JP3002953B2

JP3002953B2 - クリヤホルダー

Info

Publication number: JP3002953B2
Application number: JP7101456A
Authority: JP
Inventors: 雅夫西川
Original assignee: セキセイ株式会社
Priority date: 1995-04-25
Filing date: 1995-04-25
Publication date: 2000-01-24
Anticipated expiration: 2015-01-24
Also published as: JPH08290695A

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、クリヤホルダー、特
に、表紙間に、紙葉類を収容する為の透明樹脂製フィル
ムからなる袋が多数設けられてなる書類整理用ホルダー
に関するものである。

【０００２】

【従来技術及びその問題点】一般に、紙葉類に綴じ孔を
開けることなくファイルする為のホルダーとして、多数
の透明樹脂フィルム製の収納袋を裏表紙又は背表紙に綴
じてなるクリヤホルダーが利用されている。各収納袋は
上方又は側方に開放する扁平な矩形状袋であり、その開
放部から、紙葉類を前記収納袋内に投げ込んで収納させ
ることにより、書類に不必要な孔を開けることなく容易
にファイルすることができる。収納袋内に収納された紙
葉類は、その透明な樹脂フィルムを介して収納袋内に収
納させた状態のままでその表裏から確認することができ
る。

【０００３】この種クリヤホルダーの透明収納袋は、通
常、一方の長辺が裏表紙の背表紙側の長辺部に綴じ込ま
れる態様で構成されているため、各収納袋内に縦長の書
類を収容すると、雑誌の頁をめくるようにして各収納袋
を順にめくり上げて、その内部に収容された書類を確認
することができる。これらクリヤホルダーの大きさは種
々用意されており、紙葉類の大きさに応じて使い分けら
れている。近年、Ａ４サイズの書類が主流になって来て
いる為、Ａ４サイズの紙葉類が収容できる大きさのホル
ダー類の需要が増えている。しかしながら、Ａ４サイズ
は比較的大判であるため、携帯に不便である。

【０００４】そこで、Ａ４サイズの書類の携帯を容易に
する為に、該書類を２つ折りすることが考えられる。ホ
ルダーに収納したままで２つ折りができ且透明樹脂製収
納袋を具備するクリヤホルダーとして、実開昭62-15396
1 号に開示のものがある。このものでは、矩形状収納袋
の一方の短辺が二つ折り可能な表紙に綴じ込まれてなる
ものであり、賞状等、横長の紙葉類を収納する場合には
使い勝手が良い。しかしながら、縦長の書類の場合、そ
の上辺又は下辺がホルダーの綴じ辺部近傍に位置するよ
うに収納袋内に収納させなければならないため、書類を
閲覧するにはホルダーを縦長姿勢にして、その収納袋を
上方にめくり上げるようにしなければならない。このよ
うな閲覧の仕方では、各収納袋をめくりにくい上に、１
枚の収納袋に収納させた書類は、表裏において逆転して
しまうこととなり、内容を確認しにくく使い勝手が悪い
という問題がある。

【０００５】

【課題】本発明は、このような『折り目(11)を介して連
続する一対の表紙部からなる一枚の表紙(1) と、前記表
紙(1) の一端縁に綴じ付けられ且少なくとも一つの開放
部を有する複数枚の透明樹脂フィルム製収納袋(2) とか
らなるクリヤホルダー』において、縦長の紙葉類(3) で
も前記収納袋(2) 内に収納したままで閲覧し易いように
する為に、前記紙葉類(3) の一方の長辺を、収納袋(2)
の綴じ辺部側に位置させるように収納できるようにする
ことを課題とする。

【０００６】請求項１の発明について、

【０００７】

【技術的手段】上記課題を解決するための本発明の技術
的手段は、『表紙(1) 及び収納袋(2)を縦長長方形状と
するとともに、前記表紙(1) の略中央域に前記表紙(1)
の短辺に平行な折り目(11)を設け、収納袋(2) の一方の
長辺となる綴じ辺部(20)の上半部のみを、表紙(1) の一
方の長辺となる綴じ辺部(10)の前記折り目(11)よりも上
方域に綴じ込んだ』ことである。

【０００８】

【作用】上記技術的手段は次のように作用する。表紙
(1) 及び収納袋(2) は縦長長方形状とするとともにこれ
らの一方の長辺をそれぞれの綴じ辺部(10)(20)としたか
ら、紙葉類(3) は、収納袋(2) の開放部から収納袋(2)
内へ縦長状態に収納されるとともに、前記紙葉類(3) の
一方の長辺が、綴じ辺部(10)(20)側に位置することとな
る。

