JPS61249877A - 合成樹脂製エンジンフ−ド - Google Patents

合成樹脂製エンジンフ−ド

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JPS61249877A
JPS61249877A JP9208285A JP9208285A JPS61249877A JP S61249877 A JPS61249877 A JP S61249877A JP 9208285 A JP9208285 A JP 9208285A JP 9208285 A JP9208285 A JP 9208285A JP S61249877 A JPS61249877 A JP S61249877A
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JP
Japan
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conductive material
synthetic resin
engine hood
plate
electrically conductive
Prior art date
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Application number
JP9208285A
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English (en)
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JPH0150631B2 (ja
Inventor
Yasuhiro Mishima
三島 康博
Hisao Hiraiwa
平岩 久雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明はエンジンフードに関し、特に電磁波シールド
を施した合成樹脂製のエンジンフードに関するものであ
る。
従来の技術 近年、自動車の性能評価の一項目として燃費が注目され
るようになってきていることは周知の通りである。そこ
で燃費向上のために、エンジン等の改良と併せて車体の
軽量化に努力が払われており、ソノ−環としてエンジン
フードをl1111強化プラスチック(FRP)等の合
成樹脂製とすることカ行すわれている。エンジンフード
を合成樹脂製トシた場合、エンジンルーム内には点火関
係機器や補機モータ類などの多数の電気雑音発生源があ
り、また合成樹脂には導電性がないために、電波障害や
ラジオ雑音、あるいiエンジンルーム内の電子機器の誤
作動等の電磁波障害が発生する。
そのため従来では、電磁波障害の対策として、合成樹脂
製のエンジンフードの内面にアルミニウム箔(へg箔)
や金網等の導電材料を設け、あるいは電磁シールド塗料
等による表面処理を施すことが行なわれている。
発明が解決しようとする問題点 しかるにN箔や金網等の導電材料をエンジンフードの内
面に取付ける構造では、エンジンフードの内面が補強の
ためのインナーパネル(内板)によって凹凸のある面と
なっているから、その凹凸に添わせて前記導電材料を取
付けなければならず、もしそうしなければ導電材料の一
部がエンジンフ−ドの内面から浮いた状態となって導電
材料ノ撓ミカ著しくなり、かつその浮いた部分での破断
を防ぐために、ある程度厚いものとしなければならない
。いずれにしても、導電材料を取付ける構造では、滑ら
かな面とすることができないために、見栄えが悪くなり
、また破断を防ぐべく厚くした場合には、その重量が増
え、エンジンフードを合成樹脂とした本来の目的が損わ
れる問題があったこれに対し電磁シールド塗料等により
表面処理を施す構造では、その処理剤自体が高価である
うえに、作業工程が複雑化するから、製造コストが高騰
する問題があった。
この発明は上記の事情に鑑み、電磁波シールドを確実行
なうことができ、しかも見栄えが良く、かつ重量の増大
のおそれもなく、ざらには安価な合成樹脂製のエンジン
フードを提供することを目的とするものである。
問題点を解決するための手段 この発明は、上記の目的を達成するために、合成樹脂製
の外板と内板との間に金属箔等の電磁波シールド用の薄
い導電材料を挾み込み、かつその導電材料のうち少なく
とも前記外板と内板との接着部に対応する個所に開孔部
を設けたことを特徴とするものである。
作   用 したがってこの発明においては、外板と内板との間に介
在させた導電材料によって電磁波が確実に遮蔽される。
また導電材料はほぼ平坦である外板の内面に密着させる
ため、極めて薄いもので良く、さらに導電材料は内板に
よって隠蔽され、したがって見栄えが良く、かつ重量が
特に増大することのないエンジンフードとすることがで
きる。
また導電材料の開孔部で外板と内板とが接着されるため
、充分接着面積を確保し、外板と内板とが確実に接着さ
れる。
実施例 以下、この発明の実施例を添付の図面を参照して説明す
る。
第1図はこの発明に係るエンジンフード1の部分断面図
であり、第2図はその断面個所を示すためのエンジンフ
ード1の平面図であり、さらに第3図は部分分解斜視図
であって、ここに示すエンジンフード1は、合成樹脂製
の外板2の内面に、同じく合成樹脂製の内板3を接着し
、かつこれらの外板2と内板3との間に薄い導電材料4
を挾み込んだ構成である。その外板2は外観を形作るも
のであって、ボディーのデザインに基づいた形状に形成
されている。また内板3は主に補強を目的とするもので
あって、エンジンフード1の全体形状に応じた必要個所
に凸断面の中空の突条(リプ部)5が形成されており、
その突条5同士の間には隠蔽のためのR11[6が形成
されている。その薄膜6の厚さは例えば0.5〜1.5
■■程度であり、これに対し他の部分の厚さは2.0〜
3.01程度にすることができ、このような厚さの差は
内板3を合成樹脂製とすることにより設定できるもので
ある。これらの外板2と内板3との素材としては、シー
トモールディングコンパウンド(SMC)等のFRPの
他に、各種の熱可塑性樹脂やウレタンなどを使用でき、
また製造方法としては圧縮成形法ヤ射出成形法等を採用
