JPS61243888A - 液晶組成物 - Google Patents
液晶組成物Info
- Publication number
- JPS61243888A JPS61243888A JP60087032A JP8703285A JPS61243888A JP S61243888 A JPS61243888 A JP S61243888A JP 60087032 A JP60087032 A JP 60087032A JP 8703285 A JP8703285 A JP 8703285A JP S61243888 A JPS61243888 A JP S61243888A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid crystal
- crystal composition
- chain alkyl
- straight
- tables
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 title claims abstract description 42
- 239000000203 mixture Substances 0.000 title claims description 31
- 125000000217 alkyl group Chemical group 0.000 claims abstract description 13
- 239000000126 substance Substances 0.000 claims abstract description 11
- 150000001875 compounds Chemical class 0.000 claims description 19
- 125000004432 carbon atom Chemical group C* 0.000 claims description 9
- 230000001747 exhibiting effect Effects 0.000 abstract 2
- 230000000007 visual effect Effects 0.000 abstract 2
- 210000004027 cell Anatomy 0.000 description 22
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 12
- 238000002834 transmittance Methods 0.000 description 7
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 6
- 239000004988 Nematic liquid crystal Substances 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- LVTJOONKWUXEFR-FZRMHRINSA-N protoneodioscin Natural products O(C[C@@H](CC[C@]1(O)[C@H](C)[C@@H]2[C@]3(C)[C@H]([C@H]4[C@@H]([C@]5(C)C(=CC4)C[C@@H](O[C@@H]4[C@H](O[C@H]6[C@@H](O)[C@@H](O)[C@@H](O)[C@H](C)O6)[C@@H](O)[C@H](O[C@H]6[C@@H](O)[C@@H](O)[C@@H](O)[C@H](C)O6)[C@H](CO)O4)CC5)CC3)C[C@@H]2O1)C)[C@H]1[C@H](O)[C@H](O)[C@H](O)[C@@H](CO)O1 LVTJOONKWUXEFR-FZRMHRINSA-N 0.000 description 4
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 4
- 125000000113 cyclohexyl group Chemical group [H]C1([H])C([H])([H])C([H])([H])C([H])(*)C([H])([H])C1([H])[H] 0.000 description 3
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 3
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 3
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 238000006386 neutralization reaction Methods 0.000 description 2