【０００９】又、前記綴じ辺部(20)の上半部のみを、表
紙(1) の綴じ辺部(10)の前記折り目(11)よりも上方域に
綴じ込んだから、一枚の表紙(1) の上に綴じ込まれた多
数の収納袋(2)(2)は、その一方の長辺の上半部を中心
に、綴じ辺部側へ一枚一枚めくることができる。前記表
紙(1) の折り目(11)は、その略中央域に、表紙(1) の短
辺に平行に設けられているから、表紙(1) を折り目(11)
で折り曲げると、該折り目(11)を介して連続する一対の
表紙部が相対するように、表紙(1) の長辺略中央部で二
つ折りになる。収納袋(2) は、表紙(1) の折り目(11)よ
りも上方域に綴じ付けられているから、表紙(1) を二つ
折りにする際に、この綴じ辺部が邪魔になることなく、
収納袋(2) を、前記表紙(1) よりもやや小さく構成して
おけば、表紙(1) を長辺略中央部で二つ折りにすると、
収納袋(2) も同様に長辺略中央部で二つ折りになるとと
もに各表紙部から、折り畳まれた収納袋(2) がはみ出す
こともない。

【００１０】

【効果】紙葉類(3) は、その長辺側には綴じ辺部(10)(2
0)が位置するように収納袋(2)内に縦長状態で収納さ
れ、該収納袋(2) は、綴じ辺部(10)(20)の上半部を中心
に該綴じ辺部側へ順にめくることができるから、収納袋
(2) 内に収納させた紙葉類(3) を閲覧する際には、紙葉
類(3) は縦長状態のまま天地も逆になることなく順に閲
覧することができ、縦長の書類の表裏共に閲覧し易いも
のとなる。

【００１１】このクリヤホルダーを携帯するには、折り
目(11)で、表紙(1) を二つ折りにすれば、収納袋(2) も
紙葉類(3) を収納したまま二つ折りにすることができ、
嵩が低くなるので携帯に便利になる。又、収納袋(2)
は、一対の表紙部により挟まれて保護される態様となる
ので、携帯中に収納袋(2) が損傷する不都合もない。請
求項２の発明について請求項２の発明のものは、請求項
１に記載の二つ折り可能なクリヤホルダーよりも、収納
袋(2) に収納させた紙葉類(3) を一層閲覧し易くするも
のであり、そのための技術的手段は、『表紙(1) 及び収
納袋(2) を縦長長方形状とするとともに、前記表紙(1)
の略中央域に前記表紙(1) の短辺に平行な折り目(11)を
設け、収納袋(2) の一方の長辺となる綴じ辺部(20)の上
半部を表紙(1) の一方の長辺となる綴じ辺部(10)の前記
折り目(11)よりも上方域に綴じ込み、前記綴じ辺部(20)
の下半部を、表紙(1) の綴じ辺部(10)の前記折り目(11)
よりも下方域に、上下に僅かに移動可能に綴じ込んだ』
ことである。

【００１２】

【作用・効果】収納袋(2) の綴じ辺部(20)の上半部と下
部域の両方が、表紙(1) の綴じ辺部(10)の上半部と下半
部にそれぞれ綴じ込まれているから、収納袋(2) は、綴
じ辺部(20)全域を中心に書籍の頁の如く一枚一枚めくる
ことができる。よって、収納袋(2) 内に収納された紙葉
類(3) は、通常のクリヤホルダーの如く閲覧することが
でき、使い勝手が良いものとなる。

【００１３】又、両綴じ込み部は、折り目(11)の上下に
位置するように構成されているから、表紙(1) を二つ折
りにする際に、これらが邪魔になることはない。収納袋
(2) は表紙(1) の上に多数重ねて設けられているととも
に、収納袋(2)の綴じ辺部(20)の上半部は、表紙(1) の
綴じ辺部(10)の上半部に綴じ付けられているものである
から、表紙(1) を折り目(11)で二つ折りにすると、収納
袋(2) は、その全体の厚みのために、上層へ行くほど表
紙(1) の折り曲げ方向へずれることとなる。この請求項
２の発明のものでは、綴じ辺部(20)の下半部は、表紙
(1)の下半部に、上下に移動可能に綴じ込まれているか
ら、表紙(1) の上側の表紙部を下側の表紙部側に重なる
ように二つ折りにすると、収納袋(2) は表紙(1) の下方
へずれるが、綴じ込み部がずれることにより、前記収納
袋(2) の下方へのずれが妨げられない。よって、この発
明のものでは、収納袋(2) を表紙(1) とともに自然な状
態で折り曲げ易く、折り曲げられた収納袋(2) が表紙
(1) の折り目(11)の近傍でダブって、収納袋(2) 内に収
納させている紙葉類(3) に不用意なシワがよる不都合も
ない。

