JP3015542U - ファイルケース - Google Patents

ファイルケース

Info

Publication number
JP3015542U
JP3015542U JP1995002566U JP256695U JP3015542U JP 3015542 U JP3015542 U JP 3015542U JP 1995002566 U JP1995002566 U JP 1995002566U JP 256695 U JP256695 U JP 256695U JP 3015542 U JP3015542 U JP 3015542U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bellows
storage
plate
folds
bottom plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1995002566U
Other languages
English (en)
Inventor
治 石橋
Original Assignee
株式会社日本標準
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社日本標準 filed Critical 株式会社日本標準
Priority to JP1995002566U priority Critical patent/JP3015542U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3015542U publication Critical patent/JP3015542U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 冊子5の出し入れが便利で、厚さが収納冊数
の違いに対応し、破損しにくい構造のファイルケースを
提供する。 【構成】 表扉部1及び裏扉部2が背部3を介して互い
に連設され、裏扉部2の内側面に、蛇腹状側板41及び
蛇腹状底板42と、これら蛇腹状側板41及び蛇腹状底
板42の可動端に互いに直角な二辺が連設された扇形の
押さえ板43とからなる収納部4とを備え、背部3の内
側面には、表扉部1及び裏扉部2との間を上下に延びる
一対の境界折り目3a,3bと、この境界折り目3a,
3bの間にあって上下に互いに平行に延びる複数の中間
折り目3cが形成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば一連の叢書や書類等の収納や携帯に適したファイルケースに 関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種のファイルケースの典型的な従来例が、例えば実開平1−116683 号公報に開示されている。このファイルケースは、背表紙を介して連設された一 対の扉のうちいずれか一方の扉の内側面に収容箱が設けられているので、例えば 小学校低学年向けの頁数の少ない読み物などのように、同一種類の形式で継続し て刊行される冊子(叢書)をまとめて収納し保存したり、携帯したりするのに便 利である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来例のファイルケースによれば、次のような問題が指摘される。 (1) 冊子を一方向からしか出し入れすることができない。 (2) 収容箱内に収納した冊子の中から所望の冊子を取り出そうとする時に、各冊 子の背表紙が収容箱の側面に隠れていて見えないので、探すのに手間取る。 (3) 収納した冊子の数に拘らずファイルケースの厚さが変わらないため、収納冊 数が少ないと、収容箱内で冊子ががたついたり、本棚等において無駄なスペース を取ったり、他の書籍の間でつぶされて破損しやすい。
【0004】 本考案は、上記のような事情のもとになされたもので、その技術的課題とする ところは、冊子の出し入れが便利で、厚さが収納冊数の違いに対応し、破損しに くい構造のファイルケースを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述した技術的課題を有効に解決するための手段として、本考案に係るファイ ルケースは、背部を介して連設された一対の扉部のうち一方の扉部の内側面に収 納部が設けられ、前記背部には前記両扉部との間の一対の境界折り目と平行に延 びる所要数の中間折り目が形成され、前記収納部は、前記一方の扉部の小口に沿 って設けられた蛇腹状側板及び前記一方の扉部の下端縁に沿って設けられた蛇腹 状底板と、二辺が前記蛇腹状側板及び蛇腹状底板の可動端に連設された押さえ板 とからなる。また、本考案の一層好ましい例においては、前記押さえ板の開放縁 が、略円弧状に膨らんだ形状とされる。
【0006】
【作用】
上記構成によると、収納部は、叢書形式の冊子などの複数の冊子を収納するも ので、収納された冊子は、下端が蛇腹状底板によって、また左右両端の背表紙及 び小口が蛇腹状側板及び背部によって支持される。前記収納部は、これに収納さ れる冊子の厚さや冊数に応じて蛇腹状側板及び蛇腹状底板が屈伸変形されるので 容量が可変であると共に、背部は一対の境界折り目の間に形成された所要数の中 間折り目によって屈伸変形可能であるため、前記冊子の収納冊数に応じて屈伸さ れる蛇腹状側板及び蛇腹状底板による収納部の容量変化と共に、両扉部が厚さ方 向に自在に移動される。また、前記収納部の押さえ板の開放縁が、略円弧状に膨 らんだ形状とすることによって、前記冊子の出し入れが一層容易になる。
【0007】
【実施例】
