JPS6124507A - 殺菌組成物 - Google Patents
殺菌組成物Info
- Publication number
- JPS6124507A JPS6124507A JP59146653A JP14665384A JPS6124507A JP S6124507 A JPS6124507 A JP S6124507A JP 59146653 A JP59146653 A JP 59146653A JP 14665384 A JP14665384 A JP 14665384A JP S6124507 A JPS6124507 A JP S6124507A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rice
- blights
- plant
- fungicidal composition
- blast
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、l−エチル−1,4−ジヒドヒー6.7−メ
チレンジオキシ−4−オキソ−3−キノリンカルボン酸
(以下、化合物Aと記す)またはその塩と プ ラ ス
ト サ イ ジン S (以下、化
合物Bと記す)とを有効成分とする殺菌組成物に関する
。
チレンジオキシ−4−オキソ−3−キノリンカルボン酸
(以下、化合物Aと記す)またはその塩と プ ラ ス
ト サ イ ジン S (以下、化
合物Bと記す)とを有効成分とする殺菌組成物に関する
。
稲は、我国農業における最も重要な作物であり、その病
害防除剤については、主要な稲作病害であるいもち病や
紋枯病等の防除に効果のある殺菌剤が多数開発され、稲
の収量や品質の改善に大いに寄与している。しかしなが
ら、稲作病害はこれらに限られず、一つの病害が充分に
防除されることにより、他の病害による減収、品質の劣
化等の問題が生じてくる。従って、稲作病害の防除に用
いられる殺菌剤としては、多種多様の病害を防除しうる
スペクトルの広い殺菌剤の開発が特に望まれている。
害防除剤については、主要な稲作病害であるいもち病や
紋枯病等の防除に効果のある殺菌剤が多数開発され、稲
の収量や品質の改善に大いに寄与している。しかしなが
ら、稲作病害はこれらに限られず、一つの病害が充分に
防除されることにより、他の病害による減収、品質の劣
化等の問題が生じてくる。従って、稲作病害の防除に用
いられる殺菌剤としては、多種多様の病害を防除しうる
スペクトルの広い殺菌剤の開発が特に望まれている。
ところで、近年新しい稲作技術、特に機械移植による栽
培技術の普及により、従来一部の地域に限られていた稲
作病害の一つである稲もみ枯細菌病が、広く全国各地で
多発し、収量が舊しく減少する等の問題が生じている。
培技術の普及により、従来一部の地域に限られていた稲
作病害の一つである稲もみ枯細菌病が、広く全国各地で
多発し、収量が舊しく減少する等の問題が生じている。
この病害の防除にも、既存の多数の殺菌剤が使用されて
いるが、いずれも十分な防除効果をあげておらず、新し
い稲もみ枯細菌病防除剤が待望されている。
いるが、いずれも十分な防除効果をあげておらず、新し
い稲もみ枯細菌病防除剤が待望されている。
本発明者らはこれらの点に留意し、スペクトルが広く、
かつ防除が極めて困難である稲もみ枯細菌病をも防除し
うる殺菌剤の開発に鋭意検討を重ねた結果、本発明組成
物が、稲もみ枯細菌属防除に卓効を示すのみでなく、さ
らにいもち病の防除においても効果的な効力を発揮する
という、強力でしかも汎用性のある殺菌剤であることを
見出し本発明を完成した。
かつ防除が極めて困難である稲もみ枯細菌病をも防除し
うる殺菌剤の開発に鋭意検討を重ねた結果、本発明組成
物が、稲もみ枯細菌属防除に卓効を示すのみでなく、さ
らにいもち病の防除においても効果的な効力を発揮する
という、強力でしかも汎用性のある殺菌剤であることを
見出し本発明を完成した。
本発明組成物の有効成分の一つである化合物Aおよびそ
の塩は、特公昭57−4’8042号公報に記載されて
おり、植物に対し浸透移行型の作用を有し、広範な細菌
性植物病害の防除に卓効を示すが、糸状菌が原因でおこ
る植物病害には防除効果が劣る欠点がある。
の塩は、特公昭57−4’8042号公報に記載されて
おり、植物に対し浸透移行型の作用を有し、広範な細菌
性植物病害の防除に卓効を示すが、糸状菌が原因でおこ
る植物病害には防除効果が劣る欠点がある。
一方、他の有効成分である化合物Bは・稲いもち病に対
して感染が成立した後に薬剤処理する仁とにより、効果
的に防除することができるが、稲モミ枯細菌病に対して
は弱い効果しか示さない。
して感染が成立した後に薬剤処理する仁とにより、効果
的に防除することができるが、稲モミ枯細菌病に対して
は弱い効果しか示さない。
本発明組成物は、上記のような作用性の異なる2種の有