- 125000001997 phenyl group Chemical group [H]C1=C([H])C([H])=C(*)C([H])=C1[H] 0.000 description 2
- 238000001556 precipitation Methods 0.000 description 2
- 230000003098 cholesteric effect Effects 0.000 description 1
- 210000002858 crystal cell Anatomy 0.000 description 1
- 230000005685 electric field effect Effects 0.000 description 1
- 230000002349 favourable effect Effects 0.000 description 1
- 239000010408 film Substances 0.000 description 1
- 230000008014 freezing Effects 0.000 description 1
- 238000007710 freezing Methods 0.000 description 1
- 210000003127 knee Anatomy 0.000 description 1
- 125000005647 linker group Chemical group 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 229920006284 nylon film Polymers 0.000 description 1
- 230000005693 optoelectronics Effects 0.000 description 1
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 1
- 239000010409 thin film Substances 0.000 description 1
- XOLBLPGZBRYERU-UHFFFAOYSA-N tin dioxide Chemical compound O=[Sn]=O XOLBLPGZBRYERU-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910001887 tin oxide Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 1
- 238000007740 vapor deposition Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Liquid Crystal (AREA)
- Liquid Crystal Substances (AREA)
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、表示装置用液晶組成物、特に視角特性に優れ
る液晶組成物に関する。
る液晶組成物に関する。
本発明は、基本組成を一般式R息−@−000−o−O
−R,で表わされる化合物(以下、本文中に於て11:
OHと略記する)および一般式Rs + ONで表わさ
れる化合物(以下、本文中忙於てF−Dと略記する)か
ら構成したことにより、液晶組成物の視角特性を向上さ
せたものである。
−R,で表わされる化合物(以下、本文中に於て11:
OHと略記する)および一般式Rs + ONで表わさ
れる化合物(以下、本文中忙於てF−Dと略記する)か
ら構成したことにより、液晶組成物の視角特性を向上さ
せたものである。
従来、液晶を用いた電気光学効果による表示装置は動的
散乱効果あるいはゲスト・ホスト効果tはじめ徨々知ら
れている。中でも電界効果を用いているところのツイス
トネマチックモードはセルの構造を簡単にでき、信頼性
も高く、駆動電圧も低電圧化できるなどの特徴から様々
の表示装置釦用いられている。
散乱効果あるいはゲスト・ホスト効果tはじめ徨々知ら
れている。中でも電界効果を用いているところのツイス
トネマチックモードはセルの構造を簡単にでき、信頼性
も高く、駆動電圧も低電圧化できるなどの特徴から様々
の表示装置釦用いられている。
これらの表示装置釦用いられる液晶化合物あるいは液晶
組成vJには下記条件■〜■が要求される。
組成vJには下記条件■〜■が要求される。
■ ネマチック液晶相が室温付近で安定であり、広い温
度範囲で駆動および保存ができること■ 組成比を変え
ることKより、駆動電圧を任意に変えられること ■ 光、熱、湿度などに対して化学的に安定であること
。
度範囲で駆動および保存ができること■ 組成比を変え
ることKより、駆動電圧を任意に変えられること ■ 光、熱、湿度などに対して化学的に安定であること
。
この他に、腕時計あるいは計測器などのように識別しよ
