JPS61242368A - 円盤状記録媒体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ビデオディスク等の円盤状記録媒体に関する
。

従来の技術 近年、円盤状記録媒体を使用したビデオディスク等の信
号再生装置が実用化されている。特にカラー映像信号の
記録再生においては、磁気テープを使用した磁気録画再
生装置（ＶＴＲ）に比較してより高い画質が得られるこ
とより注目されている０ 発明が解決しようとする問題点 カラー映像信号の円盤状記録媒体（ディスク等）への記
録に関しては、通常、ＶＴＲでの記録方法と同様な方法
で輝度信号の帯域を狭くして色信号と同時に記録し、再
生装置において輝度信号と色信号と全分離回路を設けて
分離するようになされている。このとき、いわゆるイン
ターリーブ方式が使用されている。従って、信号の記録
時には一本の同心状螺旋トラックに記録でき、かつ再生
時においても一個のピックアップ装置を設ければよいの
であるが、再生回路において分離回路が必要となり、ま
た、上述した如く輝度信号の帯域が狭くなっているため
に解像度が低下するという問題ことかできる円盤状記録
媒体を提供するものであるＯ 問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために、本発明の円盤状記録媒体
は、複数本の同心螺旋状に複数の信号が記録された円盤
状記録媒体を用いる。再生時には、複数の信号全同時に
検出できるように、複数のビックアンプ装置を複数本の
同心螺旋に対応して設け、円盤状記録媒体の回転に従っ
て、同時に移動制御する。

作　　　用 本発明によれば、上記した構成によって、複数の信号を
複数本の同心螺旋状トラックに記録するので、たとえば
カラー映像信号に対しては輝度信号と色信号とが別個に
分離して記録され、従って輝度信号の帯域を狭くする必
要がないので広い帯域を確保でき、かつ、再生時におい
ては輝度信号と色信号とが分離された状態で同時に検出
されるので、信号再生装置において分離回路を設ける必
要がない。従って回路的にも簡単になり、ピックアップ
装置の移動制御装置も複数のピックアップ装置を同時に
移動制御するようにしたため、ピックアップ装置は多く
なるが、移動制御装置は従来と同様のものでよく、構造
的にも簡単な構成となり、かつ、再生画像の解像度も輝
度信号の帯域を狭くする必要がないので向上することと
なる。

実施例 以下、本発明の一実施例の円盤状記録媒体及び信号再生
装置について、図面を参照しながら説明する０ 第１図は本発明の第１の実施例における円盤状記録媒体
（ディスクという）と信号再生装置の概略を示す横断面
図である。第１図において、１，２は第１と第２のピッ
クアップ装置、３はピックアップ装置１．２を同時に移
動制御するための移動制御装置の台車であり、ここでは
同一の台車に１と２のピックアップ装置に取り付けて、
台車３をディスクの回転に対応して移動制御する例を示
している。４はディスクであり、モーター（図示せず）
等によって回転駆動させられる。

以上のように構成されたディスクと信号再生装置につい
て、以下第１図及び第２図を用いてその動作を説明する
。

まず、第２図は、複数の信号が複数の同心螺旋状トラッ
クに記録されたディスク４の例として、輝度信号と色信
号とが２本の同心螺旋状トラックに記録されたディスク
４の平面略図を示すものであって、色信号はディスク４
の中心部より左まわりの螺旋状トラックに記録され、輝
度信号は、ディスク４の端部より右まわりの螺旋状トラ
ックに記録されており、２信号の記録始点はディスク４
の中心点を通る同一直線上にある。

父、２本の螺旋の各始点より回転に応じた点を各々、Ａ
１Ａ２Ａ３・・・・・・Ａｎ及びＢ１Ｂ２Ｂ５・・・・
・・Ｂｎとすると、対応する各２点間の距離すなわち、
Ａ１Ｂ１゜Ａ２Ｂ２．Ａ３Ｂ３・・・・・・ＡｎＢｎは
全て等しくなるように記録され、第１図のピックアップ
装＃１，２との間隔２に等しくなっている。従って、デ
ィスク４の回転に応じて第１図に例示されている台車３
が移動することによって、ピックアップ装置１は輝度信
号が記録されている同心螺旋状トラックＡに沿って移動
し、同時にピックアップ装置２は色信号が記録されてい
る同心螺旋状トラックＢに沿って移動し、各々別個にか
つ同時に輝度信号と色信号が検出される。