【００１４】請求項４の発明について、請求項４の発明
のものは、請求項１乃至請求項３の発明のクリヤホルダ
ーにおいて、収納袋(2) を表紙(1) とともに曲げ易くす
る為のものであり、そのために講じた技術的手段は、
『収納袋(2) の片面に、前記収納袋(2) の短辺長さに略
一致し且所定幅を有する開放部を、表紙(1) の折り目(1
1)に沿って設けた』ことである。

【００１５】

【作用・効果】収納袋(2) の短辺長さに略一致し且所定
幅を有する開放部を収納袋(2) の片面に設けたから、収
納袋(2) の片面においては、収納袋(2) の一方の長辺か
ら他方の長辺に至る全域が所定幅だけ切り欠かれた態様
となっている。言い換えれば、開放部形成域において
は、収納袋(2) は、他の片面を構成している１枚の樹脂
フィルムのみとなる。

【００１６】この開放部形成域は、表紙(1) の折り目(1
1)に沿って設けられていることから、表紙(1) を折り目
(11)で二つ折りにすると、収納袋(2) は、前記した１枚
の樹脂フィルム部分で折り曲げられることとなる。この
ように、表紙(1) を折り曲げる時、各収納袋(2) の折り
曲げ部分を構成するのは１枚の樹脂フィルムのみである
から、クリヤホルダーを二つ折りにし易くなる。

【００１７】尚、紙葉類(3) は、前記開放部から収納袋
(2) 内に収納することができる。

【００１８】

【実施例】次に、上記した本発明の実施例を図面に従っ
て詳述する。本発明実施例のものは、請求項２と請求項
４乃至請求項６の発明に対応するものであり、特に、Ａ
４サイズの紙葉類(3) が収納できるクリヤホルダーに実
施したものである。

【００１９】表紙(1) は、図１に示すように、横長長方
形状の一対の第１，第２表紙部(12)(13)とからなり、前
記第１表紙部(12)の上辺（長辺）と第２表紙部(13)の下
辺（長辺）相互を、折り目(11)を介して連続させて、縦
長長方形状の１枚のシートとしたものである。上側に位
置する表紙部(13)の上辺には、さらに、折り目(15)を介
して、前記第１，第２表紙部(12)(13)に略一致する大き
さの透明樹脂シートからなるカバー体(14)を連設させて
いる。又、前記表紙(1) において、図１の左側の長辺を
綴じ辺部(10)とし、各第１，第２表紙部(12)(13)のそれ
ぞれに二箇所ずつ、後述する収納袋(2) を綴じ込む為の
綴じ穴(17)(16)を開口させている。表紙(1) 全体の大き
さは、Ａ４よりもやや大きく構成されているものとす
る。

【００２０】前記表紙(1) の前記綴じ穴(16)(17)に綴じ
込まれる収納袋(2) は、透明の樹脂フィルムからなる縦
長長方形状の袋体であって、図１の二点鎖線に示すよう
に、一方の長辺に相当する綴じ辺部(20)と、Ａ４サイズ
の紙葉類(3) が収納される大きさの収納部(21)とからな
り、収納袋(2) 全体の横長さは、表紙(1) のそれに略一
致せしめられており、縦長さはＡ４の縦長さに略一致せ
しめられている。

【００２１】前記収納袋(2) の収納部(21)には、上辺及
び片面略中央域に開放部が形成されており、該片面略中
央域に形成されている開放部(22)は、約２０〜６０ｍｍ
の間隔を有し、収納袋(2) の収納部(21)の横長さ全域に
渡って且収納袋(2) の上下辺に平行に開口している。そ
して、前記開放部(22)の長手方向に走る収納部(21)の中
心線が、前記表紙(1) の折り目(11)に対応する位置とな
っている。