うとする方向が不特定となる可能性がある場合に於て、
次の条件■が必要となる。
うとする方向が不特定となる可能性がある場合に於て、
次の条件■が必要となる。
■ 光学的しきい値電圧などの駆動電圧の観察方向に対
する依存性が小さい(視角特性が良い)こと。
する依存性が小さい(視角特性が良い)こと。
しかしながら、従来の液晶化合物でこれらの条件■〜■
を全て満たすものはなく、従って種々の液晶化合物を混
合した液晶組成物を用いることが行なわれている。しか
し、十分な視角特性を有するものはまだ知られていない
。
を全て満たすものはなく、従って種々の液晶化合物を混
合した液晶組成物を用いることが行なわれている。しか
し、十分な視角特性を有するものはまだ知られていない
。
本発明は以上の各条件を満たし、特に視角特性忙優れた
新規な液晶組成物を提供することにある。
新規な液晶組成物を提供することにある。
本発明の液晶組成物は少なくとも一般式が下記Aで表わ
される化合物(以後、本文中に於てKOHと略記する)
の少なくとも一徨および一般式が下記Bで表わされる化
合物(以後、本文中和於てP−りと略記する)の少なく
とも一橋から成ることを特徴とする。
される化合物(以後、本文中に於てKOHと略記する)
の少なくとも一徨および一般式が下記Bで表わされる化
合物(以後、本文中和於てP−りと略記する)の少なく
とも一橋から成ることを特徴とする。
A −−−−−−R1+OOO+0−RlB ・・・=
Rs −c)−o−c N但し、 R1,R,は各々炭素数1〜10個の直鎖アルキル基、
R1は炭素数1〜8個の直鎖アルキル基を表わす。
Rs −c)−o−c N但し、 R1,R,は各々炭素数1〜10個の直鎖アルキル基、
R1は炭素数1〜8個の直鎖アルキル基を表わす。
ICHおよびP−Dはいづれも室温を中心として液晶温
度範囲がある。しかも複屈折Δダが小さく本発明の目的
である視角特性の向上忙対して一助を成すものである。
度範囲がある。しかも複屈折Δダが小さく本発明の目的
である視角特性の向上忙対して一助を成すものである。
但し、他の組み合わせ、例えハ!!f OHト構造弐R
4008−Q−OR’ (R%R’は各々任意の炭素数
の直鎖アルキル基を示す)との組み合わせではΔ!の小
なる液晶組成物を得ることは可能であるが、視角特性の
優れたものは得られない上、低温に於て析出するなどの
問題が生じ望ましくない。
4008−Q−OR’ (R%R’は各々任意の炭素数
の直鎖アルキル基を示す)との組み合わせではΔ!の小
なる液晶組成物を得ることは可能であるが、視角特性の
優れたものは得られない上、低温に於て析出するなどの
問題が生じ望ましくない。
mOHとP−Dの混合した時に得られる凝固点降下が比
較的大きい組成を考慮して1!ioHの含有量は30〜
92重量%が望ましく、より望ましく40〜918重量
%である。P−Dの含有量は8〜45重量%であり、よ
り望ましくは12〜40重量%である。
較的大きい組成を考慮して1!ioHの含有量は30〜
92重量%が望ましく、より望ましく40〜918重量
%である。P−Dの含有量は8〜45重量%であり、よ
り望ましくは12〜40重量%である。
更に本発明の液晶組成物は下記Cで表わされる化合物を
含んでも良い。
含んでも良い。
0、−、−、 R4−@−(OH歇)m G−@−Rs
R1−@−(OH! )!−@−R,tRa −@−@
4− RI RIG (HトG1 R* t (ト000 (トc O0−Q−馬。
R1−@−(OH! )!−@−R,tRa −@−@
4− RI RIG (HトG1 R* t (ト000 (トc O0−Q−馬。
RIs (HトOOO−f、トR14
但し、
R4は炭素数1〜9個の直鎖アルキル基、R,は炭素数
1〜9個の直鎖アルキル基、R6は l 1〜9個の
l R管は l 1〜10個の 。
1〜9個の直鎖アルキル基、R6は l 1〜9個の
l R管は l 1〜10個の 。
R6は l 1〜10個の l
Roは l 1〜10個の l
R2゜は I 1〜10個の 1
R11は l 1〜10個の I
R□は 11〜10個の l
R鳳3は l 1〜10個の 。
R14は 、 1〜IQ個の Iを各々表わす。
化合物Cは高い透明点を有し、しかもKOHとP−Dの
液晶組成物に添加した時、優れた視角特性を与えるもの
である。但し適当な含有量の場合は低温液晶性も同上式
せるが過度に加えるとむしろ析出などの問題を起こすの
で、その含有量は0〜25重量%が望ましく、より望ま
しく0〜20重量%である。
液晶組成物に添加した時、優れた視角特性を与えるもの
である。但し適当な含有量の場合は低温液晶性も同上式
せるが過度に加えるとむしろ析出などの問題を起こすの
で、その含有量は0〜25重量%が望ましく、より望ま
しく0〜20重量%である。
以下、ツイスト・ネマチック′そ一ドt−mいた場合に
