JP2621719B2 - 手 帳 - Google Patents
手 帳Info
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- JP2621719B2 JP2621719B2 JP3323586A JP32358691A JP2621719B2 JP 2621719 B2 JP2621719 B2 JP 2621719B2 JP 3323586 A JP3323586 A JP 3323586A JP 32358691 A JP32358691 A JP 32358691A JP 2621719 B2 JP2621719 B2 JP 2621719B2
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- Japan
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- cover plate
- intermediate member
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- concave
- front cover
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Sheet Holders (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本願は、テレホンインデックス或
いは住所録などのように索引機能を有する蛇腹状折りの
綴込用紙を備えた手帳に関する。
いは住所録などのように索引機能を有する蛇腹状折りの
綴込用紙を備えた手帳に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、蛇腹状に折畳むことのできる綴込
用紙の前後面を表表紙板と裏表紙板との内面に夫々接着
して成り、蛇腹状に折畳まれた各頁には、例えば５０音
順にしたがって見出しを表示し、綴込用紙の索引及び記
入に際して綴込用紙を側方に開いて使用する構成のもの
が存在する。
用紙の前後面を表表紙板と裏表紙板との内面に夫々接着
して成り、蛇腹状に折畳まれた各頁には、例えば５０音
順にしたがって見出しを表示し、綴込用紙の索引及び記
入に際して綴込用紙を側方に開いて使用する構成のもの
が存在する。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記した従
来の構成によれば、背綴じが省略できるので製作が容易
であるが、蛇腹状に折畳んだ綴込用紙を側方に開いて索
引しているときなどに往々にして、表表紙板乃至裏表紙
板が手から離れて、綴込用紙が展開して垂れ下がって、
綴込用紙の破損を招く惧れがあること、不使用時に表表
紙板と裏表紙板とを閉じた状態に保持することができな
いため、綴込用紙が不用意に簡単に展開する惧れがある
こと、表表紙板と裏表紙板とを閉じた状態で索引するこ
とができないので使用に不便があり、また例えば名刺な
どのカードを一緒に収納することができない等の不都合
があった。
来の構成によれば、背綴じが省略できるので製作が容易
であるが、蛇腹状に折畳んだ綴込用紙を側方に開いて索
引しているときなどに往々にして、表表紙板乃至裏表紙
板が手から離れて、綴込用紙が展開して垂れ下がって、
綴込用紙の破損を招く惧れがあること、不使用時に表表
紙板と裏表紙板とを閉じた状態に保持することができな
いため、綴込用紙が不用意に簡単に展開する惧れがある
こと、表表紙板と裏表紙板とを閉じた状態で索引するこ
とができないので使用に不便があり、また例えば名刺な
どのカードを一緒に収納することができない等の不都合
があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】そこで本願は、背綴じが
省略でき、かつ、上記したものの不都合を解消するため
に、方形状の表表紙板と裏表紙板と中間部材の対向する
