JPS6120369Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6120369Y2 JPS6120369Y2 JP11012282U JP11012282U JPS6120369Y2 JP S6120369 Y2 JPS6120369 Y2 JP S6120369Y2 JP 11012282 U JP11012282 U JP 11012282U JP 11012282 U JP11012282 U JP 11012282U JP S6120369 Y2 JPS6120369 Y2 JP S6120369Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- leaf spring
- hole
- gas pipe
- suspension rod
- spring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000725 suspension Substances 0.000 claims description 8
- 238000005553 drilling Methods 0.000 claims 1
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 2
- 101000982538 Homo sapiens Inositol polyphosphate 5-phosphatase OCRL Proteins 0.000 description 1
- 102100026724 Inositol polyphosphate 5-phosphatase OCRL Human genes 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Safety Valves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はガス管自動閉塞装置に関する。
地震などの咄差のさいにガス管の元栓を閉塞す
ることは身体の自由がきかないとか、慌てること
もあつて仲々実行し難いものである。本考案は斯
かる現状に鑑み建物の震動により自動的に確実な
閉塞動作を行うガス管自動閉塞装置を提供せんと
するものである。
ることは身体の自由がきかないとか、慌てること
もあつて仲々実行し難いものである。本考案は斯
かる現状に鑑み建物の震動により自動的に確実な
閉塞動作を行うガス管自動閉塞装置を提供せんと
するものである。
以下、本考案実施の一例を図面にもとづいて説
明する。
明する。
第1図は本考案装置の全体斜視図であつて、1
は装置の匣体である。こゝに匣体1の後方中央部
には縦方向にコ字状凹み2が形成されてあり、郭
凹み2内に対しガス管3が配設されるようなさし
めると共に、壁面4に対し適宜な止着手段を介し
て取付けられるようにする。
は装置の匣体である。こゝに匣体1の後方中央部
には縦方向にコ字状凹み2が形成されてあり、郭
凹み2内に対しガス管3が配設されるようなさし
めると共に、壁面4に対し適宜な止着手段を介し
て取付けられるようにする。
5は匣体2の前部板面aに配設される操作レバ
ーであつて、該レバー軸6は前板面a及び後板面
bに穿設した透孔7及び8を貫通して前記凹み2
内に配設されるガス管3と対応一致するようにな
されるのであり、且つ該軸先端はガス管3に取付
けた切換弁9の弁棒10と連結させてある。
ーであつて、該レバー軸6は前板面a及び後板面
bに穿設した透孔7及び8を貫通して前記凹み2
内に配設されるガス管3と対応一致するようにな
されるのであり、且つ該軸先端はガス管3に取付
けた切換弁9の弁棒10と連結させてある。
11は匣体内の前記レバー軸6と直交する下方
位置に配設される一定長の板バネである。こゝに
該板バネ11の一端は匣体内に配設した中間板1
2の後部位置に設けた軸承体13a、13bの支
持軸14に対しスプリング15を張在させて常時
上向きの弾撥力が作用するようにして取付けてあ
る。しかして該板の中間位置には次述する回転円
板の爪と係合するためのスリツト溝16が穿設さ
れてなり、且つ開放状態となる他端には後述する
震動錘の吊杆挿入用透孔17が穿設されてなる。
位置に配設される一定長の板バネである。こゝに
該板バネ11の一端は匣体内に配設した中間板1
2の後部位置に設けた軸承体13a、13bの支
持軸14に対しスプリング15を張在させて常時
上向きの弾撥力が作用するようにして取付けてあ
る。しかして該板の中間位置には次述する回転円
板の爪と係合するためのスリツト溝16が穿設さ
れてなり、且つ開放状態となる他端には後述する
震動錘の吊杆挿入用透孔17が穿設されてなる。
18は上記スリツト溝16の上方位置に於ける
レバー軸6に対し、一体的に取付けられてなる回
転円板であつて該板の円周上の1箇所には外周方
向に突出する状態の爪19が形成されてなり、且
つ該板18とコ字状凹み2の壁面bとの間にはス
プリング20を介在させて、上記レバー軸6が常
時反時計方向の回動力が付与されているようにな
つており、操作レバー5のノブpが下向きのさい
には上記回転円板18の爪19は板バネ11のス
リツト溝16内に位置し、且つ該円板18のスプ
リング20による反時計方向の回動力で爪19の