ついて説明する。
ついて説明する。
実施例中和於ける液晶組IHt物の特性の測定は次の如
く行った、第一図は電気光学特性に対する測定系を表わ
したものである。測定セル3はガラス製基板の片面に蒸
着などの操作により酸化錫などの透明電極を設け、更に
そのlfiを有機薄膜で覆い配向処理を施した上、液晶
を封入した時液晶層が所望の厚みとなるようにスペーサ
ーの役割を兼ねたナイロン・フィルム製の枠を関に挾ん
、で二枚の該ガラス基板を対向させて固定したものであ
り、核セルの両面には各々一枚づつの偏光板を電圧が印
加されていない時光が透過し、電圧が印加された時光が
速断されるように偏光軸の向きを調整して貼付けである
。同、本文中に於てプラス基板とガラス基板の間隔(即
ち液晶lの厚さ)1−セル厚と略記する。白色光源1か
ら出た光線はレンズ系2t−通りセル5に任意の角度か
ら入射し、後方に設けられた検出器でその透過光強度が
測定される。
く行った、第一図は電気光学特性に対する測定系を表わ
したものである。測定セル3はガラス製基板の片面に蒸
着などの操作により酸化錫などの透明電極を設け、更に
そのlfiを有機薄膜で覆い配向処理を施した上、液晶
を封入した時液晶層が所望の厚みとなるようにスペーサ
ーの役割を兼ねたナイロン・フィルム製の枠を関に挾ん
、で二枚の該ガラス基板を対向させて固定したものであ
り、核セルの両面には各々一枚づつの偏光板を電圧が印
加されていない時光が透過し、電圧が印加された時光が
速断されるように偏光軸の向きを調整して貼付けである
。同、本文中に於てプラス基板とガラス基板の間隔(即
ち液晶lの厚さ)1−セル厚と略記する。白色光源1か
ら出た光線はレンズ系2t−通りセル5に任意の角度か
ら入射し、後方に設けられた検出器でその透過光強度が
測定される。
この時セル3には駆動回路5によって任意の実効値電圧
を持つ周波数1キ璽・ヘルツの交番矩形電圧が印加され
ている。@1図の測定系を用いて液晶セルを測定した電
圧−透過率曲線が第2図であり、光線がセルの垂線方向
を通るようにして測定したものが曲線−1であり、光線
がセルの垂線方向から明視方向へ40°倒した方向を光
が通るようにして測定したものが曲線−2である。第2
しに於て透過率は通常の印加電圧範囲で最も明るくなっ
た時及び最も暗くなった時の透過率を各々100%及び
0%として表わす。入射角を0で表わすものとしそ、第
3図(alの如く光PRがセル垂線方向゛(θ=90°
)を通るよう和して印加電圧を透過率100%の電圧か
ら始めて除々に上げて行き透過率が10%だけ変化した
時の実効値電圧を光学的しきい値電圧(θ=90°)v
th(θ;90°)(但し、本文中に於て「しきい値電
圧」と言えばVth(0==90°)表わすものとする
)と定め、また第3図(bの如くセルの垂線から明視方
向へ40゜倒した方向を光が通るようにして同様に透過
率が10%だけ変化した時の実効値電圧t−光学的しき
い値電圧(θ〒50°) vth(θ・=50°)と定
める。
を持つ周波数1キ璽・ヘルツの交番矩形電圧が印加され
ている。@1図の測定系を用いて液晶セルを測定した電
圧−透過率曲線が第2図であり、光線がセルの垂線方向
を通るようにして測定したものが曲線−1であり、光線
がセルの垂線方向から明視方向へ40°倒した方向を光
が通るようにして測定したものが曲線−2である。第2
しに於て透過率は通常の印加電圧範囲で最も明るくなっ
た時及び最も暗くなった時の透過率を各々100%及び
0%として表わす。入射角を0で表わすものとしそ、第
3図(alの如く光PRがセル垂線方向゛(θ=90°
)を通るよう和して印加電圧を透過率100%の電圧か
ら始めて除々に上げて行き透過率が10%だけ変化した
時の実効値電圧を光学的しきい値電圧(θ=90°)v
th(θ;90°)(但し、本文中に於て「しきい値電
圧」と言えばVth(0==90°)表わすものとする
)と定め、また第3図(bの如くセルの垂線から明視方
向へ40゜倒した方向を光が通るようにして同様に透過
率が10%だけ変化した時の実効値電圧t−光学的しき
い値電圧(θ〒50°) vth(θ・=50°)と定
める。
この時、視角特性は下式に於けるα値として定めること
ができる。
ができる。
Vth(j+=50 °−)
即ち、第2図に於て曲?l7J1と曲H2が完全に重っ
ていればあらゆる印加電圧に於てもセル九対して90°
方向から見た時と50’方向から見た時で透過率に差が
ない。しかし実際のねじれネマチックモードのセルでは
第2図和水すように曲a1と曲線2が異っている。従っ
て、同じ電圧を印加しても見る方向によって透過率が異
ってしまう。この曲線1と曲線2の差を与える指標がα
値であり、α値が1ならば理想的であり、これが大きい
程視角特性は悪いと言える。
ていればあらゆる印加電圧に於てもセル九対して90°
方向から見た時と50’方向から見た時で透過率に差が