以上のように、本実施例によれば、ディスク４に同心螺
旋状トランクとして、それぞれ、ディスク４の外側より
左まわりに記録されている輝度信号と、ディスク４の中
心部より右まわりに記録されている色信号とを、各々の
同心螺旋状トラックに対応して設けられたピックアップ
装置１と２とを移動制御手段として例えば同一の台車３
に配設し、上記台車３をディスク４の回転に応じて移動
制御することによって、輝度信号と色信号という異なる
２信号を同時にかつ別個に検出することができる。この
ため、信号再生回路として、輝度信号と色信号との分離
回路金膜ける必要はなく、又輝度信号の帯域を狭くする
必要もないので、再生画像の解像度を向上させることが
でき、信号再生装置としても簡単な構成で実現できる。

輝度信号Ｙと色信号Ｃに関して、本発明の実施例のよう
にそれぞれ別々に記録する場合は第３図のように輝度信
号の帯域を狭くする必要はないが、同一螺旋トラックに
輝度信号と色信号とを混合して記録する場合には第４図
に示されるように輝度信号Ｙの帯域が狭くなり、解像度
が低下するのである。

次に、本発明の第２の実施例について図面第６図、第６
図を参照しながら説明する。第５図はディスク４に輝度
信号Ｙと色信号Ｃとが同心螺旋状トラックに記録されて
いる状態を示す平面図である０ 同図において、２信号はディスク４の外側より並行して
同心螺旋状に記録されており、それに対応してピックア
ップ装置１，２が第６図に示すように、同一の台車３に
、相異なる２信号の記録された並行した同心螺旋状トラ
ックのピッチ間隔に等しい距離の間隔で配設されている
。

従って、この第２の実施例においても第１の実施例と同
様に、ディスク４の回転に応じて台車３を移動制御する
ことによって、輝度信号と色信号とを各々別々にかつ同
時に検出再生することができる。

なお、第１の実施例においては、輝度信号Ｙの同心螺旋
状トラックＡｉディスク４の外端部より左まわりに記録
形成し、色信号Ｃの同心螺旋トラックＢｉディスク４の
中心部よりより右まわりに記録形成したが、色信号Ｃの
同心螺旋状トラックＢをディスク４の中間部より同心螺
旋状トラックＡと同様に左まわりに記録形成してもよい
。

発明の効果 以上のように、本発明によれば、複数の信号全円盤状記
録媒体に複数本の同心螺旋状トラックとして記録形成し
、各複数本の同心螺旋状トラックに対応して複数のピッ
クアップ装置金膜けて、円盤状記録媒体の回転に対応し
て移動制御するように構成したので、複数の信号を各々
別個にかつ同時に検出再生することができる。しかも簡
単な構成で実現できる。たとえば、輝度信号Ｙと色信号
Ｃとを別個に記録形成することによりカラー画像の再生
において解像度を向上させることができる等その応用上
の効果は顕著なものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１の実施例における円盤状記録媒体
とそのピックアップ装置を示す横断面図、第２図はその
円盤状記録媒体の平面図、第３図は輝度信号と色信号の
周波数特性図、第４図は２信号を混合して記録する場合
の周波数特性図、第５図は本発明の第２の実施例におけ
る円盤状記録媒体の平面図、第６図はその円盤状記録媒
体とピックアップ装置を示す横断面図である。 １．２・・・・・・ピックアップ装置、３・・・・・・
移動制御代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか
１名。 第１図 第２図 ＠４））？Ｖ７）？ｚ７°　　　　　　　　　　　ｐＲ
ｆｓ”ｆヒ式２スνフ。 第３図 第５図 第６図

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. （１）少くとも２以上の複数の信号が螺旋状に一定間隔
   をおいて記録されている円盤状記録媒体。
2. （２）螺旋の外側から内側方向に記録された信号と、螺
   旋の内側から外側方向に記録された信号とを有する特許
   請求の範囲第１項記載の円盤状記録媒体。
3. （３）少くとも２以上の複数の信号が複数本の並行した
   同心螺旋状に記録されている特許請求の範囲第１項記載
   の円盤状記録媒体。
4. （４）輝度信号と色信号が記録されている特許請求の範
   囲第１項記載の円盤状記録媒体。
5. （５）螺旋の外側から内側方向に輝度信号が、螺旋の内
   側から外側方向に色信号が、それぞれ同期して記録され
   ていることを特徴とする特許請求の範囲第２項記載の円
   盤状記録媒体。