を2〜3回移
動させることによつてその表面に付着していたト
ナー像を完全に除去することができた。
第3図は本考案の第2の実施例を示している。
本実施例は、上述の実施例では保護板3が移動す
るのに対し、保護板3が固定で、クリーニング部
材の方が移動する点が特徴となつている。反射
鏡、フラツシユランプ、保護板は上述の実施例と
同じであるので説明は省略する。さて、保護板3
の下部には、この保護板3とほぼ平行に延びたガ
イドレール14が配置されている。該ガイドレー
ル14は記録紙6の移動方向と直角方向に延びて
いる。このガイドレール14に、スライドレバー
15がその脚15a,15bが摺動自在に支持さ
れている。それぞれの脚15a,15bにはスラ
スト軸受が用いられ、スライドレバー15が円滑
に移動出来るように構成されている。このスライ
ドレバー15の右端部にはブレード支持部材16
の一端部が軸17に回転自在に支承されている。
ブレード支持部材16の他端部には先端はナイフ
エツジの金属ブレード18が取り付けられてい
る。ブレード支持部材16とスライドレバー15
との間にはばね19が配置されていて、このばね
19に力によつてブレード支持部材16に軸17
のまわりに、時計方向の回動摺性を与えている。
このため、金属ブレード18の先端部は、保護板
3の下面に所定圧力で接触させられる。金属ブレ
ード18の保護板3への取り付け角度θは鈍角で
ある。この取り付け角度θは、金属ブレード18
が左方へ移動して保護板3の表面をクリーニング
するときの金属ブレード18と保護板3の未クリ
ーニング面とのなす角を意味する。スライドレバ
ー15を図において左右に移動させることによつ
て、金属ブレード18により保護板3の下部表面
に付着したトナーが除去される。金属ブレード1
8は上述したような取り付け角度であるので、そ
れが左方へ移動する場合、先端は移動とカウンタ
ー方向になり、その先端は保護板3へ喰い込み勝
手になるのでクリーニング力は増大する。逆にそ
れが右方に移動する場合は、逃げ勝手になるので
あまりクリーニング力はない。この場合も第1の
実施例において説明したように、スライドレバー
15を手動によつて移動させるようにしてもよい
し、機械的にこのスライドレバー15を移動させ
るようにしてもよい。また、クリーニング部材は
一つの金属ブレードに限られるものではない。
例えば、第4図に示すように、クリーニング部
材として第1、第2の実施例の金属ブレードに代
えて弾性ゴムブレードを用いることができる、ホ
ルダー20に固定された弾性ゴムブレード21
を、保護板3に対し図示のような角度で圧接す
る。そして、保護板3又は弾性ゴムブレード21
のどちらか又は両者を相対的に移動させることに
よつて保護板3の下面をクリーニングする。第4
図では、弾性ゴムブレード21の左部にトナー回
収容器22が配置されており、保護板3が右方に
移動するか又は弾性ゴムブレード21が左方に移
動してクリーニングを行つたとき、それによつて
除去されたトナー回収するう構成されている。
なお、第1方向と第2方向とで同条件でクリー
ニングするため第1実施例のように左右に各1つ
づつクリーニング部材を配置することも出来るの
で、第4図に示す弾性ゴムブレード21を左右に
各1個互いに逆向きに取り付け配置するようにし
てもよいし、1つのブレードを使用する場合は移
動方向が変わる時点でその取り付へ角度が自動的
に変更されるような機構にすることができる。
第5図は複数のクリーニング部材を配置して保
護板3をクリーニングするものを示している。保
護板3の下面には、弾性ローラー23とそれに接
触してトナーをさらに除去するスクレーパー24
と、同じく保護板3の下面に圧接した弾性ゴムブ
レード25とがクリーニング部材として用いられ
ている。保護板3が右方に移動するとき又はクリ
ーニング部材が左方に移動するとき主として保護
板3をクリーニングするよう構成されている。弾
性ローラー23は反時計方向に回転し、その機能
としては、保護板3に強固に付着したトナーをま
ずかき乱し、完全なクリーニングを行うための予
備的クリーニングを行うことである。予備クリー
ニングが行われた後、弾性ゴムブレード25の圧
接力によつてその上のトナーは完全に除去され
る。このブレード25の取り付け角度はカウンタ
ー方向又はトレーニング方向のどちらでもよい。
弾性ローラーの回転はそれが左方に移動するとき
は反時計方向の回転が、それが右方に移動すると
きは時計方向の回転がクリーニングする上で非常
に効果的である。
以上のように、本考案によれば、長期間に亘つ
て同じような定着効率でフラツシユ定着を行うこ
とが出来る。保護板のクリーニングも、それを機
械に取り付けたまま簡単にかつ早く行うことが出
来るので極めて都合がよい。また、薬品等使う必
要がないので保守が簡単であり、かつ安全であ
る。しかも、保護板とクリーニング部材の相対移
動方向を、記録紙の移動方向と直交する向きに設
定したので、記録紙移動方向における定着装置前
後への他の装置の配設を妨げない。という大きな
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1の実施例を示すフラツシ
ユ定着装置の正断面図、第2図はこの装置の側断
面図、第3図は本考案の第2の実施例を示すフラ
ツシユ定着装置の要部のみ示す正断面図、第4図
はクリーニング部材の変形実施例を示す図、第5
図はクリーニング部材のさらに別の変形実施例を
示す図である。 1……反射鏡、2……フラツシユランプ、3…
…保護板、6……記録紙、7,8,18……金属
ブレード(クリーニング部材)、14……ガイド
レール、15……スライドレバー、21,25…
…弾性ゴムブレード。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 表面に未定着のトナー像を有する記録紙の通
    路に開口部を対向して配置された反射鏡と、該
    反射鏡内に設けられたフラツシユ定着用光源
    と、上記反射鏡の開口部と記録紙通路との間に
    設けられた光透過性の保護板とを有するフラツ
    シユ定着装置において、 上記保護板の記録紙通路側の面と接触するよ
    う配置された少なくとも1つのクリーニング部
    材と、 上記保護板と上記クリーニング部材の何れか
    一方を、記録紙の移動方向と直交する向きに相
    対的に移動させる移動部材 とを具備したことを特徴とするフラツシユ定
    着装置。 2 上記保護板はガラス板あり、クリーニング部
    材はナイフエツジのブレードである実用新案登
    録請求の範囲第1項記載のフラツシユ定着装
    置。
JP16534979U 1979-11-29 1979-11-29 Expired JPS6124995Y2 (ja)

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JP16534979U JPS6124995Y2 (ja) 1979-11-29 1979-11-29

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JP16534979U JPS6124995Y2 (ja) 1979-11-29 1979-11-29

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JPS5683756U JPS5683756U (ja) 1981-07-06
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JP16534979U Expired JPS6124995Y2 (ja) 1979-11-29 1979-11-29

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5125564B2 (ja) * 2008-02-06 2013-01-23 セイコーエプソン株式会社 発光ユニット及び流体噴射装置
JP5924007B2 (ja) * 2012-02-02 2016-05-25 富士ゼロックス株式会社 定着装置及び画像形成装置
JP2013173374A (ja) * 2013-06-10 2013-09-05 Seiko Epson Corp 画像記録装置

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JPS5683756U (ja) 1981-07-06

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