JPS61249417A - 茶等の自動飲料供給装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、お茶、紅茶、コーヒー等の飲料を提供する自
動飲料供給装置に関し、特に茶葉による茶漉網の目詰シ
を防止し得るようにしたものである。

〔従来の技術〕

従来、この種の自動飲料供給装置としては種々提案され
ておシ、その−例として実公昭５０−３３３２５号公報
の自動給茶器が知られている。これは、茶葉を所定量づ
つ粉砕機に供給して粉砕し、この粉砕された茶葉を条理
に入れて該条理を保温容器内の湯中に一定時間浸漬し、
お茶を得るようにしたものである。

〔発明が解決しようとする問題点〕

このような自動給茶器においては茶葉を粉砕すると共に
１回毎に茶葉を交換することで、お茶の出る時間を短縮
でき、また毎回新鮮で同じ味の美味しいお茶を提供でき
るという大きな利点を有するが、反面条理を放射状に突
出した腕で支持し、この条理を降下させて保温容器内の
湯中に浸漬し、その後上昇させて腕を回動させ、さらに
条理を反転させるととて使用済みの茶葉を廃棄するよう
にしているため、構造および制御が複雑で、高価である
ばかシか、故障しやすいという不都合があった。また、
条理を洗滌しているとは云え、単に水をかけただけでは
目詰シした茶葉を完全には取シ除くことができず、何回
か使用していると、全体が目詰シを起し湯切れが悪くな
るという不都合があった。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明に係る茶等の自動飲料供給装置は上述したような
不都合を解決すべくなされたもので、内部が茶漉網によ
って茶葉収納部と攪拌器収納部とに画成された攪拌容器
を備え、前記茶葉収納部に使用済みの茶葉を排出する排
出口を設け、前記攪拌器収納部にお湯と前記茶葉収納部
内の茶葉を攪拌する攪拌器を配設し、この攪拌器駆動用
モータによって一定時間毎に正逆回転させるようにした
ものである。

〔作用〕

本発明においては攪拌器を一定時間毎に反転させている
ので、茶葉の移動方向が攪拌器の回転方向の切替えと共
に変化し、茶漉網の目詰ｔ＃）を防止する。

〔実施例〕

以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明
する。

第１図は本発明装置の一実施例を示す攪拌部の断面図、
第２図はその分解斜視図、第３図は装置全体の外観斜視
図である。第３図において、１は箱形の筐体で、この筐
体１の内部には後述する攪拌容器１２、茶葉粉砕機構６
０等が配設されておシ、前面上部には給茶、給湯兼お茶
供給用の押釦２、攪拌容器１２内洗浄用の押釦３等が配
設され、前面下部には攪拌容器１２によって得られたお
茶を受ける容器４（第１図参照）がセットされる容器受
部５が設けられ、さらに上面には茶筒６を収納する収納
部７が設けられている。

第１図および第２図によシ攪拌部の構造を詳述すると、
この攪拌部１０は基台１１上に着脱自在に設置された有
底円筒状の攪拌容器１２を備え、その内部が茶漉網１３
によって画成されることによシ、前記茶葉粉砕機６０に
よって粉砕された茶葉２５が供給される茶葉収納部１４
と、攪拌器３０を収納する攪拌器収納部１５とに分けら
れている。

前記茶漉網１３としてはメツシュの小さまものが用いら
れ、その周縁部が金属板からなる茶漉網保持体１６の開
口１７を寒ぐ如く取付けられている。

茶漉網保持体１６は第２図に示すように略半円形に湾曲
され、その両側端部１８ｍ　、　１８ｂが、前記攪拌容
器１２の内周面に配設された左右一対の固定部材１９．
２０と、該容器１２の内周面この間に形成された溝２１
に上方よシそれぞれ挿入されることによシ、攪拌容器１
２の内周面に着脱自在に取付けられている。このように
茶漉網１３を着脱自在に取付けると、核剤１３を定期的
に洗浄したシ、目詰）した茶葉を取シ除いたルあるいは
また茶漉網１３自体を新しいものと交換する際便利であ
る。茶漉網１３および茶漉網保持体１６の内側面と前記
攪拌容器１２の内周面とで囲まれた茶葉収納部１４は、
その外側の攪拌器収納部１５よシ小さく、１回毎の粉砕
された茶葉２５を収容するに十分な容積を有し、該収納
部１４に対応して攪拌容器１２の底板２６には使用済み
の前記収納部１４内の茶葉２５を洗浄用のお湯によシ攪
拌洗浄しながら廃棄するための排出口２７が形成されて
いる。そして、排出口２Ｔは、上下方向に回動自在でス
プリング２９によって閉成方向（第２図反時計方向）Ｋ
付勢された排出弁２８によって通常閉塞されており、こ
の排出弁２８は茶葉排出用ソレノイド４０の駆動によっ
て回動するレバー３１が操作子３２（第２図では省略）
を押し上げると前記スプリング２９に抗して第１図反時
計方向に回動され前記排出口２７を開くように構成され
ている。表お、前記排出口２７の下方には廃棄された使
用済みの茶葉を収容する容器（図示せず）が配設されて
いる。