側縁に夫々屈曲可能に連結して屏風状に閉じることがで
きるケース体と、蛇腹状に折畳まれ、かつ、左右両端部
が前記表表紙板の内面と中間部材の前面とに、或いは裏
表紙板の内面と中間部材の後面とに夫々接着された２枚
の綴込用紙とから成り、綴込用紙の各山折部位置に見出
部を設けたことを特徴とする手帳及び方形状の表表紙板
と裏表紙板とを、中間部材の対向する側縁に夫々屈曲可
能に連結して屏風状に閉じることができるケース体と、
蛇腹状に折畳まれると共に、その左右両端部が、前記い
づれか一方の表紙板の内面と中間部材の対向面とに夫々
接着し、かつ、各山折部位置に見出部を設けた綴込用紙
と、前記いづれか他方の表紙板の内面と中間部材の対向
面とに両端面が接着され、かつ、上面で開口する複数の
袋状収納部を連続して成る折畳み可能な収納体とから構
成したことを特徴とする手帳を提供するものであり、上
記において索引し易いように綴込用紙の各山折部位置の
上下に、見出部と連結部とを残してその間に凹状の窪み
部を設けると共に、前記見出部の高さ寸法を頁のめくり
方向で順次長く形成して階段状となし、かつ、この見出
しが表出するように、表紙板の遊端側縁に凹状の切欠部
を形成する。
省略でき、かつ、上記したものの不都合を解消するため
に、方形状の表表紙板と裏表紙板と中間部材の対向する
側縁に夫々屈曲可能に連結して屏風状に閉じることがで
きるケース体と、蛇腹状に折畳まれ、かつ、左右両端部
が前記表表紙板の内面と中間部材の前面とに、或いは裏
表紙板の内面と中間部材の後面とに夫々接着された２枚
の綴込用紙とから成り、綴込用紙の各山折部位置に見出
部を設けたことを特徴とする手帳及び方形状の表表紙板
と裏表紙板とを、中間部材の対向する側縁に夫々屈曲可
能に連結して屏風状に閉じることができるケース体と、
蛇腹状に折畳まれると共に、その左右両端部が、前記い
づれか一方の表紙板の内面と中間部材の対向面とに夫々
接着し、かつ、各山折部位置に見出部を設けた綴込用紙
と、前記いづれか他方の表紙板の内面と中間部材の対向
面とに両端面が接着され、かつ、上面で開口する複数の
袋状収納部を連続して成る折畳み可能な収納体とから構
成したことを特徴とする手帳を提供するものであり、上
記において索引し易いように綴込用紙の各山折部位置の
上下に、見出部と連結部とを残してその間に凹状の窪み
部を設けると共に、前記見出部の高さ寸法を頁のめくり
方向で順次長く形成して階段状となし、かつ、この見出
しが表出するように、表紙板の遊端側縁に凹状の切欠部
を形成する。
【作用】しかして、不使用状態においては、表表紙板を
中間部材の前面側に、裏表紙板を中間部材の後面側に回
動することにより、ケース体は扁平状に閉じられ、か
つ、綴込用紙またはこれと収納体が夫々扁平状に折畳ま
れて、表表紙板と中間部材及び裏表紙と中間部材との間
に夫々介在すると共に、表紙板の表面には、切欠部を介
して綴込用紙の見出部が階段状に表示する。この状態で
係合凸部と係合凹部とが係着するので表表紙板と裏表紙
板とが閉じられて携帯される。この状態からケース体を
開いて所要の綴込用紙の所要頁を閲覧したり或いは所要
事項を記入する場合或いはカード類を収納する場合に
は、表表紙板或いは裏表紙板を開披すると共に、見出部
を索引して所要の頁を開いて記入したり或いは閲覧を行
い、またカードの取扱いを行うものである。
中間部材の前面側に、裏表紙板を中間部材の後面側に回
動することにより、ケース体は扁平状に閉じられ、か
つ、綴込用紙またはこれと収納体が夫々扁平状に折畳ま
れて、表表紙板と中間部材及び裏表紙と中間部材との間
に夫々介在すると共に、表紙板の表面には、切欠部を介
して綴込用紙の見出部が階段状に表示する。この状態で
係合凸部と係合凹部とが係着するので表表紙板と裏表紙
板とが閉じられて携帯される。この状態からケース体を
開いて所要の綴込用紙の所要頁を閲覧したり或いは所要
事項を記入する場合或いはカード類を収納する場合に
は、表表紙板或いは裏表紙板を開披すると共に、見出部
を索引して所要の頁を開いて記入したり或いは閲覧を行
