JPS6124824Y2 - - Google Patents

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JPS6124824Y2
JPS6124824Y2 JP14026779U JP14026779U JPS6124824Y2 JP S6124824 Y2 JPS6124824 Y2 JP S6124824Y2 JP 14026779 U JP14026779 U JP 14026779U JP 14026779 U JP14026779 U JP 14026779U JP S6124824 Y2 JPS6124824 Y2 JP S6124824Y2
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JP
Japan
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gas
damper
compartment
fan
outside
Prior art date
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JP14026779U
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English (en)
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JPS5658032U (ja
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  • Respiratory Apparatuses And Protective Means (AREA)
  • Ventilation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は外部と遮断された室や各種の槽等の区
画内において、その区画内におけるガス発生を検
知し、直ちにそれを排出せしめるガス排出装置に
関するものである。
近年、鉄筋コンクリート製等の居住用建築物及
び産業用建築物や油槽で、その内部が外気と遮断
された密閉構造になつているいわゆる区画内にお
いて、都市ガス、プロパンガスその他の有毒ガス
発生による事故が多発し、問題とされている。
そこで、その区画内にガスの検知器を内設し、
有毒ガス発生の際にはそのガスの検知に連動して
その区画を構成する側壁に設けたエアフアン等を
始動せしめ、新鮮な空気を槽内に送入すると共
に、一方、その区画の側壁に設けたガス排出路か
らその有毒ガスを外部に排出するガス排出装置が
使用されているが、一般にガス排出路内にはその
区画内と外部とを遮断する排気ダンパが設けられ
ておらず、区画内の空気を区画外の外気と遮断す
る必要のある場合には特に問題がある。
また、有毒ガス発生時にのみそのガス排出路を
開放し、通常はそのガス排出路を閉鎖する排気ダ
ンパを設け、ガス検知器のガス検知に連動してそ
の排気ダンパの開閉を制御せしめることも可能で
はあるが、その制御装置が複雑になり、かつ、非
常にコストが嵩むという問題があつた。
そこで、本考案は前記の問題点を解消するため
になされたものであり、常時は区画内と区画外と
を遮断するように空気供給路及びガス排出路共に
それぞれ空気ダンパ及び排気ダンパで閉鎖せし
め、ガス発生時には、ガス検知器のガス検知に連
動して空気供給路及びガス排出路共に開放せし
め、フアンにより新鮮な空気を区画内に送入し、
そして区画内のガスを排出できる、構造の簡単な
ガス排出装置を安価に提供することを目的とした
ものである。
前記目的を達成するために本考案は、区画内と
区画外とを連通する第1気体通路と、これに併設
された第2気体通路を有し、第1気体通路の一端
にはフアンの吐出口が接続され、他端には気体排
出方向に開放する第1ダンパが設けられ、前記第
2気体通路の一端には前記第1ダンパが開となる
と共に開となる第2ダンパを有し、前記フアンは
ガス検知器の検知に連動して始動され、このフア
ンの始動に伴つて前記第1および第2ダンパが開
となるように構成される。
以下図面を参照して本考案の実施例を説明す
る。
第1図の斜視図及び第2図の側断面図に示すの
は、本考案の実施例におけるガス排出装置1であ
り、このガス排出装置1は、区画内2と区画外3
とを仕切る側壁4の床部5に近い部分に設けられ
ており、その上部にはフアン6を内設せる第1気
体通路7が設けられ、この第1気体通路7には区
画内2側に片開き状態で開放可能な第1ダンパ8
が設けられ、この第1ダンパ8の閉時には圧縮コ
イルスプリング9を押圧した状態になつているの
で、この第1ダンパ8は区画内2側に開放するよ
うに絶えず付勢されている。
また、ガス排出装置1の下部には区画内2と区
画外3との間を連通する第2気体通路10が併設
され、第2気体通路10には区画内2側に片開き
状態で開放可能な第2ダンパ11が設けられてお
り、この排気ダンパ11は、排気ダンパ11に固
設されたフツク掛け12とガス排出装置1に固定
された軸14を支点に回動可能なフツク13との
係止によつて閉鎖状態を保ち、更に、その状態で
上記軸14よりも上部に張架された引張コイルス
プリング15によつてその閉鎖状態を確実にして
いる。
また、第2ダンパ11の上部11Aは第1ダン
パ8の下部に覆い重なるように配設されており、
第1ダンパ11の閉時には第2ダンパ11の上部
11Aにより第1ダンパ8を閉鎖状態に係止せし
め第2ダンパ11の開放時には、第1ダンパ8は
圧縮コイルスプリング9により区画内に押し出さ
れると共に、フアン6からの供給空気圧によつて
も開放されるようになつている。