【００２２】前記収納袋(2) の綴じ辺部(20)には、表紙
(1) の綴じ穴(16)(17)に対応する各位置に綴じ穴(26)(2
7)が設けられる。綴じ辺部(20)の上半部に位置する二つ
の綴じ穴(26)(26)は、前記表紙(1) の第２表紙部(13)側
に形成した綴じ穴(16)(16)に正しく対応する位置に設け
られているが、綴じ辺部(20)の下半部に位置する二つの
綴じ穴(27)(27)は、図２に示すように、前記表紙(1) の
第１表紙部(12)に形成した綴じ穴(17)(17)が対応する位
置から上下方へ伸びた縦長楕円形状に形成されている。

【００２３】前記表紙(1) の上に、前記綴じ穴(16)と綴
じ穴(26)及び、綴じ穴(17)と綴じ穴(27)とが対向し且収
納袋(2) の開放部(22)が上側となるように、複数枚の前
記収納袋(2) を載置するとともに、前記綴じ穴(16)(26)
及び、綴じ穴(17)(27)にそれぞれ綴具(30)(30)を通して
綴じ付ける。これにより、図３に示すようなクリヤホル
ダーが完成する。

【００２４】収納袋(2) の綴じ穴(27)は、上記したとお
りであるから、綴具(30)で綴じても、第１表紙部(12)側
に綴じ込んだ収納袋(2) は、綴じ穴(27)である楕円の縦
長さ分、表紙(1) に対して移動可能である。紙葉類(3)
は主に縦長の書類が都合よく、前記収納袋(2) の上方の
開放部又は、表紙(1) の折り目(11)に対応している開放
部(22)のどちらからでも収納することができる。そし
て、収納後の紙葉類(3) を閲覧するには、同図に示すよ
うにクリヤホルダーを展開し、図面の左端である収納袋
(2) の綴じ辺部(20)を中心に頁をめくるように収納袋
(2) をめくっていけば、従来のクリヤホルダーと同様
に、紙葉類(3) の表裏両面を順に閲覧することができ
る。

【００２５】一方、このクリヤホルダーを携帯するに
は、図４に示すように、前記折り目(11)で表紙(1) を、
二つ折りにするとともに、さらに、折り目(15)で折り曲
げて、カバー体(14)を第１表紙部(12)の上に被覆させ
る。これにより、収納袋(2) 及び紙葉類(3) も同時に二
つ折りとなり、クリヤホルダーは、２分の１の大きさ、
すなわち、Ａ５サイズの大きさで携帯可能となる。又、
カバー体(14)を表紙部(13)側の収納袋(2) の上に被せた
状態で、表紙(1) を二つ折りにすると、カバー体(14)の
自由端辺が折り目(11)を押える態様で折り曲げることが
できるので、折り曲げ易いものとなる。

【００２６】特に、この実施例のものでは、折り目(11)
に対応する収納袋(2) の所定位置には、開放部(22)が形
成されている為、この部分は、１枚の樹脂フィルムが折
り曲げられるに過ぎない。又、表紙(1) を折り曲げた時
には、積層されている複数の収納袋(2)(2)が折り曲げる
方向にずれるが、この収納袋(2) は、綴じ辺部(20)に形
成した綴じ穴(27)に綴具(30)を綴じ込むことよって、表
紙(1) に対して余裕をもって綴じ付けられているから、
収納袋(2) は表紙(1) の折り曲げに伴って自然にずれる
ことができる。

【００２７】又、このものでは、表紙(1) を二つ折りに
したのち、図５に示すように、さらに、カバー体(14)で
一方の表紙部が被覆されることとなるから、二つ折り状
態において型崩れしにくく、紙葉類(3) が携帯中に損傷
する不都合もない。又、図５に示すように、カバー体(1
4)の折り目(15)近傍、及び又は、第２表紙部(13)の折り
目(11)近傍に、見出し部(4) (41)を設けても良い。

【００２８】上記実施例のものでは、表紙(1) と収納袋
(2) を綴具(30)(30)によって、綴じ付けたが、熱溶着に
よって両者を接合させても良い。この場合、図６に示す
ように、収納袋(2) の綴じ辺部(20)の上半部の略全域を
溶着部(33)として表紙(1) の綴じ辺部(10)の折り目(11)
より上方域に溶着し、前記綴じ辺部(20)の下半部を部分
的に溶着して溶着部(34)を形成すれば良い。