い、またカードの取扱いを行うものである。
【０００６】
【実施例】以下、図面に基づいて本願実施例を詳述する
と、図１は表表紙板１と裏表紙板２とを共に開披した状
態の本願手帳の総体斜視図を示し、本願手帳は、縦長方
形状の表表紙板１と裏表紙板２とを、それらが相対する
側縁でヒンジ部３を介して屏風状に閉じることができる
ように中間部材４に連設して成る合成樹脂製のケース体
５と、横方向に長尺で蛇腹状に折畳むことができ、か
つ、左右端面が前記表表紙板１の内面と中間部材４の内
面とに或いは裏表紙板２の内面と中間部材４の裏面とに
夫々接着された２枚の綴込用紙６ａ，６ｂとから構成さ
れる。
と、図１は表表紙板１と裏表紙板２とを共に開披した状
態の本願手帳の総体斜視図を示し、本願手帳は、縦長方
形状の表表紙板１と裏表紙板２とを、それらが相対する
側縁でヒンジ部３を介して屏風状に閉じることができる
ように中間部材４に連設して成る合成樹脂製のケース体
５と、横方向に長尺で蛇腹状に折畳むことができ、か
つ、左右端面が前記表表紙板１の内面と中間部材４の内
面とに或いは裏表紙板２の内面と中間部材４の裏面とに
夫々接着された２枚の綴込用紙６ａ，６ｂとから構成さ
れる。
【０００７】前記表表紙板１及び裏表紙板２はいづれも
内面が平坦で、かつ、中央に凹状に窪む凹状面７ａ及び
７ｂを有し、外面は横幅方向で中高となるように湾曲し
ており、遊端部側縁の上下部には、夫々上下方向に突出
し、かつ、外側面に係止部８を有した係合凸部９ａ，９
ａ及び９ｂ，９ｂが一体に設けてあり、また遊端部側縁
には、前記係合凸部９ａ，９ａ或いは９ｂ，９ｂ，の間
で凹状に窪む切欠部１０ａ或いは１０ｂを有し、この切
欠部１０ａ，１０ｂの表面は弧状に窪んでいる。
内面が平坦で、かつ、中央に凹状に窪む凹状面７ａ及び
７ｂを有し、外面は横幅方向で中高となるように湾曲し
ており、遊端部側縁の上下部には、夫々上下方向に突出
し、かつ、外側面に係止部８を有した係合凸部９ａ，９
ａ及び９ｂ，９ｂが一体に設けてあり、また遊端部側縁
には、前記係合凸部９ａ，９ａ或いは９ｂ，９ｂ，の間
で凹状に窪む切欠部１０ａ或いは１０ｂを有し、この切
欠部１０ａ，１０ｂの表面は弧状に窪んでいる。
【０００８】前記中間部材４は、前記表表紙板１と裏表
紙板２の中央位置の横幅寸法よりも僅かに広幅な方形状
の板体から成り、その両端位置に夫々ヒンジ部３ａ，３
ｂを有すると共に、中央部には表表紙板１及び裏表紙板
２を閉じたときその上下内面が重合する前後面が平坦な
重合部１１を残して、それらの間で前後面が凹状に窪ん
で前記表紙板１，２の内面凹状部７ａ，７ｂと対向する
凹状面４ａ，４ｂを形成し、かつ、前後面が前記表紙板
１，２の外面に合わせて横幅方向で中高と成るように湾
曲して、表表紙板１及び裏表紙板２の上下面を覆う幅広
の覆部１２を一体に設けて成り、この中間部材４の横幅
方向の一方の端部前面と他方の端部後面とに、前記表表
紙板１の上下に設けた係合凸部９ａと係合するように覆
部１２を切欠して設けた係合凹部１３ａと、覆部１２か
ら重合部１１位置に延びて内面に前記係止部８と係着す
る係止部１４を有した膨出部１５及び前記裏表紙板２の
上下に設けた係合凸部９ｂと係合するように覆部１２ａ
を切欠して設けた係合凹部１３ｂと、覆部１２から重合
部１１位置に延びて内面に前記係止部８と係着する係止
部１４を有した膨出部１５ｂが夫々設けてあり、中間部
材４の一端部に設けたヒンジ部３ａに表表紙板１の側縁
を、その他端部に設けたヒンジ部３ｂに裏表紙板２の側
縁を夫々連設することによりケース体５が構成される。
紙板２の中央位置の横幅寸法よりも僅かに広幅な方形状
の板体から成り、その両端位置に夫々ヒンジ部３ａ，３
ｂを有すると共に、中央部には表表紙板１及び裏表紙板
２を閉じたときその上下内面が重合する前後面が平坦な
重合部１１を残して、それらの間で前後面が凹状に窪ん
で前記表紙板１，２の内面凹状部７ａ，７ｂと対向する
凹状面４ａ，４ｂを形成し、かつ、前後面が前記表紙板
１，２の外面に合わせて横幅方向で中高と成るように湾