図1は、本考案に係るファイルケースの一実施例を示す斜視図である。このフ ァイルケースは、略長方形状の表扉部1及び裏扉部2と、この表扉部1と裏扉部 2の一方の長辺同士を互いに連設する背部3と、前記裏扉部2の内側面に設けら れた収納部4とを備える。前記背部3の内側面には、その両側の表扉部1及び裏 扉部2との間に位置して上下に延びる一対の境界折り目3a,3bと、更にこの 境界折り目3a,3bの間にあって上下に互いに平行に延びる複数(図示の例で は四本)の中間折り目3cが形成されている。また、前記収納部4は、裏扉部2 の小口2aに沿って設けられた蛇腹状側板41及び裏扉部2の下端縁2bに沿っ て設けられた蛇腹状底板42と、これら蛇腹状側板41及び蛇腹状底板42の可 動端に互いに直角な二辺が連設された押さえ板43とからなる。
【0008】 このファイルケースは、図2に展開図を示すように、表扉部1、裏扉部2、背 部3、蛇腹状側板41、蛇腹状底板42及び押さえ板43は、一枚の厚紙で連続 形成されている。押さえ板43は、開放縁43aが裏扉部2の小口2aと下端縁 2bのそれぞれの延長線の互いの交点を中心とする円弧状に膨らんだ略扇形を呈 するもので、裏扉部2の小口2aと平行な縁辺43bが、蛇腹状側板41の端部 に形成された接着代44と互いに接着されることによって図1の形状に組み立て られ、収納部4が形成される。蛇腹状側板41は、裏扉部2及び接着代44との 間を小口2aと平行に延びる山折り目41a,41bと、幅方向中央を小口2a と平行に延びる谷折り目41cを有し、また、蛇腹状底板42は、裏扉部2の下 端縁2bに沿って延びる山折り目42aと、押さえ板43との間及び幅方向中央 をこの山折り目42aと平行に延びる山折り目42b及び谷折り目42cを有す る。
【0009】 収納部4には、小学校低学年向けの叢書形式の複数の冊子5、すなわち図示の 例においては、「あおぞら文庫」として刊行された小学1年生向けの複数冊の読 み物をまとめて収納できるようになっており、表扉部1及び裏扉部2は、この収 納部4に収納された冊子5の表裏を完全に覆い得る面積を有する。表扉部1の表 面には、この叢書共通の表題すなわち「あおぞら文庫」との横書きの表題11や 適切な絵や図柄12が表示されている。また、背部3にも「あおぞら文庫」との 縦書きの表題が表示(図示省略)されている。
【0010】 上述の構成によれば、背部3は表扉部1及び裏扉部2との境界折り目3a,3 bのほかに複数の中間折り目3cが設けられているため、柔軟に屈伸変形可能と なっている。また収納部4は、蛇腹状側板41及び蛇板状底板42が屈伸変形可 能であることによって、容量が可変となっている。このため、図3(A)(B) に示すように、収納部4に収納された叢書形式の冊子5の冊数に応じて収納部4 の蛇腹状側板41及び蛇板状底板42が屈伸変形される。ここで、背部3が変形 しないものである場合は、収納部4における収納冊数に関係なく表扉部1と裏扉 部2の間隔は背部3側で一定であるため、収納冊数が少ないと表扉部1及び裏扉 部2が互いに平行でなくなり、表扉部1と収納部4との間に無駄な空間を生じる が、この実施例においては、背部3が複数の中間折り目3cによって屈伸変形可 能であることから、表扉部1及び裏扉部2の互いの間隔が収納冊数の変化による 収納部4の蛇腹状側板41及び蛇板状底板42の屈伸変形に応じて一様に変化す るので、収納部4内の冊子5を表裏両側からしっかり押さえることができ、表扉 部1と収納部4との間に無駄な空間を生じない。
【0011】 収納部4は正面形状が略扇形であって、上側及び背部3側へ向けて開放された 形状となっているため、図1に示すように表扉部1を開くことによって、収納部 4への冊子5の出し入れを二方向すなわち上側及び背部3側から行うことができ る。収納部4に収納された冊子5は、その下端が蛇腹状底板42によって、また 左右両端の小口5a及び背表紙5bが蛇腹状側板41及び折り曲げられた背部3 によって支持される。しかも、円弧状に膨らんだ形状をなす押さえ板43の開放 縁43aは、冊子5の出し入れの際に収納部を開く手掛かりとなるので、一層使 い勝手が良く、意匠的にも好ましい。
【0012】 また、上述のように、収納部4は背部3側が開放されているため、収納された 各冊子5の背表紙5bを、この開放部4aから露出させた状態に収納することが できる。したがって、収納部4に収納した複数の冊子5の中から所望の冊子を取 り出そうとする時には、表扉部1を開くと、前記開放部4aから、それぞれ表題 が表示された各冊子5の背表紙5bが見えるため、所望の冊子を容易に探すこと ができ、取り出しも容易である。
【0013】 なお、図示の一実施例においては、表扉部1の表面から見て左端が背部3を介 して裏扉部2に連設された左綴じ形式としたが、右綴じ形式の場合も同様に実施 することができ、また、収納部4は表扉部1の内側面に設けてもよい。
【0014】
【考案の効果】
本考案のファイルケースによると、次の効果が実現される。 (1) 冊子の出し入れが容易である。 (2) 収納部に収納した冊子の中から所望の冊子を容易に探して取り出すことがで きる。 (3) 収納冊数に応じて、収納部ばかりでなく両扉部の間隔すなわちファイルケー スの厚さ自体が変化するため、収納冊数が少なくても、収納部内で冊子ががたつ いたり、本棚等において無駄なスペースを取ったり、破損することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るファイルケースの一実施例を示す
表扉部を開いた状態の斜視図である。
【図2】上記実施例の展開図である。
【図3】上記実施例における冊子の収納冊数の相違によ
る変形状態の相違を示す説明図である。
【符号の説明】
1 表扉部(扉部) 2 裏扉部(扉部) 3 背部 3a,3b 境界折り目 3c 中間折り目 4 収納部 41 蛇腹状側板 42 蛇腹状底板 43 押さえ板 43a 開放縁 5 冊子

