JPS61244603A - Frp製ホイ−ル部材 - Google Patents

Frp製ホイ−ル部材

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Publication number
JPS61244603A
JPS61244603A JP60085109A JP8510985A JPS61244603A JP S61244603 A JPS61244603 A JP S61244603A JP 60085109 A JP60085109 A JP 60085109A JP 8510985 A JP8510985 A JP 8510985A JP S61244603 A JPS61244603 A JP S61244603A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
core material
filament
winding
winding layer
sides
Prior art date
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Pending
Application number
JP60085109A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayasu Nishihara
西原 雅泰
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、FRP製ボイール部材に関し、詳しくは軽石
かつ強度剛性に優れたホイールディスクの改良に関する
(従来の技術) 一般に自動車用タイヤホイールは、アルミ合金等で製造
されているが、より軽量化を指向するために、FRPI
!lのホイールが実用化されつつある。
ところで、従来のFRP製ホイールとしては、例えば特
開昭55−25322号公報に開示されているにうに、
放射状に経糸を配向し、円周方向に緯糸を配向したプリ
プレグシー1〜を用いて加熱プレス成形したものが知ら
れ−Cいる。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、上記従来のFRP製ホイールでは、経糸と緯
糸に張力がほとんどかかつていないため強度剛性が不足
するという問題があった。
そこで、この問題に対処するlこめ、本出願人は、先に
特願昭59−208980号において、ホイールの両側
の凹形状に一致する2つの部材の外側面同志を接合した
形状のマンドレルを用い、該マンドレルの表面に熱硬化
性樹脂をコートしたフィラメントを巻き付けてワインデ
ィング層を形成し、加熱硬化後上記接合部で分断してマ
ンドレルから分離し、この分離した各ワインディング層
を背中合せにして固着したものを提案している。
ところが、上記の提案のものは、フィシメン1〜に張力
がかかっているため十分な強度剛性を備えたものとはな
っているものの、ワインディング層−2= が所定の層厚になるまでフィラメントを巻き付けなけれ
ばならず、フィラメントの巻き付は作業に長時間を要し
て生産性に欠けるという問題がある。
本発明はかかる点に鑑み、上記提案のものをさらに改良
すべくなされたものであり、その目的とするところは、
内部にハニカム構造の芯材を介装したハニカムリーンド
イッチ構造を採用することにより、優れた強度剛性を確
保しながら、ワインディング層を薄クシてフィラメント
の巻き付は作業時間を大幅に短縮し、生産性に優れ且つ
軽量なFRP製ホイール部材を提供することにある。な
お、ここでFRP製ホイール部材とは、タイヤを保持す
るリムと、ハブに取り付けられるディスクを削成形して
なるいわゆるツーピースホイールのディスクのことを指
す。
(問題点を解決するだめの手段) 上記の目的を達成するため、本発明の解決手段は、ハニ
カム構造よりなる円盤状芯材を用い、この芯材にフィラ
メントワインディング層を、該芯材両側面に対してフィ
ラメントがほぼ放射状でか−3一 つ互いに交差するように配向された状態で被WI?1′
る構成としたものである。
(作用) 上記の構成により、本発明では、芯材がハニカム構造体
よりなり、該芯材にフィラメントワインディング層が被
覆されていることにより、芯材の分フィラメン1〜ワイ
ンディング層が薄くなることからフィラメントの巻き付
(J作業時間が短縮されるとともに軽量なものとなる。
しかも、上記フィラメントワインディング層は、芯材両
側面に対してフィラメントがほぼ放射状でかつ互いに交
差するように配向されで設けられているので、上記芯材
のハニカム構造と相俟って良好な強度剛性が確保される
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図および第2図は本発明の実施例に係る[RPII
ホイール部材としての自動車のホイールディスクAを示
し、該ホイールディスクAはハニカム構造よりなる円盤
状芯材1と、該芯材1に被覆。
されたフィラメントワインディング層2とによって構成
されている。
上記芯材1は、例えばアルミ合金等の軽金属でもって軸
心方向に貫通する断面六角形の多数の空洞1aを有する
略冊形状に形成されたものであつ工、該芯材1の中心部
には孔部3が穿設されているとともに半径方向外方にい
くに従ってその肉厚が漸次小さくなるように設定されて
いる。
また、上記フィラメントワインディング層2は例えばエ
ポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂をコートした炭素#A帷等
のフィラメント4をマンドレルに巻き付けることで形成
され、上記芯材1を両側面から挾み込む第1のワインデ
ィング層5と第2のワインディング層6とからなる。そ
して、該各第1および第2のワインディング層5.6は
それぞれ上記芯材1両側面に対してフィラメント4がほ
ぼ放射状でかつ互いに交差するように配向されている。
また、各第1および第2のワインディング層5.6の各
内側面には、第2図に詳示するように芯材1両側面から
各空洞1a内に突出J−る熱硬化性樹脂層7が形成され
ている。この熱硬化性樹脂層7は各第1および第2のワ
インディング層5゜6を構成するフィラメント4にコー
トされた熱硬化性樹脂が、フィラメン1へ4の巻き付番
プに際して加わる圧力によって絞り出されて空洞1aに
侵入し硬化したものである。また、上記フィラメントワ
インディング層2には上記各第1および第2のワインデ
ィング層5.6外周縁に沿って7ランジ部8が形成され
ているとともに、中心部には上記芯材1の孔部3に対応
する孔部9,9が設けられている。この各孔部3,9に
車軸が挿通されるとともに、上記フランジ部8にリムが
固着され、このリムとホイールディスクとでもっていわ
ゆるツーピースホイールが構成される。
次に、上記実施例のFRP製ホイール部材成形工程を第
3図ないし第5図に基づいて説明する。