曲して、表表紙板１及び裏表紙板２の上下面を覆う幅広
の覆部１２を一体に設けて成り、この中間部材４の横幅
方向の一方の端部前面と他方の端部後面とに、前記表表
紙板１の上下に設けた係合凸部９ａと係合するように覆
部１２を切欠して設けた係合凹部１３ａと、覆部１２か
ら重合部１１位置に延びて内面に前記係止部８と係着す
る係止部１４を有した膨出部１５及び前記裏表紙板２の
上下に設けた係合凸部９ｂと係合するように覆部１２ａ
を切欠して設けた係合凹部１３ｂと、覆部１２から重合
部１１位置に延びて内面に前記係止部８と係着する係止
部１４を有した膨出部１５ｂが夫々設けてあり、中間部
材４の一端部に設けたヒンジ部３ａに表表紙板１の側縁
を、その他端部に設けたヒンジ部３ｂに裏表紙板２の側
縁を夫々連設することによりケース体５が構成される。
【０００９】前記２枚の綴込用紙６ａ，６ｂは夫々前記
中間部材４の凹状面４ａ，４ｂとほぼ等しい上下幅をも
つ長尺な帯状の紙を、その長手方向で１頁分の横幅寸法
が前記表表紙板１及び裏表紙板２の中央横幅寸法よりも
後述する見出部１６の幅相当分だけながく、かつ、中間
部材４の横幅寸法の範囲に止まる長さとして折線１７に
より蛇腹状に折畳むと共に、その各山折線１７’の位置
に、上下に見出部１６と連結部１８とを残して中間部に
凹状の窪み部１９を形成し、かつ、見出部１６の長さを
めくり方向に漸増して見出部１６の配列を階段状に形成
して成り、具体的には、図５で示すように、各山折線１
７’の下部に等しい高さの連結部１８が位置し、かつ、
左位置から夫々順次見出部１６の長さが漸増するように
前記窪み部１９を形成する窓孔２０を設けて成り、この
ように構成した綴込用紙６ａ，６ｂの各両端位置の頁が
表表紙板１の内面と中間部材４の前面及び中間部材４の
裏面と裏表紙板２の内面に夫々接着される。
中間部材４の凹状面４ａ，４ｂとほぼ等しい上下幅をも
つ長尺な帯状の紙を、その長手方向で１頁分の横幅寸法
が前記表表紙板１及び裏表紙板２の中央横幅寸法よりも
後述する見出部１６の幅相当分だけながく、かつ、中間
部材４の横幅寸法の範囲に止まる長さとして折線１７に
より蛇腹状に折畳むと共に、その各山折線１７’の位置
に、上下に見出部１６と連結部１８とを残して中間部に
凹状の窪み部１９を形成し、かつ、見出部１６の長さを
めくり方向に漸増して見出部１６の配列を階段状に形成
して成り、具体的には、図５で示すように、各山折線１
７’の下部に等しい高さの連結部１８が位置し、かつ、
左位置から夫々順次見出部１６の長さが漸増するように
前記窪み部１９を形成する窓孔２０を設けて成り、この
ように構成した綴込用紙６ａ，６ｂの各両端位置の頁が
表表紙板１の内面と中間部材４の前面及び中間部材４の
裏面と裏表紙板２の内面に夫々接着される。
【００１０】しかして、不使用状態においては、図１の
状態から表表紙板１を中間部材４の前面側に回動して係
合凸部９ａを係合凹部１３ａに係合し、同様にして裏表
紙板２を中間部材４の後面側に回動して係合凸部９ｂを
係合凹部１３ｂに係合することにより、ケース体５が図
２で示すように扁平状に閉じられ、かつ、綴込用紙６
ａ，６ｂも夫々蛇腹状に折畳まれて、一方の綴込用紙６
ａは表表紙板１の凹状面７ａと中間部材４の凹状面４ａ
との間に、また他方の綴込用紙６ｂは中間部材４の凹状
面４ｂと裏表紙２との凹状面７ｂの間に夫々介在すると
共に、図で示すように表表紙板１の表面には、切欠部１
０ａを介して一方の綴込用紙６ａに設けた見出部１６ａ
が階段状に表示すると共に、裏表表紙２の表面には切欠
部１０ｂを介して他方の綴込用紙６ｂに設けた見出部１
６ｂが階段状に表示し、この状態で携帯することができ
る。
状態から表表紙板１を中間部材４の前面側に回動して係
合凸部９ａを係合凹部１３ａに係合し、同様にして裏表
紙板２を中間部材４の後面側に回動して係合凸部９ｂを
係合凹部１３ｂに係合することにより、ケース体５が図
２で示すように扁平状に閉じられ、かつ、綴込用紙６
ａ，６ｂも夫々蛇腹状に折畳まれて、一方の綴込用紙６