することができる。
他方、前記電導材料4は電磁波を遮蔽するためのもので
あって、各種の金属シートあるいは金属箔を用いること
ができる。特に、コストやフレキシビリティあるいは加
工性、耐錆性等の特性の点から”は、Al1箔が好適で
あり、その厚さを30〜100声程度とすれば、破断強
度やフレキシビリティの点で作業性が更に良好となる。
また導電材料4は外板2の内面のほぼ全面に取付けられ
、これに対し内板3は外板2に対して部分的に接着され
るから、接着面積を確保するために、導電材料4にうち
内板3と外板2との接着部に対応する部分に開孔部7が
形成されている。その開孔部7としては、第4図(A)
に示す多数の丸孔、第4図(B)に示す多数の長孔、あ
るいは第4図(C)に示すように大きく打ち扱いた矩形
孔、さらには第4図(D)に示すように導電材料4をA
Q箔ラスとすることによる菱形孔などを採用することが
できる。なお、へg箔ブスを用いた場合には、全体に開
孔部7を設けることになり、それに伴いメッシユの大き
さによっては、接着面積が増大する反面、遮蔽特性が低
下することもあるので、適当な大きざのメツシュものを
選択する。
そして外板2と内板3とを一体化する接着剤8としては
、ウレタン系、エポキシ系、あるいはアクリル系等の名
優の構造用接着剤が用いられる。
したがって上記のエンジンフード1によれば、前記導電
材料4をボディーを構成する他の適当な金属板に導通さ
せることにより、電磁波を確実に遮蔽することができる
。また導電材料4は外板2と内板3との間に挾み込むか
ら、電磁波のシールド特性を低下させずに極めて薄くす
ることができ、さらに導電材料4は内板の薄膜6によっ
て完全に隠蔽されるから、軽量化を損わずに見栄えの良
好なエンジンフードとすることができる。
発明の効果 以上の説明から明らかなようにこの発明によれば、導電
材料を外板と内板との間に介在させであるから、確実に
?!電磁波シールドすることができ、またその導電材料
を橿めて薄くすることができるために、軽量化を損うこ
とがなく、さらに1fH1料の多くの部分は内板によっ
て隠れてしまうから、見栄えを損うことがなく、特に内
板のうち強度を要求されない部分にIIIを一体に形成
すれば、導電材料のみならず、接着剤のはみ出し部分を
も隠蔽できるので、見栄えを従来になく良好にすること
ができる。さらにこの発明では、通常採用されている材
料および工程を採用できるので安価に製造することがで
きる。そしてこの発明では、導電材料に開孔部を設けて
外板と内板との接着面積を確保したから、外板と内板と
の間に導電材料を介在させることによる接着強度の低下
を防止し、強度的にも優れたエンジンフードとすること
ができる。これに加え、実質上点接着となるために、軽
量化するべく外板の板厚を薄くした場合、接着剤の硬化
収縮等の影響で外板の接着面上にヒケ(面の凹凸)が発
生することを有効に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す部分断面図、第2図
はその断面個所を矢印によって示すためのエンジンフー
ドの略解平面図、第3図は第1図に示す部分の分解斜視
図、第4図(A)〜(D)は内板の開孔部の形状の例を
それぞれ示す部分平面図である。 1・・・エンジンフード、2・・・外板、 3・・・内
板、4・・・導電材料、 7・・・開孔部、 8・・・
接着剤。 出願人  トヨタ自動車株式会社 代理人  弁理士 豊 1)武 久 (ほか1名) 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 合成樹脂製外板と合成樹脂製内板との間に電磁波シール
    ド用の薄い導電材料が介在されるとともに、その導電材
    料のうち少なくとも前記外板と内板との接着部に対応し
    た個所にその接着面積を確保するための開孔部が設けら
    れていることを特徴とする合成樹脂製エンジンフード。
JP9208285A 1985-04-26 1985-04-26 合成樹脂製エンジンフ−ド Granted JPS61249877A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9208285A JPS61249877A (ja) 1985-04-26 1985-04-26 合成樹脂製エンジンフ−ド

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JP9208285A JPS61249877A (ja) 1985-04-26 1985-04-26 合成樹脂製エンジンフ−ド

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Publication Number Publication Date
JPS61249877A true JPS61249877A (ja) 1986-11-07
JPH0150631B2 JPH0150631B2 (ja) 1989-10-31

Family

ID=14044519

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JP9208285A Granted JPS61249877A (ja) 1985-04-26 1985-04-26 合成樹脂製エンジンフ−ド

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JP (1) JPS61249877A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5000997A (en) * 1989-02-06 1991-03-19 The Budd Company Method for making a painted part and part made thereby
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JPH0150631B2 (ja) 1989-10-31

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