JPS6124751Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6124751Y2 JPS6124751Y2 JP9923080U JP9923080U JPS6124751Y2 JP S6124751 Y2 JPS6124751 Y2 JP S6124751Y2 JP 9923080 U JP9923080 U JP 9923080U JP 9923080 U JP9923080 U JP 9923080U JP S6124751 Y2 JPS6124751 Y2 JP S6124751Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotating body
- link
- stationary
- axis
- rotating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 7
- 238000000926 separation method Methods 0.000 claims description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 230000001151 other effect Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Transmission Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は回動装置、詳しくは、直線運動を2
つのリンクおよび2つの回動体により180度以上
の回動運動に交換する装置に関する。
つのリンクおよび2つの回動体により180度以上
の回動運動に交換する装置に関する。
従来、直線運動を回動運動に交換する回動装置
として種々のものが提供されているが、さらに、
交換効率の良い、小型、かつ製作容易な回動装置
が必要とされている。
として種々のものが提供されているが、さらに、
交換効率の良い、小型、かつ製作容易な回動装置
が必要とされている。
この考案はこのような要求を満足させるために
なされたもので、静止体に一端が回動自在に連結
たれた第1リンクと、静止体の軸線回りに回動可
能な第1回動体と、第1回動体に一端が回動自在
に連結された第2リンクと、静止体の軸線回りに
第1回動体と同一方向に回動可能な第2回動体
と、第2回動体に固定された前記第1、第2リン
クの他端を静止体の軸線に対して接近離隔させる
接近離隔機構と、を備え接近離隔機構を作動させ
ることにより第1回動体を静止体に対して大きく
回動させるようにすることにより、上記要求を満
足させることを目的としている。
なされたもので、静止体に一端が回動自在に連結
たれた第1リンクと、静止体の軸線回りに回動可
能な第1回動体と、第1回動体に一端が回動自在
に連結された第2リンクと、静止体の軸線回りに
第1回動体と同一方向に回動可能な第2回動体
と、第2回動体に固定された前記第1、第2リン
クの他端を静止体の軸線に対して接近離隔させる
接近離隔機構と、を備え接近離隔機構を作動させ
ることにより第1回動体を静止体に対して大きく
回動させるようにすることにより、上記要求を満
足させることを目的としている。
以下、この考案を図面に基づいて説明する。
第1、第2は、この考案の第1実施例を示す図
である。まず、構成を説明すると、1は円柱状の
静止体であり、この静止体1は図外の固定体に固
定されている。静止体1上端面には穴2が形成さ
れており、この穴2は静止体1の軸線上に位置し
ている。3は第2回動体であり、この第2回動体
3の上端面、および下端面にはその軸線上にそれ
ぞれ軸4および軸5が形成されている。そして、
この第2回動体3はその軸5が穴2に挿入される
ことにより静止体1に回動自在に支持されてい
る。6はその軸線上に貫通孔7が形成された第1
回動体であり、この第1回動体6の貫通孔7に前
記軸4が挿入されることにより、第1回動体6は
第2回動体3に回動自在に支持されている。すな
わち、第1回動体6および第2回動体3はそれぞ
れ静止体1の軸線回りに回動可能となつている。
第2回動体3には放射方向に延在する接近離隔機
構としてのシリンダ8が貫通して固定されてお
り、このシリンダ8は突出あるいは引つ込み可能
なロツド9を有している。ロツド9の先端には円
筒状の取り付け部材10が設けられており、この
取り付け部材10の軸線は第2回動体3の軸線と
平行関係にある。前記静止体1および第1回動体
6の外周面にはそれぞれ鍔11および鍔12が設
けられており、これら鍔11と鍔12とはロツド
9に対して軸対称の位置にある。鍔11には弧状
の第1リンク13の一端がピン14を介して回動
自在に連結されており、第1リンク13の他端は
取り付け部材10内に挿入固定されたピン15の
下端に回動自在に連結されている。また、鍔12
には弧状の第2リンク16の一端がピン17を介
して回動自在に連結されており、第2リンク16
の他端は取り付け部材10のピン15の上端に回
動自在に連結されている。
である。まず、構成を説明すると、1は円柱状の
静止体であり、この静止体1は図外の固定体に固
定されている。静止体1上端面には穴2が形成さ
れており、この穴2は静止体1の軸線上に位置し
ている。3は第2回動体であり、この第2回動体
3の上端面、および下端面にはその軸線上にそれ
ぞれ軸4および軸5が形成されている。そして、
この第2回動体3はその軸5が穴2に挿入される
ことにより静止体1に回動自在に支持されてい
る。6はその軸線上に貫通孔7が形成された第1
回動体であり、この第1回動体6の貫通孔7に前
記軸4が挿入されることにより、第1回動体6は