そこで、第3図の接続図に示すように、区画内
2に設けられたガス検知器16のガス検知に連動
して始動されるフアン6には、その回転部分に作
動子17を固設せしめ、フアン6が始動するとこ
の作動子17がフツク13の先端を下方に押圧す
るようになつており、それにより引張りコイルス
プリング15は軸14よりも下部に張架されるこ
とになり、フツク13とフツク掛け12との係止
が外れると共に、第2ダンパ11は圧縮コイルス
プリング9の作用により区画内2側に押出され、
自重により開放される。
次に、本考案の実施例におけるガス排出装置1
の作動について説明すると、常時は第1ダンパ8
を閉じ、第2ダンパ11の上部11Aが第1ダン
パ8の下部に覆い重なるように第2図に示すよう
な閉鎖状態にして置くと共に、第3図のマスタス
イツチMSを“ON”にしておく。
そこで、区画内2においてガス検知器16がガ
ス発生を検知すると、ガススイツチGSWが
“ON”となり、リレーコイルR18が励磁さると
共に、リレー接点R1が“ON”になり、フアン6
に直結したフアンモータM19が回転する。
フアン6が回転すると、フツク13の先端を作
動子17が瞬間的に下方に押圧しフツク13とフ
ツク掛け12とが外れ、圧縮コイルスプリング9
の作用により排気ダンパ11及び空気ダンパ8を
第2図の仮想線の位置まで開く。
それと同時に、第1気体通路7から新鮮な空気
が矢印Aのごとく区画内2に供給されると共に、
区画内2のガスは矢印Gのごとく第2気体通路1
0から区画外3に排出される。
なお、上記実施例では第1ダンパ8がフアン6
側から区画内2側に開放するように圧縮コイルス
プリング9を設けているが、この圧縮コイルスプ
リング9を設けずにフアン6からの供給空気圧力
のみによつても第1ダンパ8を槽内2側に開放す
るように付勢することも可能である。
また、フアン6の始動に連動して、第2ダンパ
11が開放する機構についても上記実施例のごと
き機械的な機構のものに限定するものではなく、
電気的その他の機構のものを用いてもよい。
従つて、本考案のガス排出装置を居住用建築物
及び産業用建築物などで、その内部が外部と遮断
された区画内のガス排出装置に適用すれば、その
区画内における有毒ガスの発生時に直ちに新鮮な
空気を送入すると同時に、ガスは区画外に排出す
るので有毒ガス発生時の災害を防止する上で有効
であり、更に通常状態においては、その空気供給
路及びガス排出路を常に閉鎖状態に保持できるの
で、その区画内の空気を区画外の外気と遮断する
必要のある場合には特に有効である。
なお、本考案の実施例においては、フアン6を
区画外3側に設けた例を示したが、区画内2にフ
アン6を設け、7をガス排出用の通路とし、10
を新鮮な空気の供給用の通路としてもよい。
また、本考案のガス排出装置は構造も簡単であ
り、かつ、コンパクトであり、その製作コストも
極めて安価であるので、一般居住用建築物等にも
容易に適用できるという利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例におけるガス排出装置
の一部切断の斜視図、第2図は第1図のガス排出
装置の側断面図、第3図は第1図のガス排出装置
の電気接続図である。 1……ガス排出装置、2……区画内、3……区
画外、6……フアン、7……第1気体通路、8…
…第1ダンパ、9……圧縮コイルスプリング、1
0……第2気体通路、11……第2ダンパ、12
……フツク掛け、13……フツク、16……ガス
検知器、17……作動子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 区画内と区画外とを連通する第1気体通路と、
    これに併設された第2気体通路を有し、第1気体
    通路の一端にはフアンの吐出口が接続され、他端
    には気体排出方向に開放する第1ダンパが設けら
    れ、前記第2気体通路の一端には前記第1ダンパ
    が開となると共に開となる第2ダンパを有し、前
    記フアンはガス検知器の検知に連動して始動さ
    れ、このフアンの始動に伴つて前記第1および第
    2ダンパが開となるように構成してなるガス排出
    装置。
JP14026779U 1979-10-09 1979-10-09 Expired JPS6124824Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14026779U JPS6124824Y2 (ja) 1979-10-09 1979-10-09

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14026779U JPS6124824Y2 (ja) 1979-10-09 1979-10-09

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5658032U JPS5658032U (ja) 1981-05-19
JPS6124824Y2 true JPS6124824Y2 (ja) 1986-07-25

Family

ID=29371607

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14026779U Expired JPS6124824Y2 (ja) 1979-10-09 1979-10-09

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JPS5658032U (ja) 1981-05-19

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