JPS61248792A - 熱記録用印画紙 - Google Patents

熱記録用印画紙

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JPS61248792A
JPS61248792A JP60090275A JP9027585A JPS61248792A JP S61248792 A JPS61248792 A JP S61248792A JP 60090275 A JP60090275 A JP 60090275A JP 9027585 A JP9027585 A JP 9027585A JP S61248792 A JPS61248792 A JP S61248792A
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dye
layer
photographic paper
average pore
acceptive
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JP60090275A
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English (en)
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Toshiaki Nakanishi
俊明 中西
Daiki Koga
甲賀 大樹
Yoshihiko Kawano
川野 芳彦
Toshiki Okazaki
俊樹 岡崎
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Honshu Paper Co Ltd
Sony Corp
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Honshu Paper Co Ltd
Sony Corp
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    • B41M5/5272Polyesters; Polycarbonates

Landscapes

  • Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は例えばビデオカメラによる撮像画像若しくはテ
レビジョン画像等を昇華染料によって熱プリントしてハ
ードコピーを得る場合に用いられる熱記録用印画紙に関
する。
〔発明の概要〕
本発明は、熱記録用印画紙において、支持体上に累積空
隙容積と平均孔径とを特定した染料受容層を形成するも
のであり、このようにすることによって発色濃度が充分
で、しかも熱融着の生じない印画紙を構成するものであ
る。
〔従来の技術〕
熱記録によるハードコピーは、昇華性染料を含有する色
材層を有するインクリボンを印画紙上に虞ね合せて、画
像情報、例えばビデオカメラによる橿像画像情報、或い
はテレビジョン画像情報等に応じたパターンの加熱をす
ることによって昇華性染料を印画紙上に転写して得る。
第3図は、この熱記録によってハードコピーを得るプリ
ンタを示す。このプリンタは、例えば印画紙+11が巻
付けられて矢印aの方向に回転するプラテン(2)と、
これに対して感熱転写記録用インクリボン(3)を挟ん
で圧着する加熱ヘッド(4)が設けられる。加熱ヘッド
(4)の先端には、発熱素子(4a)が例えばテレビジ
ョン画像の一走査線分の絵素数だけ配列されてなる。
そして、この加熱ヘッド(4)と印画紙(1)との間に
圧接される感熱転写記録用インクリボン(3)は、シー
ト状基体(9)上に、テレビジョン画像の画面の輪廓形
状に対応する輪廓形状を有するたとえば各色イエロー、
マゼンダ、シアン、ブラックの各昇華性染料を有する各
色の色材層、すなわち各色のインク部分、イエローY、
マゼンダM、シアンC及びブラックBが順次繰り返し配
列されてなり、その例えば対応する各一方の側縁にこれ
ら各色のインク部分の位置を検出する各色インク部分位
置検出マーク(5Y)  (5M)  (5C)及び(
5B)と各組のインク部分すなわち隣合う各1のインク