ない。しかし実際のねじれネマチックモードのセルでは
第2図和水すように曲a1と曲線2が異っている。従っ
て、同じ電圧を印加しても見る方向によって透過率が異
ってしまう。この曲線1と曲線2の差を与える指標がα
値であり、α値が1ならば理想的であり、これが大きい
程視角特性は悪いと言える。
α値はセル厚が薄いはと良いことが当業者には知られて
おり、理論的にも門出ら(参考文献:高橋庸夫、門出龍
男、電子通信学会技術研究報告、ID8O−80,15
頁−18頁、1980年)Kよって予測されている。
おり、理論的にも門出ら(参考文献:高橋庸夫、門出龍
男、電子通信学会技術研究報告、ID8O−80,15
頁−18頁、1980年)Kよって予測されている。
しかし、工場規模で安定にセルを製造するにはセル厚が
5μ未満になると量産が難しく成るため、本実施例に於
てはセル厚が5μのセルで全て測定した。年平均気温の
平年値が東京で15℃、部組で22℃である(総理府統
計局編「日本の統計」昭和55年度版6,7頁)から室
温を20℃と仮定し測定温度は全て20℃とした。
5μ未満になると量産が難しく成るため、本実施例に於
てはセル厚が5μのセルで全て測定した。年平均気温の
平年値が東京で15℃、部組で22℃である(総理府統
計局編「日本の統計」昭和55年度版6,7頁)から室
温を20℃と仮定し測定温度は全て20℃とした。
また配向の均一性金高めるため本発明のネマチック液晶
組成物に微量のコレステリック物質を添加したもの全セ
ル忙封入した。
組成物に微量のコレステリック物質を添加したもの全セ
ル忙封入した。
ネマチック液晶相の安定性はセルに封入した状態で高温
液晶性及び低温液晶性を以て表わした。
液晶性及び低温液晶性を以て表わした。
セルを便槽に設置し、20℃より更に!10℃高い温度
(即ち50℃)に於てネマチック相が安定か否かを高温
液晶と称することにし、ネマチック相が安定ならO印、
等方性液体(1aotropic 11quicL)な
ら1で表わす。低温液晶性はセルを設置した恒温槽の温
度t−20℃から始め1日につき5℃づつ下げて行った
時、室温として仮定した20℃より30℃だけ低くな2
°た時(即ち恒温槽温度−10℃に於て)、ネマチック
液晶槽が安定か否かを低温液晶性と称し、ネマチック相
が安定ならO印を、固体状態を呈しているかまたは析出
を生じていればX印を以って表わす。
(即ち50℃)に於てネマチック相が安定か否かを高温
液晶と称することにし、ネマチック相が安定ならO印、
等方性液体(1aotropic 11quicL)な
ら1で表わす。低温液晶性はセルを設置した恒温槽の温
度t−20℃から始め1日につき5℃づつ下げて行った
時、室温として仮定した20℃より30℃だけ低くな2
°た時(即ち恒温槽温度−10℃に於て)、ネマチック
液晶槽が安定か否かを低温液晶性と称し、ネマチック相
が安定ならO印を、固体状態を呈しているかまたは析出
を生じていればX印を以って表わす。
〔1μ施例1〜3〕
FoHおよびP−Dから成る液晶組成物の例を実施例1
〜3で示す。
〜3で示す。
これらの組成及び特性を第1表に示した。p −Dの含
有量は約8重量%〜26重量%であり、実施例1が3例
中最も少なく、実施例3が最も多い。
有量は約8重量%〜26重量%であり、実施例1が3例
中最も少なく、実施例3が最も多い。
従って、しきい値電圧は実施例1で3例中最も高(&1
3V、実施例3で最も低(It 41 Vと成っている
。
3V、実施例3で最も低(It 41 Vと成っている
。
視角特性αは全てt18〜t19であり、良好である。
これは複屈折Δηが比較的小さな液晶化合物を組み合わ
せたことにより、組成物のΔダが実施例1で0.082
、実施例2で0.084、実施例5で0.084とかな
り小さくできたこと、および組み合わせによる効果によ
って弾性定数などが好ましい状態になっているものと推
察される。
せたことにより、組成物のΔダが実施例1で0.082
、実施例2で0.084、実施例5で0.084とかな
り小さくできたこと、および組み合わせによる効果によ
って弾性定数などが好ましい状態になっているものと推
察される。
50℃に於ける高温液晶性および零下10℃に於ける低
温液晶性とも十分であり、−10℃〜50℃の広い温度
範囲で駆動および保存ができる。
温液晶性とも十分であり、−10℃〜50℃の広い温度
範囲で駆動および保存ができる。
他方、従来、例えば’m、’ Merck!ll!ZL
ニー2360は中小容f表示体用として開発された液晶
組成物であり、しきい値電圧が比較的低く、低温での応
答速度が速いものとして知られている。このものは複屈
折Δ亨が0.11と他の一般の液晶組成物と比較してか
なり小さい。また、しきい値電Hvth(0=90°)
は実施例と同一条件の本測定によれば1.16Vであっ
た。しかし、視角特性は120である。