まず、車軸挿通用の孔部9を形成するための軸部10.
10が円盤部11の中心両側面に対向、突設されたマン
ドレル12を用意する。また、このマンドレル12の円
盤部11の外周面にはでの全周に負って溝部13が凹設
されている。
そして、ト記マンドレル12に熱硬化性樹脂を]−1〜
したフィラメント4をその配向がほぼ放射状でかつ交差
Jるように巻き付け、所定肉厚の第1のワインディング
層5を形成J゛る(第3図<a >、(b)Q照)。こ
の際、フィラメントの巻き付は後生相当部位には過剰の
熱硬化性樹脂がコートされている。
次いで、2個のハニカム構造の芯材1,1をそれぞれマ
ンドレル12の両側面に対称にセットする。この状態で
第1のワインディング層5の外周部分が芯材1の外周よ
り突出している(第4図(a)、(b)参照)。この際
、芯材1の内周面と上記第1のワインディング層5とが
接触するように、かつ芯材1の外周面と第1のワインデ
ィング層5の外周面とのなす角度が可及的に小さくなる
ようにつまりイの後に形成される第2のワインディング
層6と芯材1との間に間隙が生じないように各芯材1,
1は予め所定の形状にミーリング=  7  − したものが使用される。
しかる後、熱硬化性樹脂をコー1へしたフィラメント4
をその配向が各芯材1,1両側面に対してほぼ放飼状で
かつ交差するように巻き付け、所定肉厚の第2のワイン
ディング層6を形成する(第5図参照)。この際、フィ
ラメント4の巻き付は前半相当部位には過剰の熱硬化性
樹脂がコー1−されている。したがって、上記第1およ
び第2のワインディング層5.6が形成された段階では
、フィラメント4にコートされた過剰の熱硬化性樹脂が
フィラメン1−4の巻き伺けに際して加わる圧力によっ
て絞り出されて、上記第1および第2のワインディング
層5,6間に挾まれた芯材1の各空洞1a内に侵入し、
該空洞1a内へ突出した熱硬化性樹脂層7が形成され、
該熱硬化性樹脂層7の後述の硬化により上記三者が一体
的に固着される(第2図参照)。
その後、フィラメントワインディング層2を加熱硬化さ
せたのち、カッタ(図示せず)でもってマンドレル12
の溝部13に対応してフィラメント  8 − トワインディング層2を分断する。これにより芯材1を
中間に設けたハニカムサンドインチ構造のFRP製ホイ
ール部材(ホイールディスク)が2個成形される。
したがって、下記実施例のFRP製ホイール部材によれ
ば、フィラメントワインディング層2内に芯材1が介装
されているので、芯材1の肉厚分だけフィラメントワイ
ンディング層2を薄(することができることから、少な
いフィラメント使用用でもって短時間に719721〜
9421127層2を形成することができ、生産性の向
上を図ることができる。
また、フィラメントワインディング層2が薄いkもかか
わらず、該719721〜9421127層2のフィラ
メン]〜4を芯材1両側面に対してほぼ放飼状にかつ互
いに交差するように配向したこと、および芯材1の介装
により十分な曲げ応力、圧縮応力を備え、強度剛性に優
れたものとなる。
しかも、従来のフィラメントワインディング層のみのも
のに比べて芯材1のハニカム構造により軽量となる。
さらに、フィラメントワインディング層2の芯材両側を
構成するフィラメン1−4には過剰の熱硬化性樹脂が]
−1〜され、フィラメン1へ4の巻き付けに際して加わ
る圧力によって絞り出されて芯材1の各空洞1a内に侵
入硬化し、該空洞1a内に突出する熱硬化性樹脂層γが
形成されるので、該熱硬化性樹脂層7にJ:って芯材1
と719721〜9421127層2とが強固に固着さ
れて11ん断応力の向上を図ることができる。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明のF P P Mホイール
部材によれば、ハニカム構造よりなる円盤状芯材を71
9721〜9421127層で被覆したハニカムサンド
イッチ構造としたので、優れた強度剛性を確保しながら
、芯材の肉厚分だGjフィラメン1へワインディング層
を薄くすることができるから、フィラメン1への巻き付
(」時間が大幅に短縮して生産性を向上させることがで
き、まt’、−fil 融化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図I漆本発明の実施例を示し、第1図
<a >および(b)はそれぞれFRP製ホイール部材
の一部を破断した側面図および正面図、第2図は第1図
(a)のB部拡大図である。第3図ないし第5図は成形
工程を示し、第3図(a)および(b)はマンドレルに
第1のワインディング層を形成した状態を示す一部破断
側面図および正面図、第4図(a )および(b)は第
1のワインディング層に芯材をセットした状態を示す一
部破断側面図および正面図、第5図はさらに第2のワイ
ンディング層を形成した状態を示す一部破断側面図であ
る。 1・・・芯材、2・・・フィラメントワインディング層
、4・・・フィラメント。 −11= 1臂 、じ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ハニカム構造よりなる円盤状芯材と、該芯材に被
    覆され、芯材両側面に対してフィラメントがほぼ放射状
    でかつ互いに交差するように配向されたフィラメントワ
    インディング層とによつて構成されたことを特徴とする
    FRP製ホイール部材。
JP60085109A 1985-04-19 1985-04-19 Frp製ホイ−ル部材 Pending JPS61244603A (ja)

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JP60085109A JPS61244603A (ja) 1985-04-19 1985-04-19 Frp製ホイ−ル部材

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JP60085109A JPS61244603A (ja) 1985-04-19 1985-04-19 Frp製ホイ−ル部材

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JPS61244603A true JPS61244603A (ja) 1986-10-30

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ID=13849454

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JP60085109A Pending JPS61244603A (ja) 1985-04-19 1985-04-19 Frp製ホイ−ル部材

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