部分Y。
M、C,Bの組合せブロックを検出するブロック位置検
出マーク(6)とが設けられて成る。
このようにして例えばインク部分Yが印画紙(1)に圧
接された状態において、イエローに対応する情報例えば
テレビジョン映像信号のイエローに対応する色信号によ
って、ヘッド(4)の各ヘッド素子(4a)’IC1走
査線分の絵素に対応するパターンの加熱をなし、この加
熱パターンに応じてインク部分Yのイエローの昇華染料
を印画紙(11に熱転写する。このようにして各走査線
に対応するライン毎に間歇的にプラテン(2)を矢印a
に沿って回転させて夫々のラインの情報の熱転写を行っ
て、プラテン(2)の1回転中で一画面分のイエローの
転写をなす。次にマゼンタMについて同様の転写処理を
施し、順次シアンC1ブラックBに関してその転写を繰
り返し行い、これらイエローY、マゼンタM、シアンC
及びブラックBの各昇華染料による転写画像の宙ね合せ
によってカラー画像が印画紙上に映出されてハードコピ
ーが得られる。(7)及び(8)は各インク部分Y、M
、C及びBにおいて夫々の色信号に対応する信号がヘッ
ド(4)のヘッド素子(4a)に与えられるように、マ
ーク(5) ((5y)  (5M)(5C)  (5
B) )及び(6)を夫々検出する検出手段を構成する
検出用光線の光源(例えば赤外線発光ダイオード)及び
検出素子である。
上述した記録を行うための印画紙としては、例えば上質
紙の表面に顔料を含んだ樹脂コーティングを施して成る
ものが知られている(例えば特開昭57−91296号
公頼、特開昭57−107885号公報、特開昭58−
209596号公報)。
このような印画紙は、発色濃度、すなわち染色性の向上
と、褪色性の改善ははかられているものの、更にこれら
の改善の要求が高まっている上に、特に印画紙のインク
リボンとの熱融着を防ぐ点で充分とは云い難い。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は熱記録用印画紙において、発色濃度、すなわち
染色性が高く、しかも上述した印画時の熱融着の問題点
の改善をはかるものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、上質紙等の支持体上に、昇華性染料を含有す
る色材層と接触し熱によって上記染料の転移を受ける染
料受容層を設けた熱記録用印画紙において、染料受容層
をフィルム面上に設けた場合のこの染料受容層の累積空
隙容積を0.2〜0.6ci/gとし平均孔径を0.2
〜2μmとなるように顔料と、染料受容体としての例え
ばポリエステルを含浸させた染料受容層を形成する。
ここに、累積空隙容積及び平均孔径とは水銀ポロシメー
タにより、細孔径及び細孔容積の測定を行なう (イン
ダストリアル・エンジニアリングケミストリー(^na
1. Rd) 、Vol 17. P2H4(1945
)及び同Vol 62. P2g  (1974)参照
)。そして、その測定結果から空隙量分布曲線を計算し
、(「表面J Vol 13. Nol0. P2S5
 (1975) 、及び1−紙バ技協紙J Vol 3
3. No5 、 P347 (1979)参照)、累
積空隙容積を求める。そして、ここに本発明でいう累積
空隙容積とは、水銀圧力1500Kg/−までの値であ
り、平均孔径は累積空隙容積の50%の時の孔径値であ
る。
向、この累積空隙容積及び平均孔径の選定は、染料受容
層中の顔料の粒径、この顔料の量Pとバインダの量Bと
の比C重ti)  P/B、更にこの染料受容層の塗布
条件例えばカレンダ処理条件等によって選定する。
〔作用〕
上述した本発明よる熱記録印画紙によれば、すぐれた発
色濃度が得られ、また印画時の熱融着の発生もみられな
かった。これは、その染料受容層の累積空隙容積と平均
孔径とを特定したことによって、染料受容層の染料受容
体の含浸状態が良好な染色性、すなわち発色濃度が得ら
れ、しかもその表面が適当な凹凸表面を形成することに
よって印画時の熱融着が回避されるに至ったものと思わ
れる。
〔実施例〕
次に本発明の実施例をその製造手順と共に詳細に説明す
るに、先ず顔料とバインダとを混合しホモミキサー分散