ニー2360は中小容f表示体用として開発された液晶
組成物であり、しきい値電圧が比較的低く、低温での応
答速度が速いものとして知られている。このものは複屈
折Δ亨が0.11と他の一般の液晶組成物と比較してか
なり小さい。また、しきい値電Hvth(0=90°)
は実施例と同一条件の本測定によれば1.16Vであっ
た。しかし、視角特性は120である。
即ち、本発明による実施例1〜3は従来例と比較して複
屈折Δηが小さくできたのは文論、本発明の主眼である
視角特性α−會十分向上させることができた。また、P
−Dの含有量を変えることにより稿々のしきい値電圧が
得ることが可能である。
屈折Δηが小さくできたのは文論、本発明の主眼である
視角特性α−會十分向上させることができた。また、P
−Dの含有量を変えることにより稿々のしきい値電圧が
得ることが可能である。
第1表
〔実施例4〜6〕
実施例4〜6はlICOHおよびP−Dに化合物Cを添
加したものの例であり、その組成と特性t−第2表に示
す。
加したものの例であり、その組成と特性t−第2表に示
す。
これら化合物Oエタン結合によりベンゼン環またはシク
ロヘキサン環が結合されておいては複屈折Δマが特に小
さい液晶化合物であり、実施4で0、092、化合物C
の含有量が20重量%で最も多いものである実施例6で
0.089と成り極めて小さい。
ロヘキサン環が結合されておいては複屈折Δマが特に小
さい液晶化合物であり、実施4で0、092、化合物C
の含有量が20重量%で最も多いものである実施例6で
0.089と成り極めて小さい。
これらの化合物Cは本発明に用いた場合、視角特性に特
に有効で、液晶組成物の視角特性は全て優秀であり、特
に実施例4はα値が1.15と他に類を見ない良好な特
性を有している。
に有効で、液晶組成物の視角特性は全て優秀であり、特
に実施例4はα値が1.15と他に類を見ない良好な特
性を有している。
液晶性も一10℃〜50℃まで十分である。
第 2 表
〔実施例7.8〕
実施例7.8は化合物Cとしてシクロヘキサン環のパラ
位に各々シクロヘキサン環およびフェニル環が結合され
た骨格を有する化合物を添加した例であり、第3表にそ
の組成と特性を示す。
位に各々シクロヘキサン環およびフェニル環が結合され
た骨格を有する化合物を添加した例であり、第3表にそ
の組成と特性を示す。
しきい値電圧はt3〜t、4Vと低く、視角特性αはt
17と極めて良好である。
17と極めて良好である。
本笑施例7,8’に用いた化合物0は視角特性のみなら
ず、液晶温度範囲も改良できる。例えば、実施例8の透
明点は62℃であり、60℃に於ける高温液晶性は十分
であり、更に一20℃に於ける低温液晶性も十分である
。従って一20℃〜60℃と極めて広い温度範囲で駆動
および保存することが可能である。
ず、液晶温度範囲も改良できる。例えば、実施例8の透
明点は62℃であり、60℃に於ける高温液晶性は十分
であり、更に一20℃に於ける低温液晶性も十分である
。従って一20℃〜60℃と極めて広い温度範囲で駆動
および保存することが可能である。
第 3 表
〔実施例9〕
実施例9に用いた化合物Cは結合基としてカルボン酸結
合を含む構造を持ったものであり、その組成と特性t−
第4表に示した。
合を含む構造を持ったものであり、その組成と特性t−
第4表に示した。
本化合物0は本発明に於て視角特性を向上させるだけで
なく、液晶温度範囲を広くするのに特に効果がある。
なく、液晶温度範囲を広くするのに特に効果がある。
しきい値電圧は低く、□視角特性も極めて良好である。
しかも透明点は63℃と高<、−30℃に於ける族温液
晶性も十分である。
晶性も十分である。
第4表
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明によれば、鵞OHおよびP−
D′ft基本成分としたことにより、およびこれに適し
た液晶化合物を添加したことにより、従来忙比べて視角
特性が大巾に向上し、室温を中心として広い温度範囲で
駆動および保存が可能となり、しきい値電圧もP−Dの
含有量を変えることにより所望の電圧にすることができ
るなどの特徴により、本発明の液晶組成物を用いた場合
視角依存性が小さく表示性能に極めて優れた表示装置を
得ることができる。
D′ft基本成分としたことにより、およびこれに適し
た液晶化合物を添加したことにより、従来忙比べて視角
特性が大巾に向上し、室温を中心として広い温度範囲で
駆動および保存が可能となり、しきい値電圧もP−Dの
含有量を変えることにより所望の電圧にすることができ
るなどの特徴により、本発明の液晶組成物を用いた場合
視角依存性が小さく表示性能に極めて優れた表示装置を
得ることができる。
尚、本発明に用い液晶化合物は全て化学的に安゛定であ
り、本発明の液晶組成物も光、熱、湿度に対して十分な
安楚性を持つものである。
り、本発明の液晶組成物も光、熱、湿度に対して十分な