ａは表表紙板１の凹状面７ａと中間部材４の凹状面４ａ
との間に、また他方の綴込用紙６ｂは中間部材４の凹状
面４ｂと裏表紙２との凹状面７ｂの間に夫々介在すると
共に、図で示すように表表紙板１の表面には、切欠部１
０ａを介して一方の綴込用紙６ａに設けた見出部１６ａ
が階段状に表示すると共に、裏表表紙２の表面には切欠
部１０ｂを介して他方の綴込用紙６ｂに設けた見出部１
６ｂが階段状に表示し、この状態で携帯することができ
る。
【００１１】この状態からケース体５を開いて一方の綴
込用紙６ａ或いは他方の綴込用紙６ｂの所要頁を閲覧し
たり或いは所要事項を記入する場合には、表表紙板１の
係合凸部９ａと係合凹部１３ａとの係合或いは裏表紙板
２の係合凸部９ｂと係合凹部１３ｂとの係合を解除して
図３或いは図４で示すように開披すると共に、見出部１
６ａ，１６ｂを索引して綴込用紙６ａ，６ｂの所要の頁
を開いて記入し或いは閲覧を行うものである。
込用紙６ａ或いは他方の綴込用紙６ｂの所要頁を閲覧し
たり或いは所要事項を記入する場合には、表表紙板１の
係合凸部９ａと係合凹部１３ａとの係合或いは裏表紙板
２の係合凸部９ｂと係合凹部１３ｂとの係合を解除して
図３或いは図４で示すように開披すると共に、見出部１
６ａ，１６ｂを索引して綴込用紙６ａ，６ｂの所要の頁
を開いて記入し或いは閲覧を行うものである。
【００１２】なお、上記実施例は綴込用紙の各頁に記入
部を設けて氏名、住所、電話番号等を記入するように構
成した場合を示したが、図６で示すように所要頁に例え
ば名刺、路線案内図或いは時刻表カードなどを収納する
ポケット状の収納部２１を形成してもよいことは勿論で
ある。
部を設けて氏名、住所、電話番号等を記入するように構
成した場合を示したが、図６で示すように所要頁に例え
ば名刺、路線案内図或いは時刻表カードなどを収納する
ポケット状の収納部２１を形成してもよいことは勿論で
ある。
【００１３】上記実施例は、表表紙板１と中間部材４と
の間及び中間部材４と裏表紙板２との間に、蛇腹状に折
畳むことができる綴込用紙６ａ，６ｂを夫々介在して成
る場合を示したが、図７は、一方の綴込用紙６ｂに代え
て、カード類の収納ができるように裏表紙板２の内面と
中間部材４の後面とに、上面が開口し、かつ、中間部材
４の凹状部４ｂ内に介在し得る大きさの例えば複数の袋
片をそれらの側面同士を接着することにより、複数の収
納部２５を連続して扇形状に開くことができる収納体２
６の左右側面を夫々接着して、裏表紙板２を閉じたと
き、その内面凹状部７ｂと、中間部材４の裏面凹状部４
ｂとの間に収納体２６を介在するように構成した場合の
他の実施例を示しており、この構成においては、特に見
出部を必要としないので、裏表紙板２における切欠１１
ｂは省略される。
の間及び中間部材４と裏表紙板２との間に、蛇腹状に折
畳むことができる綴込用紙６ａ，６ｂを夫々介在して成
る場合を示したが、図７は、一方の綴込用紙６ｂに代え
て、カード類の収納ができるように裏表紙板２の内面と
中間部材４の後面とに、上面が開口し、かつ、中間部材
４の凹状部４ｂ内に介在し得る大きさの例えば複数の袋
片をそれらの側面同士を接着することにより、複数の収
納部２５を連続して扇形状に開くことができる収納体２
６の左右側面を夫々接着して、裏表紙板２を閉じたと
き、その内面凹状部７ｂと、中間部材４の裏面凹状部４
ｂとの間に収納体２６を介在するように構成した場合の
他の実施例を示しており、この構成においては、特に見
出部を必要としないので、裏表紙板２における切欠１１
ｂは省略される。
【００１４】
【考案の効果】以上のように本願によれば、表表紙板と
裏表紙板とを中間部材により屏風状に連結すると共に、
表表紙板の内面と中間部材との間及び中間部材と裏表紙
板の内面との間に蛇腹状に折畳まれる綴込用紙を夫々介
在する構成であるので、背綴じ加工が省略し得ると共に
使用時に綴込用紙が展開して垂れ下がる惧れがなく、か
つ、表表紙板を開披した状態と裏表紙板を開披した状態