前記攪拌器３０は前記底板２６を貫通する回転軸３３の
上端に取シ付けられて前記攪拌器収納部１５内に位置し
、駆動用モータ３４の出力軸３４＆の回転が歯車３５，
３６，３７．３８（第２図では３Ｔを省略）を介して前
記回転軸３３に伝達されることによシ一定時間毎に正逆
回転され、とれによって前記攪拌容器１２内に注湯され
た一定量のお湯３９と、前記茶葉収納部１４内に供給さ
れた粉砕された茶葉２５とが一定時間攪拌される。

この攪拌によって得られたお茶は、前記攪拌器収納部１
５に対応して前記底板２６に形成された注出口４１よシ
、攪拌容器１２の下部に配設された漏斗４２を介して前
記容器受部５にセットされている容器４に供給される。

前記注出口４１は前記排出口２７と同様、上下方向に回
動自在でスプリング４４によって閉成方向（第２図反時
計方向）に付勢された注出弁４３によって通常閉塞され
ておシ、この注出弁４３はお茶柱出用ソレノイド４５の
駆動によって回動するレバー４６が操作子（図示せず）
を押し上げると前記スプリング４４に抗して第２図時計
方向に回動され前記注出口４１を開くように構成されて
いる。

前記底板２６は第１図に示すように上底されておシ、か
つ略逆への字形に屈曲形成されることによシ前記茶葉収
納部１４、前記排出口２７および注出口４１が形成され
ている部分がほぼ水平で攪拌器３０が配設されている部
分が前記排出口２７゜注出口４１よシ高くなるよう傾斜
している。これは攪拌容器１２内のお茶を注出口４１よ
シ早く注出すると共に茶葉収納部１４内の茶葉を該容器
１２内に注湯されたお湯に早く浸す上で有効かつ効果的
である。

前記攪拌容器１２の上端開口部には蓋兼漏斗５０が着脱
自在に配設されておシ、この漏斗５０を介して粉砕され
た茶葉２５とお湯３９が該容器１２内に供給される。前
記蓋兼漏斗５０はその口５１が偏心した位置に設けられ
ることによシ偏心方向の断面形状が略逆靴形で、前記口
５１は前記茶葉収納部１４内に上方よシ挿入されている
。また、蓋兼漏斗５０の前記茶葉２５とお湯３９を受け
る受面５２は前記口５１に向って傾斜している。前記茶
葉２５とお湯３９は、蓋兼漏斗５０の略中央、換言すれ
ば前記口５１からずれた位置に供給され、お湯３９が茶
葉２５を受面５２に沿って前記口５１に流し込むように
している。これは茶葉２５がお湯３９によって茶葉収納
部１４内に流し込まれるまでの時間を少しでも長くし、
その間に茶葉２５をお湯３９によく浸し、お茶の出るの
を早める上で有効とされる。

次に１茶葉粉砕機構６０を第４図〜第６図に基づいて詳
述する。茶葉粉砕機構６０は、粉砕ケース６１を備え、
このケース６１の上部は粉砕前の茶葉６２が前述した茶
筒６（第３図）よシ供給される茶葉受部６３を形成して
おシ、内部中央には粉砕機６４を構成する円柱状の粉砕
子６５と粉砕ブロック６６が配設され、また粉砕機６４
の下方にはコンベアスクリュから成シ該粉砕機６４によ
って粉砕された茶葉２５を前記蓋兼漏斗５０に一定量づ
つ供給する供給装置６７が配設されている。

前記粉砕子６５は水平軸６８に配設され、周面には多数
の粉砕ピン６９が突設されると共に軸線方向の長溝ＴＯ
が周方向に複数個刻設されている。

前記粉砕ピン６９は周方向に等配され、かつ軸線方向に
所定のピッチで例えば各列４本づつ突設されている。前
記水平軸６８の一端は駆動モータＴ１の出力軸７１ｍに
カプラー７３を介して連結され、他端は前記ケース６１
のカバー７４に設けられた軸受孔Ｔ５によって軸支され
ている。前記粉砕ブロック６６は前記ケース６１内に固
定されて前記粉砕子６５０周面と僅かな間隔を保って対
向し、モの対向面には４つの縦溝７６が前記粉砕子６５
の各列の粉砕ピン６９に対応して形成されると共に例え
ば３つの横溝７７が形成されている。これらの横溝７７
は第６図に示すように傾斜しておシ、これによって粉砕
子６５と茶葉６２と粉砕ブロック６６間の摩擦を前記粉
砕子６５の軸線方向において変化させ、該粉砕子６５に
大きな負荷が加わらないようにしている。前記茶葉受部
６３に供給された茶葉６２は前記粉砕子６５を粉砕ブロ
ック６６の上に落下し、該粉砕子６５の回転によシ前記
粉砕子６５と縦溝７６および横溝７７とで十分小さく粉
砕され、前記供給装置６Ｔに落下する。