(以下H,M分散という)してスラリーを得るか、或い
はサンドグラインダ分散(以下S、G分散という)して
スラリーを得る。
H,M分散は、顔料100重量部に分散バインダーとし
てのポリビニルアルコール(PVA)を5重量部混合し
、固形分濃度が30重量%の水性スラリーを得た後、ホ
モミキサーによって分散するが、アルミノけい酸ソーダ
や非晶質シリカを用いる場合におけるH、M分散に当た
っては、その固形分濃度は、夫々25重量%及び15重
量%とする。
また、S、G分散は、顔料100重量部に分散バインダ
ーとしてのポリビニルアルコール(PVA)を5重量部
混合するも、この場合、固形分濃度が40重量%の水性
スラリーを得、これをサンドグラインダによって分散す
ることによって粒径減少化を行ってスラリーを得る。
次にこのようにl(、M分散、或いはS、G分散によっ
て得た分散スラリーに更にバインダーとしてのPVAを
追加して顔料に対するバインダーの量が重量比で8:2
となるように調整して更に水を加えてその濃度を25%
(重量)とした。このようにして得た塗布液を、160
g/mの上質紙より成る支持体上に、固形分で10g/
mとなるように塗布して、塗布層を形成する。
そして、次にその塗布層に、染料受容体のポリエステル
樹脂をメチルエチルケトン(MEK)またはトルエンで
固形分10%に希釈した液を乾燥後2g1rdとなるよ
うに含浸し乾燥する。その後、線圧100 kg/cm
でカレンダ処理をなし、80℃で24時間の熱処理を行
って架橋反応を生せしめる。このうにして支持体上に記
録層が形成された印画紙を得る。
このような方法によって、各種の特定された顔料を用い
て成る本発明による印画紙の各側(実施例]〜7)につ
いて、第1図にその顔料の組成と、そのスラリーの作製
に当って通用した分散法と、複数種の顔料を用いる例に
おいては各顔料の体積平均粒径Sgを示し、更に染料受
容層としての累積空隙容積Vs  (c+d/g)と平
均孔径φg (μm)と、その塗膜としての表面強度P
sと、高濃度印字における印字部の白化状態WHと、熱
融着状態Stと、更に各色マゼンタMと、シアンCと1
.イエローYに関する飽和濃度の各測定結果を示した。
実施例3,4,6.7は夫々1種の顔料を単独で用いた
場合、他の実施例は、2種以上の顔料を組合せて用いた
場合である。
面この各印画紙に対する転写すなわちプリントは、イン
クリボンを用い、これを各印画紙の記録層と接触させて
インクリボンの裏側より 200℃に設定された感熱ヘ
ッドにより3秒間加圧加熱し各印画紙の記録層に染料を
転写発色させた。このインクリボンは 昇華性を有する分散染料 (日本化薬(株)隊商品名、カヤセットレッド)・・・
・6重量% ヒドロキシプロピルセルロース  ・・・・6重量%エ
チルセルロース        ・・・・5重量%カー
ボンブラック(平均粒径100μm)・・・・5正量% イソプロピルアルコール     ・・・・78iHt
%より成る組成物を混練してマゼンタMのインク塗料を
作製し、一方上記組成における分散染料としてカヤセン
トイエロー−AG (日本化薬(株)隊商品名)染料を
用いてイエローインク塗料を作製し、上記組成において
分散染料としてカヤセットブルー−FR(日本化薬(株
)隊商品名)染料を用いてシアンインク塗料を作製し、
更に上記組成において、その分散染料としてカヤセット
ブラック922(日本北東(株)装面品名)染料を用い
てブラックインク塗料を作製し、これら各マゼンタ。
イエロー、シアン、ブラックの各インク塗料を夫々3段
のグラビアコーターを用いて、厚さ20μmのコンデン
サペーパーに塗布して得た。
また、第2図に比較例1〜5についても第1図と同様に
各測定結果等を示す 尚、第1図及び第2図において記録層表面強度Psとは
、各側における印画紙の前述した熱処理後の塗布層、す
なわち記録層上にセロファンテープを粘着層によって貼
着し、 180°の方向にゆっくりと引剥した時、セロ
ファンテープの粘着層に記録層を構成する塗膜が付着し
てとられるようなことが全く生じなかったものをO印を
もって示し、少くとられたものを△をもって示し、一様
にとられたものをx印をもって示したものである。