先端がスリツト溝16の内縁kと係合し、該係合
によりレバー軸6の回動が阻止されるようになつ
ており、この状態のとき切換弁9の弁孔は開放さ
れてガス管3内のガス流出が行われるようになつ
ている。
レバー軸6に対し、一体的に取付けられてなる回
転円板であつて該板の円周上の1箇所には外周方
向に突出する状態の爪19が形成されてなり、且
つ該板18とコ字状凹み2の壁面bとの間にはス
プリング20を介在させて、上記レバー軸6が常
時反時計方向の回動力が付与されているようにな
つており、操作レバー5のノブpが下向きのさい
には上記回転円板18の爪19は板バネ11のス
リツト溝16内に位置し、且つ該円板18のスプ
リング20による反時計方向の回動力で爪19の
先端がスリツト溝16の内縁kと係合し、該係合
によりレバー軸6の回動が阻止されるようになつ
ており、この状態のとき切換弁9の弁孔は開放さ
れてガス管3内のガス流出が行われるようになつ
ている。
21は震動錘であつて第2図に示す如く分銅2
1aと吊杆21bとからなり、吊杆上部には吊杆
と直角をなす水平方向に円板21cが取付けられ
てなり、また中間位置には半球状の軸受体21d
を嵌入させ止めネジ22を使用して吊杆の任意位
置に取付けられる構成である。しかして、該震動
錘21は円板21cが上方にあるようにして板バ
ネ11の透孔17から下方に向つて挿入させ、こ
のさい透孔17と対応一致する中間板12には上
記半球状の軸受体21dを支持するに充分なる大
きさと同形状の彎曲面を有する透孔23が穿設さ
れていて、該位置で半球状の軸受体21dを吊杆
21bに対し、吊杆上部の円板21cが板バネ1
1の上面と接触状態となる関係に取付け、この状
態で吊杆21bを中間板12に対し揺動自在に支
持するようになすのであり、且つ吊杆21bの上
端部には分銅21aを取付けせしめる。なお、2
4は匣体前壁面に設けたストツパーである。
1aと吊杆21bとからなり、吊杆上部には吊杆
と直角をなす水平方向に円板21cが取付けられ
てなり、また中間位置には半球状の軸受体21d
を嵌入させ止めネジ22を使用して吊杆の任意位
置に取付けられる構成である。しかして、該震動
錘21は円板21cが上方にあるようにして板バ
ネ11の透孔17から下方に向つて挿入させ、こ
のさい透孔17と対応一致する中間板12には上
記半球状の軸受体21dを支持するに充分なる大
きさと同形状の彎曲面を有する透孔23が穿設さ
れていて、該位置で半球状の軸受体21dを吊杆
21bに対し、吊杆上部の円板21cが板バネ1
1の上面と接触状態となる関係に取付け、この状
態で吊杆21bを中間板12に対し揺動自在に支
持するようになすのであり、且つ吊杆21bの上
端部には分銅21aを取付けせしめる。なお、2
4は匣体前壁面に設けたストツパーである。
本考案装置は以上の如く構成してなり、本考案
装置はガス管3の元栓の手前位置に配設される。
しかして、常時は第1図で示される状態で使用し
ているのであり、今地震などにより建物が震動す
ることにより、震動錘21が前後左右或は何れか
の方向に揺れると、第3図に示す如く板バネ11
が円板21cで押圧されて下降し、回転円板18
の爪19と板バネ11のスリツト溝16との係合
が外れ、レバー軸6が反時計方向に回動させられ
ることにより切換弁を閉塞するようになすのであ
る。このさいレバー軸の必要以上の回動は操作レ
バー5がストツパー24と接触することにより阻
止されるようになつている。(第4図参照) 上記実施例では元栓の手前位置に配設し元栓と
は別の二重安全装置となるようにして使用したも
のであるが、元栓と兼用する状態で使用すること
ができる。即ち、第1図例で平素は操作レバー5
を手動で時計方向に90゜程度回動させることによ
り、切換弁を回動させてガスの流出が閉塞される
ようになすのであり、このさい操作レバー5の停
止位置には別のストツパー(図示せず)を設けて
余分な回動が行われないようにして置く。なお、
本考案に於いて地震により自動的に閉塞されたと
き、ガスの流通を元の開放状態に戻すためには操
作レバー5を第4図示例で時計方向に回動させれ
ば良いのであり、これにより回転円板18の爪1
9と板バネ11のスリツト溝16との係合が再び
自動的に行われるのである。なお、25は匣体側
面部に設けた開閉扉であり、震動錘21の調整や
取換え或は保守点検のさいの便利のために供され
るが、匣体の前板部に設けるようにしても良い。
装置はガス管3の元栓の手前位置に配設される。
しかして、常時は第1図で示される状態で使用し
ているのであり、今地震などにより建物が震動す
ることにより、震動錘21が前後左右或は何れか
の方向に揺れると、第3図に示す如く板バネ11
が円板21cで押圧されて下降し、回転円板18
の爪19と板バネ11のスリツト溝16との係合
が外れ、レバー軸6が反時計方向に回動させられ
ることにより切換弁を閉塞するようになすのであ
る。このさいレバー軸の必要以上の回動は操作レ
バー5がストツパー24と接触することにより阻
止されるようになつている。(第4図参照) 上記実施例では元栓の手前位置に配設し元栓と
は別の二重安全装置となるようにして使用したも
のであるが、元栓と兼用する状態で使用すること
ができる。即ち、第1図例で平素は操作レバー5
を手動で時計方向に90゜程度回動させることによ