そして、粉砕された茶葉２５は、前記供給装置６Ｔの回
転数によって給送量が決まるので１回のサービスに必要
な量だけ前記カバー７４の茶葉排出口８０よシ排出され
前記蓋兼漏斗５０に落下供給される。なお、供給装置６
７の一側に設けられた軸８１は、モータ８２の軸８２ｍ
にカプラー８３を介して連結されておシ、茶葉供給時に
該モータ８２によって一定時間回転される。モータ７１
，８２は押釦２（第３図）を押すことによシ駆動する。

また、押釦２を抑圧操作すると、お湯３９も同時に給湯
タンク（図示せず）から供給される。

この場合、押釦２を押すことによるモータ７１゜８２の
駆動（茶葉の均一化および送出）、お湯３９の供給、モ
ータ３４の駆動（茶葉の攪拌）、ソレノイド４５の駆動
（注出弁４３の作動による給茶）、洗浄用お湯３９の供
給、モータ３４の再駆動（洗浄用攪拌）およびソレノイ
ド４０の駆動（排出弁２８の作動による使用済茶葉の廃
棄）等の一連の動作はシーケンス制御によって順次行わ
れるものであるが、必要に応じて押釦３を押すことによ
り、洗浄用お湯３９の供給、モータ３４の駆動による洗
浄用攪拌およびソレノイド４０の駆動による使用済茶葉
の廃棄等洗浄動作のみの単独動作も可能としている。

また、駆動用モータ３４の正逆回転の切換タイミングと
しては、給茶時と洗浄時または給茶から洗浄の一連の１
サイクル毎あるいは攪拌動作中の時間分割的な切換等任
意に設定が可能である。

本発明に係る自動飲料供給装置は上述した如く構成され
ているので、毎回新鮮で同じ味のお茶を提供でき、しか
も茶葉を粉砕しているのでお茶の出る時間を短縮でき、
迅速なサービスを提供する。

また、粉砕しているので、茶葉の使用量が少なくて済み
、１回毎に廃棄したとしても茶葉を粉砕せずそのまま使
用した場合に比べ経済的である。さらに、攪拌容器１２
の構成が簡単で、使用済みの茶葉の廃棄も迅速且つ容易
である上、攪拌器３０を一定時間毎に反転させているの
で、茶葉収納部１４内の茶葉を効果的に攪拌し、これに
よってお茶の出る時間をさらに短縮化させると非に茶漉
網１３の目詰シを防止することができる。

す々わち、攪拌器３０を一方向にのみ回転させた場合に
は茶葉収納部１４内の茶葉が攪拌器３Ｇの回転方向に移
動し、茶漉網１３の下流側に寄せ集められ、この部分に
目詰シを生じるが、本発明のように攪拌器３０を一定時
間毎に反転させると、お湯の流れる方向が交互に変るた
め、これに伴って茶葉も茶葉収納部１４内で左右に移動
し、この時茶漉網１３に目詰シしている茶葉はお湯の力
によって取除かれる。

なお、上記実施例は緑茶の提供について説明したが、本
発明はこれに何ら特定されるものではなく、紅茶、コー
ヒー、クーロン茶などの飲料サービスに対しても適用実
施し得ることは勿論である。

また、上記実施例は攪拌容器１２の底板１６に注出口４
１を設け、この注出口４１よシお茶を注出するようにし
たが、パイプで吸引し、容器４に供給するようにしても
よい。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明に係るお茶等の自動飲料供給
装置は、攪拌容器内に茶葉とお湯を供給し、これらを攪
拌器で攪拌するように構成したので、実公昭５０−３３
３２５号公報のように条理を上下させた多回転させたシ
する必要がなく、構造を簡素化することができる。また
、攪拌器を一定時間毎に正逆回転させているので、茶葉
が茶漉網に目詰シするのを防止することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す攪拌部の断面図、第２
図はその分解斜視図、第３図は自動飲料供給装置の外観
斜視図、第４図は茶葉粉砕機構の１２・・・・攪拌容器
、１３・・−・茶漉網、１４・・・・茶葉収納部、１５
・・・・攪拌器収納部、２５・・争・茶葉、２７・・・
・排出口、３０・惨・φ攪拌器、３４・・・・駆動用モ
ータ。 特許出願人　　株式会社田村電機製作所エート株式会社

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 内部が茶漉網によつて茶葉収納部と攪拌器収納部とに画
   成された攪拌容器を備え、前記茶葉収納部に使用済みの
   茶葉を排出する排出口を設け、前記攪拌器収納部にお湯
   と前記茶葉収納部内の茶葉を攪拌する攪拌器を配設し、
   この攪拌器を駆動用モータによつて一定時間毎に正逆回
   転させるようにしたことを特徴とする茶等の自動飲料供
   給装置。