また、高濃度印字部白化WHとは、高エネルギ印字を行
った時、顔料表面に昇華吸着した染料が妬エネルギのた
めに更に顔料内部へ拡散し、染料濃度の低下と共に顔料
による隠ぺい効果で白味が強くなる現象であり、○印は
白化が生じなかったもの、×印は白化が生じたものを示
す。
更に、熱融着状態Stとは同様の加熱印字においてイン
クリボン上の染料と、測定印画紙との間に融着が発生し
たか否かをみたもので、○印は熱融着が全く生じなかっ
たもの、×は熱融着の生じたものを示す。
また、飽和濃度は、測定印画紙に、インクリボン上の各
色のインク部分を転写印字して後に、各色の飽和濃度を
マクベスRD −514型(ラッテンゼラチンフィルタ
、#47ブルー、#25レッド、#58グリーン)で測
定したものである。
第1図の表面をみて明らかなように本発明による各実施
例1〜7は、いずれも高い飽和濃度を得ながら面強度、
白化、熱融着において満足すべき結果が得られている。
そして、第2図の比較例の測定結果をみて明らかなよう
に、累積空隙容@ V sが本発明におけるより小さく
選定するときは、比較例1.2におけるように熱融着を
生じ、発色濃度も低い。また、比較例4.5におけるよ
うに累積空隙容積が大きい場合は、白化が生じ、色の沈
みも起り、色再現性に劣る。また塗膜強度も低下する。
また、累積空隙容積Vsが0.2〜0.6j/gであっ
ても、その平均孔径φgが小さいものにおいては、比較
例3にみられるように融着が生じる。
また比較例1.2.6におけるように平均孔径が大きい
場合表面性が悪化し発色濃度低下が生じる。
上述したところから明らかなように、本発明によるとき
は、高い飽和濃度、すなわち高い染色性を得ることがで
き高い発色濃度を得ることができると共に、熱融着の問
題がなく、記録層として高い表面強度が得られ、高濃度
印字の白化が改善された。すなわち、累積空隙容積Vs
が0.2cd/g未満の小さい値では、染料受容液の浸
み込みが生じにくり、染料の拡散が不充分となり、表面
が受容体ないしはインクによって覆われてしまって滑面
となることによって熱融着が生じ易くなり、しかも空隙
の存在による受容体の浸み込みが小さいが故にその受容
体の実質的量が小さくなることによって染料の受容能力
が低くなり飽和濃度が低くなるものと思われる。またこ
の累積空隙容積Vsが0.6cm3/gを超える大きい
値をとると、塗膜強度が低−下し、また染料が塗布層内
部に拡散して白化の発生、色の沈み、色再現性の劣化を
示す。
また平均孔径φgが0.2μm未満の小さい値をとると
染料受容液の浸み込みが生じにくく受容体の実質的量が
小さくなって飽和濃度が低下し、また染料によって表面
が埋められ熱融着が生じ易くなり、φgが2μmを超え
る大きい値となると、表面性が悪化すると共に、染料の
拡散距離が大となること、また染料受容体の表面積が小
さくなることによって飽和濃度が低下するものと思われ
る。
而、本発明による印画紙に用いる顔料としては、上述し
た例に限られるものではなく、白色ないしは透明であり
、耐熱性を有するタルク、軽質炭化カルシウム、カオリ
ン・クレイ、硫酸バリウム、サテンホワイト、アルミナ
等の一般顔料を用いることができる。
また、バインダは、上述したPVAのほかにカゼイン等
の蛋白接着剤、澱粉、合成ラテックス、セルロース誘導
体等を用いることができる。
更に記録層が構成する塗布層を形成する塗布液中の固形
分(R料)の量Pとバインダの量Bとの比(重量’J 
 P/Bは最終的に得ようとする累積空隙容積、平均化
孔径に応じて選ばれる。
更に記録層を構成する塗布層の塗布量は、2〜20g/
n?が望ましく、これは2g/rrf未満では基材(支
持体)の被覆が不充分となること、また塗布層の染料受
容体を吸収する能力が不足して熱融着の問題が生じ、2
0g/rrrを超えると染料が塗布層内部に拡散し、濃
度が低下することによる。
更に染料受容体の記録層中の含浸量は0.5〜5g/r
dc更に好ましくは1〜3g/rrr)が望ましく、こ
れは0.5g/rr1未満では塗布層表面の染料受容体
の量が不足し低濃度となり、5g/ rdを超えるとオ
ーバーフローして表面に膜が生じ易くなって熱融着の原
因となることによる。そして、この染料受容体としては