り、切換弁を回動させてガスの流出が閉塞される
ようになすのであり、このさい操作レバー5の停
止位置には別のストツパー(図示せず)を設けて
余分な回動が行われないようにして置く。なお、
本考案に於いて地震により自動的に閉塞されたと
き、ガスの流通を元の開放状態に戻すためには操
作レバー5を第4図示例で時計方向に回動させれ
ば良いのであり、これにより回転円板18の爪1
9と板バネ11のスリツト溝16との係合が再び
自動的に行われるのである。なお、25は匣体側
面部に設けた開閉扉であり、震動錘21の調整や
取換え或は保守点検のさいの便利のために供され
るが、匣体の前板部に設けるようにしても良い。
本考案装置は以上の如く構成してなり、簡単な
構造で安価に製造できるのであり、また全体的に
コンパクトな構造で従来のガス管に対しても体裁
良く取付けられるのであり、且つ交換も自由に行
い得る。なお、新築のさいは壁面に対して埋込式
にも設けることのできるものである。
構造で安価に製造できるのであり、また全体的に
コンパクトな構造で従来のガス管に対しても体裁
良く取付けられるのであり、且つ交換も自由に行
い得る。なお、新築のさいは壁面に対して埋込式
にも設けることのできるものである。
本考案品を取付けておけば地震災害時に台所か
ら離れた位置に居ても、或は危険のために動けな
かつたり吐差に身体の自由がきかなくなつても自
動的にガス管を閉めることができて非常に安全と
なるものである。
ら離れた位置に居ても、或は危険のために動けな
かつたり吐差に身体の自由がきかなくなつても自
動的にガス管を閉めることができて非常に安全と
なるものである。
第1図は本考案装置の全体斜視図、第2図は震
動錘の部分斜視図、第3図は作用説明図、第4図
はガス管を閉塞した状態の全体斜視図である。 1……匣体、3……ガス管、5……操作レバ
ー、6……レバー軸、9……切換弁、10……弁
棒、11……板バネ、12……中間板、15……
スプリング、16……スリツト溝、18……回転
円板、19……爪、20……スプリング、21…
…震動錘、21a……分銅、21b……吊杆、2
4c……ストツパー。
動錘の部分斜視図、第3図は作用説明図、第4図
はガス管を閉塞した状態の全体斜視図である。 1……匣体、3……ガス管、5……操作レバ
ー、6……レバー軸、9……切換弁、10……弁
棒、11……板バネ、12……中間板、15……
スプリング、16……スリツト溝、18……回転
円板、19……爪、20……スプリング、21…
…震動錘、21a……分銅、21b……吊杆、2
4c……ストツパー。
Claims (1)
- 匣体の後部縦方向にコ字状の凹みを設け、ガス
管が嵌入されるようなさしめると共に、匣体前部
から後部凹みに向う水平方向にガス管の切換弁を
作動するようになすためのレバー軸を設け、該軸
には爪をその外周縁部の一部に有する回転円板を
一体的に固設し、且つ該板にはスプリングを取付
けてレバー軸が常時は反時計方向に回動するよう
なさしめ、また上記回転円板の位置する下方には
該円板の爪と係合可能となるスリツト構の穿設さ
れた板バネを配設し、且つ該板バネの一端にはス
プリングを取付けて常時は上方に向う回動力が付
与されるようなさしめるのほか、該板バネの他端
には透孔を穿設して板バネ上面と接触する状態の
水平板を取付けた吊杆を挿入させると共に、上記
透孔と対応する中間板位置には該吊杆の通過する
透孔を穿設し、該透孔と対応する吊杆位置には軸
受体を止着させ、且つ吊杆下部には分銅を備えた
震動錘が上記軸承体を支点として揺動自在に支持
させた構成を特徴とするガス管自動閉塞装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11012282U JPS5913760U (ja) | 1982-07-19 | 1982-07-19 | ガス管自動閉塞装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11012282U JPS5913760U (ja) | 1982-07-19 | 1982-07-19 | ガス管自動閉塞装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5913760U JPS5913760U (ja) | 1984-01-27 |
JPS6120369Y2 true JPS6120369Y2 (ja) | 1986-06-19 |
Family
ID=30256250
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11012282U Granted JPS5913760U (ja) | 1982-07-19 | 1982-07-19 | ガス管自動閉塞装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5913760U (ja) |
-
1982
- 1982-07-19 JP JP11012282U patent/JPS5913760U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5913760U (ja) | 1984-01-27 |
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