安楚性を持つものである。
本発明は液晶表示体、特にツイストネマチックモードで
用いるのに適している。更に複屈折Δ亨° が小さい利
点を利用し、本組成物に染料およびコレステテリツ物質
を加えることによりゲストホストモードあるいはコレス
テリックネマチック相転移モードの液晶表示体なと、に
も用いることができる。
用いるのに適している。更に複屈折Δ亨° が小さい利
点を利用し、本組成物に染料およびコレステテリツ物質
を加えることによりゲストホストモードあるいはコレス
テリックネマチック相転移モードの液晶表示体なと、に
も用いることができる。
第1図は実施例に於て用いた測定装置のブロック因、第
2図は該測定装置を用いて一般的に得られる相対透過率
対実効電圧の曲5Ut−示したものである。 曲、wlはセルに対して光線が垂線方向(θ=90°)
曲線2は明視方向に40°倒した方向を通る場合の曲線
である。 第3図はセルと光線の方向の関係を示したーであり、第
6図(alは光線は垂線方向(θ=90°)へ、第3図
(Nは光線が垂線から明視方向へ400倒した方向(θ
=50°)へ通って行く時のものである。 1・・・・・・光線 2・・・・・・光線3・・・
・・・レンズ及びフィルター系4・・・・・・セル 5・・・・・・受光部(光電増倍管)。 51!l定−装置のプ’*−t7目 第1−図 實ktJ電X (y) 北j11ft九千i寸 莢灸π1斥、^冑−東図第2図 1槻1匍 ■ 光事瓢ヒセ、Jレト愉々の聞6yへ 第3図(υ) 、t―鬼ヒヒルナ旬2め開側 首3図(1,)
2図は該測定装置を用いて一般的に得られる相対透過率
対実効電圧の曲5Ut−示したものである。 曲、wlはセルに対して光線が垂線方向(θ=90°)
曲線2は明視方向に40°倒した方向を通る場合の曲線
である。 第3図はセルと光線の方向の関係を示したーであり、第
6図(alは光線は垂線方向(θ=90°)へ、第3図
(Nは光線が垂線から明視方向へ400倒した方向(θ
=50°)へ通って行く時のものである。 1・・・・・・光線 2・・・・・・光線3・・・
・・・レンズ及びフィルター系4・・・・・・セル 5・・・・・・受光部(光電増倍管)。 51!l定−装置のプ’*−t7目 第1−図 實ktJ電X (y) 北j11ft九千i寸 莢灸π1斥、^冑−東図第2図 1槻1匍 ■ 光事瓢ヒセ、Jレト愉々の聞6yへ 第3図(υ) 、t―鬼ヒヒルナ旬2め開側 首3図(1,)
Claims (2)
- (1)少なくとも一般式が下記Aで表ろされる化合物の
少なくとも一種および一般式が下記Bで表わされる化合
物の少なくとも一種から成ることを特徴とする液晶組成
物。 A・・・・・・▲数式、化学式、表等があります▼ B・・・・・・▲数式、化学式、表等があります▼ 但し、 R_1、R_2は各々炭素数1〜10個の直鎖アルキル
基、R_3は炭素数1〜8個の直鎖アルキル基を表わす
。 - (2)前記液晶組成物に下記Cで表わされる化合物の少
なくとも一種を添加した特許請求の範囲第1項に記載の
液晶組成物。 C・・・・・・▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼ 但し、 R_4は炭素数1〜9個の直鎖アルキル基、R_5は〃
1〜9個の〃 R_6は〃1〜10個の〃 R_7は〃1〜10個の〃 R_8は〃1〜10個の〃 R_9は〃1〜10個の〃 R_1_0は〃1〜10個の〃 R_1_1は〃1〜10個の〃 R_1_2は〃1〜10個の〃 R_1_3は〃1〜10個の〃 R_1_4は〃1〜10個の〃 を各々表わす。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60087032A JPH0717907B2 (ja) | 1985-04-23 | 1985-04-23 | 液晶組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60087032A JPH0717907B2 (ja) | 1985-04-23 | 1985-04-23 | 液晶組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61243888A true JPS61243888A (ja) | 1986-10-30 |
JPH0717907B2 JPH0717907B2 (ja) | 1995-03-01 |
Family
ID=13903609
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60087032A Expired - Fee Related JPH0717907B2 (ja) | 1985-04-23 | 1985-04-23 | 液晶組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0717907B2 (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56149486A (en) * | 1980-04-21 | 1981-11-19 | Chisso Corp | Nematic liquid crystal composition |