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 背部を介して連設された一対の扉部のう
    ちいずれか一方の扉部の内側面に収納部が設けられ、 前記背部にはこの背部と前記両扉部との間の一対の境界
    折り目と平行に延びる所要数の中間折り目が形成され、 前記収納部は、 前記一方の扉部の小口に沿って設けられた蛇腹状側板及
    び前記一方の扉部の下端縁に沿って設けられた蛇腹状底
    板と、 二辺が前記蛇腹状側板及び蛇腹状底板の可動端に連設さ
    れた押さえ板と、からなることを特徴とするファイルケ
    ース。
  2. 【請求項2】 請求項1の記載において、 押さえ板の開放縁が、略円弧状に膨らんだ形状を呈する
    ことを特徴とするファイルケース。
JP1995002566U 1995-03-07 1995-03-07 ファイルケース Expired - Lifetime JP3015542U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1995002566U JP3015542U (ja) 1995-03-07 1995-03-07 ファイルケース

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1995002566U JP3015542U (ja) 1995-03-07 1995-03-07 ファイルケース

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3015542U true JP3015542U (ja) 1995-09-05

Family

ID=43151101

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1995002566U Expired - Lifetime JP3015542U (ja) 1995-03-07 1995-03-07 ファイルケース

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3015542U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102090299B1 (ko) * 2018-12-06 2020-03-18 (주)엘리트프랜즈 다단 접이식 문서 수납용 폴더

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102090299B1 (ko) * 2018-12-06 2020-03-18 (주)엘리트프랜즈 다단 접이식 문서 수납용 폴더

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0144095B1 (en) Publication
US4577889A (en) Bag book
US5941569A (en) Album binding system
JP3015542U (ja) ファイルケース
JP3015541U (ja) 折り畳み式ファイリングボックス
JP2565118B2 (ja) 増減可能な綴帳
JP3073982U (ja) 小冊子
JP2693100B2 (ja) ファイリングカバーの製造方法
JPH081901Y2 (ja) ファイル
JPS5823654Y2 (ja) 冊子
JPS6114450Y2 (ja)
JP2621719B2 (ja) 手 帳
JPS6028635Y2 (ja) バインダ−ノ−ト
JP2606962Y2 (ja) ファイリングカバー及びファイリング用品
JP3042452U (ja) 折畳みブック
JPH0521432Y2 (ja)
JP2548670B2 (ja) 製本綴じ具
JPS6037588Y2 (ja) 地図セツトケ−ス
JPS6113336Y2 (ja)
JPH0331750Y2 (ja)
JPH0659063U (ja) シスボックスおよびその展開紙
JP3086109B2 (ja) ファイル
US20030067156A1 (en) Storage container for paper and other materials
JP3022904U (ja) ルーズリーフ式システム手帳
JP3006976U (ja) 収納用袋