効成分を含有するが、稲もみ枯細菌病といもち病の両病
害を同時に防除するという混合による単なる相補的効果
を発揮するのみでなく、意外なことに両病害に相乗効果
をも発揮した。すなわち、各単一成分の効果からは予期
できないほどの防除効果の増強を見出したのである。こ
のような2°種の有効成分を混合することによる相乗的
な効果の増強は、単に2種病害の同時防除による能率化
および経済的メリットをもたらすのみでなく、各成分の
施用量の低下を可能にすることにより、薬剤の作物残留
が減少し、環境汚染の危険も減ぜられるので安全性の上
でも好ましい。
効成分を含有するが、稲もみ枯細菌病といもち病の両病
害を同時に防除するという混合による単なる相補的効果
を発揮するのみでなく、意外なことに両病害に相乗効果
をも発揮した。すなわち、各単一成分の効果からは予期
できないほどの防除効果の増強を見出したのである。こ
のような2°種の有効成分を混合することによる相乗的
な効果の増強は、単に2種病害の同時防除による能率化
および経済的メリットをもたらすのみでなく、各成分の
施用量の低下を可能にすることにより、薬剤の作物残留
が減少し、環境汚染の危険も減ぜられるので安全性の上
でも好ましい。
本発明組成物を殺菌剤の有効成分として用いる場合は、
他の何らの成分も加えずそのままでもよいが、通常は、
固体担体、液体担体、界面活性剤その他の製剤用補助剤
と混合して、乳剤、水和剤、懸濁剤、粉剤、液剤等に製
剤する。こ上述の固体担体としては、カオリンクレー、
アッタパルジャイトクレー、ベントナイ、ト、酸性白土
、パイロフィライト、タルク、珪藻土、方解石、l−ウ
モロコシ穂軸粉、クルミ殻粉、尿素、硫酸アンモニウム
、合成含水酸化珪素等の微粉末あるいは粒状物が挙げら
れ、液体担体としては、キシレン、メチルナフタレン等
の芳香族炭(t、水素; イソプロパツール、エチレン
グリコール、セロソルブ等のアルコール、アセトン、シ
クロヘキサノン、イソホロ7等のケトン、大豆油、綿実
油等の植物油、ジメチルスルホキシド、アセトニトリル
、水等が挙げられる。乳化、分散、湿層等のために用い
られる界面活性剤としては、アルキル硫酸ニスデル塩、
アルキル(アリール)スルホン酸塩、ジアルキルスルホ
コハク酸塩、ポリオキシエチレンアルキルアリールエー
テルリン酸エステル塩、ナフタレンスルホン酸ホルマリ
ン縮金物等の陰イオン界面活性剤、ポリオキシエチレン
アルキルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロ
ピレンブロックコポリマー、ソルビタン脂肪酸エステル
、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル等の非
イオン界面活性剤等が挙げられる。製剤用補助剤として
は、リグニンスルホン酸塩、アルギン酸塩、ポリビニル
アルコール、アラビアガム、、CMC(カルボキ?メチ
ルセルロース)、PAP(酸性リン酸イソプロピル)等
が挙げられる。
他の何らの成分も加えずそのままでもよいが、通常は、
固体担体、液体担体、界面活性剤その他の製剤用補助剤
と混合して、乳剤、水和剤、懸濁剤、粉剤、液剤等に製
剤する。こ上述の固体担体としては、カオリンクレー、
アッタパルジャイトクレー、ベントナイ、ト、酸性白土
、パイロフィライト、タルク、珪藻土、方解石、l−ウ
モロコシ穂軸粉、クルミ殻粉、尿素、硫酸アンモニウム
、合成含水酸化珪素等の微粉末あるいは粒状物が挙げら
れ、液体担体としては、キシレン、メチルナフタレン等
の芳香族炭(t、水素; イソプロパツール、エチレン
グリコール、セロソルブ等のアルコール、アセトン、シ
クロヘキサノン、イソホロ7等のケトン、大豆油、綿実
油等の植物油、ジメチルスルホキシド、アセトニトリル
、水等が挙げられる。乳化、分散、湿層等のために用い
られる界面活性剤としては、アルキル硫酸ニスデル塩、
アルキル(アリール)スルホン酸塩、ジアルキルスルホ
コハク酸塩、ポリオキシエチレンアルキルアリールエー
テルリン酸エステル塩、ナフタレンスルホン酸ホルマリ
ン縮金物等の陰イオン界面活性剤、ポリオキシエチレン
アルキルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロ
ピレンブロックコポリマー、ソルビタン脂肪酸エステル
、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル等の非
イオン界面活性剤等が挙げられる。製剤用補助剤として
は、リグニンスルホン酸塩、アルギン酸塩、ポリビニル
アルコール、アラビアガム、、CMC(カルボキ?メチ
ルセルロース)、PAP(酸性リン酸イソプロピル)等
が挙げられる。
次に製剤例を示す。なお、部は重量部を表わす。
ンスルホン酸カルシウム8部、ラウリル硫酸ナトリウム
2部および合成含水酸化珪素78部をよく粉砕混合して