JPS5764626A (en) * | 1980-10-09 | 1982-04-19 | Chisso Corp | 4-(trans-4'-(trans-4"-alkylcyclohexyl)cyclohexyl fluorobenzene |
JPS57163324A (en) * | 1981-03-06 | 1982-10-07 | Dainippon Ink & Chem Inc | 1-cyclohexyl-2-cyclohexylphenylethane derivative |
JPS596274A (ja) * | 1982-07-05 | 1984-01-13 | Seiko Epson Corp | 液晶組成物 |
-
1985
- 1985-04-23 JP JP60087032A patent/JPH0717907B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56149486A (en) * | 1980-04-21 | 1981-11-19 | Chisso Corp | Nematic liquid crystal composition |
JPS5764626A (en) * | 1980-10-09 | 1982-04-19 | Chisso Corp | 4-(trans-4'-(trans-4"-alkylcyclohexyl)cyclohexyl fluorobenzene |
JPS57163324A (en) * | 1981-03-06 | 1982-10-07 | Dainippon Ink & Chem Inc | 1-cyclohexyl-2-cyclohexylphenylethane derivative |
JPS596274A (ja) * | 1982-07-05 | 1984-01-13 | Seiko Epson Corp | 液晶組成物 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0717907B2 (ja) | 1995-03-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS6332835B2 (ja) | ||
TW201504406A (zh) | 液晶組合物及其應用 | |
CN105026520A (zh) | 向列液晶组合物及使用其的液晶显示元件 | |
GB2080561A (en) | Liquid crystal display device | |
KR20170088297A (ko) | 액정 조성물 | |
JPS6360077B2 (ja) | ||
GB2077286A (en) | Nematic liquid crystal materials for display devices | |
CN108690639A (zh) | 一种液晶组合物及其应用 | |
JPS61243888A (ja) | 液晶組成物 | |
EP0393577B1 (en) | Liquid crystal composition and liquid crystal display using said composition | |
JPS60243193A (ja) | ネマチツク液晶組成物 | |
JP4792623B2 (ja) | 液晶組成物 | |
JPS6121186A (ja) | ネマチツク液晶組成物 | |
JPH03433B2 (ja) | ||
JPS62100582A (ja) | 液晶組成物 | |
JPH0229489A (ja) | 液晶組成物 | |
CN116953965A (zh) | 一种单侧防窥型液晶显示器件 | |
JPS644557B2 (ja) | ||
CN116953966A (zh) | 一种单侧防窥型液晶显示器件 | |
JPS6213484A (ja) | ダイナミック駆動液晶表示装置用液晶組成物 | |
KR840002435B1 (ko) | 표시장치용 네마틱 액정체 | |
JPS62223292A (ja) | 相転移型液晶組成物 | |
JPS63184723A (ja) | 液晶表示装置 | |
JPH0222382A (ja) | 液晶組成物 | |
JPS6346289A (ja) | 液晶組成物 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |