JPS61246099A

JPS61246099A - エキスパンシヨンフアイル

Info

Publication number: JPS61246099A
Application number: JP8952185A
Authority: JP
Inventors: 義人谷
Original assignee: ROKUKOU SHIKO KK
Current assignee: ROKUKOU SHIKO KK
Priority date: 1985-04-24
Filing date: 1985-04-24
Publication date: 1986-11-01
Anticipated expiration: 2005-04-24
Also published as: JPH0246160B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕この考案はフロッピーディスク、ファイル、その（Ｔｏ
書類を整理するためのエキスパンションファイルに関す
るものである。

〔従来の技術〕

従来、エキスパンションファイルは、使用時にはカバー
を開いて蛇腹状に形成した収納部を扇状に開口した状態
にでき、保存、持ち運びにはカバーを閉じてコンパクト
なバッグの状態にできるものであった。

このようなエキスパンションファイルでは収納部を開口
したままの状態にしておくことは難しく、すぐに倒れて
書類の出し入れが不便であった。

〔発明が解決しようとする問題点〕

このような問題点を解決するため、出願人はボックス状
の使用形態にも変形できるよう鋭意開発を行った。

その手段として、最初出願人は、蛇腹式の収納部を外装
によって前後、上下を包被したバッグ状のエキスパンシ
ョンファイルについて、前面板に収納部前面を貼り付け
、後面板を倒して蛇腹を伸長し、後面板に折曲自在に連
設するカバーを垂直に立て、該カバーに蛇腹の後面を面
接着テープ等によって固定することを考えた。しかし、
この手段では、カバーと後面板が折曲自在であるため、
蛇腹の収縮力に対抗するのに不充分であり、長期間使用
した場合、蛇腹が後方へ倒れるおそれがあった。従って
、この手段ではボックスタイプの使用形態を保持するの
は未だ不充分であると判断した。

そこで、本発明はバッグタイプの使用形態から従来の扇
形タイプの形態の他に、ボックスタイプの形態への変更
が可能であり、しかも安定してその形態を保持できるこ
とを目的としている。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明は、前後に二重に折り返した前面板（４）、底
面板（５）及び後面板（６）の間に、両側面（８）（８
）と、底面（９）に蛇腹（１０）を有し開口（１１）内
部に仕切板（１２）を設けた収納部（７）を介装し、後
面板（６）に収納部（７）の開口（１１）を開閉自在に
覆うカバー（１３）を連設し、前面板（４）の内板（２
）′を上片（１４）と下片（１５）に分けて相互に折曲
自在とし、収納部前面（１６）をこの下片（１５）の少
なくとも上部（１５ａ）に貼り付け、後面（１７）を後
面板（６）に貼り付けたものである。

〔作用〕

本発明の作用を以下に説明する。

この発明は蛇腹（１０）を縮め収納部（７）の開口（１
１）をカバー（１３）によって閉じれば、コンパクトな
バッグタイプの形態になる。

開口（１１）を開はカバー（１３，）を後方に倒すと共
に側面（８）の蛇腹（１０）を扇状に前方へ傾斜させれ
ば、扇形タイプの形態になる。

更に、前面板（４）の内板（２）を上片（１４）と下片
（１５）に分けて折曲自在とし、且つ収納部（７）の側
面（８）及び底面（９）に蛇腹（１０）を形成している
ので、書類が抜は落ちることなく収納部（７）を伸長し
、ボックス状の形態に保持することができる。

即ち、収納部（７）の前面（１６）を下片（１５）に接
着しているので、上片（１４）と下片（’１５　）を折
り曲げることにより下片（１５）が前方に移動し蛇腹（
１０）が伸長する。そして、下板（１５）が外板（３）
と略直角に立ち上がり、上下片（１４）、（１５）と外
板（３）一部によって直角三角形が構成されたとき蛇腹
（１０）が伸びた収納部（７）は安定した状態で保持さ
れる。

収納部（７）をこのボックスタイプに保持するには、三
角形構造が崩れないようにすることが必要であり、その
ため本発明は収納部前面（１６）を下片（１５）の少な
（とも上部（１５ａ　）に貼り付けている。従って、第
６図（ａ）に示すように、蛇腹（１０）の収縮力Ｆは三
角形構造の下片上部（１５ａ）だけに働き、この方Ｆを
上片（１４）と外板（３）がＡ方向に支えるので、三角
形構造は崩れることはない。従って、下片（１５）が後
方へ移動することはない。

これに対して、上片下部（１５ｂ　）に貼り付けた場合
、力Ｆは、Ｂ方向に働き第６図（ｂ）に示すように、下
片下部（１５ｂ　）だけを動かすように作用するため、
下片（１５）は後方に移動し収納部（７）は倒れてしま
う。

故に、三角形構造を保持するには、少なくとも下片上部
（１５ａ　）に収納部前面（１６）を貼り付ける必要が
ある。

〔実施例〕

本発明の一実施例を図面に基づき説明する。

第１図乃至第６図に示すように、本発明に係るエキスパ
ンションファイル（１）は内板（２）と外板（３）を折
り返した前面板（４）、底面板（５）及び後面板（６）
の間に、収納部（７）を介装したものである。

収納部（７）は両側面（８）（８）と、底面（９）に蛇
腹（１０）を有し、開口（１１）内部に仕切板（１２）
を多数配設している。

そして、上記開口（１１）を開閉自在に覆うカバー　（
１３）を後面板（６）に連設している。また、前面板（
４）の内板（２）を中央付近で上片（１４）と下片（１
５）に分けて相互に折曲自在としている。

収納部（）の前面（１６）をこの下片（１５）の全面に
貼り付け、同様に後面（１７）を後面板（６）全面に貼
り付けている。

以上の構成からなるエキスパンションファイル（１）は
、使用形態によって、保存や持ち運びに便利なバッグタ
イプ、検索に便利な扇形タイプ及び出し入れしやすいボ
ックスタイプの３つの形態からなり、目的に応じて簡単
に形状を変えることができるものである。

この３タイプの使用形態について説明する。

（１）バッグタイプの形態は、第３図に示すように、収
納部（７）の蛇腹（１０）を縮めてカバー（１３）を前
方に倒して開口（１１）を閉じ外板（３）の面接着テー
プ（１８）に接着するものである。収納部（７）は前面
板（４）、底面板（５）１１面板（６）及びカバー（１
３）によって前後、上下を包被される。

（２）扇形タイプは、第４図に示すように、カバー（１
３）を後方へ倒して開口（１１）を開けると共に前面板
（４）と後面板（６）をそれぞれ前後へ傾斜させて収納
部（７）を扇状に開口しその状態を保持するものである
。そして、バッグタイプにするには上記（１）の操作を
行えばよい。

（３）　　ボックスタイプは、第１図に示すように、外
板（３）が底になるようにエキスパンションファイル（
１）を変形し、前方において内板（２）を折り曲げて上
下片（１４）、（１５）と外板（３）の一部で直角三角
形を形成し蛇腹（１０）を伸長した状態に保持したもの
である。

次に、バッグタイプからボンタスクイブにする方法につ
いて第５図（ａｌ、（ｂ）、（Ｃ１に基づき説明する。

（１）先ず、第５図（ａｌに示すように、カバー（１３
）を後方（図中左方）に折り返して、開口（１１）を開
ける。

（２）第５図（ｂ）に示すように、前面板（４）を前方
に傾斜させる。前面板（４）は、上下片（１４）、（１
５）が直線であるので、蛇腹（１０）の収縮力により前
方へ倒伏することはない。

（３）次に、内板（２）の上片（１４）を第５図（Ｃ）
に示すＭ方向にせり出す。これにより、上下片（１４）
、（１５）は折れ曲がり下片（１５）は押し上げられな
がら前方へ移動する。そのため、蛇腹（１０）はやや縮
むので、抵抗がなくなった外板（３）は下方に倒れて底
面板（５）と直線状になる。

更に、上片（１４）を前方にせり出すと、下片（１５）
は外板（３）に対して垂直に立ち上下片（１４）、（１
５）と外板（３）の間で三角形構造が形成されボックス
タイプの使用形態となる（第１図）。

蛇腹（１０）の収縮力は下片（１５）にも、作用するが
、収納部（７）は下片上部（１５ａ　）に貼り付けられ
ているので、収縮力は上片（１４）と外板（３）によっ
て支えられ三角形構造が崩れることはない（第６図（ａ
））。従って、下片（１５）が後方へ引きずられて収納
部（７）が倒れることはない（第６図（ｂ））。

ボックスタイプをバッグタイプにするには、第５図（′
ｂ）のように、上下片（１４）、（１５）を直線上にし
外板（３）を立ち上げてからカバー（１３）を前方に折
り返せばよい。

尚、収納部（７）と下片（１５）との貼り付は箇所は少
なくとも下片上部（１５ａ　）に貼り付ければよい。

また、カバー（１３）の固定手段は、スナップその他の
手段であってもよい。

〔発明の効果〕

この発明の特有の効果を以下に説明する。

この発明は、蛇腹（１０）を有する収納部（７）を前面
板（４）と後面板（６）に貼り付けると共に前面板（４
）を二重に折り返して内板（２）を折り曲げ自在とした
ので、バッグタイプからボックスタイプに容易に変更で
きる。

しかも、収納部前面（１６）は前面板（４）の内板（２
）のうち下片（１５）の少なくとも上部（１５ａ）に貼
り付けたので、上下片（１４）、（１５）と外板（３）
とで形成する三角形構造は崩れることはなくボックス状
態を堅持できる。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第６図は本発明に係るエキスパンションファ
イルの図面であって、第１図はボックスタイプを上方か
ら見た斜視図、第２図は同じく下方から見た一部切欠き
を有する斜視図、第３図はバッグタイプの斜視図、第４
図は扇形タイプの斜視図、第５図（ａｌ、＜ｂ）、（ｃ
）はボックスタイプに変形する過程を示す正面図、第６
図（ａ）、（ｂ）は三角形構造と蛇腹の収縮力との関係
を示す正面である。（１）・・・エキスパンションファイル　（２）・・・
内板　（３）・・・外板　（４）・・・前面板　（６）
・・・後面板　（７）・・・収納部　（１０）・・・蛇
腹　（１１）・・・開口　（１２）・・・仕切板　（１
３）・・・カバー　（１４）・・・上片　（１５）・・
・下片　（１６）・・・収納部前面　（１７）・・・収
納部後面

Claims

【特許請求の範囲】

１、前後に二重に折り返した前面板（４）、底面板（５
）及び後面板（６）の間に、両側面（８）（８）と、底
面（９）に蛇腹（１０）を有し開口（１１）内部に仕切
板（１２）を設けた収納部（７）を介装し、後面板（６
）に収納部（７）の開口（１１）を開閉自在に覆うカバ
ー（１３）を連設し、前面板（４）の内板（２）を上片
（１４）と下片（１５）に分けて相互に折曲自在とし、
収納部前面（１６）をこの下片（１５）の少なくとも上
部（１５ａ）に貼り付け、後面（１７）を後面板（６）
に貼り付けたことを特徴とするエキスパンションファイ
ル。