【００２９】この綴じ辺部(20)の下半部に溶着部(34)を
設けて収納袋(2) を表紙(1) に固定しても、収納袋(2)
が１０枚程度ならば、二つ折りにする際にも支承はな
い。前記溶着部(34)を、同図に示すように、綴じ辺部(2
0)の下半部の折り目(11)の近くに設けると、収納袋(2)
がめくり易くなるという利点があり、溶着部(34)を折り
目(11)から下方へ離して設けると、二つ折りにし易いと
いう利点がある。

【００３０】又、綴具としては、リベット等の綴じ金具
も採用可能であることは言うまでもない。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明実施例の表紙(1) の展開図。

【図２】綴じ辺部を示す部分拡大図。

【図３】完成状態のクリヤホルダーの斜視図。

【図４】表紙(1) を二つ折り状態とする説明図。

【図５】携帯時のクリヤホルダーの説明図。

【図６】他の実施例の説明図。

【符号の説明】

(1) ・・・表紙 (11)・・・折り目 (2) ・・・収納袋 (10)・・・綴じ辺部 (20)・・・綴じ辺部

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.⁷，ＤＢ名) B42F 7/00 B42F 7/04 B42F 5/04

Claims

(57)【特許請求の範囲】

【請求項１】折り目(11)を介して連続する一対の表紙
部からなる一枚の表紙(1) と、前記表紙(1) の一端縁に
綴じ付けられ且、少なくとも一つの開放部を有する複数
枚の透明樹脂フィルム製収納袋(2) とからなるクリヤホ
ルダーにおいて、表紙(1) 及び収納袋(2) を縦長長方形
状とするとともに、前記表紙(1) の略中央域に前記表紙
(1) の短辺に平行な折り目(11)を設け、収納袋(2) の一
方の長辺となる綴じ辺部(20)の上半部のみを、表紙(1)
の一方の長辺となる綴じ辺部(10)の前記折り目(11)より
も上方域に綴じ込んだクリヤホルダー。
【請求項２】折り目(11)を介して連続する一対の表紙
部からなる一枚の表紙(1) と、前記表紙(1) の一端縁に
綴じ付けられ且、少なくとも一つの開放部を有する複数
枚の透明樹脂フィルム製収納袋(2) とからなるクリヤホ
ルダーにおいて、表紙(1) 及び収納袋(2) を縦長長方形
状とするとともに、前記表紙(1) の略中央域に前記表紙
(1) の短辺に平行な折り目(11)を設け、収納袋(2) の一
方の長辺となる綴じ辺部(20)の上半部を表紙(1) の一方
の長辺となる綴じ辺部(10)の前記折り目(11)よりも上方
域に綴じ込み、前記綴じ辺部(20)の下半部を、表紙(1)
の綴じ辺部(10)の前記折り目(11)よりも下方域に、上下
に僅かに移動可能に綴じ込んだクリヤホルダー。
【請求項３】折り目(11)を介して連続する一対の表紙
部からなる一枚の表紙(1) と、前記表紙(1) の一端縁に
綴じ付けられ且、少なくとも一つの開放部を有する複数
枚の透明樹脂フィルム製収納袋(2) とからなるクリヤホ
ルダーにおいて、表紙(1) 及び収納袋(2) を縦長長方形
状とするとともに、前記表紙(1) の略中央域に折り目(1
1)を前記表紙(1) の短辺と平行に設け、表紙(1) 及び収
納袋(2) の一方の長辺をそれぞれの綴じ辺部とし、前記
収納袋(2) の綴じ辺部(20)の上部域を、表紙(1) の綴じ
辺部(10)の前記折り目(11)よりも上方域にほぼ全域に渡
って溶着するとともに、前記綴じ辺部(20)の下部域の一
部を、表紙(1) の折り目(11)よりやや下方の所定位置に
部分的に溶着させたクリヤホルダー。
【請求項４】収納袋(2) の片面に、前記収納袋(2) の
短辺長さに略一致し且所定幅を有する開放部を、表紙
(1) の折り目(11)に沿って設けた請求項１乃至請求項３
のいずれかに記載のクリヤホルダー。
【請求項５】収納袋(2) の上辺に沿って開放部を設け
た請求項１乃至請求項４のいずれかに記載のクリヤホル
ダー。
【請求項６】一方の表紙部の大きさに略一致するカバ
ー体を、表紙(1) の一方の短辺に連続して設けた請求項
１乃至請求項５のいずれかに記載のクリヤホルダー。