上述したポリエステル樹脂のほかにエポキシ樹脂、アセ
テート樹脂、ナイロン樹脂を用いることができる。
〔発明の効果〕
上述したように、本発明印画紙によれば高い発色濃度を
得ることができると共にインクリボンとの熱融着の問題
を解消できるので、すぐれた画質のハードコピーを得る
ことができ、実用に供してその利益は大である。
尚、本発明による印画紙においても、その記録層を覆っ
てこれを保護するための透明カバーフィルムを積層被着
して記録層の物理的、化学的保護や、褪色防止等を行う
ことができる。
このカバーフィルムについては、本出願人の出願に係る
特願昭58−192959号出願、或いは実願昭59−
161609号出願によってその提案がなされ°ζいる
ところである。
【図面の簡単な説明】
・第1図は本発明による熱記録用印画紙の各実施例の特
性を示す表面、第2図は本発明印画紙と比較される各比
較例の特性を示す表面、第3図は熱記録プリンターの構
成図である。 (1)は印画紙、(3)はインクリボン、(4)は加熱
ヘッドである。 第3図 手続補正書 1、事件の表示 昭和60年特 許 願 第 90275号2、発明の名
称 熱記録用印画紙 3、補正をする者 事件との関係   特許出願人 住 所 東京部品用図化品用6丁目7番35号名称(2
18)ソニー株式会社 代表取締役 大 賀 典 雄 (他1名) 4、代理人 住 所 東京都新宿区西新宿1丁目8番1号置 03−
343−5821代 (新宮ビル)(1)  明細書中
、第1頁7行r (1974) Jをr (1970)
 Jと訂正する。 (2)同、第11頁8行「比較例1〜5」を「比較例1
〜6」と訂正する。 (3)同、第13頁16〜18行「染料受容液・・・な
いしは」を「染料の受容能力が低くなり、表面が」と訂
正する。 (4)同、同頁20行〜第14頁2行「空隙・・・低く
なり」を「染料の拡散が不充分となり」と訂正する。 (5)同、第14頁8〜9行「染料受容液・・・また」
を削除する。 (6)同、同頁17行「軽質炭化」を「軽質炭酸」と訂
正する。 (7)同、第15頁7行「平均化孔径」を「平均孔径」
と訂正する。 以上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (a)支持体上に、昇華性染料を含有する色材層と接触
    し熱によって上記染料の転移を受ける染料受容層を設け
    た熱記録用印画紙において、 (b)染料受容層をフィルム面上に設けた場合の該染料
    受容層の累積空隙容積が0.2〜0.6cm^3/gで
    あり、 (c)平均孔径が0.2〜2μmであることを特徴とす
    る熱記録用印画紙。
JP60090275A 1985-04-26 1985-04-26 熱記録用印画紙 Pending JPS61248792A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60090275A JPS61248792A (ja) 1985-04-26 1985-04-26 熱記録用印画紙
US06/855,635 US4746646A (en) 1985-04-26 1986-04-25 Printing paper for thermal transfer printing
DE8686105771T DE3677404D1 (de) 1985-04-26 1986-04-25 Druckpapier fuer waermeuebertragungsdruck.
EP86105771A EP0199368B1 (en) 1985-04-26 1986-04-25 Printing paper for thermal transfer printing

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6259090A (ja) * 1985-09-09 1987-03-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd 熱転写記録方法
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