とが判然と区別できるので例えば一方を公的な内容に、
他方を私的な内容に区別して使用することができるし、
請求項２記載の構成によれば表表紙板及び裏表紙板を閉
じた状態で、見出部が切欠部より表出して索引し易く、
また請求項３記載の構成によれば、所要頁に名刺などの
収納もできて使用に極めて便利であり、また請求項４記
載の構成によれば、表表紙板と中間部材乃至裏表紙板と
中間部材との間のいずれか一方を例えば専ら住所録と
し、その他方を専ら名刺入れとして区別して使用するこ
とができて便利であり、また請求項５記載の構成によれ
ば、請求項２記載のものと同様に索引に便利であり、ま
た請求項６記載の構成によれば、綴込用紙および／また
は袋状収納部の収納容積が大きく得られ、また、請求項
７記載の構成によればケース本体が不使用時に妄りに開
く惧れはないし、係着手段も簡単に得られ、特に請求項
８記載の構成によれば体裁もよい等の利点を有する。
裏表紙板とを中間部材により屏風状に連結すると共に、
表表紙板の内面と中間部材との間及び中間部材と裏表紙
板の内面との間に蛇腹状に折畳まれる綴込用紙を夫々介
在する構成であるので、背綴じ加工が省略し得ると共に
使用時に綴込用紙が展開して垂れ下がる惧れがなく、か
つ、表表紙板を開披した状態と裏表紙板を開披した状態
とが判然と区別できるので例えば一方を公的な内容に、
他方を私的な内容に区別して使用することができるし、
請求項２記載の構成によれば表表紙板及び裏表紙板を閉
じた状態で、見出部が切欠部より表出して索引し易く、
また請求項３記載の構成によれば、所要頁に名刺などの
収納もできて使用に極めて便利であり、また請求項４記
載の構成によれば、表表紙板と中間部材乃至裏表紙板と
中間部材との間のいずれか一方を例えば専ら住所録と
し、その他方を専ら名刺入れとして区別して使用するこ
とができて便利であり、また請求項５記載の構成によれ
ば、請求項２記載のものと同様に索引に便利であり、ま
た請求項６記載の構成によれば、綴込用紙および／また
は袋状収納部の収納容積が大きく得られ、また、請求項
７記載の構成によればケース本体が不使用時に妄りに開
く惧れはないし、係着手段も簡単に得られ、特に請求項
８記載の構成によれば体裁もよい等の利点を有する。
【図１】表表紙板及び裏表紙板を開披した状態を示す総
体斜視図。
体斜視図。
【図２】表表紙板及び裏表紙板を閉じた状態を示す総体
斜視図。
斜視図。
【図３】表表紙板を開披した状態を示す総体斜視図。
【図４】裏表紙板を開披した状態を示す総体斜視図。
【図５】一部省略した綴込用紙の展開図。
【図６】他の実施例を示す裏表紙板を開披した状態の総
体斜視図。
体斜視図。
【図７】さらに他の実施例を示す裏表紙板を開披した状
態の総体斜視図。
態の総体斜視図。
１ 表表紙板 ２ 裏表紙板 ３ａ，３ｂ ヒンジ部 ４ 中間部材 ４ａ，４ｂ 凹状面 ５ ケース体 ６ａ，６ｂ 綴込用紙 ７ａ，７ｂ 凹状面 ９ａ，９ｂ 係合凸部 １０ａ，１０ｂ 切欠部 １２ 覆部 １３ａ，１３ｂ 係合凹部 １６ａ，１６ｂ 見出部 １７’ 山折線 １８ 連結部 １９ 窪み部 ２５ 収納部 ２６ 収納体
Claims (9)
- 【請求項１】 方形状の表表紙板と裏表紙板とを中間部
材の対向する側縁に夫々屈曲可能に連結して屏風状に閉
じることができるケース体と、蛇腹状に折畳まれ、か
つ、左右両端部が前記表表紙板の内面と中間部材の前面
及び裏表紙板の内面と中間部材の後面とに夫々接着され
た２枚の綴込用紙とから成り、綴込用紙の各山折部位置
に見出部を設けたことを特徴とする手帳。 - 【請求項２】 綴込用紙の各山折部位置の上下に見出部
と連結部とを残して、その間に凹状の窪み部を設けると
共に、前記見出部の高さ寸法を頁のめくり方向で順次長
く形成して階段状になし、かつ、この見出部が表出する
ように、表表紙板と裏表紙板の遊端側縁に凹状の切欠部
を形成した請求項１記載の手帳。 - 【請求項３】 綴込用紙の少なくとも一つの頁に収納部
を設けて成る請求項１または２記載の手帳。 - 【請求項４】 方形状の表表紙板と裏表紙板とを、中間