第2回動体3に回動自在に支持されている。すな
わち、第1回動体6および第2回動体3はそれぞ
れ静止体1の軸線回りに回動可能となつている。
第2回動体3には放射方向に延在する接近離隔機
構としてのシリンダ8が貫通して固定されてお
り、このシリンダ8は突出あるいは引つ込み可能
なロツド9を有している。ロツド9の先端には円
筒状の取り付け部材10が設けられており、この
取り付け部材10の軸線は第2回動体3の軸線と
平行関係にある。前記静止体1および第1回動体
6の外周面にはそれぞれ鍔11および鍔12が設
けられており、これら鍔11と鍔12とはロツド
9に対して軸対称の位置にある。鍔11には弧状
の第1リンク13の一端がピン14を介して回動
自在に連結されており、第1リンク13の他端は
取り付け部材10内に挿入固定されたピン15の
下端に回動自在に連結されている。また、鍔12
には弧状の第2リンク16の一端がピン17を介
して回動自在に連結されており、第2リンク16
の他端は取り付け部材10のピン15の上端に回
動自在に連結されている。
次に作用を説明する。
まず、第3図aに示す状態において、図外の油
圧装置を作動させシリンダ8のロツド9がシリン
ダ8内に引つ込むように移動させる。この移動に
より取り付け部材10に連結された第1リンク1
3および第2リンク16の他端は静止体1の軸線
に対して接近する。このとき、この移動すなわち
直線運動の力は第1リンク13および第2リンク
16を介して静止体1および第1回動体6に伝達
されることとなるが、静止体1へ伝達される力は
第2回動体3に対して反力として作用するため、
第3図aに示すように、第2回動体3は矢印A方
向に回動する。さらに、第1回動体6は前記反力
および第2リンク16を介して伝達されるロツド
9の直線運動の力により第2回動体3と同一方
向、すなわち、矢印A方向に第2回動体3より大
きく回動する。これら第1回動体6および第2回
動体3の回動をさらに詳しく説明すると、第3図
aに示すロツド9がシリンダ8より突出した状態
から第3図bに示すロツド9がシリンダ8内に引
つ込んだ状態に移つたときには、第3図bに示す
ように第2回動体3は静止体1に対して角度Bだ
け回動する。このとき、第1回動体6は第2回動
体3に対して同角度Bだけ回動する。すなわち、
第1回動体6は静止体1に対して第2回動体3の
2倍の角度2B、すなわち、360度近くまで、回
動することとなる。次に、油圧装置の作動により
ロツド9をシリンダ8から突出するよう移動さ
せ、第1、第2リンク13,16の他端を静止体
1の軸線から離隔したときには、前述と全く逆の
作用により第1回動体6および第2回動体3は矢
印Aと逆の方向に回動し第3図aの状態になる。
圧装置を作動させシリンダ8のロツド9がシリン
ダ8内に引つ込むように移動させる。この移動に
より取り付け部材10に連結された第1リンク1
3および第2リンク16の他端は静止体1の軸線
に対して接近する。このとき、この移動すなわち
直線運動の力は第1リンク13および第2リンク
16を介して静止体1および第1回動体6に伝達
されることとなるが、静止体1へ伝達される力は
第2回動体3に対して反力として作用するため、
第3図aに示すように、第2回動体3は矢印A方
向に回動する。さらに、第1回動体6は前記反力
および第2リンク16を介して伝達されるロツド
9の直線運動の力により第2回動体3と同一方
向、すなわち、矢印A方向に第2回動体3より大
きく回動する。これら第1回動体6および第2回
動体3の回動をさらに詳しく説明すると、第3図
aに示すロツド9がシリンダ8より突出した状態
から第3図bに示すロツド9がシリンダ8内に引
つ込んだ状態に移つたときには、第3図bに示す
ように第2回動体3は静止体1に対して角度Bだ
け回動する。このとき、第1回動体6は第2回動
体3に対して同角度Bだけ回動する。すなわち、
第1回動体6は静止体1に対して第2回動体3の
2倍の角度2B、すなわち、360度近くまで、回
動することとなる。次に、油圧装置の作動により
ロツド9をシリンダ8から突出するよう移動さ
せ、第1、第2リンク13,16の他端を静止体
1の軸線から離隔したときには、前述と全く逆の
作用により第1回動体6および第2回動体3は矢
印Aと逆の方向に回動し第3図aの状態になる。
第4図はこの考案の第2実施例を示す図であ
る。なお、前述の第1実施例と同一部分には図面
に同一符号を付すに留め詳細な説明は省略すると
ともに異なる部分のみを説明する。
る。なお、前述の第1実施例と同一部分には図面
に同一符号を付すに留め詳細な説明は省略すると
ともに異なる部分のみを説明する。
この実施例の構成を説明すると、第2回動体3
の外周面には接線方向に延在する切欠き21が形
成されており、この切欠き21には固定具22を
介してシリンダ8が固定されている。この固定具
22はガイド枠23を有しており、このガイド枠
23はロツド9が最も突出したときの先端の位置
まで延在している。ガイド枠23内にはロツド9
先端に固定された取り付け部材10が摺動可能に
支持されている。
の外周面には接線方向に延在する切欠き21が形
成されており、この切欠き21には固定具22を
介してシリンダ8が固定されている。この固定具
22はガイド枠23を有しており、このガイド枠
23はロツド9が最も突出したときの先端の位置
まで延在している。ガイド枠23内にはロツド9
先端に固定された取り付け部材10が摺動可能に
支持されている。
この実施例の作用は前述の第1実施例と同じで
あるので説明は省略する。
あるので説明は省略する。
第5図は、この考案の第3実施例を示す図であ
る。なお前述の第1実施例と同一部分には図面に
同一符号を付すに留め詳細な説明は省略するとと