水和剤を得る。
2部および合成含水酸化珪素78部をよく粉砕混合して
水和剤を得る。
製剤例2
化合物A40部、化合物B4 部、ポリオキシエチレン
ソルビタンモノオレエート3部、0M03部および水5
0部を混合し、有効成分の粒度が5ミクロン以下ζどな
るまで湿式粉砕して懸濁剤を得る。
ソルビタンモノオレエート3部、0M03部および水5
0部を混合し、有効成分の粒度が5ミクロン以下ζどな
るまで湿式粉砕して懸濁剤を得る。
製剤例3
化合物A1部、化合物B0.08部、カオリンクレー8
8.92部およびタルク10部をよく粉砕混合して粉剤
を得る。
8.92部およびタルク10部をよく粉砕混合して粉剤
を得る。
これらの製剤は、そのままで、あるいは水で希釈して茎
葉散布する。また、他の殺菌剤−と混合して用いること
により、殺菌効力の増強を期待できる。さらに、殺虫剤
、殺ダニ剤、殺線虫剤、除草剤、植物生長調節剤、肥料
と混合して用いることもできる。
葉散布する。また、他の殺菌剤−と混合して用いること
により、殺菌効力の増強を期待できる。さらに、殺虫剤
、殺ダニ剤、殺線虫剤、除草剤、植物生長調節剤、肥料
と混合して用いることもできる。
本発明組成物を殺菌剤の有効成分として用いる場合、そ
の有効成分の施用量は、通常1液剤等を水で希釈して施
用する場合、その施用濃度は、0.00(F〜0.2%
、好ましくは0101〜0.4i%であり粉剤等はなん
ら希釈することなくそのまま施用する。
の有効成分の施用量は、通常1液剤等を水で希釈して施
用する場合、その施用濃度は、0.00(F〜0.2%
、好ましくは0101〜0.4i%であり粉剤等はなん
ら希釈することなくそのまま施用する。
次に、本発明組成物が殺菌剤として有用であることを試
験例で示す。
験例で示す。
試験例1 イネいもち病防除効果試験
水稲(品種:近畿38号)を直播栽培した畑苗代で常法
に従って、いもち病防除効果試験を実施した。1区1r
r+″、3反復の試験区を設定した。イネが8葉期に生
育した頃、イネいもち病菌(Pyricularia
oryzae )に罹病したイネ葉の細片を畑苗代全面
にばら播き感染源とした。5日後、病斑をわずかに認め
る頃、本発明組成物を、粉剤形態でlθアール当り8K
gを散粉、または水和剤形態で水に希釈しlOアール当
り150/噴霧散布した。薬剤処理2週間後に、各区の
発病度を病斑面積歩合より求め、防除効果を次式より算
出した。
に従って、いもち病防除効果試験を実施した。1区1r
r+″、3反復の試験区を設定した。イネが8葉期に生
育した頃、イネいもち病菌(Pyricularia
oryzae )に罹病したイネ葉の細片を畑苗代全面
にばら播き感染源とした。5日後、病斑をわずかに認め
る頃、本発明組成物を、粉剤形態でlθアール当り8K
gを散粉、または水和剤形態で水に希釈しlOアール当
り150/噴霧散布した。薬剤処理2週間後に、各区の
発病度を病斑面積歩合より求め、防除効果を次式より算
出した。
試験結果を第1表に示す。
また、次式により防除価を算出した。
試験結果を第2表に示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1−エチル−1,4−ジヒドロ−6,7−メチレンジオ
キシ−4−オキソ−3−キノリンカルボン酸またはその
塩とブラストサ イジンSとを有効成分と して含有することを特徴とする殺菌組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59146653A JPS6124507A (ja) | 1984-07-13 | 1984-07-13 | 殺菌組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59146653A JPS6124507A (ja) | 1984-07-13 | 1984-07-13 | 殺菌組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6124507A true JPS6124507A (ja) | 1986-02-03 |
Family
ID=15412588
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59146653A Pending JPS6124507A (ja) | 1984-07-13 | 1984-07-13 | 殺菌組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6124507A (ja) |
-
1984
- 1984-07-13 JP JP59146653A patent/JPS6124507A/ja active Pending
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