部材の対向する側縁に夫々屈曲可能に連結して屏風状に
閉じることができるケース体と、蛇腹状に折畳まれると
共に、その左右両端部が、前記いづれか一方の表紙板の
内面と中間部材の対向面とに夫々接着し、かつ、各山折
部位置に見出部を設けた綴込用紙と、前記いづれか他方
の表紙板の内面と中間部材の対向面とに両端面が接着さ
れ、かつ、上面で開口する複数の袋状収納部を連続して
成る折畳み可能な収納体とから構成したことを特徴とす
る手帳。 - 【請求項５】 綴込用紙の各山折部位置の上下に、見出
部と連結部とを残してその間に凹状の窪み部を設けると
共に、前記見出部の高さ寸法を頁のめくり方向で順次長
く形成して階段状となし、かつ、この見出しが表出する
ように、一方の表紙板の遊端側縁に凹状の切欠部を形成
した請求項４記載の手帳。 - 【請求項６】 表表紙板と裏表紙板との内面及び中間部
材の前後両面に、凹状面を夫々形成した請求項１，２，
３，４，または５記載の手帳。 - 【請求項７】 中間部材の前面と表表紙板の内面との間
及び中間部材の後面と裏表紙板の内面との間に係脱可能
な係着手段を設けて成る請求項１，２，３，４，５また
は６記載の手帳。 - 【請求項８】 表表紙板と裏表紙板とが遊端部側縁の上
下位置の少なくとも一方に係合凸部を設け、また、中間
部材がその上下縁に表表紙板と裏表紙板を閉じたときそ
の上下端面を覆う前後幅の広い覆部を有し、前記覆部の
長手方向の一端部前面と、他端部後面とに前記係合凸部
と係止する係合凹部を設けて成る請求項１，２，３，
４，５，６または７記載の手帳。 - 【請求項９】 表表紙板、裏表紙板及び中間部材を合成
樹脂製とした請求項１，２，３，４，５，６，７または
８項記載の手帳。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3323586A JP2621719B2 (ja) | 1991-10-04 | 1991-10-04 | 手 帳 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3323586A JP2621719B2 (ja) | 1991-10-04 | 1991-10-04 | 手 帳 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05338380A JPH05338380A (ja) | 1993-12-21 |
| JP2621719B2 true JP2621719B2 (ja) | 1997-06-18 |
Family
ID=18156366
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3323586A Expired - Lifetime JP2621719B2 (ja) | 1991-10-04 | 1991-10-04 | 手 帳 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2621719B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100484353B1 (ko) * | 2002-07-03 | 2005-04-20 | 김석현 | 교습용 책 |
| KR101972454B1 (ko) * | 2017-01-25 | 2019-04-25 | 강명옥 | 플리팅 기법으로 책에 3차원 입체구조 디자인을 형성하기 위한 플리팅 패턴 시트 및 그를 이용하는 방법 |
-
1991
- 1991-10-04 JP JP3323586A patent/JP2621719B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05338380A (ja) | 1993-12-21 |
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