もに異なる部分のみ説明する。
る。なお前述の第1実施例と同一部分には図面に
同一符号を付すに留め詳細な説明は省略するとと
もに異なる部分のみ説明する。
この実施例の構成を説明すると、第2回動体3
外周面には放射方向に延在する固定板25が固着
されており、この固定板25の先端部上面にはシ
リンダ8が固定されている。固定板25の後端部
には長孔26が形成されており、この長孔26は
ロツド9のストロークと同じ長さで第2回動体3
の固定板25の長手方向に延在している。固定板
25下方には第1リンク13が位置しており、こ
の第1リンク13の他端は長孔26を貫通する取
り付け部材10に固定されたピン15の下端に回
動自在に連結されている。一方、固定板25の上
方には第2リンク16が位置し、この第2リンク
16の他端は前記ピン15に回動自在に連結され
ている。
外周面には放射方向に延在する固定板25が固着
されており、この固定板25の先端部上面にはシ
リンダ8が固定されている。固定板25の後端部
には長孔26が形成されており、この長孔26は
ロツド9のストロークと同じ長さで第2回動体3
の固定板25の長手方向に延在している。固定板
25下方には第1リンク13が位置しており、こ
の第1リンク13の他端は長孔26を貫通する取
り付け部材10に固定されたピン15の下端に回
動自在に連結されている。一方、固定板25の上
方には第2リンク16が位置し、この第2リンク
16の他端は前記ピン15に回動自在に連結され
ている。
この実施例の作用は前述の第1実施例と、ロツ
ド9の突出あるいは引つ込みの作用に対応する第
1回動体6、第2回動体3の回動方向が全く逆に
なるだけで、他の作用は同じである。
ド9の突出あるいは引つ込みの作用に対応する第
1回動体6、第2回動体3の回動方向が全く逆に
なるだけで、他の作用は同じである。
以上、説明してきたように、この考案によれ
ば、回動効率のよい回動装置を得ることができ、
さらには、この回動装置は簡単な部材および機構
により構成されているため、容易に小型化でき、
製作も容易であるという効果が得られる。
ば、回動効率のよい回動装置を得ることができ、
さらには、この回動装置は簡単な部材および機構
により構成されているため、容易に小型化でき、
製作も容易であるという効果が得られる。
この考案による回動装置は、例えば、高所作業
車の作業台の首振り装置に用いることができる。
車の作業台の首振り装置に用いることができる。
第1図は本考案の第1実施例を示すその全体斜
視図、第2図は本考案の第1実施例を示すその側
面図、第3図a,bは本考案の第1実施例の作用
を説明する平面図、第4図は本考案の第2実施例
を示すその一部が破断された全体斜視図、第5図
は本考案の第3実施例を示すその全体斜視図であ
る。 1……静止体、3……第2回動体、13……第
1リンク、8……接近離隔機構(シリンダ)、6
……第1回動体、16……第2リンク。
視図、第2図は本考案の第1実施例を示すその側
面図、第3図a,bは本考案の第1実施例の作用
を説明する平面図、第4図は本考案の第2実施例
を示すその一部が破断された全体斜視図、第5図
は本考案の第3実施例を示すその全体斜視図であ
る。 1……静止体、3……第2回動体、13……第
1リンク、8……接近離隔機構(シリンダ)、6
……第1回動体、16……第2リンク。
Claims (1)
- 静止体と、静止体に一端が回動自在に連結され
た第1リンクと、静止体の軸線回りに回動可能な
第1回動体と、第1回動体に一端が回動自在に連
結された他端が前記第1リンクの他端に回動自在
に連結された第2リンクと、静止体の軸線回り第
1回動体と同一方向に回動可能な第2回動体と、
第2回動体に固定され前記第1、第2リンクの他
端を静止体の軸線に対して接近離隔させる接近離
隔機構と、を備え、接近離隔機構を作動させるこ
とにより第1回動体を静止体に対して第2回動体
より大きく回動させるようにしたことを特徴とす
る回動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9923080U JPS6124751Y2 (ja) | 1980-07-14 | 1980-07-14 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9923080U JPS6124751Y2 (ja) | 1980-07-14 | 1980-07-14 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5721857U JPS5721857U (ja) | 1982-02-04 |
JPS6124751Y2 true JPS6124751Y2 (ja) | 1986-07-25 |
Family
ID=29460904
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9923080U Expired JPS6124751Y2 (ja) | 1980-07-14 | 1980-07-14 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6124751Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-07-14 JP JP9923080U patent/JPS6124751Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5721857U (ja) | 1982-02-04 |
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